JP5915694B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(発光ダイオード)などの負荷に流れる電流を能動素子により制御する負荷駆動装置に関し、特に負荷駆動装置内のMCU(マイクロプロセッサユニット)とDAC(デジタル−アナログ変換器)間の配線数を減らすために、デジタル回路からのパルス信号をフィルタによりアナログ電圧に変換して能動素子を駆動させると共に、一定の間隔で行われるフィルタリセット後の再復帰の際のフィルタを通過したアナログ信号の電圧レベルを、適正値に高速に遷移させる事により制御される電流を、高速に適正化する負荷駆動装置に関する。
従来、負荷に流れる電流をFET等の能動素子により制御する負荷駆動装置の制御は、アナログ回路で構成されていたが、昨今はデジタル化が進んでいる。そのため、装置の動作状態を外部機器と通信したり、故障解析のために動作記録をしたり、負荷に流れる電流の制御もデジタル回路を用いて行なっている。
図6は、従来の負荷駆動装置101の回路例を示している。同図において、LED(発光ダイオード)などを含む負荷RL50には、MOSFET等からなる能動素子Q50と、電流検出器となる抵抗R50が直列に接続され、これらの負荷RL50,能動素子Q50および抵抗R50による負荷回路の両端間に、図示しないコンバータからの出力電圧Voutが印加される。負荷駆動装置101は、負荷RL50に流れる出力電流Ioutを検出するために、抵抗R50の両端間電圧がADC(アナログ−デジタル変換器)111によりデジタル値に変換され、その後、MCU(マイクロプロセッサユニット)112で制御定数を求めて、MCU112で得られたデジタル値をDAC(デジタル−アナログ変換器)113でアナログ電圧に戻し、出力電流Ioutが一定となるように、バッファ114を介して能動素子Q50を駆動する構成となっている。
また参考文献1では、デジタル回路で生成された制御パルス信号を、フィルタにより直流のアナログ電圧に変換する回路が開示されており、この技術を上記負荷駆動装置101に適用することで、MCU112とDAC113との間の配線数を減らすことが可能になる。
特開2001−102927号公報
上記引用文献1に開示される技術を負荷駆動装置101に用いるときの弊害として、以下の様な場合がある。例えばLEDを周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させるPWM調光の場合に、負荷RL50の出力電力の可変制御が必要な場合、外部のリセット信号を利用して能動素子Q50を一定の低周波数でオン/オフさせる必要がある。しかし、能動素子Q50がオフになると同時にフィルタもリセットされるため、一度リセットされた状態のフィルタを再度リセット解除して復帰させる際に、フィルタの容量成分を充電して適正なレベル電圧に達するまでに時間がかかり、負荷RL50を流れる出力電流Ioutを速やかに所望の値に戻すことができないという問題がある。
そこで本発明は、配線数を減らすという利点を生かしつつも、フィルタリセット解除時に負荷に流れる電流を速やかに所望の値に戻すことが可能な負荷駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の負荷駆動装置は、負荷に直列に接続され、その負荷に流れる電流を制御する能動素子と、前記負荷に印加される電力を周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させてPWM制御するために、前記能動素子の動作を停止させるイネーブルと、前記能動素子の動作を可能にするディスエーブルの切換えを制御するリセット信号を出力するパルス信号源と、基準タイミングパルスを基に内部で負荷駆動パルスを生成し、前記ディスエーブルのリセット信号を受けてパルスを出力するパルス生成回路と、前記パルス生成回路から出力される負荷駆動パルスを、前記負荷に流れる電流を制御する駆動信号として前記能動素子の制御端子に出力するために平滑化するフィルタと、時定数を設定する遅延回路と、を備えている事を特徴とする。前記リセット信号がイネーブルのときには、前記パルス生成回路からの出力を受けて、前記フィルタの容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、前記リセット信号がディスエーブルになると、前記フィルタの容量成分への充電を停止させて、その後に前記時定数が経過すると前記フィルタのリセットを解除して、前記フィルタから前記能動素子の制御端子への前記駆動信号の出力を開始させる構成としたことを特徴とする。
この場合、前記フィルタのリセット状態時にフィルタ出力電圧が、前記能動素子の制御端子の閾値電圧よりも高くなるように、前記フィルタを定数を含めて構成するのが好ましい。
本発明の負荷駆動装置は、負荷に直列に接続され、その負荷に流れる電流を制御する能動素子と、前記負荷に印加される電力を周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させてPWM制御するために、前記能動素子の動作を停止させるイネーブルと、前記能動素子の動作を可能にするディスエーブルの切換えを制御するリセット信号を出力するパルス信号源と、基準タイミングパルスを基に内部で負荷駆動パルスを生成し、前記ディスエーブルのリセット信号を受けてパルスを出力するパルス生成回路と、前記パルス生成回路から出力される負荷駆動パルスを、前記負荷に流れる電流を制御する駆動信号として前記能動素子の制御端子に出力するために平滑化するフィルタと、時定数を設定する遅延回路と、を備えている事を特徴とする。前記リセット信号がイネーブルのときには、前記パルス生成回路からの出力を受けて、前記フィルタの容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、前記リセット信号がディスエーブルになると、前記フィルタのリセットを解除して、前記フィルタから前記能動素子の制御端子への前記駆動信号の出力を開始させ、前記時定数が経過すると前記フィルタの容量成分への充電を停止させる構成としたことを特徴とする。
この場合、前記フィルタのリセット状態時にフィルタ出力電圧が、前記能動素子の制御端子の閾値電圧よりも低くなるように、前記フィルタを定数を含めて構成するのが好ましい。
本発明の負荷駆動装置は、前記負荷に直列に前記能動素子を接続した負荷回路を複数備え、前記負荷回路は前記負荷を流れる電流を検出する電流検出回路を各々備え、複数の前記負荷回路に共通して、前記電流検出回路からの各検出信号の何れか一つを切替えて出力するマルチプレクサと、前記マルチプレクサで選択した前記検出信号の一つを固定、あるいは前記負荷に流す電流によって調整可変できる基準電圧と比較する比較回路と、前記比較回路からの比較結果に基づき、前記パルスを生成する前記パルス生成回路と、を備え、複数の前記負荷回路のそれぞれに、前記パルス生成回路からの出力を保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路から出力されるパルスを、前記負荷に流す電流を制御する駆動信号を前記能動素子の制御端子に出力するために平滑化する前記フィルタと、を備え、前記マルチプレクサが一つの前記負荷回路からの前記検出信号を選択した後、前記マルチプレクサがこの検出信号を再び選択するまで、前記一つの負荷回路に対応する前記ラッチが、前記パルス生成回路からの出力を保持する構成とするのが好ましい。
本発明の負荷駆動装置によれば、パルス生成回路で生成されたパルスを、フィルタでアナログの駆動信号に変換して能動素子の制御端子に出力し、負荷に流れる電流を制御しているので、パルス生成回路と能動素子との間に従来のデジタル制御回路ようなDACを使わずに済み、負荷駆動装置の内部配線数を減らすことができる。また、リセット信号がイネーブルのときに、能動素子の動作を停止させると共に、フィルタの容量成分をある程度充電した飽和状態でリセットさせておき、その後でリセット信号がディスエーブルに遷移すると、フィルタの容量成分の充電を一旦停止させ、遅延回路で定めた時定数が経過すると、フィルタのリセットを解除して、能動素子を再び動作させるために、フィルタから能動素子の制御端子への駆動信号の出力を開始させるので、フィルタのリセット解除時に、負荷に流れる電流を速やかに制御すべき所望の値に戻すことができる。
またリセット信号がイネーブルのときに、フィルタの出力ではないところの内部電圧が能動素子の制御端子の閾値電圧よりも高い電圧状態に充電されていて、その後のフィルタのリセット解除時に、負荷に流れる電流に応じた能動素子の制御端子電圧を速やかに出力する事が可能となり、その結果として負荷に流れる電流も、より速やかに所望の値に戻すことができるので好ましい。
本発明の負荷駆動装置によれば、パルス生成回路で生成されたパルスを、フィルタでアナログの駆動信号に変換して能動素子の制御端子に出力し、負荷に流れる電流を制御しているので、パルス生成回路と能動素子との間に従来のデジタル制御回路のようなDACを使わずに済み、負荷駆動装置の内部配線数を減らすことができる。また、リセット信号がイネーブルのときに、能動素子の動作を停止させると共に、フィルタの容量成分をある程度充電した飽和状態でリセットさせておき、その後でリセット信号がディスエーブルに遷移すると、フィルタのリセットを解除して、能動素子を再び動作させるために、フィルタから能動素子の制御端子への駆動信号の出力を開始させ、遅延回路で定めた時定数が経過すると、フィルタの容量成分への充電を停止させるので、フィルタのリセット解除時に、負荷に流れる電流を速やかに制御すべき所望の値に戻すことができる。
またリセット信号がイネーブルのときに、フィルタの出力ではないところの内部電圧が能動素子の制御端子の閾値電圧よりも低い電圧状態に充電されていて、その後のフィルタのリセットが解除されて、能動素子の制御端子の閾値電圧より低い状態からフィルタの容量成分を充電することで、負荷に流れる電流の立ち上がりを綺麗にすることができるので好ましい。
本発明の負荷駆動装置によれば、複数の負荷回路について、それぞれ負荷に流れる電流を個別に制御する構成であっても、各負荷回路に共通する一つの比較回路と一つの固定、あるいは前記負荷に流す電流によって調整可変できる基準電圧で制御を行なうことが可能になり、回路構成の簡素化を図りつつ、複数の負荷に流れる電流の回路構成部品によるばらつきを小さくすることができる。
本発明の第一実施形態に係る負荷駆動装置のブロック構成図である。 同上、負荷駆動装置の詳細な回路図である。 同上、各部の動作状態を示すタイミングチャートである。 本発明の第二実施形態に係る負荷駆動装置のブロック構成図である。 本発明の第三実施形態に係る負荷駆動装置のブロック構成図である。 従来の負荷駆動装置を示す回路図である。
以下の発明を実施するための形態の説明において説明上、並列の負荷回路は3つと仮定して説明する。但し並列数は特に限定はない。
本発明の負荷駆動装置1について、好ましい第一実施形態のブロック構成図を図1に示す。同図において、負荷駆動装置1は、LEDなどを含む複数列の負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3(以下の説明では、各負荷RL1に応じて別々の数字のサフィックス−1,−2,…,−nを付記する。)に、制御用の能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3と、電流検出回路を構成する抵抗R1−1,R1−2,R1−3とをそれぞれ直列に接続した複数列の負荷回路10−1,10−2,10−3とを有し、これらの負荷回路10−1,10−2,10−3の両端間に、図示しないコンバータなどの直流安定化電源からの出力電圧Voutを共通に印加して、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に一定の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3が各々流れるように、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を個別に駆動する構成となっている。なお図1では、3能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3としてMOSFETを示しているが、それ以外の制御端子付き能動素子を用いてもよい。
負荷駆動装置1はその他に、ラッチ(Latch)回路11−1,11−2,11−3と、ローパスフィルタ(LPF)12−1,12−2,12−3と、ダイオードD1−1,D1−2,D1−3が、各負荷回路10−1,10−2,10−3に対応して個別に設けられる一方で、MUX14と、基準電源発生回路15と、コンパレータA1と、パルス生成回路17と、遅延(Delay)回路18と、2つのパルス信号源19,20が、各負荷回路10−1,10−2,10−3に共通して設けられる。
MUX14は、パルス信号源20から基準タイミング信号P2のパルスが出力される毎に、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3の検出信号として、抵抗R1−1,R1−2,R1−3の両端間に発生する電圧値の何れか一つを順に出力するマルチプレクサに相当する。
コンパレータA1は、MUX14から選択的に出力される抵抗R1−1,R1−2,R1−3からの検出信号の何れか一つと、基準電源発生回路15で生成される固定、あるいは前記負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流す電流によって調整可変できる基準電圧Vref1との比較結果を、後段のパルス生成回路17に出力するものである。ここでは、MUX14の出力ラインをコンパレータA1の反転入力端子に接続し、基準電源発生回路15の出力ラインをコンパレータA1の非反転入力端子に接続することで、MUX14から出力する検出信号が固定、あるいは前記負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流す電流によって調整可変できる基準電圧Vref1よりも低い場合に、コンパレータA1からHi(高)レベルの電圧を出力する一方で、高い場合には、コンパレータA1からLo(低)レベルの電圧を出力する構成となっている。
パルス生成回路17は、パルス信号源20から基準タイミング信号P2のパルスが出力される毎に、コンパレータA1からの比較結果に応じたパルス信号を生成し、MUX14で選択した何れか一つの例えば負荷回路10−1に対応するラッチ回路11−1に、そのパルス信号を送出するもので、ここではコンパレータA1から比較結果としてHiレベルの電圧が出力された場合に、パルス生成回路17でパルス信号が生成される。
またパルス生成回路17には、基準タイミング信号P2を出力するパルス信号源20の他に、別な外部フィルタリセット信号P1を出力するパルス信号源19も接続される。つまり外部フィルタリセット信号P1は、例えば負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に含まれるLEDを周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させるPWM調光の場合に、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力を可変調整するためのリセット信号として、また基準タイミング信号P2は、負荷回路10−1,10−2,10−3の何れか一つを、各負荷回路10−1,10−2,10−3に共通するコンパレータA1とパルス生成回路17に接続するための切り替え信号として、負荷駆動装置1にそれぞれ与えられる。そして、外部フィルタリセット信号P1の電圧が例えばHiレベルで、アクティブでないと判定した場合は、パルス生成回路17で必要に応じてパルス信号の生成を行ない、そのパルス信号を基準タイミング信号P2で選択されたラッチ回路11−1,11−2,11−3の何れかに出力する一方で、外部フィルタリセット信号P1の電圧が例えばLoレベルで、アクティブと判定した場合は、パルス生成回路17でのパルス信号の生成を行なわず、代わりにローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電して飽和させる信号を、ラッチ回路11−1,11−2,11−3に送出する構成となっている。
ラッチ回路11−1,11−2,11−3は、基準タイミング信号P2によって負荷回路10−1,10−2,10−3の何れか一つが選択されると、次に同じ負荷回路10−1,10−2,10−3が選択されるまで、パルス生成回路17からの出力状態を保持する保持回路として機能するものである。そして、前述のMUX14やパルス生成回路17と、ラッチ回路11−1,11−2,11−3は、対応するローパスフィルタ12−1,12−2,12−3にそれぞれパルスを出力するデジタル回路として、例えばマイクロコンピュータなどに組み込まれる。
各ラッチ回路11−1,11−2,11−3と、それに対応する能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子との間には、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3が各々挿入接続される。これにより、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでないとパルス生成回路17で判定された場合は、ラッチ回路11−1,11−2,11−3からそれぞれ出力されるパルスが、対応するローパスフィルタ12−1,12−2,12−3で平滑化され、直流に近いアナログ波形の電圧が能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3に各々与えられ、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を非スイッチング領域で動作させる。それに対して、外部フィルタリセット信号P1がアクティブとパルス生成回路17で判定された場合は、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電飽和した状態でリセットさせるために、パルス生成回路17がHiレベルの電圧をラッチ回路11−1,11−2,11−3に出力し続ける。
ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の出力端から能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子に至る各ラインには、ダイオードD1−1,D1−2,D1−3のアノードがそれぞれ接続され、このダイオードD1−1,D1−2,D1−3のカソードには、共通の遅延回路18の一端が接続される。そして、この遅延回路18の他端が、パルス信号源19からパルス生成回路17に至るラインに接続される。ここでのダイオードD1−1,D1−2,D1−3は、外部フィルタリセット信号P1がHiレベルからLoレベルに切替わると導通し、対応するローパスフィルタ12−1,12−2,12−3が、パルス生成回路17からの出力によりリセットされている状態で、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を一定の周期でオフにする機能を有する。また遅延回路18は、外部フィルタリセット信号P1がLoレベルからHiレベルに切替わり、パルス生成回路17がローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分の充電を停止させた後、対応するダイオードD1−1,D1−2,D1−3を導通状態のままにし、所定時間が経過したらダイオードD1−1,D1−2,D1−3を非導通状態に切替えて、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット状態を解除する機能を有する。
次に、上記負荷駆動装置1の詳細回路例として、図1で示した3列の負荷回路10−1,10−2,10−3の中で、負荷RL1−1を含む1列の負荷回路10−1と、それに対応する回路構成を図2に示す。同図において、ここでの負荷RL−1は、発光ダイオード(LED)D5と抵抗R8との直列回路により構成され、例えば直流24Vの出力電圧Voutが、負荷RL−1と、能動素子Q1−1と、電流検出用の抵抗R1−1が直列に接続された負荷回路10−1の両端間に印加される。また、負荷RL−1を流れる出力電流Iout−1の検出信号として、抵抗R1−1の両端間に発生する電圧が、抵抗R7を介してコンパレータA1の反転入力端子に与えられる。ここでは図示しないが、抵抗R1−1の一端からコンパレータA1の反転入力端子に至る検出信号のライン間には、基準タイミング信号P2のパルスにより検出信号の伝達を切り替えるMUX14のスイッチが挿入接続される。
パルス生成回路17は、Dフリップフロップ31と、OR回路32と、NOT回路33とによる複数の論理回路と、遅延回路34との組み合わせで構成される。ここでは、Dフリップフロップ31の入力端子DにコンパレータA1の出力端子が接続され、クロック端子CKに基準タイミング信号P2を出力するパルス信号源20が接続され、出力端子QはOR回路32の一方の入力端子に接続され、出力端子QNとリセット端子RSTとの間に遅延回路34が接続され、入力端子Dとセット端子SETが動作電圧Vccにプルアップ(pull up)される。遅延回路34は、出力端子QNからの出力を一定時間(例えば2.5μsec)遅らせてリセット端子RSTに送出するものである。このDフリップフロップ31からOR回路32とラッチ回路11−1を介し、ローパスフィルタ12−1を通過して能動素子10−1の制御端子に伝えられるアナログ電圧の元となるパルス幅は、遅延回路34で定められた遅れ時間による時間幅で構成される。
また、NOT回路33の入力端子は、基準タイミング信号P2を出力するパルス信号源19が接続され、NOT回路33の出力端子はOR回路32の他方の入力端子が接続され、OR回路32の出力端子が、ラッチ回路11−1を構成するスイッチS1のクロック端子に接続される。図示しないが、他のラッチ回路11−2,11−3を構成する同様のスイッチも、そのクロック端子がそれぞれのOR回路32の出力端子に接続される。
ラッチ回路11−1のスイッチS1は、OR回路32の出力端子の電圧レベルに応じて内蔵する接点を開閉して、出力端子を2状態の何れかに切替えると共に、同じ負荷回路10−1に対応する抵抗R1−1からの検出信号が、MUX14により次に選択されるまで、接点の状態を保持する機能を有しており、特にここでは、接点を閉じたオン時に、例えば直流5Vの動作電圧Vccを出力端子にHiレベルの電圧として出力し、接点を開いたオフ時に、出力端子にHi−z(ハイインピーダンス)を出力する構成となっている。なお、動作電圧VccはスイッチS1の他に、負側電源端子を接地したコンパレータA1の正側電源端子にも与えられ、コンパレータA1の非反転入力端子には、基準電源発生回路15からの例えば直流0.3Vの基準電圧Vref1が与えられる。この基準電圧Vref1を可変調整すれば、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を変化させるアナログ調光を行なうことができる。
ローパスフィルタ12−1は、スイッチS1の出力端子に抵抗R6と抵抗R2の一端を接続し、抵抗R2の他端にコンデンサC1と抵抗R3の一端を接続し、抵抗R3の他端にコンデンサC2と抵抗R5の一端を接続し、抵抗R5の他端を能動素子Q1−1のゲートに接続して、抵抗R6,コンデンサC1,コンデンサC2の各他端を何れも接地して構成される。図2では、抵抗R2とコンデンサC1、および抵抗R3とコンデンサC2とによる二段のRCフィルタの前後に、抵抗R6と抵抗R5をそれぞれ接続しているが、RCフィルタの段数は特に限定されず、また充放電が可能な別なフィルタで構成しても良い。
ダイオードD1−1と遅延回路18とによる直列回路は、その一端ダイオードD1−1のアノード側がローパスフィルタ12−1の出力端である抵抗R5の他端と能動素子Q1−1の制御端子を結ぶラインに接続され、他端のダイオードD1−1のカソード側がパルス信号源19とNOT回路33の入力側を結ぶラインに接続される。またここでは、各負荷回路10−1,10−2,10−3に共通して、遅延回路18の両端間に並列にダイオードD2のアノードが、ローパスフィルタ12−1の出力端である抵抗R5側に、一方のカソードがパルス信号源19側にダイオードD1−1と同じ方向に接続される。ダイオードD2は、外部フィルタリセット信号P1がLoレベルの時に、ダイオードD1−1と共に導通して、遅延回路18を介さずに能動素子Q1−1をオフ状態にするものである。
次に、上記構成の負荷駆動装置1について、その作用を図3に示すタイミングチャートに基づき詳しく説明する。同図において、最上段はパルス信号源19からのフィルタリセット信号P1を示しており、以下、ダイオードD1のアノード側における遅延回路18の出力端子側電圧V1と、コンパレータA1の出力端子側電圧V2と、ラッチ回路11−1の出力端子側電圧V3と、抵抗R3の一端側におけるローパスフィルタ12−1の中間電圧V4と、能動素子Q1−1の制御端子電圧V5と、負荷RL1−1を流れる出力電流Iout−1をそれぞれ示している。
負荷駆動装置1が動作すると、先ず各列の負荷回路10−1,10−2,10−3で、電流検出用の抵抗R1−1,R1−2,R1−3からそれぞれ得られた検出信号を、パルス信号源20からの基準タイミング信号P2(例:周波数は50kHz)によって、MUX14で何れか一つの検出信号に切替え選択し、そこで最初に選択された例えば抵抗R1−1からの検出信号の電圧レベルと、制御したい電流値を示す可変可能な基準電源発生回路15からの固定、あるいは前記負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流す電流によって調整可変できる基準電圧Vref1とを、コンパレータA1で比較する。コンパレータA1は、MUX14から出力する検出信号が基準電圧Vref1よりも低い時に、Hiレベルの電圧をパルス生成回路17に出力する一方、Vref1よりも高い時に、Loレベルの電圧をパルス生成回路17に出力する。
次にパルス生成回路17は、負荷RL1−1を含む負荷回路10−1の出力電力を調整するための外部フィルタリセット信号P1がアクティブであるか否かを判定し、アクティブでない場合には、NOT回路33の出力がLoレベルの電圧になり、NOT回路33の出力端子に接続するOR回路32の入力端子がLoレベルの電圧になり、Dフリップフロップ31の出力端子Qの電圧レベルが、そのままラッチ回路11−1を構成するスイッチS1のクロック端子に与えられる。したがって、基準タイミング信号P2が立ち上がるタイミングで、コンパレータA1がHiレベルの電圧を出力していれば、遅延回路34で定められた時間幅のパルスがDフリップフロップ31で生成され、このパルスがOR回路32を介してラッチ回路11−1に与えられる。
ラッチ回路11−1は、該当列の負荷回路10−1について、パルス生成回路17からの出力状態を保持させ、その保持結果をローパスフィルタ12−1へ出力する。ローパスフィルタ12−1は、スイッチS1の出力端子において、出力電流Iout−1に応じて単位時間当たりの発生数が変動するパルスを平滑化させ、直流に近いアナログ波形に変換して能動素子Q1−1の制御端子に出力し、当該能動素子Q1−1を非スイッチング領域で動作させる。そして、この一連のループによって、最初に選択された該当列の負荷回路10−1に対する定電流制御が行われる。次に負荷起動装置1は、パルス信号源20から次の基準タイミング信号P2のパルスが送られてくると、MUX14を次列の負荷回路10−2に対応した抵抗R1−2からの検出信号に切り替え、その次列の負荷回路10−2に対して同様の定電流制御を行ない、さらに該当列を一つ送って、最終列の負荷回路10−3に対する定電流制御の動作が終わったら、最初に選択された列の負荷回路10−1に戻って、動作を繰り返す。
また、上述したパルス生成回路17の動作で、今度は出力電力を調整するための外部フィルタリセット信号P1がアクティブと判定された場合、NOT回路33の出力端子の電圧V3にはHiレベルの電圧が発生するので、パルス生成回路17はOR回路32の出力端子からHiレベルの電圧を、充電パルスとして出し続ける。すると、スイッチS1の出力端子はHiレベルの電圧に保持され、ローパスフィルタ12−1は、コンデンサC1,C2が充電された飽和した状態に落ち着く(すなわち、リセットされる)。図3に示すタイミングチャートでは、外部フィルタリセット信号P1の電圧がLoレベルの時の、ローパスフィルタ12−1の中間電圧V4の値に相当する。このとき、ダイオードD1−1,D2は共に導通するので、抵抗R5を介してダイオードD1−1,D2に電流が流れ込み、能動素子Q1−1はオフ状態となる。
その後、外部フィルタリセット信号P1の電圧がLoレベルからHiレベルに切替わってアクティブでない非アクティブに戻ると、図3に示す時定数τの間は、遅延回路18によってダイオードD1−1が導通し続けるので、コンデンサC1,C2からの電荷が抵抗R5とダイオードD1−1を通して遅延回路18に徐々に放電され、ローパスフィルタ12−1の中間電圧V4が、飽和した上限値から能動素子Q1−1を適切に駆動する値にまで下がってくる。そして、遅延回路18で設定された時定数τの時間を経過した後、遅延回路18の出力端子側電圧V1がLoレベルからHiレベルに切替わると、ダイオードD1−1が非導通状態となって、ローパスフィルタ12−1のリセットが解除され、出力電流Iout−1の定電流制御が再開され、負荷駆動装置1が能動素子Q1−1を非スイッチング領域で動作させることで、負荷RL1−1を含む負荷回路10−1の列に所定の出力電流Iout−1が出力される。
上記一連の動作で、基準タイミング信号P2の周波数f(P2)は、外部フィルタリセット信号P1の周波数f(P1)と比較して、十分に高速である必要がある。これを数式で示すと、次のようになる。
Figure 0005915694
上記数式1で、αは十分高速にするために、例えば50倍以上が好ましい。例えば外部フィルタリセット信号P1の周波数f(P1)を200Hzとし、負荷回路10の列数nが3の場合、α=50とすると、基準タイミング信号P2の周波数f(P2)=30kHzとなる。とりわけ、基準タイミング信号P2の周波数f(P2)が高速であるほど、負荷RL−1を流れる出力電流Iout−1のリプルが減るため、コンパレータA1の速度などの制限以内で可能な限り、αの値を大きく設定して、基準タイミング信号P2の周波数f(P2)を高速化するのが望ましい。
また、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブに切替わってから、ローパスフィルタ12−1のリセットを解除するまでの時間である上記時定数τは、出力電流Iout−1のリプル制限により決定する。駆動素子の特性例として、MOSFETからなる能動素子Q1−1のゲート・ソース間電圧Vgsが、例えば2.64Vから2.67Vに変化した時、出力電流Iout−1は98.5mAから102.5mAに変化する時、その能動素子Q1−1のゲート・ソース間電圧Vgsの変化量ΔVに対する出力電流Iout−1の変化量ΔAの割合であるゲインΔA/ΔVは、ΔA/ΔV=0.004/0.03=0.133となる。ここで、電流の変化量ΔAの限度を仮に0.01Aとすると、電圧の変化量ΔVの限度は、0.01/0.133=0.075Vとなり、その値がローパスフィルタ12−1の出力端に乗っても良いリプル電圧値となる。
ローパスフィルタ12−1を一段のRCフィルタで構成する場合、パルス生成回路17からのパルス幅Twは次の数式で求められる。
Figure 0005915694
上記数式2で、CはRCフィルタを構成する容量性素子の容量、RはRCフィルタを構成する抵抗素子の抵抗値、Vc1はリプル電圧の下側ピーク値、Vc2はリプル電圧の上側ピーク値、Vccは図2で示した動作電圧、lnは自然対数である。
例えば、能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthが2.65Vで、電圧の変化量ΔVが0.075Vである場合、Vc1=2.65V、Vc2=2.65+0.075=2.725Vで、Tw=CR×0.032となる。RCフィルタが、C=10nF、R=10kΩで構成される場合、パルス生成回路17からのパルス幅Twは、Tw=10n×10k×0.032=3.2μsecとなる。なお本実施形態では、図2の回路図で説明した通り、ラッチ回路11−1の出力ロジックを模擬したスイッチS1が、接点オンで充電、接点オフでHi−z(ハイインピーダンス出力)となっている。ラッチ回路11−1の出力をHiレベルとLoレベルとする場合、リプルが大きくなる可能性がある。
図2に示すローパスフィルタ12−1は、抵抗R2,R3,R5,R6の各抵抗値が、5kΩ,5kΩ,10kΩ,1MΩにそれぞれ設定され、コンデンサC1,C2の各容量が、何れも10nFに設定される。これにより、ラッチ回路11−1出力がHiレベルでローパスフィルタ12−1が飽和したリセット時に、中間電圧V4の値を能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthよりも高くすることができる。
それに対して、別な変形例として、例えば図2に示す抵抗R5の抵抗値を1kΩ程度に下げ、ローパスフィルタ12−1が飽和した時の中間電圧V4の値を、能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthよりも低く設定した場合には、図示しないものの、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブになっても、初期状態では能動素子Q1−1の制御端子電圧V5が制御端子の閾値電圧Vthよりも低くなって、能動素子Q1−1はオフのままになる。
そこでこの変形例では、遅延回路18をパルス信号源19とローパスフィルタ12−1の出力端との間を繋ぐフィルタリセット用のラインにではなく、パルス信号源19とパルス生成回路17とを繋ぐフィルタリセット信号P1の供給用のライン(図2では、NOT回路33の出力端子側のライン)に挿入接続する。この遅延回路18は、フィルタリセット信号P1がLoレベルからHiレベルに切替わる立ち上がりを、決められた時間(時定数τ)遅らせるもので、先にダイオードD1−1,D2を非導通状態にして、コンデンサC1,C2が充電できるようにローパスフィルタ12−1の容量成分をプリチャージすることで、負荷RL1−1を流れる出力電流Iout−1の立ち上がりを綺麗にすることができる。
遅延回路18をパルス信号源19とパルス生成回路17とを繋ぐフィルタリセット信号P1の供給用のライン(図2では、NOT回路33の出力端子側のライン)と、パルス信号源19とローパスフィルタ12−1の出力端との間を繋ぐフィルタリセット用のラインのどちらに、挿入接続するのかによって、ローパスフィルタ12−1を飽和させた時の中間電圧V4が、能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vth以上にするか、或いは以下にするように、ローパスフィルタ12−1の定数を含めた構成を決める必要がある。
具体的には、ローパスフィルタ12−1の中間電圧V4は、次の数式で求められる。
Figure 0005915694
上記数式3で、Vf(D1)はダイオードD1−1の順方向降下電圧、R2,R3,R5はそれぞれ、抵抗R2,R3,R5の各抵抗値である。
例えばローパスフィルタ12−1の中間電圧V4が、能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthよりも高くなるように、抵抗R2,R3,R5の各抵抗値を設定すれば、ローパスフィルタ12−1の容量成分が飽和したリセット時に、ローパスフィルタ12−1の中間電圧V4が能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthよりも高くなるため、図2に示すように、遅延回路18をフィルタリセット用のラインに挿入することで、フィルタリセット信号P1がアクティブに遷移したときに、ローパスフィルタ12−1のリセット解除を、パルス生成回路17のアクティブ動作よりも遅らせる事ができる。逆に、ローパスフィルタ12−1の中間電圧V4が、能動素子Q1−1の制御端子の閾値電圧Vthよりも低くなるように、抵抗R2,R3,R5の各抵抗値を設定した場合は、遅延回路18をフィルタリセット信号P1の供給用のラインに挿入することで、フィルタリセット信号P1がアクティブに遷移したときに、パルス生成回路17のアクティブ動作をフィルタリセット解除よりも遅らせる事ができる。
これにより、上記何れの例でも、デジタル回路としてのパルス生成回路17から、アナログ電圧で動作する能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3に至る各経路で、配線数を減らすという利点を生かしつつも、フィルタリセット解除時に負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を、より速やかに所望の値に戻すことが可能になる。
さらに、別の変形例として、ラッチ回路11−1,11−2,11−3をHiレベルまたはHi−z(ハイインピーダンス)またはLoレベルの3ステートの出力とし、ダイオードD1−1,D1−2,D1−3のカソードをそれぞれのラッチ回路11−1,11−2,11−3の3状態出力端子に接続することで、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブな時に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3へのパルス出力は、3ステート出力端子の電圧をHiレベル又はHi−zにすることで行ない、外部フィルタリセット信号P1がアクティブな時に、ラッチ回路11−1,11−2,11−3の3ステート出力端子の電圧をLoレベルとすることでも代用可能である。その際、遅延回路18はパルス生成回路17に含める。
図4は、本発明の第二実施形態に係る負荷駆動装置1のブロック構成図を示している。同図において、ここでは第一実施形態におけるダイオードD1−1,D1−2,D1−3に代わって、例えばMOSFETなどのスイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3と、抵抗R9−1,R9−2,R9−3が、それぞれの負荷回路10−1,10−2,10−3に対応して設けられる。スイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3は、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3と能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子との間の各ラインにそれぞれ接続され、スイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3の制御端子は、何れも遅延回路18の出力端子に接続される。また、抵抗R9−1,R9−2,R9−3の一端は、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子にそれぞれ接続され、抵抗R9−1,R9−2,R9−3の他端は何れも共通に接地される。その他の構成は、第一実施形態で説明した通りである。
本実施形態では、出力電力を調整するための外部フィルタリセット信号P1がアクティブな時に、スイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3をオフにして、対応するローパスフィルタ12−1,12−2,12−3をリセットする。ここでのスイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3は、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを行なうというより、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3と能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子との切り離しを行なっている。
そして、この場合も抵抗R9−1,R9−2,R9−3は、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を高速にオフさせるために、ある程度低い抵抗値、例えば1kΩ程度にする必要がある。すると、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブに遷移したときに、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分に蓄積した電荷が放電する状態からスタートする。そのため、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブになった時に、スイッチ素子Q2−1,Q2−2,Q2−3をオンさせるタイミングを遅延回路18で遅延させ、その時点でローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを解除することで、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を、速やかに所望の値に戻すことが可能になる。
次に、本発明の第三実施形態における負荷駆動装置1の回路例を図5に示す。図5の負荷駆動装置5は、第一実施形態や第二実施形態のような遅延回路18を備えてはおらず、代わりに能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3のソース側で、パルス信号源19からの外部フィルタリセット信号P1に応じて、各負荷回路10−1,10−2,10−3への出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を供給または供給停止にする共通のスイッチ素子Q5が設けられる。
この場合、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブに遷移した時に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分に蓄積した電荷の放電は行なわれないが、出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を合計した電流を流せる能動素子として、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3とは別なスイッチ素子Q5が必要となり、またスイッチ素子Q5のオン時のドレイン・ソース間電圧Vds(on)がばらつくことにより、出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3の設定値が変化する問題がある。一方、第一実施形態や第二実施形態で説明した負荷駆動装置1には、そうした能動素子が設けられておらず、図5に示す負荷駆動装置5のような問題は発生しない。
以上のように、本発明の負荷駆動装置1は、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に直列に接続され、その負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる電流を制御する能動素子としての能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3と、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に印加される電力を周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させてPWM制御するために、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の動作を停止させるイネーブルに対応したアクティブと、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の動作を可能にするディスエーブルに対応したアクティブでない非アクティブの切換えを制御する外部フィルタリセット信号P1を、リセット信号として出力するパルス信号源19と、基準タイミングパルスP2を基に内部で負荷駆動パルスを生成し、ディスエーブルの外部フィルタリセット信号P1を受けてパルスを生成するパルス生成回路17と、パルス生成回路17から出力される負荷駆動パルスを平滑化して、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる電流である出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を制御するための駆動信号を、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子に出力するフィルタとしてのローパスフィルタ12−1,12−2,12−3と、時定数τを設定する遅延回路18と、を備えている。また、外部フィルタリセット信号P1がアクティブなときには、パルス生成回路17からの出力を受けて、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブになると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分の充電を停止させて、一時的に遅延回路18によってローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分に蓄積した電荷を放電し、その後に時定数τが経過するとローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを解除して、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3から対応する能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子への駆動信号の出力を開始させる構成を備えている。
この場合、パルス生成回路17で生成されたパルスを、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3でアナログの駆動信号に変換して能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子に出力し、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を制御しているので、パルス生成回路17と能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3との間に従来のデジタル制御回路のようなDACを使わずに済み、負荷駆動装置1の内部配線数を減らすことができる。
また、外部フィルタリセット信号P1がアクティブなときに、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の動作を停止させると共に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分をある程度充電した飽和状態でリセットさせておき、その後で外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブに遷移すると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電を一旦停止させ、遅延回路18で定めた時定数τが経過すると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを解除して、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を再び動作させるために、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3から能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子への駆動信号の出力を開始させるので、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット解除時に、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を速やかに制御すべき所望の値に戻すことができる。
上記構成の負荷駆動装置1では、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット状態時に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の内部で生成されるフィルタ出力電圧すなわち中間電圧V4が、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子の閾値電圧Vthよりも高くなるように、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3を、その定数を含めて構成するのが好ましい。
この場合、外部フィルタリセット信号P1がアクティブのときに、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の出力ではないところの内部電圧が、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子の閾値電圧Vthよりも高い電圧状態に充電されていて、その後のローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット解除時に、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3に応じた能動素子の制御端子電圧を速やかに出力する事が可能となり、その結果として負荷に流れる電流も、より速やかに所望の値に戻すことが可能になる。
また、変形例で説明したように、外部フィルタリセット信号P1がアクティブなときには、パルス生成回路17からの出力を受けて、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブになると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを解除して、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3から対応する能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3への駆動信号の出力を開始させ、時定数τが経過するとローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分への充電を停止させる構成としてもよい。
この場合も、パルス生成回路17で生成されたパルスを、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3でアナログの駆動信号に変換して能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子に出力し、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を制御しているので、パルス生成回路17と能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3との間に従来のデジタル制御回路のようなDACを使わずに済み、負荷駆動装置1の内部配線数を減らすことができる。
また、外部フィルタリセット信号P1がアクティブなときに、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の動作を停止させると共に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分をある程度充電した飽和状態でリセットさせておき、その後で外部フィルタリセット信号P1がアクティブでない非アクティブに遷移すると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットを解除して、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を再び動作させるために、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3から能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3への駆動信号の出力を開始させ、遅延回路18で定めた時定数τが経過すると、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分への充電を停止させるので、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット解除時に、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を速やかに制御すべき所望の値に戻すことができる。
そして変形例では、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセット時に、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の中間電圧V4が、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子の閾値電圧Vthよりも低くなるように、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3を構成するのが好ましい。
この場合、外部フィルタリセット信号P1がアクティブのときに、ローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の出力ではないところの内部電圧が、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子の閾値電圧Vthよりも低い電圧に充電されていて、その後のローパスフィルタ12−1,12−2,12−3のリセットが解除されて、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子の閾値電圧Vthよりも低い状態から、引き続きローパスフィルタ12−1,12−2,12−3の容量成分を充電することで、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3の出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3の立ち上がりを綺麗にすることができる。
さらに本発明の負荷駆動装置1は、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に直列に、その負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる電流を制御する能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3を各々接続した負荷回路10−1,10−2,10−3を複数備え、各負荷回路10−1,10−2,10−3は、対応する負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3を流れる電流を検出する電流検出回路としての抵抗R1−1,R1−2,R1−3を各々備え、複数の負荷回路10−1,10−2,10−3に対して共通して、各々の抵抗R1−1,R1−2,R1−3からの各検出信号を同時に受けて、一信号毎に順番に一定の周期で選択され、切替えて出力するマルチプレクサとしてのMUX14と、MUX14から選択出力された検出信号の一つを、基準電源発生回路15からの固定、あるいは前記負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流す電流によって調整可変できる基準電圧Vref1と比較する比較回路としてのコンパレータA1と、コンパレータA1からの各々の比較結果に基づき、各々のパルスを生成するパルス生成回路17と、を備え、複数の負荷回路10−1,10−2,10−3のそれぞれに、パルス生成回路17からの出力を保持するラッチ回路11−1,11−2,11−3と、ラッチ回路11−1,11−2,11−3から出力されるパルスを平滑化して、負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3への電流である出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を制御するための駆動信号を、能動素子Q1−1,Q1−2,Q1−3の制御端子に出力するローパスフィルタ12−1,12−2,12−3と、を備えており、MUX14が一つの例えば負荷回路10−1からの検出信号を選択した後、MUX14がこの検出信号を再び選択するまで、一つの負荷回路10−1に対応するラッチ回路11−1が、パルス生成回路17からの出力を保持する構成を有している。
この場合、複数の負荷回路10−1,10−2,10−3について、それぞれ負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3を個別に制御する構成であっても、各負荷回路10−1,10−2,10−3に共通する一つのコンパレータA1と一つの固定、あるいは前記負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流す電流によって調整可変できる基準電圧Vref1で制御を行なうことが可能になり、回路構成の簡素化を図りつつ、複数の負荷RL1−1,RL1−2,RL1−3に流れる出力電流Iout−1,Iout−2,Iout−3の回路構成部品によるばらつきを小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態と変形例を各々説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施の形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば各部の信号レベルや論理構成を上記各実施形態に示したものと変更して、同様の効果を実現させても構わない。さらに、LEDに限らず、定電流制御を行なうあらゆる負荷を用いてよく、その数も一乃至複数と限定されない。
1 負荷駆動装置
10−1,10−2,10−3 負荷回路
11−1,11−2,11−3ラッチ回路
12−1,12−2,12−3 ローパスフィルタ(フィルタ)
14 MUX(マルチプレクサ)
15 基準電源発生回路
17 パルス生成回路
18 遅延回路
19 パルス信号源(外部フィルターリセット信号)
20 パルス信号源(基準タイミング信号)
Q1−1,Q1−2,Q1−3 能動素子
R1−1,R1−2,R1−3 抵抗(電流検出回路)
RL1−1,RL1−2,RL1−3 負荷

Claims (5)

  1. 負荷に直列に接続され、その負荷に流れる電流を制御する能動素子と、
    前記負荷への出力電力を周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させてPWM制御するために、前記能動素子の動作を停止させるイネーブルと、前記能動素子の動作を可能にするディスエーブルのリセット信号を出力するパルス信号源と、
    前記ディスエーブルのリセット信号を受けてパルスを生成するパルス生成回路と、
    前記パルス生成回路から出力されるパルスを平滑化して、前記負荷への電流を制御する駆動信号を前記能動素子に出力するフィルタと、
    時定数を設定する遅延回路と、を備え、
    前記リセット信号がイネーブルのときには、前記パルス生成回路からの出力を受けて、前記フィルタの容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、前記リセット信号がディスエーブルになると、前記フィルタの容量成分の充電を停止させて、前記時定数が経過すると前記フィルタのリセットを解除して、前記フィルタから前記能動素子の制御端子に前記駆動信号の出力を開始させる構成としたことを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 前記フィルタのリセット時にその内部で生成される電圧が、前記能動素子の制御端子の閾値電圧よりも高くなるように、前記フィルタを構成したことを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  3. 負荷に直列に接続され、その負荷に流れる電流を制御する能動素子と、
    前記負荷への出力電力を周波数一定でON時間を変化させたり、ON時間一定でOFF時間を変化させてPWM制御するために、前記能動素子の動作を停止させるイネーブルと、前記能動素子の動作を可能にするディスエーブルのリセット信号を出力するパルス信号源と、
    前記ディスエーブルのリセット信号を受けてパルスを生成出力するパルス生成回路と、
    前記パルス生成回路から出力されるパルスを平滑化して、前記負荷への電流を制御する駆動信号を前記能動素子に出力するフィルタと、
    時定数を設定する遅延回路と、を備え、
    前記リセット信号がイネーブルのときには、前記パルス生成回路からの出力を受けて、前記フィルタの容量成分を充電した飽和状態でリセットさせ、前記リセット信号がディスエーブルになると、前記フィルタのリセットを解除して、前記フィルタから前記能動素子の制御端子に前記駆動信号の出力を開始させ、前記時定数が経過すると前記フィルタの容量成分の充電を停止させる構成としたことを特徴とする負荷駆動装置。
  4. 前記フィルタのリセット時にその内部で生成される電圧が、前記能動素子の制御端子の閾値電圧よりも低くなるように、前記フィルタを構成したことを特徴とする請求項3記載の負荷駆動装置。
  5. 負荷に直列に、その負荷に流れる電流を制御する能動素子を各々接続した負荷回路を複数備え、
    前記負荷回路は前記負荷を流れる電流を検出する電流検出回路を各々備え、
    複数の前記負荷回路に対して共通して、前記各々の電流検出回路からの各検出信号を同時に受けて、一信号毎に順番に一定の周期で選択され切替えて出力するマルチプレクサと、前記マルチプレクサから選択出力された前記検出信号の一つを固定、あるいは前記負荷に流す電流によって調整可変できる基準電圧と比較する比較回路と、前記比較回路からの各々の比較結果に基づき、各々のパルスを生成するパルス生成回路と、を備え、
    複数の前記負荷回路のそれぞれに、前記パルス生成回路からの出力を保持するラッチ回路と、前記ラッチ回路から出力されるパルスを平滑化して、前記負荷への電流を制御する駆動信号を前記能動素子の制御端子に出力するフィルタと、を備え、
    前記マルチプレクサが一つの前記負荷回路からの前記検出信号を選択した後、当該マルチプレクサがこの検出信号を再び選択するまで、前記一つの負荷回路に対応する前記ラッチ回路が、前記パルス生成回路からの出力を保持する構成としたことを特徴とする負荷駆動装置。
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