JP5914369B2 - ユーザインタフェース評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザインタフェース評価装置に関するものである。
設計者が、システムのユーザインタフェース(UI)を設計する際には、UIを使いやすくするために、使いやすさ(ユーザビリティ)を評価することが重要である。加えて、UIの評価とUIの改善は繰り返し行うことが必要である(非特許文献1)。
そこで、UIの評価を効率化するために、ウェブサイトのUIをチェックリスト方式で自動的に評価する発明がなされた(特許文献1)。
しかし、上記発明では、個々のUI部品の問題が分かるだけであって、UIを用いた一連の作業のしやすさなどを評価することができない。特に一連の作業の中での使いやすさを熟慮するには、どのような状況でどのような目的を持ったユーザがどのようにUIを利用するのかを理解する必要がある。そのために、例えば、自然言語でUIの理想的な操作方法を記述したテストシナリオを用いるなどしてUIと一連の作業とを対応付けしながらUIを設計することが有効であるが、上記発明では考慮されていない。
また、一方で、評価を自動的に行うのではなく、ユーザがシステムを利用する様子を実際に観察してUIを評価分析する手法がある。その中で、マニュアルを用いた作業をしている際に、ユーザが失敗をした箇所と時刻を記することで、マニュアルやUIのどこを修正すべきかを明らかできる装置が発明された(特許文献2)。これにより、一連の作業のなかのどこでエラーしたのか、その原因はなにかなどを把握しやすくなる。
しかし、上記発明は、マニュアルを用いた操作という、利用状況が非常に限定された場合を対象としたものである。一方、インタラクティブシステムでは、多数の利用状況、つまり多数の利用シナリオが考えられる。そのため、UIを評価分析して改善案を考える場合に、1つのシナリオに焦点を当てると、他のシナリオで使いにくいUIとなる。従って、インタラクティブシステムのUI評価分析では、多数のシナリオ同士の共通点やトレードオフなどを考慮しながら、UIの評価結果を吟味してUIを改善することが重要であるが、上記発明では考慮されていない。
特開2010−218407号公報 特開2012−118898号公報
ISO 9241−210:2010
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エラーの原因とその影響を受けるユーザインタフェースを知ることができるユーザインタフェース評価装置およびその動作方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数の行うべき操作の順に当該操作の内容を少なくとも含むシナリオ行を並べたシナリオと、複数の行われた操作の順に当該操作の内容を少なくとも含む操作履歴行を並べた操作履歴とが記憶されるデータ保持部と、前記データ保持部から前記操作履歴および前記シナリオを読み込み、当該操作履歴から該当の操作がエラーであることを示す操作履歴行を読み込み、当該操作履歴行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成するとともに、当該シナリオから当該ユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行に隣接するシナリオ行を読み込み、当該シナリオ行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成し、当該各エラー分析結果行を含むエラー分析結果を生成するエラー影響分析部と、前記各エラー分析結果行を示す表示内容を表示する出力部とを備えることを特徴とするユーザインタフェース評価装置をもって解決手段とする。
本発明によれば、エラーの原因とその影響を受けるユーザインタフェースを知ることができる。
第1の実施の形態に係るユーザインタフェース評価装置の構成図である。 評価対象であるユーザインタフェースを使用する携帯端末の画面の一例を示す図である。 ユーザインタフェース情報の一例を示す図である。 シナリオの一例を示す図である。 操作履歴の一例を示す図である。 操作分析部13の動作を示すフローチャートである。 操作分析部13の動作後における操作履歴の一例を示す図である。 エラー影響分析部14の動作を示すフローチャートである。 エラー分析結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるシナリオの一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるエラー分析結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態における出力部15の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における出力部15による表示内容の一例を示す図である。 第2の実施の形態の変形例に係るエラー影響分析部14の構成図である。 優先度分析部141の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るユーザインタフェース評価装置の構成図であり、図2は、評価対象であるユーザインタフェースを使用する携帯端末の画面の一例を示す図である。
図1に示すように、ユーザインタフェース評価装置1は、理想的な操作の方法を示すシナリオと、実際に行われた操作の操作履歴と、ユーザインタフェースに関する情報(ユーザインタフェース情報という)を外部から読み込む読込部11と、シナリオ、操作履歴、ユーザインタフェース情報ならびに後に生成されるエラー分析結果を保持するデータ保持部12と、シナリオに規定されていない操作を操作履歴に基づいて検出する操作分析部13と、シナリオと操作履歴に基づいて、エラーである操作の影響を分析するエラー影響分析部14と、エラー分析結果をディスプレイ2に表示する出力部15とを備える。
図2に示すように、起動画面P1には、検索フォームと称されるユーザインタフェースUI1と、おすすめ動画一覧と称されるユーザインタフェースUI2と、再生ボタンと称される複数のユーザインタフェースUI3が表示される。
ユーザインタフェースUI1にキーワードが入力されると、起動画面P1は、画面P2に遷移する。画面P2には、検索結果一覧と称されるユーザインタフェースUI4と、再生ボタンと称される複数のユーザインタフェースUI5が表示される。
ユーザインタフェースUI3、UI5でタップと称される動作がなされると、起動画面P1は、再生画面P3に遷移する。再生画面P3には、起動画面P1や画面P2に戻るためのユーザインタフェースUI6が表示される。
図3は、ユーザインタフェース情報の一例を示す図である。
ユーザインタフェース情報は、ユーザインタフェースのユーザインタフェース識別情報および当該ユーザインタフェースの位置情報を含む。ユーザインタフェース識別情報は、便宜上、日本語で図示されている。
図4は、シナリオの一例を示す図である。
シナリオは、ユーザが行うべき操作の内容を規定すべく、複数のシナリオ行を操作の順に並べたものとなっている。シナリオ行は、<>で囲まれたユーザインタフェース識別情報を含む行である。「シナリオ1」は、シナリオ識別情報であり、「ケータイで暇つぶしにおすすめ動画を探して閲覧したい」は、シナリオの意図を示す情報であり、これらを含む行はタイトル行である。その他の行はコメント行である。
図5は、操作履歴の一例を示す図である。
操作履歴は、複数の操作の順に当該操作を示す操作履歴行を並べたものである。操作履歴行は、<>で囲まれたユーザインタフェース識別情報を含む操作内容を備える。また、操作履歴行には、該当の操作がエラーであることを示すものがある。そのような操作履歴行は、エラー内容を含む。
操作履歴には、操作にあたり与えられた指示内容と、対応するシナリオを示すシナリオ識別情報が付与されている。
(ユーザインタフェース評価装置1の動作)
読込部11は、外部から、複数のシナリオと、各シナリオについて少なくとも1つの操作履歴と、いずれかのシナリオで少なくとも1回使用されるユーザインタフェースのそれぞれについてのシナリオユーザインタフェース情報とを読み込み、データ保持部12に記憶させる。
図6は、操作分析部13の動作を示すフローチャートである。
操作分析部13は、本図の動作を各操作履歴について行う。
操作分析部13は、まず、対象の操作履歴を読み込み(S1)、次に、操作履歴に付与されたシナリオ識別情報に対応するシナリオ(以下、このような関係のシナリオを関連のシナリオという)を読み込む(S3)。
以降、操作分析部13は、シナリオの先頭のシナリオ行から順にシナリオ行を読み込み、操作履歴の先頭の操作履歴行から順に操作履歴行を読み込みながら、処理を進める。
操作分析部13は、まず、読み込んでないシナリオ行を検索し(S5)、読み込んでない操作履歴行を検索する(S7)。
操作分析部13は、そのようなシナリオ行および操作履歴行があるなら(S9:YES)、それらを読み込み、シナリオ行に規定された操作内容と操作履歴行に示された操作内容とが一致するか否かを判定する(S11)。
操作分析部13は、一致しないなら(S11:NO)、その旨を示す不一致フラグを操作履歴行に含ませ(S13)、S7に戻る。このS7では、操作分析部13は、次の操作履歴行を読み込む。
操作分析部13は、一致するなら(S11:YES)、S5に戻り、次のシナリオ行を読み込む。
操作分析部13は、そのようなシナリオ行と操作履歴行の少なくとも一方がないなら(S9:NO)、処理を終える。
図7は、操作分析部13の動作後における操作履歴の一例を示す図である。
操作履歴行K1、K2には、不一致フラグが含まれる。これは、操作履歴行K1、K2の操作内容が、シナリオに規定されていない操作内容であることを示している。以下、このような操作分析部13の動作後の操作履歴を単に操作履歴という。
図8は、エラー影響分析部14の動作を示すフローチャートである。
エラー影響分析部14は、図の動作を各操作履歴について行う。
エラー影響分析部14は、まず、対象の操作履歴を読み込み(S21)、関連のシナリオを読み込む(S23)。
以降、エラー影響分析部14は、操作履歴において、エラー内容を含む対象の操作履歴行を順次に処理していく。
エラー影響分析部14は、まず、対象の操作履歴行を読み込み(S25)、操作履歴行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、ユーザインタフェース識別情報を含む情報(以下、エラー分析結果行という)を生成する(S27)。
エラー影響分析部14は、次に、S23で読み込んだシナリオから、S27で読み込んだユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行に隣接するシナリオ行を読み込み、シナリオ行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、このユーザインタフェース識別情報などを含む情報(以下、エラー分析結果行という)を生成する(S29)。シナリオ行(A)に隣接するシナリオ行(B)とは、例えば、シナリオ行(A)の1つ前のシナリオ行や1つ後ろのシナリオ行である。また、1つ前のシナリオから予め定めた行数だけ前にあるシナリオ行まで、または、1つ後ろのシナリオから予め定めた行数だけ後ろにあるシナリオ行まで、または、これら両方を、隣接するシナリオ行(B)としてもよい。
エラー影響分析部14は、次に、S27で読み込んだユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行を含む別のシナリオを読み込む(S31)。
エラー影響分析部14は、次に、S31で読み込んだシナリオから、S27で読み込んだユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行を読み込み、シナリオ行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、ユーザインタフェース識別情報などを含む情報(以下、エラー分析結果行という)を生成する(S33)。
エラー影響分析部14は、次に、読み込んでない操作履歴行があるなら(S35:YES)、S25へ戻る。
エラー影響分析部14は、一方、読み込んでない操作履歴行がないなら(S35:NO)、S27、S29、S33で生成したエラー分析結果行を含むエラー分析結果を生成し(S37)、データ保持部12に記憶させて、処理を終える。
これにより、各操作履歴に対するエラー分析結果がデータ保持部12に保持される。
図9は、エラー分析結果の一例を示す図である。
エラー分析結果行L1は、S27で生成したものである。エラー分析結果行L1は、これに含まれるユーザインタフェース識別情報が、S23で読み込んだシナリオに含まれることを示すフラグ「自」を含む。また、エラー分析結果行L1は、含まれるユーザインタフェース識別情報が、エラー内容を含む対象の操作履歴行内のユーザインタフェース識別情報であることを示すフラグ「エラー原因」を含む。
エラー分析結果行L2…L4は、S29で生成したものである。各エラー分析結果行L2…L4は、これに含まれるユーザインタフェース識別情報が、S23で読み込んだシナリオに含まれることを示すフラグ「自」を含む。また、各エラー分析結果行L2…L4は、含まれるユーザインタフェース識別情報が、隣接するシナリオ行内のユーザインタフェース識別情報またはS31で読み込んだシナリオ内のユーザインタフェース識別情報であることを示すフラグ「エラー影響」を含む。
エラー分析結果行L5、L6は、S33で生成したものである。各エラー分析結果行L5、L6は、これに含まれるユーザインタフェース識別情報が、S31で読み込んだシナリオに含まれることを示すフラグ「他」を含む。また、各エラー分析結果行L5、L6は、含まれるユーザインタフェース識別情報が、隣接するシナリオ行内のユーザインタフェース識別情報またはS31で読み込んだシナリオ内のユーザインタフェース識別情報であることを示すフラグ「エラー影響」を含む。
図1の出力部15は、データ保持部12から、図9に示したようなエラー分析結果を読み込み、その各エラー分析結果行を示す表示内容をディスプレイ2に表示する。出力部15は各表示内容を、例えば、図9のような表形式で表示する。
したがって、第1の実施の形態によれば、ユーザインタフェース評価装置1は、データ保持部12から操作履歴およびシナリオを読み込み(S21、S23)、操作履歴から該当の操作がエラーであることを示す操作履歴行を読み込み(S25)、操作履歴行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成する(S27)とともに、当該シナリオから当該ユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行に隣接するシナリオ行を読み込み、当該シナリオ行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成し(S29)、当該各エラー分析結果行を含むエラー分析結果を生成する(S37)エラー影響分析部14と、各エラー分析結果行を示す表示内容を表示する出力部15とを備えるので、エラーの原因とその影響を受けるユーザインタフェースを知ることができる。
また、ユーザインタフェース評価装置1は、データ保持部12からシナリオを読み込み(S3)、シナリオに規定されていない操作に該当する操作履歴行を操作履歴から検出する(S11)操作分析部13を備えるので、シナリオに規定されていない操作のタイミングや内容を知ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に同一または類似の装置および装置構成を用い、同一または類似のものについては第1の実施の形態で使用した符号を使用して重複説明を略し、第1の実施の形態とは異なる事項を中心に説明を行う。
図10は、第2の実施の形態におけるシナリオの一例を示す図である。
第2の実施の形態において、各シナリオには、その重要性などに基づいて優先度が設定されている。優先度は、ユーザインタフェース評価装置1のオペレータから入力され、エラー影響分析部14により、シナリオに設定される。
図11は、第2の実施の形態におけるエラー分析結果の一例を示す図である。
図9と違い、エラー影響分析部14は、この例の場合、エラー分析結果行L1に対し、S23で読み込んだシナリオに設定された優先度を含める。
また、エラー影響分析部14は、エラー分析結果行L2…L4に対し、S23で読み込んだシナリオに設定された優先度を含める。
また、エラー影響分析部14は、エラー分析結果行L5、L6に対し、S31で読み込んだシナリオに設定された優先度を含める。
図12は、第2の実施の形態における出力部15の動作を示すフローチャートである。
出力部15は、この動作を各エラー分析結果について行う。
出力部15は、まず、データ保持部12からエラー分析結果を読み込む(S41)。
出力部15は、次に、各エラー分析結果行を順次に処理していく。
出力部15は、まず、対象のエラー分析結果行を読み込む(S43)。
出力部15は、次に、エラー分析結果行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、データ保持部12から、このユーザインタフェース識別情報を含むユーザインタフェース情報内の位置情報を読み込む(S45)。
出力部15は、次に、S45で読み込んだユーザインタフェース識別情報のユーザインタフェース(エラー分析結果行に対応する操作で使用されるユーザインタフェース)をディスプレイ2に表示するとともに、S43で読み込んだエラー分析結果行内のフラグ「自」や「他」、フラグ「エラー原因」や「エラー影響」、優先度に応じた表示内容を、S45で読み込んだ位置情報の位置に表示する(S47)。
次に、出力部15は、未処理のエラー分析結果行があるなら(S49:YES)、S43に戻り、次のエラー分析結果行を読み込む一方、ないなら(S49:NO)、処理を終える。
図13は、第2の実施の形態における出力部15による表示内容の一例を示す図である。
例えば、図2にも示したユーザインタフェースUI1に重畳して、実線の星印G1が表示される。重畳表示がなされるのは、S45で読み込んだ位置情報が、S47で表示されるユーザインタフェースの位置情報だからである。星印G1が実線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「自」が含まれていたからである。また、他の図形でなく、星印G1が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー原因」が含まれていたからである。また、図示しないが、星印G1は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた濃度で表示される。出力部15は、エラー分析結果行内に対応する表示内容をこのように表示する。
また、出力部15は、ユーザインタフェースUI1とともに、同時に表示されるユーザインタフェースUI2、UI3も表示する。
ユーザインタフェースUI2に重畳して、実線の枠線G2が表示される。枠線G2が実線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「自」が含まれていたからである。また、星印でなく、枠線G2が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー影響」が含まれていたからである。また、枠線G2は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた太さで表示される。
ユーザインタフェースUI3に重畳して、実線の枠線G3が表示される。枠線G3が実線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「自」が含まれていたからである。また、他の図形でなく、枠線G3が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー影響」が含まれていたからである。また、枠線G3は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた太さで表示される。枠線G3が枠線G2より細いのは、前者に対応する優先度が後者に対応する優先度より低いからである。
また、本図は、ユーザインタフェースUI4、UI5が表示される場合についても例示する。
ユーザインタフェースUI4に重畳して、破線の枠線G4が表示される。枠線G4が破線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「他」が含まれていたからである。また、星印でなく、枠線G4が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー影響」が含まれていたからである。また、枠線G4は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた太さで表示される。
ユーザインタフェースUI5に重畳して、破線の枠線G5が表示される。枠線G5が破線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「他」が含まれていたからである。また、星印でなく、枠線G5が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー影響」が含まれていたからである。また、枠線G5は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた太さで表示される。
また、本図は、ユーザインタフェースUI6が表示される場合についても例示する。
ユーザインタフェースUI6に重畳して、破線の枠線G6が表示される。枠線G6が破線で表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行にフラグ「他」が含まれていたからである。また、星印でなく、枠線G6が表示されるのは、S43で読み込んだエラー分析結果行内にフラグ「エラー影響」が含まれていたからである。また、枠線G6は、S43で読み込んだエラー分析結果行内の優先度に応じた太さで表示される。
なお、出力部15は、エラー分析結果行内に対応する表示内容を、図9のような表形式で表示し、その際、フラグや優先度に応じて、文字の大きさや太さなどを変えてもよい。 したがって、第2の実施の形態によれば、データ保持部12は、シナリオに含まれるユーザインタフェース識別情報および該当のユーザインタフェースの位置を示す位置情報を含むユーザインタフェース情報を保持し、出力部15は、エラー分析結果行に対応する操作で使用されるユーザインタフェースが表示されている場合において、当該エラー分析結果行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、データ保持部12から、当該ユーザインタフェース識別情報を含むユーザインタフェース情報内の位置情報を読み込み(S45)、当該位置情報の位置に表示内容を表示する(S47)ので、ユーザインタフェースに重畳して表示内容が表示され、もって、エラーの原因と影響を受けるユーザインタフェースを一層わかりやすくすることができる。
また、エラー影響分析部14は、シナリオに設定された優先度をエラー分析結果行に含ませ、出力部15は、表示内容をエラー分析結果行に含まれる優先度に応じたものにするので、例えば、優先度の高い重要なシナリオについては、エラーの原因と影響を受けるユーザインタフェースを一層わかりやすくすることができる。
(変形例)
さて、第2の実施の形態のこれまでの説明では、同じシナリオならシナリオ行ごとに優先度の差はなかったが、優先度を該当のユーザインタフェースの使用頻度に応じたものとしてもよい。
図14に示すように、この場合、エラー影響分析部14は、優先度を該当のユーザインタフェースの使用頻度が高いほど優先度が高くなるように計算する優先度分析部141を備える。
図15は、優先度分析部141の動作を示すフローチャートである。
優先度分析部141は、まず、各シナリオ行の優先度を例えば「0」に初期化し、これから処理するシナリオ行の行数を示す変数nを「2」に初期化する(S61)。
優先度分析部141は、次に、後述の優先度更新処理を行う(S63)。
優先度分析部141は、次に、変数nに1を加算し(S65)、変数nが所定の数に達しないなら(S67:NO)、S63に戻り、達したなら(S67:YES)、処理を終える。
優先度更新処理では、優先度分析部141は、各シナリオについて処理を行う。
優先度分析部141は、まず、対象のシナリオを読み込む(S71)。
優先度分析部141は、次に、シナリオから、変数nと同数のシナリオ行を検索する(S73)。
優先度分析部141は、該当数のシナリオ行があるなら(S75:YES)、そのシナリオ行を読み込む(S76)。
優先度分析部141は次に、他のシナリオを読み込み(S77)、そのシナリオから変数nと同数のシナリオ行を読み込む(S79)。
優先度分析部141は、次に、S76で読み込んだシナリオ行と76で読み込んだシナリオ行が一致するかを判定する(S81)。優先度分析部141は、ここでは、シナリオ行の順番と内容が一致するか否かを判定する。
優先度分析部141は、一致しないなら(S81:NO)、S73に戻り、一致するなら(S81:YES)、S76で読み込んだシナリオ行の優先度を高め(S83)てから、S73に戻る。
優先度分析部141は、該当数のシナリオ行がないなら(S75:NO)、処理を終える。
したがって、変形例によれば、エラー影響分析部14は、エラー分析結果行に該当するユーザインタフェースの優先度を当該ユーザインタフェースの使用頻度が高いほど当該優先度が高くなるように計算し、当該優先度を該当のエラー分析結果行に含ませる優先度分析部141を備えるので、使用頻度が高く、かつ、エラーの原因と影響を受けるユーザインタフェースを一層わかりやすくすることができる。
なお、ユーザインタフェース評価装置1としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1…ユーザインタフェース評価装置
11…読込部
12…データ保持部
13…操作分析部
14…エラー影響分析部
15…出力部
141…優先度分析部

Claims (6)

  1. 複数の行うべき操作の順に当該操作の内容を少なくとも含むシナリオ行を並べたシナリオと、複数の行われた操作の順に当該操作の内容を少なくとも含む操作履歴行を並べた操作履歴とが記憶されるデータ保持部と、
    前記データ保持部から前記操作履歴および前記シナリオを読み込み、当該操作履歴から該当の操作がエラーであることを示す操作履歴行を読み込み、当該操作履歴行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成するとともに、当該シナリオから当該ユーザインタフェース識別情報を含むシナリオ行に隣接するシナリオ行を読み込み、当該シナリオ行から該当の操作で使用されたユーザインタフェースを示すユーザインタフェース識別情報を読み込み、当該ユーザインタフェース識別情報を含むエラー分析結果行を生成し、当該各エラー分析結果行を含むエラー分析結果を生成するエラー影響分析部と、
    前記各エラー分析結果行を示す表示内容を表示する出力部と
    を備えることを特徴とするユーザインタフェース評価装置。
  2. 前記ユーザインタフェース評価装置は、
    前記データ保持部から前記シナリオを読み込み、当該シナリオに規定されていない操作に該当する操作履歴行を前記操作履歴から検出する操作分析部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のユーザインタフェース評価装置。
  3. 前記シナリオには優先度が設定されており、
    前記エラー影響分析部は、
    前記シナリオに設定された優先度を前記エラー分析結果行に含ませ、
    前記出力部は、
    前記表示内容を前記エラー分析結果行に含まれる優先度に応じたものにする
    ことを特徴とする請求項1または2記載のユーザインタフェース評価装置。
  4. 前記エラー影響分析部は、前記エラー分析結果行に該当するユーザインタフェースの優先度を当該ユーザインタフェースの使用頻度が高いほど当該優先度が高くなるように計算し、当該優先度を該当のエラー分析結果行に含ませる優先度分析部を備え、
    前記出力部は、
    前記表示内容を前記エラー分析結果行に含まれる優先度に応じたものにする
    ことを特徴とする請求項1または2記載のユーザインタフェース評価装置。
  5. 前記データ保持部は、
    前記シナリオに含まれるユーザインタフェース識別情報および該当ユーザインタフェースの位置を示す位置情報を含むユーザインタフェース情報を保持するものであり、
    前記出力部は、
    前記エラー分析結果行に対応する操作で使用されるユーザインタフェースが表示されている場合において、当該エラー分析結果行からユーザインタフェース識別情報を読み込み、前記データ保持部から、当該ユーザインタフェース識別情報を含むユーザインタフェース情報内の位置情報を読み込み、当該位置情報の位置に表示内容を表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のユーザインタフェース評価装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のユーザインタフェース評価装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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