JP5914274B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、液晶表示装置に関する。
一般に、表示装置として液晶表示装置が用いられている。高速な応答速度が要求される液晶表示装置では、OCB(Optically Compensated Bend)液晶が用いられている。OCBモードの液晶表示装置は、πセルに光学補償フィルム(位相差板)を組合せて構成されている。OCBモードの液晶表示装置では、通常、初期配向状態がスプレイ配向をとるため、所定の電圧を印加してベンド配向状態に初期転移させた後に動作させる必要がある。OCBモードは、残留リタデーション(黒表示の際の液晶のリタデーション)を光学補償フィルムで補償するモードである。
特開2002−357827号公報
ところで、OCBモードの液晶表示装置では、黒表示の際に黒色が際立たないため、コントラストが低いという課題を有している。このため、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置が望まれている。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を提供することにある。
一実施形態に係る液晶表示装置は、
第1電極と、電極形成面を有したステージと、スイッチング素子と、前記電極形成面上に設けられ前記スイッチング素子に電気的に接続された第2電極と、前記第1電極及び第2電極を覆った第1垂直配向膜とを有する第1基板と、
前記第1電極及び第2電極に対向した第3電極と、前記第3電極を覆った第2垂直配向膜とを有し、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、
前記第1基板及び第2基板間に挟持された液晶層と、を備え、
前記電極形成面は、前記第1垂直配向膜の前記第1電極に対向した部分より前記第2基板側に位置し、
前記第2電極が前記液晶層の厚み方向の中央に位置するように、前記ステージの高さが設定されている。
図1は、第1の実施形態に係る液晶表示装置を示す概略構成図である。 図2は、図1に示した液晶表示パネルの等価回路を示す概略図である。 図3は、図1に示したアレイ基板の一部を拡大して示す平面図であり、一画素を取り出して示す図である。 図4は、図3の線IV−IVに沿った液晶表示パネルを示す断面図である。 図5は、上記第1の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されていない状態を示す概略図である。 図6は、上記第1の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。 図7は、第2の実施形態に係る液晶表示装置のアレイ基板の一部を拡大して示す平面図であり、一画素を取り出して示す図である。 図8は、図7の線VIII−VIIIに沿った液晶表示パネルを示す断面図である。 図9は、上記第2の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。 図10は、第3の実施形態に係る液晶表示装置のガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。 図11は、第4の実施形態に係る液晶表示装置の液晶表示パネルの等価回路を示す概略図である。 図12は、図11に示したアレイ基板の一部を拡大して示す平面図であり、一画素を取り出して示す図である。 図13は、上記第4の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。 図14は、第5の実施形態に係る液晶表示装置のガラス基板、ステージ、第1乃至第3電極及び液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。 図15は、第6の実施形態に係る液晶表示装置の液晶表示パネルの等価回路を示す概略図である。 図16は、図15に示したアレイ基板の一部を拡大して示す平面図であり、一画素を取り出して示す図である。 図17は、上記第6の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1及び第2電極並びに液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されていない状態を示す概略図である。 図18は、上記第6の実施形態に係るガラス基板、ステージ、第1及び第2電極並びに液晶層を取出して示す断面図であり、液晶層に電圧が印加されている状態を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら第1の実施形態に係る液晶表示装置について詳細に説明する。
図1に示すように、液晶表示装置1は、液晶表示パネル2、バックライトユニット3及び制御部4を備えている。液晶表示パネル2は、アレイ基板10と、アレイ基板10に対向配置された対向基板30と、アレイ基板10及び対向基板30間に挟持された液晶層40とを備えている。この実施形態において、アレイ基板10が第1基板として機能し、対向基板30が第2基板として機能している。
アレイ基板10は、透明な絶縁基板として矩形状のガラス基板11を備えている。ガラス基板11上には、アレイパターン10Pが形成されている。アレイパターン10P上には、スペーサとして、例えば複数の柱状スペーサSSが形成されている。ガラス基板11、アレイパターン10P及び柱状スペーサSS上に配向膜10Aが形成されている。
一方、対向基板30は、透明な絶縁基板として矩形状のガラス基板31を備えている。ガラス基板31上に、対向パターン30Pが形成されている。ガラス基板31及び対向パターン30P上に配向膜30Aが形成されている。
アレイパターン10P又は対向パターン30Pは、後述するカラーフィルタCFを有している。後述するが、この実施形態において、対向パターン30PがカラーフィルタCFを有している。カラーフィルタCFは、赤色、緑色及び青色の複数の着色層を有している。
アレイ基板10及び対向基板30間の隙間は、複数の柱状スペーサSSにより保持されている。アレイ基板10及び対向基板30は、表示領域の外周に沿って配置されたシール材50により接合されている。液晶層40は、アレイ基板10、対向基板30及びシール材50で囲まれた領域に形成されている。
アレイ基板10の外面上に偏光板61が形成されている。対向基板30の外面上に偏光板62が形成されている。
後述するが、偏光板61は行方向X及び列方向Yに対して略45°で交差する第1方向d1に平行な透過軸を有している。偏光板62は行方向X及び列方向Yに対して略45°で交差する第2方向d2に平行な透過軸を有している。第1方向d1及び第2方向d2は直交している。このため、偏光板61及び偏光板62はクロスニコル配置されている。(図3を参照)
バックライトユニット3は、アレイ基板10の外面側に設けられている。バックライトユニット3は、偏光板61と対向した導光板を含む導光体3aと、導光体3aの一側縁に対向配置された、例えば冷陰極線管からなる光源3b及び反射板3cを有している。
次に、上記液晶表示パネル2について説明する。
図1乃至図4に示すように、ガラス基板11上には、複数の走査線12及び複数の信号線13が設けられている。走査線12は、ガラス基板11の面方向に平行な行方向Xに延出している。信号線13は、ガラス基板11の面方向に平行であるとともに行方向Xに直交した列方向Yに延出している。表示領域において、走査線12及び信号線13は互いに交差して格子状に設けられている。
走査線12と信号線13との各交差部近傍には、スイッチング素子として、例えばTFT(薄膜トランジスタ)14が形成されている。TFT14は、ガラス基板11上に形成され、画素PXに1つずつ設けられている。
TFT14は、半導体層14aと、ゲート絶縁膜14bと、ゲート電極14cと、ソース電極14dと、ドレイン電極14eと、を有している。半導体層14aはガラス基板11上に形成されている。ゲート絶縁膜14bは、ガラス基板11及び半導体層14a上に設けられている。ゲート電極14cは、ゲート絶縁膜14b上に設けられ、走査線12の一部を延在して形成され、半導体層14aに対向している。
ソース電極14dは、層間絶縁膜17上に形成され、ゲート絶縁膜14b及び層間絶縁膜17に形成されたコンタクトホールを通って半導体層14aのソース領域に電気的に接続されている。ソース電極14dは信号線13に接続されている。ここでは、ソース電極14dは信号線13と一体に形成されている。
ドレイン電極14eは、層間絶縁膜17上に形成され、ゲート絶縁膜14b及び層間絶縁膜17に形成されたコンタクトホールを通って半導体層14aのドレイン領域に電気的に接続されている。後述するが、ドレイン電極14eは第2電極22に接続されている。ガラス基板11、走査線12、信号線13、TFT14及び層間絶縁膜17上には、絶縁層18が設けられている。絶縁層18は、ドレイン電極14eに対向したコンタクトホール18hを有している。
絶縁層18上に、第1電極21が設けられている。第1電極21は、光透過性を有する導電材料(透明な導電材料)として、例えばITO(インジウム錫酸化物)で形成されている。この実施形態において、第1電極21は、ベタ電極であり、表示領域全体に設けられ、複数の画素PXで共用されている。このため、第1電極21は、共通電極である。第1電極21は、複数のTFT14のドレイン電極14eと対向した複数の開口部21hを有している。また、第1電極21とドレイン電極14eとの電気的な絶縁状態を維持するため、開口部21hは、コンタクトホール18hの外周を囲んでいる。
なお、第1電極21は、ベタ電極に限らず種々変形可能である。第1電極21は、例えばドレイン電極14eと対向した領域から外れて位置し行方向Xに延出し列方向Yに間隔を置いて並べられ互いに電気的に接続された複数の帯状の電極を有していてもよい。この場合、各帯状の電極は、行方向Xに並べられた複数の画素PXで共用される。
絶縁層18及び第1電極21上に電極形成面を有した複数のステージ19が設けられている。ステージ19は絶縁材料で形成されている。この実施形態において、複数のステージ19は、列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成され、行方向Xに間隔を置いて設けられている。各ステージ19は、画素PXの略中央部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。各ステージ19は、列方向Yに並んだ複数の画素PXで共用されている。ステージ19は、ドレイン電極14e、コンタクトホール18h及び開口部21hと対向したコンタクトホール19hを有している。
この実施形態において、ステージ19は高く形成されている。後述するが、ステージ19の高さは略2μmである。ステージ19が高くなるほど、コンタクトホール19hを良好に形成し難い。そこで、ステージ19のうちドレイン電極14eと対向した個所の高さ、他の個所の高さより低くなるよう、ステージ19を形成している。ここでは、ステージ19のドレイン電極14eと対向した個所の表面をテーパ面にしている。上記のことから、ステージ19を高く形成する場合であっても、コンタクトホール19hを良好に形成することは可能である。
第2電極22は、島状に設けられている。第2電極22は、マトリクス状に設けられている。第2電極22はステージ19の電極形成面上に設けられている。第2電極22は、画素PXの略中央部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。隣合う画素PXの第2電極22同士は、離間して位置し、互いに電気的に絶縁されている。第2電極22の一部は、ドレイン電極14eと対向している。第2電極22は、コンタクトホール18h及びコンタクトホール19hを通ってドレイン電極14eに電気的に接続されている。第2電極22は、開口部21hに間隔を置いて形成されている。第2電極22は、導電材料(例えばITO)で形成されている。
なお、ステージ19は、光透過性を有する絶縁材料で形成してもよいが遮光性を有する絶縁材料で形成してもよい。なぜなら、本実施形態において、液晶層40のうちステージ19(第2電極22)と対向した領域で偏光の変調が起こらないためであり、常時黒表示となるためである。
上述したように、第2電極22と対向した領域が常時黒表示の場合、第2電極22の光透過性の有無に問題はない。但し、コントラストの観点から、ステージ19及び第2電極22は光透過性を有していた方がよい。
なお、本実施形態とは異なり、第2電極22と対向した領域が透過率改善に寄与する場合、第2電極22は必ずしも光透過性を有していなくともよい。なぜなら、液晶表示装置は透過型に限定されるものではなく、例えば半透過型であってもよく、この場合、第2電極22を光反射性を有する導電材料(例えば、アルミニウム)で形成可能であるためである。
上記のように、ガラス基板11上にアレイパターン10Pが形成されている。アレイパターン10P上には、複数の柱状スペーサSSが形成されている。柱状スペーサSSは、走査線12と対向して位置している。この実施形態において、柱状スペーサSSは、走査
線12と信号線13との交差部に対向して位置している。なお、柱状スペーサSSは、図示しない台座上に形成されていてもよい。上記台座は、例えばステージ19を形成する際に、同一材料で同時に形成することができる。
アレイパターン10P及び柱状スペーサSS上に、配向膜10Aが設けられている。配向膜10Aは、第1電極21及び第2電極22等を覆っている。この実施形態において、配向膜10Aは、垂直配向膜である。ここで、上記ステージ19の電極形成面は、配向膜10Aの第1電極21に対向した部分より対向基板30側に位置している。
一方、対向基板30において、ガラス基板31上には、複数の第1遮光層70、図示しない複数の第2遮光層及び図示しない周辺遮光層が設けられている。第1遮光層70は、行方向Xに延出して帯状に形成されている。第1遮光層70は、走査線12及びコンタクトホール19hと対向している。第1遮光層70は、複数の信号線13と交差している。第2遮光層は、列方向Yに延出して帯状に形成され、信号線13に対向して設けられている。第1遮光層70及び第2遮光層は、ブラックマトリクスを形成している。周辺遮光層は、矩形枠状に形成され、表示領域の外周を囲んでいる。周辺遮光層は、表示領域の外側からの光漏れを防止する機能を有している。
ガラス基板31、第1遮光層70、第2遮光層及び周辺遮光層上にカラーフィルタCFが設けられている。カラーフィルタCFは複数色の着色層を有している。着色層は画素PXに対応して配置されている。着色層は列方向Yに延出して形成されている。複数色の着色層は、行方向Xに繰り返し並べられている。着色層の周縁は第2遮光層(信号線13)に対向している。例えば、カラーフィルタCFは、赤色の着色層、緑色の着色層及び青色の着色層を有している。
カラーフィルタCF上に第3電極23が設けられている。第3電極23は、第1電極21及び第2電極22と対向している。第3電極23は、光透過性を有する導電材料として、例えばITOで形成されている。この実施形態において、第3電極23は、ベタ電極であり、表示領域全体に設けられ、複数の画素PXで共用されている。このため、第3電極23は、共通電極である。第1電極及び第3電極は、同電位に設定される。
上記のように、ガラス基板31上に対向パターン30Pが形成されている。ガラス基板31及び対向パターン30P上には、配向膜30Aが設けられている。配向膜30Aは、第3電極23等を覆っている。この実施形態において、配向膜30Aは、垂直配向膜である。
液晶層40は、アレイ基板10及び対向基板30間に挟持されている。この実施形態において、液晶層40は、ポジ型の液晶材料で形成されている。
ここで、液晶表示パネル2は、液晶層40に電圧を印加しない状態で光遮蔽状態となるノーマリーブラック型である。
制御部4は、第1電極21、第2電極22及び第3電極23の電位を設定する。制御部4は、例えば、第1電極21及び第3電極23を接地電位等の定電位に設定し、TFT14を制御することにより第2電極22の電位を第1電極21及び第3電極23とは独立した値に設定する。
図5及び図6においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19、第2電極22、ガラス基板31、第3電極23及び液晶層40のみを取出して示している。
図5に示すように、この実施形態において、液晶層40の厚み(セルギャップ;配向膜10Aの第1電極21に対向した部分と配向膜30Aとの間の距離)dは例えば略4μmである。ステージ19の高さhは略2μmである。このため、この実施形態において、第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央に位置している。そして、上記のように第2電極22が位置するようにステージ19の高さhが設定されている。
電圧無印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間、並びに第2電極22及び第3電極23間に電圧を印加していない状態において、第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、電界を与えないように設定されている。電圧無印加状態において、液晶分子mの配向方向は初期状態から変化しないため、液晶層40の配向は初期配向を維持し垂直配向となる。
偏光板61を透過したバックライトの偏光は、液晶層40において維持され、偏光板62の透過軸と直交する。このため、液晶層40から偏光板62に入射される偏光が偏光板62を透過する確率(透過率)はほぼ0%となる。偏光板62は液晶層40から入射される偏光を遮蔽することが可能となり、良好な黒表示を行うことが可能となる。上記したことから、電圧無印加状態において、黒色を際立たせることができるため、高コントラスト化に寄与することができる。
図6に示すように、電圧印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間、並びに第2電極22及び第3電極23間に電圧を印加している状態において、第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、電界を与えるように設定されている。電圧印加状態において、液晶分子mの配向方向は電気力線に沿って初期状態から変化する。
第2電極22は液晶層40の厚み方向の中央に位置している。液晶層40の中央部の液晶分子mは、略水平(プレチルト角が略ゼロ)に配向する。また、液晶分子mは、液晶層40の中央部を境界として、配向膜10Aの近傍及び配向膜30Aの近傍において対称となるようなプレチルト角を持って配向する。このため、液晶層40の第1電極21と第3電極23との間の領域の配向はスプレイ配向となる。
上記のように構成された第1の実施形態に係る液晶表示装置によれば、液晶表示装置1は、アレイ基板10と、対向基板30と、液晶層40とを備えている。アレイ基板10は、第1電極21と、電極形成面を有したステージ19と、TFT14と、第2電極22と、配向膜10Aとを有している。ステージ19の電極形成面は、配向膜10Aの第1電極21に対向した部分より対向基板30側に位置している。対向基板30は、第3電極23と、配向膜30Aとを有している。
液晶層40はポジ型の液晶材料で形成され、液晶分子mの配向方向は電気力線に沿って変化する。液晶層40への電圧印加状態(白表示時)において、液晶層40の第1電極21と第3電極23との間の領域の配向はスプレイ配向を採る。このため、液晶表示パネル2は、ベンド配向を採るOCBモードの場合と同等の高速応答性を得ることができる。
また、液晶層40への電圧無印加状態(黒表示時)において、液晶層40(液晶分子m)の配向は垂直配向となる。液晶層40(液晶分子m)の配向はOCBモードの場合のようにベンド配向とはならないため、液晶表示パネル2に残留リタデーション(黒表示の際の液晶のリタデーション)は生じない。黒表示の際に黒色を際立たせることができるため、液晶表示装置1は高コントラスト特性を得ることができる。
液晶表示装置1は、残留リタデーションを補償する必要がないため、光学補償フィルム(位相差板)無しに形成することができる。液晶表示装置1の構成部材を少なくすることができ、また製造工程を少なくすることができ、ひいては製造コストの低減を図ることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
次に、第2の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。この実施形態において、上述した第1の実施形態と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19(19Y)、第2電極22(22R、22L)、ガラス基板31、第3電極23及び液晶層40のみを取出して示している。
図7、図8及び図9に示すように、各画素PXは、複数の第2電極22を有していてもよい。この実施形態において、各画素PXは、2個の第2電極22を有している。第2電極22は、行方向Xに2本平行に並んでおり、画素PXの左右両端部にそれぞれ配置されている。以下では、これらの第2電極22を区別するために、図中の左側の第2電極を22Lと称し、図中の右側の第2電極を22Rと称する。
画素PXにおいて、第2電極22Lは左側端部に配置され、第2電極22Rは右側端部に配置されている。ここでは、第2電極22Lは、信号線13の側縁部に対向し、当該画素PXの左側に隣合う画素の第2電極22Rに間隔を置いて配置されている。第2電極22Rは、信号線13の側縁部に対向し、当該画素PXの右側に隣合う画素の第2電極22Lに間隔を置いて配置されている。
ステージ19の電極形成面上に接続電極24も設けられている。この実施形態において、接続電極24は、第2電極22L及び第2電極22Rと同一材料で一体に形成され、第2電極22L及び第2電極22Rを電気的に接続している。第2電極22L、第2電極22R及び接続電極24は、Π字状に形成されている。
この実施形態において、接続電極24は、画素PXの上端部に設けられ、隣合う画素PXの第2電極22及び接続電極24に離間して位置している。接続電極24の一部は、ドレイン電極14eと対向している。接続電極24は、コンタクトホール19h等を通ってドレイン電極14eに電気的に接続されている。
複数のステージ19は、列方向Y又は行方向Xに沿って直線的に延出し、格子状に形成されている。以下では、これらのステージ19を区別するために、列方向Yに延出したステージを19Yと称し、行方向Xに延出したステージを19Xと称する。ステージ19Y及びステージ19Xは、一体に形成されている。
ステージ19Yは、行方向Xに間隔を置いて設けられている。各ステージ19Yは、画素PXの境界部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。各ステージ19Yは、信号線13、当該信号線13の左側の画素PXの第2電極22R及び当該信号線13の右側の画素PXの第2電極22Lに対向している。このため、各ステージ19Yは、第2電極22Rのための電極形成面と、第2電極22Lのための電極形成面と、を有している。
ステージ19Xは、列方向Yに間隔を置いて設けられている。各ステージ19Xは、画素PXの境界部において行方向Xに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。各ステージ19Xは、接続電極24に対向している。ステージ19Xはコンタクトホール19hを有している。
この実施形態において、ステージ19Xはテーパ面を有し、コンタクトホール19hはテーパ面に開口している。これにより、コンタクトホール19hを良好に形成することができる。
また、この実施形態において、液晶層40の厚み(セルギャップ;配向膜10Aの第1電極21に対向した部分と配向膜30Aとの間の距離)dは例えば略4μmである。ステージ19Yの高さhは略2μmである。このため、この実施形態において、第2電極22L、22Rは、液晶層40の厚み方向の中央に位置している。そして、上記のように第2電極22L、22Rが位置するようにステージ19Yの高さhが設定されている。
電圧無印加状態において、液晶層40の配向は垂直配向となる。電圧印加状態において、液晶層40の配向はスプレイ配向となる。
上記のように構成された第2の実施形態に係る液晶表示装置によれば、各画素PXは複数の第2電極22を有していてもよい。この場合も、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
次に、第3の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。この実施形態において、上述した第2の実施形態と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19(19Y)、第2電極22(22R、22L)、ガラス基板31、第3電極23及び液晶層40のみを取出して示している。
図10に示すように、液晶層40は、ネガ型の液晶材料で形成されている。ステージ19Y(19)は、光透過性を有する絶縁材料で形成されている。なぜなら、本実施形態において、液晶層40のうちステージ19Y(第2電極22)と対向した領域で偏光の変調が起こるためである。
なお、各画素PXは、2個の第2電極22を有しているが、これに限定されるものではなく、1個又は3個以上の第2電極22を有していてもよい。
電圧無印加状態において、液晶層40の配向は垂直配向となる。
電圧印加状態において、液晶分子mの配向方向は電気力線に直交した方向に変化する。第2電極22は液晶層40の厚み方向の中央に位置している。液晶層40の中央部の液晶分子mは、略垂直に配向する。また、液晶分子mは、液晶層40の中央部を境界として、配向膜10Aの近傍及び配向膜30Aの近傍において対称となるようなプレチルト角を持って配向する。このため、液晶層40の第1電極21と第3電極23との間の領域の配向はベンド配向となる。
この際、液晶層40の第2電極22と対向した領域の液晶分子mの配向方向も変化し、略水平に配向する。このため、液晶層40の第2電極22と対向した領域においても偏光の変調が起こることとなる。
上記のように構成された第3の実施形態に係る液晶表示装置によれば、液晶層40は、ネガ型の液晶材料で形成されている。
液晶層40への電圧印加状態(白表示時)において、液晶層40の第1電極21と第3電極23との間の領域の配向はベンド配向を採る。このため、液晶表示パネル2は、OCBモードの場合と同等の高速応答性を得ることができる。また、液晶層40の第2電極22と対向した領域においても偏光の変調が起こり画像表示に寄与するため、液晶表示装置1は、より高コントラスト特性を得ることができる。
また、液晶層40への電圧無印加状態(黒表示時)において、液晶層40(液晶分子m)の配向は垂直配向となる。黒表示の際に黒色を際立たせることができるため、液晶表示装置1は高コントラスト特性を得ることができる。そして、製造コストの低減を図ることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
次に、第4の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。この実施形態において、上述した第3の実施形態と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図13においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19(19Y)、第2電極22(22R、22L)、ガラス基板31、第3電極23及び液晶層40のみを取出して示している。
図11、図12及び図13に示すように、アレイ基板10は、複数の他の走査線72、複数の他の信号線73、複数の他のTFT74をさらに備えている。
走査線72は、ゲート絶縁膜14b上に設けられ、行方向Xに延出している。走査線72は、画素PXの下端部側に位置している。走査線72及び走査線12は、同一材料で同時に形成されている。
信号線73は、層間絶縁膜17上に設けられ、列方向Yに延出している。信号線73は、画素PXの右側端部に位置している。なお、信号線13は、画素PXの左側端部に位置している。信号線73及び信号線13は、同一材料で同時に形成されている。
スイッチング素子としてのTFT74は、走査線72と信号線73との各交差部近傍に形成されている。TFT74は、画素PXに1つずつ設けられている。TFT74は、半導体層74aと、ゲート絶縁膜14bと、ゲート電極74cと、ソース電極74dと、ドレイン電極74eと、を有している。
半導体層74aはガラス基板11上に設けられている。半導体層74a及び半導体層14aは、同一材料で同時に形成されている。ゲート電極74cは、ゲート絶縁膜14b上に設けられ、走査線72の一部を延在して形成され、半導体層74aに対向している。
ソース電極74dは、層間絶縁膜17上に形成され、ゲート絶縁膜14b及び層間絶縁膜17に形成されたコンタクトホールを通って半導体層74aのソース領域に電気的に接続されている。ソース電極74dは信号線73に接続されている。ここでは、ソース電極74dは信号線73と一体に形成されている。
ドレイン電極74eは、層間絶縁膜17上に形成され、ゲート絶縁膜74b及び層間絶縁膜17に形成されたコンタクトホールを通って半導体層74aのドレイン領域に電気的に接続されている。後述するが、ドレイン電極74eは第1電極21に接続されている。ドレイン電極74e及びドレイン電極14eは、同一材料で同時に形成されている。絶縁層18は、ドレイン電極74eに対向したコンタクトホール18Jを有している。
第1電極21は、絶縁層18上に島状に設けられている。なお、この実施形態において、第1電極21がベタ電極でないことは言うまでもない。第1電極21は、マトリクス状に設けられている。この実施形態において、第1電極21は画素PXに1つずつ設けられている。
第1電極21は、画素PXの略中央部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。隣合う第1電極21同士は、離間して位置し、互いに電気的に絶縁されている。第1電極21の一部は、ドレイン電極74eと対向している。第1電極21は、コンタクトホール18Jを通ってドレイン電極74eに電気的に接続されている。
なお、各画素PXは、1個の第1電極21を有しているが、これに限定されるものではなく、2個以上の第1電極21を有していてもよい。また、各画素PXは、2個の第2電極22を有しているが、これに限定されるものではなく、1個又は3個以上の第2電極22を有していてもよい。
制御部4は、第1電極21、第2電極22及び第3電極23の電位を互いに独立して設定する。制御部4は、例えば、第3電極23を接地電位等の定電位に設定し、TFT74を制御することにより第1電極21の電位を独立した値に設定し、TFT14を制御することにより第2電極22の電位を独立した値に設定する。
電圧無印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間、第1電極21及び第3電極23間、並びに第2電極22及び第3電極23間に電圧を印加していない状態において、第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、電界を与えないように設定されている。電圧無印加状態において、液晶分子mの配向方向は初期状態から変化しないため、液晶層40の配向は初期配向を維持し垂直配向となる。
電圧印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間、第1電極21及び第3電極23間、並びに第2電極22及び第3電極23間に電圧を印加している状態において、第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、電界を与えるように設定されている。電圧印加状態において、液晶分子mの配向方向は電気力線に沿って初期状態から変化する。
液晶分子mの配向方向は電気力線に直交した方向に変化する。第2電極22は液晶層40の厚み方向の中央に位置している。液晶層40の中央部の液晶分子mは、略垂直に配向する。また、液晶分子mは、液晶層40の中央部を境界として、配向膜10Aの近傍及び配向膜30Aの近傍において対称となるようなプレチルト角を持って配向する。このため、液晶層40のうち第1電極21及び第2電極23と対向していない領域の配向はベンド配向となる。
この際、液晶層40の第2電極22と対向した領域の液晶分子mの配向方向も変化し、略水平に配向する。このため、液晶層40の第2電極22と対向した領域においても偏光の変調が起こることとなる。さらにこの実施形態において、液晶層40の第1電極21と対向した領域の液晶分子mの配向方向も変化し、略水平に配向する。このため、液晶層40の第1電極21と対向した領域においても偏光の変調が起こることとなる。
上記のように構成された第4の実施形態に係る液晶表示装置によれば、液晶層40は、ネガ型の液晶材料で形成されている。第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、互いに独立した電位に設定される。
液晶層40への電圧印加状態(白表示時)において、液晶層40の大部分の配向はベンド配向を採る。このため、液晶表示パネル2は、OCBモードの場合と同等の高速応答性を得ることができる。また、液晶層40の第2電極22と対向した領域においても偏光の変調が起こり画像表示に寄与するため、液晶表示装置1は、より高コントラスト特性を得ることができる。
さらに、液晶層40において、第1電極21及び第2電極22間に作用する電界や、第2電極22及び第3電極23間に作用する電界が及ばない領域が存在しても、第1電極21及び第3電極23間に電界を作用させることができる。液晶層40の第1電極21と対向した領域においても偏光の変調が起こり画像表示に寄与することができる。偏光の変調が起こらない領域をより低減することができる。これにより、液晶表示装置1は、より高コントラスト特性を得ることができる。
また、液晶層40への電圧無印加状態(黒表示時)において、液晶層40(液晶分子m)の配向は垂直配向となる。黒表示の際に黒色を際立たせることができるため、液晶表示装置1は高コントラスト特性を得ることができる。そして、製造コストの低減を図ることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
ここで、上記第4の実施形態に係る液晶表示装置の変形例について説明する。上記第4の実施形態において、液晶層40は、ネガ型の液晶材料に替えてポジ型の液晶材料で形成されていてもよい。この場合、上記第4の実施形態に比べて偏光の変調が起こる領域が低減するものの、電圧印加状態(白表示時)に液晶層40の配向はスプレイ配向を採るため、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
次に、第5の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。この実施形態において、上述した第1の実施形態と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19、第2電極22、ガラス基板31、第3電極23及び液晶層40のみを取出して示している。
図14に示すように、アレイ基板10は、上述した第4の実施形態に示した複数の他の走査線72、複数の他の信号線73、複数の他のTFT74をさらに備えている(図12)。
第1電極21は、絶縁層18上に島状に設けられている。なお、この実施形態において、第1電極21はベタ電極ではない。第1電極21は、マトリクス状に設けられている。この実施形態において、第1電極21は画素PXに1つずつ設けられている。第1電極21は、例えば矩形状に形成されている。ここでは、第1電極21の周縁は、信号線13、信号線73、走査線12及び走査線72に重ねられている。
なお、各画素PXは、1個の第2電極22を有しているが、これに限定されるものではなく、2個以上の第2電極22を有していてもよい。
液晶層40の厚み(セルギャップ;配向膜10Aの第1電極21に対向した部分と配向膜30Aとの間の距離)dは例えば略4μmである。第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央より、第1電極21側又は第3電極23側に位置している。なお、図14において、液晶層40の厚み方向の中央を破線で示している。
この実施形態において、第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央より第1電極21側に位置している。第2電極23の位置は、ステージ19の高さに応じて決定されている。すなわち、ステージ19の高さを調整することにより、第2電極23の位置が決定されている。
また、この実施形態のように、ステージ19の高さを調整した方が、コンタクトホール19hを形成し易く、場合によってはステージ19の表面をテーパ面にすること無しにコンタクトホール19hを良好に形成することができる(図4)。
制御部4は、第1電極21、第2電極22及び第3電極23の電位を、第2電極22の位置に応じて互いに独立して設定する。制御部4は、例えば、第3電極23を接地電位等の定電位に設定し、TFT74を制御することにより第1電極21の電位を独立した値に設定し、TFT14を制御することにより第2電極22の電位を独立した値に設定する(図11)。
この実施形態において、第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、液晶層40の厚み方向の中央を境にアレイ基板10側の液晶分子mの配向と対向基板30側の液晶分子mの配向とが対称となるような電位に設定される。
電圧無印加状態における液晶分子mの挙動及び電圧印加状態における液晶分子mの挙動は、上述した第1の実施形態と同様となる。
上記のように構成された第5の実施形態に係る液晶表示装置によれば、液晶層40は、ポジ型の液晶材料で形成されている。第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央から外れて位置していてもよい。第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、第2電極22の位置に応じて互いに独立した電位に設定されている。
第1電極21、第2電極22及び第3電極23は、液晶層40の厚み方向の中央を境にアレイ基板10側の液晶分子mの配向と対向基板30側の液晶分子mの配向とが対称となるような電位に設定される。このため、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した第1の実施形態の場合に比べて、ステージ19を低く形成することができる。
このため、コンタクトホール19hを有したステージ19を形成し易くすることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
ここで、上記第5の実施形態に係る液晶表示装置の変形例について説明する。上記第5の実施形態において、液晶層40は、ネガ型の液晶材料に替えてポジ型の液晶材料で形成されていてもよい。この場合、電圧印加状態(白表示時)に液晶層40の配向はスプレイ配向を採るため、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。また、液晶層40の第2電極22と対向した領域においても偏光の変調が起こり画像表示に寄与するため、液晶表示装置1は、より高コントラスト特性を得ることができる。
次に、第6の実施形態に係る液晶表示装置について説明する。この実施形態において、上述した第1の実施形態と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図17及び図18においては、液晶表示パネル2から、ガラス基板11、第1電極21、ステージ19(19Y1、19Y2)、第2電極22、ガラス基板31及び液晶層40のみを取出して示している。
図15、図16及び図17に示すように、絶縁層18上に複数のステージ19が設けられている。複数のステージ19は、列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成され、行方向Xに間隔を置いて設けられている。複数のステージ19は、第1ステージとしてのステージ19Y1と、第2ステージとしてのステージ19Y2とに分類することができる。
ステージ19Y1は、画素PXの境界部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。ステージ19Y1は、列方向Yに並んだ複数の画素PXで共用され、さらに行方向Xに隣合う画素PXでも共用されている。ステージ19Y1は、信号線13に対向している。ステージ19Y1は、第1電極21のための第1電極形成面を有している。
ステージ19Y2は、画素PXの略中央部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。ステージ19Y2は、列方向Yに並んだ複数の画素PXで共用されている。ステージ19Y2は、ドレイン電極14e及びコンタクトホール18h(図4)と対向したコンタクトホール19hを有している。ステージ19Y2は、第2電極22のための第2電極形成面を有している。
この実施形態において、ステージ19(19Y1、19Y2)は高く形成されている。ステージ19Y1の第1電極形成面及びステージ19Y2の第2電極形成面は、配向膜10A(図4)のステージ19Y1、第1電極21、ステージ19Y2及び第2電極22から外れた部分より対向基板30側に位置している。
第1電極21はステージ19Y1の第1電極形成面上に設けられている。第1電極21は、光透過性を有する導電材料として、例えばITOで形成されている。この実施形態において、第1電極21は、列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。第1電極21は、列方向Yに並んだ複数の画素PXで共用され、さらに行方向Xに隣合う画素PXでも共用されている。
なお、第1電極21は、帯状に限らず種々変形可能である。第1電極21は、例えば島状に形成され、行方向に延出した図示しない接続電極に接続されていてもよい。この場合、各接続電極は、行方向Xに並べられた複数の画素PXで共用される。
第2電極22は、島状に設けられている。第2電極22は、マトリクス状に設けられている。第2電極22はステージ19Y2の第2電極形成面上に設けられている。第2電極22は、画素PXの略中央部において列方向Yに沿って直線的に延出した帯状に形成されている。隣合う画素PXの第2電極22同士は、離間して位置し、互いに電気的に絶縁されている。第2電極22の一部は、ドレイン電極14eと対向している。第2電極22は、コンタクトホール18h(図4)及びコンタクトホール19hを通ってドレイン電極14eに電気的に接続されている。第2電極22は、光透過性を有する導電材料として、例えばITOで形成されている。
なお、各画素PXは、2個の第1電極21を有しているが、これに限定されるものではなく、1個又は3個以上の第1電極21を有していてもよい。また、各画素PXは、1個の第2電極22を有しているが、これに限定されるものではなく、2個以上の第2電極22を有していてもよい。
ここで、第1電極21及び第2電極22は、ITO等の光透過性を有する導電材料で形成してもよいが、金属(例えば、アルミニウム)等の遮光性を有する導電材料で形成してもよい。また、ステージ19(19Y1、19Y2)は、光透過性を有する絶縁材料で形成してもよいが遮光性を有する絶縁材料で形成してもよい。
配向膜10Aは、第1電極21及び第2電極22等を覆っている。この実施形態において、配向膜10Aは水平配向膜である。配向膜10Aには、列方向Yに配向処理(例えば、ラビング)が施されている。
一方、対向基板30は、第3電極23無しに形成されている。このため、配向膜30Aは、カラーフィルタCF(対向パターン30P)上に設けられている。この実施形態において、配向膜30Aは水平配向膜である。配向膜30Aには、列方向Yに配向処理(例えば、ラビング)が施されている。配向膜10A及び配向膜30Aの配向方向は、第1電極21及び第2電極22が対向する方向に直交する方向である。
液晶層40は、ポジ型の液晶材料で形成されている。
ここで、液晶表示パネル2は、液晶層40に電圧を印加しない状態で光遮蔽状態となるノーマリーブラック型である。
制御部4は、第1電極21及び第2電極22の電位を設定する。制御部4は、例えば、第1電極21を接地電位等の定電位に設定し、TFT14を制御することにより第2電極22の電位を第1電極21とは独立した値に設定する。
ここで、ステージ19Y1の第1電極形成面及びステージ19Y2の第2電極形成面は、配向膜10Aのステージ19Y1、第1電極21、ステージ19Y2及び第2電極22から外れた部分より対向基板30側に位置している。
この実施形態において、ステージ19(19Y1、19Y2)の高さhは、液晶層40の厚み(セルギャップ;配向膜10Aのステージ19Y1、第1電極21、ステージ19Y2及び第2電極22から外れた部分と配向膜30Aとの間の距離)dの略1/2である。このため、この実施形態において、第1電極21及び第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央に位置している。そして、上記のように第1電極21及び第2電極22が位置するようにステージ19の高さhが設定されている。
また、この実施形態において、偏光板61及び偏光板62はクロスニコル配置され、偏光板61は列方向Yに平行な透過軸を有し、偏光板62は行方向Xに平行な透過軸を有している(図1)。又は、偏光板61が行方向Xに平行な透過軸を有し、偏光板62が列方向Yに平行な透過軸を有していてもよい。
図17に示すように、電圧無印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間に電圧を印加していない状態において、第1電極21及び第2電極22は、電界を与えないように設定されている。電圧無印加状態において、液晶分子mの配向方向は初期状態から変化しない。
液晶層40は、偏光板61から入射される偏光を、偏光状態を維持して透過させ、偏光板62に出射させる。偏光板62に出射させた偏光は、偏光板62の透過軸が延出した方向と直交するため、偏光板62を透過しない。つまり、液晶層40から入射される偏光が偏光板62を透過する確率(透過率)はほぼ0%となる。上記したことから、偏光板62は、液晶層40から入射される偏光を遮光することが可能となり、黒色表示を良好に行うことが可能となる。上記したことから、電圧無印加状態において、黒色を際立たせることができるため、高コントラスト化に寄与することができる。
図18に示すように、電圧印加状態、すなわち、第1電極21及び第2電極22間に電圧を印加している状態において、第1電極21及び第2電極22は、電界を与えるように設定されている。電圧印加状態において、液晶分子mの配向方向は電気力線に沿って初期状態から変化する。
液晶層40は、550nmの波長にてリタデーションが略1/2波長となる。液晶層40は、入射された直線偏光を略90°捩って出射している。これにより、液晶層40は、偏光板61から入射される列方向Yの偏光を、行方向Xの偏光(直線偏光)として偏光板62に出射させている。つまり、液晶層40から入射される偏光が偏光板62を透過する確率(透過率)はほぼ100%となる。上記したことから、偏光板62は、液晶層40から入射される偏光を透過することが可能となり、画像表示を良好に行うことが可能となる。
上記のように構成された第6の実施形態に係る液晶表示装置によれば、液晶表示装置1は、アレイ基板10と、対向基板30と、液晶層40とを備えている。アレイ基板10は、第1電極形成面を有したステージ19Y1と、第1電極21と、第2電極形成面を有したステージ19Y2と、TFT14と、第2電極22と、配向膜10Aとを有している。上記第1電極形成面及び第2電極形成面は、配向膜10Aのステージ19Y1、第1電極21、ステージ19Y2及び第2電極22から外れた部分より対向基板30側に位置している。対向基板30は配向膜30Aを有している。液晶層40はポジ型の液晶材料で形成され、液晶分子mの配向方向は電気力線に沿って変化する。
液晶層40への電圧無印加状態(黒表示時)において、上記のように液晶表示パネル2を構成することにより、黒表示の際に黒色を際立たせることができるため、液晶表示装置1は高コントラスト特性を得ることができる。
液晶層40への電圧印加状態(白表示時)において、液晶層40の界面付近(アレイ基板10付近及び対向基板30付近)の液晶分子mも偏光の変調率に寄与し、液晶層40のリタデーションを小さくすることができる。例えば、液晶層40の厚みを小さくすることができる。これにより、従来のIPSモードの液晶表示装置に比べて、コントラスト特性を改善することができる。
なぜなら、第1電極21及び第2電極22は、液晶層40の厚み方向の中央に位置し、配向膜10A付近の液晶分子mと、配向膜30A付近の液晶分子mとの間の距離が小さくなるためである。そして、一番動き難いミッドプレーンの液晶分子mに作用させる電界の強度が大きくなることから、液晶分子mの動きが速くなり、高速応答を期待することができる。
なお、従来のIPSモードの液晶表示装置では、電極から遠い方の液晶層の界面付近(対向基板付近)の液晶分子は、ほとんど偏光の変調率に寄与しておらず、上記変調率を向上させるために、液晶層のリタデーション(Δnd)を大きくしなければならない。ここで、Δnは液晶材料の屈折率異方性を示し、dは上述したように液晶層の厚みを示すものである。しかしながら、Δndを大きくすると液晶の散乱成分が大きくなるため、従来のIPSモードの液晶表示装置では、コントラストが低下してしまうものである。
液晶表示装置1は、光学補償フィルム(位相差板)無しに形成することができるため、製造コストの低減を図ることができる。
上記したことから、コントラストが高く高速応答性を示す液晶表示装置を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、この発明の実施形態は、上記液晶表示装置に限定されるものではなく、各種の液晶表示装置に適応可能である
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]第1電極と、電極形成面を有したステージと、スイッチング素子と、前記電極形成面上に設けられ前記スイッチング素子に電気的に接続された第2電極と、前記第1電極及び第2電極を覆った第1垂直配向膜とを有する第1基板と、
前記第1電極及び第2電極に対向した第3電極と、前記第3電極を覆った第2垂直配向膜とを有し、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、
前記第1基板及び第2基板間に挟持された液晶層と、を備え、
前記電極形成面は、前記第1垂直配向膜の前記第1電極に対向した部分より前記第2基板側に位置している液晶表示装置。
[2]前記第2電極が前記液晶層の厚み方向の中央に位置するように、前記ステージの高さが設定されている[1]に記載の液晶表示装置。
[3]前記第1電極、第2電極及び第3電極の電位を設定する制御部をさらに備えている[1]に記載の液晶表示装置。
[4]前記第1電極、第2電極及び第3電極は、それぞれ透明な導電材料で形成されている[1]に記載の液晶表示装置。
[5]前記第1電極及び第3電極は、それぞれベタ電極であり、同電位に設定され、
前記第2電極は、島状に設けられ、
前記液晶層は、ポジ型の液晶材料で形成されている[1]に記載の液晶表示装置。
[6]前記第1電極及び第3電極は、それぞれベタ電極であり、同電位に設定され、
前記第2電極は、島状に設けられ、
前記ステージは、透明な絶縁材料で形成され、
前記液晶層は、ネガ型の液晶材料で形成されている[1]に記載の液晶表示装置。
[7]前記第1基板は、前記第1電極に電気的に接続された他のスイッチング素子をさらに有し、
前記第1電極及び第2電極は、それぞれ島状に設けられ、
前記第3電極は、ベタ電極であり、
前記第1電極、第2電極及び第3電極は、互いに独立した電位に設定され、
前記ステージは、透明な絶縁材料で形成され、
前記液晶層は、ネガ型の液晶材料で形成されている[1]に記載の液晶表示装置。
[8]前記第1基板は、前記第1電極に電気的に接続された他のスイッチング素子をさらに有し、
前記第1電極及び第2電極は、それぞれ島状に設けられ、
前記第2電極の位置は、前記ステージの高さに応じて決定され、
前記第3電極は、ベタ電極であり、
前記第1電極、第2電極及び第3電極は、前記第2電極の位置に応じて互いに独立した電位に設定される[1]に記載の液晶表示装置。
[9]前記第1電極、第2電極及び第3電極は、前記液晶層の厚み方向の中央を境に前記第1基板側の液晶分子の配向と前記第2基板側の液晶分子の配向とが対称となるような電位に設定される[8]に記載の液晶表示装置。
[10]第1電極形成面を有した第1ステージと、前記第1電極形成面上に設けられた第1電極と、第2電極形成面を有した第2ステージと、スイッチング素子と、前記第2電極形成面上に設けられ前記スイッチング素子に電気的に接続され前記第1電極と独立した電位に設定される第2電極と、前記第1電極及び第2電極を覆った第1水平配向膜とを有する第1基板と、
第2水平配向膜を有し、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、
前記第1基板及び第2基板間に挟持された液晶層と、を備え、
前記第1電極形成面及び第2電極形成面は、前記第1水平配向膜の前記第1ステージ、第1電極、第2ステージ及び第2電極から外れた部分より前記第2基板側に位置している液晶表示装置。
[11]前記第1電極及び第2電極が前記液晶層の厚み方向の中央にそれぞれ位置するように、前記第1ステージ及び第2ステージの高さがそれぞれ設定されている[10]に記載の液晶表示装置。
[12]前記第1電極及び第2電極の電位をそれぞれ独立して設定する制御部をさらに備えている[10]に記載の液晶表示装置。
[13]前記第1水平配向膜及び第2水平配向膜の配向方向は、前記第1電極及び第2電極が対向する方向に直交する方向であり、
前記液晶層は、ポジ型の液晶材料で形成されている[10]に記載の液晶表示装置。
1…液晶表示装置、2…液晶表示パネル、4…制御部、10…アレイ基板、10A…配向膜、11…ガラス基板、14,74…TFT、19,19X,19Y,19Y1,19Y2…ステージ、21…第1電極、22,22L,22R…第2電極、23…第3電極、30…対向基板、30A…配向膜、31…ガラス基板、40…液晶層、61,62…偏光板、PX…画素、m…液晶分子、X…行方向、Y…列方向。

Claims (8)

  1. 第1電極と、電極形成面を有したステージと、スイッチング素子と、前記電極形成面上に設けられ前記スイッチング素子に電気的に接続された第2電極と、前記第1電極及び第2電極を覆った第1垂直配向膜とを有する第1基板と、
    前記第1電極及び第2電極に対向した第3電極と、前記第3電極を覆った第2垂直配向膜とを有し、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、
    前記第1基板及び第2基板間に挟持された液晶層と、を備え、
    前記電極形成面は、前記第1垂直配向膜の前記第1電極に対向した部分より前記第2基板側に位置し、
    前記第2電極が前記液晶層の厚み方向の中央に位置するように、前記ステージの高さが設定されている液晶表示装置。
  2. 前記第1電極、第2電極及び第3電極の電位を設定する制御部をさらに備えている請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1電極、第2電極及び第3電極は、それぞれ透明な導電材料で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1電極及び第3電極は、それぞれベタ電極であり、同電位に設定され、
    前記第2電極は、島状に設けられ、
    前記液晶層は、ポジ型の液晶材料で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第1電極及び第3電極は、それぞれベタ電極であり、同電位に設定され、
    前記第2電極は、島状に設けられ、
    前記ステージは、透明な絶縁材料で形成され、
    前記液晶層は、ネガ型の液晶材料で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1基板は、前記第1電極に電気的に接続された他のスイッチング素子をさらに有し、
    前記第1電極及び第2電極は、それぞれ島状に設けられ、
    前記第3電極は、ベタ電極であり、
    前記第1電極、第2電極及び第3電極は、互いに独立した電位に設定され、
    前記ステージは、透明な絶縁材料で形成され、
    前記液晶層は、ネガ型の液晶材料で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第1基板は、前記第1電極に電気的に接続された他のスイッチング素子をさらに有し、
    前記第1電極及び第2電極は、それぞれ島状に設けられ、
    前記第2電極の位置は、前記ステージの高さに応じて決定され、
    前記第3電極は、ベタ電極であり、
    前記第1電極、第2電極及び第3電極は、前記第2電極の位置に応じて互いに独立した電位に設定される請求項1に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第1電極、第2電極及び第3電極は、前記液晶層の厚み方向の中央を境に前記第1基板側の液晶分子の配向と前記第2基板側の液晶分子の配向とが対称となるような電位に設定される請求項7に記載の液晶表示装置。
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