JP5914137B2 - 歯科インプラント用治具及びそのセット並びにドリル用バー及びそのセット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、歯科インプラント治療におけるドリリング作業に用いて好適な歯科インプラント用治具及びそのセット並びにドリル用バー及びそのセットに関する。
歯科インプラント治療では、インプラントのフィクスチャーを理想的な位置に埋入することが重要であり、埋入の成否はフィクスチャー埋入孔を形成するためのドリリングの出来栄えによるところが大きい。ドリリングは、ヘッド1aにドリル用バー2を装着した歯科用ハンドピース1(図2参照)を手にした術者によりフリーハンドで行われることもあるが、やり直しのきかない作業であることから、斯かるドリリングの正確性の向上に資する目的で種々の治具が提案されている。
その代表的なものが、患者の歯牙の欠損部分について取得した印象を基に作成され、この欠損部分を含む歯牙列に被せて用いられる樹脂製のステントである(例えば特許文献1参照)。この種のステントには、ドリル用バー2を適切なドリリング位置に導くためのガイド孔が加工される。
特開2003−245289号公報
しかし、ステントには以下のような問題がある。まず、ドリル用バーがステントに接触し難いようステントのガイド孔とドリル用バーとの間には必ずあそび(クリアランス)が設けられるので、このあそびに起因してドリル用バー2の進入角度がガイド孔に対して傾き、当初の予定箇所から外れた部位をドリリングしてしまう懸念がある。その上、特にステントがパーシャルカバータイプの場合には歯牙列に被せた状態のステント自体ががたつき易く、このようながたつきはドリリングの失敗に繋がり兼ねない。ステントがフルカバータイプである場合、がたつきは生じ難くなる反面、ステントによって術野の殆どが隠れることになり、ドリル用バー2が不適切な位置に進入してもそれに気付くのは困難となる。従って、ステントを用いても正確なドリリングを行えない可能性は残る。しかも、あやまってドリル用バー2がステントに接触したときにステントの一部が削られると、その削り屑がフィクスチャーの埋入孔に入ってインプラント周囲炎を引き起こしたりオッセオインテグレーション(骨結合)を妨げたりする恐れもある。
また、作成費用の高いステントはリーズナブルではないとして使用されず、フリーハンドでドリリングが多く行われることもあり、一歯欠損をはじめ少数歯欠損を対象とするインプラント補綴の場合、その傾向が顕著である。この場合、術者は、主にドリル用バー2の軸部2aと欠損部分の両隣にある歯3,4とを目安にして、理想的な埋入孔のイメージHや上部補綴物のイメージを頭の中に描き、それらのイメージのみを頼りにドリリングの位置や方向を決定することになる(図2参照)。しかし、軸部2aの直径が一般的には僅か2mm前後の規定サイズのものが多く用いられており、その細さがイメージ作りや目視によるスターティングポイントの決定には不便となり、ドリリングの位置や方向のずれの発生原因にもなる。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、正確なドリリングを安全、簡単かつ低コストに実現し得る歯科インプラント用治具及びそのセット並びにドリル用バー及びそのセットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る歯科インプラント用治具は、顎骨に対して所定角度傾いたインプラントフィクスチャー埋入孔を形成するためのドリリングを行う位置及び/又は方向の目安とするために歯科用ハンドピースのドリル用バーに設けられ、前記ドリル用バーにおける一端側のハンドピースへの装着部と他端側の刃部との間を占める軸部に一体化された状態となり、傾斜埋入インプラントに用いられる歯科インプラント用治具であって外周面全体が顎骨に対する前記インプラントフィクスチャー埋入孔の傾斜角度に応じたテーパ角度を有するように、軸方向の一端から他端にかけて外径が一定割合で減少し、前記他端が前記刃部側を向くように前記ドリル用バーに一体化された状態となり、前記軸部と共に該軸部の軸心回りに回転し、該軸部の外側に該軸部と同心で該軸部よりも径が大の目安部を形成することを特徴としている(請求項1)。
上記歯科インプラント用治具軸心と直交する切断面が軸心と同心の円弧状であって略C字状を呈する形状をしていてもよ(請求項2)。
上記目的を達成するために、本発明に係る歯科インプラント用治具セットは、前記目安部の最大径、軸方向の長さまたは形状の少なくとも一つが相互に異なる請求項1又は2に記載の歯科インプラント用治具を複数備えている(請求項3)。
上記目的を達成するために、本発明に係るドリル用バーは、請求項1又は2に記載の歯科インプラント用治具が装着または一体成形により一体化されている(請求項4)。
上記目的を達成するために、本発明に係るドリル用バーセットは、前記目安部の最大径、軸方向の長さ、形状または前記刃部の先端から前記目安部までの距離の少なくとも一つが相互に異なる請求項4に記載のドリル用バーを複数備えている(請求項5)。
本発明では、正確なドリリングを安全、簡単かつ低コストに実現し得る歯科インプラント用治具及びそのセット並びにドリル用バー及びそのセットが得られる。
すなわち、例えば一歯欠損のインプラント補綴に用いるフィクスチャー埋入孔のドリリングの際に、術者は、理想的な埋入孔のイメージや装着対象とする上部補綴物のイメージを頭の中に描き、それらのイメージを頼りにドリリングの位置及び方向(スターティングポイント及び埋入角度)を決定する。そして、斯かる決定を行う際に、いわばドリル用バーと一体型のステントとして機能する本発明の治具が役立つ。すなわち、治具は、軸部と共に軸部の軸心回りに回転し、少なくともこの回転時に軸部と同心で軸部よりも径が大の目安部を形成する。そして、この目安部が、軸部に比べ、装着対象とする上部補綴物に近いサイズ及び形状を有するようにすれば、上記ドリリングの位置及び方向を決定する際に術者が頭の中に描くイメージの正確性の向上に寄与する。その上、目安部は、軸部に比べ、ドリリング時における隣在歯までの距離が近く、斯かる隣在歯への近接によってドリリング時の軸部のブレも制限される。従って、治具によって、上記イメージの形成からドリリングの位置及び方向の決定を行うまでのプロセス、ひいてはそのドリリング自体を正確かつ簡単に行うことができる。
しかも、本発明の治具は、ドリル用バーと共に回転するので、治具の一部がドリル用バーにより削られて埋入孔に入るといった事故も起こりようが無く安全である。また、本発明の治具は、過剰なドリリングを防止する深度調整のためのストッパとしても使用可能である。
さらに、インプラント埋入後に行う印象時の印象用コーピングの最大外径と同等(同一)かそれよりも大きい直径(最大径)を持つ治具(あるいはこの治具が一体化されたドリル用バー)を選択して用いれば、その印象用コーピングが歯牙に当たることを確実に予防することができるメリットも得られる。
請求項1〜3に係る発明の治具は、ドリル用バーに装着するだけで機能を発揮する上、その着脱は簡単に行うことができ手技が煩雑ともならず、さらに、シリコーンゴム等で安価に製造することができる。
特に請求項1〜3に係る発明では、目安部の外周面に所望のテーパ角度をつけることにより、目的とする角度をもって傾斜埋入インプラントを容易に行うことが可能となる。
本発明の参考例に係る歯科インプラント用治具を用いたドリリング方法を概略的に示す説明図である。 従来のドリリング方法を概略的に示す説明図である。 (A)〜(C)は、前記歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す平面図、斜視図及び正面図である。 本発明に係る歯科インプラント用治具を用いたドリリング方法を概略的に示す説明図である。 図4の歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す斜視図である。 (A)及び(B)は、30°タイプの歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す斜視図及び正面図である。 (A)及び(B)は、45°タイプの歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す斜視図及び正面図である。 本発明の変形例に係るロール状の歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す説明図である。 本発明の変形例に係る略C字状の歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す説明図である。 本発明の参考例に係るストレート部分と縮径部分とを有する歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す斜視図である。 (A)は本発明の参考例に係る案内テーパ部を有する歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す正面図、(B)は空洞軸心部の内周面に段部を有する歯科インプラント用治具の構成を概略的に示す断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の参考例及び変形例に係るドリル用バーの構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る歯科インプラント用治具セットを概略的に示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係るドリル用バーセットを概略的に示す斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1、図3(A)〜(C)に示すように、本実施の形態に係る歯科インプラント用治具(以下、「治具」と略称する)5は略円筒状のガイド(スリーブ)をなす部材であり、インプラントフィクスチャー埋入孔を形成するためのドリリングを行う位置及び/又は方向の目安とするために歯科用ハンドピース1のドリル用バー(歯科用バー)2に設けられる。尚、歯科用ハンドピース1及びドリル用バー2には共に市販品(汎用品)を用いることができる。
ドリル用バー2は、一端側にハンドピース1への装着部(図示していない)を有し、他端側に刃部2bを有する。ここで、刃部2bの形状や大きさはドリル用バー2の種類(ラウンドバー、ツイストバー等)やメーカーによって異なるが、一般的には上述したようにドリル用バー2の装着部と刃部2bとの間を占める軸部2aの直径が2mm前後の規定サイズのものが多く用いられている。
そして、治具5は、この軸部2aによって軸方向に貫かれ軸部2aが圧入された状態となる空洞軸心部5aを有する。尚、本例の治具5の直径D(図3(C)参照)は6mm、軸方向の長さL(図3(C)参照)も6mmであるが、直径D及び長さLは、症例ケースによって適宜変更すればよく、直径Dの範囲は例えば5〜12mm(好ましくは5〜9mm)、長さLの範囲は例えば3〜15mmとすることができる。
本例では、治具5を軸部2aに外嵌圧入することができるように、弾性体(ゴム状弾性体等)によって治具5を成形してあると共に、空洞軸心部5aを、軸部2aの外径よりも若干小さい内径d(図3(C)参照)を有する貫通孔状としてある。尚、本例では、内径dを2mmとしてある。
斯かる治具5を構成する素材には、例えば、ゴム(合成ゴム及び天然ゴム)、樹脂(合成樹脂及び天然樹脂)等のエラストマーや、スポンジを用いることができ、具体的には、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、スチレンブタジエンゴム、オレフィンゴム、フッ素樹脂、ポリエチレン樹脂(高密度〜低密度)、ポリプロピレン樹脂、シリコーンゴムスポンジ、フッ素ゴムスポンジ等を挙げることができる。但し、加熱滅菌に適する耐熱性、入手容易性、経済性、電気絶縁性、生体親和性、耐薬品性、耐候性、長期保管性等を考慮すると現時点ではシリコーンゴムが最も好ましい。
ドリル用バー2に対する治具5の外嵌圧入は、ドリル用バー2の一端側(ハンドピース1への装着部側)、他端側(刃部2b側)の何れから行ってもよい。また、ドリリングの際(使用時)の治具5は、軸部2aのみを覆う位置にあってもよいし、刃部2bの一部(上部)をも覆う位置にあってもよい。
例えば一歯欠損のインプラント補綴に用いるフィクスチャー埋入孔のドリリングの際に、術者は、理想的な埋入孔のイメージH(図1参照)や装着対象とする上部補綴物のイメージを頭の中に描き、それらのイメージを頼りにドリリングの位置及び方向(スターティングポイント及び埋入角度)を決定する。そして、斯かる決定を行う際に、いわばドリル用バー2と一体型のステントとして機能する治具5が役立つ。すなわち、治具5をドリル用バー2に取り付ければ、治具5は、軸部2aに一体化された状態となって軸部2aと共に軸部2aの軸心回りに回転するようになり、治具5の外周面は軸部2aと同心で軸部2aよりも径が大の筒状の目安部Mとなる。そして、この目安部Mは、軸部2aに比べ、装着対象とする上部補綴物に近いサイズ及び形状を有するので、上記ドリリングの位置及び方向を決定する際に術者が頭の中に描くイメージの正確性の向上に寄与する。その上、目安部Mは、軸部2aに比べ、ドリリング時における隣在歯までの距離が近く、斯かる隣在歯への近接によってドリリング時の軸部2aのブレも制限される。従って、治具5によって、イメージH等の形成(イメージ作り)からドリリングの位置及び方向の決定を行うまでのプロセス、ひいてはそのドリリング自体を正確かつ簡単に行うことができる。
ここで、治具5を用いたドリリングによってある程度の深さの骨孔(例えば事前に計画したフィクスチャー埋入孔の半分程度の深さの骨孔)が形成されれば、その骨孔自体がその後の所定深さまでのドリリングをガイドする機能を発揮するようになるので、形成した骨孔が斯かるガイド機能を発揮する段階に到達すれば、治具5をドリル用バー2から外してもよい。
治具5はまた、ドリル用バー2に取り付けられた状態でドリル用バー2と共に回転するので、治具5の一部がドリル用バー2により削られて埋入孔に入るといった事故も起こりようが無く安全であり、しかも、ドリル用バー2に装着するだけで機能を発揮する上、その着脱は簡単に行うことができ手技が煩雑ともならず、さらに、シリコーンゴム等で安価に製造することができる。また、治具5は、過剰なドリリングを防止する深度調整のためのストッパとしても使用可能である。
治具5は、図1に示すような一歯欠損を対象としたインプラント補綴のためのドリリングに用いて好適なものであるが、これに限らず、複数歯欠損や遊離端欠損等を対象としたインプラント補綴にも適用することができる。
以下、治具5の有効性を検討するために行った実験について説明する。この実験では、各評価者(術者)が模型上でのインプラント埋入窩形成を計2回行い、各回におけるドリリングの埋入角度とスターティングポイントの位置を測定した。ここで、評価者には、インプラント手術の見学経験を有するが臨床及び模型実習によるインプラント埋入経験を持たない歯科医師5名(n=5)を選抜した。また、各評価者による計2回のインプラント埋入窩形成には、治具5を用いずフリーハンドにより行った場合(以下、フリーハンド時という)と、ドリル用バー2に治具5を取り付けて行った場合(以下、治具使用時という)とを各々1回ずつ含むようにした。
直径が2.0mmのツイストドリルをドリル用バー2として用い、治具使用時には硬度50度のシリコーンゴム製の治具5(上記の形状とサイズを有するもの)をこのドリル用バー2に装着した。
インプラント窩洞形成の対象とする模型として、左側下顎第一大臼歯の一歯欠損症例の実習用顎模型(E1モデル、株式会社ニッシン社製)を用いた。また、左側下顎第一大臼歯が存在するタイプの同顎模型の歯軸を測定し、この歯軸を理想的インプラント軸として設定すると共に、この歯軸に基づいて理想的スターティングポイントを設定した。
ドリリングの埋入角度及びスターティングポイントの測定には、デジタルカメラと、Photoshop(商標)(ver.7.0,ADOBE SYSTEMS,INC.,米国)、Microsoft Excel(商標)(Microsoft Corporation、米国)及びStat View(商標)(SAS Institute Inc,米国)の計三種のプログラムとを用いた。
すなわち、ドリリングによって上記模型に差し込まれた状態となったドリル用バー2を,上記模型の咬合面、近遠心面及び頬舌側面を基準にした所定位置から同一条件にてデジタルカメラにより撮影した。そして、上記計三種のプログラムを使用して、撮影により得られたデータを解析し、ドリリングの結果について、理想的インプラント軸からの角度の誤差(乖離角度)と、理想的スターティングポイントからの距離の誤差(乖離距離)とを、それぞれ[(絶対値の)平均値±標準偏差(SD)]の形式(n=5)で求めた。
理想的インプラント軸からの近遠心的角度の誤差は、フリーハンド時で[6.84±3.67°]、治具使用時で[4.84±2.80°]であり、頬舌的角度の誤差は、フリーハンド時で[9.38±3.48°]、治具使用時で[6.34±6.10°]であった。
また、理想的スターティングポイントからの近遠心的方向における距離の誤差は、フリーハンド時で[1.24±0.81mm]、治具使用時で[0.16±0.11mm]であり、頬舌的方向における距離の誤差は、フリーハンド時で[0.48±0.49mm]、治具使用時で[0.44±0.10mm]であった。
上記各結果から、治具使用時の方がフリーハンド時に比べて、埋入角度及びスターティングポイントの両面において近遠心的にも頬舌的にもより理想的なドリリングに近づく傾向を示すことが認められた。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態では、治具5の軸方向の一端から他端までの外径(直径)Dは略同一であるが、これに限らず、例えば、図4〜図6に示すように、治具5の軸方向の一端から他端に向かって外径Dを漸次減少させ、他端側が刃部2b側を向くように治具5をドリル用バー2に装着するようにしてもよい。このような治具5を用いれば、例えば総義歯型インプラント補綴などの場合に適用される傾斜埋入インプラント(tilted implantation)を伴うAll on 4(オールオンフォー)、All on 5(オールオンファイブ)やAll on 6(オールオンシックス)を容易に行うことができる。
治具5を用いてAll on 4(5、6)を簡便に行う方法について図4を参照しながら詳述すると、まず、顎骨(上顎、下顎を問わない)に例えば径が2mmのガイドピン6を垂直に打ち込む。そして、長軸(垂直)埋入インプラント(axial implantation)の場合は、図3(A)〜(C)に示す治具5をドリル用バー2に取り付け、治具5のストレートな外周面がガイドピン6と平行になるようにドリリングを行えば、顎骨に垂直なフィクスチャー埋入孔H1(図4参照)を容易に形成することができる。また、傾斜埋入インプラントの場合は、図6(A)及び(B)に示す治具5をドリル用バー2に取り付け、治具5のテーパ角度のついた外周面がガイドピン6と平行になるようにドリリングを行えば(図5参照)、神経や血管、上顎洞を避け、顎骨に対して所定の角度傾いたフィクスチャー埋入孔H2(図4参照)を容易に形成することができる。そして、埋入孔H1,H2の形成後、ガイドピン6を撤去する。
上記のように傾斜埋入インプラントを行う場合、その傾斜角度は治具5の外周面のテーパ角度を変えることによって自在に設定可能であり、例えば45度以下の範囲で適宜にテーパ角度を選択すればよく、図6(A)及び(B)には、テーパ角度が30度となる30°タイプの治具5を示してあり、一端側の外径D1は13mm、他端側の外径D2は6mm、軸方向の長さLは6mmとなっている。また、図7(A)及び(B)には、テーパ角度が45度となる45°タイプの治具5を示してあり、一端側の外径D1は18mm、他端側の外径D2は6mm、軸方向の長さLは6mmとなっている。
また、上記実施の形態では、略円筒状の治具5を、弾性を有する素材によって成形しているが、これに限らず、例えば紙製のシート状部材をロール状に巻回し少なくとも端部を接着して治具5を構成してあってもよい(図8参照)。この場合、ロール状に巻回されているシート状部材の最も外側に位置する部分から順次繰り出してロールの巻き数を減らし治具5の外径Dを小さくしたり、あるいは、ロール状に巻回されていない部分をシート状部材に設けておいてその部分を既にロール状に巻回されている部分の外側から巻回することによって治具5の外径Dを大きくしたりすることができるようにしてあってもよい。また、治具5を構成するシート状部材を最初からロール状に巻回しておかず、全て展開された状態から巻回を開始するようにしてあってもよい。尚、シート状部材においてロール状に巻回されない部分が生じる場合、その巻回されない部分を鋏等の適宜の手段で切断すればよい。
その他、治具5をステンレス、鉄、チタン等の金属製やカーボン製等とすることもできる。すなわち、例えば、治具5を軸部2aの軸方向に移動可能な金属製の部材とし、この治具5の前記移動は、弾性を有する素材からなるストッパ部材(図示していない)を軸部2aに装着することによって規制するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、治具5を、軸心と直交する切断面が軸心と同心の環状を呈する形状(略円筒状)としているが、これに限らず、例えば、軸心と直交する切断面が軸心と同心の円弧状であって略C字状を呈する形状(横断面が略C字の柱状)としてもよい(図9参照)。この場合、空洞軸心部5aは貫通孔状ではなく治具5の外周側に連通する切欠溝状となるので、軸部2aに対する治具5の圧入を、ドリル用バー2の両端の何れか一方から外嵌した後、軸部2aに向けてスライドさせるといった手間を省いて、軸部2aの周囲からダイレクトに行うようにすることも可能となる。
また、図3には、治具5の軸方向の一端から他端までの外径Dが略同一の場合を示し、図6及び図7には、治具5の軸方向の一端から他端に向かって外径Dが一定割合で減少する場合を示しているが、治具5の外径Dが軸方向に不規則的に変化するようにしてもよい。すなわち、治具5は、一端側から他端側に向かって外径Dが略同一となるストレート部分と、一端側から他端側に向かって外径Dが一定または不定の割合で減少する縮径部分と、一端側から他端側に向かって外径Dが一定または不定の割合で増大する拡径部分とを様々に組み合わせて形成することができる。その一例として、図10には、治具5が、ストレート部分7と、縮径部分8とを含むようにした場合を示す。
ここで、図3、図6、図7、図10に示す治具5のように、軸心と直交する切断面が軸心と同心の環状を呈する場合、治具5の外周面自体が、軸部2aと同心で軸部2aよりも径が大の目安部Mとなり、治具5の回転時及び静止時の何れにおいてもドリリングの位置や方向の決定の支援効果を発揮する。
しかし、図9に示す治具5のように、軸心と直交する切断面が軸心と同心の環状を呈しない場合であっても、一般的に歯科用ハンドピース1がドリル用バー2に加える回転数で軸部2aが回転した際に、治具5が軸部2aの外側に軸部2aと同心で軸部2aよりも径が大の目安部Mを残像現象によって形成可能であれば、斯かる治具5も上記支援効果を奏することになる。従って、斯かる支援効果を奏する範囲で、例えば、略円筒状の治具5の外周部に種々の溝や突起を設けたり、治具5の外周面を横断面多角形となるようにしたり、というように治具5は種々に変形可能である。
貫通孔状の空洞軸心部5aの内周面に、例えば縦溝(軸方向の溝)または横溝(周方向の溝)を複数設け、軸部2aに対する治具5の外嵌圧入に必要な力の軽減を図るようにしてもよい。また、図11(A)に示すように、空洞軸心部5aの内周面の端部に、ドリル用バー2に対する治具5の外嵌圧入を案内する案内テーパ部9を設けてもよく、この案内テーパ部9を前記内周面の両端部に設けてもよい。さらに、例えば図11(B)に示すように、ドリル用バー2の軸部2aに外径が変化する外径変化部分(図示例では段部)2cが存在する場合、治具5の空洞軸心部5aの内周面に、外径変化部分2cと同様に内径が変化する内径変化部分(図示例では段部)5bを設け、軸部2aの外径変化部分2cを覆う位置に治具5を良好な状態で装着することができるようにしてもよい。この場合、空洞軸心部5aにおける内径変化部分5bの位置は適宜決めることができる。また、外径変化部分2c及び内径変化部分5bは、それぞれ段部に限られず、例えばテーパ部分であってもよい。
目安部M(治具5)の直径D(最大径)、軸方向の長さLや形状は、症例ケースに適したものを使用すればよく、そのため、目安部Mの直径D(最大径)、軸方向の長さLまたは形状の少なくとも何れか一つが相互に異なる複数の治具5をセット(治具セットS)として用意し(図13参照)、その中から適宜の治具5を選択して用いるようにしてもよく、この場合、例えばサイズ毎に治具5の色や形状を異ならせて治具5(目安部M)のサイズが一目で分かるようにしてあってもよい。このような目的のための形状の異ならせ方としては、例えば、治具5の外周面に縦溝(軸方向の溝)または横溝(周方向の溝)を1以上設け、その本数や間隔を変えるといったことが考えられる。
そして、ドリリングの後で行う印象時の印象用コーピングの最大外径と同等(同一)かそれよりも大きい直径D(最大外径)を持つ治具5を選択して用いれば、その印象用コーピングが歯牙に当たることを確実に予防することができるメリットも得られる。
上記実施の形態では、ドリル用バー2とは別体の治具5を装着によって一体化するようにしてあるが、成形により一体化されていてもよい。図12(A)及び(B)には、治具5が一体成形されたドリル用バー2の一例及び他の例を示し、同図(A)に示す治具5の形状は図3に示すものと同一であり、同図(B)に示す治具5は図6に示すものと同一である。勿論、この治具一体型のドリル用バー2においても、目安部M(治具5)の最大径(直径D)、軸方向の長さL及び形状は種々に変形可能である。さらに、斯かるドリル用バー2に関しては、刃部2bの先端から目安部M(治具5)までの距離(深度長)h(図12(A)参照)も種々に変更可能である。そのため、目安部M(治具5)の最大径(直径D)、軸方向の長さL、形状または深度長hの少なくとも何れか一つが相互に異なる複数のドリル用バー2をセット(ドリル用バーセットS’)として用意し(図14参照)、その中から適宜のドリル用バー2を選択して用いるようにする、といったことも可能である。また、上記ドリル用バーセットの中に、治具5が設けられていないドリル用バー2を含むようにし、例えばドリリングが進んである程度の大きさの骨孔が形成されれば治具5の無いドリル用バー2を用いるようにする、といったことも考えられる。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 歯科用ハンドピース
2 ドリル用バー
2a 軸部
2b 刃部
5 歯科インプラント用治具
M 目安部

Claims (5)

  1. 顎骨に対して所定角度傾いたインプラントフィクスチャー埋入孔を形成するためのドリリングを行う位置及び/又は方向の目安とするために歯科用ハンドピースのドリル用バーに設けられ、
    前記ドリル用バーにおける一端側のハンドピースへの装着部と他端側の刃部との間を占める軸部に一体化された状態となり、傾斜埋入インプラントに用いられる歯科インプラント用治具であって、
    外周面全体が顎骨に対する前記インプラントフィクスチャー埋入孔の傾斜角度に応じたテーパ角度を有するように、軸方向の一端から他端にかけて外径が一定割合で減少し、前記他端が前記刃部側を向くように前記ドリル用バーに一体化された状態となり、前記軸部と共に該軸部の軸心回りに回転し、該軸部の外側に該軸部と同心で該軸部よりも径が大の目安部を形成することを特徴とする歯科インプラント用治具。
  2. 軸心と直交する切断面が軸心と同心の円弧状であって略C字状を呈する形状をしている請求項1に記載の歯科インプラント用治具。
  3. 前記目安部の最大径、軸方向の長さまたは形状の少なくとも一つが相互に異なる請求項1又は2に記載の歯科インプラント用治具を複数備えた歯科インプラント用治具セット。
  4. 請求項1又は2に記載の歯科インプラント用治具が装着または一体成形により一体化されているドリル用バー。
  5. 前記目安部の最大径、軸方向の長さ、形状または前記刃部の先端から前記目安部までの距離の少なくとも一つが相互に異なる請求項4に記載のドリル用バーを複数備えたドリル用バーセット。
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