JP5913704B1 - ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター - Google Patents

ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター Download PDF

Info

Publication number
JP5913704B1
JP5913704B1 JP2015165509A JP2015165509A JP5913704B1 JP 5913704 B1 JP5913704 B1 JP 5913704B1 JP 2015165509 A JP2015165509 A JP 2015165509A JP 2015165509 A JP2015165509 A JP 2015165509A JP 5913704 B1 JP5913704 B1 JP 5913704B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptc element
blow
insulating cover
electrode
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015165509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017044091A (ja
Inventor
明生 松本
明生 松本
Original Assignee
明生 松本
明生 松本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 明生 松本, 明生 松本 filed Critical 明生 松本
Priority to JP2015165509A priority Critical patent/JP5913704B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5913704B1 publication Critical patent/JP5913704B1/ja
Priority to PCT/JP2016/003185 priority patent/WO2017033383A1/ja
Priority to DE112016001692.1T priority patent/DE112016001692T5/de
Publication of JP2017044091A publication Critical patent/JP2017044091A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/02Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/14Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
    • H01C1/1406Terminals or electrodes formed on resistive elements having positive temperature coefficient
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/02Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having positive temperature coefficient
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/0011Breather valves
    • F01M2013/0027Breather valves with a de-icing or defrosting system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/04Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
    • F01M2013/0455Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil with a de-icing or defrosting system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

【解決手段】 ブローバイガスを加熱するブローバイガスヒーターであって、PTC素子に接触する電極接続部がPTC素子を収容する収容部を有する絶縁カバーにより被覆され、管部材がブローバイガスを通過させるガス通路を形成し、管部材とPTC素子と電極接続部とをインサート成形する合成樹脂製のケース本体部と、からなる。【効果】従来のブローバイガスヒーターと異なり、絶縁カバーにより被覆されることで、シール材等の別部材を装着せずとも電気的ショートを起こすことが無い。また、電極接続部(絶縁カバーを含む)をインサート成形して作成されるので、新たに組立工数、部品、接着剤、等必要なく低コストで高品質のヒーターを提供できる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたエンジンルームに生じるブローバイガスの還流路に設けて、ブローバイガスに含まれる水分が凍結して還流路を閉塞することのないようにするブローバイガスヒーターに関する。
従来のブローバイガスヒーターはケース本体部と電力供給部とが別部材であり、電力供給部を成形後に装着する必要があり、手間がかかった。また、特許文献1には、ケース本体部と電力供給部とを一体化した先行技術が存在する。同文献1の図1、2、3に示すように、このブローバイガスヒーターはケース本体部11には、電力供給部51からの電力を受けて発熱するPTC素子41を収容し得る収容部16を形成し、この収容部16はブローバイガス流出口側に設けた開口部13であって、前記PTC素子を組み込んだ後、シール部材15で封止している。
特開2014−173437号公報
従来のブローバイガスヒーターは、ケースの本体と電源供給部分とが別部品であった。そのため、構造の簡易化、低コスト化が要求されていた。
特許文献1に記載のブローバイガスヒーターは、ケース本体部が受熱部材と電力供給部等を包含して一体的に成形し、構造の簡易化及び低コスト化を実現したが、PTC素子を組み込んだ後、シールのために樹脂を流し込んだり、蓋をする等の工数を必要とする等、手間がかかるものであった。
また、シールのために樹脂を流し込むのは、PTC素子付近に水分が浸入することでショートすることを防ぐものであるが、これを適切に防止し、更なる構造の簡易化及び低コスト化を図り、PTC素子の配置及び組立性の簡素化が求められてきた。
上記目的を達成するために、本発明のブローバイガスヒーターは、電力を供給することで発熱し、その両面が各電極となるPTC素子と、前記PTC素子の一方電極と接触する管部材接触部と、ブローバイガスを通過させるガス通路と、電力供給部から電力を供給する端子板とを有し、導電性及び熱伝導性を有する略筒状体からなる管部材と、前記PTC素子のもう一方の電極と電極接触板が接触する電極接触部と、電力を供給される端子板とを有する電極接続部と、ブローバイガスを通過させるガス通路を有し、前記管部材と、前記PTC素子と、前記電極接続部と、をインサート成形する合成樹脂製のケース本体部と、からなるブローバイガスヒーターであって、前記電極接続部は、前記電極接触板の接触面及び端子板以外を絶縁性樹脂材からなる絶縁カバーにより被覆し、前記絶縁カバーは、前記PTC素子を収納する収容部を有し、前記ケース本体部は、前記絶縁カバーで被覆した前記電極接続部を内包して形成されたこと、を特徴するものである。
また、絶縁カバーは、PTC素子を収納する収容部を有する台座状の基部を有し、前記基部は、前記PTC素子の側方を遮蔽する側壁が形成され、配置状態を保持する保持部を備え、前記絶縁カバーで被覆された電極接続部が前記ケース本体部に内包された状態において、前記絶縁カバーの前記基部の上面と、前記ケース本体部と、の間に空洞を有することが好ましい
また、前記電極接続部の電極接触板と、前記PTC素子の電極との間に、弾性的に押圧される導電性を有する補助バネを介装したことを特徴とすることが好ましい。
また、前記PTC素子の周囲を覆うとともに、前記管部材と前記絶縁カバーの隙間に遮断部材を配設していることが好ましい。遮断部材は、Oリングや、前記管部材と前記絶縁カバーの間にシート状のパッキンを介在させて配設するものであってもよい。(図8参照)
本発明に係る絶縁カバーで被覆する電極接続部は、従来のブローバイガスヒーターでは水分がケース本体内に流入し、電気的にショートすることがあり、PTC素子を挿入するための挿入口や金属部品と樹脂の境界面をシール材等によりシールする必要があったが、絶縁カバーにより被覆されることで、シール材等の別部材を装着せずとも電気的ショートを起こすことが無い。
また、本発明に係るブローバイガスヒーターによれば、合成樹脂製のケース本体部は、管部材に、PTC素子と、電極接続部(絶縁カバーを含む)をインサート成形して作成されるので、ケース本体部成形品がすなわちブローバイガスヒーター完成品となり、新たに組立工数、部品、接着剤、等必要なく低コストで高品質のヒーターを提供できる。
また、絶縁カバーの基部表面の全周側方端にある被覆部を、ケース本体部の樹脂材が被覆して一定の圧力を掛けた状態で保持することにより、上方から一定の圧力がかかり、PTC素子の電気的接触状態を安定的に保持することが可能になる。
本発明のブローバイガスヒーターの全体を示す斜視図である。 本発明のブローバイガスヒーターに用いる管部材の全体を示す斜視図である。 本発明のブローバイガスヒーターに用いる絶縁カバーにより被覆した電極接続部であって、(a)はその全体を示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A線部分断面図である。 管部材にPTC素子、Oリング、補助バネ、電極接続部、絶縁カバーを取り付ける状態を示す分解斜視図である。 (a)は図1のB−B線部分断面図であり、(b)はこのうち二点鎖線で囲った部分の拡大断面図である。 図1のC−C線部分拡大断面図である。 (a)はケース本体を成形するための各金型を配置した状態を示す参考断面図であり金型のみにハッチングを施したもの、(b)は上側の外側金型を取り外した状態の参考平面図であり前方抜き型のみにハッチングを施したものである 管部材にPTC素子、パッキン(遮断部材)、補助バネ、電極接続部、絶縁カバーを取り付ける状態を示す分解斜視図であって、本発明の第2実施形態を示すものである。 ブローバイガスヒーターの取付位置を示すエンジン全体の斜視図である。 同上のエンジン収容部の全体を示す平面図である。 端子板の根元部分まで絶縁カバーで覆った状態のその他の実施形態を示す一部拡大斜視図である。 絶縁カバーの上方延長部の上端に弾性接着剤を塗布した状態、及び、絶縁カバーの上方延長部の上端付近に弾性接着剤71を塗布した状態を示す一部拡大斜視図である。 折曲したブローバイガスヒーターをアルミダイキャスト部品で出来た穴に取付けるその他の実施形態を示す側面図である。
図9、図10に示すように、本発明のブローバイガスヒーター1を取り付ける車両エンジン102における、一般的なブローバイガスの還流路とブローバイガスヒーターが介挿される状態を説明する。
エンジンルーム101に搭載されるエンジン102から排出されるブローバイガスは、ブローバイガス出口103からブローバイガス還流管104、一般的なブローバイガスヒーター105、ブローバイガス入口106を通り、中間ホース107に至る。一方、吸気系における吸気は、エアクリーナー108から吸気ホース109を通り中間ホース107に至る。したがって、中間ホース107においてブローバイガスと吸気系の吸気とが合流してシリンダーヘッド110に供給されることとなる。外気温度が0℃以下の低い場合、ブローバイガスに含まれる水分が吸気と合流する中間ホース107の入口106で凍結し閉塞することを防止するために、ブローバイガスヒーター105の流出口部分の温度を上
昇させる必要がある。
本発明のブローバイガスヒーター1について、図面に沿って説明する。図1に示すように、ブローバイガスヒーター1は、ケース本体部2と、管部材11と、電極接続部21と絶縁カバー31、PTC素子41と、電力供給部51と、を主要構成部材としている。
図1、図5(a)に示すように、ケース本体部2は、後述の管部材11、絶縁カバー31により被覆する電極接続部21、PTC素子41、電力供給部51等の主要構成部材を内包してインサート成形することにより、一体的に成形する。これらを一体的に成形することにより、従来では後から取り付けるときの組立工程や部品、接着剤等の他の部材が不要となるために、低コストで製造が可能になる。
図1に示すように、ブローバイガスヒーター1は、ブローバイガスが流入する流入口3と、ブローバイガスが流出する流出口4があり、これら流入口3及び流出口4との間にガス通路5が形成される。具体的には、筒状のケース本体部2の一方端に流入口3が形成され、この流入口3から連続した内部開口部分と、ケース本体部2のもう一方端である流出口4側に配置される略筒状の管部材11の内部開口部分とを連続させることで、一連のガス通路5が形成される。
ブローバイガスは、ケース本体部2内のガス通路5を流入口3から流出口4に向けて通過する。図9、10に示すように、ブローバイガスヒーター1の流入口3側はブローバイガス還流管104が、流出口4側はブローバイガス入口106に、それぞれ接続される。そのため、図1に示すように、ケース本体部2の流入口3と流出口4の外周端部には抜け止め用の膨出部8、8を設けるのが好ましい。
ケース本体部2は、絶縁性を有する合成樹脂材からなる筒状部材である。ケース本体部2は、長手方向中央部分の上方から各端子板52、53が延長された電力供給部51が煙突状に形成される。電力供給部51は、外側から見て、各々の端子板52、53が露出した状態であり、外部電源と接続して、電力を供給する雄コネクタ部となる。
次に、ケース本体部2に内包される管部材11について説明する。
図2に示すように、管部材11は、その上面に形成される平坦部13と、その平端部13の両端から連続し、略U字状に湾曲する湾曲面14とからなり、この両者により、その内部にガス通路5が形成される略筒状に形成される。
この平坦部13は、上面にPTC素子41を戴置して接触させる管部材接触部12を有する。後述のとおり、PTC素子41の他に絶縁カバー31で被覆する電極接続部21などを戴置するため、これらを戴置するための所定の幅及び長さを有する。この管部材接触部12には、絶縁カバー31の保持部と係合する凹部12a、12aや、フック12b、12bが形成される。
平坦部13は、長手方向へ所定の長さを有した後、斜め上方へ折曲する傾斜部15を有し、その後、また平坦となる延長部16を有する。この延長部16の一部を切り欠き、その切り欠き端から上方へ延長する上方延長部17が形成される。この上方延長部17の上端から電力供給部51となる一方の端子板52が形成される。その他、湾曲部14は略U字状でなくとも、例えば略コの字状であっても良く、図8に示すように、湾曲部14は流出口4の方向に従ってガス通路5が狭くなるように形成してもよい。
PTC素子41を平端部13の管部材接触部12に戴置することにより、その一方の電極と、管部材11とが接触し、電気的に接続する(図5(b)参照)。管部材11の材質は、熱伝導性があり、導電性を有するものが好ましく、具体的には銅が適しているが、その他の黄銅等の材質であってもよい。この管部材11の材質は、後述の電極接続部21にも同様に当てはまる。
図1に示すように、管部材11の流出口4側の先端は、ケース本体部2の流出口4から外方に向けて突出している。しかし、この先端がケース本体部2の流出口4から突出せずに、ケース本体部2に内包されるものであってもよい。
次に電極接続部21について説明する。
図3(a)、(b)及び図4に示すように、電極接続部21は、絶縁カバー31で被覆することで一体的に形成される。なお、説明の必要上、図4、図8は電極接続部21と絶縁カバー31とを分けて示す。
電極接続部21は、略円板状の電極接触板22を有し、この電極接触板22の後方を立設した立設部23、この立設部23から後方へ延長した平端部24、その後に斜め上方へ傾斜する傾斜部25、その後にまた平坦となり、上方へ延長する上方延長部26を有する。
電極接続部21のうち電極接触板22は円板状の部材であり、電極接続部21をPTC素子41に取り付けた場合、電極接触板22の接触面である下面がPTC素子41の上面に接触し、電気的に接続する。この電気的接続とは、電極接触板22とPTC素子41との接触が直接接触して電気的に接続する場合のみならず、後述のように補助バネ7やその他の導電性部材を介して電気的に接続する場合を含む。
PTC素子41の上面と接触した電極接触板22は、立設部23により、その接触高さから上方に立設された状態で、後方へ延長され、平端部24が形成される。平端部24の長手方向長さは、その後の管部材11の傾斜部15に沿って、電極接続部21の傾斜部25が傾斜するように、所定の長さとして決定される。
電極接続部21の上方延長部26は、管部材11に取り付けた状態で、管部材11の延長部16にある上方延長部17と並列するように延長される。この上方延長部26の上端に、電力供給部51を構成するもう一方の端子板53が形成される。
電極接続部21と管部材11とは、一切接触しない。これらは端子板52、53から電力の供給を受け、PTC素子41に電気的に接続し、発熱させるものであるため、両者が接触することでショートするためである。
絶縁カバー31は、円筒状の基部32と、基部32から後方へ延長する平端部33と、上方へ傾斜する傾斜部34と、いったん平端となり、その後に上方へ延長する上方延長部35とからなる。これらの平端部33、傾斜部34、上方延長部35は、管部材11の傾斜部15、延長部16、電極接続部21の平端部24、傾斜部25、上方延長部26と同じように形成される。
図3(b)に示すように、円筒状の基部32は、その内側に開放された空間であってPTC素子41等を収納する収納部32aが形成される。図3(a)に示すように、円筒状の基部32の円周面(側面)である側壁32bは、所定の高さが形成されている。PTC素子41や電極接続部21を収納配置して、上方から覆うことで、収納部32a内にこれらが収納され、その側壁32bにより、側方から水分が流入して、電気的不具合を発生させないようにブロックすることができる。(詳細については後述する)
絶縁カバー31は、一体成形により電極接続部21を被覆しているが、電力供給部51の端子板53と、電極接触面22の接触面である下面は被覆しておらず、露出している。端子板53は外部電力に接続するものであり、電極接触面22の下面はPTC素子41と接触するためである。
絶縁カバー31の基部32は、表面32cと側壁32bとの縁部を切り欠いた被覆部32dを有する。この被覆部32dの形態は必ずしもこの形態に限定されない。後述のとおり、ケース本体2は、管部材11や絶縁カバー31で被覆した電極接続部21を内包してインサート成形するところ、ケース本体部2の樹脂材が絶縁カバー31の表面32c全体を覆うと、押圧力が大きくなり過ぎるため、その一部を押圧し、所定の押圧力に調整する形態として、切り欠き状の被覆部32dを形成している。
また、管部材11と基部32との配置状態を保持するため、管部材の凹部12a、12a、フック12b、12bに係合するための保持部である凸部32e、32e、フック係合部32f、32fが絶縁カバー31の基部32に形成される。凹部12a12aと凸部32e、32eとの係合により、絶縁カバー31で被覆した電極接続部21を管部材11に位置決めが確実に行え、フック12b、12bとフック係合部32f、32fとの係合により、これらの配置状態を保持することができる。
この保持部は、図8に示すように、ネジ穴とネジ32g、32gによる螺合によるものであってもよく、基部32に形成された係合フック32hが管部材11に係合するものであってもよい。
絶縁カバー31は、電気的な絶縁性を有する素材からなり、例えば合成樹脂材からなる。絶縁カバー31の平端部32、傾斜部34、上方延長部35は、内部に電極接続部21の平端部24、傾斜部25、上方延長部26を包摂する。これは、電極接続部21の周囲を合成樹脂材で覆うようにインサート成形することで一体成形する。
次に、管部材11にPTC素子41、電極接続部21、絶縁カバー31等を配置する状態及びブローバイガスヒーター1全体の製造方法について説明する。
図4及び図5(a)、(b)に示すように、管部材11の平端部13の管部材接触部12にPTC素子41を戴置することにより管部材11に接触して電気的に接続させる。
このPTC素子41の周囲に絶縁性素材からなる遮断部材であるOリング6を配置し、更にPTC素子41の上側に補助バネ7を置く。その上から、予め絶縁カバー31により被覆された電極接続部21を配置し、補助バネ7を介して電極接続部21の電極接触板22とPTC素子41とが補助バネ7を介して接触して、電気的に接続させる。
遮断部材であるOリング6はPTC素子41の周囲を覆うように配置するものであり、PTC素子41の周囲から水分などが流入することを防ぐことができる。遮断部材であるOリング6は弾性体からなり、絶縁カバー31の収容部32aに収容された状態では、収容部32aの上側の面から圧縮される。これにより、絶縁カバー31の側壁32bと、管部材12の平坦部13の隙間からの水の流入を阻止することができる。図8に示すように、遮断部材はOリング6以外であっても、PTC素子41の周囲を覆う部材であればよく、シート状パッキン6aを絶縁カバー31の側壁32bの底部と管部材12の平坦部13の間に配設してもよい。
また、補助バネ7は、導電性を有する素材からなり、この補助バネ7を介したとしても、電極接続部21の電極接続板22とPTC素子41の上面とは接触を続けており、電気的に接続している。この補助バネ7の弾性力により、常にPTC素子41と電極接続部21との接触状態を保持するよう付勢力を加えることができる。この付勢力は、後述のとおり、基部32の被覆部32dにおける押圧により更なる効果を発揮する。
次に、上記のとおり、絶縁カバー31を保持部により配置状態を保持する。この状態では、PTC素子41等は基部32の収納部32aに収納された状態となる。
この収納状態を図5(b)に示す。管部材11の平端部13の所定位置に、PTC素子41、Oリング6、補助バネ7、を配置し、絶縁カバー31により被覆された電極接続部21をその電極接触板22が補助バネ7を介してPTC素子41に電気的に接続するように配置する。これにより、絶縁カバー31の基部32の収納部32aに電極接続部21、PTC素子41、Oリング6、補助バネ7が収納され、その側方を基部32の側壁32b、32b、Oリング6により遮蔽した状態となる。
次に、ケース本体部2のインサート成形について説明する。
絶縁カバー31を管部材11の平端部13に固定した状態で、金型に入れ、樹脂材を供給してインサート成形を行う。具体的には、図7(a)に示すように、絶縁カバー31と管部材11の周囲に外側金型61、61を配置するところ、管部材11の後方から内側に通気路抜き型62を挿入し、管部材11の前方から絶縁カバー31の基部32の表面32cに接触するように前方抜き型63を挿入する。この状態で樹脂材を供給し、ケース本体2のインサート成形を行う。
前方抜き型63は、図7(b)に示すように、絶縁カバー31の基部32の表面32cに接するが、その端部の被覆部32dの一部には接していない。図6に示すように、この部分に樹脂材が供給され、冷却して固定化した樹脂材は、絶縁カバー31の被覆部32dの上方から被覆し、下方への押圧を掛けた状態で保持される。一方、前方抜き型63を挿入した部分は、空洞9となる。この空洞9があることにより、ケース本体部2の樹脂材により絶縁カバー31の基部32の上面32cへの圧力過多を回避することができる。基部32の被覆部32dのみに樹脂材の押圧力がかかることにより、適度な圧力とすることができる。
ここで、上記絶縁カバー31と管部材11との固定について、詳しく述べると、固定された状態ではOリング6が適切な圧縮量(締め代)で管部材11に基部32が固定されている必要がある。仮にOリング6の線径が2mmとすると、基部32の側面32b、32bによる段差寸法hが1.8mmに設定すると、前述のようにネジで固定された場合、Oリング6の圧縮量(締め代)は0.2mmとなりOリング6内のPTC素子41、補助バネ7、電極接触板22らはケース本体部2と管部材11のインサート境界面から浸入してくる水/油/ブローバイガス等の浸入を完全に防止できる。この適切な圧縮量(締め代)を保持した状態でケース本体部2を成形すると樹脂部が全体を覆う為前述の圧縮量(締め代)が継続される。
すなわち、上記凹部12a、12aやフック12b、12bや他の実施形態であるネジの固定は、強固に固定するものであってもよいが、成形するまでの仮固定であっても良い、上記フック12bとフック係合部32fに多少のガタが生じていても成形時に上記前方抜き型63が絶縁カバー31の表面32cに接して上記ガタを無くした状態で成形すれば、冷却後は固定化した樹脂材は、絶縁カバー31の被覆部32dの上方に位置して、下方への押圧を掛けた状態で保持されるので上記Oリング6の圧縮量(絞め代)も適切に維持される。
また、前記金型に設けた前方抜き型63は成形時の樹脂圧力が絶縁カバー31の基部32の表面32cに直接加わる事を防止できるので、その内部に組み込まれた前記PTC素子、補助バネらの破損や変形からも保護することができる効果がある。
電力供給部51は、上述のとおり、電源回路に接続される端子板52と端子板53とからなる。これら両端子板52、53は、金属薄板製で長板状をなし、各々が電極接続部21と、管部材11と、電気的、物理的に接続されている。この両端子板52、53は管部材11、電極接続部21と同じ材質で、単一の金属部材により形成されていることが好ましい。
この両端子板52、53からなる電力供給部51は、ケース本体部2に一体的に内包されるように煙突状に形成されており雄コネクタ部となる、外部電源に接続する場合は、この雄コネクタ部に図示外の雌コネクタを接続するだけで良い。これにより、電力供給部51を取り付ける工程やパッキン等の部材を用いる必要がなく、低コストでブローバイガスヒーター1を提供することができる。なお、図11に示すように、端子板53は、その根元部分にまで絶縁カバー31の樹脂材により覆われるものであってもよい。
PTC素子41は、図4に示すように、大略平板状をなして対向する表面と裏面にそれぞれ電極を有するものであり、管部材接触部12、電極接触板22を介して電力供給部51から両電極を通して電力が供給されると発熱する。PTC素子41は、チタン酸バリウムを主成分とした半導体セラミックスであり、円形平板状の形態で、電極は半導体セラミックスの外径よりやや小さい、又は同径の円形状のAg材製であり、半導体セラミックスに固着されているものを用いている。なお、PTC素子41は円形平板状の形態でなく、方形平板状の形態やその他の形態でも良い。
このブローバイガスヒーター1は、電力供給部51の端子板52と端子板53から電力の供給を受けると、PTC素子41が所定の抵抗−温度特性に基づいて発熱し、それにより管部材11、電極接続部21が所望の温度になる。管部材11はガス通路5を形成するものであり、流出口3近傍の樹脂も加熱され結果的に中間ホース107の入口106でブローバイガスに含まれる水分が凍結し閉塞することを防止できる。電極接続部21に伝達された熱は周囲の絶縁カバー31、さらにその周囲の樹脂に伝わり、結果的に流出口4近傍の加熱に寄与する。PTC素子は温度が上昇するに従って一端は減少するが80℃前後から上昇しキュリー温度を超えると急激に大きくなる。従ってPTC素子からの発熱を外部に効率良く伝達させるにはPTC素子の両面の発熱を外部に伝達させる事が好ましい、前述の電極接続部21は構成出来る範囲内で大きく設ける事がより好ましい。
本発明はPTC素子41の周囲に水分が浸入してショートを起こすことを一義的に防止するものであるが、一般的に樹脂に金属をインサート成形すれば線膨張係数の違いにより、樹脂と金属の境界面に微細な隙間が生じ、水分が浸入する。この微細な隙間に浸入した水分は、長い期間を掛けて、金属と樹脂との間を通る。このように浸入した水分を遮断するために、Oリング6等の遮断部材を設けることが好ましい。
また、同じように、金属と樹脂との間に浸入する水分は、絶縁カバー31と端子板53との境界面より浸み込む場合がある。図12に示すように、上記水浸入の対策として、電極接続部21の上方延長部26と、絶縁カバー31の上方延長部35の上端部分との間を弾性接着剤71でシールする方法により、水分の浸入を遮断することができる。また、絶縁カバー31の上方延長部35の上端付近の周囲に弾性接着剤71を塗布しておくことでもよい。
図13は、本発明の他の実施形態を示すもので、ブローバイガスヒーター1を、アルミダイキャスト部品で出来た穴に取り付けるものであり、流出口4をこの穴に差し込むように取り付けるものである。また、この実施形態は、ガス通路5が折曲し、ブローバイガスヒーター1全体も直角に折れ曲がる形態となる。
1…ブローバイガスヒーター
2…ケース本体部
3…流入口
4…流出口
5…ガス通路
6…Oリング(遮断部材)
6a…パッキン(遮断部材)
7…補助バネ
11…管部材
12…管部材接触部
21…電極接続部
22…電極接触板
31…絶縁カバー
32…基部
32a…収納部
32b…側壁
32c…表面
32d…被覆部
32e…凸部(保持部)
32f…フック係合部(保持部)
32g…ネジ(保持部)
32h…係合フック(保持部)
41…PTC素子
51…電力供給部
52…端子板
53…端子板

Claims (4)

  1. 電力を供給することで発熱し、その両面が各電極となるPTC素子と、前記PTC素子の一方電極と接触する管部材接触部と、ブローバイガスを通過させるガス通路と、電力供給部から電力を供給する端子板とを有し、導電性及び熱伝導性を有する略筒状体からなる管部材と、前記PTC素子のもう一方の電極と電極接触板が接触する電極接触部と、電力を供給される端子板とを有する電極接続部と、ブローバイガスを通過させるガス通路を有し、前記管部材と、前記PTC素子と、前記電極接続部と、をインサート成形する合成樹脂製のケース本体部と、からなるブローバイガスヒーターであって、前記電極接続部は、前記電極接触板の接触面及び端子板以外を絶縁性樹脂材からなる絶縁カバーにより被覆し、前記絶縁カバーは、前記PTC素子を収納する収容部を有し、前記ケース本体部は、前記絶縁カバーで被覆した前記電極接続部を内包して形成されたこと、を特徴とするブローバイガスヒーター。
  2. 絶縁カバーは、PTC素子を収納する収容部を有する台座状の基部を有し、前記基部は、前記PTC素子の側方を遮蔽する側壁が形成され、配置状態を保持する保持部を備え、前記絶縁カバーで被覆された電極接続部が前記ケース本体部に内包された状態において、前記絶縁カバーの前記基部の上面と、前記ケース本体部と、の間に空洞を有することを特徴とする請求項1記載のブローバイガスヒーター。
  3. 極接続部の電極接続板とPTC素子の電極との間に導電性を有する補助バネを介装したことを特徴とする請求項1ないし2のいずれか一項に記載のブローバイガスヒーター。
  4. PTC素子の周囲を覆うとともに、管部材と絶縁カバーの隙間に遮断部材を配設していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のブローバイガスヒーター。
JP2015165509A 2015-08-25 2015-08-25 ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター Active JP5913704B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165509A JP5913704B1 (ja) 2015-08-25 2015-08-25 ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター
PCT/JP2016/003185 WO2017033383A1 (ja) 2015-08-25 2016-07-04 ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター
DE112016001692.1T DE112016001692T5 (de) 2015-08-25 2016-07-04 Elektrodenanschluss für Blow-by-Gas-Heizer und diese verwendender Blow-by-Gas-Heizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015165509A JP5913704B1 (ja) 2015-08-25 2015-08-25 ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5913704B1 true JP5913704B1 (ja) 2016-04-27
JP2017044091A JP2017044091A (ja) 2017-03-02

Family

ID=55808190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015165509A Active JP5913704B1 (ja) 2015-08-25 2015-08-25 ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5913704B1 (ja)
DE (1) DE112016001692T5 (ja)
WO (1) WO2017033383A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3249208A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-29 Cebi Luxembourg S.A. Blowby heater

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508664A (ja) * 1995-07-13 1999-07-27 フイルテルウエルク マン ウント フンメル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 加熱装置
US20060144376A1 (en) * 2002-06-27 2006-07-06 David & Baader-Dbk-Spezialfabrik Elektrischer Apparate Und Heizwiderstande Heating device for a fluid line and method for the production thereof
JP2013124566A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Akio Matsumoto ブローバイガスヒーター
JP2013130102A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nifco Inc ブローバイガス還流通路構造
JP2014173437A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Akio Matsumoto ブローバイガスヒーター
JP2015137553A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 株式会社ニフコ ブローバイヒーター
WO2015122438A1 (ja) * 2014-02-12 2015-08-20 株式会社 ニフコ ブローバイヒーター

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508664A (ja) * 1995-07-13 1999-07-27 フイルテルウエルク マン ウント フンメル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 加熱装置
US20060144376A1 (en) * 2002-06-27 2006-07-06 David & Baader-Dbk-Spezialfabrik Elektrischer Apparate Und Heizwiderstande Heating device for a fluid line and method for the production thereof
JP2013124566A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Akio Matsumoto ブローバイガスヒーター
JP2013130102A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Nifco Inc ブローバイガス還流通路構造
JP2014173437A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Akio Matsumoto ブローバイガスヒーター
JP2015137553A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 株式会社ニフコ ブローバイヒーター
WO2015122438A1 (ja) * 2014-02-12 2015-08-20 株式会社 ニフコ ブローバイヒーター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3249208A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-29 Cebi Luxembourg S.A. Blowby heater
LU93065B1 (en) * 2016-05-10 2017-11-29 Cebi Luxembourg S A Blowby-Heater

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017033383A1 (ja) 2017-03-02
DE112016001692T5 (de) 2018-01-11
JP2017044091A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5841960B2 (ja) ブローバイガスヒーター
US11035589B2 (en) Electric heating device
CN102434968B (zh) 热交换器
JP5979841B2 (ja) 電熱装置
US20140148045A1 (en) Device connector
JP5894406B2 (ja) 電熱装置
US20200286653A1 (en) PTC Heating Element And An Electric Heating Device
CN107631466A (zh) 电加热装置
US20180191107A1 (en) Cable connector assembly having a thermistor affixed to a protective cover and method of making the cable connector assembly
JP6971260B2 (ja) 温度制御装置、温度制御装置の使用方法、ハウジングの製造法およびハウジング
JP2019219200A (ja) 油温センサ
JP5913704B1 (ja) ブローバイガスヒーター用電極接続部及びこれを用いたブローバイガスヒーター
US9995190B2 (en) Contact heater
JP2007218120A (ja) ブリーザ装置付きエンジン
WO2015098005A1 (ja) Pcvバルブ
JP2009033171A (ja) 接続機構を備えるパワー半導体モジュール
US20130163971A1 (en) Electric heating device
JP6296875B2 (ja) 電子部品ユニット
JP2504977Y2 (ja) 温度検知用サ―ミスタ部品
US20140319117A1 (en) Harness for electric heating catalyst
LU93065B1 (en) Blowby-Heater
JP3812011B2 (ja) 流体加熱装置及びptc素子
US20240026810A1 (en) Heater member for thermostat and manufacturing method therefor
JPS5845786B2 (ja) 発熱ユニツト
KR200284372Y1 (ko) 급속가열플러그

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913704

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250