JP5911319B2 - 情報処理装置および情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、複数のコンピュータに搭載されるソフトウェアの搭載パターンを選択する情報処理装置および情報処理方法およびプログラムに関する。
自動車のシステムが高機能化し、搭載される機器が増えるに従って、それらの機器を接続する配線の量は増大し、自動車のコストや重量の増加の原因となっている。特に自動車の機能を実現するためのI/O(Input/Output)機器が離れて設置されている場合、I/O機器と制御装置との配線接続の距離が長くなり、配線量が増加する。
その為、複数の制御装置を備え、各I/O機器をそれぞれに近い位置の制御装置と接続し、制御装置間は車載ネットワーク接続して互いに情報を通信することで配線量を削減する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
一方、アプリケーション処理と通信処理の実行順序を予め定めることで最悪応答時間を保証して応答性の低下の問題を解決する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2007−314085号公報 特開2007−52813号公報
特許文献1に開示された技術では、車載ネットワークを介した制御装置間の情報の通信量が増加すると、応答性が低下するという課題がある。
特許文献2に開示された技術では、通信量自体を削減する手段がないため、過剰に帯域が必要になるという課題がある。
この発明は前記のような課題を解決することを主な目的とするもので、例えば、互いにソフトウェアが搭載された制御装置(コンピュータ)で発生する通信量を所定の条件に合致させることを主な目的とする。
この発明に係る情報処理装置は、
各々が他の1つ以上のソフトウェアと通信を行う複数のソフトウェアを解析し、前記複数のソフトウェアのうち互いに通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組毎の通信量を検出する通信量検出部と、
同じコンピュータに搭載されるソフトウェアの組合せが搭載パターン毎に異なるように、前記複数のソフトウェアを複数のコンピュータに割り当てて、各コンピュータにいずれのソフトウェアが搭載されるかが示される搭載パターンを複数生成する搭載パターン生成部と、
前記搭載パターン生成部により生成された搭載パターン毎に、互いに異なるコンピュータに搭載され、コンピュータ間での通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組に対して前記通信量検出部により検出された通信量を合計し、搭載パターン毎に、前記複数のコンピュータで発生する通信量を特定する通信量特定部と、
前記搭載パターン生成部により生成された複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定部により特定された通信量が所定の条件に合致する搭載パターンを選択する搭載パターン選択部とを備えることを特徴とする。
この発明に係る情報処理装置は、各コンピュータにいずれのソフトウェアが搭載されるかが示される搭載パターンのうち、通信量が所定の条件に合致する搭載パターンを選択することで、互いにソフトウェアが搭載されたコンピュータで発生する通信量を所定の条件に合致させる。
実施の形態1を示す図で、ソフトウェアコンポーネント配置システムの構成の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、ソフトウェアコンポーネントの第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、ソフトウェアコンポーネントの第2の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、配線接続構成の第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、S/W−C配置システムの処理の例を示すフローチャート。 実施の形態1を示す図で、入出力対応抽出情報の第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、通信量評価部による通信量評価処理の動作の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、メッセージ一覧表の第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、S/W−C配置情報の第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、S/W−C配置情報の第2の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、統合S/W−Cの第1の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、配線接続構成の第2の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、S/W−C配置情報の第3例を示す図。 実施の形態1を示す図で、配線接続構成の第3の例を示す図。 実施の形態1を示す図で、S/W−C配置情報の第4の例を示す図。 実施の形態2を示す図で、入出力対応抽出情報の第2の例を示す図。 実施の形態3を示す図で、統合S/W−Cの第2の例を示す図。 実施の形態3を示す図で、統合S/W−Cの第3の例を示す図。 実施の形態3を示す図で、統合S/W−Cの第4の例を示す図。 実施の形態3を示す図で、統合S/W−Cの第5の例を示す図。 実施の形態3を示す図で、統合S/W−Cの第6の例を示す図。 実施の形態4を示す図で、メッセージ一覧表の第2の例を示す図。 実施の形態4を示す図で、統合S/W−Cの第7の例を示す図。 実施の形態4を示す図で、統合S/W−Cの第8の例を示す図。 実施の形態1〜4を示す図で、S/W−C配置システムのハードウェア資源の一例を示す図。
実施の形態1.
(ソフトウェアコンポーネント配置システムの構成)
図1は、ソフトウェアコンポーネント配置システムの構成の例を示す図である。以下、ソフトウェアコンポーネント配置システムを「S/W−C配置システム」と表記し、ソフトウェアコンポーネントを「S/W−C」と表記する。
ここで、S/W−C配置システム200は、情報処理装置に対応する。
S/W−C配置システム200は、入出力対応抽出部100と通信量評価部101と配置決定部102とから構成される。
ここで、入出力対応抽出部100は、通信量検出部と記憶部とに対応する。通信量評価部101は、通信量検出部に対応する。配置決定部102は、搭載パターン生成部と通信量特定部と搭載パターン選択部とソフトウェアグループ生成部と分類部とに対応する。
入出力対応抽出部100は、配線接続構成104と複数のS/W−C103とを入力する。そして、入出力対応抽出部100は、入力された複数のS/W−C103間の入出力の対応付けを行う。
S/W−C103は自動車の各種機能を実現するアプリケーションレベルのソフトウェアコンポーネント(以後S/W−C)である。S/W−C103は、ソフトウェアの一種であり、ソフトウェアに対応する。
配線接続構成104はECU(電子制御ユニット、Electronic Control Unit)やI/O機器の配線接続についての情報である。なお、ECUやI/O機器は自動車に搭載される車載装置である。ECUは、コンピュータに対応する。
通信量評価部101は、入力された個々のS/W−C103に対して動作の確認をし、通信量を評価する。
配置決定部102は、複数のECUの各々が、車載ネットワークを介して通信する通信量が例えば最小になるように各ECUに対するS/W−C103の配置を決定し、S/W−C配置情報105として生成する。すなわち、S/W−C配置情報105は、どのS/W−CがどのECUに搭載されるかについての搭載パターンである。
ここで、自動車に搭載されるネットワークを車載ネットワークと称する。そして、換言すると、複数のECUの各々が車載ネットワークを介して通信する通信量は、複数のECUで発生する通信量である。
(ソフトウェアコンポーネントの説明)
図2は、ソフトウェアコンポーネントの第1の例を示す図である。
図3は、ソフトウェアコンポーネントの第2の例を示す図である。
本実施の形態では、図2に示す複数のS/W−C103が配置される場合について説明をする。
S/W−C103には、ワイパモータ103a、ワイパ制御103b、自動ワイパ判定103c、ドア状態103d、ワイパ動作可否判定103e、左ドア開閉検出スイッチ103f、右ドア開閉検出スイッチ103g、ワイパスイッチ103h、雨量センサ103i、車速センサ103jが有るものとする。
図2のワイパモータ103aについて、詳細に説明する。
図3は、図2のワイパモータ103aと同じものを示す。
名称203aはS/W−C103の名称を表す。図3の例では「ワイパモータ」である。
ポート名称203bは、S/W−C間の情報の通信を識別するポートの名称である。図3の例では「ワイパ指令」と「ワイパモータ状態」とである。
入出力方向203cは、当該S/W−C103が、ポート名称203bの情報を入力として受信するか、出力として送信するかを示す。S/W−C103に向かう矢印が入力で、S/W−C103から出る矢印が出力を示す。
I/O機器名称203dは、当該S/W−C103が作動する機能を持つI/O機器の名称を示す。図3の例では「ワイパモータ機器」である。
(配線接続構成の説明)
図4は、配線接続構成の第1の例を示す図である。
本実施の形態では、まず、図4に示す配線接続構成104に基づき、図2に示す複数のS/W−C103が配置される場合について説明をする。
図4の配線接続構成104には、ECU300a(「ECU1」)とECU300b(「ECU2」)とが車載ネットワーク104pで接続されることが示されている。そして、ECU300aに対して、ワイパスイッチ機器104e、ワイパモータ機器104f、右ドア開閉検出スイッチ機器104iが接続されることが示されている。更に、ECU300bに対して、雨量センサ機器104g、車速センサ機器104h、左ドア開閉検出スイッチ機器104jが接続されることが示されている。
ここで、ワイパスイッチ機器104e、ワイパモータ機器104f、右ドア開閉検出スイッチ機器104i、雨量センサ機器104g、車速センサ機器104h、左ドア開閉検出スイッチ機器104jがI/O機器である。
(処理の説明)
図5は、S/W−C配置システム200の処理の例を示すフローチャートである。
前述の通り、入出力対応抽出部100は、複数のS/W−C103(図2)と配線接続構成104(図4)とを入力する。入出力対応抽出部100は、記憶領域を備え、入力した複数のS/W−C103と配線接続構成104とを記憶する。あるいは、入出力対応抽出部100は、入力した複数のS/W−C103と配線接続構成104とをS/W−C配置システム200が備える所定の記憶領域に記憶してもよい。
以降、入出力対応抽出処理(図5のS100)、通信量評価処理(図5のS101)、配置決定処理(図5のS102〜S105)について説明する。
(入出力対応抽出処理の説明)
図6は、入出力対応抽出情報の第1の例を示す図である。
入出力対応抽出部100は、各々が他の1つ以上のS/W−C103と通信を行う複数のS/W−C103を解析し、S/W−C103間の入出力の対応付けを行う(図5のS100)。すなわち、入出力対応抽出部100は、複数のS/W−C103のうち互いに通信が行われるS/W−C103の組を全て抽出する。
具体的には、入出力対応抽出部100は、同一のポート名称203bを有するS/W−C103を抽出し、入出力方向203cを組み合わせる。
そして、入出力対応抽出部100は、複数のS/W−C103(図2)の入出力の対応付けを行い、入出力対応抽出情報150(図6)を生成する。
すなわち、入出力対応抽出部100は、アプリケーションレベルのS/W−C103のポート情報から入出力を対応付ける。
ここで、入出力対応抽出部100は、ポート名称203bの中で入出力の対応のできないものがある場合、エラーとして処理を終えても良い。また、作業者がS/W−C103の名称やポート名称203bから判断して対応を決定しても良い。
(通信量評価処理の説明)
図7は、通信量評価部101による通信量評価処理の動作の例を示す図である。
通信量評価部101は、個々のS/W−C103に対して各ポートの情報の通信における通信量を評価(測定)する(図5のS101)。
具体的には、通信量評価部101は、S/W−C103の有するポートに対する擬似的な入出力101aを備え、S/W−C103の動作をシミュレートする。
ここで、擬似的な入出力101aは、評価対象のS/W−C103の通信先のS/W−C103と同じものが設定される。すなわち、通信量評価部101は、評価対象のS/W−C103と評価対象の通信先のS/W−C103との組の通信量を算出(検出)する。
同様にして、通信量評価部101は、個々のS/W−C103の動作をシミュレーションすることで評価対象のS/W−C103と評価対象の通信先のS/W−C103との組毎の通信量を評価(検出)する。
ここで、通信量評価部101は、通信量を通信頻度とパケット長とから決定するものとする。また、通信量評価部101は、単体のS/W−C103から通信量が分からない場合、他のS/W−C103の通信量から求めてもよい。例えば、S/W−C103の機能が情報の要求とそれに対する応答からなる場合、通信量評価部101は、応答側の通信頻度は要求の通信頻度に等しいものとして通信量を評価してもよい。
また、例えばドアを施錠するスイッチを押したときや、ドアを開閉したときのような、乗員の操作に応じて通信される情報の場合、通信量は状況により変化する。
本実施の形態では、人間が対象の操作を連続して行いうる速さの限界をN(回/秒)としたとき、設計上の安全性を考えN+M(回/秒)を通信の頻度として利用するものとする。NとMとは0以上の値であるとする(ここで、Mは、設計上の安全性を考慮したマージンである)。
NとMとは、設計者により決定されてもよい。またNとMとは、操作の内容や使用する頻度の統計などから、通信される情報毎に異なる値が用いられても良い。
(配置決定処理の説明)
図8は、メッセージ一覧表の第1の例を示す図である。
図9は、S/W−C配置情報の第1の例を示す図である。
図10は、S/W−C配置情報の第2の例を示す図である。
図11は、統合S/W−Cの第1の例を示す図である。
配置決定部102は、配線接続構成104を参照して、I/O機器を作動させるS/W−C103を、当該S/W−C103が対応するI/O機器が接続しているECU300に配置する(図5のS102)。
すなわち、I/O機器を作動させるS/W−C103は、搭載されるECU300が予め確定しているS/W−C103(確定ソフトウェア)である。そして、配線接続構成104には、I/O機器を作動させるS/W−C103とI/O機器を作動させるS/W−C103が搭載されるECU300が示される。
具体的には、ECU300a(「ECU1」)には、I/O機器としてワイパスイッチ機器104e、ワイパモータ機器104f、右ドア開閉検出スイッチ機器104iが接続されている(図4)。
そして、ワイパスイッチ機器104eを作動させるS/W−C103は、I/O機器名称203dが「ワイパスイッチ機器」であるワイパスイッチ103h(図2、図6)であり、ワイパスイッチ103hはECU300a(「ECU1」)に配置される。
そして、同様にECU300a(「ECU1」)には、ワイパモータ103a、右ドア開閉検出スイッチ103gが配置され、ECU300b(「ECU2」)には、雨量センサ103i、車速センサ103j、左ドア開閉検出スイッチ103fが配置される(図9)。
そして、上記のI/O機器を作動させるS/W−C103は配置を変更できないものとする。
すなわち、配置決定部102は、全てのS/W−C配置情報105において、I/O機器を作動させるS/W−C103の各々が、当該I/O機器を作動させるS/W−C103が搭載されるECU300に搭載されるようにして、S/W−C配置情報105を生成する。
また、配置決定部102は、同一のECU300に配置されたS/W−C103を統合する(図5のS102)。具体的には、配置決定部102は、いずれか2つ以上のS/W−C103(ワイパスイッチ103h、ワイパモータ103a、右ドア開閉検出スイッチ103g)を組合せて統合S/W−C110a(「統合S/W−C(1)」)を生成する(図11)。また、配置決定部102は、同様に雨量センサ103i、車速センサ103j、左ドア開閉検出スイッチ103fを統合して統合S/W−C110b(「統合S/W−C(2)」)を生成する。
ここで、統合S/W−C110は、ソフトウェアグループに対応する。統合S/W−C110の詳細については、後述で説明する。
次に、配置決定部102は、S/W−C103間の通信量の和を算出し、メッセージ一覧表を作成する(図5のS103、図8)。そして、配置決定部102は、例えば、S/W−C配置システム200の記憶領域に、作成したメッセージ一覧表を記憶させる。
メッセージ一覧表の項目1には、互いに通信が行われるS/W−C103の組合せが示される。
メッセージ一覧表の項目2には、項目1のS/W−C103間で通信される情報のポート名称203bが全て示される。
メッセージ一覧表の項目3には、順に識別番号としてメッセージIDが設定される。
メッセージ一覧表の項目4には通信量評価部101が検出した項目2で示される情報の通信量の合計が示される。なお、このS/W−C103間で通信される通信量の合計は、「F(ID)」で表すこととする。
配置決定部102は、S/W−C103を各ECU300に仮配置しS/W−C配置情報105を生成する。そして、配置決定部102は、ECU300間の通信量の合計を算出する(図5のS104)。
配置決定部102は、全ての組合せでS/W−C103の仮配置を試行し、複数のS/W−C配置情報105を生成する。そして、配置決定部102は、メッセージ一覧表を参照し、S/W−C配置情報105毎にECU300間の通信量の合計を算出する(図5のS104〜S105)。
すなわち、配置決定部102は、同じECU300に搭載されるS/W−C103の組合せがS/W−C配置情報105毎に異なるように、複数のS/W−C103を複数のECU300に割り当てて、各ECU300にいずれのS/W−C103が搭載されるかが示されるS/W−C配置情報105を生成する。
そして、配置決定部102は、仮配置が試行された複数のS/W−C配置情報105のうち、所定の条件に合致するS/W−C配置情報105を選択する。ここで、所定の条件とは、例えば、ECU300間の通信量の合計が最小であることであってもよいし、ECU300間の通信量の合計が例えばユーザによって設定された所定の値以下であることであってもよい。
図5のS104〜S105の処理を具体例で説明する。
ここで、通信量評価部101が検出したS/W−C103間で通信される通信量の合計「F(ID)」は、図8〜図10に示す値とする。
まず、S/W−C103の仮配置が試行された例として、図9のS/W−C配置情報105の例を説明する。図9のS/W−C配置情報105では、ECU300a(「ECU1」)にワイパ制御103b、ワイパ動作可否判定103e、ドア状態103dが仮配置され、ECU300b(「ECU2」)に自動ワイパ判定103cが仮配置されている。
そして、配置決定部102は、互いに異なるECU300に搭載され、ECU300間での通信が行われるS/W−C103の組を全て抽出する。
図9の例では、配置決定部102は、「ドア状態103dと統合S/W−C110b」と「ワイパ制御103bとワイパ動作可否判定103eと自動ワイパ判定103c」と「ワイパ制御103bと自動ワイパ判定103c」との組を抽出する。ここで詳細は後述するが、配置決定部102は、統合S/W−C110を1つのS/W−C103と見なして処理を行う。
そして、配置決定部102は、抽出したS/W−C103の組に対して、通信量評価部101により検出された通信量を合計し、ECU300で発生する通信量を特定する。
具体的には、配置決定部102は、ECU1とECU2とで発生する通信量として、「F(02)+F(03)+F(05)=30」を特定する。
次に、別のS/W−C103の仮配置が試行された例として、図10のS/W−C配置情報105の例を説明する。この場合配置決定部102は、ECU1とECU2とで発生する通信量として、「F(07)+F(04)+F(03)+F(05)=28」を特定する。
すなわち、図10の例の方が図9の例よりもECU間の通信量が低減されている。そして、例えば、図10の例のECU間の通信量が、所定の条件に合致していれば、配置決定部102は、図10の例をECU間の通信量が所定の条件に合致するS/W−C配置情報105として決定する。
すなわち、配置決定部102は、S/W−C配置情報105毎に、ECU300間の通信量を算出しつつS/W−C103をECU300間で入れ替え、所定の条件(例えば通信量が所定の値以下)に合致するS/W−C103の配置を決定する。
(実施の形態1の第1の変形例の説明)
実施の形態1の第1の変形例として、互いに情報を通信する異なる系統の機能を構成するS/W−C103の配置を行なう場合について説明する。本変形例の説明で特に述べない部分については、前述の実施の形態1の説明と同様である。
図12は、配線接続構成の第2の例を示す図である。
配線接続構成104(図12)は、自動車のワイパ機能とドアの施錠機能とが構成されることを示している。
ECU300a(「ECU1」)とECU300b(「ECU2」)とが車載ネットワーク104pで接続されている。そして、ECU300a(「ECU1」)には、ワイパスイッチ機器104e、ワイパモータ機器104f、ドア施錠スイッチ機器104k、右ドア開閉検出スイッチ機器104i、右ドア施錠アクチュエータ機器104mが接続されている。ECU300b(「ECU2」)には、雨量センサ機器104g、車速センサ機器104h、左ドア開閉検出スイッチ機器104j、左ドア施錠アクチュエータ機器104nが接続されている。
図13は、S/W−C配置情報の第3例を示す図である。
第1の変形例では、I/O機器が増加しているため、増加したI/O機器に対応するS/W−C103(ドア施錠スイッチ103k、右ドア施錠アクチュエータ103m、左ドア施錠アクチュエータ103n、ドア施錠制御103p、ドア開閉状態103q)も増加している。
図13に示すように、第1の変形例では、異なる系統の機能(自動車のワイパ機能とドアの施錠機能)が互いに情報を通信している。そして、配置決定部102は、異なる系統の機能のS/W−C103配置を同時に行ってもよいし、機能の系統ごとに行っても良い。
(実施の形態1の第2の変形例の説明)
実施の形態1の第2の変形例として、S/W−C103が配置されるECU300が3つ以上ある場合について説明する。本変形例の説明で特に述べない部分については、前述の実施の形態1の説明と同様である。
図14は、配線接続構成の第3の例を示す図である。
ECU300a(「ECU1」)とECU300b(「ECU2」)とECU300c(「ECU3」)とが車載ネットワーク104pで接続されている。そして、ECU300a(「ECU1」)には、ワイパスイッチ機器104e、ワイパモータ機器104f、右ドア開閉検出スイッチ機器104iが接続されている。ECU300b(「ECU2」)には、雨量センサ機器104g、車速センサ機器104h、左ドア開閉検出スイッチ機器104j、左ドア施錠アクチュエータ機器104nが接続されている。ECU300c(「ECU3」)には、右ドア施錠アクチュエータ機器104m、ドア施錠スイッチ機器104kが接続されている。
図15は、S/W−C配置情報の第4の例を示す図である。ECU300が3つ以上ある場合でも、配置決定部102は、前述と同様の処理によって、S/W−C配置情報105を生成する。
(実施の形態1の効果)
実施の形態1のS/W−C配置システム200は、配線接続構成104と複数のS/W−C103とを入力として、通信量を低減したS/W−C配置情報105を生成することができる。すなわち、本発明によれば、実施の形態1のS/W−C配置システム200は、車載ネットワーク104pを介さずに通信量の大きい情報を通信することで、ノード間の通信量を低減した車載ネットワーク分散型車載装置を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2では入力されるS/W−C103の個数が増加した場合に、配置決定部102において、S/W−C103の配置の組合せを低減するための処理について説明する。本実施の形態の説明で特に述べない部分については、実施の形態1と同様である。
図16は、入出力対応抽出情報の第2の例を示す図である。
実施の形態1と比べ、新たにS/W−C103(後ワイパスイッチ103r、後ワイパ制御103s、後ワイパモータ103t)が追加されている。
図16の入出力対応抽出情報150には、入出力対応抽出部100が入力した複数のS/W−C103が、互いに情報の通信の無いグループ400aとグループ400bとに分かれていることが示されている。すなわち、情報の通信がない機能が分類されたものがグループである。
換言すると、グループ400bは、自動車の後ガラスに装備される「後ワイパ」のカテゴリーに関連し、グループ400aは、「後ワイパ」以外の「ワイパ」すなわち自動車の前ガラスに装備される「ワイパ」のカテゴリーに関連する。すなわち、グループはカテゴリーに対応する。
配置決定部102は、入出力対応抽出部100により全てのS/W−C103の組が抽出され、図16に示す入出力対応抽出情報150が生成された後に、S/W−C103の組を図16に示すようにグループ分け(カテゴリー分け)する。
ここで、配置決定部102は、同じグループ400に属するS/W−C103の組の各々が、他の1つ以上のS/W−C103の組に含まれるいずれかのS/W−C103を含むようにして複数のS/W−C103の組をグループ分け(カテゴリー分け)する。
ここで、図16の例を用いて、具体的に説明する。
例えば、グループ400bには、「後ワイパスイッチ103rと後ワイパ制御103s」の組(図16の「A」)と「後ワイパ制御103sと後ワイパモータ103t」の組(図16の「B」)との各々が属する。そして、図16の「A」には、他の組である「B」の後ワイパ制御103sが含まれる。一方、図16の「B」には、他の組である「A」の後ワイパ制御103sが含まれる。グループ400aについても同様である。
互いに情報の通信が無いグループ間では、S/W−C103の配置は他のグループの通信量に影響しない。その為、配置決定部102は、グループ毎にS/W−C103の配置決定を試行することができる。
すなわち、配置決定部102は、グループ400毎にS/W−C103の仮配置を試行して、複数のS/W−C配置情報105を生成することが出来る。そして、配置決定部102は、グループ毎に選択された所定の条件に合致するS/W−C配置情報105を組み合わせて、全体のS/W−C配置情報105を生成することができる。
(実施の形態2の効果)
実施の形態2のS/W−C配置システム200は、グループ毎にS/W−C103の配置決定を試行することでS/W−C配置情報105を生成する際のS/W−C103の配置の組合せの数を低減することができる。
そして、実施の形態2のS/W−C配置システム200は、処理を迅速に行い、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態2と同様に、入力されるS/W−C103の個数が増加した場合に、配置決定部102において、S/W−C103の配置の組合せの数を低減するための処理について説明する。本実施の形態の説明で特に述べない部分については、実施の形態1又は2と同様である。
図17は、統合S/W−Cの第2の例を示す図である。
図18は、統合S/W−Cの第3の例を示す図である。
図19は、統合S/W−Cの第4の例を示す図である。
図20は、統合S/W−Cの第5の例を示す図である。
図21は、統合S/W−Cの第6の例を示す図である。
前述の通り、配置決定部102は、2つ以上のS/W−C103を組み合わせて統合S/W−C110を生成する。
(通信先が1つのS/W−Cと通信先とから統合S/W−Cを生成する例)
配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、複数のS/W−C103のうち、通信先となるS/W−C103が1つであるS/W−C103を指定する。
具体的には、図17に示すように、雨量センサ103iの通信先は自動ワイパ判定103cの1つのみである。よって、配置決定部102は、雨量センサ103iを指定する。
そして、配置決定部102は、指定したS/W−C103(例えば図17の雨量センサ103i)と通信先のS/W−C103(例えば図17の自動ワイパ判定103c)とを組み合わせて統合S/W−C110を生成する。
生成された統合S/W−C110は、元のS/W−C103間(例えば自動ワイパ判定103cと雨量センサ103iとの間)のみで通信される情報を除いて、元のS/W−C103と同一のポートを有する。
図17の例では、生成された統合S/W−C110は、雨量センサ値以外のポートを有する。
ここで、図17において、ポート「車速センサ値」と「ワイパ動作可否」とがS/W−C103xと通信を行い、ポート「ワイパ動作要求」と「ワイパ状態」とがS/W−C103yと通信を行うと仮定する。
この場合、配置決定部102は、実施の形態1で説明の通り、例えば、統合S/W−C110とS/W−C103xとの通信にメッセージIDを設定し、通信量の合計が示されるメッセージ一覧表を作成する。具体的には、図18に示すように、配置決定部102は、統合S/W−C110とS/W−C103xとの通信に対し、メッセージIDとして「x」を設定し、通信量の合計として例えば「F(x)」が示されるメッセージ一覧表を作成する。統合S/W−C110とS/W−C103yとについても同様である。
(通信先が1つの統合S/W−Cと通信先とから新たな統合S/W−Cを生成する例)
また、配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、生成した統合S/W−C110のうち、通信先となるS/W−C103が1つである統合S/W−C110を指定する。
ここで、統合S/W−C110の通信先となるS/W−C103とは、統合S/W−C110を構成する各S/W−C103の通信先となるS/W−C103のうちの当該統合S/W−C110を構成しないS/W−C103のことである。この統合S/W−C110の通信先となるS/W−C103をグループ外通信先ソフトウェアと称する。
そして、配置決定部102は、当該グループ外通信先ソフトウェアと、指定した統合S/W−C110を構成する各S/W−C103とを組み合わせて新たな統合S/W−C110を生成する。
図19の例を用いて具体的に説明する。
まず、配置決定部102は、前述と同様にS/W−C103xとS/W−C103yとを組み合わせて統合S/W−C110aを生成する。
そして、配置決定部102は、グループ外通信先ソフトウェアがS/W−C103zの1つである統合S/W−C110aを指定する。
すなわち、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103xの通信先は、S/W−C103yであり、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103yの通信先は、S/W−C103xと、S/W−C103zである。
よって、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103の通信先は、S/W−C103yとS/W−C103xとS/W−C103zとになる。
そして、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103の通信先のうち、統合S/W−C110aを構成しないS/W−C103、すなわちグループ外通信先ソフトウェアは、S/W−C103zのみである。従って、統合S/W−C110aの通信先であるグループ外通信先ソフトウェアは、S/W−C103zの1つとなる。
図19の例では、配置決定部102に指定される統合S/W−C110aは、2つのS/W−C103から構成されているが、統合S/W−C110を構成するS/W−C103の数は2つ以上であれば特に制限は無い。以降の説明においても同様である。
そして、配置決定部102は、グループ外通信先ソフトウェアであるS/W−C103zと、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103xとS/W−C103yとを組み合わせて新たな統合S/W−C110bを生成する。
(通信先が1つのS/W−Cと通信先の統合S/W−Cとから新たな統合S/W−Cを生成する例)
ここで、図19において、配置決定部102は、S/W−C103zを指定し、S/W−C103zの通信先である統合S/W−C110aと指定したS/W−C103zとから新たな統合S/W−C110bを生成する場合もある。
換言すると、配置決定部102は、通信先が1つであるS/W−C103(S/W−C103z)を指定し、指定したS/W−C103(S/W−C103z)の通信先のS/W−C103(S/W−C103y)を指定したS/W−C103(S/W−C103z)の組合せ対象として選択する。そして、配置決定部102が選択したS/W−C103(S/W−C103y)が、配置決定部102が生成した統合S/W−C110(統合S/W−C110a)に含まれている場合である。
この場合、配置決定部102は、選択したS/W−C103(S/W−C103y)を含む統合S/W−C110(統合S/W−C110a)を構成するS/W−C103(S/W−C103x、S/W−C103y)と指定したS/W−C103zとを組み合わせて新たな統合S/W−C110(統合S/W−C110b)を生成する。
以降の説明においても、組合せ対象として選択したS/W−C103が生成済みの統合S/W−C110に含まれている場合、配置決定部102は同様にして新たな統合S/W−C110を生成する。
(通信先が1つの統合S/W−Cと通信先の統合S/W−Cとから新たな統合S/W−Cを生成する例)
また、配置決定部102は、統合S/W−C110を指定し、指定した統合S/W−C110の通信先である統合S/W−C110と指定した統合S/W−C110とから新たな統合S/W−C110bを生成する場合もある。
例えば、図20に示すように、配置決定部102は、生成した統合S/W−C110aと統合S/W−C110bとから新たな統合S/W−C110cを生成する。
換言すると、配置決定部102は、生成した統合S/W−C110のうち、グループ外通信先ソフトウェア(S/W−C103y)が1つである統合S/W−C110(統合S/W−C110a)を指定する。そして、配置決定部102は、指定した統合S/W−C110(統合S/W−C110a)の通信先であるグループ外通信先ソフトウェア(S/W−C103y)を指定した統合S/W−C110(統合S/W−C110a)の各S/W−C103との組合せ対象として選択する。そして、配置決定部102が選択したグループ外通信先ソフトウェア(S/W−C103y)が、配置決定部102が生成した統合S/W−C110(統合S/W−C110b)に含まれている場合である。
この場合、配置決定部102は、選択したグループ外通信先ソフトウェア(S/W−C103y)を含む統合S/W−C110(統合S/W−C110b)を構成するS/W−C103(S/W−C103y、S/W−C103z)と指定した統合S/W−C110(統合S/W−C110a)を構成するS/W−C103(S/W−C103u、S/W−C103x)とを組み合わせて新たな統合S/W−C110(統合S/W−C110c)を生成する。
以降の説明においても、組合せ対象として選択したグループ外通信先ソフトウェアが生成済みの統合S/W−C110に含まれている場合、配置決定部102は同様にして新たな統合S/W−C110を生成する。
このようにして、配置決定部102は、連鎖的に統合S/W−C110を生成することが可能である。
そして、配置決定部102は、前述の図9の例での説明のように、統合S/W−C110を1つのS/W−C103と見なして処理を行う。
また、配置決定部102は、S/W−C配置情報105の生成においても、統合S/W−C110を1つのS/W−C103と見なして処理を行う。すなわち、配置決定部102は、全てのS/W−C配置情報105において、統合S/W−C110を構成するS/W−C103の各々が共通するECU300に搭載されるように複数のS/W−C配置情報105を生成する。
(通信先が2つのS/W−Cと通信先とから統合S/W−Cを生成する例)
また、配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、複数のS/W−C103のうち、通信先となるS/W−C103が2つであるS/W−C103を指定する。
具体的には、図21のS/W−C103x、S/W−C103y、S/W−C103zのみに着目すると、S/W−C103yの通信先はS/W−C103xとS/W−C103zとの2つである。よって、配置決定部102は、S/W−C103yを指定する。
そして、配置決定部102は、指定したS/W−C103の通信先である2つのS/W−C103のうちの指定したS/W−C103との通信量が最大であるS/W−C103を選択する。そして、配置決定部102は、選択したS/W−C103と、指定したS/W−C103とを組合せて統合S/W−C110を生成する。
前述と同様に、図21のS/W−C103x、S/W−C103y、S/W−C103zのみに着目し、具体的に説明する。
図21の例では、S/W−C103xとS/W−C103yとの通信量「F(11)」がS/W−C103yとS/W−C103zとの通信量「F(12)」よりも大きいものとする(すなわち、F(11)>F(12))。
そして、配置決定部102は、指定したS/W−C103yの通信先であるS/W−C103xとS/W−C103zとのうちのS/W−C103yとの通信量が最大であるS/W−C103xを選択する。そして、配置決定部102は、選択したS/W−C103xと指定したS/W−C103yとを組み合わせて統合S/W−C110aを生成する。
なお、図21の例では、組合せ対象となるのは単体のS/W−C103であったが、統合S/W−C110が組合せ対象となってもよい。その場合、前述で説明のように、配置決定部102は、指定したS/W−C103と、組合せ対象の統合S/W−C110を構成する各S/W−C103とから新たな統合S/W−C110を生成する。
(通信先が2つの統合S/W−Cと通信先とから新たな統合S/W−Cを生成する例)
また、配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、生成した統合S/W−C110のうち、通信先となるS/W−C103、すなわちグループ外通信先ソフトウェアが2つである統合S/W−C110を指定する。
グループ外通信先ソフトウェアは、前述の通りであり、配置決定部102に指定される統合S/W−C110を構成するS/W−C103の数も前述の通り、2つ以上であれば制限はない。
そして、配置決定部102は、2つのグループ外通信先ソフトウェアのうち、指定した統合S/W−C110を構成するS/W−C103との通信量が最大であるグループ外通信先ソフトウェアと指定した統合S/W−C110を構成するS/W−C103とを組合せて新たな統合S/W−C110を生成する。
図21の例を用いて、具体的に説明する。なお、ここでは全てのS/W−C103に着目する。そして、前述の通り、配置決定部102は、S/W−C103xとS/W−C103yとから統合S/W−C110aを既に生成しているものとする。
また、S/W−C103uとS/W−C103xとの通信量「F(10)」がS/W−C103yとS/W−C103zとの通信量「F(12)」よりも大きいものとする(すなわち、F(10)>F(12))。
まず、配置決定部102は、グループ外通信先ソフトウェアが2つ(S/W−C103uとS/W−C103z)である統合S/W−C110aを指定する。
そして、2つのグループ外通信先ソフトウェア(S/W−C103uとS/W−C103z)のうち、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103(S/W−C103xとS/W−C103y)との通信量が最大であるグループ外通信先ソフトウェアS/W−C103uと統合S/W−C110aを構成するS/W−C103xとS/W−C103yとを組合せて新たな統合S/W−C110bを生成する。
なお、図21の例では、組合せ対象となるのは単体のS/W−C103であったが、統合S/W−C110が組合せ対象となってもよい。その場合、前述で説明のように、配置決定部102は、指定した統合S/W−C110を構成する各S/W−C103と組合せ対象の統合S/W−C110を構成する各S/W−C103とから新たな統合S/W−C110を生成する。
(実施の形態3の効果)
実施の形態3のS/W−C配置システム200は、複数のS/W−C103を統合し、1つのS/W−C103と見なして処理を行う。そのため、S/W−C配置情報105を生成する際のS/W−C103の配置の組合せの数が低減され、実施の形態3のS/W−C配置システム200は、S/W−C配置情報105の試行数を低減することが可能である。
そして、実施の形態3のS/W−C配置システム200は、処理を迅速に行い、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態2又は3と同様に、入力されるS/W−C103の個数が増加した場合に、配置決定部102において、S/W−C103の配置の組合せの数を低減するための処理について説明する。本実施の形態の説明で特に述べない部分については、実施の形態1又は2又は3と同様である。
図22は、メッセージ一覧表の第2の例を示す図である。
図23は、統合S/W−Cの第7の例を示す図である。
図24は、統合S/W−Cの第8の例を示す図である。
図22のメッセージ一覧表は、図8の例に比べ、項目5が加えられている。なお、図22のメッセージ一覧表の内容(例えば数値やS/W−C103の名称等)は図8の例と異なるものである。
配置決定部102は、例えば実施の形態1で説明の図5のS103の処理において、図22に示すようなメッセージ一覧表を生成する。そして、配置決定部102は、例えばS/W−C配置システム200の記憶領域に作成したメッセージ一覧表を記憶させる。
メッセージ一覧表の項目5には、項目1に示される複数のS/W−C103が組み合わされて統合S/W−C110となった場合の統合S/W−C110と他のS/W−C103との通信量の合計が示される。配置決定部102は、通信量評価部101が検出した通信量に基づき、メッセージ一覧表の項目5の値を算出する。
図22のメッセージ一覧表と配置決定部102による統合S/W−C110の生成処理との関係は後述で説明する。
(通信先が3つ以上のS/W−Cと通信先とから統合S/W−Cを生成する例)
ここで、詳細に配置決定部102の処理を説明する。
説明にあたっては、図22のメッセージ一覧表の「D202」と、図23のワイパ/右ドア制御103v、センサ/左ドア制御103w、ドア状態103d、ワイパ動作可否判定103eとに着目する。
配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、複数のS/W−C103のうち、通信先となるS/W−C103が3つ以上であるS/W−C103を指定する。
具体的には、ドア状態103dの通信先は、ワイパ/右ドア制御103vとワイパ動作可否判定103eとセンサ/左ドア制御103wとの3つである。よって、配置決定部102は、ドア状態103dを指定する。
そして、配置決定部102は、指定したS/W−C103の通信先である3つ以上のS/W−C103のうちの指定したS/W−C103との通信量が、指定したS/W−C103の全通信量の半分以上を占めるS/W−C103を選択する。そして配置決定部102は、選択したS/W−C103と指定したS/W−C103とを組み合わせて統合S/W−C110を生成する。
具体的には、配置決定部102は、指定した「ドア状態103d」の通信先である「ワイパ/右ドア制御103v、ワイパ動作可否判定103e、センサ/左ドア制御103w」のうち「ドア状態103d」との通信量が、「ドア状態103d」の全通信量の半分以上を占めるS/W−C103を選択する。
ここで、「ドア状態103d」の全通信量は、「F(02)+F(04)+F(07)=18」である。一方、「ドア状態103d」と「センサ/左ドア制御103w」の通信量は、F(02)=10であり、「ドア状態103d」の全通信量の半分以上(9以上)を占めている。よって、配置決定部102は、「センサ/左ドア制御103w」を選択する。
そして、配置決定部102は、選択した「センサ/左ドア制御103w」とドア状態103dとを組み合わせて統合S/W−C110を生成する。
換言すると、配置決定部102は、ドア状態103dとセンサ/左ドア制御103wとの通信量「F(02)」(図22のD202の項目4)が、ドア状態103dとワイパ動作可否判定103eとの通信量と、ドア状態103dとワイパ/右ドア制御103vとの通信量の合計「F(04)+F(07)」(図22のD202の項目5)よりも大きい場合に、ドア状態103dとセンサ/左ドア制御103wとを組み合わせて統合S/W−C110xを生成する。
すなわち、配置決定部102は、メッセージ一覧表を参照し、メッセージ一覧表の項目4の値(項目1のS/W−C103間で通信される通信量)が、メッセージ一覧表の項目5の値よりも大きい場合に、項目1に示される複数のS/W−C103を組み合わせて統合S/W−C110を生成する。
なお、図23の例では、組合せ対象となるのは単体のS/W−C103であったが、統合S/W−C110が組合せ対象となってもよい。その場合、前述で説明のように、配置決定部102は、指定したS/W−C103と、組合せ対象の統合S/W−C110を構成する各S/W−C103とから新たな統合S/W−C110を生成する。
(通信先が3つ以上の統合S/W−Cと通信先とから新たな統合S/W−Cを生成する例)
また、配置決定部102は、入出力対応抽出部100による解析の結果、生成した統合S/W−C110のうち、通信先となるS/W−C103、すなわちグループ外通信先ソフトウェアが3つ以上である統合S/W−C110を指定する。
グループ外通信先ソフトウェアは、前述の通りであり、配置決定部102に指定される統合S/W−C110を構成するS/W−C103の数も前述の通り、2つ以上であれば制限はない。
そして、配置決定部102は、3つ以上のグループ外通信先ソフトウェアのうち、指定した統合S/W−C110を構成するS/W−C103との通信量が、指定した統合S/W−C110を構成するS/W−C103と3つ以上のグループ外通信先ソフトウェアとの全通信量の半分以上を占めるグループ外通信先ソフトウェアを選択する。
そして、配置決定部102は、選択したグループ外通信先ソフトウェアと指定した統合S/W−C110を構成するS/W−C103とを組合せて新たな統合S/W−C110を生成する。
図24の例を用いて、具体的に説明する。ここで、配置決定部102は、ワイパモータ103aとワイパスイッチ103hとを組み合わせて統合S/W−C110aを生成しているものとする。
まず、グループ外通信先ソフトウェアが3つ以上(ワイパ/右ドア制御103v、ワイパ動作可否判定103e、センサ/左ドア制御103w)である統合S/W−C110aを指定する。
配置決定部102は、3つ以上のグループ外通信先ソフトウェア(ワイパ/右ドア制御103v、ワイパ動作可否判定103e、センサ/左ドア制御103w)のうち、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103(ワイパモータ103a、ワイパスイッチ103h)との通信量が、統合S/W−C110aの全通信量の半分以上を占めるグループ外通信先ソフトウェアを選択する。
ここで、統合S/W−C110aの全通信量とは、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103(ワイパモータ103a、ワイパスイッチ103h)と3つ以上のグループ外通信先ソフトウェア(ワイパ/右ドア制御103v、ワイパ動作可否判定103e、センサ/左ドア制御103w)との全通信量である。
したがって、統合S/W−C110aの全通信量は、「F(02)+F(04)+F(07)=18」である。
一方、統合S/W−C110aとセンサ/左ドア制御103wとの通信量は、F(02)=10であり、統合S/W−C110aの全通信量の半分以上(9以上)を占めている。なお、統合S/W−C110aとセンサ/左ドア制御103wとの通信量は、統合S/W−C110aを構成するS/W−C103(ワイパモータ103a、ワイパスイッチ103h)とセンサ/左ドア制御103wとの通信量である。
よって、配置決定部102は、「センサ/左ドア制御103w」を選択する。
そして、配置決定部102は、選択した「センサ/左ドア制御103w」と統合S/W−C110aを構成するS/W−C103(ワイパモータ103a、ワイパスイッチ103h)とを組み合わせて新たな統合S/W−C110bを生成する。
なお、図24の例では、組合せ対象となるのは単体のS/W−C103であったが、統合S/W−C110が組合せ対象となってもよい。その場合、前述で説明のように、配置決定部102は、指定した統合S/W−C110を構成する各S/W−C103と組合せ対象の統合S/W−C110を構成する各S/W−C103とから新たな統合S/W−C110を生成する。
(実施の形態4の効果)
実施の形態4のS/W−C配置システム200は、実施の形態3と同様に複数のS/W−C103を統合し、1つのS/W−C103と見なすことで処理を迅速に行い、実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
(実施の形態1〜4の補足説明)
実施の形態1〜4においては、階層化されたソフトウェアプラットフォームに対応し、車載ネットワークで相互に情報を通信する複数の車載装置(ECU300)から成るシステムにおいて、アプリケーションレベルのS/W−C103間の入出力の対応を抽出し、通信される情報の通信量を評価して、通信量の多い情報が車載ネットワークを介さず通信されるようにS/W−C103をどのECU300に配置するか決定するソフトウェアコンポーネントシステムについて説明した。
実施の形態1〜4における入出力対応抽出部100は、ECU300の配置、I/O機器の配置、配線の通ることのできる経路を入力として、配線接続構成104を生成してもよい。
ここで、配線接続構成104は、配線総量を少なくするように生成されるが、常に最短経路で接続する必要はなく、組み付け作業を行う者が作業しやすいように配線が束ねられるように生成されてもよい。また、最悪実行時間の条件が厳しい制御系を構成するI/O機器の場合は、車載ネットワーク104pを介さずに情報を通信できるように配線接続構成104は、生成されてもよい。
そして、入出力対応抽出部100と、通信量評価部101と、配置決定部102とは、入出力対応抽出部100が生成した配線接続構成104に基づき、実施の形態1〜4に示す処理を行ってもよい。
また、実施の形態1〜4に示すECU300間が接続される車載ネットワーク104pのプロトコルは、S/W−C配置システム200のユーザが任意に決めてよい。
また、ユーザは、実施の形態1〜4に示すECU300間が接続される車載ネットワーク104pのプロトコルが決定し、配線接続構成104とS/W−C配置情報105が決定した後に、所定のコンピュータに実装した場合のシミュレーションにより、S/W−C配置情報105に基づく性能評価を行ってもよい。そして、当該シミュレーションにおいては、通信の応答性だけでなく、CPUの処理やメモリ容量も評価してよい。当該シミュレーションに使用される所定のコンピュータは、決定した車載ネットワーク104pのプロトコルの通信機能を有するものであればよく、既存の製品でよい。
当該シミュレーションの性能評価により要求性能を満たさないことが分かった場合、ECU300間を接続する車載ネットワーク104pのプロトコルの決定をやり直してもよいし、配線接続構成104を変更してもよい。また、例えば配置決定部102が、所定の通信量以下のS/W−C配置情報105として、複数のS/W−C配置情報105を生成した場合は、当該シミュレーションの性能評価により要求性能を満たさないことが分かったS/W−C配置情報105以外のS/W−C配置情報105を選択してもよい。
また、ユーザは、所定のコンピュータのシミュレーションにより、配線接続構成104と、配線やコネクタの価格等とに基づき、システム全体の価格見積もりを行ってもよい。ここで、当該シミュレーションにおいて、配線の単位長さあたりの価格、コネクタのピン数に応じた価格、マイコン(ECU300)の価格などの情報が参照されてもよい。
そして、当該シミュレーションによる価格見積もりが、設定されたシステム全体の基準価格を超えている場合、ECU300間を接続する車載ネットワーク104pのプロトコルの決定をやり直してもよいし、配線接続構成104を変更してもよい。また、例えば配置決定部102が、所定の通信量以下のS/W−C配置情報105として、複数のS/W−C配置情報105を生成した場合は、当該シミュレーションの価格見積もりにより要求価格を満たさないことが分かったS/W−C配置情報105以外のS/W−C配置情報105を選択してもよい。
また、ユーザは、所定のコンピュータのシミュレーションにより、配線接続構成104と、配線やコネクタの重量等とに基づき、システム全体の重量を評価してもよい。ここで、当該シミュレーションにおいて、配線の単位長さあたりの重量、コネクタのピン数に応じた重量、マイコン(ECU300)の重量などの情報が参照されてもよい。
そして、当該シミュレーションによる重量評価結果が、設定されたシステム全体の基準重量を超えている場合、ECU300間を接続する車載ネットワーク104pのプロトコルの決定をやり直してもよいし、配線接続構成104を変更してもよい。また、例えば配置決定部102が、所定の通信量以下のS/W−C配置情報105として、複数のS/W−C配置情報105を生成した場合は、当該シミュレーションの重量評価により要求重量を満たさないことが分かったS/W−C配置情報105以外のS/W−C配置情報105を選択してもよい。
最後に、実施の形態1〜4に示したS/W−C配置システム200のハードウェア構成例について説明する。
図25は、実施の形態1〜4に示したS/W−C配置システムのハードウェア資源の一例を示す図である。
なお、図25の構成は、あくまでもS/W−C配置システム200のハードウェア構成の一例を示すものであり、S/W−C配置システム200のハードウェア構成は図25に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図25において、S/W−C配置システム200は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。
CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、SSD(Solid State Drive)、光ディスク装置、メモリカード(登録商標)読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
実施の形態1〜4で説明した入出力対応抽出部100やS/W−C配置システム200の記憶領域は、RAM914、磁気ディスク装置920等により実現される。
通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904などは、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901などは、出力装置の一例である。
通信ボード915は、例えば、LAN、インターネットの他、WAN(ワイドエリアネットワーク)、SAN(ストレージエリアネットワーク)などのネットワークに接続されている。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。
プログラム群923のプログラムは、CPU911がオペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922を利用しながら実行する。
また、RAM914には、CPU911に実行させるオペレーティングシステム921のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。
また、RAM914には、CPU911による処理に必要な各種データが格納される。
また、ROM913には、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置920にはブートプログラムが格納されている。
S/W−C配置システム200の起動時には、ROM913のBIOSプログラム及び磁気ディスク装置920のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムによりオペレーティングシステム921が起動される。
上記プログラム群923には、実施の形態1〜4の説明において「〜部」(「〜記憶部」以外、以下同様)として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態1〜4の説明において、「〜の判断」、「〜の計算」、「〜の比較」、「〜の照合」、「〜の参照」、「〜の検索」、「〜の抽出」、「〜の検査」、「〜の生成」、「〜の設定」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の入力」、「〜の受信」、「〜の作成」、「〜の判定」、「〜の定義」、「〜の算出」、「〜の更新」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶されている。
「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。
ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出される。
そして、読み出された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示・制御・判定・識別・検知・判別・選択・算出・導出・更新・作成・取得・通知・指示・判断・管理などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示・制御・判定・識別・検知・判別・選択・算出・導出・更新・作成・取得・通知・指示・判断・管理などのCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1〜4で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。
データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。
また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、実施の形態1〜4の説明において「〜部」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。
すなわち、実施の形態1〜4で説明したフローチャートに示すステップ、手順、処理により、本発明に係るサービス実行管理方法(ソフトウェア実行方法)を実現することができる。
また、「〜部」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。
或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。
プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。
すなわち、プログラムは、実施の形態1〜4の「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、実施の形態1〜4の「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、実施の形態1〜4に示すS/W−C配置システム200は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータである。
そして、上記したように「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
100 入出力対応抽出部、101 通信量評価部、101a 入出力、102 配置決定部、103 S/W−C、103a ワイパモータ、103b ワイパ制御、103c 自動ワイパ判定、103d ドア状態、103e ワイパ動作可否判定、103f 左ドア開閉検出スイッチ、103g 右ドア開閉検出スイッチ、103h ワイパスイッチ、103i 雨量センサ、103j 車速センサ、103k ドア施錠スイッチ、103m 右ドア施錠アクチュエータ、103n 左ドア施錠アクチュエータ、103p ドア施錠制御、103q ドア開閉状態、103r 後ワイパスイッチ、103s 後ワイパ制御、103t 後ワイパモータ、103v ワイパ/右ドア制御、103w センサ/左ドア制御、104 配線接続構成、104e ワイパスイッチ機器、104f ワイパモータ機器、104g 雨量センサ機器、104h 車速センサ機器、104i 右ドア開閉検出スイッチ機器、104j 左ドア開閉検出スイッチ機器、104k ドア施錠スイッチ機器、104m 右ドア施錠アクチュエータ機器、104n 左ドア施錠アクチュエータ機器、104p 車載ネットワーク、105 S/W−C配置情報、110 統合S/W−C、150 入出力対応抽出情報、200 S/W−C配置システム、203a 名称、203b ポート名称、203c 入出力方向、203d I/O機器名称、300 ECU、400 グループ、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 コンパクトディスク装置、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (17)

  1. 各々が他の1つ以上のソフトウェアと通信を行う複数のソフトウェアを解析し、前記複数のソフトウェアのうち互いに通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組毎の通信量を検出する通信量検出部と、
    同じコンピュータに搭載されるソフトウェアの組合せが搭載パターン毎に異なるように、前記複数のソフトウェアを複数のコンピュータに割り当てて、各コンピュータにいずれのソフトウェアが搭載されるかが示される搭載パターンを複数生成する搭載パターン生成部と、
    前記搭載パターン生成部により生成された搭載パターン毎に、互いに異なるコンピュータに搭載され、コンピュータ間での通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組に対して前記通信量検出部により検出された通信量を合計し、搭載パターン毎に、前記複数のコンピュータの間で発生する通信量の合計を特定する通信量特定部と、
    前記搭載パターン生成部により生成された前記複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定部により特定された通信量の合計が所定の条件に合致する搭載パターンを選択する搭載パターン選択部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、更に、
    前記複数のソフトウェアのうち、搭載されるコンピュータが予め確定している少なくとも1つの確定ソフトウェアと当該確定ソフトウェアが搭載されるコンピュータとが示される情報を記憶する記憶部を備え、
    前記搭載パターン生成部は、
    全ての搭載パターンにおいて、確定ソフトウェアの各々が、当該確定ソフトウェアが搭載されるコンピュータに搭載されるようにして、複数の搭載パターンを生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、更に、
    前記複数のソフトウェアのうち、いずれか2つ以上のソフトウェアを組合せてソフトウェアグループを生成するソフトウェアグループ生成部を備え、
    前記搭載パターン生成部は、
    全ての搭載パターンにおいて、前記ソフトウェアグループを構成するソフトウェアの各々が、共通するコンピュータに搭載されるようにして、複数の搭載パターンを生成することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、更に、
    前記通信量検出部により抽出された全てのソフトウェアの組のうちの同じカテゴリーに属するソフトウェアの組の各々が、他の1つ以上のソフトウェアの組に含まれるいずれかのソフトウェアを含むようにして、複数のソフトウェアの組を少なくとも1つにカテゴリー分けする分類部を備え、
    前記搭載パターン生成部は、
    前記分類部によりカテゴリー分けされたカテゴリー毎に複数の搭載パターンを生成することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の情報処理装置。
  5. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、前記複数のソフトウェアのうち、通信先となるソフトウェアが1つであるソフトウェアを対象ソフトウェアとして指定し、
    指定した対象ソフトウェアの通信先のソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアと前記対象ソフトウェアとを組合せてソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、前記複数のソフトウェアのうち、通信先となるソフトウェアが2つであるソフトウェアを対象ソフトウェアとして指定し、
    指定した対象ソフトウェアの通信先である2つのソフトウェアのうちの前記対象ソフトウェアとの通信量が最大であるソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアと前記対象ソフトウェアとを組合せてソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  7. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、前記複数のソフトウェアのうち、通信先となるソフトウェアが3つ以上であるソフトウェアを対象ソフトウェアとして指定し、
    指定した対象ソフトウェアの通信先である3つ以上のソフトウェアのうちの前記対象ソフトウェアとの通信量が前記対象ソフトウェアの全通信量の半分以上を占めるソフトウェアを選択し、選択したソフトウェアと前記対象ソフトウェアとを組合せてソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  8. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    生成したソフトウェアグループのいずれかに、選択したソフトウェアが含まれている場合に、選択したソフトウェアを含むソフトウェアグループを構成するソフトウェアの各々と前記対象ソフトウェアとを組合せて新たなソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項5〜7いずれか記載の情報処理装置。
  9. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、生成したソフトウェアグループのうち、ソフトウェアグループを構成する各ソフトウェアの通信先となるソフトウェアのうちの当該ソフトウェアグループを構成しないソフトウェアであるグループ外通信先ソフトウェアが1つである当該ソフトウェアグループを対象ソフトウェアグループとして指定し、
    当該1つのグループ外通信先ソフトウェアを選択し、
    選択したグループ外通信先ソフトウェアと指定した対象ソフトウェアグループを構成する各ソフトウェアとを組合せて新たなソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  10. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、生成したソフトウェアグループのうち、ソフトウェアグループを構成する各ソフトウェアの通信先となるソフトウェアのうちの当該ソフトウェアグループを構成しないソフトウェアであるグループ外通信先ソフトウェアが2つである当該ソフトウェアグループを対象ソフトウェアグループとして指定し、
    当該2つのグループ外通信先ソフトウェアのうち、指定した対象ソフトウェアグループを構成するソフトウェアとの通信量が最大であるグループ外通信先ソフトウェアを選択し、
    選択したグループ外通信先ソフトウェアと前記対象ソフトウェアグループを構成する各ソフトウェアとを組合せて新たなソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  11. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    前記通信量検出部による解析の結果、生成したソフトウェアグループのうち、ソフトウェアグループを構成する各ソフトウェアの通信先となるソフトウェアのうちの当該ソフトウェアグループを構成しないソフトウェアであるグループ外通信先ソフトウェアが3つ以上である当該ソフトウェアグループを対象ソフトウェアグループとして指定し、
    当該3つ以上のグループ外通信先ソフトウェアのうち、指定した対象ソフトウェアグループを構成するソフトウェアとの通信量が、前記対象ソフトウェアグループを構成するソフトウェアと当該3つ以上のグループ外通信先ソフトウェアとの全通信量の半分以上を占めるグループ外通信先ソフトウェアを選択し、
    選択したグループ外通信先ソフトウェアと前記対象ソフトウェアグループを構成するソフトウェアの各々とを組合せて新たなソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  12. 前記ソフトウェアグループ生成部は、
    生成したソフトウェアグループのいずれかに、選択したグループ外通信先ソフトウェアが含まれている場合に、選択したグループ外通信先ソフトウェアを含むソフトウェアグループを構成するソフトウェアの各々と前記対象ソフトウェアグループを構成するソフトウェアの各々とを組合せて新たなソフトウェアグループを生成することを特徴とする請求項9〜11いずれか記載の情報処理装置。
  13. 前記搭載パターン選択部は、
    前記搭載パターン生成部により生成された複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定部により特定された通信量の合計が所定の値以下となる搭載パターンを選択することを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の情報処理装置。
  14. 前記搭載パターン選択部は、
    前記搭載パターン生成部により生成された複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定部により特定された通信量の合計が最小となる搭載パターンを選択することを特徴とする請求項1〜12いずれか記載の情報処理装置。
  15. 前記通信量検出部は、
    自動車の各種機能を実現する複数のソフトウェアを前記複数のソフトウェアとして解析し、
    前記搭載パターン生成部は、
    前記自動車に搭載される複数の電子制御ユニットを前記複数のコンピュータとして、搭載パターンを生成し、
    前記通信量特定部は、
    前記複数の電子制御ユニットの各々が、前記自動車に搭載されるネットワークを介して通信する通信量の合計を前記複数のコンピュータの間で発生する通信量の合計として特定することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置が、各々が他の1つ以上のソフトウェアと通信を行う複数のソフトウェアを解析し、前記複数のソフトウェアのうち互いに通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組毎の通信量を検出する通信量検出ステップと、
    情報処理装置が、同じコンピュータに搭載されるソフトウェアの組合せが搭載パターン毎に異なるように、前記複数のソフトウェアを複数のコンピュータに割り当てて、各コンピュータにいずれのソフトウェアが搭載されるかが示される搭載パターンを複数生成する搭載パターン生成ステップと、
    情報処理装置が、前記搭載パターン生成ステップにより生成された搭載パターン毎に、互いに異なるコンピュータに搭載され、コンピュータ間での通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組に対して前記通信量検出ステップにより検出された通信量を合計し、搭載パターン毎に、前記複数のコンピュータの間で発生する通信量の合計を特定する通信量特定ステップと、
    情報処理装置が、前記搭載パターン生成ステップにより生成された前記複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定ステップにより特定された通信量の合計が所定の条件に合致する搭載パターンを選択する搭載パターン選択ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  17. 各々が他の1つ以上のソフトウェアと通信を行う複数のソフトウェアを解析し、前記複数のソフトウェアのうち互いに通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組毎の通信量を検出する通信量検出ステップと、
    同じコンピュータに搭載されるソフトウェアの組合せが搭載パターン毎に異なるように、前記複数のソフトウェアを複数のコンピュータに割り当てて、各コンピュータにいずれのソフトウェアが搭載されるかが示される搭載パターンを複数生成する搭載パターン生成ステップと、
    前記搭載パターン生成ステップにより生成された搭載パターン毎に、互いに異なるコンピュータに搭載され、コンピュータ間での通信が行われるソフトウェアの組を全て抽出し、抽出したソフトウェアの組に対して前記通信量検出ステップにより検出された通信量を合計し、搭載パターン毎に、前記複数のコンピュータの間で発生する通信量の合計を特定する通信量特定ステップと、
    前記搭載パターン生成ステップにより生成された前記複数の搭載パターンのうち、前記通信量特定ステップにより特定された通信量の合計が所定の条件に合致する搭載パターンを選択する搭載パターン選択ステップと
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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