JP5911093B2 - 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法 - Google Patents

飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5911093B2
JP5911093B2 JP2012009752A JP2012009752A JP5911093B2 JP 5911093 B2 JP5911093 B2 JP 5911093B2 JP 2012009752 A JP2012009752 A JP 2012009752A JP 2012009752 A JP2012009752 A JP 2012009752A JP 5911093 B2 JP5911093 B2 JP 5911093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
rail
upper rail
beverage container
lower rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012009752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013146420A (ja
Inventor
政文 中西
政文 中西
大澤 真一
真一 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawajun Co Ltd
Original Assignee
Kawajun Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawajun Co Ltd filed Critical Kawajun Co Ltd
Priority to JP2012009752A priority Critical patent/JP5911093B2/ja
Publication of JP2013146420A publication Critical patent/JP2013146420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5911093B2 publication Critical patent/JP5911093B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、主にショーケース内において使用され、下段レールにおいて斬新な転がりを実現できる収納効率に優れた飲料用容器の出し入れラックに関するものである。
ショーケース内の飲料用容器の前出し方法としては、原始的には横倒姿勢の飲料用容器を前方傾斜で前後方向に並べて陳列する方法が知られている。この場合、陳列商品は前方から抜き取られるため、前方から途中で補充する場合、後方に位置する商品は永遠に抜き取られることはない。従って、商品の補充は後方から行なわれるため、後方スペースが必要となり不便である。これを解決するものとして、前方から補充し、前方から抜き出す飲料用容器の出し入れラックが多数提案されている(実開平2−54457号公報、特開平11−83301号公報、特開2004−73342号公報、特開平10−14725号公報)。
このような従来の飲料用容器の出し入れラックは、下降傾斜した各階層を折り返して連通状態となるように形成され、投入口を最上層に、送出口を最下層に形成し、横倒姿勢の飲料用容器が1段で、回動しつつ自ずと前方へ送り出されるものである。
実開平2−54457号公報 特開平11−83301号公報 特開2004−73342号公報 特開平10−14725号公報
しかしながら、従来の飲料用容器の出し入れラックは、上段レールと下段レールは共に、1段で飲料用容器が流れるため、収納効率(単位体積当たりの収納量)が必ずしもよいものではなかった。
従って、本発明の目的は、下段レールにおいて斬新な転がりを実現でき、収納効率に優れる飲料用容器の出し入れラックを提供することにある。
かかる実情において、本発明者等は鋭意検討を行った結果、上段レールの後端と方向転換レール間の水平方向における長さ及び下段レールと上段レール間の高さを特定の寸法とした飲料用容器の出し入れラックであれば、下段レール上の前出しされた飲料用容器を取り出す際、下段レールにおいて2段の俵積み姿勢を維持したまま転がるという斬新な転がりが実現できると共に、上下方向におけるスペースを採らず、収納効率に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、1つ以上の上段レールと、前方下り傾斜状の下段レールと、該下段レールの後端から後方上り傾斜となり起立する方向変換レールと、該下段レールの前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部と、を有し、上段レールの前方又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールの前方から横倒姿勢の飲料用容器を投入し、投入された飲料用容器を該上段レールの後端から落下させ、横倒姿勢の状態で折り返して、下段レール上を前方へ自ずと転がることで前出し陳列する飲料用容器の出し入れラックであって、該上段レールの後端と該方向転換レール間の水平方向における長さは、該飲料用容器の最大径の略2倍以上であり、該下段レールと該下段レールの直上の該上段レール間の高さは、該飲料用容器の2段の俵積み高さ以上であることを特徴とする飲料用容器の出し入れラックを提供するものである。
本発明によれば、下段レール上に前出しされた飲料用容器の1個を取り出すと、下段レール上の飲料用容器は、2段の俵積み状で転がるため、同時に2個前出しができる。すなわち、本発明の飲料用容器の出し入れラック(以下、単に「出し入れラック」とも言う。)は、2段の俵積み姿勢を保持しながら転がるという斬新な転がりを実現できると共に、下段レール上の陳列形態が2段の俵積みとなるため、従来のものに比べて、上下方向においてスペースを採らず、収納効率に優れたものとなる。
本発明の第1の実施の形態における出し入れラックの斜視図である。 図1の出し入れラックの側面図である。 図1の出し入れラックにおける飲料用容器補充途中の図である。 図1の出し入れラックにおける飲料用容器補充完了の図である。 図1の出し入れラックの模式図である。 下段レールの奥側の3つの飲料用容器で形成される俵積み状態を説明する図である。 (A)は図1の出し入れラックにおける補充工程初期の模式図であり、(B)は(A)に続く工程である。 (A)は補充工程における図7(B)に続く図であり、(B)は図7に続く他の図である。 (A)は補充工程における図8に続く図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続く図である。 (A)は補充工程における図9(C)に続く図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続き、(D)は(C)に続く図である。 (A)は取り出し工程における初期の図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続き、(D)は(C)に続く図である。 (A)は取り出し工程における図11(D)に続く図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続く図である。 本発明の第2の実施の形態における出し入れラックの斜視図である。 図13の出し入れラックの側面図である。 図13の出し入れラックにおける飲料用容器補充完了の図である。 図13の出し入れラックの模式図である。 (A)は図13の出し入れラックにおける補充工程初期の模式図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続き、(D)は(C)に続く工程である。 (A)は補充工程における図17(D)に続き、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続き、(D)は(C)に続く図である。 (A)は取り出し工程における初期の図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続き、(D)は(C)に続く図である。 (A)は取り出し工程における図19(D)に続く図であり、(B)は(A)に続き、(C)は(B)に続く図である。
本発明の第1の実施の形態における出し入れラックを図1〜図6を参照して説明する。出し入れラック10は、上段レール1と、前方下り傾斜状の下段レール2と、下段レール2の後端から後方上り傾斜となる傾斜部32と上方に延びる起立部31からなる方向変換レール3と、下段レール2の前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部21と、を有し、上段レール1の後端と方向転換レール3間の水平方向における長さ(l)は、飲料用容器Aの最大径の略2倍以上であり、下段レール2と上段レール1間の高さ(h)は、飲料用容器Aの2段の俵積み高さ以上である。なお、本明細書中、前方は、飲料用容器Aを補充又は取り出す側を言う。
出し入れラック10は、金属製の線材で作製されている。出し入れラック10において、外観形状を定める枠体4は、前後方向に延びる左右一対の接地用の奥行き部材42aと、前後方向に延びる左右一対の上方奥行き部材42bと、上下方向に延びる左右一対の後方支柱部材41aと、左右一対の前方部材41bと、左右一対の前方部材41b間に差し渡し状で付設される前方差し渡し部材44bと、左右一対の後方支柱部材41a間に差し渡し状で付設される後方差し渡し部材44aからなる。上方奥行き部材42bは、接地用の奥行き部材42aより短く、このため、前方部材41bは前方下り傾斜状に延びている。また、補強用横部材42及び補強用縦部材41を格子状に付設することで、枠体4を補強している。また、下段レール2と上段レール1間の側面は、前後方向に延び、後方で上方に屈曲する上下2段の補強用部材43が付設されている。枠体4の左右面間は、飲料用容器Aの高さ寸法よりやや大である。これにより、横倒姿勢の飲料用容器Aの転がりをガイドしている。本発明において、枠体4は、線材に限定されず、板材から作製してもよい。
出し入れラック10において、上段レール1は、補充される飲料用容器Aを横倒姿勢で支持し、前後方向に多数載置するものであり、本例では、飲料用容器Aの高さ寸法より小の幅寸法離間して前後方向に直線状に延びる左右一対の奥行き部材13と左右の奥行き部材13の後方端で両者を連結する連結用線部12からなり、枠体4の上部に前方下り傾斜で設置されている。上段レール1の後方端aは、枠体4の後端より手前で途切れている。また、上段レール1は、上段レール1の前端から起立するストッパー部11を有する。これにより、飲料用容器Aが前方から転落することを防止する。本発明において、上段レール1は、線材に限定されず、板材から作製してもよい。また、上段レール1は、前方下り傾斜に限定されず、後方下り傾斜であってもよい。上段レール1が後方下り傾斜の場合、前方のストッパー部はあってもなくてもよい。上段レール1は、飲料用容器Aを充填するための機能を有するものであり、前出しは必ずしも必要ではない。また、上段レール1は、1つに限定されず、上下方向に2個以上あってもよい。
出し入れラック10において、下段レール2は、上段レール1から落下する飲料用容器Aを前出し状態で、且つ2段の俵積み姿勢で前後方向に多数陳列する機能を有するものである。本例では、飲料用容器Aの高さ寸法より小の幅寸法離間して前後方向に直線状に延びる左右の奥行き部材22からなり、枠体4の下部に前方下り傾斜で設置されている。下段レール2の後方端は、方向変換レール3に接続している。また、下段レール2は、下段レール2の前端から起立するストッパー部21を有する。これにより、飲料用容器Aが前方から転落することを防止する。下段レール2と上段レール1間の高さ(h)は、飲料用容器Aの2段の俵積み高さ(h)以上であり、好ましくは、2段の俵積み高さの1.2〜1.5倍、好ましくは飲料用容器Aの最大直径の2倍である。これにより、飲料用容器Aは、下段レール2上を2段の俵積み状で転がることができる。下段レール2は、線材に限定されず、板材から作製してもよい。
方向変換レール3は、上段レール1から落下する飲料用容器Aを横倒姿勢のまま前方へ転がるようにガイドするものであり、下段レール2と連続している。すなわち、方向変換レール3は、下段レール2の後端から後方上り傾斜となる傾斜部32、本例では外側に凸となる円弧状の傾斜部32と上方に垂直状に延びる起立部31からなる。本発明において、傾斜部32は、上記の外側に凸となる円弧状のものに限定されず、例えば直線状の傾斜であってもよい。方向変換レール3は、線材に限定されず、板材から作製してもよい。
本発明において、傾斜部32の傾斜角度及び円弧の大きさを図6を参照して説明する。本発明において、下段レール2の最奥の3つの飲料用容器i、j、kは、下段レール2上の第1容器i、第1容器iの奥であって方向変換レール3の傾斜部32上の第2容器j及び第1容器iと第2容器jの間に積まれる第3容器kとで2段の俵積み姿勢を形成する。傾斜部32の傾斜角度及び円弧の大きさは、下段レール2の傾斜面を基準にした2段の俵積み36の傾斜角度βを有し、且つ当該2段の俵積み36において、第1容器iと第3容器kのそれぞれ中心を結ぶ線35の水平線となす角度γが90度を超えないような範囲で決定される。傾斜部32の好ましい傾斜角度及び円弧の大きさは、βが5〜15度、好ましくは7〜12度である。なお、図6の俵積み36は、説明の都合上、3つの丸の中心を結ぶ三角形が正三角形となるように描かれているが、実際は、容器hと容器iの間に容器が積まれるため、容器kは少し浮き上がることなる(図10(A)参照)。また、図6中、符号αは下段レールの傾斜角度であり、符号132は下段レール2と方向変換レール3の接続点である。
方向変換レール3の起立部31の上端は、上段レール1と同じ高さかまたはそれより上方まで延びている。これにより、上段レール1から勢いよく落下する飲料用容器Aを確実に方向転換できる。また、上段レール1の後端aと方向転換レール3間の水平方向における長さ(l)は、飲料用容器Aの最大径の略2倍以上である。これにより、抜き取り工程における2つ飲料用容器Aのほぼ同時落下が可能となるか、あるいは図6に示すような下段レール2上に2段の俵積み状の陳列が可能となる。なお、「略2倍」なる文言の「略」とは、飲料用容器Aの最大径の2倍よりやや小のものを含む意味である。すなわち、上記lは、飲料用容器Aの最大径の1.8倍〜2.5倍が好ましく、1.9倍〜2.2倍が特に好ましく、更に1.95〜2.0倍が好ましい。上記lが、飲料用容器Aの最大径の2倍よりやや小であっても、方向変換レール3の傾斜部32が緩やかであれば、抜き取り工程における2個の飲料用容器Aの連続的な落下が可能である。上記lが、飲料用容器Aの最大径の1.8倍未満であると、下段レール上に2段の俵積みが形成されないことがある。すなわち、上記lの長さ及び傾斜部32の傾斜形状は、図6に示すような下段レール1の奥側に2段の俵積み36が形成され、且つ俵積み姿勢36を形成する容器kの奥側の容器lが容器jの上方に位置するような寸法や大きさであればよい。また、俵積みとは、図6の符号36や37に示すように、2つの横並び丸缶の間に1つの丸缶が乗る積み方であり、3つの丸缶の中心を結ぶ三角形が正三角形又は略正三角形となるものである。
次に、出し入れラック10を用いた飲料用容器(以下、単に「容器」とも言う。)の補充工程を図7〜図10を参照して、取り出し工程を図11及び図12を参照して説明する。出し入れラック10は、上下2段レールであって、飲料用容器は3段積みである。すなわち、上段レール1の前方から横倒姿勢の飲料用容器Aを投入し、投入された飲料用容器Aを上段レール1の後端xから落下させ、横倒姿勢の状態で折り返して、下段レール2上を前方へ自ずと転がることで前出し陳列するものである。補充は上段レール1の前方から順次行われる。図7(A)は容器a〜pを補充する途中であり、下段レール2上に容器a〜hが、上段レール1に容器j〜pが乗っており、容器iは落下途中である。図7(B)は容器の補充が進み、下段レール2上の容器が一杯となり、下段レール2の最後尾に容器iが、方向変換レール3の傾斜部32に容器jが乗った状態を示す。次いで、新たな容器を補充すると、容器kが落下する。従来の出し入れラックは、lが短かったため、容器kは矢印y方向にのみ落下し、1段の前出ししかできなかった。本発明においては、lを従来のものより大としたため、容器kは矢印X方向かあるいはY方向に落下する。容器kがX方向へ落下した場合を図8(A)に示し、容器kがY方向へ落下した場合を図8(B)に示す。上段レール1から容器kが勢いよく落下すると、Y方向への落下となり、勢いのない落下の場合、X方向の落下となる。
図8(B)に示すように、容器kがY方向に落下しても、次の容器lは容器kが奥に存在するため、これが障害となり必ずX方向への落下、すなわち図9(A)のような陳列形態となる(この場合、図9(A)の符号kとlは符号が逆となる。)。本例の出し入れラック10は、lが容器の最大径の1.98倍である。このような場合であっても、図8(B)に示すように、上段レール1の後端aと容器kの間(l)は、容器の最大径を超える長さとなるため、容器lが横倒姿勢のまま下方に落下できる。
図8(A)の陳列形態において、容器lが落下すると、容器kを乗り越えて、容器jの上に乗り上げることになる(図9(A))。すなわち、補充工程においても、下段レール2の最奥の3つの容器は、下段レール2上に1個、方向変換レール3の傾斜部32上に1個で横並びとなり、該2つの容器の間に1個の容器が乗って俵積みとなり、且つ当該俵積み36の前方傾斜が、その前方の俵積み37の前方傾斜より大となる(図6参照)。
図9(B)及び図9(C)は下段レール2の最前列の容器aを取り出し、上段レール1に補充するものである。容器の補充工程の目的は、下段レール2上に2段の俵積みを満杯にすることであり、このため、補充途中においては、下段レール2上の容器を取り出してもよい。また、図9(B)及び図9(C)において、容器aを取り出した際、容器kが容器iと容器jの間の最下段列に入り込まない理由は次の通りである。容器aが取り出されると、最下段列の容器群は自ずと前方へ転がる。この時、容器jは方向変更レール3の傾斜部32上に位置しているため、後方から前方に向けた押圧力が作用する。このため、容器jは、容器iが前方へ転がると容器kの進入を跳ね除けて容器iに追従することになる。以後の補充工程において最前列の容器が取り出されても、最下段列の容器群は方向変更レール3の傾斜部32上に位置する容器と連続的に連なっている限り、前方傾斜による前方移動力に更に加えて上記の押圧力が作用するため、2段目の容器が最下段列に落ちることはない。このため、俵積みの陳列姿勢を転がりながら維持しつつ、補充が可能となる。
図9(C)及び図10(A)において、新たに補充された容器uは、上段レール1の容器群を押し込むため、上段レール1上の最後尾の容器oは落下して、下段レール2上の奥の容器u、m上に積まれる。次に、下段レール2上の最前列の容器bを抜き取ると、下段レール2上の容器群は、俵積み状のまま前方へ転がる。抜き取られた容器bは上段レール1に補充されるため、上段レール1の最後尾の容器pは落下する。図10(B)及び(C)は、新たに容器vを補充する以外は、図9(C)及び図10(A)と同様の転がりとなる。以後、図10(B)及び(C)が繰り返される。そして、図10(D)に示すように、下段レール2上に2段の俵積み姿勢の陳列が埋まり、上段レール1上に1段の陳列が埋まり、上段レール1と方向変換レール3間の空間に2つの容器がほぼ横並びに積まれることで、補充工程は完了する。
次いで、取り出し工程について説明する。取り出しは、前方から行なわれる。図11(A)は、上段レール1の最前列の容器aが抜き取られたものである。上段レール1は前方下り傾斜であるため、上段レール1の容器b〜gは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。更に、図11(B)のように、上段レール1の最前列の容器bが抜き取られると、同様に、上段レール1の容器c〜gは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。以後、上段レール1の最前列の容器が抜き取られると、容器は同じように前方へ転がり、前出しされ、遂には図11(C)に示すように、容器gで最後となり、これが抜き取られると、上段レール1上の容器は無くなる(不図示)。また、図11(C)に示す通り、下段レール2上の最前列の2段の俵積みにおいて、上段の容器sが抜き取られる場合、他の容器の移動は無い。
図11(C)における下段レール2上の最前列の容器tを抜き取る操作において、本発明の最も特徴的な転がりが現われる。すなわち、容器tが抜き取られると、前方に、俵積みの前方2個が無くなることになり、下段レール2上の容器群は俵積み姿勢を維持したまま前方へ転がる。これにより、下段レール2の奥には容器2つ分の隙間が生じることになる。この後方の隙間を埋めるため、上段レール1の奥の落下口に積まれていた容器h、iがほぼ同時に落下し、下段レール2上の俵積み陳列に加わる。容器jは俵積みを形成していないこと、更に方向変換レール3のガイドもあって、下段レール2上の最下段に入り込む。これにより、容器c’、j上に容器2つが入る空間が形成され、そこに容器h、iが入り込む。
図12(A)及び(B)の操作及び容器の転がりは、上段レール1の奥の落下口の容器h、iが存在しない以外は、図11(C)及び(D)と同様である。以後、図11(A)及び(B)のが繰り返され、下段レール2の容器が抜き取られると、容器は同じように前方へ転がり、前出しされ、遂には図12(C)に示すように、下段レール2上は、容器jで最後となり、これが抜き取られると、下段レール2上の容器は無くなる(不図示)。これにより、取り出し工程は完了する。なお、図12(B)において、下段レール2上の容器が次々と抜き取られ、最後尾の容器が下段レール2上に乗った場合、方向変換レール3の傾斜部32からの押圧力がなくなり、俵積みの上段の容器が下段の2つの容器間に浸入して、俵積み姿勢が崩れることがある。このような場合であっても、前出しは行なわれるため、取り出しに支障はない。
出し入れラック10によれば、図11(C)や図12(A)の陳列において、下段レール2上に前出しされた容器の1個を取り出すと、下段レール2上の容器は、2段の俵積み姿勢を保持して転がるため、同時に2個前出しができる。また、下段レール2上の陳列形態が2段の俵積みとなるため、従来の2段レールものに比べて、上下方向においてスペースを採らず、収納効率に優れたものとなる。
次に、本発明の第2の実施の形態における出し入れラックを図13〜図16を参照して説明する。図13〜図16の出し入れラック10aにおいて、図1〜図6の出し入れラック10と同一構成要素には、同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について主に説明する。すなわち、出し入れラック10aにおいて、出し入れラック10と異なる点は、上段レールを上下2段にした点である。すなわち、出し入れラック10aの上段レールは、第1上段レール1bと、第1上段レール1bの上方に位置する第2上段レール1aとからなり、第1上段レール1bは、前方及び後方共に、第2上段レール1aより長く延びている。また、第1上段レール1b及び第2上段レール1a共に、前方下り傾斜であり、且つその前端は起立状のストッパー部11b、11aを有している。また、第1上段レール1bの後端は、起立状のストッパー部12bを有している。また、第1上段レール1bは、第2上段レール1aより、容器Aの最大径よりやや大の長さ(l)分奥に長いため、第2上段レール1aから落下する容器Aを受け取ることができる。第1上段レール1bと第2上段レール1a間の寸法(h)は、横倒姿勢の容器が1段で転がることができる寸法であり、具体的には、容器の最大径の1.2倍〜1.5倍である。なお、出し入れラック10と同様に、第1上段レール1bの後端と方向転換レール3間の水平方向における長さ(l)は、飲料用容器Aの最大径の略2倍以上であり、下段レール2と第1上段レール1b間の高さ(h)は、飲料用容器Aの2段の俵積み高さ以上である。すなわち、出し入れラック10aは、上下3段レールであって、飲料用容器は4段積みである。
出し入れラック10aにおいて、第2上段レール1aは、前方下り傾斜に限定されず、後方下り傾斜であってもよい。第2上段レール1aが後方下り傾斜の場合、前方のストッパー部はあってもなくてもよい。第2上段レール1aは、飲料用容器Aを充填するための機能を有するものであり、前出しは必ずしも必要ではない。また、枠体4、第2上段レール1a、第1上段レール1b及び方向変換レール3は、線材に限定されず、板状部材で製作してもよい。出し入れラック10aにおいて、l及び方向変換レールの傾斜部32は、出し入れラック10と同様である。
次に、出し入れラック10aを用いた容器の補充工程を図17及び図18を参照して、取り出し工程を図19及び図20を参照して説明する。補充は第2上段レール1aの前方から行われる。図17(A)は容器a〜iを補充する途中である。補充により、第2上段レール1a上の容器が一杯になると、第2上段レール1a最後尾の容器は第1上段レール1bへ落下していく。すなわち、補充工程の初期は、第2上段レール1aと第1上段レール1bを容器で満たす作業となる。第2上段レール1aと第1上段レール1bに容器が満たされ、新たに補充がされると、第2上段レール1aの最後尾の容器は、第1上段レール1bの最後尾の容器gを乗り越えて、下段レール2上に落下する。更に容器の補充が進むと、下段レール2上に1段の前出しの陳列ができ、次いで、下段レール2の奥に3つの容器r、p、qで俵積みが形成され、更にその上にも容器s〜vが積まれることになる(図17(B)及び(D))。
図17(C)における下段レール2上の最前列の容器hを抜き取る操作において、本発明の最も特徴的な転がりが現われる。すなわち、容器hが抜き取られると、下段レール2上の容器群は後方の3つの容器が俵積み姿勢を維持したまま前方へ転がる。これにより、下段レール2の奥には容器2つ分の隙間が生じることになる。この後方の隙間を埋めるため、当該3つの容器に積まれていた容器t、sがほぼ同時に落下し、下段レール2上の俵積み陳列に加わる。すなわち、1個の取り出しで、2個の前出しが可能となる(図17(C)及び(D))。また、更に新たに容器を補充することで、第1上段レール1bの奥側の落下口に容器が貯められる(図17(D))。
図18(A)における下段レール2上の最前列の容器iを抜き取る操作においても、本発明の最も特徴的な転がりが現われる。すなわち、図17(C)と同様に、容器iが抜き取られると、下段レール2上の容器群は後方の3つの容器が俵積み姿勢を維持したまま前方へ転がる。これにより、下段レール2の奥には容器2つ分の隙間が生じることになる。この後方の隙間を埋めるため、当該3つの容器に積まれていた容器v、uがほぼ同時に落下し、下段レール2上の俵積み陳列に加わる。また、更に新たに容器を補充することで、第1上段レール1bの奥側の落下口に容器が貯められ(図18(B))、更に、下段レール2上の最前列の容器iを抜き取り、これを第2上段レール1aに補充する(図18(C))。以後、図18(B)及び(C)が繰り返される。そして、図18(D)に示すように、下段レール2上に2段の俵積み姿勢の陳列が埋まり、第1上段レールb及び第2上段レールaにそれぞれ1段の陳列が埋まり、上段レール1a、1bと方向変換レール3間の空間(落下口)に3つ又は4つの容器が積まれることで、補充工程は完了する。
次いで、取り出し工程について説明する。取り出しは、前方から行なわれる。図19(A)は、第2上段レール1aの最前列の容器aが抜き取られたものである。第2上段レール1aは前方下り傾斜であるため、第2上段レール1aの容器b〜eは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、第1上段レール1b及び下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。更に、図19(B)のように、上段レール1の最前列の容器bが抜き取られると、同様に、上段レール1の容器c〜eは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、第1上段レール1b及び下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。以後、第2上段レール1aの最前列の容器が抜き取られると、容器は同じように前方へ転がり、前出しされ、遂には図19(C)に示すように、容器eで最後となり、これが抜き取られると、第2上段レール1a上の容器は無くなる(不図示)。
図19(C)は、第1上段レール1bの最前列の容器jが抜き取られたものである。第1上段レール1bは前方下り傾斜であるため、第1上段レール1b上の容器k〜gは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。更に、図19(D)のように、第1上段レール1bの最前列の容器kが抜き取られると、同様に、第1上段レール1bの容器l〜gは前方へ自ずと転がり、前出しされる。この場合、下段レール2上の容器群は転がらず、そのままである。以後、第1上段レール1bの最前列の容器が抜き取られると、容器は同じように前方へ転がり、前出しされ、遂には図20(A)に示すように、容器gで最後となり、これが抜き取られると、第1上段レール1b上の容器は無くなる(不図示)。また、下段レール2上の最前列の2段の俵積みにおいて、上段の容器rが抜き取られる場合、他の容器の移動は無い。
図20(A)における下段レール2上の最前列の容器sを抜き取る操作において、本発明の最も特徴的な転がりが現われる。すなわち、容器sが抜き取られると、前方に、俵積みの前方2個が無くなることになり、下段レール2上の容器群は俵積み姿勢を維持したまま前方へ転がる。これにより、下段レール2の奥には容器2つ分の隙間が生じることになる。この後方の隙間を埋めるため、上段レール1の奥の落下口に積まれていた容器i、qがほぼ同時に落下し、下段レール2上の俵積み陳列に加わる。容器qは俵積みを形成していないこと、更に方向変換レール3のガイドもあって、下段レール2上の最下段に入り込む。これにより、容器j’、q上に容器2つが入る空間が形成され、そこに容器i、hが入り込む。以後、図20(A)及び(B)の操作が繰り返され、下段レール2の容器が抜き取られると、容器は同じように前方へ転がり、前出しされ、遂には図20(C)に示すように、下段レール2上は、容器hで最後となり、これが抜き取られると、下段レール2上の容器は無くなる(不図示)。これにより、取り出し工程は完了する。なお、図20(B)において、下段レール2上の容器が次々と抜き取られ、最後尾の容器が下段レール2上に乗った場合、方向変換レール3の傾斜部32からの押圧力がなくなり、俵積みの上段の容器が下段の2つの容器間に浸入して、俵積み姿勢が崩れることがある。このような場合であっても、前出しは行なわれるため、取り出しに支障はない。
出し入れラック10aによれば、図18(A)、(C)及び図20(B)の陳列において、下段レール2上に前出しされた容器の1個を取り出すと、下段レール2上の容器は、2段の俵積み状で転がるため、同時に2個前出しができる。また、下段レール2上の陳列形態が2段の俵積みとなるため、従来の3段レールものに比べて、上下方向においてスペースを採らず、収納効率に優れたものとなる。
本発明において、飲料用容器としては、コーヒー、ジュース、紅茶、緑茶、スポーツ飲料、ノンアルコール飲料、健康飲料等の清涼飲料及びビール、発泡酒等のアルコール飲料等を缶やペットボトル等の略円筒容器に充填したものを言う。略円筒容器の大きさとしては、特に制限されず、例えば、250ml、350ml及び500mlが挙げられる。また、本発明において、上段レールが上下3段以上の場合、最上の上段レールは、後方下り傾斜であっても、前方下り傾斜であってもよく、前方下り傾斜の場合、前端には上方に起立状のストッパー部を形成することが、容器の転落を防止できる点で好ましい。
本発明によれば、取り出し工程において、1個の取り出しで、下段レール上の飲料用容器が、2段の俵積み姿勢を維持しつつ転がるという斬新な転がりを実現できる。また、下段レール上の陳列形態が2段の俵積みとなるため、従来のものに比べて、上下方向においてスペースを採らず、収納効率に優れたものとなる。
1 上段レール
2 下段レール
3 方向変換レール
4 枠体
10、10a 飲料用容器出し入れラック
11、21、12b ストッパー

Claims (8)

  1. 1つ以上の上段レールと、前方下り傾斜状の下段レールと、該下段レールの後端から後方上り傾斜となり起立する方向変換レールと、該下段レールの前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部と、を有し、
    上段レールの前方又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールの前方から横倒姿勢の飲料用容器を投入し、投入された飲料用容器を該上段レールの後端から落下させ、横倒姿勢の状態で折り返して、下段レール上を前方へ自ずと転がることで前出し陳列する飲料用容器の出し入れラックであって、
    該上段レールの後端と該方向転換レール間で、飲料用容器が落下する落下口を形成し、該下段レールと該下段レールの直上の該上段レール間の高さは、該飲料用容器の2段の俵積み高さ以上であり、該下段レールの最奥の3つの飲料用容器で形成される俵積みは、該下段レール上の第1容器、該第1容器の奥であって該方向変換レールの後方上り傾斜上の第2容器及び当該第1容器と該第2容器の間に積まれる第3容器で構成されることを特徴とする飲料用容器の出し入れラック。
  2. 該上段レールは上下2つであり、該下段レールの直上が前方下り傾斜の第1上段レール、該第1上段レールの上方が最上となる第2上段レールであり、該第1上段レールと該第2上段レール間は、横倒姿勢の飲料用容器が1段で転がることができる高さであり、該第1上段レールは、該第2上段レールより奥に長いことを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の出し入れラック。
  3. 該上段レール又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールは、後方下り傾斜状であることを特徴とする請求項1又は2記載の飲料用容器の出し入れラック。
  4. 該上段レール又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールは、前方下り傾斜状であることを特徴とする請求項1又は2記載の飲料用容器の出し入れラック。
  5. 該上段レール又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールは、該上段レールの前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部を有することを特徴とする請求項4記載の飲料用容器の出し入れラック。
  6. 該第1上段レールは、該第1上段レールの前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部を有することを特徴とする請求項2記載の飲料用容器の出し入れラック。
  7. 線材で作製されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の飲料用容器の出し入れラック。
  8. 1つ以上の上段レールと、前方下り傾斜状の下段レールと、該下段レールの後端から後方上り傾斜となり起立する方向変換レールと、該下段レールの前端から起立する飲料用容器の転落を防止するストッパー部と、を有する飲料用容器の出し入れラックを使用し、飲料用容器を前出しする方法であって、
    上段レールの前方又は2つ以上の上段レールの場合は最上の上段レールの前方から横倒姿勢の飲料用容器を投入し、投入された飲料用容器を該上段レールの後端から落下させ、横倒姿勢の状態で折り返して、下段レール上を前方へ自ずと転がることで前出し陳列する ものであり、該下段レール上の飲料用容器を2段の俵積み姿勢を保持しながら転がし、該下段レール上の陳列形態を2段の俵積みとするものであり、該下段レールの最奥の3つの飲料用容器で形成される俵積みは、該下段レール上の第1容器、該第1容器の奥であって該方向変換レールの後方上り傾斜上の第2容器及び当該第1容器と該第2容器の間に積まれる第3容器で構成されることを特徴とする飲料用容器の前出し方法
JP2012009752A 2012-01-20 2012-01-20 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法 Active JP5911093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009752A JP5911093B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009752A JP5911093B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013146420A JP2013146420A (ja) 2013-08-01
JP5911093B2 true JP5911093B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=49044599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012009752A Active JP5911093B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5911093B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2382191A (en) * 1944-07-05 1945-08-14 Walter W Weichselbaum Dispensing device
US4997106A (en) * 1989-10-19 1991-03-05 Rock-Ola Manufacturing Corporation Storage magazine and feed system for vending cylindrical articles
JP2986411B2 (ja) * 1996-06-28 1999-12-06 平雄 谷水 ショーケース用缶飲料の出し入れラック
WO2011030577A1 (ja) * 2009-09-09 2011-03-17 山和ワイヤリング株式会社 商品陳列ラック

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013146420A (ja) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7997427B2 (en) Merchandise display system
CN102497797B (zh) 货物推进装置
US20130134119A1 (en) Product Display and Loading System
JP2000514583A (ja) 販売機
JP2005338910A (ja) 自動販売機への製品供給用パッケージ
JP5911093B2 (ja) 飲料用容器の出し入れラック及び飲料用容器の前出し方法
US20120067835A1 (en) Stackable glide rack for maximizing product selection
WO2011030577A1 (ja) 商品陳列ラック
US4220245A (en) Wine rack
CN201099472Y (zh) 一种带后三角弧形条状物的包装结构
CN201935516U (zh) 一种悬挂式搁物架
US8596948B2 (en) Automated arrangement for loading bottles into shipping racks
US20060082262A1 (en) Apparatus for use in a cold vault
CN202897295U (zh) 一种仓储货架
CN210515471U (zh) 一种货道及售卖机
WO2007032686A1 (en) Marketing shelf
CN217061097U (zh) 一种饮料售货机的货仓结构
CN107361538A (zh) 上部驱动的血浆存储系统
JP3724282B2 (ja) 自動販売機の商品収容装置
CN211996574U (zh) 一种钢丝线卷用多功能转运货架
CN102651990A (zh) 展示托盘
JP2020162846A (ja) 陳列装置
CN219109124U (zh) 一种红酒展示储存柜
JP2002245531A (ja) 自動販売機
CN113148929A (zh) 一种紧凑稳固型可高效供瓶机械结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5911093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250