JP5908719B2 - 蓄電装置温度調節システム - Google Patents
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Description
パワーコンディショナ20には、停電時(商用電源90からの電力が供給不能な場合)における「自立運転モード」のONとOFFとを切り換えるための運転切換スイッチ20aが設けられる。
また、パワーコンディショナ20には、停電時(非常時)において発電部10からの電力を取り出すための非常用コンセント21が接続される。
分電盤30には、後述する蓄電装置40が充電、放電及び情報(データ)のやり取りを行うための充放電用コンセント群31(より詳細には、充放電用コンセント群31のうち後述する充電用コンセント32及びLAN用コンセント33のみ)が接続される。
蓄電装置40は、停電時(非常時)における充電用のケーブル41を介して非常用コンセント21に接続される。
また、蓄電装置40は、通常時における充電用のケーブル42を介して充放電用コンセント群31の充電用コンセント32に、放電用のケーブル43を介して充放電用コンセント群31の放電用コンセント34に、それぞれ接続される。
また、蓄電装置40は、LANケーブル44を介して充放電用コンセント群31のLAN用コンセント33に接続される。
本実施形態においては、負荷50(特定の負荷)として、リビングに設けられるリビングコンセント51、冷蔵庫52、及びリビングに設けられるリビング照明53を用いるものとする。また、リビングコンセント51には、テレビ51aが接続されるものとする。
負荷50は、それぞれ間接的に(本実施形態においては、充放電用コンセント群31の放電用コンセント34及び図示しない漏電遮断器等を介して)蓄電装置40に接続される。
その他の負荷80は、分電盤30に接続される。
ホームサーバ60は、分電盤30に接続される。ホームサーバ60は、パワーコンディショナ20及び蓄電装置40等と情報のやり取りが可能とされ、当該パワーコンディショナ20及び蓄電装置40等の運転を制御することができる。
携帯型端末70は、無線によりホームサーバ60と情報のやり取りをすることができる。
なお、この場合(通常時)においては、発電部10及び商用電源90からの電力を蓄電装置40に充電する際、同時に当該蓄電装置40からその他の負荷80へと電力が供給(放電)されることはない。このように、充電と放電とを同時に行わないようにすることによって、蓄電装置40(より詳細には、当該蓄電装置40内の蓄電池(リチウムイオン電池))の劣化を防止することができる。
なお、通常時においては、蓄電装置40から負荷50に電力を供給(放電)する際、同時に発電部10及び商用電源90からの電力が蓄電装置40に充電されることはない。このように、充電と放電とを同時に行わないようにすることによって、蓄電装置40(より詳細には、当該蓄電装置40内の蓄電池(リチウムイオン電池))の劣化を防止することができる。
また、上述の如き電力の供給状態は携帯型端末70の表示装置に表示され、居住者は当該携帯型端末70により電力の供給状態を確認することができる。
但し、運転切換スイッチ20aは、分電盤30において停電であることが検知された情報をパワーコンディショナ20に送信し、自動的にONに切り換えられるように構成することも可能である。
なお、第二切り替え弁247についての詳細な説明は後述する。
制御手段250は、湯循環装置240を駆動させることができる。すなわち、制御手段250は、ポンプ241に接続され、当該ポンプ241の駆動を制御することができる。
制御手段250は、蓄電装置温度センサ210に接続され、蓄電装置40の温度に関する情報を取得することができる。
制御手段250は、蓄電装置40に接続され、当該蓄電装置40の充電及び放電の開始及び終了等を制御(設定)することができる。また、蓄電装置40は、当該蓄電装置40が充電又は放電しているか否か等の当該蓄電装置40に関する情報を取得することができる。
制御手段250は、湯温度センサ230に接続され、給湯タンク221に貯えられた湯の温度を検出することができる。
第二制御手段350は、第一切り替え弁246に接続され、給湯タンク221に貯えられた湯のうち、当該給湯タンク221の最下部に貯えられた湯と当該最下部よりも相対的に上方に貯えられた湯とを切り替えてポンプ241に供給することができる。
第二制御手段350は、第二切り替え弁247に接続され、ポンプ241により送水された湯が循環配管242において流れる方向を切り替えることができる。
なお、制御手段250は、電力供給システム1が具備するホームサーバ60(図2参照)により兼用することも可能である。
図4(a)に示すように、給湯タンク221からポンプ241に供給される湯は、第一切り替え弁246により、当該給湯タンク221に貯えられた湯のうち、当該給湯タンク221の最下部に貯えられた湯(比較的低温の湯)となる。そして、ポンプ241により送水された湯は、往路配管243を流れた後、熱交換配管244に供給される。そして、熱交換配管244に湯が供給されると、当該熱交換配管244を流れる湯と蓄電装置40との間で熱交換が行われる。すなわち、蓄電装置40の熱が熱交換配管244を流れる湯に移動し、当該熱交換配管244を流れる湯の温度が上昇する。換言すれば、蓄電装置40の温度が低下する。そして、熱交換配管244を流れる湯が復路配管245に供給されると、当該復路配管245を流れる湯の温度は往路配管243を流れる湯の温度より上昇している。
図4(b)に示すように、給湯タンク221からポンプ241に供給される湯は、第一切り替え弁246により、当該給湯タンク221に貯えられた湯のうち、当該給湯タンク221の最下部よりも相対的に上方に貯えられた湯(比較的高温の湯)となる。そして、給湯タンク221からポンプ241により送水された湯は、往路配管243を流れた後、熱交換配管244に供給される。そして、熱交換配管244に湯が供給されると、当該熱交換配管244を流れる湯と蓄電装置40との間で熱交換が行われる。すなわち、熱交換配管244を流れる湯の熱が蓄電装置40に移動し、当該熱交換配管244を流れる湯の温度が低下する。換言すれば、蓄電装置40の温度が上昇する。そして、熱交換配管244を流れる湯が復路配管245に供給されると、当該復路配管245を流れる湯の温度は往路配管243を流れる湯の温度より低下している。
また、以下では、蓄電装置温度センサ210によって検出される蓄電装置40の温度を「Te」とし、湯温度センサ230によって検出される給湯タンク221に貯えられた湯の温度を「Tw」とする。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最低温度Tl以上であると判定した場合、ステップS102に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最低温度Tl以上でないと判定した場合、ステップS201に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最高温度Th以下であると判定した場合、ステップS103に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最高温度Th以下でないと判定した場合、ステップS301に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS104に移行する。
なお、前述の如く、商用電源90の深夜電力は、日中の電力(深夜電力のような割安な料金設定の適用がない電力)よりも料金が安く設定されている。したがって、蓄電装置40は、深夜帯(深夜電力の料金設定が適用される時間帯)に充電を行うように制御手段250によって制御(設定)される。そして、蓄電装置40は、深夜帯以外にて放電を行うように制御手段250によって制御(設定)される。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最高温度Th以下であると判定した場合、ステップS105に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、充放電温度帯の最高温度Th以下でないと判定した場合、ステップS311に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の充電又は放電が終了する条件を満たしていると判定した場合、ステップS106に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の充電又は放電が終了する条件を満たしていないと判定した場合、ステップS104に移行する。
また、蓄電装置40の放電が終了する条件とは、例えば商用電源90の深夜電力が開始する時間となった場合や、蓄電装置40の充電がゼロになった場合等を指すものであり、予め制御手段250に設定される。
なお、以下では、蓄電装置40の充電又は放電が終了する条件を「充放電停止条件」とする。
なお、かかる場合としては、例えば冬期に蓄電装置40を充電又は放電させる場合等が想定される。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Tw未満であると判定した場合、ステップS202に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Tw未満でないと判定した場合、ステップS209に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS203に移行する。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動が開始してから所定時間tを経過したと判定した場合、ステップS204に移行する。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動が開始してから所定時間tを経過していないと判定した場合、ステップS203の処理を再び行う。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS205に移行する。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動が停止する条件を満たしていると判定した場合、ステップS206に移行する。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動が停止する条件を満たしていないと判定した場合、ステップS210に移行する。
なお、以下では、湯循環装置240の駆動が停止する条件を「駆動停止条件」とする。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS207に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていると判定した場合、ステップS208に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていないと判定した場合、ステップS207の処理を再び行う。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS207に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていると判定した場合、ステップS211に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていないと判定した場合、ステップS205に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS208に移行する。
なお、かかる場合としては、例えば夏期に蓄電装置40を充電又は放電される場合等が想定される。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Twを超過すると判定した場合、ステップS302に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Twを超過しないと判定した場合、ステップS308に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS303に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS304に移行する。
また、給湯タンク221に貯えられた湯の温度を蓄電装置40の熱によって上昇させることができるので、当該湯の温度Twを上昇させるためだけに前記加熱手段を作動させる必要がない。すなわち、前記加熱手段を作動させるためのエネルギー消費を、抑制することができる。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動停止条件を満たしていると判定した場合、ステップS305に移行する。
制御手段250は、湯循環装置240の駆動停止条件を満たしていないと判定した場合、ステップS309に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS306に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていると判定した場合、ステップS307に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていないと判定した場合、ステップS311に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS306に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていると判定した場合、ステップS310に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40が充放電停止条件を満たしていないと判定した場合、ステップS304に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップ307に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Twを超過すると判定した場合、ステップS312に移行する。
制御手段250は、蓄電装置40の温度Teが、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Twを超過しないと判定した場合、ステップS306に移行する。
制御手段250は、上記処理を行った後、ステップS304に移行する。
なお、蓄電装置温度調節システム200と同一構成の箇所については、その説明を省略する。
第二循環配管342は、主として往路配管243と、第二熱交換配管344と、復路配管245とにより構成される。
第二熱交換配管344は、往路配管243を流れて供給された湯を浴槽370及び蓄電装置40に循環させた後に復路配管245に供給することによって、当該熱交換配管244を流れる湯と、浴槽370及び蓄電装置40との間で熱交換を行うものである。熱交換配管244は、当該熱交換配管244を流れる湯と、浴槽370及び蓄電装置40との間で熱交換が行われ易いように、当該浴槽370(より詳細には、前記追い炊き用熱交換器)及び蓄電装置40の近傍に配置される。熱交換配管244は、その他端側が復路配管245の一端側に連通される。
なお、浴槽370の温度が、給湯タンク221に貯えられた湯の温度Twより低い場合等には、第二制御手段350によって、第二熱交換配管344を流れる湯が、浴槽370を循環せずに、蓄電装置40を循環するように構成することもできる。
なお、蓄電装置40の温度が、浴槽370の温度より低い場合等には、第二制御手段350によって、第二熱交換配管344を流れる湯が、浴槽370を循環しないように構成することもできる。
住宅100で利用される電力を充放電可能な蓄電装置40と、
前記蓄電装置40の温度Teを検出する蓄電装置温度センサ210と、
前記住宅100に設けられた給湯装置220と、
前記給湯装置220に貯えらえた湯の温度Twを検出する湯温度センサ230と、
前記給湯装置220に貯えられた湯を前記蓄電装置40に循環可能な湯循環装置240と、
前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twと前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teとに応じて前記湯循環装置240を駆動させる制御手段250と、
を具備するものである。
前記蓄電装置40は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段250は、
前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teが前記充放電温度帯における最高温度Thよりも高温であって、前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twが前記蓄電装置40の温度Teよりも低温である場合に、前記湯循環装置240を駆動させるものである。
前記蓄電装置40は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段250は、
前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teが前記充放電温度帯における最低温度Tlよりも低温であって、前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twが前記蓄電装置40の温度よりも高温である場合に、前記湯循環装置240を駆動させるものである。
前記蓄電装置40は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段250は、
前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teが前記充放電温度帯における最高温度Thよりも高温であって、前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twが前記蓄電装置40の温度Teよりも低温である場合に、前記湯循環装置240を駆動させ、
前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teが前記充放電温度帯における最低温度Tlよりも低温であって、前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twが前記蓄電装置40の温度Teよりも高温である場合に、前記湯循環装置240を駆動させるものである。
前記制御手段250は、
前記蓄電装置温度センサ210により検出された蓄電装置40の温度Teが前記充放電温度帯における最低温度Tlよりも低温であって、前記湯温度センサ230により検出された湯の温度Twが前記蓄電装置40の温度Teよりも高温である場合における前記湯循環装置240の駆動を、前記蓄電装置40の充放電開始より所定時間t前から行うものである。
また、制御手段250の予めの設定に応じて、蓄電装置40の温度Teを一定間隔に保つことができるので、蓄電装置40の効率向上と長寿命化を図ることができる。
また、蓄電装置40の排熱、(すなわち、家庭内の排熱)を給湯装置220に有効活用できるので、当該給湯装置220の負荷を軽減することができる。
200 蓄電装置温度調節システム
210 蓄電装置温度センサ
220 給湯装置
230 湯温度センサ
240 湯循環装置
250 制御手段
Claims (4)
- 建築物で利用される電力を充放電可能な蓄電装置と、
前記蓄電装置の温度を検出する蓄電装置温度検出手段と、
前記建築物に設けられた給湯装置と、
前記建築物に設けられ、熱交換器を有して湯を貯える貯湯部と、
前記給湯装置に貯えらえた湯の温度を検出する湯温度検出手段と、
前記給湯装置に貯えられた湯を前記蓄電装置に循環可能な湯循環装置と、
前記湯温度検出手段により検出された湯の温度と前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度とに応じて前記湯循環装置を駆動させる制御手段と、
を具備し、
前記蓄電装置は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段は、
前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度が前記充放電温度帯における最高温度よりも高温であって、前記湯温度検出手段により検出された湯の温度が前記蓄電装置の温度よりも低温である場合に、前記湯循環装置を駆動させると共に、
前記蓄電装置を循環した後の湯を前記給湯装置に戻す前に前記熱交換器に循環させ、前記熱交換器によって前記貯湯部に貯えられた湯を加熱可能である、
蓄電装置温度調節システム。 - 建築物で利用される電力を充放電可能な蓄電装置と、
前記蓄電装置の温度を検出する蓄電装置温度検出手段と、
前記建築物に設けられた給湯装置と、
前記建築物に設けられ、熱交換器を有して湯を貯える貯湯部と、
前記給湯装置に貯えらえた湯の温度を検出する湯温度検出手段と、
前記給湯装置に貯えられた湯を前記蓄電装置に循環可能な湯循環装置と、
前記湯温度検出手段により検出された湯の温度と前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度とに応じて前記湯循環装置を駆動させる制御手段と、
を具備し、
前記蓄電装置は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段は、
前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度が前記充放電温度帯における最低温度よりも低温であって、前記湯温度検出手段により検出された湯の温度が前記蓄電装置の温度よりも高温である場合に、前記湯循環装置を駆動させると共に、
前記給湯装置に貯えられた湯を、前記蓄電装置の前に前記熱交換器に循環させて、前記貯湯部に貯えられた湯を利用して前記熱交換器によって加熱可能である、
蓄電装置温度調節システム。 - 建築物で利用される電力を充放電可能な蓄電装置と、
前記蓄電装置の温度を検出する蓄電装置温度検出手段と、
前記建築物に設けられた給湯装置と、
前記建築物に設けられ、熱交換器を有して湯を貯える貯湯部と、
前記給湯装置に貯えらえた湯の温度を検出する湯温度検出手段と、
前記給湯装置に貯えられた湯を前記蓄電装置に循環可能な湯循環装置と、
前記湯温度検出手段により検出された湯の温度と前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度とに応じて前記湯循環装置を駆動させる制御手段と、
を具備し、
前記蓄電装置は、
充放電するために適した充放電温度帯が設定され、
前記制御手段は、
前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度が前記充放電温度帯における最高温度よりも高温であって、前記湯温度検出手段により検出された湯の温度が前記蓄電装置の温度よりも低温である場合に、前記湯循環装置を駆動させると共に、
前記蓄電装置を循環した後の湯を前記給湯装置に戻す前に前記熱交換器に循環させ、前記熱交換器によって前記貯湯部に貯えられた湯を加熱可能であって、
前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度が前記充放電温度帯における最低温度よりも低温であって、前記湯温度検出手段により検出された湯の温度が前記蓄電装置の温度よりも高温である場合に、前記湯循環装置を駆動させると共に、
前記給湯装置に貯えられた湯を、前記蓄電装置の前に前記熱交換器に循環させて、前記貯湯部に貯えられた湯を利用して前記熱交換器によって加熱可能である、
蓄電装置温度調節システム。 - 前記制御手段は、
前記蓄電装置温度検出手段により検出された前記蓄電装置の温度が前記充放電温度帯における最低温度よりも低温であって、前記湯温度検出手段により検出された湯の温度が前記蓄電装置の温度よりも高温である場合における前記湯循環装置の駆動を、前記蓄電装置の充放電開始より所定の時間前から行う、
請求項2又は請求項3に記載の蓄電装置温度調節システム。
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