JP5908456B2 - 展示パネルの吊り・照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ショーウィンドウ等のディスプレイ用空間や店舗内において、展示パネルを吊る装置に関する。特には、展示パネルを照明しながら、所望の位置に吊り下げられるように改良を加えた、見栄えの良い展示パネルの吊り・照明装置に関する。
ショーウィンドウ等のディスプレイ用空間においては、ワイヤーで吊り下げられたパネルに、ポスター等が保持されてディスプレイされる。このようなパネルは、照明を必要とするのが一般的であるが、照明との取り合いが煩雑感を与えないことが望ましい。また、パネルを、照明とともにワイヤーの任意の位置に移動できたり、ワイヤーの途中から簡単に取り外せることが好ましい。
特開2008−148959
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、照明との取り合いがスッキリした、見栄えの良い展示パネルの吊り・照明装置を提供することを目的とする。
本発明のベースとなる展示パネルの吊り・照明装置は、 吊りワイヤーと、 該吊りワイヤーの任意の位置に、展示シートを係止させる展示シート係止手段と、 前記展示シートを照明する面発光ボードを、前記展示シートに重ねて係止する照明係止手段と、 を備えることを特徴とする。なお、面発光ボードは、展示シートの裏面から照明するもの(シートは一定の透光性を要する)でも、表面から照明するもの(ボードは透明性を要する)であってもよい。
本発明によれば、パネルをワイヤーに沿って任意の高さに位置させることができる。また、展示シートに重ねた面発光ボードで、該シートを、裏面から、あるいは表面から照明できる。つまり、展示シートと面発光ボードを一組のものとして、所望の高さで展示できる。そのため、パネルの高さを変えても、展示シートの照明条件に変化はなく、見やすく・ディスプレイ性に優れた展示パネルを提供できる。また、パネル位置変更の場合にも、スポットライトなどの照明装置の方向変更は不要であり、手間がかからない。
なお、ワイヤーを横方向へ移動させるレールのような手段を併設すれば、展示パネルを横方向へも移動可能である(図6(B)参照)。また、前記パネルが、一枚の面発光ボードと1枚の透明なパネル板を有し、両者の間にシート状のディスプレイが挟まれることとできる。この場合、ポスター等のディスプレイをパネル間に挟んで展示するので、画鋲やテープなどを使用する必要がなく、ディスプレイを傷つけないように展示できる。
本発明においては、 前記展示シート係止手段兼前記照明板係止手段として、 前記展示シート、及び、前記照明板の下部に係合する下枠部材と、 前記展示シート、及び、前記照明板の上部に係合し、前記ワイヤーが上下方向に貫通する上枠部材と、 前記下枠部材に取り付けられた、前記ワイヤーの任意の位置に係止可能なワイヤーグリッパーと、を具備することとできる。
この態様によれば、下枠部材に取り付けたワイヤーグリッパーによって、パネルをワイヤーに沿って任意の高さに位置させることができる。そして、ワイヤーグリッパーの大部分を下枠部材内に収容できるように小型化することにより、見栄えを良くすることができる。また、上枠部材を設けることにより、パネルの上部の振れを押えることができる。そして、上枠部材をワイヤーに沿って自由に上下にスライドさせることができるので、パネルを簡単に取り付け・取り外しできる。
本発明においては、面発光ボードの表裏両面に展示シートを配置することもできる。この場合、パネルの両面で展示できる。あるいは、展示パネルを、空間の仕切りとして用いることもできる。
本発明においては、前記面発光ボードが、長方形であって、 対向する2辺に配設されたLED素子の列と、 該2辺の端部を繋ぐ辺に配設された配電線と、を有することとできる。この場合、大寸法で光量の十分な面発光ボードとなり、インパクトのある展示パネルとなる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、展示シートと面発光ボードを一組のものとして、所望の高さで展示できる。そのため、パネルの高さを変えても、展示シートの照明条件に変化はなく、見やすく・ディスプレイ性に優れた展示パネルを提供できる。また、パネル位置変更の場合にも、スポットライトなどの照明装置の方向変更は不要であり、ディスプレイ調整の手間がかからない。結局、照明との取り合いがスッキリした、見栄えの良い展示パネルの吊り・照明装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る展示パネルの吊り・照明装置の構成を示す縦断面図である。 図1の展示パネルの吊り・照明装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る展示パネルの吊り・照明装置の構成を示す縦断面図である。 図1・3の展示パネルの吊り・照明装置の上枠部材の構造を示す図であり、図4(A)は正面図、図4(B)はB−B断面図、図4(C)はC−C断面図、図4(D)はD−D断面図である。 図1・3の展示パネルの吊り・照明装置の下部材の構造を示す図であり、図5(A)は正面図、図5(B)はB−B断面図、図5(C)はワイヤーグリッパーの側面断面図、図5(D)はC−C断面図、図5(E)はE−E断面図である。 展示パネルの吊り・照明装置の使用例を示す図である。
1、1´ 展示パネルの吊り・照明装置 10、10´ 展示パネル
11 面発光ボード 13 LED素子の列 15 導光板
16 配線 18 ケーブル 19、19´ 展示シート
20 上枠部材 21 チャンネル部材
22 貫通孔 24 リベット
25 筒ブッシュ 26 貫通孔
27 ネジ孔 28 貫通孔 29 ネジ
31 止めネジ 33 樹脂パッド 40 下枠部材
50 ワイヤーグリッパー 51 内スリーブ 52 ワイヤー通し孔
53 ボールセット孔 55 ボール 57 外スリーブ
59 スプリング 61 固定具 70 ケーブル通し孔
71 レール 81 レール 83 照明器具
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態に係る展示パネルの吊り・照明装置1は、図2に示すように、展示パネル10と、パネル10(下枠部材40)を吊る2本のワイヤーWと、パネル10の上部に係合する上枠部材20と、パネル10の下部に係合する下枠部材40とから主に構成される。
パネル10は、面発光ボード11と展示シート19からなる。さらに、展示シート19の表面を覆う透明板(アクリル製など)を設けてもよい。面発光ボード11と展示シート19は、図1に見られるように、重ねられた形で、その上下辺において、上枠部材20と下枠部材40によって保持されている。
この例の面発光ボード11は、縦長の長方形である(寸法例;縦800mm、横600mm)導光板15を主体として構成されている。導光板15は、アクリル製等の透明な樹脂板に、光を伝える光学処理層(反射・干渉等)を付加したものである。市販の面発光ボードあるいはバックライ付きパネルなども用いることができる。
面発光ボード11の上下の対向する2辺には、LED素子列13、17が配設されている。LED素子列13,17は、フレキシブル導電基板の帯上にLED素子を並べたものである(放熱箔も付設されている)。上下2辺のLED素子列13、17の図の右端部は、配線16に接続されている。配線16は、フレキシブル導電基板の帯のようなものであって、ボード11の側辺に沿って埋設されている。このLED素子列13,17には、ケーブル18から電力が供給される。
展示シート11は、典型的には、紙や樹脂シートに印刷を施したものである。図1に見られるように、裏面照明型の展示パネル10の場合、展示パネルを見る人の側(図の右側)に展示シート19がきて、反対側に面発光ボード11がくる。そして、裏側から照明される展示シート19に描かれている画像等を見ることができる。この裏面照明型の展示パネル10の場合、展示シート19は、ある程度の透光性を要する。図1の例と反対に、見る人の側に面発光ボード11を置くこともできるが、その場合、面発光ボードの反射光学機構が透明なものでなければならない。
ここで、図3を参照しつつ、展示シートと面発光ボードの配置形態における、他の例(第2の実施形態)を説明する。この例では、面発光ボード11の表裏両面に展示シート19、19´を配置している。この場合、パネルの両面で展示できる。あるいは、展示パネル10´を、空間の仕切りとして用いることもできる。
図4を参照して上枠部材20を説明する。
図4(B)、図4(C)に示すように、上枠部材20は、開口が下を向いたチャンネル部材21を有する。チャンネル部材21は、断面がコの字状で、上板21aと、その両側で対向する一対の側板21bからなる。側板21b間の距離はパネル10の厚さよりやや広く、パネル10は両側板21bに挟まれてチャンネル部材21に保持される。図2(B)に示すように、上板21aの両端には、ワイヤーWが貫通する孔22が開けられている。
チャンネル部材21の両端には、筒ブッシュ25が差し込まれて、リベット24により上板21aに固定されている。筒ブッシュ25は、図4(B)に示すように、チャンネル部材21内にぴったり入り込む寸法である。筒ブッシュ25には、上板21aの貫通孔22に連通する貫通孔26とネジ孔27が、上から順に同軸上を延びるように形成されている。このネジ孔27には、中心に貫通孔28を有するネジ29が螺合している。図4(B)に示すように、上板21aの貫通孔22、筒ブッシュ25の貫通孔26とネジ孔27、ネジ29の貫通孔28は上下方向に同軸上に並んでいる。
図4(A)、(C)に示すように、一方の側板21bの両端から内側には、止めネジ31が螺合している。この止めネジ31は、チャンネル部材21内に保持されたパネル10を固定するためのものである。止めネジ31の先端には樹脂パッド33が圧入されている。止めネジ31をドライバーを使用してチャンネル部材21内にねじ込むと、チャンネル部材21に保持されたパネル10は、パッド33と反対側の側板21b間に固定される。なお、止めネジ31の替わりにローレットつまみ付きのネジを使用することもできる。この場合、ドライバーを使用しなくても手で回すことができる。
図2の上部や図4(D)、(A)に見られるように、チャンネル部材21の上板21aの両端部寄りには、面発光ボードへの給電ケーブル18が貫通する孔70が開けられている。
図5を参照して下枠部材40を説明する。
下枠部材40は、上枠部材20に使用されているのと同じチャンネル部材21を有する。ただし、下枠部材40では、チャンネル部材21を開口が上を向くように配置する。
チャンネル部材21内の両端には、上枠部材20に使用されているのと同じ筒ブッシュ25が差し込まれて、リベット24により下板21a(上枠部材20の上板21aと同じ)に固定されている。そして、図5(B)に示すように、下枠部材40の筒ブッシュ25のネジ孔29には、中心にワイヤー貫通孔52を有するワイヤーグリッパー50が螺合している。同図に示すように、チャンネル部材21の下板21aの貫通孔22、筒ブッシュ25の貫通孔26とネジ孔27、ワイヤーグリッパー50のワイヤー貫通孔52は上下方向に同軸上に並んでいる。
ワイヤーグリッパー50の構造を図5(C)を参照して説明する。
グリッパー本体50は、内スリーブ51と、外スリーブ57と、ボール55と、スプリング59とから主に構成される。
内スリーブ51には、ワイヤーが挿通されるワイヤー通し孔52が軸方向に貫通して形成されている。内スリーブ51は、図の上から順に、円筒状の先部51aと、先部の下端から径が拡がるテーパ状の外周面を有する円錐状の中央部51bと、円筒状の基部51cとを有する。基部51cの外周は、中央部51bの最大径部から一段小径となっている。
内スリーブ51の先部51aと中央部51bの間には、同部の外周面とワイヤー通し孔52に開口する3個のボールセット孔53が形成されている。ボールセット孔53は、ワイヤー通し孔52の中心に対して等しい中心角度(この例では120°)に位置し、同孔52の軸と直交する方向(径方向)に延びている。各ボールセット孔53には、ボール55が嵌合している。各孔53の径は、ボール55の径にプラスα(例えば、0.1mm)した寸法であり、各ボール55は各孔53内に回転可能に支持されているとともに、孔軸方向に移動可能である。また、各孔53の長さは、ボール55の径よりやや短い。
外スリーブ57は円筒状の部材であり、外周面にはネジが形成されている。このネジは筒ブッシュ25のネジ孔27に螺合し、外スリーブ57の全体は筒ブッシュ25のネジ孔27内に収容される。外スリーブ57の内周面の上部には上に向って先細のテーパ内周面が形成されている。内スリーブ51は、先部51aを先にして、外スリーブ57の下側の開口から挿入されている。
外スリーブ57内の、内スリーブ基部51cにはスプリング59が挿嵌されている。スプリング59は、内スリーブ51の中央部51bの下面と筒ブッシュ25のネジ孔27の底面との間に配置されている。このスプリング59により、内スリーブ51が先方向に付勢されている。この付勢に伴い、内スリーブ先部51aは外スリーブ57の上側の開口から突き出て、チャンネル部材21の上面から突き出している。同時に、内スリーブ51の中央部51bのテーパ外周面が外スリーブ57のテーパ内周面に当接している。このとき、内スリーブ51の各ボールセット孔53に嵌合している各ボール55は、外側が外スリーブ57のテーパ内周面に押されて内側がワイヤー通し孔52に突き出ている。
ワイヤーをグリッパー本体50に通す際は、通常は、ワイヤーを内スリーブ先部51aからワイヤー通し孔52に差し込む。ワイヤーがボールセット孔53のボール55に達すると、ボール55が下に押され、これにより内スリーブ51がスプリング59の付勢力に抗して下方向へ移動する。内スリーブ51が下方向へ移動すると、ボール55は外スリーブ57のテーパ内周面のテーパの径大部に移動する。すると、ボール55は同孔53内で外方向に移動可能となる。そして、ボール55は、ワイヤーの外面で押されて外方向に移動する。この結果、ワイヤー通し孔52が開き、ワイヤーは同孔52を貫通可能となる。
ワイヤーをボールセット孔53を超えるまで差し込んでワイヤーを上方向に引くと、あるいは、グリッパー本体50の外スリーブ57を下に引くと、ワイヤーはグリッパー本体50にグリップされる。つまり、この状態では、内スリーブ51はスプリング59で上方に付勢されて、中央部51bのテーパ外周面が外スリーブ57のテーパ内周面に当接している。そして、内スリーブ51の各ボールセット孔53に嵌合しているボール55の外側の面が外スリーブ57のテーパ内周面で押されて、ボール55の内側の面がワイヤー通し孔52に突き出ている。ワイヤーは、この突き出たボール55に挟まれてグリップされる。なお、ワイヤーが上に引かれるか外スリーブが下に引かれると、内スリーブ51は外スリーブ57に対して相対的に上に引かれることとなり、両者のテーパ面の作用によりボール55はより内側に押されてグリップ力は高まることとなる。
グリップを解除する際は、内スリーブ先部51aをスプリング59の付勢力に抗して押し下げる。すると、内スリーブ51は外スリーブ57内に押し込まれて、内スリーブ51は、外スリーブ57のテーパ内周面の径が広くなる方向へ動く。その結果、内スリーブ中央部51bのテーパ外周面と外スリーブ57のテーパ内周面との間にスキマが開き、内スリーブ51のボールセット孔53に嵌合しているボール55は、同孔内を外方向(ワイヤー通し孔52から退く方向)に移動可能となる。この結果、ワイヤーをグリッパー本体50から引き抜くことができる。
図5(D)に示すように、一方の側板21bの両端から内側には、上枠部材20と同様に、チャンネル部材21に保持されたパネル10を固定するための、パッド33付きの止めネジ31が螺合している。
図5(A)や図5(D)に見られるように、チャンネル部材21の下板21aの両端部寄りには、面発光ボードワイヤーへの給電ケーブル18が貫通する孔70が開けられている。図2では、給電ケーブル18は上枠部材20の孔70を通しているが、下枠部材40の孔70(図5(A)参照)を通してもよい。あるいは、図6(A)の場合のように、パネルが上下に2段以上になっている場合に、下段のパネルへの給電ケーブル18を、上段のパネルの下枠部材40の孔70(図5(A)参照)を通してもよい。
図2に見られるように、パネル吊り装置1は、さらに、パネル10の上下方向中間部のふくれを防止する固定具61を備える。この固定具61は、断面がコの字状の部材であり、一方の片に、止めネジ31が螺合している。この止めネジ31は各枠部材20、40に使用する止めネジ31と同様のものを使用できる。なお、高さが低いパネルの場合や、パネルや展示シートの剛性が高い場合には、固定具61は不要である。
このパネル吊り装置1にパネル10を取り付ける方法の一例を説明する。
まず、ワイヤーWを上枠部材20の貫通孔22を通して下方に引き出し、次に、下枠部材40のワイヤーグリッパー50のワイヤー通し孔52に通す。ワイヤーは前述のとおりワイヤー通し孔52を通過し、その後、下枠部材40の貫通孔22から下方へ引き出される。そして、ワイヤーWを上方向に引くと、あるいは、グリッパー本体50の外スリーブ57を下に引くと、ワイヤーWはグリッパー本体50にグリップされる。
吊り下げ高さを変える場合は、前述のように下枠部材40から突き出たワイヤーグリッパー50の内スリーブ先部51aを下方に押して、ワイヤーグリッパー50をワイヤーWに沿って上下に移動可能とする。そして、所定の高さに下枠部材40をスライドさせた後、ワイヤーグリッパー50の内スリーブ先部51aを押していた力を解除すると、下枠部材40がワイヤーWにグリップされる。
下枠部材40の位置が決まると、上枠部材20をワイヤーWに沿って上方向にスライドさせて、上下枠部材20、40の間を空ける。そして、ポスター等が挟まれたパネル10の下端を下板部材40のチャンネル部材21の側板21b間に保持する。そして、上枠部材20を下方にスライドさせて、パネル10の上端を上板部材20のチャンネル部材21の側板21b間に保持する。最後に、各枠部材20、40の止めネジ31でパネル10を各枠部材20、40に固定する。また、固定具61で、パネル10の上下方向中間部をふくらまないように固定する。
パネルを上下させた場合のケーブル長さ調整は、適当な長さの端子付き中継ケーブルを差し込んだり(取り外したり)、天井などにケーブル収納スペースを設けたりすることにより行う。
図6は、図1・2のパネル吊り装置の使用例を示す図である。
図6(A)は、2個のパネル吊り装置1をワイヤーWに沿って上下に並べて吊り下げた例である。この例のパネルの寸法は、縦450mm、横560mmである。このパネルの面発光ボードも、上下辺にLED素子の列を有する。
図6(B)は、パネル吊り装置1が吊り下げられているワイヤーWの上端を、天井に固定下レール71に沿ってスライド可能な留め具に固定した例である。
図6(C)は、パネル吊り装置1が吊り下げられているワイヤーWの上端を、天井に固定したレール81に沿ってスライド可能な留め具に固定し、同レール81に照明器具83をスライド可能に取り付けた例である。また、この例では、パネル吊り下げ装置1の下方に、後述するバー吊り下げ装置100を吊り下げている。

Claims (3)

  1. 吊りワイヤーと、
    該吊りワイヤーの任意の位置に、展示シートを係止させる展示シート係止手段と、
    前記展示シートを照明する面発光ボードを、前記展示シートに重ねて係止する照明係止手段と、
    を備える展示パネルの吊り・照明装置であって、
    前記面発光ボードが、長方形であって、
    対向する2辺に配設されたLED素子の列と、
    該2辺の端部を繋ぐ辺に配設された配線と、
    を有し、
    前記配線が、前記面発光ボードの側辺に沿って埋設されており、
    前記対向する2辺の一方の辺に配設されたLED素子の列に、前記配線を介して電力が供給されることを特徴とする展示パネルの吊り・照明装置。
  2. 前記展示シート係止手段兼前記照明係止手段として、
    前記展示シート、及び、前記面発光ボードの下部に係合する下枠部材と、
    前記展示シート、及び、前記面発光ボードの上部に係合し、前記ワイヤーが上下方向に貫通する上枠部材と、
    前記下枠部材の両端に取り付けられた、前記ワイヤーの任意の位置に係止可能なワイヤーグリッパーと、
    を具備し、
    前記上枠部材の両端には、前記ワイヤーが貫通する孔が開けられており、
    前記下枠部材及び/又は上枠部材の両端部寄りには、給電ケーブルが貫通する孔が開けられていることを特徴とする請求項1記載の展示パネルの吊り・照明装置。
  3. 前記面発光ボードの表裏両面に前記展示シートが配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の展示パネルの吊り・照明装置。
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