JP2015090764A - Led照明器具 - Google Patents
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Abstract
Description
図12に示すように、特許文献1に記載の照明装置100は、装置本体としてのシャーシ101を有しており、シャーシ101の下面には、光源であるLEDモジュール102が、光源保持部103を介して取付けられている。LEDモジュール102では、LED基板104を有し、LED基板104には長辺に沿ってLED105が実装されている。光源保持部103は、シャーシ101の外縁部に向けて、正八角形状の周壁が形成されている。
導光板106は、中央に光源保持部103に取り付けられたLEDモジュール102の配置形状に合わせた正八角形状の穴を有する。LED105は、導光板106の正八角形に形成されている入射端面107に対向している。
このため、照明装置100の上部が見えるので、照明装置100全体の薄型感が得難いという問題があった。
図1および図2に示すように、実施形態のLED照明器具10は、天井面(下向き面)11から垂下される複数本(ここでは4本)のワイヤ(垂下部材)12で器具本体13を吊下げて使用することができる。
なお、以下の説明においては、吊下げた状態で天井面11側を「上」とし、天井面11と反対側を「下」とする。
上カバー30は上に凸に湾曲断面の板状部材であり、長手方向両端のワイヤ12の間に取り付けられる中央上カバー301と、ワイヤ12よりも長手方向端部側に取り付けられる端部上カバー302を有する。
従って、中央上カバー301と端部上カバー302は、下カバー20に対して別個に着脱することができる。図3には、一方の端部上カバー302のみを取り付けた状態が示されている。
図5に示すように、上カバー30における組み合わせ方向(すなわち、上下方向)に沿った高さ寸法H1は、下カバー20の高さ寸法H2よりも大きい。
図5に示すように、一対の支持レール22の間である下カバー20の内部には、電源ユニット23が設けられている。
支持レール22の外側面は、下端よりも上端が下カバー20の中心側に位置するように傾斜している。
従って、LED基板242は、支持レール22の外側面と同様に、上端が下端よりも下カバー20の中心側に傾いている。また、LED基板242の下端部は、支持レール22の外側面に沿って下カバー20に設けられている溝201に挿嵌されている。
反射部材26はシート状であり、導光板40の上面402からLED基板242の表裏を経て、導光板40の下面401まで連続して設けられている。
また、反射部材26は、LED基板242の実装面の長手方向に沿ってLED基板242の全長に設けられている。
導光板40は、上カバー30と下カバー20で構成される器具本体13の内部に位置する光入射領域406と、器具本体13の外側に露出する光出射領域407を有する。
前述した反射部材26は、光入射領域406に設けられている。
下カバー支持面25の上側には、導光板40の上面402を支持する押え金具が設けられている。図3および図7に示すように、押え金具は、下カバー20の長手方向両端部に設けられる端部導光板押え金具(押え金具)42と、下カバー20の長手方向中央部に設けられる中央導光板押え金具(押え金具)41を有する。
なお、導光板支持部411は、パッキン413を介して導光板40を支持するようにすることができる。
このように、発光部24は、長手方向両端部においては端部導光板押え金具42により覆われ、長手方向中央部においては中央導光板押え金具41により覆われるので、外部から見えない。
導光板40は、例えば、アクリル樹脂のような光透過性の高い材料から矩形平板状に形成されている。導光板40は、入射端面405が発光部24のLEDチップ241に対向するように取り付けられている。
なお、傾斜している導光板40の先端部404は、上カバー30の最上部を通過する水平面HLよりも下側に位置するようにする。
これにより、LED基板242の面方向が、導光板40の面方向に対して直角になるようにした。
この他、図8(B)に示すように、LED基板242を垂直に取り付け、導光板40の端部を上面402(下面401)に対して斜めに切断して入射端面405を形成し、入射端面405をLED基板242に対して平行に対向させることも可能である。
嵌合部43は導光板40の下カバー20に対する位置決めを行うものであり、ビス44により下カバー20に固定されている。
また、図9(B)に示すように、導光板40の嵌合部43に、下カバー20に設けられている位置決め突起27を挿嵌して位置決めすることもできる。
この場合、図10に示すように、LEDチップ241からの光がビス44等に遮断されて影ができやすい領域R2では、スリットを密に設けたり、印刷を濃くして、光の拡散を行いやすくする。
これにより、影が目立たなくなり、均一な照明光を得ることができる。
LED照明器具10では、LEDチップ241がLED基板242に実装された発光部24が、器具本体13に収容されている。器具本体13の上カバー30および下カバー20の間には、入射端面405が発光部24に対面する平板状の導光板40が、設けられており、導光板40の基端部403が、挟持されている。
そして、上カバー30における組み合わせ方向に沿った高さ寸法H1が、下カバー20の高さ寸法H2よりも大きいので、導光板40を、基端部403よりも先端部404が上方になるように挟持することができる。
また、導光板40は、基端部403よりも先端部404が上方になるように傾斜して挟持されているので、器具本体13の上カバー30が隠れて見えず、かつ、下カバー20が薄いので、LED照明器具10全体の薄型感が得られる。
このため、発光部24が発した光が、導光板40の入射端面405へまっすぐ入射するので、入射効率が向上する。
発光部24は、LED基板242が上カバー30と下カバー20との境界線に沿って連続する帯状であるとともに、各LEDチップ241がLED基板242の長手方向に沿って直線状に配列されている。
このため、器具本体13と導光板40を結合する嵌合部43は、配列されたLEDチップ241のうちの最端部のLEDチップ241Eより張り出した外側領域R1に配置されるので、嵌合部43に照射される光の量を低減できる。
これにより、嵌合部43を目立たなくして、ムラを低減することができる。
これにより、導光板を確実に挟持することができる。
導光板40は、下カバー20に固定されるとともに導光板40の上面402を支持する中央導光板押え金具41および端部導光板押え金具42により取り付けられる。
また、導光板40は、器具本体13から露出する光出射領域407と、器具本体13に収容される光入射領域406を有し、器具本体13の内側における光入射領域406に対面する箇所に反射部材26を設けた。
このため、入射端面405から入射して、すぐに導光板40から出射する光を反射部材26が反射して導光板40に戻すので、光の無駄を無くすことができる。
これにより、光の無駄を無くすことができる。
このため、発光部24が発する光を全て導光板40の入射端面405の方に向けることができ、光の無駄を無くすことができる。また、反射部材26の取付けが容易になる。
例えば、前述した実施形態においては、器具本体13の幅方向両側に2枚の導光板40を設けた場合を例示したが、器具本体13の片方にのみ設ける片翼や、四角形、スクェア形状に設ける4翼の場合も可能である。
さらに、図11に示すように、LED照明器具10を天井面11に直付することも可能である。この場合でも、導光板40の先端部404は上カバー30の最上部を通過する水平面HLよりも下側にあるので、天井面11に当たらない。
11 天井面(下向き面)
12 ワイヤ(垂下部材)
13 器具本体
20 下カバー
21 接続部
24 発光部(光源)
241 LEDチップ
242 LED基板(基板)
30 上カバー
40 導光板
403 基端部
404 先端部
405 入射端面
H1 上カバーの高さ寸法
H2 下カバーの高さ寸法
Claims (3)
- 上下に組み合わせられる上カバーおよび下カバーを有する器具本体と、
前記器具本体に収容され、LEDチップが基板に実装された光源と、
前記上カバーおよび前記下カバーの境界線に沿って基端部が挟持されるとともに、入射端面が前記光源に対面する平板状の導光板と、を備え、
前記上カバーにおける組み合わせ方向に沿った高さ寸法が前記下カバーの高さ寸法よりも大きく、
前記導光板は、前記基端部よりも先端部が上方に配向されているLED照明器具。 - 請求項1に記載のLED照明器具において、
前記光源は、前記基板の面方向が前記導光板の面方向に対して直角に配向されているLED照明器具。 - 請求項1または請求項2に記載のLED照明器具において、
前記器具本体は、下向き面から垂下される垂下部材が接続可能な接続部を有するLED照明器具。
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JP2018198120A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明装置 |
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