JP5908204B2 - セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 - Google Patents
セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5908204B2 JP5908204B2 JP2010266178A JP2010266178A JP5908204B2 JP 5908204 B2 JP5908204 B2 JP 5908204B2 JP 2010266178 A JP2010266178 A JP 2010266178A JP 2010266178 A JP2010266178 A JP 2010266178A JP 5908204 B2 JP5908204 B2 JP 5908204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- raw material
- heavy metal
- cement
- heavy metals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
このように、セメント設備内で水銀や亜鉛等の重金属が蓄積され、セメント製造設備外に、排ガス中に含まれて排気される重金属量が増加し、重大な大気汚染の問題を生じる。
従って、セメント製造設備からの排ガス中の水銀や亜鉛等の重金属を低減する必要が生じている。
しかし、抽気ガス量はセメント製造設備の制約から限られており、水銀の除去量が制約され、セメント製造設備内を循環濃縮する水銀総量の低減速度が遅くなり、結果として煙突より排出される排ガス中の水銀量を低減させるのに、数十日を要する等、迅速に水銀量を低減させることができず、応答性に問題がある。
具体的には、セメント製造設備内で循環濃縮される水銀等の重金属量の大幅な削減を簡潔に図ることができ、セメント製造設備から排出される排ガス中に含まれる水銀、亜鉛等の重金属、特に揮発性重金属を、迅速に応答性良く低減する新規な方法及び低減装置を提供することである。
更に好適には、上記本発明のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該重金属除去装置は排ガス洗浄手段を備え、該排ガス洗浄手段においては、該排ガス中の非水溶性揮発性重金属及びその化合物を洗浄液と接触させて、該揮発性重金属を該洗浄液で酸化して可溶性とし、該洗浄液に溶解させて該重金属を除去することを特徴とする。
更にまた好適には、上記本発明のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該重金属は水銀であることを特徴とする。
該原料粉砕装置に稼動の有無に係らず、更に、該原料焼成装置から排出された排ガスを通過させるスタビライザを、該原料焼成装置と該集塵機との間に設置することを特徴とする。
更に好適には、上記本発明のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置において、該重金属除去装置は、該排ガス中の非水溶性揮発性重金属及びその化合物を洗浄液と接触させて、該揮発性重金属を該洗浄液で酸化して可溶性とし、該洗浄液に溶解させて該重金属を除去する、排ガス洗浄手段であることを特徴とする。
更にまた好適には、上記本発明のセメント製造設備からの重金属低減装置において、重金属は水銀であることを特徴とする。
特に、排ガス中に含まれる揮発性重金属を迅速に応答性よく、簡潔に除去することが可能となる。
図1は、従来のセメント製造設備の代表的な一例を示す図である。
プレヒータ2に供給された、セメント原料は、セメントロータリーキルン1からの排ガスにより予熱され、仮焼炉3での脱炭酸後、ロータリーキルン1に送られ焼成されている。
セメント原燃料に含まれる水銀は、プレヒータ2内でほとんど揮発し、セメントロータリーキルン1の排ガスとともにプレヒータ2の外に排出される。
一例として、プレヒータ2内の原料の水銀濃度を測定した結果を、次の表1に示す。
かかる排ガス中の水銀等の重金属は、原料ミル等の原料粉砕装置6でセメント原料に吸着し、原料混合・供給装置10内を介して、セメント原料として、プレヒータ2に供給されてセメント製造設備X内を循環する。
また、排ガス中の水銀等の重金属は、排ガス中のダストに含まれる未燃カーボンにも吸着し、集塵機7でダストと共に捕集され、原料混合・供給装置10内でフレッシュなセメント原料と混合されて、セメント原料・燃料として、プレヒータ2に供給されてセメント製造設備X内を再循環する。
かかる水銀等の重金属の循環濃縮量の増大とともに、煙突11等より外気に排出される排ガス中に含まれる水銀等の重金属量が徐々に増加し、最終的には定常状態に達してしまう。
本発明のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法は、セメント原料粉砕装置が稼働中の時には、セメント原料焼成用ロータリーキルンで発生する燃焼排ガスを、プレヒータ、該セメント原料粉砕装置及び集塵機、ダスト分離フィルタ装置を経て外部に排出するとともに、セメント原料粉砕装置が停止中の時には、該燃焼排ガスを該プレヒータ、該ダスト分離フィルタ装置を経て重金属除去装置に導入して重金属を除去した後に外部に排出する、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法である。
好適には、該原料粉砕装置の稼動の有無に係らず、更に、該プレヒータから排出された燃焼ガスの排ガスの一部をスタビライザに通過させた後、該集塵機に導入する。
好適には、該原料粉砕装置に稼動の有無に係らず、更に、該原料焼成装置から排出された排ガスを通過させるスタビライザを、該原料焼成装置と該集塵機との間に設置する。
なお、図1及び図2中、実線はガスの流れ、点線は原料等の材料の流れを表す。
セメント製造原料は、原料粉砕装置6で粉砕混合されて、原料混合・供給系装置10を経由してプレヒータ2の上部、プレヒータ2dに供給される。
ここでセメント原料としては、例えば石灰石、粘土、珪石、鉄滓、スラッジ・都市ごみの焼却で発生する主灰等の廃棄物を使用することができる。特に原料では石灰石や廃棄物が、また燃料では石炭が、セメント製造設備内に水銀を多く供給する。
前記セメント原料は、プレヒータ2内を、上部のサイクロン2dから下部方向へサイクロン2c、サイクロン2b、サイクロン2aへと順次移動しながら予熱されて、最下部のサイクロン2aに導入された後、ロータリーキルン1へと供給される。
該仮焼炉3としては、任意の公知の仮焼炉を用いることができ、例えば、SF仮焼炉、MFC仮焼炉、RSP仮焼炉、KSV仮焼炉、DD仮焼炉、SLC仮焼炉等が例示できる。
仮焼炉3が設けられている場合には、仮焼成されたセメント原料はロータリーキルン1へ供給される。
本発明においては、セメントロータリーキルン1、プレヒータ2、仮焼炉3を原料焼成装置という。
該ロータリーキルン1で上記セメント原料が加熱焼成される際に発生する排ガスは、ロータリーキルン1から排出されてプレヒータ2aに流入する。
また図2に示すように、仮焼炉3が設けられている場合には、該ロータリーキルン1から排出された高温の排ガスは、仮焼炉3中でのセメント原料の仮焼成に利用され、仮焼炉3に流入する。該仮焼炉3で発生した排ガスもプレヒータ2aに流入する。
またロータリーキルン1からの排出される排ガスは、一部抽気されて脱塩バイパス処理される。
該プレヒータ内における排ガスは、供給された原料と接触して原料を予備加熱する。
該排ガス中に含まれる水銀等の重金属及びその化合物、特に揮発性重金属及びその化合物は、該排ガス中に含まれた状態でプレヒータ2から排出される。
沈降室4に排ガスが導入されることでプレヒータ2から排出される排ガス中に含まれるダストを沈降させて回収することができる。
回収されたダスト等は、原料混合・供給装置10に導入されて、原料粉砕装置6から導入される原料と混合されて、セメント製造原料としてプレヒータ2の上部のサイクロン2dに循環供給される。
該スタビライザ5から排出された排ガスは、集塵機7に導入されて、ダストを捕捉される。
該スタビライザ5や集塵機7で回収されたダスト等は、原料混合・供給装置10に導入されて、原料粉砕装置6から導入される原料と混合されて、セメント製造原料としてプレヒータ2の上部のサイクロン2dに循環供給される。
集塵機7としては、通常、電気集塵機が用いられるが、それ以外の集塵機(例えば、重力集塵装置、慣性力集塵装置、遠心力集塵装置、濾過集塵装置等)を用いてもよい。
ここで原料粉砕装置6には、原料ミル及び/又は原料乾燥機及び/又はインパクトドライヤーが含まれる。
まず、原料粉砕装置6がオンの場合について説明する。図2中、白抜きの矢印で示す流れが、原料粉砕装置6がオンの場合の排ガスの流れである。
沈降室4から排出された排ガスは、原料粉砕装置6、前記集塵機7、セラミックフィルタ等のダスト分離フィルタ装置8に送られ、煙突等の外気排気手段11によって大気に放出される。
排ガス中の水銀等の重金属は、原料ミル等の原料粉砕装置6で原料と接触して捕集されて、また排ガス中のダストに含まれる未燃炭素に吸着して集塵機7やセラミックフィルタ8で捕集されて、セメント製造設備内で循環濃縮する。
そしてセラミックフィルタ8を通過した排ガスは、煙突11より大気中に放出される。
原料粉砕装置6の上流側に設置される沈降室4で捕集されるダストは、原料粉砕装置6がONの場合とOFFの場合の影響を受けないが、その量は、排ガス処理系で回収されるダストの総量の10〜30%程度で、多量の重金属を除去する場合には、その絶対量が不足する。
ここで排ガスはセラミックフィルタ8により、より微細なダスト等を捕捉する。
ダスト分離フィルタ装置8にて回収されたダスト等は、原料混合・供給装置10に導入されて、原料粉砕装置6から導入される原料と混合されて、セメント製造原料としてプレヒータ2の上部のサイクロン2dに循環供給される。
この時、例えば、水銀(沸点:356℃)を例にすると、フィルタ分離温度が300℃以上、特に、360℃以上の場合であれば、水銀はダストに含まれる未燃炭素にほとんど吸着されず、排ガスと共にセラミックフィルタ8を通過する。従って、排ガス中のダストを媒介として原料混合・供給装置10によって供給される原料中に含まれる水銀による、セメント製造設備内の水銀の循環濃縮量は、大幅に削減される。
該重金属除去装置12は、排ガス洗浄手段や、減温手段及び重金属吸着手段とすることができる。
なお、ガス洗浄水としては、薬液調製・給水装置13からの水、酸化剤溶液、酸・アルカリ剤によりpH調整された吸収液などを使用することができ、ガス洗浄塔の洗浄液は、例えばポンプを用いてガス洗浄塔内を循環噴霧させて、排ガスと接触させる。水としては、上水道水、工業用水、セメント製造工程等から排出される2次排水等が利用できる。
重金属吸着手段としては、活性炭やゼオライト等の吸着材による固定層処理、移動層処理、煙道噴霧処理などの乾式方式が例示できる。
重金属の該回収方法は特に限定されず、公知の任意の方法及び装置を適用することができ、例えば、比重分離法、pH調整剤を添加して高分子凝集剤や、キレート剤、硫化剤等を添加し、重金属を沈殿させ、濾過装置を用いて固液分離して回収する。また、必要に応じて、電解工程を設けてもよい。このようにして回収された重金属は、再利用に供される。
また、必要に応じて、精密濾過工程を設けることにより、微細な浮遊物質を除去して、その後放流してもよい。
また、セメント設備からの排ガス中の重金属がセメント製造系外に排出されることとなり、セメント設備で循環濃縮する水銀等の重金属濃度及び量を有効に低減させることが可能となる。
従って、セメント設備における操業の安定性を確保できることも可能となる。
実施例においては図2に示すセメント製造設備の排ガス中の重金属低減装置を用いて、また比較例においては図1に示すセメント製造設備を用いて、煙突11から排出される排ガス中の水銀濃度(図3〜8)、及び原料混合・供給装置10のストレージサイロに貯蔵されたセメント原料が保有する水銀量(図9〜10)を測定し、セメント製造設備の運転時間による変化で表した。
表2に記載されている条件以外の条件はすべての実施例及び比較例で同様にして行なった。
図3は比較例1、図4は実施例1、図5は比較例2、図6は実施例2、図7は比較例3、図8は実施例3の各煙突から排出される排ガス中の水銀濃度の測定結果(初期値(1日目)からの週単位の測定値)、図9は比較例1、図10は実施例1の原料混合・供給装置のストレージサイロに貯蔵されたセメント原料が保有する水銀量の測定結果である。
また、図9及び図10より、セメント製造原料が保有する水銀量は、実施例1のほうが比較例1と対比して、顕著に水銀量の減少が観られる。
2・・・プレヒータ
3・・・仮焼炉
4・・・沈降室
5・・・スタビライザ
6・・・原料粉砕装置
7・・・集塵機
8・・・ダスト分離フィルタ装置
9・・・熱交換器
10・・・原料混合・供給装置
11・・・煙突
12・・・重金属除去装置
13・・・薬液調製・給水装置
14・・・廃水処理装置
X・・・セメント製造設備
Claims (10)
- セメント原料粉砕装置が稼働中の時には、セメント原料焼成用ロータリーキルンで発生する燃焼排ガスを、プレヒータ、該セメント原料粉砕装置及び集塵機、ダスト分離フィルタ装置を経て外部に排出するとともに、セメント原料粉砕装置が停止中の時には、該燃焼排ガスを、該セメント原料粉砕装置を通らずに該ダスト分離フィルタ装置に300℃以上の温度で導入すると共に、該プレヒータ、該ダスト分離フィルタ装置を経て重金属除去装置に導入して重金属を除去した後に外部に排出することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法。
- 請求項1記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該原料粉砕装置の稼動の有無に係らず、更に、該プレヒータから排出された燃焼ガスの排ガスの一部をスタビライザに通過させた後、該集塵機に導入することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法。
- 請求項1又は2記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該重金属除去装置は排ガス洗浄手段を備え、該排ガス洗浄手段においては、該排ガス中の非水溶性揮発性重金属及びその化合物を洗浄液と接触させて、該揮発性重金属を該洗浄液で酸化して可溶性とし、該洗浄液に溶解させて該重金属を除去することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法。
- 請求項1又は2記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該重金属除去装置は減温手段と重金属吸着手段とを備え、該減温手段では該排ガスを200℃以下に減温し、次いで重金属吸着手段にて該排ガス中の揮発性重金属及びその化合物を吸着させて重金属を除去することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法。
- 請求項1〜4記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法において、該重金属は水銀であることを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法。
- セメント原料焼成用ロータリーキルン及びプレヒータを備える原料焼成装置、原料粉砕装置、集塵機、ダスト分離フィルタ、重金属除去装置を備え、該原料粉砕装置は稼動又は停止し、該原料粉砕装置が稼動中の時には該原料焼成装置から排出された排ガスが、該原料粉砕装置、該集塵機、該ダスト分離フィルタを通過して外部に排出されるように該原料粉砕装置、該集塵機、該ダスト分離フィルタが設置され、該原料粉砕装置が停止中の時には該原料焼成装置から排出された排ガスが、該原料粉砕装置を通らずに該ダスト分離フィルタに300℃以上の温度で導入されると共に、該ダスト分離フィルタ、該重金属除去装置を通過して外部に排出されるように、該ダスト分離フィルタ、該重金属除去装置が設置されることを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置。
- 請求項6記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置において、該原料粉砕装置に稼動の有無に係らず、更に、該原料焼成装置から排出された排ガスを通過させるスタビライザを、該原料焼成装置と該集塵機との間に設置することを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置。
- 請求項6又は7記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置において、該重金属除去装置は、該排ガス中の非水溶性揮発性重金属及びその化合物を洗浄液と接触させて、該揮発性重金属を該洗浄液で酸化して可溶性とし、該洗浄液に溶解させて該重金属を除去する、排ガス洗浄手段であることを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置。
- 請求項6又は7記載のセメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置において、
該重金属除去装置は、減温手段と重金属吸着手段とを備え、該排ガスを200℃以下に減温する減温手段と、該排ガス中の揮発性重金属及びその化合物を吸着させて重金属を除去する重金属吸着手段とを備えることを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置。 - 請求項6〜9記載のセメント製造設備からの重金属低減装置において、重金属は水銀であることを特徴とする、セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010266178A JP5908204B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010266178A JP5908204B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012116682A JP2012116682A (ja) | 2012-06-21 |
JP5908204B2 true JP5908204B2 (ja) | 2016-04-26 |
Family
ID=46499990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010266178A Active JP5908204B2 (ja) | 2010-11-30 | 2010-11-30 | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5908204B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6020024B2 (ja) * | 2012-10-18 | 2016-11-02 | 住友大阪セメント株式会社 | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法 |
JP6958158B2 (ja) * | 2017-09-15 | 2021-11-02 | 宇部興産株式会社 | 排ガス処理装置及び排ガス処理方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132413A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Taiheiyo Cement Corp | 燃焼排ガス処理装置及び湿式集塵機排水処理方法 |
JP5629053B2 (ja) * | 2008-01-10 | 2014-11-19 | 宇部興産株式会社 | セメントの製造方法 |
JP5340125B2 (ja) * | 2008-12-08 | 2013-11-13 | 太平洋セメント株式会社 | セメントキルン排ガスの処理装置及び処理方法 |
-
2010
- 2010-11-30 JP JP2010266178A patent/JP5908204B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012116682A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101721614B1 (ko) | 시멘트 킬른 배기가스의 처리장치 및 처리 방법 | |
JP4527139B2 (ja) | 水銀除去装置及びセメント製造システム | |
JP5428736B2 (ja) | セメント製造設備からの排ガス中の水銀成分及び有機塩素化合物の低減方法 | |
KR101610988B1 (ko) | 중금속 제거장치 및 시멘트 제조시스템 | |
JP2007268398A (ja) | 焼却灰の処理方法及び処理設備 | |
JP4426923B2 (ja) | セメントキルンの排ガスの処理方法 | |
JP5908204B2 (ja) | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 | |
JP2005125234A (ja) | セメント製造設備の集塵装置及び集塵方法 | |
JP6020024B2 (ja) | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法 | |
JP5573754B2 (ja) | セメント製造設備からの排ガス中の重金属低減方法及びその低減装置 | |
JP2008143728A (ja) | セメント製造工程からの鉛回収方法及び回収装置 | |
JP6260404B2 (ja) | 排ガス処理方法及び処理装置 | |
JP6287477B2 (ja) | 排ガス処理方法及び処理装置 | |
JP2006272205A (ja) | 廃棄物処理装置及び廃棄物処理方法 | |
JP5823269B2 (ja) | セメントキルン排ガスの処理システム及びその運転方法 | |
JP4889925B2 (ja) | 硫酸ピッチの処理方法及び処理装置 | |
JP2010051922A (ja) | 廃棄物焼却処理残渣の処理方法 | |
JP2009292691A (ja) | セメント製造工程からのタリウム回収方法 | |
JP5888844B2 (ja) | セメント製造設備の排ガス中の有機塩素化合物低減方法及び低減装置 | |
JP2003286050A (ja) | キルン排ガスダストの処理方法 | |
JP2012166121A (ja) | セメント製造設備からのハロゲンの低減方法及び低減装置 | |
JP5403677B2 (ja) | 焼却主灰の脱塩処理システム | |
JP4932807B2 (ja) | 燃焼排ガスの水銀除去方法 | |
JP2023118424A (ja) | 水銀除去方法 | |
WO2012092307A1 (en) | Method and apparatus to clean ash from ash ponds or a landfill |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140404 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150402 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150408 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20150501 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160323 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5908204 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |