JP5907059B2 - 搬送コンベヤ及び搬送ユニット - Google Patents

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本発明は、複数の巻回体と駆動用回転体とに亘って巻回された無端ベルトと、前記駆動用回転体を回転駆動させる搬送用駆動装置とが設けられ、前記駆動用回転体が前記搬送用駆動装置にて回転駆動されて前記無端ベルトがその長手方向に移動することで、前記無端ベルトにおける上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向に沿って搬送する搬送コンベヤ、及び、その搬送コンベヤが備えられている搬送ユニットに関する。
かかる搬送コンベヤは、搬送方向で下流側に配置される下流コンベヤに対して搬送方向で上流側に設けられて、搬送コンベヤにて搬送した物品を下流コンベヤに受け渡すように物品を搬送するときに用いられるものである。そして、下流コンベヤは、搬送コンベヤと搬送方向が異なる搬送方向となる状態で設けられる場合があり、搬送コンベヤが、下流コンベヤの搬送方向が異なる場合でもその搬送方向が異なる下流コンベヤに対応できるように構成されているものがある(例えば、特許文献1の図1及び図2参照。)。
ちなみに、特許文献1では、下流コンベヤとして本流コンベヤ12と分岐側コンベヤ13とが設けられており、これら本流コンベヤ12と分岐側コンベヤ13とは、搬送方向が30°異なっている。そして、特許文献1に記載の搬送コンベヤ(ベルトジャンクションコンベヤ10)は、物品を本流コンベヤ12に受け渡すことができる第1搬送状態や、物品を分岐側コンベヤ13に受け渡すことができる第2搬送状態に切り換え自在に構成して、搬送方向が異なる本流コンベヤ12と分岐側コンベヤ13との両方に物品を適切に搬送できるようになっている。
特許文献1の搬送コンベヤにおける第1搬送状態と第2搬送状態との切り換えについて説明すると、特許文献1に記載の搬送コンベヤは、複数の巻回体として、無端ベルトにおける搬送面を形成する搬送部分の搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体と、搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置する第2搬送用巻回体と、第1搬送用巻回体及び第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において第1搬送用巻回体と第2搬送用巻回体との間に位置する第1中継用巻回体と、第1搬送用巻回体及び第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において第1中継用巻回体より搬送方向の他方側に位置する第2中継用巻回体と、を設けている。第1搬送用巻回体及び第1中継用巻回体は、搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持されている。
そして、搬送コンベヤを、搬送方向の一方側に下流コンベヤが位置する状態で設け、第1搬送状態から、第1搬送用巻回体を縦軸心周りに時計回りに30°揺動させ、その第1搬送用巻回体の揺動により生じた無端ベルトにおける搬送部分の伸縮を、第1中継用巻回体を縦軸心周りに反時計回りに30°揺動させることで吸収して、第2搬送状態に切り換えるように構成されている。
特開2009−029620号公報
特許文献1に記載の搬送コンベヤでは、搬送方向の他方側端部に位置する縦軸心を中心に、搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体を揺動させるものであるため、第1搬送用巻回体の揺動半径が長く、第1搬送用巻回体を設定角度揺動させたときの第1搬送用巻回体の横幅方向での移動量が大きくなるので、第1搬送用巻回体を縦軸心周りに揺動させるのに横幅方向に大きなスペースが必要であった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、下流コンベヤの姿勢が異なる場合でも対応できながら横幅方向にコンパクトに構成できる搬送コンベヤ、及び、その搬送コンベヤを備えた搬送ユニットを提供する点にある。
本発明にかかる搬送コンベヤの第1特徴構成は、複数の巻回体と駆動用回転体とに亘って巻回された無端ベルトと、前記駆動用回転体を回転駆動させる搬送用駆動装置とが設けられ、前記駆動用回転体が前記搬送用駆動装置にて回転駆動されて前記無端ベルトがその長手方向に移動することで、前記無端ベルトにおける上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向に沿って搬送する搬送コンベヤであって、
前記複数の巻回体として、前記無端ベルトにおける前記搬送面を形成する搬送部分の搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体と、前記搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置する第2搬送用巻回体と、前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1搬送用巻回体と前記第2搬送用巻回体との間に位置する第1中継用巻回体と、前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1中継用巻回体より搬送方向の他方側に位置する第2中継用巻回体と、が設けられ、前記無端ベルトは、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体、前記第2中継用巻回体、前記第1搬送用巻回体の順に巻回され、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持され、前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が揺動する方向にこれら前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体の揺動量より多く前記第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動させるべく、前記第2搬送用巻回体と前記第1中継用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させる連動機構が設けられ、前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆動装置に連動させる第2連動部材とを備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材及び前記第2連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成されている点にある。
すなわち、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体が、搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持されている。そして、これら第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体は、連動機構により、第2搬送用巻回体と第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が揺動する方向にこれら第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の揺動量より多く第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動するようになっている。
つまり、第2搬送用巻回体を縦軸心周りに揺動させることで、無端ベルトの搬送部分における搬送方向の他方側の端部の形状を変形させることができる。そのため、搬送コンベヤの下流側に下流コンベヤを隣接した場合に、搬送部分の形状を下流側に隣接させた下流コンベヤの搬送方向に対応した形状にでき、その搬送コンベヤと下流コンベヤとの間に隙間が生じ難く、搬送コンベヤから下流コンベヤに物品を適切に受け渡し易くなる。
また、第1中継用巻回体を、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が揺動する方向にこれら第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の揺動量に対して所望の揺動量だけ多く前記縦軸心周りに揺動させることで、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させることで生じた無端ベルトにおける搬送部分の伸縮を吸収して、ベルト幅方向での各位置での巻回経路長の変化を抑制できる。特に、第1中継用巻回体の揺動量を第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の2倍揺動させることで、ベルト幅方向での各位置で巻回経路長の変化を適切に抑制できる。
そして、第2搬送用巻回体は、無端ベルトにおける搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置し、前記縦軸心は、搬送コンベヤの搬送方向の他方側端部に位置しているため、縦軸心が搬送コンベヤの搬送方向の一方側端部に位置している場合に比べて、第2搬送用巻回体の揺動半径が短くなる。そのため、第2搬送用巻回体を設定角度揺動させたときの第2搬送用巻回体の移動量は搬送コンベヤの横幅方向で小さくなり、第2搬送用巻回体の縦軸心周りでの揺動を小さなスペースで行うことができる。
従って、下流側に設けられた下流コンベヤの搬送方向が異なる場合でも対応できながら横幅方向にコンパクトに構成できる搬送コンベヤを提供することができるに至った。
また、揺動用駆動装置の駆動により第1連動部材及び第2連動部材を移動させて、第1中継用巻回体と第2搬送用巻回体と第2中継用巻回体とを連動揺動させることができる。つまり、第1連動部材と第2連動部材とを移動させるのに1つの駆動装置を設けるだけでよく、第1連動部材を駆動させる駆動装置と第2連動部材を駆動させる駆動装置とを別々に設ける場合に比べて、駆動装置の数を減らせることができるとともに、第1連動部と第2連動部材との同期させた駆動を行い易くなる。
本発明にかかる搬送コンベヤの第2特徴構成は、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体の夫々が、前記無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に設けられている点にある。
すなわち、第1搬送用巻回体、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体の夫々が、無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って回転軸心周りに回転する。そのため、無端ベルトと第1搬送用巻回体、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体の夫々とが擦れ難くなり、発熱を抑えることができるとともに搬送コンベヤの耐久性を向上させることができる。
本発明にかかる搬送コンベヤの第3特徴構成は、前記第1中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第1支持枠と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第2支持枠と前記第1搬送用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに対して位置固定状態で設けられた基枠と、が設けられ、前記駆動用回転体及び前記搬送用駆動装置が、前記基枠に支持されている点にある。
すなわち、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させる場合は、これらの巻回体を支持する第1支持枠や第2支持枠を基枠に対して縦軸心周りに揺動させるだけでなく、駆動用回転体及び搬送用駆動装置を支持する基枠は揺動しない。そのため、搬送用駆動装置に電力を供給するための給電線を縦軸心周りに揺動できるように設ける必要がなく、搬送用駆動装置を設け易くなる。
本発明にかかる搬送ユニットの第1特徴構成は、上記した第1〜第3特徴構成の搬送コンベヤの何れか1つが備えられている搬送ユニットであって、
前記搬送コンベヤに対して搬送方向の他方側に隣接する隣接コンベヤが設けられ、前記連動機構が、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させるべく、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成されている点にある。
すなわち、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が縦軸心周りに揺動して搬送コンベヤにおける搬送方向の他方側端部の角度が変わるに伴って、その角度と同じ角度に隣接コンベヤが揺動するため、搬送コンベヤと隣接コンベヤとの間に隙間が生じ難く、搬送コンベヤと隣接コンベヤとの間で物品を適切に受け渡し易くなる。
そして、隣接コンベヤが縦軸心周りに揺動することで、例えば、隣接コンベヤの搬送方向の他方側に一対の下流コンベヤを横幅方向に並ぶ状態で複数設けた場合に、それら一対の下流コンベヤの夫々に対して物品を受け渡すことができる。
また、隣接コンベヤは、搬送コンベヤのような複数の巻回体のうちの一部の巻回体を揺動させるような特殊なコンベヤに構成する必要がないため、搬送コンベヤにおける第1中継用巻回体や第2中継用巻回体に相当するものを備える必要がなく、これにより隣接コンベヤの上下方向での幅を搬送コンベヤよりコンパクトで且つ軽量に構成し易い。また、隣接コンベヤの上下方向での幅を搬送コンベヤよりコンパクトに構成することで、隣接コンベヤの下方に連動機構を配置することができ、搬送ユニット全体での平面視での大きさをコンパクトに構成することができる。さらに、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体、第2中継用巻回体及び隣接コンベヤの前記縦軸心周りでの回転方向が、すべて同じ方向となるため、これらを揺動操作する構成の簡素化を図り易くなる。
本発明にかかる搬送ユニットの第2特徴構成は、前記隣接コンベヤが、前記縦軸心周り
に揺動自在に設けられ、前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動
させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆
動装置に連動させる第2連動部材と、前記隣接コンベヤを前記揺動用駆動装置に連動連結
する第3連動部材と、を備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材、前記
第2連動部材及び前記第3連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送
用巻回体と前記第2中継用巻回体と前記隣接コンベヤとを連動揺動させるように構成され
ている点にある。
すなわち、揺動用駆動装置の駆動により第1連動部材、第2連動部材及び第3連動部材を移動させて、第1中継用巻回体と第2搬送用巻回体と第2中継用巻回体と隣接コンベヤとを連動揺動させることができる。つまり、第1連動部材と第2連動部材と第3連動部材とを移動させるのに1つの駆動装置を設けるだけでよく、第1連動部材を駆動させる駆動装置と第2連動部材を駆動させる駆動装置と第3連動部材を駆動させる駆動装置とを別々に設ける場合に比べて、駆動装置の数を減らせることができるとともに、第1連動部材と第2連動部材と第3連動部材とを同期駆動させ易くなる。
本発明にかかる搬送ユニットの第3特徴構成は、複数の巻回体と駆動用回転体とに亘って巻回された無端ベルトと、前記駆動用回転体を回転駆動させる搬送用駆動装置とが設けられ、前記駆動用回転体が前記搬送用駆動装置にて回転駆動されて前記無端ベルトがその長手方向に移動することで、前記無端ベルトにおける上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向に沿って搬送する搬送コンベヤを備えた搬送ユニットであって、
前記複数の巻回体として、前記無端ベルトにおける前記搬送面を形成する搬送部分の搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体と、前記搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置する第2搬送用巻回体と、前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1搬送用巻回体と前記第2搬送用巻回体との間に位置する第1中継用巻回体と、前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1中継用巻回体より搬送方向の他方側に位置する第2中継用巻回体と、が設けられ、前記無端ベルトは、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体、前記第2中継用巻回体、前記第1搬送用巻回体の順に巻回され、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、搬送コンベヤの搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持され、前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が揺動する方向に前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体の揺動量より多く前記第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動させるべく、前記第2搬送用巻回体と前記第1中継用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させる連動機構が設けられ、前記搬送コンベヤに対して搬送方向の他方側に隣接する隣接コンベヤが設けられ、前記連動機構が、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させるべく、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成され、前記隣接コンベヤが、前記縦軸心周りに揺動自在に設けられ、前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆動装置に連動連結する第2連動部材と、前記隣接コンベヤを前記揺動用駆動装置に連動させる第3連動部材と、を備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材、前記第2連動部材及び前記第3連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体と前記隣接コンベヤとを連動揺動させるように構成されている点にある。
すなわち、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体が、搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持されている。そして、これら第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体は、連動機構により、第2搬送用巻回体と第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が揺動する方向にこれら第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の揺動量より多く第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動するようになっている。
つまり、第2搬送用巻回体を縦軸心周りに揺動させることで、無端ベルトの搬送部分における搬送方向の他方側の端部の形状を変形させることができる。そのため、搬送コンベヤの下流側に下流コンベヤを隣接した場合に、搬送部分の形状を下流側に隣接させた下流コンベヤの搬送方向に対応した形状にでき、その搬送コンベヤと下流コンベヤとの間に隙間が生じ難く、搬送コンベヤから下流コンベヤに物品を適切に受け渡し易くなる。
また、第1中継用巻回体を、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が揺動する方向にこれら第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の揺動量に対して所望の揺動量だけ多く前記縦軸心周りに揺動させることで、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させることで生じた無端ベルトにおける搬送部分の伸縮を吸収して、ベルト幅方向での各位置での巻回経路長の変化を抑制できる。特に、第1中継用巻回体の揺動量を第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体の2倍揺動させることで、ベルト幅方向での各位置で巻回経路長の変化を適切に抑制できる。
そして、第2搬送用巻回体は、無端ベルトにおける搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置し、前記縦軸心は、搬送コンベヤの搬送方向の他方側端部に位置しているため、縦軸心が搬送コンベヤの搬送方向の一方側端部に位置している場合に比べて、第2搬送用巻回体の揺動半径が短くなる。そのため、第2搬送用巻回体を設定角度揺動させたときの第2搬送用巻回体の移動量は搬送コンベヤの横幅方向で小さくなり、第2搬送用巻回体の縦軸心周りでの揺動を小さなスペースで行うことができる。
従って、下流側に設けられた下流コンベヤの搬送方向が異なる場合でも対応できながら横幅方向にコンパクトに構成できる搬送コンベヤを提供することができるに至った。
また、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体が縦軸心周りに揺動して搬送コンベヤにおける搬送方向の他方側端部の角度が変わるに伴って、その角度と同じ角度に隣接コンベヤが揺動するため、搬送コンベヤと隣接コンベヤとの間に隙間が生じ難く、搬送コンベヤと隣接コンベヤとの間で物品を適切に受け渡し易くなる。
そして、隣接コンベヤが縦軸心周りに揺動することで、例えば、隣接コンベヤの搬送方向の他方側に一対の下流コンベヤを横幅方向に並ぶ状態で複数設けた場合に、それら一対の下流コンベヤの夫々に対して物品を受け渡すことができる。
また、隣接コンベヤは、搬送コンベヤのような複数の巻回体のうちの一部の巻回体を揺動させるような特殊なコンベヤに構成する必要がないため、搬送コンベヤにおける第1中継用巻回体や第2中継用巻回体に相当するものを備える必要がなく、これにより隣接コンベヤの上下方向での幅を搬送コンベヤよりコンパクトで且つ軽量に構成し易い。また、隣接コンベヤの上下方向での幅を搬送コンベヤよりコンパクトに構成することで、隣接コンベヤの下方に連動機構を配置することができ、搬送ユニット全体での平面視での大きさをコンパクトに構成することができる。さらに、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体、第2中継用巻回体及び隣接コンベヤの前記縦軸心周りでの回転方向が、すべて同じ方向となるため、これらを揺動操作する構成の簡素化を図り易くなる。
また、揺動用駆動装置の駆動により第1連動部材、第2連動部材及び第3連動部材を移動させて、第1中継用巻回体と第2搬送用巻回体と第2中継用巻回体と隣接コンベヤとを連動揺動させることができる。つまり、第1連動部材と第2連動部材と第3連動部材とを移動させるのに1つの駆動装置を設けるだけでよく、第1連動部材を駆動させる駆動装置と第2連動部材を駆動させる駆動装置と第3連動部材を駆動させる駆動装置とを別々に設ける場合に比べて、駆動装置の数を減らせることができるとともに、第1連動部材と第2連動部材と第3連動部材とを同期駆動させ易くなる。
本発明にかかる搬送ユニットの第4特徴構成は、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体の夫々が、前記無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に設けられている点にある。
すなわち、第1搬送用巻回体、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体の夫々が、無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って回転軸心周りに回転する。そのため、無端ベルトと第1搬送用巻回体、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体の夫々とが擦れ難くなり、発熱を抑えることができるとともに搬送コンベヤの耐久性を向上させることができる。
本発明にかかる搬送ユニットの第5特徴構成は、前記第1中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第1支持枠と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第2支持枠と前記第1搬送用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに対して位置固定状態で設けられた基枠と、が設けられ、前記駆動用回転体及び前記搬送用駆動装置が、前記基枠に支持されている点にある。
すなわち、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させる場合は、これらの巻回体を支持する第1支持枠や第2支持枠を基枠に対して縦軸心周りに揺動させるだけでなく、駆動用回転体及び搬送用駆動装置を支持する基枠は揺動しない。そのため、搬送用駆動装置に電力を供給するための給電線を縦軸心周りに揺動できるように設ける必要がなく、搬送用駆動装置を設け易くなる。
本発明にかかる搬送ユニットの第特徴構成は、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、前記隣接コンベヤと前記縦軸心周りに一体的に揺動する状態で前記隣接コンベヤに取り付けられ、前記第3連動部材と前記隣接コンベヤとで、前記第2連動部材が構成され、前記第1連動部材及び前記第3連動部材が、前記隣接コンベヤの下方に設けられている点にある。
すなわち、第連動部材が、第連動部材と隣接コンベヤとで構成されているため、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させるための連動部材を別途設ける必要がないため、連動機構の構成の簡素化を図ることができる。
また、上下方向での幅がコンパクトに構成されている隣接コンベヤの下方空間を利用して第1連動部材及び第3連動部材を設けることで、これら第1連動部材及び第3連動部材を搬送コンベヤや隣接コンベヤの横側方に設ける場合に比べて、搬送ユニットを平面視でコンパクトに構成することができる。
本発明にかかる搬送ユニットの第特徴構成は、前記第1中継用巻回体を支持する第1支持枠が、前記縦軸心周りに揺動自在に設けられ、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持する第2支持枠が、前記縦軸心周りに前記隣接コンベヤと一体的に揺動する状態で前記隣接コンベヤに連結され、前記第3連動部材と前記隣接コンベヤとで、前記第2連動部材が構成され、前記第1連動部材を前記第1支持枠に連結した箇所を第1連結箇所とし、前記第3連動部材を前記隣接コンベヤに連結した箇所を第2連結箇所として、前記連動機構が、前記揺動用駆動装置の設定量の駆動により、前記第1連動部材及び前記第3連動部材が移動することで、前記第1連結箇所及び前記第2連結箇所が前記縦軸心周りに同じ方向で且つ直線距離で同じ距離移動するように構成され、前記縦軸心から前記第1連結箇所の距離である第1揺動半径及び前記縦軸心から前記第2連結箇所の距離である第2揺動半径の関係が、前記第1支持枠の揺動量及び第2支持枠の揺動量の関係に基づいて設定されている点にある。
すなわち、第連動部材が、第連動部材と隣接コンベヤとで構成されているため、第2搬送用巻回体及び第2中継用巻回体を縦軸心周りに揺動させるための連動部材を別途設ける必要がないため、連動機構の構成の簡素化を図ることができる。
そして、第1連動部材と第3連動部材とを移動させて、第1連結箇所及び第2連結箇所を縦軸心周りに同じ方向で且つ直線距離で同じ距離移動させることで、第2支持枠及び隣接コンベヤが揺動する方向にこれら第2支持枠及び隣接コンベヤに対して所望の揺動量だけ多く第1支持枠を縦軸心周りに揺動させることができる。
このように、第2支持枠及び隣接コンベヤが揺動する方向にこれら第2支持枠及び隣接コンベヤの揺動量の2倍だけ第1支持枠を縦軸心周りに揺動させるときに、第1連動部材により移動させる第1連結箇所の揺動方向及び移動距離と、第3連動部材により移動させる第2連結箇所の揺動方向と移動距離とが同じであるため、これら第1連動部材及び第3連動部材を備えた連動機構を設計し易くなる。
ちなみに、上述の如く、第1連結箇所及び第2連結箇所を直線距離(弦長)で同じ距離移動させて、第1支持枠をθ1、第2支持枠及び隣接コンベヤをθ2で揺動させる場合、縦軸心から第1連結箇所の距離である第1揺動半径r1と、縦軸心から第2連結箇所まで距離である第2揺動半径r2との関係は、
2・r1・sin(θ1/2)=2・r2・sin(θ2/2)
となる。なお、角度の単位はラジアンである。
分岐コンベヤを直進状態に切り換えた状態の搬送装置の斜視図 分岐コンベヤを分岐状態に切り換えた状態の搬送装置の斜視図 分岐コンベヤの側面図 直進状態に切り換えた分岐コンベヤの一部を切り欠いた平面図 分岐状態に切り換えた分岐コンベヤの一部を切り欠いた平面図 受入コンベヤの縦断正面図 別実施形態(1)における物品を直進用下流コンベヤに搬送する状態を示す搬送装置の平面図 別実施形態(1)における物品を分岐用下流コンベヤに搬送する状態を示す搬送装置の平面図 別実施形態(2)における連動機構を手動式に構成した分岐ユニットの平面図 別実施形態(2)における連動機構の分解平面図 別実施形態(2)における連動機構の側面図 別実施形態(3)における分岐コンベヤを2台の受入コンベヤと1台のスイングコンベヤにて構成した搬送装置の平面図 別実施形態(3)における分岐コンベヤを1台の受入コンベヤにて構成した搬送装置の平面図 別実施形態(2)における連動機構の平面図
以下、搬送コンベヤとしての受入コンベヤが設けられている搬送装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、搬送装置には、搬送ユニットとしての分岐コンベヤ1、上流コンベヤ2及び下流コンベヤ3が設けられており、分岐コンベヤ1の搬送上流側に上流コンベヤ2が設置され、分岐コンベヤ1の搬送下流側に直進用下流コンベヤ3aと分岐用下流コンベヤ3bとの一対の下流コンベヤ3が設置されている。
搬送装置は、分岐コンベヤ1を直進状態(図1参照)や分岐状態(図2参照)に切り換えることで、上流コンベヤ2から搬送されてきた物品を直進用下流コンベヤ3a又は分岐用下流コンベヤ3bに選択的に搬送自在に構成されている。
尚、分岐用下流コンベヤ3bの搬送方向(分岐方向)は、上流コンベヤ2及び直進用下流コンベヤ3aの搬送方向(直進方向)に対して、平面視で反時計回りに30°傾いている。また、直進方向に対して直交する水平方向を横幅方向と称して説明する場合がある。
分岐コンベヤ1は、受入コンベヤ5(本発明の搬送コンベヤに相当)と、この受入コンベヤ5の搬送下流側に隣接する状態で設けられたスイングコンベヤ6(本発明の隣接コンベヤに相当)と、を備えて構成されている。本実施形態では、分岐コンベヤ1は、受入コンベヤ5の搬送上流側を搬送方向の一方側とし、受入コンベヤ5の搬送下流側を搬送方向の他方側としている。
分岐コンベヤ1は、図1及び図4に示すような、直進用下流コンベヤ3aに物品を搬送する直進状態と、図2及び図5に示すような、分岐用下流コンベヤ3bに物品を搬送する分岐状態と、に切り換え自在に構成されている。そして、分岐コンベヤ1は、直進状態に切り換えた状態では、上流コンベヤ2から搬送されてきた物品を直進用下流コンベヤ3aに搬送し、分岐状態に切り換えた状態では、上流コンベヤ2から搬送されてきた物品を分岐用下流コンベヤ3bに搬送するようになっている。尚、図4及び図5では、一部を切り欠いた状態を図示している。
次に、受入コンベヤ5の具体的な構成について説明する。
図3〜図5に示すように、受入コンベヤ5には、複数の巻回体としての回転体8〜11(第1搬送用回転体8、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10、第2中継用回転体11)と駆動用回転体12とテンション用回転体13とに亘って巻回された無端ベルトとしての受入用無端ベルト14と、駆動用回転体12を回転駆動させる搬送用駆動装置としての受入搬送用モータ15と、が設けられている。そして、受入コンベヤ5は、駆動用回転体12が受入搬送用モータ15にて回転駆動されて受入用無端ベルト14がその長手方向に移動することで、受入用無端ベルト14における上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向(直進方向)に沿って搬送するように構成されている。
第1搬送用回転体8は、受入コンベヤ5における搬送上流側の端部(受入用無端ベルト14における搬送部分14aの搬送方向の一方側端部)に設けられ、第2搬送用回転体9は、受入コンベヤ5における搬送下流側の端部(受入用無端ベルト14における搬送部分14aの搬送方向の他方側端部)に設けられている。
また、第1中継用回転体10は、第1搬送用回転体8及び第2搬送用回転体9より下方に位置し且つ搬送方向において第1搬送用回転体8と第2搬送用回転体9との間に位置するように設けられている。第2中継用回転体11は、第1搬送用回転体8及び第2搬送用回転体9より下方に位置し且つ第1中継用回転体10より搬送下流側に位置するように設けられており、第2搬送用回転体9の直下(平面視で同じ位置)に位置している。駆動用回転体12は、搬送方向において第1搬送用回転体8と第1中継用回転体10との間に設けられており、テンション用回転体13は、搬送方向において駆動用回転体12より搬送上流側に位置するように設けられており、搬送方向において第1搬送用回転体8と駆動用回転体12との間に設けられている。
また、第1搬送用回転体8と第2搬送用回転体9とは同じ高さに位置し、第1中継用回転体10と駆動用回転体12とは同じ高さに位置し、第2中継用回転体11とテンション用回転体13とは同じ高さに位置している。
受入用無端ベルト14は、第1搬送用回転体8、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10、第2中継用回転体11、テンション用回転体13、駆動用回転体12、第1搬送用回転体8の順に巻回されており、第1搬送用回転体8と第2搬送用回転体9との間に位置する搬送部分14aの上方を向く面にて搬送面が形成されている。
第1搬送用回転体8、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10、第2中継用回転体11、駆動用回転体12、テンション用回転体13の夫々は、回転自在な状態で受入コンベヤ5に設けられており、受入用無端ベルト14のその長手方向への移動に伴ってこれらの回転体8〜13が回転するようになっている。尚、第1搬送用回転体8が第1搬送用巻回体に相当し、第2搬送用回転体9が第2搬送用巻回体に相当し、第1中継用回転体10が第1中継用巻回体に相当し、第2中継用回転体11が第2中継用巻回体に相当する。
搬送面が水平となる状態で受入コンベヤ5が設置され且つ分岐コンベヤ1が直進状態に切り換えられている状態では、第1搬送用回転体8、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10、第2中継用回転体11、駆動用回転体12、テンション用回転体13の夫々は、回転軸心が横幅方向に沿っており、これらの回転体8〜13の回転軸心方向が平行となる状態となっている。
また、受入コンベヤ5には、第1搬送用回転体8、駆動用回転体12及びテンション用回転体13を水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に支持する基枠17と、第1中継用回転体10を水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に支持する第1支持枠18と、第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11を水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に支持する第2支持枠19と、が設けられている。基枠17は、受入コンベヤ5(分岐コンベヤ1)を設置する床面に固定する基台20に連結固定されており、第1支持枠18及び第2支持枠19は、受入コンベヤ5の搬送方向の下流側端部に位置する上下方向に沿う第1軸心X1(縦軸心に相当)周りに揺動自在な状態で基台20に連結されている。また、受入搬送用モータ15は、基枠17に支持されている。
基台20には、支持用部材20aが立設されており、第1支持枠18は、基台20の支持用部材20aに第1軸心X1周りに揺動自在な状態で連結されている。また、支持用部材20aには、スイングコンベヤ6の枠体28が第1軸心X1周りに揺動自在な状態で連結されており、第2支持枠19は、枠体28に連結することでこの枠体28を介して支持用部材20aに第1軸心X1周りに揺動自在な状態で連結されている。
このようにして、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10及び第2中継用回転体11が、受入コンベヤ5における搬送方向の下流側端部に位置する第1軸心X1周りに揺動自在に支持されている。
ちなみに、第1軸心X1は、平面視において受入用無端ベルト14の横幅方向の中央に位置し且つ第2搬送用回転体9より搬送方向下流側に位置しており、第1軸心X1と第2搬送用回転体9とは、第2搬送用回転体9の直径より短い半径程度だけ搬送方向にずれている。
次に、スイングコンベヤ6について説明を加える。
スイングコンベヤ6には、上流側回転体22、下流側回転体23、駆動回転体24、テンション回転体25、これらの回転体22〜25に巻回されたスイング用無端ベルト26、及び、スイング搬送用モータ27が設けられている。そして、スイング搬送用モータ27にて駆動回転体24が回転駆動されることで、スイング用無端ベルト26の搬送面を形成する部分が搬送方向に移動するように構成されている。また、搬送面が水平となる状態でスイングコンベヤ6が設置され且つ分岐コンベヤ1が直進状態に切り換えられている状態では、上流側回転体22、下流側回転体23、駆動回転体24、テンション回転体25の夫々は、回転軸心が横幅方向に沿っており、これらの回転体22〜25の回転軸心方向が平行となる状態となっている。
スイングコンベヤ6には、上流側回転体22、下流側回転体23、駆動回転体24及びテンション回転体25を水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に支持する枠体28が設けられている、この枠体28は、上下方向に沿う第1軸心X1周りに揺動自在な状態で基台20に連結されている。第1軸心X1は、スイングコンベヤ6の枠体28より搬送上流側(搬送方向における受入コンベヤ5が位置する側)に位置している。スイングコンベヤ6には、基台20に連結支持されて枠体28の搬送下流側(搬送方向における受入コンベヤ5が位置する側とは反対側)の端部を第1軸心X1周りに案内する円弧状の案内レール29と、枠体28に連結支持されて案内レール29に案内される案内ローラ30と、が設けられている。
ちなみに、スイングコンベヤ6は、分岐コンベヤ1が分岐状態に切り換えられたときに、スイングコンベヤ6の搬送下流側の端部が直進状態での分岐コンベヤ1のスイング用無端ベルト26の横幅内から横側方に外れる長さに構成されている。
次に、分岐コンベヤ1を直進状態と分岐状態とに切り換える構成について説明する。
図4及び図5に示すように、分岐コンベヤ1(受入コンベヤ5)には、第1支持枠18と第2支持枠19と枠体28とを連動させる連動機構33が設けられている。
この連動機構33は、第2支持枠19及び枠体28が第1軸心X1周りに揺動するに伴って第1支持枠18を第1軸心X1周りに第2支持枠19の揺動方向と同じ方向で且つ第2支持枠19が揺動する揺動量より多く(2倍)揺動させるべく、第1支持枠18と第2支持枠19と枠体28とを連動させている。
また、第2支持枠19と枠体28とは一体的に連結されおり、第2支持枠19は第1軸心X1周りにスイングコンベヤ6と一体的に揺動する状態でスイングコンベヤ6の枠体28に連結されている。そのため、枠体28が第1軸心X1周りに揺動するに伴って第2支持枠19は枠体28の揺動方向と同じ方向に枠体28が揺動する揺動量と同じ揺動量だけ揺動するようになっている。連動機構33は、第2支持枠19が第1軸心X1周りに揺動するに伴ってスイングコンベヤ6を第1軸心X1周りに第2支持枠19の揺動量と同じ揺動量だけ揺動させるべく、スイングコンベヤ6を第1支持枠18及び第2支持枠19と連動させるように構成されている。
連動機構33について説明を加える。
連動機構33には、揺動用駆動装置としての揺動用モータ34にて上下方向に沿う第2軸心X2周りに回転駆動される連結部材38と、基端部が連結部材38に連結され且つ先端部が第1支持枠18に連結された第1リンク体35と、基端部が連結部材38に連結され且つ先端部が枠体28に連結された第2リンク体36と、を備えて構成されている。尚、第1中継用回転体10を揺動用モータ34に連動させる第1連動部材aは、第1リンク体35と第1支持枠18とで構成されており、スイングコンベヤ6を揺動用モータ34に連動させる第3連動部材cは、第2リンク体36にて構成されている。また、第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11を揺動用モータ34に連動させる第2連動部材bは、第2リンク体36と枠体28(スイングコンベヤ6)と第2支持枠19とで構成されている。
そして、第1リンク体35の先端部と第1支持枠18との連結箇所を第1連結箇所P1、第2リンク体36の先端部と枠体28との連結箇所を第2連結箇所P2として、第2連結箇所P2から第1軸心X1までの平面視での直線距離が、第1連結箇所P1から第1軸心X1までの平面視での直線距離の約2倍に設定されている。このような距離関係となる状態で、第1リンク体35は第1支持枠18に連結され、第2リンク体36は枠体28に連結されている。
ちなみに、図4及び図5で示すように、第1連結箇所P1及び第2連結箇所P2を直線距離(弦長)で同じ距離移動させて、第1支持枠18を60°、第2支持枠19及び枠体28を30°揺動させる場合では、第1軸心X1から第1連結箇所P1の平面視での直線距離(第1揺動半径r1)と、第1軸心X1から第2連結箇所P2の平面視での直線距離(第2揺動半径r2)との関係は、
2・r1・sin(60/2)=2・r2・sin(30/2)
となる。なお、角度の単位はラジアンである。
第1揺動半径r1と第2揺動半径r2とをこのような関係とすることで、第1連結箇所P1及び第2連結箇所P2を直線距離で同じ距離移動させながら、第1支持枠18の揺動量を第2支持枠19及び枠体28の揺動量の2倍とすることができ、分岐コンベヤ1の姿勢を切り換えたときの、ベルト幅方向での各位置での巻回経路長の変化を抑制することができる。
また、第1リンク体35及び第2リンク体36の基端部は、連結部材38おける第2軸心X2から偏心した箇所に連結されており、第1リンク体35の基端部と連結部材38との連結箇所を第3連結箇所P3、第2リンク体36の基端部と連結部材38との連結箇所を第4連結箇所P4として、第3連結箇所P3から第2軸心X2までの平面視での直線距離と、第4連結箇所P4から第2軸心X2までの平面視での直線距離とが等しくなっている。このような距離関係となる状態で、第1リンク体35及び第2リンク体36は連結部材38に連結されている。
また、図4及び図5に示すように、第1リンク体35は、第2リンク体36より長く形成されている。
第1軸心X1及び第2連結箇所P2は、受入用無端ベルト14やスイング用無端ベルト26の横幅方向の中央部に位置しており、第1連結箇所P1は、受入用無端ベルト14やスイング用無端ベルト26の横幅内には位置しているものの、これら無端ベルト14,26の横幅方向の中央部より一方側(分岐用下流コンベヤ3bが位置する側とは反対側)に偏った箇所に位置している。
また、揺動用モータ34及び連結部材38は、受入用無端ベルト14やスイング用無端ベルト26に対して横幅方向の他方側(分岐用下流コンベヤ3bが位置する側)に位置している。
また、第1連結箇所P1は、第1軸心X1よりも搬送下流側に位置しており、第2連結箇所P2は、第1連結箇所P1よりもさらに搬送下流側に位置している。そして、搬送方向において第1連結箇所P1と第2連結箇所P2との間に位置するように、揺動用モータ34及び連結部材38が設けられている。
また、図3に示すように、第1リンク体35及び第2リンク体36は、上下方向において基台20と枠体28との間に位置しており、枠体28(スイングコンベヤ6)の下方に配設されている。そして、第1リンク体35、第2リンク体36及び枠体28は、受入コンベヤ5の上下幅内(受入用無端ベルト14の上下方向での巻回幅内)に配設されている。
ちなみに、図4及び図5に示すように、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えたときの第1連結箇所P1、分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えたときの第1連結箇所P1、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えたときの第3連結箇所P3、分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えたときの第3連結箇所P3、第2軸心X2が、平面視で一直線上に並ぶようになっている。また、直進状態と分岐状態との中間の状態(直進状態から第1支持枠18を反時計回りに30°揺動させた状態)において、第1軸心X1と第1連結箇所P1とを結ぶ線分と第1連結箇所P1と第3連結箇所P3とを結ぶ線分とが平面視で直交するようになっている。
同様に、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えたときの第2連結箇所P2、分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えたときの第2連結箇所P2、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えたときの第4連結箇所P4、分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えたときの第4連結箇所P4、第2軸心X2が、平面視で一直線上に並ぶようになっている。また、直進状態と分岐状態との中間の状態(直進状態から枠体28を反時計回りに15°揺動させた状態)において、第1軸心X1と第2連結箇所P2とを結ぶ線分と第2連結箇所P2と第4連結箇所P4とを結ぶ線分とが平面視で直交するようになっている。
上述の如く、第1リンク体35及び第2リンク体36の基端部は、連結部材38おける第2軸心X2から偏心した箇所に連結されている。そのため、揺動用モータ34にて連結部材38が回転駆動されることにより、第1リンク体35及び第2リンク体36の基端部は、第2軸心X2周りに移動することになる。
そして、連動機構33は、第1軸心X1の位置、第2軸心X2の位置、第1リンク体35の連結部材38や第1支持枠18との連結位置及び第2リンク体36の連結部材38や枠体28との連結位置等の関係から、揺動用モータ34の駆動により連結部材38を第2軸心X2周りに揺動させて第1リンク体35及び第2リンク体36を動かすことで、第1連結箇所P1及び第2連結箇所P2を第1軸心X1周りに同じ方向で且つ直線距離で同じ距離移動させて、第2支持枠19及び枠体28が揺動する方向に第2支持枠19及び枠体28の揺動量の2倍だけ第1支持枠18を第1軸心X1周りに揺動させるように構成されている。
具体的には、連動機構33は、図4に示す状態から図5に示す状態に、連結部材38が180°回転することで、第1連結箇所P1及び第2連結箇所P2を第1軸心X1周りに反時計回りに弦長が同じ距離となるように移動させて、枠体28(スイングコンベヤ6)及びこれに連結されている第2支持枠19(第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11)を反時計回りに30°揺動させるとともに、第1支持枠18(第1中継用回転体10)を反時計回りに60°揺動させるように構成されている。
図1〜6に示すように、受入コンベヤ5には、受入用無端ベルト14が蛇行することを防止する蛇行防止機構41が設けられている。
この蛇行防止機構41は、受入用無端ベルト14の横幅方向の両端部の夫々に対して設けられており、このように設けられた一対の蛇行防止機構41は、受入用無端ベルト14の長手方向に沿って複数組設けられている。尚、搬送部分14aの搬送下流側端部に対して設けられている蛇行防止機構41については、一対の蛇行防止機構41のうちの横幅方向の一方側(分岐用下流コンベヤ3bが位置する側とは反対側)の蛇行防止機構41のみが設けられており、受入コンベヤ5を分岐状態に切り換えたときに第1支持枠18と蛇行防止機構41とが干渉しないようになっている。
図6に示すように、蛇行防止機構41の夫々は、受入用無端ベルト14の表面(搬送面が形成される側の面)に接触する表面用ローラ42と、受入用無端ベルト14の裏面に接触する裏面用ローラ43と、を備えて構成されており、これら表面用ローラ42と裏面用ローラ43とは受入用無端ベルト14を挟む状態で設けられている。
受入用無端ベルト14の裏面で且つ横幅方向の両端部には、受入用無端ベルト14の長手方向に沿って山形の突起部14bが形成されている。そして、裏面用ローラ43は、突起部14bにおける横幅方向の内側の傾斜面に対応して回転軸心が傾斜する姿勢で設けられている。表面用ローラ42は、回転軸心が水平となる姿勢で設けられている。表面用ローラ42と裏面用ローラ43とは、受入用無端ベルト14における突起部14bが形成されている部分の厚みより狭い間隔で設けられており、裏面用ローラ43が突起部14bに対して横幅方向の内側から接触することで、受入用無端ベルト14が横幅方向の内側に移動することが防止され、これにより受入用無端ベルト14が蛇行することを規制している。
図1〜図6に示すように、搬送部分14aの蛇行を規制する蛇行防止機構41は、基枠17に支持されている。つまり、分岐コンベヤ1を直進状態から分岐状態に切り換えるべく第1支持枠18及び第2支持枠19を第1軸心X1周りに揺動させたとしても、搬送部分14aの蛇行を規制する蛇行防止機構41は第1軸心X1周りに揺動しないようになっている。そのため、分岐コンベヤ1を直進状態から分岐状態に切り換えても、搬送部分14aは直進方向に沿う姿勢で維持されるため、分岐コンベヤ1の搬送方向は直進状態と分岐状態とで同じ方向となっている。
分岐コンベヤ1は、第2搬送用回転体9、第1中継用回転体10及び第2中継用回転体11が、受入コンベヤ5の搬送方向の下流側端部に位置する上下方向に沿う第1軸心X1周りに揺動自在に支持されている。また、第2搬送用回転体9は、受入用無端ベルト14における搬送部分14aの搬送方向の下流側端部に位置している。
連動機構33により、第2搬送用回転体9と第2中継用回転体11とを第1軸心X1周りに一体的に揺動させ且つ第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11が揺動する方向に第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11の揺動量の2倍だけ第1中継用回転体10を第1軸心X1周りに揺動させるべく、第2搬送用回転体9と第1中継用回転体10と第2中継用回転体11とが連動揺動されている。
そして、第1軸心X1が、第2搬送用回転体9が設けられている搬送方向の下流側端部に位置しているため、第2搬送用回転体9の揺動半径が小さくなり、第2搬送用回転体9を小さなスペースで揺動させることができる。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、上流コンベヤ2と下流コンベヤ3との間に、分岐コンベヤ1を1台設けたが、上流コンベヤ2と下流コンベヤ3との間に、これらの上流コンベヤ2及び下流コンベヤ3の台数に応じて分岐コンベヤ1を複数台設けてもよい。
つまり、例えば、図7及び8に示すように、上流コンベヤ2を1台設け、下流コンベヤ3を2台設ける場合では、上流コンベヤ2の搬送下流側に隣接する状態で第1の分岐コンベヤ1を設け、直進用下流コンベヤ3aの搬送上流側に隣接する状態で第2の分岐コンベヤ1を設け、分岐用下流コンベヤ3bの搬送下流側に隣接する状態で第3の分岐コンベヤ1を設けてもよい。
ちなみに、第1〜第3の分岐コンベヤ1は、スイングコンベヤ6の搬送方向での長さが短い以外は、上記実施形態の分岐コンベヤ1と同様に構成されている。
このように3台の分岐コンベヤ1を設ける場合、第1の分岐コンベヤ1については、搬送方向の一方側が搬送上流側に位置し、搬送方向の他方側が搬送下流側に位置するように設け、第2の分岐コンベヤ1と第3の分岐コンベヤ1については、搬送方向の一方側が搬送下流側に位置し、搬送方向の他方側が搬送上流側に位置するように設ける。そして、第1の分岐コンベヤ1及び第2の分岐コンベヤ1を直進状態に切り換え、第3の分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えて、上流コンベヤ2から搬送されてきた物品を直進用下流コンベヤ3aに搬送し、第1の分岐コンベヤ1及び第2の分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換え、第3の分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えて、上流コンベヤ2から搬送されてきた物品を分岐用下流コンベヤ3bに搬送することができる。
このように搬送設備を構成することで、スイングコンベヤ6の搬送方向での長さを短くすることができる。
(2) 上記実施形態では、複数のリンク体35,36を備えて連動機構33を構成したが、連動機構33の構成は適宜変更自在である。
つまり、連動機構33を次のように構成してもよい。
図9〜図11に示すように、枠体28に、この枠体28と第1軸心X1周りに一体回転する扇形ギヤ45を設け、第1支持枠18に、ギヤ部分46を形成する。扇形ギヤ45に噛合する小径ギヤ47とこの小径ギヤ47より大径で且つギヤ部分46に噛合する大径ギヤ48とを一体回転する状態で設ける。
このような扇形ギヤ45、ギヤ部分46、小径ギヤ47及び大径ギヤ48を備えて連動機構33を構成し、作業者が手作業でスイングコンベヤ6を第1軸心X1周りに回転操作することで、小径ギヤ47及び大径ギヤ48が回転して、スイングコンベヤ6を揺動させた方向と同じ方向に第1支持枠18が揺動するとともに、スイングコンベヤ6が揺動した揺動量の倍の揺動量だけ揺動するように構成されている。また、第2支持枠19は、スイングコンベヤ6を揺動させた方向と同じ方向にスイングコンベヤ6の揺動量と同じ量だけ揺動する。
また、複数のリンク体35,36を備えて連動機構33を構成した場合でも、連動機構33の構成は適宜変更自在である。
つまり、図14に示すように、図外の揺動用モータ34にて第2軸心X2周りに回転駆動される出力ギヤ51に反転用中継ギヤ52を咬合させ、出力ギヤ51に第揺動用回転ギヤ5を噛合させ、反転用中継ギヤ52に第揺動用回転ギヤ5を噛合させる。そして、第1リンク体35の基端部を第1揺動用回転ギヤ53に連結し、第2リンク体36の基端部を第2揺動用回転ギヤ54に連結させて、連動機構33を構成してもよい。
図14(a)に示すように分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えた状態から、揺動用モータ34にて出力ギヤ51及び反転用中継ギヤ52を所定量だけ回転駆動させることで、第1揺動用回転ギヤ53が反時計回りに回転し、第2揺動用回転ギヤ54が時計回りに回転する。これにより、連動機構33は、第1リンク体35及び第2リンク体36が移動して、第1連結箇所P1及び第2連結箇所P2が第1軸心X1周りに反時計回りに弦長が同じ距離となるように移動し、枠体28(スイングコンベヤ6)及びこれに連結されている第2支持枠19(第2搬送用回転体9及び第2中継用回転体11)を反時計回りに30°揺動させるとともに、第1支持枠18(第1中継用回転体10)を反時計回りに60°揺動させて、図14(b)に示すように分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えるように構成されている。
(3) 上記実施形態では、揺動用駆動装置として、揺動用モータ34を設けたが、揺動用駆動装置として、シリンダ等の別の駆動装置を設けてもよい。
また、上記実施形態では、揺動用駆動装置を設けて、揺動用駆動装置の駆動力により、第1支持枠18及び第2支持枠19を揺動させたが、作業者の手作業により、これら第1支持枠18及び第2支持枠19を揺動させてもよい。
具体例を挙げると、上記した別実施形態(2)において、シリンダ等の揺動用駆動装置にてスイングコンベヤ6を第1軸心X1周りに揺動させることで、連動機構33にて連動連結された第1支持枠18及び第2支持枠19を揺動させてもよく、また、作業者の手作業でスイングコンベヤ6を第1軸心X1周りに揺動させることで、連動機構33にて連動連結された第1支持枠18及び第2支持枠19を揺動させてもよい。
(4) 上記実施形態では、下流コンベヤ3として、直進用下流コンベヤ3aと分岐用下流コンベヤ3bとを設けて、分岐コンベヤ1を直進状態や分岐状態に切り換えることで、物品を直進用下流コンベヤ3a又は分岐用下流コンベヤ3bに選択的に搬送するように構成したが、下流コンベヤ3として、直進用下流コンベヤ3aと分岐用下流コンベヤ3bとのうちのいずれか一方のみを設けて、下流コンベヤ3の姿勢に応じた姿勢で分岐コンベヤ1を設け、物品搬送中に分岐コンベヤ1の状態を切り換えないようにしてもよい。
具体的には、例えば、下流コンベヤ3として分岐用下流コンベヤ3bのみを設けて、分岐コンベヤ1を分岐状態に切り換えた状態で設置してもよく、また、下流コンベヤ3として直進用下流コンベヤ3aのみ設けて、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えた状態で設置してもよい。
また、上述の如く、分岐コンベヤ1を直進状態や分岐状態に切り換えた状態で設置する場合は、図12に示すように、スイングコンベヤ6の搬送上流側と搬送下流側との両側に受入コンベヤ5を設ける形体で、分岐コンベヤ1を、2台の受入コンベヤ5と1台のスイングコンベヤ6とで構成してもよい。
また、分岐コンベヤ1を、1台の受入コンベヤ5のみにて構成してもよく、この場合は、スイングコンベヤ6を設けない分だけ下流コンベヤ3を搬送上流側に設置する必要がある。ちなみに、このように、分岐コンベヤ1を、1台の受入コンベヤ5のみにて構成した場合では、図13に示すように、第1支持枠18に、扇形ギヤ45を第1軸心X1周りに一体回転する状態で設け、第1支持枠18を第1軸心X1周りに揺動させることで、連動機構33にて連動連結された第2支持枠19を揺動させるように構成できる。また、第2リンク体36を直接に第2支持枠19に連結するようにして、連動機構33に、第3連動部材cを設けないようにしてもよい。
(5) 上記実施形態では、直進用下流コンベヤ3aを1台と分岐用下流コンベヤ3bを1台とを設けたが、直進用下流コンベヤ3aを1台と分岐用下流コンベヤ3bを2台とを設けてもよく、また、直進用下流コンベヤ3aを設けずに、分岐用下流コンベヤ3bを2台設けてもよい。
(6) 上記実施形態では、分岐コンベヤ1を直進状態から分岐状態に切り換えるときに第支持枠1を30°揺動させたが、分岐コンベヤ1を直進状態から分岐状態に切り換えるときの第支持枠1の揺動角度は適宜変更可能である。具体例を挙げると、分岐コンベヤ1を直進状態から分岐状態に切り換えるときの第支持枠1の揺動角度は、15°〜40°の範囲で変更可能である。ちなみに、分岐状態(第1分岐状態と称する)からさらに第支持枠1を揺動させて分岐状態(第2分岐状態と称する)とするように、設定角度範囲内(例えば40°)で複数の揺動角度を選択自在に構成してもよく、例えば、直進状態から第支持枠1を15°揺動させて第1分岐状態とし、この第1分岐状態からさらに第支持枠1を20°揺動させて第2分岐状態とするように構成してもよい。
また、上記実施形態では、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えられている状態から第支持枠1を一方側に揺動(反時計回りに揺動)させて分岐状態に切り換えたが、この分岐状態に加えて又は代えて、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えられている状態から第支持枠1を他方側に揺動(時計回りに揺動)させて分岐状態に切り換えるようにしてもよい。
(7) 上記実施形態では、蛇行防止機構41を11個設けたが、蛇行防止機構41の設置数は適宜変更してもよい。例えば、搬送部分14aに対して設けられている5個の蛇行防止機構41のうち、搬送下流側に位置する2個(第2搬送用回転体9の近くに設けられている蛇行防止機構41と受入搬送用モータ15の近くに設けられている蛇行防止機構41)だけ設けるようにしてもよい。
また、受入用無端ベルト14が横幅方向の一方側のみに受入用無端ベルト14の蛇行が想定される場合は、受入用無端ベルト14の横幅方向における蛇行が想定される方向とは反対側の端部に対してのみ蛇行防止機構41を設けてもよい。ちなみに、例えば、受入コンベヤ5を次のように構成することで受入用無端ベルト14の蛇行を一方側のみに設定することが考えられる。すなわち、分岐コンベヤ1を直進状態に切り換えた状態において、受入コンベヤ5に設けられている巻回体の一部(例えば、第1中継用回転体10)の姿勢を、他の巻回体に対して上下軸心又は左右軸心周りに傾けた姿勢とすることで、蛇行の方向を設定することが考えられる。
(8) 上記実施形態では、受入用無端ベルト14の裏面にのみ突起部14bを形成したが、受入用無端ベルト14の表面にのみ突起部14bを形成してもよく、また、受入用無端ベルト14の表面と裏面との両面に突起部14bを形成してもよい。ちなみに、受入用無端ベルト14の表面に突起部14bを形成した場合は、表面用ローラ42を、突起部14bにおける横幅方向の内側の傾斜面に対応して回転軸心が傾斜する姿勢で設ける。
(9) 上記実施形態では、搬送方向の一方側を搬送上流側とし、搬送方向の他方側を搬送下流側としたが、搬送方向の一方側を搬送下流側とし、搬送方向の他方側を搬送上流側としてもよい。このような状態で受入コンベヤ5(分岐コンベヤ1)を設置した場合では、上流コンベヤ2として、直進用上流コンベヤと、この直進用上流コンベヤに対して平面視で搬送方向を傾けた合流用上流コンベヤと、を設けてもよい。
(10) 上記実施形態では、第1搬送用巻回体、第2搬送用巻回体、第1中継用巻回体及び第2中継巻回体を回転自在に設けて、これらの巻回体を、無端ベルトの移動に伴って回転させるようにしたが、これらの巻回体の一部又は全部を、回転不能に設けて、無端ベルトの移動に伴って無端ベルトが巻回体に沿って滑るようにしてもよい。
(11) 上記実施形態では、駆動用回転体12及び搬送用駆動装置を、基枠17に支持させたが、例えば、第1中継用回転体10を駆動回転体として、その第1中継用回転体10を搬送用駆動装置にて回転駆動させるように構成して、駆動用回転体及び搬送用駆動装置を、第1支持枠18に支持させてもよい。
1 搬送ユニット
5 搬送コンベヤ
6 隣接コンベヤ
8 第1搬送用巻回体
9 第2搬送用巻回体
10 第1中継用巻回体
11 第2中継用巻回体
12 駆動用回転体
14 無端ベルト
15 搬送用駆動装置
17 基枠
18 第1支持枠
19 第2支持枠
33 連動機構
a 第1連動部材
b 第2連動部材
c 第3連動部材
X 縦軸心

Claims (10)

  1. 複数の巻回体と駆動用回転体とに亘って巻回された無端ベルトと、前記駆動用回転体を回転駆動させる搬送用駆動装置とが設けられ、前記駆動用回転体が前記搬送用駆動装置にて回転駆動されて前記無端ベルトがその長手方向に移動することで、前記無端ベルトにおける上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向に沿って搬送する搬送コンベヤであって、
    前記複数の巻回体として、
    前記無端ベルトにおける前記搬送面を形成する搬送部分の搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体と、
    前記搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置する第2搬送用巻回体と、
    前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1搬送用巻回体と前記第2搬送用巻回体との間に位置する第1中継用巻回体と、
    前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1中継用巻回体より搬送方向の他方側に位置する第2中継用巻回体と、が設けられ、
    前記無端ベルトは、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体、前記第2中継用巻回体、前記第1搬送用巻回体の順に巻回され、
    前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、搬送コンベヤの搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持され、
    前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が揺動する方向に前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体の揺動量より多く前記第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動させるべく、前記第2搬送用巻回体と前記第1中継用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させる連動機構が設けられ
    前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆動装置に連動させる第2連動部材とを備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材及び前記第2連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成されている搬送コンベヤ。
  2. 前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体の夫々が、前記無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に設けられている請求項1記載の搬送コンベヤ。
  3. 前記第1中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第1支持枠と、
    前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第2支持枠と
    前記第1搬送用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに対して位置固定状態で設けられた基枠と、が設けられ、
    前記駆動用回転体及び前記搬送用駆動装置が、前記基枠に支持されている請求項1又は2記載の搬送コンベヤ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送コンベヤが備えられている搬送ユニットであって、
    前記搬送コンベヤに対して搬送方向の他方側に隣接する隣接コンベヤが設けられ、
    前記連動機構が、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させるべく、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成されている搬送ユニット。
  5. 前記隣接コンベヤが、前記縦軸心周りに揺動自在に設けられ、
    前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆動装置に連動連結する第2連動部材と、前記隣接コンベヤを前記揺動用駆動装置に連動させる第3連動部材と、を備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材、前記第2連動部材及び前記第3連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体と前記隣接コンベヤとを連動揺動させるように構成されている請求項4記載の搬送ユニット。
  6. 複数の巻回体と駆動用回転体とに亘って巻回された無端ベルトと、前記駆動用回転体を回転駆動させる搬送用駆動装置とが設けられ、前記駆動用回転体が前記搬送用駆動装置にて回転駆動されて前記無端ベルトがその長手方向に移動することで、前記無端ベルトにおける上方を向く搬送面に載置された物品を搬送方向に沿って搬送する搬送コンベヤを備えた搬送ユニットであって、
    前記複数の巻回体として、
    前記無端ベルトにおける前記搬送面を形成する搬送部分の搬送方向の一方側端部に位置する第1搬送用巻回体と、
    前記搬送部分の搬送方向の他方側端部に位置する第2搬送用巻回体と、
    前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1搬送用巻回体と前記第2搬送用巻回体との間に位置する第1中継用巻回体と、
    前記第1搬送用巻回体及び前記第2搬送用巻回体より下方に位置し且つ搬送方向において前記第1中継用巻回体より搬送方向の他方側に位置する第2中継用巻回体と、が設けられ、
    前記無端ベルトは、前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体、前記第2中継用巻回体、前記第1搬送用巻回体の順に巻回され、
    前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、搬送コンベヤの搬送方向の他方側端部に位置する上下方向に沿う縦軸心周りに揺動自在に支持され、
    前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させ且つ前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が揺動する方向に前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体の揺動量より多く前記第1中継用巻回体を前記縦軸心周りに揺動させるべく、前記第2搬送用巻回体と前記第1中継用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させる連動機構が設けられ、
    前記搬送コンベヤに対して搬送方向の他方側に隣接する隣接コンベヤが設けられ、
    前記連動機構が、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体とを前記縦軸心周りに一体的に揺動させるべく、前記隣接コンベヤと前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体とを連動揺動させるように構成され、
    前記隣接コンベヤが、前記縦軸心周りに揺動自在に設けられ、
    前記連動機構が、前記第1中継用巻回体を揺動用駆動装置に連動させる第1連動部材と、前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を前記揺動用駆動装置に連動連結する第2連動部材と、前記隣接コンベヤを前記揺動用駆動装置に連動させる第3連動部材と、を備え、前記揺動用駆動装置の駆動により前記第1連動部材、前記第2連動部材及び前記第3連動部材を移動させて、前記第1中継用巻回体と前記第2搬送用巻回体と前記第2中継用巻回体と前記隣接コンベヤとを連動揺動させるように構成されている搬送ユニット。
  7. 前記第1搬送用巻回体、前記第2搬送用巻回体、前記第1中継用巻回体及び前記第2中継用巻回体の夫々が、前記無端ベルトがその長手方向に移動するに伴って水平方向に沿う回転軸心周りに回転自在に設けられている請求項6記載の搬送ユニット。
  8. 前記第1中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第1支持枠と、
    前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに揺動自在な第2支持枠と、
    前記第1搬送用巻回体を支持し且つ前記縦軸心周りに対して位置固定状態で設けられた基枠と、が設けられ、
    前記駆動用回転体及び前記搬送用駆動装置が、前記基枠に支持されている請求項6又は7記載の搬送ユニット。
  9. 前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体が、前記隣接コンベヤと前記縦軸心周りに一体的に揺動する状態で前記隣接コンベヤに取り付けられ、
    前記第3連動部材と前記隣接コンベヤとで、前記第2連動部材が構成され、
    前記第1連動部材及び前記第3連動部材が、前記隣接コンベヤの下方に設けられている請求項5〜8の何れか1項に記載の搬送ユニット。
  10. 前記第1中継用巻回体を支持する第1支持枠が、前記縦軸心周りに揺動自在に設けられ、
    前記第2搬送用巻回体及び前記第2中継用巻回体を支持する第2支持枠が、前記縦軸心周りに前記隣接コンベヤと一体的に揺動する状態で前記隣接コンベヤに連結され、
    前記第3連動部材と前記隣接コンベヤとで、前記第2連動部材が構成され、
    前記第1連動部材を前記第1支持枠に連結した箇所を第1連結箇所とし、
    前記第3連動部材を前記隣接コンベヤに連結した箇所を第2連結箇所として、
    前記連動機構が、
    前記揺動用駆動装置の設定量の駆動により、前記第1連動部材及び前記第3連動部材が移動することで、前記第1連結箇所及び前記第2連結箇所が前記縦軸心周りに同じ方向で且つ直線距離で同じ距離移動するように構成され、
    前記縦軸心から前記第1連結箇所の距離である第1揺動半径及び前記縦軸心から前記第2連結箇所の距離である第2揺動半径の関係が、前記第1支持枠の揺動量及び第2支持枠の揺動量の関係に基づいて設定されている請求項5〜9の何れか1項に記載の搬送ユニット。
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