JP5906746B2 - 原稿読取装置および原稿検出方法 - Google Patents

原稿読取装置および原稿検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、原稿読取装置および原稿検出方法に関する。
従来より、この種の原稿読取装置としては、トレイにセットされる複数枚の原稿を自動原稿搬送機構(ADF)により順次搬送しながら読取用のセンサーにより原稿を読み取るものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、ADFのトレイ上から読取用のセンサーに向けて発光する発光素子を設けておき、読取用のセンサーが発光素子からの発光を検出しているときにはトレイに原稿はセットされていないと判定し、読取用のセンサーが発光素子からの発光を検出していないときにはトレイに原稿がセットされていると判定するものとしており、これにより、読取用のセンサーを原稿の有無の検出に兼用することができるとしている。
特開平9−163066号公報
上述した特許文献1に記載された装置では、読取用のセンサーを原稿の読み取りと原稿の有無の検出とに兼用することができるものの、原稿の有無を検出するために専用の発光素子が必要であることから、原稿の有無を検出するための受発光素子のうち受光素子の役割を読取用のセンサーに担わせているに過ぎないものといえる。このため、専用の発光素子や発光素子をコントローラーと接続するための配線などが必要となり、コントローラー側も発光素子用の出力ポートを用意しなければならない。このように、原稿の有無を検出するために、たとえ発光素子だけであっても専用の電子部品を設けると、電気的な構成が複雑になって部品点数を削減することができないだけでなく、コスト面でも不利となる。
本発明の原稿読取装置および原稿検出方法は、電気的に簡素な構成で原稿の有無を検出することを主目的とする。
本発明の原稿読取装置および原稿検出方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の原稿読取装置は、
原稿がセットされる原稿セット部と、
前記原稿セット部にセットされた原稿を自動搬送する自動搬送機構と、
光電変換用の複数の素子を有し、前記自動搬送される原稿を読み取るための読取領域と該読取領域とは異なる所定領域とに対して読み取りが可能な読取手段と、
前記所定領域に対向する読取手段の受光状態を前記原稿セット部に原稿がセットされることにより切り替えが可能な機構として構成された切替部と、
前記所定領域を読み取るよう前記読取手段を制御し、該読み取りにより得られる前記素子の出力に基づいて前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出する原稿検出制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の原稿読取装置では、自動搬送される原稿を読み取るための読取領域とは異なる所定領域を読み取るよう読取手段を制御し、読み取りにより得られる素子の出力に基づいて原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出する。これにより、自動搬送される原稿を読み取るための読取手段を原稿検出に兼用することができる。この結果、原稿検出専用の電子部品が不要となるから、電気的に簡素な構成で原稿の有無を検出することができる。なお、所定領域を読取領域とは異なる領域としたことで、自動搬送される原稿を読み取るときに不都合が生じることはない。
また、本発明の原稿読取装置において、前記切替部は、前記原稿セット部への原稿のセットに機械的に連動する連動機構と、該連動機構に取り付けられ該連動機構の連動に伴って前記所定領域上の位置か該所定領域から外れた位置のいずれかに変位する変位部材とにより構成されてなるものとすることもできる。こうすれば、読取手段は変位部材の有無を検出すればよいから、簡易な構成で原稿の有無を比較的精度よく検出することができる。
この態様の本発明の原稿読取装置において、前記連動機構は、上端が前記原稿セット部から上方に突出すると共に下端に前記変位部材が取り付けられたレバー部材と、該レバー部材を回動可能に支持する回転軸とにより構成され、前記原稿セット部にセットされる原稿の重みにより前記レバー部材の上端が下方に押し込まれて該レバー部材が前記回転軸を中心に回動することにより機械的に連動するものとすることができる。こうすれば、少ない部品点数で連動機構を構成することができる。
さらに、本発明の原稿読取装置において、前記読取手段は、前記複数の素子が主走査方向に配列される手段であり、前記読取領域と前記所定領域とは、副走査方向に並んだ領域であり、前記読取手段を副走査方向に移動させる移動手段を備え、前記原稿検出制御手段は、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出したときには、前記読取手段が前記所定領域から前記読取領域に移動するよう前記移動手段を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、読取手段を原稿検出に兼用するものとしても、自動搬送機構により搬送される原稿の読み取り開始が遅れるのを防止することができる。
そして、本発明の原稿読取装置において、前記読取手段は、前記複数の素子が複数の素子ユニットに分かれて構成された手段であり、前記読取手段に対し、前記複数の素子ユニットを前記所定領域に対向し得る一部の素子ユニットと該一部の素子ユニットを除いた残りの素子ユニットとに分けて、給電と該給電の停止とが可能な電源回路を備え、前記原稿検出制御手段は、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出するまでは、前記一部の素子ユニットに給電すると共に前記残りの素子ユニットへの給電を停止するよう前記電源回路を制御し、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出したときには、前記複数の素子ユニットのすべてに給電するよう前記電源回路を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、読取手段を原稿検出に兼用するものとしても、原稿の有無を検出する際の消費電力を小さくすることができる。
また、前記読取手段と前記原稿検出制御手段とが筐体に収容される本発明の原稿読取装置において、前記自動搬送機構は、前記筐体の上部に開閉可能に取り付けられた筐体カバーに組み込まれ、前記原稿セット部は、前記筐体カバーの上面側に形成されてなるものとすることもできる。このような原稿読取装置において、原稿セット部に原稿検出専用の電子部品を設けるためには、筐体と筐体カバーとを繋ぐヒンジ機構などの中に配線を這わせなければならず、配線が必要以上に長くなる場合が生じる。このため、本発明を適用する意義が高い。
本発明の原稿検出方法は、
原稿がセットされる原稿セット部と、前記原稿セット部にセットされた原稿を自動搬送する自動搬送機構と、光電変換用の複数の素子を有し前記自動搬送される原稿を読み取るための読取領域と該読取領域とは異なる所定領域とに対して読み取りが可能な読取手段と、前記所定領域に対向する読取手段の受光状態を前記原稿セット部に原稿がセットされることにより切り替えが可能な機構として構成された切替部と、を備える原稿読取装置における原稿検出方法であって、
前記所定領域を読み取るよう前記読取手段を制御し、該読み取りにより得られる前記素子の出力に基づいて前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出する
ことを要旨とする。
この本発明の原稿検出方法では、自動搬送される原稿を読み取るための読取領域とは異なる所定領域を読み取るよう読取手段を制御し、読み取りにより得られる素子の出力に基づいて原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出する。これにより、自動搬送される原稿を読み取るための読取手段を原稿の検出に兼用することができる。この結果、原稿検出専用の電子部品が不要となるから、電気的に簡素な構成で原稿の有無を検出することができる。なお、所定領域を読取領域とは異なる領域としたことで、自動搬送される原稿を読み取るときに不都合が生じることはない。なお、この原稿検出方法において、上述した原稿読取装置のいずれかの態様を追加するものとしてもよい。
プリンター20の構成の概略を示す構成図。 筐体カバー22を開けた状態のプリンター20の外観図。 スキャナーユニット50の構成の概略を示す構成図。 連動機構82と変位部材84の構成の概略を示す説明図。 連動機構82と変位部材84の作動の様子を示す説明図。 電源回路95の回路構成の一部の概略を示す構成図。 原稿有無検出処理ルーチンの一例を示すフローチャート。 検出されるパターンの一例を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるプリンター20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、筐体カバー22を開けた状態のプリンター20の外観図であり、図3は、スキャナーユニット50の構成の概略を示す構成図である。
本実施形態のプリンター20は、図1に示すように、筐体21と、筐体21の上面を開閉可能な筐体カバー22とにより構成されている。このプリンター20は、カセット25内にセットされている用紙を給紙し印刷して排紙トレイ26に排紙するプリンターユニット40と、原稿を光学的に読み取ってイメージデータを生成するスキャナーユニット50と、メモリーカードスロット44aに挿入されたメモリーカードMCとの間でデータの入出力を司るメモリーカードコントローラー44と、ユーザーによる各種操作が可能な操作パネル45と、装置全体の制御を司るメインコントローラー90と、プリンター20の作動に必要な電力を各部に供給する電源回路95と、を備える。筐体21の上面には、図2に示すように、ガラス板32が配設され、そのガラス板32の一部の領域がフラットベッド(FB)読取領域32aとして用いられる。このFB読取領域32aに載置された原稿を筐体カバー22に設けられた原稿押さえ23により固定して、スキャナーユニット50で光学的に読み取ることができるようになっている(以下、この読み取りの動作をFB読取動作という)。また、筐体カバー22の上部には、原稿を1枚ずつ連続的に自動搬送するオートドキュメントフィーダーユニット61(以下、ADFユニット61)が内蔵されており(図3参照)、ガラス板32のFB読取領域32aと異なる領域がADFユニット61で自動搬送される原稿を読み取るためのADF読取領域32bとして用いられる。そして、筐体カバー22が閉じられている状態で、ADFユニット61により自動搬送される原稿が筐体カバー22の下面に形成されて透明なフィルム24で覆われた開口部22aを通過すると、ADF読取領域32b上を通過してスキャナーユニット50で光学的に読み取ることができるようになっている(以下、この読み取りの動作をADF読取動作という)。なお、FB読取領域32aの副走査方向の端部には、いわゆるシェーディング補正を行なうための白基準板36が設けられている。
プリンターユニット40は、図1に示すように、プリンターASIC41とプリンター機構42とを備える。プリンターASIC41は、プリンター機構42を制御する集積回路であり、メインコントローラー90から印刷指令を受けると、印刷指令の対象となる画像ファイルに基づいて用紙に画像を印刷するようプリンター機構42を制御する。プリンター機構42は、印刷ヘッドから用紙へインクを吐出することにより印刷を行なう周知のインクジェット方式のカラープリンター機構として構成されている。なお、プリンターユニット40は、本発明の要旨をなさないから、これ以上の説明は省略する。
スキャナーユニット50は、スキャナーASIC51と、スキャナー機構60とを備える。スキャナーASIC51は、スキャナー機構60を制御する集積回路であり、メインコントローラー90からのスキャン指令を受けると、FB読取動作かADF読取動作のいずれかで原稿をイメージデータとして読み取るようスキャナー機構60を制御する。
スキャナー機構60は、図3に示すように、ADF原稿トレイ27にセットされた原稿SをADF読取領域32bに対向する開口部22aまで自動搬送してADF排紙トレイ28に排紙するADFユニット61と、FB読取領域32aやADF読取領域32bなどを含むガラス板32に向けて光を照射する光源ユニット71と、光源ユニット71から照射されて原稿Sなどで反射した反射光を受光して電荷として蓄えることにより原稿Sなどの画像を読み取るCIS74と、光源ユニット71とCIS74とを搭載するキャリッジ76と、キャリッジモーター78aと従動ローラー78bとに架け渡されたベルト79をキャリッジモーター78aで駆動することによりキャリッジ76を主走査方向に直交する副走査方向に往復動させる移動機構77とを備える。また、ADF原稿トレイ27は、図1に示すように、筐体カバー22の上面側に取り付けられ、セットされる原稿Sの幅方向の位置合わせに用いられる固定ガイド29aと、セットされる原稿Sのサイズ(幅)に合わせてスライド操作が可能な可動ガイド29bとを有し、原稿Sを搬送(挿入)方向に沿ってガイドするガイド29が取り付けられている。
光源ユニット71は、図2に示すように、赤色光を点灯する赤LED72Rと、緑色光を点灯する緑LED72Gと、青色光を点灯する青LED72Bの3色の光源を有しており、光源からの光を導光体73を介してガラス板32に向けて照射する。CIS74は、図2中の拡大図に示すように、一ライン分の複数の受光素子(例えば、CMOS撮像素子)75aが主走査方向に配列されたセンサーチップ75を主走査方向に複数(本実施形態では15個)並べたものとして構成されており、各色のLED72R,72G,72Bの点灯を順次切り替えながら反射光を一色ずつ読み取ることによりカラーイメージデータを生成する。
ADFユニット61は、図3に示すように、ADF原稿トレイ27付近に配置されたピックアップローラー63と、搬送経路62に配置された複数の搬送ローラー64と、ADF排紙トレイ28付近に配置された排紙ローラー65とを備える。そして、ADFユニット61では、各ローラー63,64,65を搬送モーター66で回転駆動させることにより、ADF原稿トレイ27にセットされた原稿Sを一枚ずつ取り込んで搬送経路62上を自動搬送してADF排紙トレイ28に排紙する。
また、ADFユニット61は、ADF原稿トレイ27に組み込まれる連動機構82と、連動機構82に取り付けられる変位部材84とを備える。この連動機構82と変位部材84の構成の概略を図4に示し、その作動の様子を図5に示す。図4や図5(a)にはADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていない場合の様子を示し、図5(b)にはADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされている場合の様子を示す。図4に示すように、連動機構82は、断面形状が略L字状でその上部が屈曲してADF原稿トレイ27に形成された開口部27a(図1参照)から上端が突出したレバー部材82aと、レバー部材82aを回動可能に支持する回転軸82bとから構成されている。また、変位部材84は、白色の平板状の部材として、レバー部材82aの下端に固定されている。なお、連動機構82のレバー部材82aと変位部材84とは、それぞれ個別の部材として形成してから一体的な部材としているが、当初から一体的な部材として形成してもよい。また、レバー部材82aは詳細な図示は省略するが、搬送経路62と干渉しない位置および形状に形成するものとした。
ここで、図2に示すように、筐体カバー22の原稿押さえ23と開口部22aとの間には、主走査方向に沿って開口部22bが形成されると共に白色で形成された固定マーク22cが取り付けられており、この開口部22b内に変位部材84が配置されている。また、筐体カバー22が閉状態とされた場合に、開口部22bや固定マーク22cと対向するガラス板32の領域であってFB読取領域32aとADF読取領域32bとの間の領域を、以下、検出領域32cという(図2参照)。そして、原稿SがADF原稿トレイ27にセットされていないときには、図5(a)に示すように、レバー部材82aの上端がADF原稿トレイ27の開口部27aから上方に突出する状態(以下、初期状態という)となり、変位部材84は検出領域32c上に位置することになる。一方、原稿SがADF原稿トレイ27にセットされているときには、図5(b)に示すように、開口部27aから上方に突出したレバー部材82aの上端が原稿Sの重みを受けて開口部27a内に押し込まれてレバー部材82aが回転軸82bを中心に回動することにより、原稿Sのセットにレバー部材82aが連動した状態となる(以下、連動状態という)。このレバー部材82aの連動に伴って、変位部材84は、検出領域32c上から外れた位置に変位することになる。なお、連動機構82は、ADF原稿トレイ27にセットされる原稿Sが1枚であっても、レバー部材82aが連動するよう構成されている。また、開口部27aは、図1に示すように、セットされる原稿Sの幅方向の位置合わせに用いられる固定ガイド29aに沿って形成するものとした。このため、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされれば、その原稿Sのサイズに拘わらず、レバー部材82aの上端が開口部27a内に押し込まれることになる。
スキャナーASIC51は、図3に示すように、各デバイスの制御を司る制御回路52と、LED72R,72G,72Bを個別にオンオフするLED駆動回路54と、CIS74で生じたアナログ信号を図示しない増幅器を介して入力してデジタル信号に変換するA/D変換器56と、制御回路52からの制御信号を受けてキャリッジモーター78aや搬送モーター66を駆動するモーター駆動回路58とを備える。
操作パネル45は、図1に示すように、筐体21の中央に配置された表示部46と、この表示部46の左隣に配置された電源ボタン47とを備える。表示部46は、タッチパネル式の液晶ディスプレイとして構成されており、モードを選択するモードボタンや各種項目の選択・設定を行なう選択・設定ボタン,コピーや印刷を開始するスタートボタンなどを表示して、タッチ操作を受付可能となっている。ここで、モード選択ボタンにより選択可能なモードとしては、原稿Sをスキャンしてコピーするコピーモードや原稿Sをスキャンしデータ化してメモリーカードMCに保存するスキャンモード,メモリーカードMCに記憶された画像を用いて印刷する印刷モードなどがある。
メインコントローラー90は、CPU91を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶したROM92と、一時的にスキャンデータや印刷データを記憶するRAM93と、操作パネル45との通信を可能とするインターフェース(I/F)94とを備える。このメインコントローラー90は、プリンターユニット40やスキャナーユニット50からの各種動作信号や各種検出信号を入力したり、操作パネル45のタッチ操作などに応じて発生する操作信号などを入力したりする。また、メモリーカードMCから画像ファイルを読み出してメインコントローラー90へ出力する指令をメモリーカードコントローラー44に出力したり、画像データの印刷を実行するようプリンターユニット40に指令を出力したり、操作パネル45からのスキャン指令に基づいてFB読取領域32aに載置された原稿SやADF原稿トレイ27にセットされた原稿Sを画像データとして読み取るようスキャナーユニット40に指令を出力したり、操作パネル45に表示部46の制御指令などを出力したりする。
電源回路95は、家庭用の交流電力(例えば、AC100VやAC200Vなど)を直流電力(例えば、DC20Vなど)にAC−DC変換するACアダプター96を介して供給される電力をプリンター20の各部に供給するよう構成されている。図6は、電源回路95の回路構成の一部の概略を示す構成図である。図示するように、電源回路95は、ACアダプター96により変換された電力のCIS74への供給と供給の停止とを切り替えるスイッチSW1,SW2を備える。これらのスイッチSW1,SW2は、それぞれメインコントローラー90からの制御信号によりオンオフし、スイッチSW1はCIS74が備える15個のセンサーチップ75のうち一部のセンサーチップ75(1)〜(5)への給電と給電の停止とを切り替え、スイッチSW2は残りのセンサーチップ75(6)〜(15)への給電と給電の停止とを切り替えるよう構成されている。このように構成した理由は後述するが、センサーチップ75(1)〜(5)は、上述した検出領域32cに対向し得る位置に配列されたチップであり、センサーチップ75(6)〜(15)は検出領域32cに対向し得ない位置に配列されたチップである。
次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20の動作、特に、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされているか否か即ちADF原稿トレイ27の原稿Sの有無を検出する際の動作について説明する。図7はメインコントローラー90により実行される原稿有無検出処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、例えば、モード選択ボタンによりコピーモードあるいはスキャンモードが選択されて筐体カバー22が閉じられている状態やスタートボタンがタッチ操作されてADF読取動作が一旦実行された後の待機状態で実行される。
この原稿有無検出処理ルーチンが実行されると、メインコントローラー90のCPU91は、まず、キャリッジ76が原稿検出位置まで移動するようキャリッジモーター78aを駆動制御する(ステップS100)。ここで、原稿検出位置は、CIS74が上述した検出領域32cに対向する(読み取ることができる)位置として予め定められている。キャリッジ76が原稿検出位置まで移動すると、CIS74の複数のセンサーチップ75のうち、検出領域32cに対向するセンサーチップ75だけに給電し、残りのセンサーチップ75への給電を停止するよう電源回路95を制御する(ステップS110)。本実施形態では、上述したように、センサーチップ75(1)〜(5)が検出領域32cに対向する。このため、ステップS110では、センサーチップ75(1)〜(5)に給電するようスイッチSW1をオンとすると共にセンサーチップ75(6)〜(15)への給電を停止するようスイッチSW2をオフとする制御信号を電源回路95に出力する。
次に、CIS74のうち給電されているセンサーチップ75(1)〜(5)を用いてスキャン処理を実行して(ステップS120)、センサーチップ75(1)〜(5)の各受光素子75aで得られる出力電圧の検出パターンがどのようなパターンであるかを判定する(ステップS130)。ステップS120のスキャン処理は、開口部22bと固定マーク22cとに対向する検出領域32cに対して実行されるため、白色の固定マーク22cや開口部22b内の白色の変位部材84を検出することにより、出力電圧が変化することになる。このような出力電圧の検出パターンの一例を図8に示す。本実施形態では、図示するように、検出領域32c上に変位部材84が位置することを示す変位部材ありパターンと、検出領域32c上に変位部材84が位置しないことを示す変位部材なしパターンと、正常な出力電圧が得られないエラー発生パターンとの3つの検出パターンに分けて判定するものとした。変位部材ありパターンは、固定マーク22cの検出箇所と開口部22b内の変位部材84(白色で図示)の検出箇所とで出力電圧が大きくなり、2つのピークをもつ検出パターンとなる。また、変位部材なしパターンは、開口部22b内の変位部材84を検出できないために(黒色で図示)、固定マーク22cの検出箇所のみ出力電圧が大きくなり、1つのピークをもつ検出パターンとなる。さらに、エラー発生パターンは、固定マーク22cの検出箇所においても出力電圧が大きくならず、1つのピークも現れない検出パターンとなる。
ステップS130で検出パターンが変位部材ありパターンであるときには、変位部材84が検出できるためにレバー部材82a(連動機構82)は初期状態にあると考えることができるから、原稿なし即ちADF原稿トレイ27に原稿Sはセットされていないと判定して(ステップS140)、再びステップS120に戻りスキャン処理を実行する。一方、ステップS130で検出パターンが変位部材なしパターンであるときには、変位部材84が検出できないためにレバー部材82a(連動機構82)は連動状態にあると考えることができるから、原稿あり即ちADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていると判定する(ステップS150)。このように、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされているか否かを、原稿検出専用の電子部品(発光素子や受光素子など)を用いることなく、原稿読取用のセンサーであるCIS74を用いて検出することができるのである。ADF原稿トレイ27への原稿Sのセットにレバー部材82aが連動し、レバー部材82aの連動に伴って変位部材84が検出領域32c上から外れた位置に変位するよう構成したのは、こうした理由による。
ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていると判定すると、キャリッジ76がADF読取位置まで移動するようキャリッジモーター78aを駆動制御する(ステップS160)。ここで、ADF読取位置は、CIS74がADF読取領域32bに対向し自動搬送される原稿Sを読み取ることができる位置として予め定められている。このように、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていると判定すると、ADF読取動作の準備のために、ADF読取位置にCIS74を移動させるのである。このため、ユーザーがスタートボタンをタッチ操作したときに、速やかにADF読取動作を開始することができる。
そして、給電を停止していた残りのセンサーチップ75への給電を再開するよう電源回路95を制御して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。ステップS170では、ステップS110で給電が停止されたセンサーチップ75(6)〜(15)への給電を再開するために、スイッチSW2をオンとする制御信号を電源回路95に出力する。このように、原稿有無の検出中には、検出領域32cのスキャンに必要のないセンサーチップ75(6)〜(15)への給電を停止しておき、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていると判定すると、ADF読取動作の準備のために、センサーチップ75(6)〜(15)への給電を再開するのである。これにより、原稿有無の検出中におけるCIS74の消費電力を小さくすることができる。複数のセンサーチップ75をセンサーチップ75(1)〜(5)とセンサーチップ75(6)〜(15)とに分けて、給電と給電の停止とが可能となるよう電源回路95を構成したのは、このためである。
また、ステップS130で検出パターンがエラー発生パターンであるときには、エラー発生時処理を実行して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。ここで、エラー発生パターンは、図8に示したように、固定マーク22cすら検出できないものである。その原因としては、例えば、ステップS100の処理が正常になされずCIS74が原稿検出位置とは異なる位置にあることやステップS110の処理が正常になされず必要なセンサーチップ75に給電されていないことなどが考えられる。このため、エラー発生時処理としては、例えば、ステップS100やステップS110の処理を再実行し、再実行によってもステップS120,130で再びエラー発生パターンが検出されれば、エラーが発生した旨のメッセージを表示部46に表示する処理などが行なわれる。なお、ステップS100やステップS110の処理を再実行することなく、当初よりエラーが発生した旨のメッセージを表示部46に表示するものなどとしてもよい。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のADF原稿トレイ27が本発明の「原稿セット部」に相当し、ADFユニット61が「自動搬送機構」に相当し、キャリッジ76に搭載されるCIS74が「読取手段」に相当し、連動機構82と変位部材84とが「切替部」に相当し、図7の原稿有無検出処理ルーチンを実行するメインコントローラー90が「原稿検出制御手段」に相当する。また、連動機構82が「連動機構」に相当し、変位部材84が「変位部材」に相当する。さらに、移動機構77が「移動手段」に相当し、電源回路95が「電源回路」に相当する。
以上説明した本実施形態のプリンター20によれば、ADFユニット61により自動搬送される原稿Sを読み取るためのADF読取領域32bとは異なる検出領域32cを読み取るようCIS74を制御し、読み取りにより得られるCIS74の検出パターンに基づいてADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされているか否かを検出するから、自動搬送される原稿Sを読み取るためのCIS74を原稿検出に兼用することができる。この結果、原稿検出専用の電子部品が不要となるから、電気的に簡素な構成で原稿Sの有無を検出することができる。
また、ADF原稿トレイ27への原稿Sのセットにレバー部材82aが機械的に連動して変位部材84が検出領域32c上から外れた位置に変位するよう構成するから、変位部材84の有無を検出すればよく、簡易な構成で原稿Sの有無を精度よく検出することができる。さらに、連動機構82は、レバー部材82aと回転軸82bとにより構成するから、連動機構82の部品点数を少なくすることができる。そして、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていると判定すると、ADF読取位置にCIS74を移動させるから、ADF読取動作の開始が遅れるのを防止することができる。また、原稿有無の検出中には、検出領域32cのスキャンに必要のないセンサーチップ75への給電を停止するから、原稿有無の検出中のCIS74の消費電力を小さくすることができる。なお、検出領域32cをADF読取領域32bとは異なる領域としたことで、自動搬送される原稿Sを読み取るときに不都合が生じることはない。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていないときに変位部材84が検出領域32c上の位置にあり原稿Sがセットされているときに変位部材84が検出領域32cから外れた位置に変位するものとしたが、これに限られず、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされないときに変位部材84が検出領域32c上から外れた位置にあり原稿Sがセットされているときに変位部材84が検出領域32c上の位置に変位するものとしてもよい。
上述した実施形態では、レバー部材82aと回転軸82bとから構成される連動機構82と変位部材84とにより検出領域32cに対向するCIS74(センサーチップ75)の受光状態を切り替えて原稿Sの有無を検出するものとしたが、これに限られず、ADF原稿トレイ27への原稿Sのセットにより検出領域32cに対向するCIS74(センサーチップ75)の受光状態を切り替え可能な機構として構成されたものであれば如何なる構成とするものとしてもよい。例えば、連動機構82をギヤ機構などにより原稿Sのセットに連動する構成などとしてもよい。あるいは、そのような連動機構などを設けることなく、ADF原稿トレイ27をその上面から検出領域32cまで貫通孔が形成された構成としておくものなどとしてもよい。その場合、センサーチップ75の出力により貫通孔を介して検出領域32cに外光が到達することを検出したときには、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされていないと判定し、センサーチップ75の出力により外光が遮断されたことを検出したときには原稿Sがセットされていると検出することにより、原稿Sの有無を検出するものとすればよい。
上述した実施形態では、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされたことを検出したときにはCIS74を搭載したキャリッジ76をADF読取位置まで移動させるものとしたが、これに限られず、ADF原稿トレイ27に原稿Sがセットされたことを検出してからさらにスタートボタンがタッチ操作されるの待ってキャリッジ76をADF読取位置まで移動させるものとしてもよい。
上述した実施形態では、ADF読取領域32bと検出領域32cとが副走査方向に並ぶものとしたが、これに限られず、ADF読取領域と検出領域とが主走査方向に並ぶものとしてもよい。ここで、CIS74は、通常はADF読取領域32bに対して主走査方向に若干のマージンをもって読み取りが可能となるようセンサーチップ75を備えるから、そのようなマージンの領域を検出領域として原稿Sの有無を検出するものなどとしてもよい。この場合、原稿有無の検出とADF読取動作とをキャリッジ76の移動を伴わずに行なうものとすればよい。なお、この場合に、固定マーク22cを設けるスペースを確保できなければ、これを設けないものとしてもよい。また、上述した実施形態において、もとより固定マーク22cを設けないものとして構わない。
上述した実施形態では、原稿有無の検出中は複数のセンサーチップ75のうちの一部のセンサーチップ75のみに給電して残りのセンサーチップ75への給電を停止するものとしたが、これに限られず、原稿有無の検出中もすべてのセンサーチップ75に給電するものとしてもよい。
上述した実施形態では、ADF読取動作とFB読取動作とを実行可能なものとしたが、これに限られず、ADF読取動作のみを実行可能なものとしてもよい。この場合、筐体カバー22を筐体20と一体とした構成即ちカバーを備えない構成などとすればよい。
上述した実施形態では、ガイド29のうちスライド不能な一方の固定ガイド29aを基準として原稿Sがセットされるものとしたが、これに限られず、スライドが可能な両側のガイドのセンターを基準として原稿Sがセットされるものとしてもよい。この場合、ADF原稿トレイ27の略中心に開口部27aを形成し、そこからレバー部材84aの上端が突出するものなどとすればよい。
上述した実施形態では、光源ユニット51としてLED72R,72G,72Bの3色のLEDを用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、光源ユニットとして白色LEDを用いるものとしたり、光源ユニットとして蛍光ランプを用いるものとしミラーやレンズにより光をセンサーに導くものとしてもよい。また、受光部も、CIS74に代えてCCDイメージセンサーを用いるものとしてもよい。
上述した実施形態では、本発明をスキャナー機能以外にプリンター機能を備えるプリンター20に適用して説明したが、プリンター機能を備えないスキャナー単体機に適用するものとしてもよいし、プリンター機能以外にFAX機能を備えるものに適用するものとしてもよい。
20 プリンター、21 筐体、22 筐体カバー、22a,22b 開口部、22c 固定マーク、23 原稿押さえ、24 フィルム、25 カセット、26 排紙トレイ、27 ADF原稿トレイ、27a 開口部、28 ADF排紙トレイ、29 ガイド、29a 固定ガイド、29b 可動ガイド、32 ガラス台、32a FB読取領域、32b ADF読取領域、32c 検出領域、36 白基準板、40 プリンターユニット、41 プリンターASIC、42 プリンター機構、44 メモリーカードコントローラー、44a メモリーカードスロット、45 操作パネル、46 表示部、47 電源ボタン、50 スキャナーユニット、51 スキャナーASIC、52 制御回路、54 LED駆動回路、56 A/D変換器、58 モーター駆動回路、60 スキャナー機構、61 オートドキュメントフィーダー(ADF)ユニット、62 搬送経路、63 ピックアップローラー、64 搬送ローラー、65 排紙ローラー、66 搬送モーター、71 光源ユニット、72R,72G,72B LED、73 導光体、74 CIS、75(75(1)〜75(15)) センサーチップ、75a 受光素子、76 キャリッジ、77 移動機構、78a キャリッジモーター、78b 従動ローラー、79 ベルト、82 連動機構、82a レバー部材、82b 回転軸、84 変位部材、90 メインコントローラー、91 CPU、92 ROM、93 RAM、94 インターフェース(I/F)、95 電源回路、96 ACアダプター、MC メモリーカード、S 原稿、SW1,SW2 スイッチ。

Claims (6)

  1. 原稿がセットされる原稿セット部と、
    前記原稿セット部にセットされた原稿を自動搬送する自動搬送機構と、
    光電変換用の複数の素子を有し、前記自動搬送される原稿を読み取るための読取領域と該読取領域とは異なる所定領域とに対して読み取りが可能な読取手段と、
    前記所定領域に対向する読取手段の受光状態を前記原稿セット部に原稿がセットされることにより切り替えが可能な機構として構成された切替部と、
    前記所定領域を読み取るよう前記読取手段を制御し、該読み取りにより得られる前記素子の出力に基づいて前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出する原稿検出制御手段と、を備え
    前記切替部は、前記原稿セット部への原稿のセットに機械的に連動する連動機構と、該連動機構に取り付けられ、該連動機構の連動に伴って前記所定領域上の位置か該所定領域から外れた位置のいずれかに変位する変位部材とにより構成されてなる
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 請求項記載の原稿読取装置であって、
    前記連動機構は、上端が前記原稿セット部から上方に突出すると共に下端に前記変位部材が取り付けられたレバー部材と、該レバー部材を回動可能に支持する回転軸とにより構成され、前記原稿セット部にセットされる原稿の重みにより前記レバー部材の上端が下方に押し込まれて該レバー部材が前記回転軸を中心に回動することにより機械的に連動する
    ことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 請求項1ないしいずれか1項に記載の原稿読取装置であって、
    前記読取手段は、前記複数の素子が主走査方向に配列される手段であり、
    前記読取領域と前記所定領域とは、副走査方向に並んだ領域であり、
    前記読取手段を副走査方向に移動させる移動手段を備え、
    前記原稿検出制御手段は、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出したときには、前記読取手段が前記所定領域から前記読取領域に移動するよう前記移動手段を制御する手段である
    原稿読取装置。
  4. 請求項1ないしいずれか1項に記載の原稿読取装置であって、
    前記読取手段は、前記複数の素子が複数の素子ユニットに分かれて構成された手段であり、
    前記読取手段に対し、前記複数の素子ユニットを前記所定領域に対向し得る一部の素子ユニットと該一部の素子ユニットを除いた残りの素子ユニットとに分けて、給電と該給電の停止とが可能な電源回路を備え、
    前記原稿検出制御手段は、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出するまでは、前記一部の素子ユニットに給電すると共に前記残りの素子ユニットへの給電を停止するよう前記電源回路を制御し、前記原稿セット部に原稿がセットされていることを検出したときには、前記複数の素子ユニットのすべてに給電するよう前記電源回路を制御する手段である
    原稿読取装置。
  5. 前記読取手段と前記原稿検出制御手段とが筐体に収容される請求項1ないしいずれか1項に記載の原稿読取装置であって、
    前記自動搬送機構は、前記筐体の上部に開閉可能に取り付けられた筐体カバーに組み込まれ、
    前記原稿セット部は、前記筐体カバーの上面側に形成されてなる
    原稿読取装置。
  6. 原稿がセットされる原稿セット部と、前記原稿セット部にセットされた原稿を自動搬送する自動搬送機構と、光電変換用の複数の素子を有し前記自動搬送される原稿を読み取るための読取領域と該読取領域とは異なる所定領域とに対して読み取りが可能な読取手段と、前記所定領域に対向する読取手段の受光状態を前記原稿セット部に原稿がセットされることにより切り替えが可能な機構として構成された切替部と、を備える原稿読取装置における原稿検出方法であって、
    前記所定領域を読み取るよう前記読取手段を制御し、該読み取りにより得られる前記素子の出力に基づいて前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検出し、
    前記切替部は、前記原稿セット部への原稿のセットに機械的に連動し、該連動に伴って前記所定領域上の位置か該所定領域から外れた位置のいずれかに変位する
    ことを特徴とする原稿検出方法。
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