JP5906042B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
初めに、図1を用い本発明を適用可能なインクジェット記録装置302の全体的な構成、及び動作を説明する。
図3は、本発明に適用可能なインクジェット記録装置のシステム概略構成を表すブロック図である。プリンタ制御部304は、インクジェット記録装置302全体を制御する。画像データ変換部305は、ホスト装置301からインターフェイス(I/F)303を介して送信されてくる画像データを、記録ヘッドを制御するためのデータ形式(すなわち、インクを吐出するか否かを示すデータ形式)に変換する。プリンタ記憶装置306は画像データを記憶するために用いられる。記録制御部307では画像データ変換部305から送られる情報により、記録モードを決定し使用する吐出口列の領域を決定する。さらに記録制御部307は、吐出性能回復制御部308、搬送制御部309、キャリッジ制御部310、およびヘッド制御部311を制御する。搬送制御部309は、記録媒体の副走査方向の移動を制御し、キャリッジ制御部310は、キャリッジの移動を制御する。吐出制御部20は、記録ヘッド105からのインクの吐出を制御し、吐出性能回復制御部308は、記録ヘッドの吐出性能を回復させるための予備吐出動作等の回復動作を制御する。
図2(a)は本発明を適用可能な記録ヘッドの模式的な斜視図である。図2(b)は図2(a)のA−A’に沿って記録ヘッド用基板41の切断面図を示したものである。
このような保温動作の具体的な実施形態を以下説明する。
図5は本実施形態における保温制御用ノズルの設定シーケンスの一例を示すフローチャートである。まず、ホスト装置301から入力された画像データを読み込む(S501)。次に画像データに付随しているヘッダ情報等から記録モードの情報を入手する(S502)。
第一の実施形態では、保温制御の際にエネルギー発生素子12に供給するエネルギー量(電圧パルス)が一律の条件の例を示したが、本実施形態においては、エネルギー発生素子12ごとに供給する、保温制御の際に供給するエネルギー量を変化させる例を示す。なお第一の実施形態と異なる部分についてのみ説明を行う。
41 記録ヘッド用基板
201 吐出口
202 温度検出センサー
302 インクジェット記録装置
Claims (11)
- 画像の記録を行うために液体を吐出するために用いられる熱エネルギーを発生してN個のエネルギー発生素子が所定方向に配列された素子列を有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドの温度に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記記録ヘッドの温度に関する情報に基づいて、液体が吐出されない程度に前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加することにより熱エネルギーを発生して前記記録ヘッドを加熱する加熱手段と、
前記素子列内のM(M<N)個のエネルギー発生素子による液体の吐出を許容する第1の記録モードを少なくとも含む複数の記録モードの中から実行する記録モードを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された記録モードにしたがって、前記記録ヘッドを前記記録媒体上の単位領域に対して複数回走査させながら、前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加することにより前記記録ヘッドからインクを吐出させて記録を行う記録制御手段と、を有するインクジェット記録装置であって、
前記加熱手段は、前記選択手段によって前記第1の記録モードが選択された場合、前記記録制御手段によるインクの吐出を伴った走査と走査の間に、前記M個のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加し、前記M個のエネルギー発生素子以外には駆動パルスを印加しないことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記複数の記録モードは、前記素子列内のL(M<L≦N)個のエネルギー発生素子による液体の吐出を許容する第2の記録モードを更に含み、
前記加熱手段は、前記選択手段によって前記第2の記録モードが選択された場合、前記記録制御手段によるインクの吐出を伴った走査と走査の間に、前記L個のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加し、前記L個のエネルギー発生素子以外には駆動パルスを印加しないことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - L=Nであることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の記録モードは、前記記録制御手段によって前記記録ヘッドを前記単位領域に対して第1の回数走査させて記録を行う記録モードであって、
前記第2の記録モードは、前記記録制御手段によって前記記録ヘッドを前記単位領域に対して前記第1の回数よりも少ない第2の回数走査させて記録を行う記録モードであることを特徴とする請求項2または3に記載のインクジェット記録装置。 - 前記加熱手段は、前記取得手段によって取得された前記情報が示す記録ヘッドの温度が所定の温度よりも低い場合に前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加し、且つ、前記取得手段によって取得された前記情報が示す記録ヘッドの温度が前記所定の温度以上である場合に前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加しないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記加熱手段は、前記選択手段によって前記第1の記録モードが選択された場合、前記素子列内の前記M個のエネルギー発生素子以外の(N−M)個のエネルギー発生素子には駆動パルスを印加しないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記加熱手段は、前記選択手段によって前記第1の記録モードが選択された場合、前記素子列内の前記M個のエネルギー発生素子のうちの前記所定方向における一方の端部のエネルギー発生素子から発生する熱エネルギーが、前記素子列内の前記M個のエネルギー発生素子のうちの前記所定方向における中央部のエネルギー発生素子から発生する熱エネルギーよりも高くなるように、前記M個のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記加熱手段は、前記取得手段により取得された前記情報が示す前記記録ヘッドの温度に応じて互いに異なるパルス幅を有する複数の駆動パルスの中から1つの駆動パルスを決定し、決定された駆動パルスを前記素子列内のエネルギー発生素子に印加することで熱エネルギーを発生して前記記録ヘッドを加熱することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記液体は、少なくとも顔料を含有するインクであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記素子列内の前記N個のエネルギー発生素子は、同じ色のインクを吐出するために用いられる熱エネルギーを発生することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
- 画像の記録を行うために液体を吐出するために用いられる熱エネルギーを発生してN個のエネルギー発生素子が所定方向に配列された素子列を有する記録ヘッドを用いて画像を記録するインクジェット記録方法であって、
前記記録ヘッドの温度に関する情報を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された前記記録ヘッドの温度に関する情報に基づいて、液体が吐出されない程度に前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加することにより熱エネルギーを発生して前記記録ヘッドを加熱する加熱工程と、
前記素子列内のM(M<N)個のエネルギー発生素子による液体の吐出を許容する第1の記録モードを少なくとも含む複数の記録モードの中から実行する記録モードを選択する選択工程と、
前記選択工程によって選択された記録モードにしたがって、前記記録ヘッドを前記記録媒体上の単位領域に対して複数回走査させながら、前記素子列内のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加することにより前記記録ヘッドからインクを吐出させて記録を行う記録制御工程と、を有し、
前記加熱工程は、前記選択工程によって前記第1の記録モードが選択された場合、前記記録制御工程によるインクの吐出を伴った走査と走査の間に、前記M個のエネルギー発生素子に駆動パルスを印加し、前記M個のエネルギー発生素子以外には駆動パルスを印加しないことを特徴とするインクジェット記録方法。
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