JP5905844B2 - 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法 - Google Patents

消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5905844B2
JP5905844B2 JP2013054083A JP2013054083A JP5905844B2 JP 5905844 B2 JP5905844 B2 JP 5905844B2 JP 2013054083 A JP2013054083 A JP 2013054083A JP 2013054083 A JP2013054083 A JP 2013054083A JP 5905844 B2 JP5905844 B2 JP 5905844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data packet
erasure correction
data
packet
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013054083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014179915A (ja
Inventor
新治 村田
新治 村田
山田 勉
山田  勉
一ノ瀬 祐治
祐治 一ノ瀬
隆史 吉永
隆史 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2013054083A priority Critical patent/JP5905844B2/ja
Publication of JP2014179915A publication Critical patent/JP2014179915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5905844B2 publication Critical patent/JP5905844B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

本発明は、消失訂正符号を利用する通信システムに関し、特に通信システムの中継装置に関する。
通常、有線、無線を問わず、多くの通信ネットワークでは、通信路で発生する干渉、ノイズの重畳、信号の減衰響等によりデータパケットの消失が発生する。データパケットの消失対策の一つの方法として、消失訂正符号がある。消失訂正符号を用いた通信システムでは、送信側でデータパケットに、消失訂正用の冗長データパケットを付加して送信し、通信路でデータパケットの一部が消失した場合でも、受信側で他のデータパケットや消失訂正用の冗長データパケットから消失したデータパケットを消失訂正し、本来のデータを復元することが可能となる。しかし、消失訂正能力を超えるデータパケットが消失した場合には消失訂正が不可能となる。特に多段の中継装置を介してデータパケットを伝送する場合、各通信路において生じるデータパケットの消失が累積していくため、受信側において消失訂正能力を超えるデータパケットの消失が発生する可能性が高くなる。これを防ぐ方法として、中継装置において消失訂正復号及び消失訂正符号化を実施する方法が考えられる。
一方、監視及び制御情報などを伝送する通信システムにおいて、一定時間内にデータを伝送することが求められるため、遅延時間の低減とパケットの消失を低減することが求められる。
特許文献1では、消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置において、受信したデータパケットを逐次中継し、消失訂正に用いる全てのデータパケットを受信した時点でデータパケットの消失訂正を行う方法が開示されている。特許文献1に記載の通信方法では、受信したデータパケットを逐次中継することで中継時間を低減し、中継装置で消失訂正を行うことでデータパケットの消失が中継毎に累積していくことを低減することが可能となる。
特開2005−12753号公報
しかしながら、特許文献1では、消失訂正に用いる全てのデータパケットを受信するまで待つため、消失訂正用に付加した冗長データパケットの伝送に必要な時間の待ち時間が発生する。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置において、遅延時間の低減とパケットの消失を低減するための技術を提供するものである。
上記課題を解決するために、開示する中継装置は、受信したデータパケットを逐次中継し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失したデータパケットの消失訂正を訂正し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で未到達の冗長データパケットを生成する。
より具体的に、中継装置は、データパケットを受信する受信部、消失訂正に必要なデータパケットの受信部による受信に応答して、消失したデータパケットを消失訂正した訂正データパケットを生成する消失訂正部、消失訂正に必要なデータパケットの受信部による受信に応答して、受信部が未受信の冗長データパケットを生成する未到達データ生成部、及び、受信部が受信した前記データパケット、訂正データパケット、及び冗長データパケットを送信する送信部を有する。
本発明によれば、中継待ち時間を削減しつつ、中継後の消失訂正能力を維持することが可能であり、遅延時間の短縮とパケットの消失を低減に寄与する。
通信システムの概略構成を示す図である。 複数経路通信システムの概略構成を示す図である。 無線計装制御システムの概略構成を示す図である。 スマートグリッドシステムの概略構成を示す図である。 消失訂正符号の概略を示す図である。 実施例1の送信装置の構成例を示すブロック図である。 実施例1の中継装置の構成例を示すブロック図である。 実施例1の受信装置の構成例を示すブロック図である。 実施例2の重複データ破棄処理部を備えた中継装置の構成例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<通信システムの構成>
図1は、本実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図である。本通信システムは、送信装置101を1台以上と、中継装置102a〜bを1台以上と、受信装置103を1台以上有する。
送信装置101は、データパケットを中継装置102aへ送信するとともに、送信した元のデータパケットから消失訂正用の冗長データパケットを生成して中継装置102aへ送信する。
中継装置102a〜bは、受信したデータパケットを、次の中継装置102b、または受信装置103へ逐次中継し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失したデータパケットの消失訂正と、未到達の冗長データパケットの生成を行い、消失訂正により復元したデータパケットと生成した冗長データパケットを次の中継装置102b、または受信装置103へ送信する。詳細な中継方法に関しては、後述する。
受信装置103は、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で元のデータパケットを復元する。
図2は、本実施形態に係る複数経路通信システムの概略構成を示す図である。本複数経路通信システムは、送信装置201を1台以上と、中継装置202a〜dを2台以上と、受信装置203を1台以上有する。
送信装置201は、データパケットを複数の中継装置202a〜bへ送信するとともに、送信した元のデータパケットから消失訂正用の冗長データパケットを生成して複数の中継装置202a〜bへ送信する。
中継装置202a〜dは、受信したデータパケットを次の中継装置202c〜d、または受信装置203へ逐次中継し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失したデータパケットの消失訂正と、未到達の冗長データパケットの生成を行い、消失訂正により復元したデータパケットと生成した冗長データパケットを次の中継装置202c〜d、または受信装置203へ送信する。詳細な中継方法に関しては、後述する。
受信装置203は、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で元のデータパケットを復元する。
図3は、本実施形態に係る無線計装制御システムの概略構成を示す図である。図3の無線計装制御システムは、基地局301を1台と、中継装置302a〜cを1台以上と、端末局303a〜eを1台以上有し、センサ/アクチュエータ304a〜g、集約装置305、通信ネットワーク306、監視装置307及び制御装置308を有する。本無線計装制御システムでは、センサ/アクチュエータ304a〜gで取得した監視データを端末局303a〜e、中継装置302a〜c、基地局301、通信ネットワーク306を介して、監視装置307や制御装置308に伝送し、制御装置308で作成した制御データを通信ネットワーク306、基地局301、中継装置302a〜c、端末局302a〜eを介してセンサ/アクチュエータ304a〜gへ伝送する。このとき、複数個のセンサ/アクチュエータ304e〜gからの監視データを集約装置305で集約してから伝送しても良いし、複数個のセンサ/アクチュエータ304e〜g宛の制御データを集約装置305で分配しても良い。なお、センサ/アクチュエータ304a〜g、集約装置305、通信ネットワーク306、監視装置307及び制御装置308は、それぞれ1つ以上用いても良いし、必要に応じて用いなくても良い。ここで、基地局301は、制御データを端末局303a〜eに伝送する場合、図1の送信装置101及び図2の送信装置201に相当し、監視データが端末局303a〜eから伝送される場合、図1の受信装置103及び図2の受信装置203に相当する。また、端末局303a〜eは、監視データを基地局301に伝送する場合、図1の送信装置101及び図2の送信装置201に相当し、制御データが基地局301から伝送される場合、図1の受信装置103及び図2の受信装置203に相当する。
センサ/アクチュエータ304a〜gは、温度、湿度、圧力及び流量などを計測し、監視データを生成するセンサ、もしくは制御データにより駆動するアクチュエータのどちらか、もしくは両方の機能を備える。集約装置305は、複数個のセンサ/アクチュエータ304e〜gからの監視データを集約してから伝送し、複数個のセンサ/アクチュエータ304e〜g宛の制御データを分配する。通信ネットワーク306は、基地局301、中継装置302a〜c及び端末局303a〜e以外の通信ネットワークを指し、制御ネットワークなどが該当する。監視装置307は、監視データを集約し、記憶しておく。また、監視装置307は、監視データや監視データを加工したデータを表示しても良い。制御装置308は、監視データなどの情報を基に制御データを生成し、センサ/アクチュエータ304a〜g宛に伝送する。
図4は、本実施形態に係るスマートグリッドシステムの概略構成を示す図である。本システムは、基地局401a〜bを1台以上と、中継装置402a〜bを1台以上と、端末局を内蔵したスマートメータ403a〜dを1台以上有する。ここで、基地局401a〜bは、図1の受信装置103及び図2の受信装置203に相当し、スマートメータ403a〜dに内蔵された端末局は、図1の送信装置101及び図2の送信装置201に相当する。また、状況に応じてスマートメータ403a〜dは、内蔵した端末局の代わりに中継装置402a〜bを内蔵する場合もある。基地局401a〜bは、一般的に高い建物404の屋上付近や、電柱405a〜cの柱上など、見通しの良い高い位置に設置する。スマートメータ403a〜dは、工場406、集合住宅407及び一般住宅408a〜bなどに設置され、電力量計の値、ガスや水の使用量などのデータをデータセンター410や、電力会社や、ガス会社などの営業所411に通信網409を介して伝送する。通信網409は、基地局401a〜b、中継装置402a〜b及び端末局以外の通信システムを指し、光通信などが該当する。
<消失訂正符号の概略>
図5は、本実施形態に係る消失訂正符号の概略を示す図である。
送信装置501は、データパケットを送信するとともに、送信した元のデータパケットから消失訂正用の冗長データパケットを生成して送信する。図5では、データパケット4つに対して2つの消失訂正用の冗長データパケットを生成した場合を示している。
受信装置側502は、データパケットの消失が発生する可能性のある通信路503を介して、データパケットと消失訂正用の冗長データパケットを受信する。このとき、通信路503にてデータパケットが消失する場合がある。図5では、2番目と4番目のデータパケットが消失した場合を示している。次に、受信装置側502は、受信したデータパケットから消失したデータパケットを消失訂正して、送信側で冗長データパケットを付加する前のデータパケットを復元する。
<送信装置、中継装置、及び受信装置の構成>
以下、送信装置、中継装置、及び受信装置の実施例を説明する。
図6は、本実施例の送信装置の構成例を示すブロック図である。送信装置601は、インターフェース部602と、データ蓄積部603と、消失訂正符号化部604と、通信処理部605を有する。
インターフェース部602は、外部から受信したデータを送信装置601が通信に用いるデータパケットの形式に変換し、データ蓄積部603に転送する。ここで、インターフェース部602は、データパケットに変換する際にデータパケットをフラグメントしても良い。
データ蓄積部603は、インターフェース部602から転送されたデータパケットを保存する。
消失訂正符号化部604は、データ蓄積部603に蓄積されたデータパケットに消失訂正符号化情報を付加して通信処理部605に転送するとともに、データ蓄積部603に蓄積されたデータパケットから消失訂正用の冗長パケットを生成し、消失訂正符号化情報を付加して通信処理部605に転送する。また、消失訂正符号化を行ったデータパケットをデータ蓄積部603から削除する。ここで、消失訂正符号化情報とは、消失訂正符号化を行う毎に1加算していく消失訂正符号化番号、消失訂正符号化を行う元のデータパケット数、消失訂正用に生成した冗長データパケット数、同じ消失訂正符号化番号中でのデータパケットの順番を示すデータ番号などである。
通信処理部605は、消失訂正符号化部604から転送されたデータパケットを通信路に適した形式に変調し、通信路へ送信する。
図7は、本実施例の中継装置の構成例を示すブロック図である。中継装置701は、通信処理部(受信部)702と、データ蓄積部703と、消失訂正部704と、未到達(未受信)データ生成部705と、通信処理部(送信部)706を有する。
通信処理部702は、受信した信号をデータパケットに復調し、通信処理部706と、データ蓄積部703に転送する。
データ蓄積部703は、通信処理部702と、消失訂正部704から転送されたデータパケットを保存する。ただし、同一データパケットが複数転送された場合、1つ目のデータパケットを保存し、以降のデータパケットを破棄する。また、データ蓄積部703に保存されたデータパケットと同じ送信元から送信されたデータパケットで消失訂正符号化番号が保存されたデータパケットよりも大きい数のデータパケットが転送された場合、保存されていた同じ送信元から送信されたデータパケットを削除してから転送されたデータパケットを保存する。
消失訂正部704は、データ蓄積部703に保存されたデータパケットの消失訂正符号化情報から、同じ消失訂正符号化番号中のデータ番号に抜けがある場合、データパケットが消失したと判定し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失訂正を行い、消失訂正で復元したデータパケットを通信処理部706と、データ蓄積部に転送する。
未到達データ生成部704は、データ蓄積部703に保存されたデータパケットの消失訂正符号化情報から、同じ消失訂正符号化番号中のデータ番号に抜けがなく、消失訂正符号化を行う元のデータパケット数のデータパケットがデータ蓄積部703に保存されてあり、消失訂正用に生成した冗長データパケット数分の冗長データパケットが保存されていない場合、消失訂正符号化を行う元のデータパケット数のデータパケットから消失訂正用の冗長データパケットを生成し、データ蓄積部703に保存されていなかった冗長データパケット(未到達の冗長データパケット)を通信処理部706に転送する。また、未到達データ生成部704は、冗長パケットを通信処理部706に転送した場合と、データ蓄積部703に同じ消失訂正符号化番号のデータパケットで消失訂正符号化を行う元のデータパケットが全て保存されている場合に当該データパケットをデータ蓄積部703から削除する。
通信処理部706は、通信処理部702と、消失訂正部704と、未到達データ生成部705から転送されたデータパケットを通信路に適した形式に変調し、通信路へ送信する。
図8は、本実施例の受信装置の構成例を示すブロック図である。受信装置801は、通信処理部802と、データ蓄積部803と、消失訂正復号部804と、インターフェース部805を有する。
通信処理部802は、受信した信号をデータパケットに復調し、データ蓄積部803に転送する。
データ蓄積部803は、通信処理部802から転送されたデータパケットを保存する。ただし、同一データパケットが複数転送された場合、1つ目のデータパケットを保存し、以降のデータパケットを破棄する。また、データ蓄積部803に保存されたデータパケットと同じ送信元から送信されたデータパケットで消失訂正符号化番号が保存されたデータパケットよりも大きい数のデータパケットが転送された場合、保存されていた同じ送信元から送信されたデータパケットを削除してから転送されたデータパケットを保存する。
消失訂正復号部804は、データ蓄積部803に保存されたデータパケットの消失訂正符号化情報から、データ番号が1のデータパケットが保存された場合、該当データパケットをインターフェース部805に転送する。また、消失訂正復号部804は、インターフェース部805に転送したデータパケットと同じ送信元で同一の消失訂正符号化番号のデータパケットにおいて、転送したデータパケットのデータ番号よりも1だけ大きいデータ番号のデータパケットが保存された場合、該当データパケットをインターフェース部805に転送する。さらに、消失訂正復号部804は、データ蓄積部803に保存されたデータパケットの消失訂正符号化情報から、同じ送信元で同じ消失訂正符号化番号中のデータ番号に抜けがある場合、データパケットが消失したと判定し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失訂正を行い、消失訂正で復元したデータパケットをインターフェース部805に転送する。また、消失訂正復号部804は、復元したデータパケットを通信処理部805に転送した場合と、データ蓄積部703に同じ消失訂正符号化番号のデータパケットで消失訂正符号化を行う元のデータパケットが全て保存されている場合に当該データパケットをデータ蓄積部803から削除する。
インターフェース部805は、消失訂正復号部804から転送されたデータパケットを外部に接続されたデバイスに応じた通信形式に変換し、送信する。また、インターフェース部805は、転送されたデータパケットがフラグメントされている場合、データパケットをデフラグメントした後に外部に接続されたデバイスに応じた通信形式に変換し、送信する。
実施例1によれば、中継装置において、受信したデータパケットを逐次中継し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失したデータパケットの消失訂正と、未到達の冗長データパケットの生成を行うことで遅延時間の低減とパケットの消失を低減に寄与する。
実施例2は、実施例1と中継装置の構成を異にするので、以下、中継装置の構成例について説明する。
図9は、本実施例の、重複データ破棄処理部を備えた中継装置の構成例を示すブロック図である。図9の中継装置901は、図7の中継装置701の構成に重複データ破棄処理部902を加えた構成である。重複データ破棄処理部902以外の各部の処理内容は、図7から通信処理部702と、消失訂正処理部704と、未到達データ生成部705は、通信処理部706へ転送していたデータパケットの転送先が重複データ破棄処理部902に変更になり、通信処理部706は、データパケットの転送元が通信処理部702、消失訂正処理部704、未到達データ生成部705から、重複データ破棄処理部902に変更になった以外同様であるので、その説明については省略する。
重複データ破棄処理部902は、通信処理部702と、消失訂正処理部704と、未到達データ生成部705から転送されたデータパケットを通信処理部706へ転送する。ただし、同一のデータパケットが重複データ破棄処理部902に転送された場合、重複データ破棄処理部902は、最初に転送されたデータパケットを通信処理部706へ転送し、後続する重複データパケットを転送せずに破棄する。
実施例2によれば、中継装置は、重複データを破棄することで無駄なデータパケットの送信を防ぎ、遅延時間の低減に寄与する。
以上説明したように、本実施形態は、消失訂正符号を利用した通信システムにおいて、中継装置が、受信したデータパケットを逐次中継し、消失訂正に必要なデータパケットを受信した時点で消失したデータパケットの消失訂正と、未到達の冗長データパケットを生成することが可能であり、遅延時間の低減とパケットの消失を低減に寄与する。特に高信頼性やリアルタイム性が求められる産業用途の無線通信システムに適用すると効果的であり、その工業的価値は大である。
101、201、501、601:送信装置、102、202、302、402、701、901:中継装置、103、203、502、801:受信装置、301、401:基地局、303:端末局、304:センサ/アクチュエータ、305:集約装置、306:通信ネットワーク、307:監視装置、308:制御装置、403:スマートメータ、410:データセンター、411:営業所、503:通信路、602、805:インターフェース部、603、703、803:データ蓄積部、604:消失訂正符号化部、605、702、706、802:通信処理部、704:消失訂正部、705:未到達データ生成部、804:消失訂正復号部、902:重複データ破棄処理部。

Claims (10)

  1. 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置であって、
    データパケットを受信する受信部、
    消失訂正に必要なデータパケットの前記受信部による受信に応答して、消失したデータパケットを消失訂正した訂正データパケットを生成する消失訂正部、
    消失訂正に必要な前記データパケットの前記受信部による受信に応答して、前記受信部が未受信の冗長データパケットを生成する未到達データ生成部、及び
    前記受信部が受信した前記データパケット、前記訂正データパケット、及び前記冗長データパケットを送信する送信部を有することを特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置において、
    消失訂正に必要な前記データパケットは、前記データパケットに消失訂正符号化に関する情報を付加したパケットであることを特徴とする中継装置。
  3. 請求項2に記載の中継装置において、
    消失訂正符号化に関する前記情報は、消失訂正符号化を行う毎に1加算される消失訂正符号化番号、消失訂正符号化を行う元の前記データパケットの数、消失訂正用に生成した冗長データパケットの数、および同じ消失訂正符号化番号中での前記データパケットの順番を示すデータ番号であることを特徴とする中継装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の中継装置において、
    前記データパケット、前記訂正データパケット、及び前記冗長データパケットの各々のパケットを、前記送信部が送信する前に前記パケットと重複するパケットを破棄する重複データ破棄部を有することを特徴とする中継装置。
  5. 消失訂正に必要なデータパケットを送信する送信装置、
    データパケットを受信する第1の受信部、消失訂正に必要な第1のデータパケットの前記第1の受信部による受信に応答して、消失した第1のデータパケットを消失訂正した第1の訂正データパケットを生成する消失訂正部、消失訂正に必要な前記第1のデータパケットの前記第1の受信部による受信に応答して、前記第1の受信部が未受信の冗長データパケットを生成する未到達データ生成部、及び、前記第1の受信部が受信した前記第1のデータパケット、前記第1の訂正データパケット、及び前記冗長データパケットを送信する送信部を含む中継装置、並びに
    前記第1のデータパケット、前記第1の訂正データパケット、及び前記冗長データパケットを受信する第2の受信部、及び、消失訂正に必要な第2のデータパケットの前記第2の受信部による受信に応答して、消失した第2のデータパケットを消失訂正した第2の訂正データパケットを生成し、前記第2の受信部が受信した前記第1のデータパケットと前記第1の訂正データパケット、及び前記第2の訂正データパケットを復号する消失訂正復号部を含む受信装置
    を有することを特徴とする通信システム。
  6. 請求項5に記載の通信システムにおいて、
    前記消失訂正に必要な前記第1のデータパケットは、前記第1のデータパケットに消失訂正符号化に関する情報を付加したパケットであることを特徴とする通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムにおいて、
    消失訂正符号化に関する前記情報は、消失訂正符号化を行う毎に1加算される消失訂正符号化番号、消失訂正符号化を行う元の前記第1のデータパケットの数、消失訂正用に生成した冗長データパケットの数、および同じ消失訂正符号化番号中での前記第1のデータパケットの順番を示すデータ番号であることを特徴とする通信システム。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、前記中継装置は、
    前記第1のデータパケット、前記第1の訂正データパケット、及び前記冗長データパケットの各々のパケットを、前記送信部が送信する前に前記パケットと重複するパケットを破棄する重複データ破棄部を有することを特徴とする通信システム。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、
    前記送信装置と前記受信装置との間に、前記中継装置を介した通信経路とは異なる他の通信経路を有することを特徴とする通信システム。
  10. 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置における中継方法であって、
    データパケットを受信し、
    消失訂正に必要なデータパケットの受信に応答して、消失したデータパケットを消失訂正した訂正データパケットを生成し、
    消失訂正に必要な前記データパケットの受信に応答して、未受信の冗長データパケットを生成し、
    前記データパケット、前記訂正データパケット、及び前記冗長データパケットを送信することを特徴とする中継方法。
JP2013054083A 2013-03-15 2013-03-15 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法 Expired - Fee Related JP5905844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054083A JP5905844B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054083A JP5905844B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014179915A JP2014179915A (ja) 2014-09-25
JP5905844B2 true JP5905844B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=51699404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013054083A Expired - Fee Related JP5905844B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5905844B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106506272B (zh) * 2016-11-04 2019-12-27 迈锐数据(北京)有限公司 道路通行数据的修正方法和系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3701956B2 (ja) * 2003-05-29 2005-10-05 日本電信電話株式会社 パケット中継装置及びその方法と、パケット受信装置及びその方法と、パケット中継プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、パケット受信プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
WO2005086436A1 (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha パケット転送装置、パケット転送ネットワークシステム、および、端末装置
US9237105B2 (en) * 2009-12-08 2016-01-12 Microsoft Technology Licensing, Llc Data communication with compensation for packet loss

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014179915A (ja) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1774898B (zh) 无线分组通信方法以及无线分组通信装置
JP2021158672A (ja) 自由空間光通信のための効率的な自動再送要求
SI2599250T1 (en) Channel status feedback protocol
US10756843B2 (en) Low-delay packet erasure coding
WO2011046056A1 (ja) パケット通信の伝送制御方法及びパケット通信システム
WO2003030437A3 (en) Methodology for detecting lost packets
JP2009506599A (ja) データユニット送信方法
CN103607264A (zh) 基于3g网络的带内数据传输方法
JP5328250B2 (ja) 通信装置および電子装置
Abouelfadl et al. Enhancing transmission over wireless image sensor networks based on ZigBee network
JP6807113B2 (ja) 通信システム、通信方法及び通信装置
JP5905844B2 (ja) 消失訂正符号を利用する通信システムの中継装置、その通信システム及び中継方法
JP2017092692A (ja) データ伝送制御システム及び方法、並びに、データ伝送制御プログラム
KR101116742B1 (ko) 무선통신시스템에서 패킷 데이터 재전송 장치 및 방법
JP5193162B2 (ja) 無線通信状態取得方法および無線局
CN101009531A (zh) 进行差错控制的方法和互助中转系统
Berger et al. Improving IEEE 802.15. 4e LLDN performance by relaying and extension of combinatorial testing
JP5202376B2 (ja) 通信装置、通信システムおよび通信制御方法
JP2013229681A (ja) 中継装置及び中継方法
US20110320899A1 (en) Communication system, communication apparatus, radio base station, and communication method
JP6119078B2 (ja) 電力線搬送通信端末、および検針端末
CN105515845A (zh) 数据发送方法、接收方法以及数据发送端、接收端
JP2015149657A (ja) 通信システム及び通信方法
JP2008042253A (ja) マルチキャスト通信システムおよび方法
JP5631262B2 (ja) 移動無線通信システム及び移動無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5905844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees