JP5905682B2 - 給湯制御装置 - Google Patents

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本発明は、ヒートポンプ式の給湯器の運転を制御する給湯制御装置に関し、特に、電気エネルギを蓄電可能な蓄電池を備えたものに関する。
従来、ヒートポンプ式の給湯器を運転するのにあたり、商用電力などの外部電力と、蓄電池に蓄電した電力とを選択的に使用可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、ヒートポンプ式の給湯器と、給湯器からの給湯を貯湯する貯湯タンクと、外部電力を交流/直流変換して蓄電するとともに蓄電した直流電力を直流/交流変換して給電する蓄電装置と、蓄電装置の蓄電/給電を制御するとともにヒートポンプ給湯器の運転/停止を制御する制御装置とを備えている。
この従来技術にあっては、制御装置は、蓄電装置における電力変換効率と、本日深夜の給湯器の第1の成績係数COP1と翌日昼間の給湯器の第2の成績係数COP2とに基づいて、成績係数割合(COP1/COP2)が、蓄電装置の電力変換効率以上の場合は昼間の電力を使用し、電力変換効率未満の場合は、夜間電力を蓄電装置に蓄電した電力を昼間に使用し、給湯器を運転するようにしている。
すなわち、従来技術は、使用時間帯前の昼間に外部電力を使用して給湯器を作動させる第1の運転パターンと、深夜電力を蓄電し蓄電池の電力を使用して給湯器を作動させる第2の運転パターンとを、上述の成績係数割合と電力変換効率とに基づき切り換えている。
特開2011−69587号公報
しかしながら、上述の従来技術は、運転の切り換えを、成績係数割合と電力変換効率とに基づいて行っているが、昼間と夜間の電力単価や、貯湯タンクの貯湯中のエネルギ損失や、蓄電池の蓄電中のエネルギ損失を考慮していなかったため、運転パターンに対する運転コストの推定が不十分であった。
本発明は、上述の問題を解決することを目的とするものであり、低コストの給湯を、より精度高く実行可能な給湯制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ヒートポンプ式の給湯器と、この給湯器からの給湯を貯湯する貯湯タンクと、前記給湯器を運転させる電力として、外部電力から給電される電力を蓄電する蓄電装置と、前記給湯器及び前記蓄電装置の運転を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記外部電力の深夜電力で前記給湯器を運転し、翌日の使用時間帯まで前記貯湯タンクに貯湯する第1の運転パターンと、前記深夜電力により前記蓄電装置に蓄電し、その蓄電した電力で翌日の使用時間帯前の昼間に前記給湯器を運転し前記貯湯タンクに貯湯する第2の運転パターンと、前記深夜電力を使用せずに、翌日の使用時間帯前に昼間電力で前記給湯器を運転し前記貯湯タンクに貯湯する第3の運転パターンと、の3つの運転パターンの中から選択した運転パターンにより運転させる運転制御を実行し、さらに、前記運転パターンの選択を行うのにあたり、当日深夜の気温と翌日昼間の気温とに基づいて得られた当日深夜運転時の第1の成績係数及び翌日昼間運転時の第2の成績係数と、前記外部電力の深夜電力単価及び昼間電力単価と、前記貯湯タンクに前記使用時間帯まで貯湯した場合の蓄熱エネルギ損失率及び前記蓄電装置に前記使用時間帯前まで蓄電した場合の蓄電エネルギ損失率と、をパラメータとして、前記3つの運転パターンで運転するのに必要な電気料金を求め、前記3つの運転パターンの中で前記電気料金が最も安価な運転パターンを選択する運転パターン選択処理を実行し、さらに、前記制御装置は、前記第1〜第3の3つの運転パターンの前記電気料金を求めるのにあたり、前記運転に必要なエネルギをW、第1の成績係数をCOP1、第2の成績係数をCOP2、深夜電力単価をT1、昼間電力単価をT2、蓄熱エネルギ損失率をα1、蓄電エネルギ損失率をα2とした場合、前記第1の運転パターンによる電気料金を、W・T1/[COP1・(1−α1)]により求め、前記第2の運転パターンによる電気料金を、W・T1/[COP2・(1−α2)]により求め、前記第3の運転パターンによる電気料金を、W・T2/COP2により求めることを特徴とする給湯制御装置とした。
本発明の給湯制御装置では、制御装置は、当日深夜の気温と翌日昼間の気温とに基づいて得られた当日深夜運転時の第1の成績係数及び翌日昼間運転時の第2の成績係数と、外部電力の深夜電力単価及び昼間電力単価と、貯湯タンクに使用時間帯まで貯湯した場合の蓄熱エネルギ損失率及び蓄電装置に使用時間帯前まで蓄電した場合の蓄電エネルギ損失率と、をパラメータとして、運転に必要な電気料金を求め、複数の運転パターンの中から、電気料金が最も安価な運転パターンを選択する運転パターン選択処理を実行するようにした。
このように、運転パターンの選択にあたり、電気料金を基準とし、かつ、電気料金を求めるのに使用するパラメータとして、電力単価に加え、貯湯タンクに貯湯した場合の蓄熱エネルギ損失率及び蓄電装置に蓄電した場合の蓄電エネルギ損失率を用いるようにしたため、低コストの給湯を、より精度高く実行可能な給湯制御装置が提供可能となる。
さらに、本発明では、運転パターンとして、深夜電力で前記給湯器を運転し、翌日の使用時間帯まで貯湯タンクに貯湯する第1の運転パターンと、深夜電力により蓄電装置に蓄電し、その蓄電した電力で翌日の昼間の使用時間帯前に給湯器を運転し貯湯タンクに貯湯する第2の運転パターンと、深夜電力を使用せずに、翌日の昼間の使用時間帯前に昼間電力で給湯器を運転し貯湯タンクに貯湯する第3の運転パターンと、の3つの運転パターンのうちから、最も電気料金が安価な運転パターンを選択するようにしたため、いっそう低コストの給湯が、精度高く実行可能となる。
また、本発明では、前記第1〜第3の3つの運転パターンの運転に必要な電気料金を求めるのにあたり、運転に必要なエネルギ量W、第1の成績係数COP1、第2の成績係数COP2、深夜電力単価T1、昼間電力単価T2、蓄熱エネルギ損失率α1、蓄電エネルギ損失率α2を用いた演算式により求めるようにした。このため、運転に必要な電気料金を、より精度高く求めることが可能である。
図1は、本発明の実施の形態1の給湯制御装置を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1の給湯制御装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、成績係数と外気温度との関係を示す特性図である。
以下に、本発明の実施の形態の給湯制御装置Aについて、図1〜図3に基づいて説明する。
実施の形態の給湯制御装置Aは、図1に示すように、給湯器1、貯湯タンク2、蓄電装置3、制御装置4を備えている。
給湯器1は、いわゆるヒートポンプ式のものである。この給湯器1は、屋外に設置されており、周知のように、圧縮機11a、放熱用の第1熱交換器11b、膨張弁11c、空気中の熱を吸熱する第2熱交換器11dを備えたヒートポンプサイクル11を備えている。また、給湯器1は、貯湯タンク2からの給水をヒートポンプサイクル11の放熱用の第1熱交換器11bを経由させて加熱し貯湯タンク2に戻すポンプ(図示省略)及び配管12を備えている。
貯湯タンク2は、図示のように屋外あるいは屋内に設置され、前述のように、給湯器1との間で内部に溜めた水を循環させる配管12に接続されている。さらに、貯湯タンク2は、上水道から内部に給水する配管2a及び温めて貯湯を住宅H内に供給(給湯)するための配管2bが接続されている。また、貯湯タンク2は、外気との熱交換を抑制する断熱材で覆われている。
蓄電装置3は、鉛蓄電池などの蓄電池31を備え、さらに、交流の外部電力5を直流電力に変換して蓄電池31に蓄電(充電)するAC/DCコンバータ32と、蓄電池31に蓄電されている直流電力を交流電力に変換して給湯器1に給電するDC/ACインバータ33と、制御装置4からの制御信号に応じて両コンバータ32,33の作動、すなわち充電と放電との切り換えを制御する充放電切換部34とを備えている。
制御装置4は、給湯器1、蓄電装置3及び外部電力5に接続され、給湯器1及び蓄電装置3の運転を制御する。すなわち、制御装置4は、図示は省略するが、いわゆる情報処理や演算などを行うCPU(Central Processing Unit)や、プログラムや種々のデータ等を記憶するメモリなどを備えている。そして、制御装置4は、給湯器1の運転及び停止の切り換えを制御すると共に、運転時には、外部電力5からの電力を制御装置4から供給して運転する状態と、蓄電装置3からの電力を供給して運転する状態との切り換えを行う。また、制御装置4は、蓄電装置3に対し蓄電と放電とを切り換える制御を行う。さらに、制御装置4は、インターネット6を介して、後述するように気温などの気象データや電力単価などのデータを入力可能となっている。
次に、制御装置4で実行する制御、すなわち、運転パターン選択処理と運転制御の詳細について図2のフローチャートに基づいて説明する。
運転パターン選択処理は、給湯器1の運転により貯湯タンク2へ給湯する運転パターンとして、下記の3通りの運転パターン(Pa,Pb,Pc)を有しており、これらの運転パターンのいずれかを選択する処理である。
第1運転パターンPaは、深夜電力で給湯器1を運転し、あらかじめ設定された翌日の使用時間帯(本実施の形態では使用時間帯は17:00頃以降とする)まで貯湯タンク2に貯湯する運転パターンである。
第2運転パターンPbは、深夜電力を蓄電装置3に蓄電し、その電力で翌日の使用時間帯前の昼間に給湯器1を運転させ貯湯タンク2に貯湯する運転パターンである。
第3運転パターンPcは、深夜電力を使用することなく、翌日の使用時間帯前の昼間に昼間電力を用いて給湯器1を運転させ、貯湯タンク2に貯湯する運転パターンである。
図2のフローチャートに示す最初のステップS1では、インターネット6を介して、当日深夜の気温tmiと翌日昼間の気温tneとを読み込み、ステップS2に進む。
次のステップS2では、給湯器1を当日深夜に運転させた場合の第1の成績係数COP1と、給湯器1を翌日昼間に運転させた場合の第2の成績係数COP2とを演算した後、ステップS3に進む。
成績係数COP(Coefficient Of Performance)は、周知のように、給湯器1を運転させたときの消費エネルギに対する得られるエネルギの倍率を表すもので、単位消費電力あたりの加熱能力で表す。また、ヒートポンプ式の給湯器1の場合、成績係数COPは、外気から取り込むことのできる熱量によって変動するもので、図3に示すように外気温度が高くなるにつれて増大する特性を有している。
図2に戻りステップS3では、深夜電力単価T1と昼間電力単価T2とを読み込みステップS4に進む。なお、両電力単価T1,T2は、インターネット6を介して、公的データを読み込むようにしてもよいし、あるいは、設置時及び料金の変動時に、あらかじめ入力してメモリに保存するようにしてもよい。
ステップS4では、蓄熱エネルギ損失率α1及び蓄電エネルギ損失率α2を演算し、次のステップS5に進む。ここで、蓄熱エネルギ損失率α1は、貯湯タンク2に深夜電力を使って貯湯タンク2に貯湯した場合に、使用時間帯となるまでに損失する蓄熱エネルギの比率であり、0〜1の値をとる。この蓄熱エネルギ損失率α1は、あらかじめ実験を行って貯湯タンク2において経過時間、外気温との温度差などをパラメータとした蓄熱損失特性を求めておく。そして、この蓄熱損失特性を制御装置4のメモリに記憶しておき、使用時間帯までの時間、読み込んだ予測外気温などに応じて演算する。
また、蓄電エネルギ損失率α2は、深夜に蓄電装置3の蓄電池31に蓄電した場合に、使用時間帯となるまでに損失するエネルギ及び交流/直流の電力変換に伴うエネルギ損失の比率であり、0〜1の値をとる。この蓄電エネルギ損失率α2についても、あらかじめ実験を行って、経過時間、外気温などをパラメータとした蓄電損失特性を求めておく。そして、この蓄電損失特性を、あらかじめメモリに記憶しておき、使用時間帯までの時間、読み込んだ予測外気温などに応じて演算する。
ステップS5では、前述の3通りの第1〜第3運転パターンPa,Pb,Pcのそれぞれにかかる電気料金Ra,Rb,Rcを下記式(1)(2)(3)により演算し、続くステップS6に進む。なお、各電気料金Ra〜Rcを求めるのにあたり、下記式で使用するT1は深夜電力単価、T2は昼間電力単価、Wは必要なエネルギ量である。
すなわち、深夜電力で給湯器1を運転する第1運転パターンPaの電気料金Raは、下記式(1)により求める。
Ra=W・T1/[COP1・(1−α1)] ・・・(1)
また、深夜電力を蓄電装置3に蓄電する第2運転パターンPbの電気料金Rbは、下記式(2)により求める。
Rb=W・T1/[COP2・(1−α2)] ・・・(2)
また、昼間電力を用いて給湯器1を運転させる第3運転パターンPcの電気料金Rcは、下記式(3)により求める。
Rc=W・T2/COP2 ・・・(3)
ステップS6では、各電気料金Ra〜Rcを比較し、最も低い電気料金Rminを求め、次のステップS7に進む。そして、ステップS7では、ステップS6により求められた最も低い電気料金Rminの貯湯パターンPRminにより給湯器1及び蓄電装置3を運転させる。
(実施の形態の作用)
以上のように構成した実施の形態の給湯制御装置Aでは、深夜電力で給湯器1を運転し、使用時間帯まで貯湯タンク2に貯湯する第1運転パターンPa、深夜電力により蓄電装置3に蓄電し、その電力で翌日の使用時間帯前に給湯器1を運転させる第2運転パターンPb、翌日の昼間電力を用いて給湯器1を運転させる第3運転パターンPcのいずれかが選択される。
この運転パターンの選択は、本日深夜の外気温、翌日昼間の外気温、給湯器1の蓄熱エネルギ損失特性、蓄電装置3の蓄電エネルギ損失特性に応じて実行されるもので、上記式(1)〜(3)に基づき、以下に述べる選択傾向となる。
すなわち、翌日昼間の気温tneと当日深夜の気温tmiとの差(tne>tmiの場合)が大きくなると、第3運転パターンPcが選択される傾向が強くなる。
一方、翌日昼間の気温tneと当日深夜の気温tmiとの差(tne>tmiの場合)が小さく、あるいは逆転してこれがマイナスとなるような場合は、第1運転パターンPaあるいは第2運転パターンPbが選択される。
そして、第1運転パターンPaと第2運転パターンPbとのいずれかが選択される場合は、翌日昼間の気温tneと当日深夜の気温tmiとの差(tne>tmiの場合)が大きいほど、第2運転パターンPbが選択される傾向が強い。また、両エネルギ損失率α1,α2において、蓄熱エネルギ損失率α1が小さい程、第1運転パターンPaが選択される傾向が強く、蓄電エネルギ損失率α2が小さい程、第2運転パターンPbが選択される傾向が強くなる。
(実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態の給湯制御装置では、以下に述べる効果を得ることができる。
a) 本実施の形態では、貯湯タンク2に貯湯するパターンとして、深夜電力で給湯器1を運転させる第1運転パターンPaと、深夜電力を蓄電して昼間に給湯器1を運転させる第2運転パターンPbと、翌日の昼間の電力で給湯器1を運転させる第3運転パターンPcとの3種類のパターンを設定した。また、深夜運転時の第1の成績係数COP1、昼間運転時の第2の成績係数COP2、さらには、深夜と昼間との各電気単価T1,T2の違い及び貯湯タンク2における蓄熱による蓄熱エネルギ損失率α1、蓄電による蓄電エネルギ損失率α2をパラメータとして、貯湯タンク2に給湯するのに必要なエネルギ量Wを得るのに必要な電気料金Ra〜Rcを求めた。そして、各電気料金Ra〜Rcのうちで最も安い運転パターンを選択し、給湯器1を運転させるようにした。
したがって、使用時間帯である夕方の前に貯湯タンク2に対する給湯を低コストで行うことを、精度高く実行可能である。
しかも、この効果を得るのにあたり、貯湯タンク2の蓄熱エネルギ損失率α1と蓄電装置3の蓄電エネルギ損失率α2とをパラメータとしたことにより、仕様による貯湯タンク2の違いや蓄電装置3の違いなどにも対応した高い精度でのコスト計算が可能である。例えば、仕様により貯湯タンク2の断熱性能に違いがあっても、その違いに応じて低コストの給湯の運転パターンを選択することが可能である。
b)貯湯タンク2への給湯のタイミングを、使用時間帯の前(直前が好ましい)とすることにより、貯湯タンク2の小型化が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、実施の形態では、使用時間を夕方としたが、使用者の使用形態に応じて、使用時間帯を任意に設定するようにしてよい。
A 給湯制御装置
COP1 第1の成績係数
COP2 第2の成績係数
Pa 第1運転パターン
Pb 第2運転パターン
Pc 第3運転パターン
Ra 電気料金
Rb 電気料金
Rc 電気料金
T1 深夜電力単価
T2 昼間電力単価
α1 蓄熱エネルギ損失率
α2 蓄電エネルギ損失率
1 給湯器
2 貯湯タンク
3 蓄電装置
4 制御装置
5 外部電力

Claims (1)

  1. ヒートポンプ式の給湯器と、
    この給湯器からの給湯を貯湯する貯湯タンクと、
    前記給湯器を運転させる電力として、外部電力から給電される電力を蓄電する蓄電装置と、
    前記給湯器及び前記蓄電装置の運転を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記外部電力の深夜電力で前記給湯器を運転し、翌日の使用時間帯まで前記貯湯タンクに貯湯する第1の運転パターンと、
    前記深夜電力により前記蓄電装置に蓄電し、その蓄電した電力で翌日の使用時間帯前の昼間に前記給湯器を運転し前記貯湯タンクに貯湯する第2の運転パターンと、
    前記深夜電力を使用せずに、翌日の使用時間帯前に昼間電力で前記給湯器を運転し前記貯湯タンクに貯湯する第3の運転パターンと、
    の3つの運転パターンの中から選択した運転パターンにより運転させる運転制御を実行し、
    さらに、前記運転パターンの選択を行うのにあたり、
    当日深夜の気温と翌日昼間の気温とに基づいて得られた当日深夜運転時の第1の成績係数及び翌日昼間運転時の第2の成績係数と、
    前記外部電力の深夜電力単価及び昼間電力単価と、
    前記貯湯タンクに前記使用時間帯まで貯湯した場合の蓄熱エネルギ損失率及び前記蓄電装置に前記使用時間帯前まで蓄電した場合の蓄電エネルギ損失率と、
    をパラメータとして、
    前記3つの運転パターンで運転するのに必要な電気料金を求め、前記3つの運転パターンの中で前記電気料金が最も安価な運転パターンを選択する運転パターン選択処理を実行し、
    さらに、前記制御装置は、前記第1〜第3の3つの運転パターンの前記電気料金を求めるのにあたり、
    前記運転に必要なエネルギをW、第1の成績係数をCOP1、第2の成績係数をCOP2、深夜電力単価をT1、昼間電力単価をT2、蓄熱エネルギ損失率をα1、蓄電エネルギ損失率をα2とした場合、
    前記第1の運転パターンによる電気料金を、W・T1/[COP1・(1−α1)]により求め、
    前記第2の運転パターンによる電気料金を、W・T1/[COP2・(1−α2)]により求め、
    前記第3の運転パターンによる電気料金を、W・T2/COP2により求めることを特徴とする給湯制御装置。
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