JP5905307B2 - 脱穀装置の送塵ガイド装置 - Google Patents

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本発明は、コンバインなどの脱穀装置の送塵ガイド装置に関する。
扱室の内面側に、扱室内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度を調整する送塵ガイドを設けた脱穀装置が知られている。例えば、特許文献1に示される脱穀装置では、送塵ガイドを、回動軸を支点とする回動にもとづいて、処理物の流動路に対する開度を変更可能にすると共に、付勢部材の付勢力で送塵ガイドを初期開度側に付勢し、処理物から受ける負荷に応じて、付勢部材の付勢力に抗して送塵ガイドを退避回動させるように構成されている。このようにすると、扱室内の負荷に応じて処理物の送り速度を自動的に調整することができるので、脱穀性能が向上するだけでなく、処理物の詰りや過負荷による部品の破損を防止することが可能になる。
また、特許文献1に示される脱穀装置では、送塵ガイドの初期開度を調整できるように構成されている。このようにすると、脱穀する処理物の条件(種類、量など)に応じて送塵ガイドの初期開度を調整することができるので、さらなる脱穀性能の向上が図れる。
特許第4639221号公報
しかしながら、特許文献1に示される脱穀装置では、送塵ガイドの初期開度調整を長孔の範囲で無段階に行なうようにしていたので、調整される初期開度にバラツキが生じ易い。その結果、送塵ガイドの初期開度調整を正確かつ安定に行なうことが難しく、特に、送塵ガイドの開度が脱穀性能に大きな影響を及ぼす汎用コンバインでは、送塵ガイドの開度調整不良によって脱穀性能が大幅に低下する惧れがあった。
また、特許文献1に示される脱穀装置では、付勢部材の自由長状態で送塵ガイドを初期開度に保持するので、送塵ガイドの初期開度姿勢が安定しないだけでなく、付勢部材の加工のバラツキによって送塵ガイドの初期開度が変化する惧れがあった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、扱室の内面側に、扱室内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度を調整する送塵ガイドを複数備え、該複数の送塵ガイドのそれぞれを、それぞれの回動軸を支点とする回動にもとづいて、処理物の流動路に対する開度をそれぞれ各別に変更可能にすると共に、付勢手段の付勢力で送塵ガイドを閉じ方向である初期開度側にそれぞれ各別に付勢し、処理物から受ける負荷に応じて、付勢手段の付勢力に抗して送塵ガイドをそれぞれ各別に退避回動させる脱穀装置であって、前記回動軸を中心としてそれぞれ各別に回動可能なブラケットと、ブラケットと送塵ガイドとの間にそれぞれ構成され、付勢手段によりそれぞれ付勢された送塵ガイドの閉じ方向への回動を初期開度位置でそれぞれ各別に規制する回動規制手段と、ブラケットの回動位置をそれぞれ段階的に変更する回動位置変更手段と、を備え、回動位置変更手段によるブラケットの回動位置変更にもとづいて、付勢手段による送塵ガイドの付勢力を変えずに送塵ガイドの初期開度をそれぞれ段階的に調整することを特徴とする脱穀装置の送塵ガイド装置である。
請求項2の発明は、前記回動位置変更手段は、ブラケットと一体的に回動可能な調整具と、該調整具と複数の回動位置で係合する係合部材と、該係合部材と係合した調整具を締め付け固定するノブ付きボルトと、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、付勢手段による送塵ガイドの付勢力を変えずに送塵ガイドの初期開度を段階的に調整するので、送塵ガイドの初期開度調整を正確かつ安定に行なうことができるだけでなく、付勢力の変化による脱穀性能の低下も回避できる。しかも、送塵ガイドは、回動規制手段によって規定される初期開度位置(閉じ方向の回動限界位置)に付勢手段で押圧保持されるので、付勢部材の自由長状態で初期開度に保持する場合に比べ、送塵ガイドを初期開度に安定に保持できるだけでなく、付勢部材の加工のバラツキによって送塵ガイドの初期開度が変化することも回避できる。
また、請求項2の発明によれば、係合部材によって係合保持された調整具を、さらにノブ付きボルトで締め付け固定するので、係合のみで調整具の回動位置を保持する場合のように、振動などで係合が外れることを防止できる。
脱穀装置の内部側面図である。 脱穀装置の内部正面図である。 扱室の上部を示す斜視図である。 送塵ガイド装置の全体平面図である。 (A)、(B)は送塵ガイド装置の作用を示す説明図である。 送塵ガイド装置の分解斜視図である。 送塵ガイド装置の要部側面図である。 送塵ガイド調整の初期開度調整を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は汎用コンバインに設けられる脱穀装置であって、該脱穀装置1は、前方の供給口から刈取茎稈が全稈投入される扱室2と、扱室2から漏下した穀粒を選別する選別室3とを備えて構成されており、選別室3で選別された穀粒が図示しない穀粒タンクに移送され、ここに貯溜されるようになっている。
扱室2は、扱歯4によって脱穀処理を行なう扱胴5と、扱胴5の下側に沿って配置され、茎稈から脱粒した穀粒を漏下させる受網6と、扱室2内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度を調整する複数の送塵ガイド7と、受網6から漏下せずに扱室2の終端まで達した排出物を排出する排塵口8とを備えて構成されている。本実施形態の扱胴5は、扱室2内に前後を向いて配置される回転軸9を中心として回転駆動される。つまり、全稈投入型の脱穀装置としては、扱胴軸心が前後方向を向く軸流式と、扱胴軸心が左右方向を向く直流式とが知られているが、実施形態の汎用コンバインでは軸流式を採用している。
選別室3は、受網6から漏下した穀粒を揺動選別する揺動選別体10と、揺動選別体10の前方で選別風を起風する圧風ファン11と、一番物を回収する一番ラセン12と、二番物を回収する二番ラセン13とを備えて構成されている。そして、一番ラセン12によって回収された一番物は、図示しない揚穀筒を介して穀粒タンクに移送され、二番ラセン13によって回収された二番物は、二番還元筒14を介して扱室2内に還元されるようになっている。
揺動選別体10は、受網6から漏下した穀粒を後方へ順次搬送するグレンパン15と、グレンパン15の後方で穀粒を篩い選別するチャフシーブ16と、チャフシーブ16から漏下した穀粒をさらに篩い選別するグレンシーブ17と備える揺動アッセンブリであり、図示しない揺動機構によって所定の周期で連続的に揺動されるようになっている。
次に、本発明の要部である送塵ガイド7の基本的な構成及び作用について、図3〜図5を参照して説明する。送塵ガイド7は、扱室2内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度(扱胴回転軸方向の送り速度)を調整する部材であり、図3及び図4に示すように、扱室2の上部を覆う扱室天板18に扱胴回転軸方向に所定の間隔を隔てて複数設けられている。
送塵ガイド7は、回動軸19を支点とする回動にもとづいて、処理物の流動路に対する開度をそれぞれ各別に変更可能に構成されると共に、各別に設けた付勢部材(付勢手段)20の付勢力でそれぞれ初期開度側に付勢されており、処理物から受ける負荷が大きいときは、付勢部材20の付勢力に抗してそれぞれ各別に退避回動するようになっている。尚、図4に示すように、送塵ガイド7の回動方向は、送塵ガイド7の扱胴回転下流側が扱室終端側に変位する方向を開き方向、送塵ガイド7の扱胴回転下流側が扱室始端側に変位する方向を閉じ方向とする。
例えば、図5の(A)に示すように、送塵ガイド7が処理物の流動路を閉じる姿勢のときは、処理物の後方への送り速度が遅くなるので、処理物が扱室2内で脱穀作用を受ける時間が長くなり、また、処理物から受ける負荷が大きいときは、図5の(B)に示すように、付勢部材20の付勢力に抗して送塵ガイド7が開き方向に自動的に退避回動することにより、処理物の送り速度を速くし、藁屑などのはけを良くする。このような送塵ガイド7によれば、扱室2内の負荷に応じて処理物の送り速度をそれぞれ自動的に調節することができるので、脱穀性能が向上するだけでなく、処理物の詰りや、過負荷による部品の破損を防止することが可能になる。
次に、送塵ガイド7及び付勢部材20を含む送塵ガイド装置21の構成について、図6及び図7を参照して説明する。これらの図に示すように、送塵ガイド装置21は、送塵ガイド7、付勢部材20、ストッパ部材22、ブラケット23、カバー体24、調整具25、係合部材26、ノブ付きボルト27などを備えて構成されている。
送塵ガイド7は、扱胴5の上側に沿う円弧部を有した板状の部材であり、その中間部には、上方に延出する回動軸19が一体的に突設されている。回動軸19は、扱室天板18に設けられる軸受28によって回動自在に支持されると共に、先端側に螺着されるナット29によって抜止めされている。
ストッパ部材22は、軸受28の上方で回動軸19の中間部に回動不能に外嵌するボス22aと、ボス22aの下端部に一体的に溶着され、ボス22aから側方に延出するプレート22bと、プレート22bから上方に突設されるスプリング係合ピン22c及びストッパピン22dと、ストッパピン22dの上端部にプレート22eを介して一体的に設けられるナット22fとを備えており、送塵ガイド7と一体的に回動するようになっている。
ブラケット23は、ストッパ部材22の上方に設けられるプレート状の部材であり、ブラケット23に対する送塵ガイド7の相対的な回動範囲を規制する長孔(回動規制手段)23aと、付勢部材20の一端が係合されるスプリング係合片23bと、調整具25に係合される調整具係合ピン23cとを備えている。長孔23aは、回動軸19を中心とする円弧状の長孔であり、ストッパ部材22のストッパピン22dと係合することにより、ブラケット23に対する送塵ガイド7の相対的な回動範囲を規制している。
本実施形態の付勢部材20は、ねじりコイルバネであり、コイル部20aと、コイル部20aの両端から所定の巻き角度を存して延出する第一アーム部20b及び第二アーム部20cを有している。そして、コイル部20aをボス22aの外周で回動自在に支持し、第一アーム部20bをブラケット23のスプリング係合片23bに係合させる一方、第二アーム部20cをストッパ部材22のスプリング係合ピン22cに係合させることで、ストッパ部材22を介して送塵ガイド7を閉じ方向に付勢する。これにより、長孔23aの範囲で回動が許容される送塵ガイド7は、付勢部材20の付勢によって回動範囲の初期開度側の端(閉じ方向の回動限界位置)に押圧保持されるようになっている。
カバー体24は、付勢部材20、ストッパ部材22及びブラケット23の上方を覆うように扱室天板18に取付けられている。調整具25とブラケット23は、カバー体24を挟んで上下に重合しており、いずれも回動軸19の先端部を中心として回動可能に構成されている。また、カバー体24の長孔24aを介してブラケット23の調整具係合ピン23cが調整具25の係合孔25aに係合することにより、調整具25とブラケット23が一体的に回動するようになっている。
尚、本実施形態のカバー体24は、送塵ガイド7の開き方向の回動限界位置を規定するための長孔24dを備えている。この長孔24dは、回動軸19を中心とする円弧状の長孔であり、ストッパ部材22のストッパピン22dと係合することにより、カバー体24に対する送塵ガイド7の相対的な回動範囲を規制する。そして、長孔24dは、送塵ガイド7が開き方向の回動限界位置に到達したとき、それ以上のストッパピン22dの変位を阻止して送塵ガイド7の回動規制を行なうが、この回動規制位置は、後述する送塵ガイド7の初期開度調整に拘わらず一定である。従って、送塵ガイド7の退避回動範囲は、初期開度調整に応じて増減することになる。例えば、初期開度が大きいほど退避回動範囲は狭くなる(図8参照)。
係合部材26は、カバー体24の上面に一体的に設けられており、回動軸19を中心とする円弧に沿って複数の係合歯(ノッチ)26aが形成されている。これらの係合歯26aは、調整具25に形成される係合歯25bとの係合により、調整具25及びブラケット23の回動を所定の回動位置で規制するようになっている。換言すれば、係合部材26に対する調整具25の係合位置を選択的に変更することにより、調整具25及びブラケット23の回動位置を段階的に変更することができるようになっている。
ノブ付きボルト27は、調整具25の上方から、調整具25の挿通孔25cとカバー体24の長孔24bを介して、ブラケット23の螺子孔23dに螺合する締め付け固定具であり、その締め付け操作によって、係合部材26に係合した調整具25とブラケット23との間でカバー体24を挟持することにより、所定の回動位置に調整されたブラケット23の回動を確実に規制するようになっている。また、ノブ付きボルト27は、調整具25の挿通孔25dとカバー体24の長孔24cとブラケット23の挿通孔23eを介して、ストッパ部材22のナット22fに螺合することにより、任意の開度位置で送塵ガイド7を回動不能に固定することが可能である。つまり、ノブ付きボルト27を螺子孔23dに螺合する状態とナット22fに螺合する状態とに付け替えることによって、送塵ガイド7を退避回動が可能な状態と退避回動が不可能な状態とに切り換えることができるようになっている。
次に、送塵ガイド7の初期開度調整について、図8を参照して説明する。送塵ガイド7は、ブラケット23の長孔23aとストッパ部材22のストッパピン22dとの係合により回動範囲が規制されており、付勢部材20の付勢によってストッパピン22dが長孔23aの一端(閉じ方向の回動限界位置)に押圧保持されることにより、送塵ガイド7が初期開度位置に保持されるようになっている。
送塵ガイド7の初期開度を調整する場合は、まず、ノブ付きボルト27を緩み方向に回し操作し、調整具25の係合歯25bをカバー体24の上面から持ち上げられるようにする。このとき、調整具25に形成される摘み片25eを指先で摘めば、調整具25の係合歯25bを容易に持ち上げることができる。
調整具25の係合歯25bを持ち上げると、調整具25と係合部材26の係合が解除され、調整具25の回動位置が変更可能となる。ここで、調整具25を回動操作すると、ブラケット23、付勢部材20、ストッパ部材22及び送塵ガイド7が一体的に回動するので、送塵ガイド7が所望の初期開度となる調整具25の回動位置を選択し、その位置で調整具25の係合歯25bを係合部材26の係合歯26aに係合させる。
換言すれば、送塵ガイド7の初期開度は、係合部材26に対する調整具25の係合位置によって規定されるので、調整具25の係合歯25bを係合させる係合部材26の係合歯26aを処理物の条件毎にあらかじめ決めておけば、送塵ガイド7の初期開度を処理物の条件に適した初期開度に正確かつ容易に調整することが可能になる。例えば、「処理物Aを脱穀する場合は、調整具25の係合歯25bを係合部材26の右からN番目の係合歯26aに係合」といった説明文をコンバインの取扱説明書などに記載する。
送塵ガイド7が所望の初期開度となった状態で調整具25の係合歯25bを係合部材26の係合歯26aに係合させたら、ノブ付きボルト27を締め方向に回し操作する。これにより、調整具25と係合部材26の係合が振動などで外れることを確実に防止できる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、扱室2の内面側に、扱室2内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度を調整する複数の送塵ガイド7を備え、該送塵ガイド7を、回動軸19を支点とする回動にもとづいて、処理物の流動路に対する開度をそれぞれ各別に変更可能にすると共に、付勢部材20の付勢力で送塵ガイド7を初期開度側にそれぞれ付勢し、処理物から受ける負荷が大きいときは、付勢部材20の付勢力に抗して送塵ガイド7をそれぞれ退避回動させる脱穀装置1であって、回動軸19を中心として回動可能なブラケット23と、ブラケット23と送塵ガイド7との間に構成され、送塵ガイド7を開度が閉じる方向に付勢する付勢手段(付勢部材20)と、ブラケット23と送塵ガイド7との間に構成され、付勢手段により付勢された送塵ガイド7の閉じ方向への回動を初期開度位置でそれぞれ規制する回動規制手段(長孔23a、ストッパピン22d)と、ブラケット23の回動位置をそれぞれ段階的に変更する回動位置変更手段(調整具25、係合部材26、ノブ付きボルト27)と、を備え、回動位置変更手段によるブラケット23の回動位置変更にもとづいて、付勢手段による送塵ガイド7の付勢力を変えずに送塵ガイド7の初期開度をそれぞれ段階的に調整するので、送塵ガイド7の初期開度調整を正確かつ安定に行なうことができるだけでなく、付勢力の変化による脱穀性能の低下も回避できる。しかも、送塵ガイド7は、回動規制手段によって規定される初期開度位置(閉じ方向の回動限界位置)にそれぞれ付勢手段で各別に押圧保持されるので、付勢部材20の自由長状態で初期開度に保持する場合に比べ、送塵ガイド7を初期開度に安定に保持できるだけでなく、付勢部材20の加工のバラツキによって送塵ガイド7の初期開度が変化することも回避できる。
また、回動位置変更手段は、ブラケット23と一体的に回動可能な調整具25と、該調整具25と複数の回動位置で係合する係合部材26と、該係合部材26と係合した調整具25を締め付け固定するノブ付きボルト27と、を備えるので、係合のみで調整具25の回動位置を保持する場合のごとく、振動などで係合が外れることを防止できる。
1 脱穀装置
2 扱室
5 扱胴
6 受網
7 送塵ガイド
18 扱室天板
19 回動軸
20 付勢部材
21 送塵ガイド装置
22 ストッパ部材
22d ストッパピン
23 ブラケット
23a 長孔
24 カバー体
25 調整具
25b 係合歯
26 係合部材
26a 係合歯
27 ノブ付きボルト

Claims (2)

  1. 扱室の内面側に、扱室内を流動する処理物に接触して処理物の送り速度を調整する送塵ガイドを複数備え、該複数の送塵ガイドのそれぞれを、それぞれの回動軸を支点とする回動にもとづいて、処理物の流動路に対する開度をそれぞれ各別に変更可能にすると共に、付勢手段の付勢力で送塵ガイドを閉じ方向である初期開度側にそれぞれ各別に付勢し、処理物から受ける負荷に応じて、付勢手段の付勢力に抗して送塵ガイドをそれぞれ各別に退避回動させる脱穀装置であって、
    前記回動軸を中心としてそれぞれ各別に回動可能なブラケットと、
    ブラケットと送塵ガイドとの間にそれぞれ構成され、付勢手段によりそれぞれ付勢された送塵ガイドの閉じ方向への回動を初期開度位置でそれぞれ各別に規制する回動規制手段と、
    ブラケットの回動位置をそれぞれ段階的に変更する回動位置変更手段と、を備え、
    回動位置変更手段によるブラケットの回動位置変更にもとづいて、付勢手段による送塵ガイドの付勢力を変えずに送塵ガイドの初期開度をそれぞれ段階的に調整することを特徴とする脱穀装置の送塵ガイド装置。
  2. 前記回動位置変更手段は、ブラケットと一体的に回動可能な調整具と、該調整具と複数の回動位置で係合する係合部材と、該係合部材と係合した調整具を締め付け固定するノブ付きボルトと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の脱穀装置の送塵ガイド装置。
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