JP5904987B2 - 広告装置、予測方法及び予測プログラム - Google Patents
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Description
まず、図1を用いて、実施形態に係る予測処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る予測処理の一例を示す図である。図1では、広告装置100によって広告効果の予測処理が行われる例を示す。なお、以下では、広告装置100が、広告効果の一例としてインプレッション数を予測する例を示す。
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告配信システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示す図である。図3に示すように、広告配信システム1には、端末装置10と、広告主装置20と、配信装置30と、広告装置100とが含まれる。端末装置10、広告主装置20、配信装置30及び広告装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図3に示した広告配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の配信装置30や、複数台の広告装置100が含まれてもよい。
次に、図4を用いて、実施形態に係る広告装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る広告装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、広告装置100は、通信部110と、広告コンテンツ記憶部121と、配信履歴記憶部122と、制御部130とを有する。なお、広告装置100は、広告装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10や広告主装置20や配信装置30との間で情報の送受信を行う。
広告コンテンツ記憶部121及び配信履歴記憶部122は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
広告コンテンツ記憶部121は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部121の一例を示す。図5に示した例では、広告コンテンツ記憶部121は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「入札価格」、「クリック単価(CPC:Cost Per Click)」、「配信期間」、「広告予算」、「累積課金額」、「ターゲティング条件」、「CTR(Click Through Rate)」といった項目を有する。
配信履歴記憶部122は、広告装置100によって過去に配信された広告コンテンツ(すなわち、配信済み広告コンテンツ)に関する配信履歴を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係る配信履歴記憶部122の一例を示す。なお、配信履歴記憶部122は、図6に示した例のようにデータベースにおけるテーブルにより構成されてもよいが、配信履歴が書き込まれるテキストファイル等であってもよい。図6に示した例では、配信履歴記憶部122は、「配信日時」、「広告コンテンツ」、「インプレッション数」、「停止期間」、「CTR」、「クリック単価」、「ターゲティング条件」といった項目を有する。
図4の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(予測プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
受信部131は、端末装置10や配信装置30から広告コンテンツの取得要求を受信する。例えば、受信部131は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエスト等により、広告コンテンツの取得要求を受信する。
配信部132は、受信部131によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、広告コンテンツ記憶部121に記憶されている広告コンテンツのいずれかを配信する。具体的には、配信部132は、広告コンテンツ記憶部121に記憶されている広告コンテンツから、現在日時が配信期間に含まれる広告コンテンツを配信候補の広告コンテンツとして抽出する。そして、配信部132は、配信候補の広告コンテンツの中から、クリック単価やCTRやターゲティング条件に応じて、配信対象の広告コンテンツを決定する。
入稿受付部133は、広告主装置20から広告コンテンツの入稿を受け付け、受け付けた広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部121に格納する。具体的には、入稿受付部133は、入札価格、配信期間、広告予算及びターゲティング条件とともに広告コンテンツの入稿を受け付け、入稿された広告コンテンツに対応付けて、入札価格、配信期間、広告予算及びターゲティング条件を広告コンテンツ記憶部121に格納する。このとき、入稿受付部133は、広告コンテンツの入稿元である広告主に対応する広告主IDについても広告コンテンツ記憶部121に格納する。
取得部134は、入稿受付部133から広告効果を予測するよう指示された場合に、配信履歴記憶部122から、各種情報を取得する。図6の例の場合、取得部134は、配信履歴記憶部122から、配信日時毎かつ広告コンテンツ毎の配信履歴を取得する。以下では、配信日時毎かつ広告コンテンツ毎に特定される1つの配信履歴(インプレッション数、停止期間、CTR、クリック単価、ターゲティング条件の組合せ)を「配信履歴レコード」と表記する場合がある。なお、取得部134は、配信履歴記憶部122に記憶されている全ての配信履歴レコードではなく、配信日時が所定期間(例えば、現在日から所定日数だけ過去日までの期間)に含まれる配信履歴レコードのみを取得してもよい。
推定部135は、取得部134によって取得されたインプレッション数及び停止期間を用いて、配信が停止されなかった場合における配信済み広告コンテンツのインプレッション数を推定する。具体的には、推定部135は、取得部134によって取得された配信履歴レコードのうち、配信停止されたことがある配信済み広告コンテンツに対応する配信履歴レコードを処理対象として抽出する。そして、推定部135は、処理対象の配信履歴レコード毎に、配信停止されなかった場合におけるインプレッション数を推定する。例えば、推定部135は、上記式(1)を用いて、インプレッション数を推定する。
予測部136は、取得部134によって取得された配信履歴レコードと、推定部135によって推定されたインプレッション数とを用いて、任意の広告コンテンツにおける広告効果を予測する。実施形態に係る予測部136は、入稿受付部133によって受け付けられた入稿予定の広告コンテンツにおけるインプレッション数を広告効果として予測する。具体的には、予測部136は、入稿予定の広告コンテンツについて、入札価格とインプレッション数との関係を予測するための予測モデルを生成する。さらに、予測部136は、入稿受付部133によって受け付けられた広告予算を用いて、広告予算によって制約されるインプレッション数の上限値(以下、「最大インプレッション数」と表記する場合がある)を予測する。以下、予測部136による処理について、「予測モデルの生成処理」、「最大インプレッション数の予測処理」の順に説明する。なお、以下では、予測部136が1日当たりのインプレッション数を予測する場合を例に挙げて説明する。
まず、予測部136による「予測モデルの生成処理」について説明する。予測部136は、配信履歴レコードに含まれるインプレッション数を従属変数(目的変数)とし、配信履歴レコードに含まれる各種情報を独立変数(説明変数)として回帰分析を行うことにより、入札価格とインプレッション数との関係を予測するための予測モデルを生成する。具体的には、予測部136は、取得部134によって取得された配信履歴レコード毎に、下記式(2)に各種情報を代入する。
続いて、予測部136による「最大インプレッション数の予測処理」について説明する。まず、「広告予算」と「CPC(クリック単価)」と「クリック数」との関係は、下記式(6)により表される。
このようにして、予測部136は、入稿受付部133によって受け付けられた入稿予定の広告コンテンツについて、入札価格とインプレッション数との関係を示す予測モデルを生成するとともに、最大インプレッション数を予測する。そして、予測部136は、予測モデルによって予測されるインプレッション数と、上記式(8)によって予測される最大インプレッション数とのうち、少ないインプレッション数を予測結果とする。すなわち、予測部136は、下記式(9)の結果を予測結果とする。
図4の説明に戻って、提供部137は、予測部136によって予測された予測結果を広告主装置20に提供する。例えば、提供部137は、入稿受付部133によって入札価格が受け付けられていない場合には、図8に例示した予測結果g22を広告主装置20に提供する。また、例えば、提供部137は、入稿受付部133によって入札価格が受け付けられている場合には、上記式(9)により予測されたインプレッション数を広告主装置20に提供する。
次に、図9を用いて、実施形態に係る広告装置100による予測処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る広告装置100による予測処理手順を示すフローチャートである。
上述してきたように、実施形態に係る広告装置100は、取得部134と、推定部135と、予測部136とを有する。取得部134は、過去に配信された配信済み広告コンテンツの広告効果と、かかる配信済み広告コンテンツの配信が制限された情報である制限情報(例えば、停止期間)とを含む配信履歴を取得する。また、推定部135は、取得部134によって取得された配信履歴に含まれる広告効果及び制限情報に基づいて、配信が制限されなかった場合における配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する。また、予測部136は、推定部135によって推定された広告効果に基づいて、任意の広告コンテンツ(例えば、入稿受付部133によって受け付けられた予測対象の広告コンテンツ)における広告効果(例えば、インプレッション数)を予測する。
上述した広告装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、広告装置100の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、図2を用いて説明したように、推定部135が、停止期間にインプレッション数を比例分配することで、配信停止がなかった場合における配信済み広告コンテンツのインプレッション数を推定する例を示した。しかし、推定部135は、他の手法により、配信停止がなかった場合における配信済み広告コンテンツのインプレッション数を推定してもよい。
また、上記実施形態では、広告装置100が、広告効果の一例としてインプレッション数を予測する例を示した。しかし、広告装置100は、インプレッション数ではなく他の広告効果を予測してもよい。例えば、広告装置100は、入稿予定の広告コンテンツにおけるクリック数を予測してもよい。この場合、上述した配信履歴記憶部122は、配信日時及び広告コンテンツ毎に、クリック数を記憶する。そして、取得部134、推定部135及び予測部136は、上述してきた処理において、インプレッション数の代わりにクリック数を用いることで、入稿予定の広告コンテンツにおけるクリック数を予測することができる。
また、上記実施形態において、提供部137は、予測部136による予測結果を画面によって広告主装置20に提供してもよい。図14に、変形例に係る提供部137によって提供される予測結果画面の一例を示す。図14に示すように、提供部137は、予測結果枠P10と、予測グラフ枠P20と、情報表示枠P30とを含む予測結果画面W10を提供する。図14の例の場合、予測結果枠P10には、入札価格を入力するための入力欄B11と、広告予算を入力するための入力欄B12とが含まれる。また、図14では図示することを省略したが、予測結果画面W10には、入稿予定の広告コンテンツを入力するための入力欄や、ターゲティング条件を入力するための入力欄などが含まれる。なお、予測結果画面W10の初期画面には、図14に図示した情報は表示されず、広告コンテンツ、入札価格、広告予算、ターゲティング条件などを入力するための入力欄のみが表示される。
また、上記実施形態では、図8や図13に、予測部136による予測モデルをグラフ(例えば、予測結果グラフg22、予測結果グラフg42)で示したが、グラフの形状は、上記例に限られない。この点について、図15及び図16を用いて説明する。図15及び図16は、変形例に係る予測部136による予測結果の一例を示す。
また、上記実施形態では、広告コンテンツの配信制限として、広告予算の制約により配信が停止される例を説明した。しかし、配信部132は、広告予算を消化しているか否かにかかわらず、広告コンテンツの配信を制限する場合がある。具体的には、ウェブページに複数の広告枠が含まれる場合に、配信部132は、同一のウェブページに同一広告主の広告コンテンツが2個以上表示されないように制限する場合がある。例えば、配信部132は、クリック単価やCTRやターゲティング条件に基づいて、広告コンテンツC11及びC12を配信対象として特定したものとする。このとき、配信部132は、広告コンテンツC11及びC12の広告主が同一であり、かつ、広告コンテンツC11及びC12が同一のウェブページの異なる広告枠に表示される場合には、広告コンテンツC11及びC12のいずれか一方と、他の広告主に対応する広告コンテンツを配信する。この例において、広告コンテンツC11が配信された場合、広告コンテンツC12は、本来配信されるはずであったにもかかわらず、配信制限によって配信されなかったこととなる。すなわち、広告コンテンツC12のインプレッション数は、配信制限によって抑制される。以下では、このような配信制限を「重複排除処理」と表記する場合がある。
また、上記実施形態では、配信履歴記憶部122に記憶されている配信履歴に基づいて予測モデルを生成する例を示した。ここで、予測部136は、配信履歴記憶部122に記憶されている配信済み広告コンテンツのうち、所定の条件を満たす配信済み広告コンテンツのみから予測モデルを生成してもよい。そして、予測部136は、所定の条件毎に、予測モデルを生成してもよい。ここでいう所定の条件とは、例えば、(Y1)ターゲティング条件に性別が含まれること、(Y2)ターゲティング条件に年齢が含まれること、(Y3)ターゲティング条件に地域(例えば、ユーザの所在エリア)が含まれること、などが挙げられる。そして、予測部136は、例えば、条件(Y1)を満たす配信済み広告コンテンツの配信履歴に基づいて予測モデルを生成する。同様にして、予測部136は、条件(Y2)に対応する予測モデルや、条件(Y3)に対応する予測モデルを生成する。さらに、予測部136は、条件(Y1)及び条件(Y2)を満たす配信済み広告コンテンツの配信履歴に基づいて予測モデルを生成する。このように、予測部136は、複数の条件に対応する予測モデルを生成する。すなわち、所定の条件が6個存在する場合には、予測部136は、「26(=64)」個の予測モデルを生成する。この場合、予測部136は、入稿予定の広告コンテンツが満たす条件に対応する予測モデルを用いて、入稿予定の広告コンテンツにおける広告効果を予測する。これにより、予測部136は、入稿予定の広告コンテンツの特性と合致した予測モデルを用いることができるので、広告効果を高精度に予測することができる。
また、上記実施形態では、上記式(8)の右辺によって求められる理論値を最大インプレッション数とする例を示した。しかし、予測部136は、配信履歴記憶部122に記憶されている配信履歴に基づいて、最大インプレッション数についても回帰分析等により予測してもよい。この場合、予測部136は、過去に配信停止されたことがある配信済み広告コンテンツのインプレッション数については、推定部135によって推定されたインプレッション数を用いる。
また、上記実施形態では、上記式(5)のように、入札価格(Bid)とクリック単価(CPC)とが異なる値であるものとした。しかし、上述してきた実施形態は、入札価格(Bid)とクリック単価(CPC)とを同一とするシステムにも適用することができる。この場合、広告コンテンツ記憶部121は、入札価格(Bid)及びクリック単価(CPC)のいずれか一方のみを記憶する。
また、上記実施形態では、ウェブページに表示される広告コンテンツを例に挙げて説明した。しかし、広告装置100は、端末装置10に記憶される電子書籍や動画等に表示される広告コンテンツは、端末装置10にインストールされるアプリケーションに表示される広告コンテンツを配信してもよい。そして、広告装置100は、上述してきた予測処理を行うことで、電子書籍等に表示される広告コンテンツの広告効果を予測してもよい。
また、上記実施形態では、広告装置100が広告コンテンツを配信する例を示した。しかし、広告効果を予測する装置と、広告コンテンツを配信する装置とは、異なる装置であってもよい。例えば、上述した広告装置100は、広告コンテンツを配信せずに、広告効果を予測する処理のみを行ってもよい。すなわち、図4に示した広告装置100は、受信部131、配信部132、入稿受付部133、広告コンテンツ記憶部121及び配信履歴記憶部122を有しなくてもよい。この場合、広告コンテンツを配信する広告配信装置は、図4に示した受信部131、配信部132、入稿受付部133、広告コンテンツ記憶部121及び配信履歴記憶部122を有する。この例では、広告装置100は、広告配信装置から配信履歴を取得する。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、上述してきた実施形態に係る広告装置100は、例えば図17に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図17は、広告装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
100 広告装置
121 広告コンテンツ記憶部
122 配信履歴記憶部
131 受信部
132 配信部
133 入稿受付部
134 取得部
135 推定部
136 予測部
137 提供部
Claims (12)
- 過去に配信された配信済み広告コンテンツの広告効果と、当該配信済み広告コンテンツの配信が制限された情報である制限情報とを含む配信履歴を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された配信履歴に含まれる広告効果及び制限情報に基づいて、配信が制限されなかった場合における前記配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された広告効果に基づいて、任意の広告コンテンツにおける広告効果を予測する予測手段と、
を備えたことを特徴とする広告装置。 - 前記取得手段は、
前記制限情報として、前記配信済み広告コンテンツの配信が停止された期間である停止期間を含む前記配信履歴を取得し、
前記推定手段は、
前記停止期間に基づいて、配信が停止されなかった場合における前記配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の広告装置。 - 前記取得手段は、
前記配信済み広告コンテンツが配信された期間である配信期間をさらに含む前記配信履歴を取得し、
前記推定手段は、
前記配信期間に対する前記停止期間の割合に応じて、前記配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の広告装置。 - 前記取得手段は、
所定の配信態様毎に、当該配信態様において配信された配信済み広告コンテンツにおける広告効果の時間変動を取得し、
前記推定手段は、
各配信態様に対応する前記広告効果の時間変動のうち、前記配信済み広告コンテンツの停止時間に対応する広告効果に基づいて、当該配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の広告装置。 - 前記取得手段は、
前記配信態様として、前記配信済み広告コンテンツが配信された配信時期、又は、前記配信済み広告コンテンツの配信対象となったユーザ属性を用いる、
ことを特徴とする請求項4に記載の広告装置。 - 前記予測手段は、
前記任意の広告コンテンツの広告主に課金される広告料金の予算に基づいて、当該任意の広告コンテンツにおける広告効果の上限を予測する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の広告装置。 - 前記推定手段は、
前記取得手段によって取得された配信履歴に含まれる停止期間に基づいて、配信が停止されたことがある配信済み広告コンテンツの広告効果を推定し、
前記予測手段は、
配信が停止されたことがない配信済み広告コンテンツの広告効果として、前記取得手段によって取得された配信履歴に含まれる広告効果を用い、配信が停止されたことがある配信済み広告コンテンツの広告効果として、前記推定手段によって推定された広告効果を用いることにより、前記任意の広告コンテンツにおける広告効果を予測する、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の広告装置。 - 前記予測手段は、
前記任意の広告コンテンツの広告主に課金される広告料金の単価であって、当該任意の広告コンテンツが優先的に配信されるか否かが決定される指標値である入札価格と、前記任意の広告コンテンツにおける広告効果との関係を予測する、
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の広告装置。 - 前記任意の広告コンテンツの広告主に対して、前記予測手段によって予測された当該任意の広告コンテンツにおける広告効果を提供する提供手段、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の広告装置。 - 前記予測手段は、
前記任意の広告コンテンツにおける広告効果として、当該任意の広告コンテンツがユーザの端末装置に表示される回数である表示回数、又は、前記ユーザに選択される回数である選択回数を予測する、
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の広告装置。 - コンピュータが実行する予測方法であって、
過去に配信された配信済み広告コンテンツの広告効果と、当該配信済み広告コンテンツの配信が制限された情報である制限情報とを含む配信履歴を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された配信履歴に含まれる広告効果及び制限情報に基づいて、配信が制限されなかった場合における前記配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する推定工程と、
前記推定工程によって推定された広告効果に基づいて、任意の広告コンテンツにおける広告効果を予測する予測工程と、
を含んだことを特徴とする予測方法。 - 過去に配信された配信済み広告コンテンツの広告効果と、当該配信済み広告コンテンツの配信が制限された情報である制限情報とを含む配信履歴を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された配信履歴に含まれる広告効果及び制限情報に基づいて、配信が制限されなかった場合における前記配信済み広告コンテンツの広告効果を推定する推定手順と、
前記推定手順によって推定された広告効果に基づいて、任意の広告コンテンツにおける広告効果を予測する予測手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする予測プログラム。
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