JP5904116B2 - オイルレベルセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、オイルパン内のオイルレベルに応じて変化するフロートの位置に基づいてオイルレベルが下限レベル以下であることを検出するセンサを備えるオイルレベルセンサに関する。
特許文献1に記載されるオイルレベルセンサでは、検出素子をカバーで覆うことにより、オイルパンのオイルの液面が振動などで波立っている状態でもカバー内のオイルの液面の波立ちを抑えてオイルレベルが変動してしまうことを抑制するようにしている。
特開平6−307913号公報
ところで、オイルレベルに応じて変化するフロートの位置に基づいてオイルレベルが下限レベル以下であることを検出するフロート式のオイルレベルセンサに、上述したようなカバーを設けるようにすると以下のような不都合が生じるおそれがある。すなわち、エンジンの高回転時や高温時に、オイルパンのオイルに発生した気泡がカバー内に流入して滞留すると、その気泡によりフロートの周囲のオイル密度が低下する。このようにフロートの周囲のオイル密度が低下すると、フロートが通常よりも沈むようになるため、オイルレベルの誤検出を招くこととなる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カバー内のオイルレベルが変動することを抑えつつ、エンジンの高回転時や高温時にカバー内に気泡が滞留することを抑制することのできるオイルレベルセンサを提供することにある。
上記課題を解決するオイルレベルセンサは、オイルパンのオイルレベルに応じて変化するフロートの位置に基づいてオイルレベルが下限レベル以下であることを検出するセンサを備え、センサが取り付けられたセンサ本体に対し、フロート及びセンサを収容するカバーが組み付けられる。このオイルレベルセンサにおいて、カバーには、センサ本体への組み付けに際し同センサ本体に係合される複数の係合片が形成されている。この複数の係合片の少なくとも1つには、カバーにおいてオイルレベルが下限レベル以下となる位置から同カバーの上端まで伸びるスリットがその両側に形成されている。
上記構成によれば、係合片の両側に形成されたスリットにより、カバー内外でオイルを行き来させることができ、エンジンの高回転時や高温時でも、カバー内の気泡をスリットを通じてカバー外に排出することで同カバー内に気泡が滞留することを抑制することができる。ここで、カバー内外のオイルの行き来の自由度を高めるほどカバー内の気泡を排出する効果は大きくなるが、カバー内のオイルレベルの変動を抑えるという効果は小さくなる。この点、カバー内の気泡を排出するための構成としてスリットを採用することにより、カバー内のオイルレベルの変動を抑えつつ気泡がカバー内に滞留することを抑制することができる。また、係合片の両側にはスリットが形成され、同係合片が弾性変形し易くなるため、係合片を弾性変形させることにより、カバーをセンサ本体に容易に組み付けることができる。
さらに、こうしたオイルレベルセンサにおいて、各スリットは、カバーにおいて下限レベルに対応する位置から同カバーの上端まで伸びる。
上記構成によれば、カバー内に気泡が滞留することに起因する誤検出を抑制しつつ、スリットの長さを最小限にすることでカバー内のオイルレベルの変動を好適に抑えることができる。
オイルレベルセンサの側断面図。 カバーの斜視図。 オイルレベルセンサを組み付ける際の側面図。 オイルレベルセンサを組み付けた際の側面図。
以下、オイルレベルセンサの一実施形態を図1〜図4を参照して説明する。
このオイルレベルセンサは、オイルパンの側壁から伸びる固定部によりオイルパンのオイル溜り内に固定され、オイルレベルに応じて変化するフロート30の位置に基づいてオイルレベルが下限レベル以下であることを検出する。
図1に示すように、オイルレベルセンサのセンサ本体10には、その下部に円柱状の取付部11が形成されている。この取付部11の外周には、周方向全体に延びる溝12が形成されている。また、取付部11の下面には、鉛直方向に伸びるセンサ部20が取り付けられている。センサ部20は、オイルレベルを検出するためのセンサとして常閉式のリードスイッチ21を有している。このセンサ部20には、円筒状のフロート30が同センサ部20に沿って移動可能に挿通されている。
フロート30の内周部には、磁石31が装着されている。フロート30には磁石31を装着した状態でその上面がオイルレベルとほぼ同レベルに位置する比重の素材が用いられている。オイルレベルがオイルの不足を判断する下限レベルにまで低下し、それに応じてフロート30の位置が変化すると、磁石31の磁力が作用してリードスイッチ21がオンからオフに切り替わる。このようにリードスイッチ21がオンからオフに切り替わると、検出部50によりオイルレベルが下限レベルまで低下したことが検出される。なお以下では、カバー40において、下限レベルに対応する位置をスイッチポイントという。
センサ本体10にはカバー40が組み付けられている。このカバー40は有底円筒状をなし、その底にはカバー40内外でオイルを行き来させるオイル孔41が形成されている。カバー40の収容空間42には、センサ部20及びフロート30が収容されている。
図2に示すように、カバー40には、係合片44が周方向に等間隔を隔てて3つ形成されている。この係合片44の上端には、取付部11の溝12に係合される爪43が形成されている。この係合片44の両側には、カバー40の上端から下方にスイッチポイントまで伸びるスリット45が形成されている。このため、係合片44は、両側のスリット45の下端から径方向への弾性変形が可能となる。なお、各爪43を結んだ最小径は、各係合片44が弾性変形していない状態において、取付部11の最大径よりも小さい溝12の直径とほぼ同じに設定されている。
図3に示すように、センサ本体10にカバー40を組み付ける際には、まずセンサ部20にフロート30を挿通させる。そして、センサ部20及びフロート30をカバー40によって覆い、それらを収容空間42に収容する。その後、各係合片44をそれぞれ径方向外方に弾性変形させつつ、各爪43を溝12に係合させる。この係合によりカバー40がセンサ本体10に組み付けられる。
図4に示すように、上述したオイルレベルセンサでは、カバー40のスリット45やオイル孔41を通じてカバー40内外でオイルが行き来することにより、カバー40内のオイルレベルがカバー40外のオイルレベルに追従する。
また、上述したオイルレベルセンサでは、カバー40によりオイルパン内のオイルの液面が振動などで波立っている状態でもカバー40内のオイルの液面の波立ちが抑えられ、カバー40内のオイルレベルの変動が抑えられた状態でオイルレベルが下限レベル以下であることが検出される。
次に、こうした本実施形態のオイルレベルセンサの作用を説明する。
図4に示すように、スリット45を通じてカバー40内のオイルがカバー40外に流出する際に、カバー40内に滞留する気泡も併せてカバー40外に排出されるようになる。そのため、エンジンの高回転時や高温時でも、カバー40内の気泡をスリット45を通じてカバー40外に排出することができ、同カバー40内に気泡が滞留することを抑制することができる。
ここで、カバー40内外のオイルの行き来の自由度を高めるほどカバー40内の気泡を排出する効果は大きくなるが、カバー40内のオイルレベルの変動を抑えるという効果は小さくなる。この点、カバー40内の気泡を排出するための構成としてスリットを採用することにより、カバー40内のオイルレベルの変動を抑えつつ気泡がカバー40内に滞留することを抑制することができる。
また、係合片44の両側にスリット45が形成されているため、同係合片44が弾性変形し易くなる。このため、係合片44を弾性変形させることにより、カバー40をセンサ本体10に容易に組み付けることができる。
また、カバー40の上端からスイッチポイントまで伸びるようにスリット45が形成されているため、カバー40内に気泡が滞留することに起因する誤検出を抑制しつつ、スリット45の長さを最小限にすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に示す効果を奏することができる。
(1)エンジンの高回転時や高温時でも、カバー40内の気泡を各スリット45を通じてカバー40外に排出することで同カバー40内に気泡が滞留することを抑制することができる。さらにこういったカバー40内の気泡を排出するための構成としてスリットを採用することにより、カバー40内のオイルレベルの変動を抑えつつ気泡がカバー内に滞留することを抑制することができる。したがって、カバー40内に気泡が滞留することに起因する誤検出を抑制することができる。また、係合片44を弾性変形させることができるため、カバー40をセンサ本体10に容易に組み付けることができる。
(2)カバー40内に気泡が滞留することに起因する誤検出を抑制しつつ、スリット45の長さを最小限にすることでカバー40内のオイルレベルの変動を好適に抑えることができる。
(3)スリット45に、組み付け性を向上させる機能に併せて、気泡の滞留を抑制する機能を持たせるようにしたため、カバー40に同カバー40内の気泡を排出するための孔などを別途形成する必要がなくなる。
なお、上述した実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・スリット45をカバー40の上端からスイッチポイントまで形成するようにしたが、スイッチポイントより下方の位置まで形成するようにしてもよい。
・全ての係合片44についてその両側にスリット45を形成するようにしたが、スリット45は、少なくとも一つ形成されていればよい。
・爪43は、取付部11の外周に形成された溝12に係合するようにしたが、取付部11の内周に形成された溝12に係合するようにしてもよい。
・係合片44は、カバー40及びセンサ本体10の組み付けを維持できればその周方向に異なる間隔を隔てて形成されていてもよい。
・係合片44は、3つに限らず4つや5つ以上形成してもよい。また、係合片44は、カバー40及びセンサ本体10の組み付けを維持できれば2つとしてもよい。
・スリット45は、カバー40の上端から下方に向かって形成されていればよく、斜めに形成されていてもよい。
10…センサ本体、20…センサ部、30…フロート、40…カバー、44…係合片、45…スリット。

Claims (2)

  1. オイルパンのオイルレベルに応じて変化するフロートの位置に基づいて前記オイルレベルが下限レベル以下であることを検出するセンサを備え、前記センサが取り付けられたセンサ本体に対し、前記フロート及び前記センサを収容するカバーが組み付けられてなるオイルレベルセンサにおいて、
    前記カバーには、前記センサ本体への組み付けに際し同センサ本体に係合される複数の係合片が形成され、
    前記複数の係合片の少なくとも1つには、前記カバーにおいてオイルレベルが前記下限レベル以下となる位置から同カバーの上端まで伸びるスリットがその両側に形成されてなる
    ことを特徴とするオイルレベルセンサ。
  2. 前記各スリットは、前記カバーにおいて前記下限レベルに対応する位置から同カバーの上端まで伸びる
    請求1に記載のオイルレベルセンサ。
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