JP5903939B2 - 受信装置、受信方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、受信装置、受信方法、及びプログラムに関し、特に、ハイブリッド型放送において、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを提供することができるようにした受信装置、受信方法、及びプログラムに関する。
近年、デジタルテレビジョン放送の開始に伴い、BML(Broadcast Markup Language)方式によるデータ放送が広く行われており、現在では、ほとんど全てのテレビジョン受像機などの受信機で対応可能となっている。
また、放送波だけでなく通信を利用して、インターネット上の所定のサーバにアクセスすることにより、番組に連動して実行されるアプリケーションプログラムを取得するハイブリッド型放送と称される、放送の導入も検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−66556号公報
ところで、番組の視聴者からすると、データ放送もハイブリッド型放送も番組と連動したアプリケーションプログラムが提供されるものである点で共通する。一方、データ放送はインターネット接続がなくても成立するものであって比較的シンプルな機能を実現するためのものであるが、ハイブリッド型放送は、インターネット接続が必要であって比較的高度な機能を実現するものである。これらの放送は今後ともに並存し、かつ使い分けられるものとなることが想定される。
しかしながら、現状では、ハイブリッド型放送において、番組等のAVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを提供するための技術方式は確立されていない。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ハイブリッド型放送において、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを提供することができることができるようにするものである。
本技術の一側面の受信装置は、デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第1のテーブルに記述されたアプリケーション情報記述子を取得するアプリケーション情報記述子取得部と、前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部とを備え、前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示す取得先情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られる前記第1のテーブルと異なる第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、前記アプリケーション取得部は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記取得先情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する。
前記第1のアプリケーションプログラムの動作範囲を示すバウンダリ情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、前記第1のアプリケーション制御部は、前記バウンダリ情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを、所定の動作範囲で動作させる。
前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの連動動作範囲を示すバインドタイプとして、所定のサービス内が連動動作範囲となるサービスバウンド、同一事業者内が連動動作範囲となる事業者バウンド、又は前記連動動作範囲の制限がないアンバウンドのいずれかが指定されており、前記第1のアプリケーション制御部は、前記AVコンテンツが切り替えられた場合、前記連動動作範囲に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作の継続又は終了を制御する。
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御部をさらに備え、前記アプリケーション情報記述子には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、前記第2のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する。
前記第1のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第1のアプリケーションプログラムを起動する。
前記第2のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第2のアプリケーションプログラムを起動する。
前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの取得のタイミングを分散させるための取得分散情報が指定されており、前記アプリケーション取得部は、前記取得分散情報の示すタイミングに応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを配信するサーバにアクセスして、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する。
前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーション制御情報に含まれるコマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの起動を示す場合、取得した前記第1のアプリケーションプログラムを起動し、前記コマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの終了を示す場合、動作中の前記第1のアプリケーションプログラムを終了させる。
前記第1のテーブルは、PMT(Program Map Table)であり、前記第2のテーブルは、EIT(Event Information Table)であり、前記取得先情報は、URL(Uniform Resource Locator)である。
本技術の一側面の受信装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の一側面の受信方法又はプログラムは、前述した本技術の一側面の受信装置に対応する受信方法又はプログラムである。
本技術の一側面の受信装置、受信方法、及びプログラムにおいては、デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツが受信され、前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第1のテーブルに記述されたアプリケーション情報記述子が取得され、前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムが取得され、取得された前記第1のアプリケーションプログラムの動作が制御される。また、前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示す取得先情報が、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られる前記第1のテーブルと異なる第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記取得先情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムが取得される。
本技術の一側面によれば、ハイブリッド型放送において、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムを提供することができる。
本技術の放送システムの一実施の形態の構成を示す図である。 本技術の受信装置の一実施の形態の構成を示す図である。 PMTの構造を示す図である。 アプリケーション情報記述子の記述例を示す図である。 アプリケーション情報記述子の記述内容を説明する図である。 EITの構造を示す図である。 アプリケーションロケーション記述子の記述例を示す図である。 アプリケーションロケーション記述子の記述内容を説明する図である。 アプリケーションプログラムの種類と受信装置の性能の関係を示す図である。 ケース1における受信装置の動作シーケンスを示す図である。 ケース2における受信装置の動作シーケンスを示す図である。 ケース3における受信装置の動作シーケンスを示す図である。 アプリ制御処理を説明するフローチャートである。 コマンド適用タイミングの分散について説明する図である。 サービスバウンドが指定された場合の運用例を示す図である。 事業者バウンドが指定された場合の運用例を示す図である。 アンバウンドが指定された場合の運用例を示す図である。 コンピュータの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。
[放送システムの構成例]
図1は、本技術の放送システムの一実施の形態の構成を示す図である。
放送システム1は、放送装置11、受信装置12、及びアプリサーバ13から構成される。また、受信装置12と、アプリサーバ13は、インターネット20を介して、相互に接続されている。
放送装置11は、テレビ番組やCM等のAVコンテンツのデジタルテレビジョン放送信号を送信するようになされている。
受信装置12は、放送装置11から送信された放送信号を受信して、AVコンテンツの映像及び音声を取得する。受信装置12は、取得した映像をディスプレイに出力するとともに、音声をスピーカに出力する。
なお、受信装置12は、単体として存在してもよいし、例えば、テレビジョン受像機やビデオレコーダ等に内蔵されているようにしてもよい。また、受信装置12の詳細な構成は、図2を参照して後述する。
また、放送装置11は、インターネット連動型アプリの動作を制御するためのアプリケーション制御情報を、放送信号に含めて送信する。ここで、インターネット連動型アプリとは、AVコンテンツに連動して実行されるアプリケーションプログラムであって、インターネット20に接続されたアプリサーバ13から取得されるものである。
アプリケーション制御情報は、PMT(Program Map Table)に含まれるアプリケーション情報記述子に記述される。アプリケーション情報記述子には、例えばインターネット連動型アプリの動作を制御するためのコマンドとして、「Auto Start」、「Present」、「Kill」、「Prefetch」等の指定動作が記述される。「Auto Start」は、即時に受信装置12がインターネット連動型アプリを自動的に実行することを意味する。一方、「Present」は自動実行しないことを意味する。また、「Kill」は、受信装置12にてインターネット連動型アプリの実行を終了することを意味する。さらに、「Prefetch」は、インターネット連動型アプリをあらかじめ取得しておくことを意味する。
また、アプリケーション情報記述子には、インターネット連動型アプリの取得先の情報として、例えば、アプリサーバ13のURL(Uniform Resource Locator)が記述される。
受信装置12は、このアプリケーション情報記述子に基づいて、例えば、即時に自動実行するように設定されたインターネット連動型アプリを取得して、実行する。その際、受信装置12は、アプリケーション情報記述子に記述されたURLに従い、インターネット20を介してアプリサーバ13にアクセスして、インターネット連動型アプリを取得する。
アプリサーバ13は、インターネット連動型アプリを管理している。アプリサーバ13は、例えば放送装置11にてテレビ番組の放送を行う放送事業者等により提供される。
アプリサーバ13は、受信装置12からの問い合わせに応じて、管理しているインターネット連動型アプリを、インターネット20を介して受信装置12に配信する。
放送システム1は、以上のように構成される。
[受信装置の構成例]
図2は、本技術の受信装置の一実施の形態の構成を示す図である。
受信装置12は、制御部31、受光部32、チューナ33、多重分離部34、ビデオデコーダ35、合成部36、ディスプレイ37、オーディオデコーダ38、スピーカ39、データ放送制御部40、テーブル取得解析部41、アプリ制御部42、及び通信I/F43から構成される。
制御部31は、受信装置12の各部の動作を制御する。受光部32は、リモートコントローラ(不図示)からのコマンドを受信し、制御部31に供給する。制御部31は、受光部32からのコマンドに応じて、受信装置12の各部の動作を制御する。
チューナ33は、ユーザ操作に応じて選局されたチャンネルに対応する放送信号を受信して復調し、その結果得られるトランスポートストリーム(Transport Stream、以下、TSという)を、多重分離部34に供給する。
多重分離部34は、チューナ33から供給されるTSを、ビデオエレメンタリストリーム、オーディオエレメンタリストリーム、及びデータストリームに分離する。多重分離部34は、分離されたストリームのうち、ビデオエレメンタリストリームをビデオデコーダ35に、オーディオエレメンタリストリームをオーディオデコーダ38に、データストリームをデータ放送制御部40にそれぞれ供給する。
なお、詳細は後述するが、TSには、上記のストリームのほか、制御情報用のストリームなどが多重化されている。また、MPEG2-TS(Moving Picture Experts Group 2 - Transport Stream)の場合、制御情報用のストリームには、PSI/SI等の情報が含まれている。
PSI(Program Specific Information)は、特定のチャンネルを選択して受信するシステムで必要な情報である。PSIには、前述したPMTが含まれる。PMT(Program Map Table)は、あるプログラムに含まれる画像や音声などの各PID(Packet ID)を格納する。また、SI(Service Information)は、番組情報などの情報であって、例えば、EITが含まれる。EIT(Event Information Table)は、番組の名称や放送日時、放送内容などの番組に関する情報が含まれる。
ビデオデコーダ35は、多重分離部34から供給されるビデオエレメンタリストリームをデコードし、その結果得られるビデオ信号を、合成部36に供給する。合成部36は、ビデオデコーダ35から供給されるビデオ信号を、ディスプレイ37に供給する。これにより、ディスプレイ37には、番組等の映像が表示される。
オーディオデコーダ38は、多重分離部34から供給されるオーディオエレメンタリストリームをデコードし、その結果得られるオーディオ信号を、スピーカ39に供給する。これにより、スピーカ39からは、番組等の映像に対応する音声が出力される。
データ放送制御部40は、多重分離部34から供給されるデータストリームから、データ放送用のデータを抽出し、データ放送用のアプリケーションプログラム(以下、データ放送用アプリという)の動作を制御する。例えば、データ放送用アプリがBML形式文書からなる場合、データ放送制御部40は、BMLブラウザを制御することで、データ放送用アプリに対応するビデオ信号を、合成部36に供給する。
合成部36には、ビデオデコーダ35からのビデオ信号と、データ放送制御部40からのビデオ信号が供給される。合成部36は、番組等のビデオ信号と、データ放送用のデータのビデオ信号を合成し、ディスプレイ37に供給する。これにより、ディスプレイ37には、例えば、番組に対してデータ放送用のデータが重畳された映像が表示される。
テーブル取得解析部41は、多重分離部34により分離されるストリームを常時監視して、PMT又はEITを取得する。テーブル取得解析部41は、取得したPMT又はEITを解析し、その解析結果を、アプリ制御部42に供給する。
アプリ制御部42は、テーブル取得解析部41から供給される解析結果に基づいて、通信I/F43を制御して、インターネット20を介してアプリサーバ13にアクセスし、インターネット連動型アプリを要求する。通信I/F43は、アプリサーバ13から配信されるインターネット連動型アプリを受信して、アプリ制御部42に供給する。
アプリ制御部42は、通信I/F43から供給されるインターネット連動型アプリの動作を制御する。例えば、インターネット連動型アプリがHTML(HyperText Markup Language)形式文書からなる場合、アプリ制御部42は、HTMLブラウザを制御することで、インターネット連動型アプリに対応するビデオ信号を、合成部36に供給する。
合成部36には、ビデオデコーダ35からのビデオ信号と、アプリ制御部42からのビデオ信号が供給される。合成部36は、番組等のビデオ信号と、インターネット連動型アプリのビデオ信号を合成し、ディスプレイ37に供給する。これにより、ディスプレイ37には、例えば、番組に対してインターネット連動型アプリが重畳された映像が表示される。
受信装置12は、以上のように構成される。
[受信装置のアプリ制御]
ところで、受信装置12は、選局時又はPMTの更新時に、PMTに含まれるアプリケーション情報記述子を参照して、これに従ってアプリケーションプログラムの動作を制御する(以下、この制御をアプリ制御という)。
当該アプリケーション情報記述子は、特定のインターネット連動型アプリの指定動作(コマンド)ごとに1つずつ配置される。従って、一度に複数の指定動作を指示する場合、PMTには複数のアプリケーション情報記述子が配置される。
また、PMTは最大1Kbyteとサイズが小さいので、そこに記述できる情報量が限られている。そのため、PMTに記述できない、インターネット連動型アプリの取得先のURL、後述するバウンダリ情報や事業者のIDなどのサイズの大きな情報を、EIT pfのアプリケーションロケーション記述子に記述する。
また、EIT pfであるが、「pf」は、「present」と「following」の頭文字の結合であって、当該EITに現在の番組と次の番組に関する情報が含まれていることを意味する。
以下、図3乃至図17を参照して、アプリ制御の詳細について説明する。
[PMTの構造]
図3は、PMTの構造を示す図である。
table_idには、PMTの識別情報が記述される。また、section_syntax_indicatorには、“1”が記述される。
section_lengthにはPMTのセクション長が記述される。また、program_numberには、当該サービスのservice_idが記述される。
version_numberには、バージョン情報が記述される。current_next_indicatorには、“1”が記述される。section_numberには、“0x00”が記述される。last_section_numberには、“0x00”が記述される。
program_info_lengthには第1ループのループ長が記述される。そして、当該第1ループ内のdescriptor()には、アプリケーション情報記述子が記述される。
第2ループ内には、stream_type,elementary_PID,ES_info_lengthが記述される。stream_typeには対象のストリーム形式識別が記述される。elementary_PIDには、関連するES又はペイロードを伝送するTSパケットのPIDが記述される。ES_info_lengthには後に続くES descriptorの長さが記述される。
(アプリケーション情報記述子(application_information_descriptor))
次に、図3のPMTの第1ループ内のdescriptor()に記述される、アプリケーション情報記述子の詳細について説明する。
図4は、アプリケーション情報記述子の記述例を示す図である。なお、図4の説明では、図5の表に記述されたアプリケーション情報記述子の記述内容の説明を適宜参照しながら説明する。
アプリケーション情報記述子は、アプリ制御を行うために必要な情報を記述するために用いられる。
descriptor_tagには、当該アプリケーション情報記述子に割り当てられたタグ値が記述される。また、descriptor_lengthには、当該アプリケーション情報記述子の記述子長が記述される。
AI_sequence_numberには、アプリケーション情報番号が記述される。このアプリケーション情報番号は、例えば、当該アプリケーション情報記述子にて指定される下記のコマンドを識別するために用いられる。
application_typeには、インターネット連動型アプリのタイプが記述される。例えば、“3”が指定された場合、そのアプリケーションのタイプは、HTML5となる。
application_idには、特定の事業者内でユニークになるインターネット連動型アプリの識別情報が記述される。すなわち、application_idは、後述するorganaization_idと組み合わせて使用することで、インターネット連動型アプリを一意に識別することが可能となる。
application_control_codeには、対象のインターネット連動型アプリに対する制御アクションが記述される。例えば、“0x01”が指定された場合には「Auto start」、“0x02”が指定された場合には「Present」、“0x04”が指定された場合には「Kill」、“0x05”が指定された場合には「Prefetch」をそれぞれ示す。すなわち、「Auto start」、「Present」、「Kill」、「Prefetch」は、いわばコマンドとしての役割を果たす。
application_profileには、インターネット連動型アプリが要求する受信装置12の機能を示すプロファイル値が記述される。受信装置12は、当該値が一致した場合にはインターネット連動型アプリを利用可能であると判断する。
app_location_flagには、インターネット連動型アプリの取得先URLが、後述するapp_url_byteに記述される場合には“1”が指定される。また、app_location_flagに“0”が指定された場合、EITのapplication_location_descriptorが参照される。
app_boundary_flagには、インターネット連動型アプリの取得先URLが指定されており、かつ、バウンダリ情報(app_boundary)が当該URLのドメインのみで表現される場合に限り、“1”が指定される。すなわち、バウンダリ情報には、インターネット連動型アプリの動作範囲として特定のドメインが指定され、当該ドメインの範囲内であれば、インターネット連動型アプリの動作が許容されることになる。そして、インターネット連動型アプリの取得先URLが指定されている場合、当該URLのドメインがバウンダリ情報となるので、app_boundary_flagに“1”が指定されることになる。
また、app_boundary_flagに“0”が指定された場合には、EITのapplication_location_descriptorが参照される。例えば、バウンダリ情報として複数のドメインを指定したい場合には、app_boundary_flagに“0”が指定される
application_priority_flagには、アプリケーションプログラムの優先度を記述している場合には、“1”が指定される。当該優先度は、後述するapp_type_priorityとapplication_priorityにより指定される。また、application_priority_flagに“0”が指定された場合、優先度の値が“1”とされる。
organization_id_flagには、後述するorganaization_idが記述されている場合には、“1”が指定される。また、organization_id_flagに“0”が指定された場合には、EITのapplication_location_descriptorが参照される。
diffusion_info_flagには、コマンドの適用タイミングの分散化を行う場合には“1”が記述される。また、diffusion_info_flagに“0”が指定された場合には、直ちにコマンドが適用される。
bind_typeには、インターネット連動型アプリの連動動作範囲が記述される。bind_typeに“0”が指定された場合には、インターネット連動型アプリは、所定のサービス内で連動して動作する。また、bind_typeに“1”が指定された場合、インターネット連動型アプリは、同一の放送事業者内で連動して動作する。さらに、bind_typeに“2”が指定された場合には、インターネット連動型アプリは制限なく連動して動作する。
なお、バインドタイプの指定の詳細については、図15乃至図17を参照して後述する。また、以下、bind_type = “0”が指定された状態を、サービスバウンド(Service bound)、bind_type = “1”が指定された状態を、事業者バウンド(Provider bound)、bind_type = “2”が指定された状態を、アンバウンド(UN-bound)と称して説明する。
event_flagには、後述するevent_msg_idにより特定されるイベントメッセージの有無が指定される。event_flagに“1”が指定された場合には、イベントメッセージが含まれる。また、event_flagに“0”が指定された場合にはイベントメッセージが含まれない。
app_url_byteには、インターネット連動型アプリの取得先URLが記述される。
app_type_priorityには、Auto startを行う他のアプリケーションのタイプ(ここでは、データ放送用アプリを含む)との間の優先度の値が記述される。例えば、データ放送用アプリがBML形式文書からなる場合に、BMLの優先度の値を“0x8”として、優先度の値が最大となるアプリケーションのタイプのアプリケーションプログラムが自動起動される。より具体的には、インターネット連動型アプリがHTML形式文書からなる場合に、HTMLの優先度の値が“0x9”であるとき、インターネット連動型アプリが優先的に起動されることになる。逆に、インターネット連動型アプリがHTML形式文書からなる場合に、HTMLの優先度の値が“0x6”であるとき、データ放送用アプリが優先的に起動されることになる。
application_priorityには、同一アプリケーションのタイプ内での優先度が記述される。例えば、app_type_priorityにより特定されるアプリケーションのタイプとして、HTMLの優先度が最も高い場合、application_priorityには、HTML形式文書のアプリケーションプログラムの中で、どのアプリケーションプログラムを優先するかを示す値が指定される。
なお、受信装置12にて動作中のアプリケーションプログラムがタイプの異なる他のアプリケーションプログラムに切り替えられた場合、当該受信装置12は、次の動作を行う。すなわち、受信装置12は、アプリケーションのタイプの優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたタイプのうち最も高い優先度となるタイプのアプリケーションプログラムを実行する
organaization_idには、インターネット連動型アプリを提供する事業者の識別情報が記述される。
diffusion_rate,diffusion_range,diffusion_periodは、上記のコマンドを適用するタイミングを確率的に分散させるためのパラメータである。diffusion_rateには分配数、diffusion_rangeには最大遅延時間、diffusion_periodにはコマンド適用拡散期間がそれぞれ記述される。
なお、コマンドの適用タイミングの分散化の詳細については、図14を参照して後述する。
event_msg_idには、イベントメッセージIDが記述される。イベントメッセージIDにより特定されるイベントメッセージは、例えば、所定のスクリプトに記述される。
アプリケーション情報記述子は、以上のように記述される。なお、アプリケーション情報記述子の記述方法は任意であって、図4の記述例に限定されるものではない。
以上、PMTについて説明した。
[EITの構造]
図6は、EITの構造を示す図である。
table_idには、EITの識別情報が記述される。また、section_syntax_indicatorには、“1”が記述される。
section_lengthにはEITのセクション長が記述される。また、service_idには対象プログラムのservice_idが記述される。
version_numberには、バージョン情報が記述される。current_next_indicatorには、“1”が記述される。section_numberには、セクション番号が記述される。last_section_numberには、セクション最大番号が記述される。
transport_stream_idには、対象のTSのtransport_stream_idを示す。また、original_network_idには、元の分配システムのnetwork_idが記述される。segment_last_section_numberには、セクションの最終section_numberが記述される。last_table_idには、最終のtable_idが記述される。
ループ内には、event_id,start_time,duration,running_status,free_CA_mode,descriptorループが記述される。
event_idには、対象イベントのevent_idが記述される。また、start_timeには、対象イベントの番組開始時刻が記述される。durationには、対象イベントの番組長が記述される。さらに、running_statusには、全て“0”(未定義)が記述される。free_CA_modeには、当該番組が無料番組の場合は“0”が設定され、当該番組が有料番組の場合は“1”が設定される。
descriptors_loop_lengthには、descriptorループのループ長が記述される。descriptor()には、図6に示すように、short_event_descriptorやcomponent_descriptoなどの記述子や情報が記述される。また、descriptor()には、アプリケーションロケーション記述子が記述される。
(アプリケーションロケーション記述子(application_location_descriptor))
次に、図6のEITのdescriptor()に記述される、アプリケーションロケーション記述子の詳細について説明する。
図7は、アプリケーションロケーション記述子の記述例を示す図である。なお、図7の説明では、図8の表に記述されたアプリケーションロケーション記述子の記述内容の説明を適宜参照しながら説明する。
アプリケーションロケーション記述子は、インターネット連動型アプリの取得先のURLやバウンダリ情報などの、PMTに記述しきれない情報を記述するために用いられる。すなわち、PMTは最大1Kbyteとサイズが小さいので、アプリケーションロケーション記述子は、いわば、PMTに記述しきれない情報を補完するためのものである。
descriptor_tagには、当該記述子に割り当てられたタグ値が記述される。また、descriptor_lengthには、当該記述子の記述子長が記述される。
organaization_idには、インターネット連動型アプリを提供する事業者の識別情報が記述される。application_idには、特定の事業者内でユニークになるインターネット連動型アプリの識別情報が記述される。
app_url_byteには、インターネット連動型アプリの取得先URLが記述される。
boundary_extension_countには、バウンダリ情報を指定するドメインの数が指定される。boundary_extension_byteには、インターネット連動型アプリの動作範囲のドメインのURLが記述される。すなわち、boundary_extension_countとboundary_extension_byteにより、複数のバウンダリ情報が指定可能とされる。
アプリケーションロケーション記述子は、以上のように記述される。なお、アプリケーションロケーション記述子の記述方法は任意であって、図7の記述例に限定されるものではない。
以上、EITについて説明した。
[運用例]
次に、具体的な運用例について説明する。
前述したように、データ放送もハイブリッド型放送も番組と連動したアプリケーションプログラムが提供されるものである点で共通しており、これらの放送は今後とも並存し、かつ使い分けられるものとなることが想定される。すなわち、データ放送用アプリのみが提供されるケース0や、インターネット連動型アプリのみが提供されるケース1のほか、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方が提供されるケースがある。また、両方のアプリが提供されるケースには、インターネット連動型アプリが優先されるケース2と、データ放送用アプリが優先されるケース3がある。
また、受信装置12は、データ放送用アプリのみに対応したタイプ1、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方に対応したタイプ2、又はインターネット連動型アプリのみに対応したタイプ3のいずれかに分類されることになる。以下、タイプ1,タイプ2,タイプ3のそれぞれに対応した受信装置12を説明の便宜上、受信装置12A,受信装置12B,受信装置12Cと称して説明する。
図9に示すように、受信装置12Aは、ケース0,2,3の場合、データ放送用アプリが提供されるので、データ放送用アプリを動作させる。一方、受信装置12Aはケース1の場合に、インターネット連動型アプリが提供されても動作させることができない。
受信装置12Bは、ケース0の場合にはデータ放送用アプリを動作させる一方、ケース1,2の場合にはインターネット連動型アプリを動作させる。また、受信装置12Bはケース3の場合、データ放送用アプリを動作させた後、インターネット連動型アプリを動作させることになる。
受信装置12Cは、ケース1,2,3の場合、インターネット連動型アプリが提供されるので、インターネット連動型アプリを動作させる。一方、受信装置12Cはケース0の場合に、データ放送用アプリが提供されても動作させることはできない。
このように、データ放送用アプリ又はインターネット連動型アプリの一方にのみ対応した受信装置12A,12Cは、対応しているアプリケーションプログラムを動作させる。また、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方に対応した受信装置12Bでは、単純に一方のアプリケーションプログラムを動作させるという関係にはならない場合がある。そこで、以下、受信装置12Bの動作を中心に、具体的な運用における受信装置12の動作シーケンスを説明する。
(ケース1)
まず、図10を参照して、ケース1における受信装置12Bの動作シーケンスについて説明する。
図10に示すように、放送ストリームは、ビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームが多重化されて放送される。また、放送ストリームには、PMT及びEIT pfが含まれる。
受信装置12Bは、番組の切り替えのタイミングなどにEIT pfを受信すると、受信したEIT pfを保持する(S11)。
また、受信装置12Bは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子の内容が更新された場合、当該記述子を解析する(S12)。受信装置12Bは、当該解析結果に応じて、application_control_codeがAuto startを示している場合、インターネット20を介してアプリサーバ13からインターネット連動型アプリapp1を取得して、起動する(S13)。これにより、ディスプレイには、テレビ番組の映像に、インターネット連動型アプリapp1の映像P11が重畳された映像が表示される。
なお、アプリサーバ13にアクセスする際に用いられる取得先URLは、PMTのアプリケーション情報記述子のapp_location_flagに“1”が指定された場合、当該記述子のapp_url_byteに記述される。また、app_location_flagに“0”が指定された場合、受信装置12Bは、EIT pfのアプリケーションロケーション記述子に記述されたapp_url_byteを参照して、取得先URLを取得する。
その後、受信装置12Bは、その内容が更新されたアプリケーション情報記述子を解析して、event_flagに“1”が指定されてイベントメッセージが含まれている場合、インターネット連動型アプリapp1においてイベントを発火する(S14)。これにより、例えば、更新されたデータを読み込んで表示に反映させるなどの所定の処理が行われ、ディスプレイの表示は、テレビ番組の映像に重畳して表示されていたインターネット連動型アプリapp1の映像P11が、映像P12に切り替わる。
その後、受信装置12Bは、その内容が更新されたアプリケーション情報記述子を解析して、application_control_codeがKillを示している場合、動作中のインターネット連動型アプリapp1を終了する(S15)。これにより、ディスプレイの表示は、テレビ番組の映像に重畳して表示されていたインターネット連動型アプリapp1の映像P12が終了し、当該番組の映像のみが表示される。
また、受信装置12Bは、再度EIT pfを受信すると、受信したEIT pfを保持する(S16)。
その後、受信装置12Bは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子の内容が更新された場合、当該アプリケーション情報記述子を解析する(S17)。受信装置12Bは、当該解析結果に応じて、application_control_codeがAuto startを示している場合、インターネット20を介してアプリサーバ13からインターネット連動型アプリapp2を取得して、起動する(S18)。これにより、ディスプレイには、テレビ番組の映像に、インターネット連動型アプリapp2の映像P13が重畳された映像が表示される。
なお、インターネット連動型アプリapp1の動作中に、ユーザにより別のサービスが選局された場合には、インターネット連動型アプリapp1は終了され、切り替え先のサービスの番組の映像のみが表示される(S19)。
以上のように、ケース1の動作シーケンスにおいては、インターネット連動型アプリのみが提供されるので、常にインターネット連動型アプリが実行される。その際、受信装置12Bでは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子に記述される「Auto Start」や「Kill」等のコマンドに応じて、インターネット連動型アプリの動作が制御される。
(ケース2)
次に、図11を参照して、ケース2における受信装置12A,12Bの動作シーケンスについて説明する。
図11に示すように、放送ストリームは、ビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームが多重化されて放送される。また、放送ストリームでは、PMT及びEIT pfが含まれるほか、カルーセル方式にてデータ放送用アプリが伝送される。すなわち、カルーセル伝送により、一定の周期で同じ内容のデータ放送用アプリが繰り返し送られることになる。
また、ケース2ではデータ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方が提供され、受信装置12Bでは、インターネット連動型アプリが優先されるので、優先度を示すマークMが、インターネット連動型アプリ(app1,app2)側に付されている。なお、当該優先度は、前述したapplication_priority_flag,app_type_priority,application_priorityにより指定されるものである。従って、アプリケーションのタイプの優先度と、同一アプリケーションのタイプ内での優先度に基づき、インターネット連動型アプリの優先度が高いと判断されている。
ケース2では、インターネット連動型アプリの動作を優先するので、受信装置12BについてのS21乃至S27の動作が、図10のケース1のS11乃至S17の動作と基本的に同様に行われる。
具体的には、受信装置12Bは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子の内容が更新された場合、当該記述子を解析し、「Auto Start」や「Kill」等のコマンドに応じて、インターネット連動型アプリapp1,app2の起動や終了を制御する。これにより、ディスプレイには、インターネット連動型アプリapp1の映像21や映像22、又はインターネット連動型アプリapp2の映像23が表示される。
一方、受信装置12Aは、データ放送用アプリにのみに対応しているため、カルーセル伝送により送られるデータ放送用アプリを取得して起動する(S51)。また、受信装置12Aは、データ放送用アプリの動作中に、イベントメッセージが検出された場合、所定のイベントを発火する(S52)。これにより、例えば、データ放送用アプリにより表示される映像が切り替えられる。
以上のように、ケース2の動作シーケンスにおいては、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方が提供されるが、インターネット連動型アプリの優先度が高いので、インターネット連動型アプリが優先的に実行される。その際、受信装置12Bでは、アプリケーション情報記述子に記述される「Auto Start」や「Kill」等のコマンドに応じて、インターネット連動型アプリの動作が制御される。
(ケース3)
次に、図12を参照して、ケース3における受信装置12A,12Bの動作シーケンスについて説明する。
図12の放送ストリームは、前述した図11の放送ストリームと同様とされる。従って、カルーセル伝送によりデータ放送用アプリが送られる。また、ケース3では、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方が提供される。
受信装置12Bでは、アプリケーションのタイプの優先度と、同一アプリケーションのタイプ内での優先度に基づき、データ放送用アプリが優先されているので、優先度を示すマークMがデータ放送用アプリ(BML)側に付されている。
この場合、受信装置12Bは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子の内容が更新された場合であっても、インターネット連動型アプリの優先度が低いので、インターネット連動型アプリapp1のAuto startを無視する(S31)。
続いて、受信装置12Bは、カルーセル伝送にて送られるデータ放送用アプリが受信された場合、当該データ放送用アプリを取得して起動する(S32)。また、受信装置12Bは、所定のタイミングでEIT pfを受信した場合には、当該EIT pfを保持する(S33,S39)。その後、例えばユーザによるリモートコントローラ(不図示)の操作によりデータ放送用アプリの終了が指示された場合、受信装置12Bは、データ放送用アプリを終了する。
この場合、優先度の高いデータ放送用アプリの終了が指示されたため、受信装置12Bは、その時点で次に優先度の高いインターネット連動型アプリapp1の起動に備える。
すなわち、動作中のデータ放送用アプリがタイプの異なるインターネット連動型アプリapp1に切り替えられる場合、受信装置12Bは、アプリケーションのタイプの優先度に応じて、切り替え元のデータ放送用アプリのタイプを除いたタイプのうち最も高い優先度となるタイプのインターネット連動型アプリapp1を起動することになる。また、インターネット連動型アプリapp1と同じタイプのアプリケーションプログラムが複数存在する場合、受信装置12Bは、同一アプリケーションのタイプ内での優先度に応じて、起動するアプリケーションプログラムを特定することになる。
そして、受信装置12Bは、PMTに記述されたアプリケーション情報記述子の内容が更新された場合、当該記述子を解析する(S34)。受信装置12Bは、インターネット連動型アプリapp1のAuto startが指定された場合、インターネット20を介してアプリサーバ13から、インターネット連動型アプリapp1を取得して、起動する(S35)。
その後、受信装置12Bは、更新されたアプリケーション情報記述子を解析してevent_flagに“1”が指定されてイベントメッセージが含まれている場合、インターネット連動型アプリapp1においてイベントを発火する(S36)。また、受信装置12Bは、更新されたアプリケーション情報記述子を解析してインターネット連動型アプリapp1のKillが指定された場合、動作中のインターネット連動型アプリapp1を終了する(S37)。
それ以降は、前述した場合と同様に、データ放送用アプリが優先的に起動され(S38)、ユーザ操作などによりデータ放送用アプリが終了した場合には、更新されたアプリケーション情報記述子の解析が行われる(S40)。そして、受信装置12Bは、インターネット連動型アプリapp2のAuto startが指定された場合には、インターネット連動型アプリapp2を取得して起動する(S41)。
以上のように、ケース3の動作シーケンスにおいては、データ放送用アプリとインターネット連動型アプリの両方が提供されるが、データ放送用アプリの優先度が高いので、データ放送用アプリが優先的に実行される。そして、データ放送用アプリの終了が指示された場合には、当該データ放送用アプリのタイプを除くそれ以外のタイプのうち最も優先度の高いタイプのアプリケーションプログラムが起動されることになる。
以上、具体的な運用例について説明した。
[アプリ制御処理]
次に、図13のフローチャートを参照して、アプリ制御処理を説明する。なお、当該処理は、ユーザにより選局操作が行われたときに実行される。
ステップS101において、テーブル取得解析部41は、動作中のインターネット連動型アプリにはサービスバウンドが指定されているか否かを判定する。
ステップS101において、サービスバウンドが指定されていると判定された場合、処理は、ステップS102に進められる。ステップS102において、アプリ制御部42は、動作中のインターネット連動型アプリを終了し、処理は、ステップS103に進められる。また、ステップS101において、サービスバウンドが指定されていないと判定された場合、ステップS102をスキップして、処理は、ステップS103に進められる。
ステップS103において、チューナ33は、NIT(Network Information Table),PAT(Program Association Table),PMTを取得して参照し、選局処理を行う。
ステップS104において、テーブル取得解析部41は、PMTに更新したアプリケーション情報記述子が記述されているか否かを判定する。ステップS104において、更新したアプリケーション情報記述子が記述されていると判定された場合、処理は、ステップS105に進められる。
ステップS105において、テーブル取得解析部41は、更新されたアプリケーション情報記述子に記述されたアプリケーションのタイプの優先度が、データ放送用アプリのタイプよりも高いか否かを判定する。ステップS105において、当該優先度が高いと判定された場合、処理は、ステップS106に進められる。
ステップS106において、テーブル取得解析部41は、当該アプリケーション情報記述子に記述されたアプリケーション制御コード(application_control_code)を参照し、コマンドの内容を判別する。ステップS106の判別結果が、Prefetch又はAutostartである場合、処理は、ステップS107に進められる。
ステップS107において、テーブル取得解析部41は、app_location_flag = 1であるか否かを判定する。ステップS107において、app_location_flag = 1であると判定された場合、アプリケーション情報記述子に記述されたapp_url_byteにインターネット連動型アプリの取得先URLが記述されているので、テーブル取得解析部41は、当該URLを取得する。
一方、ステップS107において、app_location_flag = 0であると判定された場合、処理は、ステップS108に進められる。ステップS108において、テーブル取得解析部41は、EIT pfのアプリケーションロケーション記述子に記述されたapp_url_byteを参照し、そこに記述されたインターネット連動型アプリの取得先URLを取得する。
すなわち、取得先URLは、アプリケーション情報記述子又はアプリケーションロケーション記述子のいずれかのapp_url_byteに記述されており、そこから取得される。当該取得先URLが取得されると、処理は、ステップS109に進められる。
ステップS109において、アプリ制御部42は、取得先URLに従い、インターネット20を介してアプリサーバ13にアクセスし、対象のインターネット連動型アプリを取得する。そして、ステップS110において、ステップS106の判別結果がPrefetchであるか否かが判定され、Autostartであると判定された場合、処理は、ステップS111に進められる。
ステップS111において、アプリ制御部42は、アプリサーバ13から取得済みのインターネット連動型アプリを起動する。一方、ステップS106の判別結果がPrefetchであると判定された場合、ステップS111はスキップされる。そして、処理は、ステップS114に進められる。
また、ステップS106の判別結果がKillであると判定された場合、処理は、ステップS112に進められる。ステップS106において、アプリ制御部42は、動作中の対象のインターネット連動型アプリを終了させる。その後、処理は、ステップS114に進められる。
さらに、ステップS106の判別結果がPresentであると判定された場合、処理はステップS113に進められる。ステップS113において、アプリ制御部42は、対象のインターネット連動型アプリのアプリケーションIDを内部のメモリ(不図示)に記憶する。その後、処理は、ステップS114に進められる。
ステップS114において、テーブル取得解析部41は、PMT内の最後のアプリケーション情報記述子であるか否かを判定する。ステップS114において、最後のアプリケーション情報記述子ではないと判定された場合、処理は、ステップS115に進められる。
ステップS115において、テーブル取得解析部41は、次のアプリケーション情報記述子を読み込んで、処理はステップS105に戻される。そして、新たに読み込んだアプリケーション情報記述子について、ステップS105以降の処理が再度行われる。また、ステップS114において、最後のアプリケーション情報記述子であると判定された場合、処理は、ステップS116に進められる。
ステップS116において、アプリ制御部42は、動作中のインターネット連動型アプリで、Present又はAutostartの指定がないものはあるか否かを判定する。ステップS116において、Present又はAutostartの指定がないものはあると判定された場合、処理は、ステップS117に進められる。
ステップS117において、アプリ制御部42は、動作中の対象のインターネット連動型アプリの終了時刻であるか否かを判定する。そして、動作中の対象のインターネット連動型アプリの終了時刻を待って、処理は、ステップS118に進められる。
ステップS118において、アプリ制御部42は、動作中の対象のインターネット連動型アプリを終了し、処理は、ステップS119に進められる。また、ステップS116において、Present又はAutostartの指定がないものはないと判定された場合、ステップS117,S118をスキップして、処理は、ステップS119に進められる。
ステップS119において、テーブル取得解析部41は、PMTが更新されたか否かを判定する。そして、PMTが更新されるのを待って、処理は、ステップS104に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
また、ステップS105において、更新されたアプリケーション情報記述子に記述されたアプリケーションのタイプの優先度が、データ放送用アプリのタイプよりも低いと判定された場合、処理は、ステップS120に進められる。
ステップS120において、テーブル取得解析部41は、アプリケーション情報記述子が存在せず、かつデータ放送用アプリが存在するか否かを判定する。ステップS120の判定条件を満たすと判定された場合、処理は、ステップS121に進められる。
ステップS121において、データ放送制御部40は、カルーセル伝送で送られるデータ放送用アプリを取得して起動する。一方、ステップS120の判定条件を満たさないと判定された場合、ステップS121はスキップされる。そして、処理は、ステップS116に進められ、それ以降の処理が繰り返される。
以上、アプリ制御処理について説明した。
[コマンド適用タイミングの分散]
次に、図14を参照して、コマンド適用タイミングの分散について説明する。
例えば、同一の番組を視聴させている受信装置12−1乃至12−3がPrefetch又はAutostartに応じて、アプリサーバ13からインターネット連動型アプリを取得する場合、同一のタイミングでアプリサーバ13にアクセスすると、アプリサーバ13に負荷がかかることがある。そこで、アプリケーション情報記述子にてdiffusion_rate,diffusion_range,diffusion_periodを指定することにより、複数の受信装置12がアプリサーバ13からインターネット連動型アプリを取得するに際し、そのアクセスが一時期に集中せず、分散させるようにする。
例えば、受信装置12−1乃至12−3においてそれぞれ、ランダム値Nを生成して、(N-1)×range/rateを演算して得られる時間だけ、Prefetch又はAutostart等のコマンドの適用の実行時刻をずらすことで、各受信装置12が、アプリサーバ13にアクセスするタイミングをずらすことができる。図14の例では、rate=5の場合を示している。
また、他の番組を受信している受信装置12−4についても同様に、コマンドの適用の実行時刻をずらすことが可能である。さらに、拡散期間外にコマンドの適用を行う受信装置12−5は、コマンドの適用の実行時刻が遅延されることなく、直ちにコマンド適用を行うことが可能となる。
このように、受信装置12がアプリサーバ13にアクセスするタイミングが調整されるため、アプリサーバ13に対するアクセスを分散して、アプリサーバ13の負荷を軽減することが可能となる。
なお、図14においては、diffusion_rate,diffusion_range,diffusion_periodをそれぞれ、rate,range,periodと略記している。
以上、コマンド適用タイミングの分散について説明した。
[バインドタイプ指定の具体例]
次に、図15乃至図17を参照して、バインドタイプ(bind_type)が指定された場合の具体的な運用例について説明する。
(サービスバウンドの運用例)
図15は、バインドタイプとして、サービスバウンド(Service bound)が指定された場合の運用例を示す図である。
図15の例は、サービスAとBが同一の放送事業者により提供される場合であって、サービスAにて番組A−1が放送され、サービスBにて番組B−1が放送されているとき、受信装置12において、番組A−1から番組B−1に切り替えられた状況が示されている。
すなわち、受信装置12では、番組A−1の表示中に、Autostartが実行され、インターネット連動型アプリApp-Aが起動されている。これにより、ディスプレイには、番組A−1の映像にインターネット連動型アプリApp-Aの映像P51が重畳された映像が表示される。そして、番組A−1から番組B−1に切り替えられると、番組B−1では、インターネット連動型アプリApp-AがPresent、インターネット連動型アプリApp-BがAutostartとなるので、インターネット連動型アプリApp-Aが終了され、その映像P51も消される。また、インターネット連動型アプリApp-BのAutostartが実行され、ディスプレイには、番組B−1の映像にインターネット連動型アプリApp-Bの映像P52が重畳された映像が表示される。
その後、インターネット連動型アプリApp-BのKillが実行されると、インターネット連動型アプリApp-Bが終了し、その映像P52も消されることになる。
(事業者バウンドの運用例)
図16は、バインドタイプとして、事業者バウンド(Provider bound)が指定された場合の運用例を示す図である。
図16の例は、サービスAとBが同一の放送事業者により提供され、サービスCがサービスAとBの放送事業者とは異なる放送事業者により提供される。そして、サービスAにて番組A−1が放送され、サービスBにて番組B−1が放送され、サービスCにて番組C−1が放送されているとき、受信装置12において、番組A−1から番組B−1に切り替えられ、さらに番組B−1から番組C−1に切り替えられた状況が示されている。
すなわち、受信装置12では、番組A−1の表示中に、Autostartが実行され、インターネット連動型アプリApp-Aが起動され、ディスプレイには、番組A−1の映像にインターネット連動型アプリApp-Aの映像P61が重畳された映像が表示される。また、番組A−1から番組B−1に切り替えられると、番組B−1では、インターネット連動型アプリApp-AがPresent、インターネット連動型アプリApp-BがAutostartとなるので、インターネット連動型アプリApp-Aの実行を継続し、その映像P61が番組B−1の映像に対しても表示され続ける。
その後、番組B−1から番組C−1に切り替えられると、番組C−1では、インターネット連動型アプリApp-AがPresent、インターネット連動型アプリApp-CがAutostartとなるので、インターネット連動型アプリApp-Aが終了し、その映像P61も消される。また、インターネット連動型アプリApp-CのAutostartが実行され、ディスプレイには、番組C−1の映像にインターネット連動型アプリApp-Cの映像P62が重畳された映像が表示される。
その後、インターネット連動型アプリApp-CのKillが実行されると、インターネット連動型アプリApp-Cが終了し、その映像P62も消されることになる。
(アンバウンドの運用例)
図17は、バインドタイプとして、アンバウンド(Un-bound)が指定された場合の運用例を示す図である。
図17の例では、サービスAとBが異なる放送事業者により提供される場合であって、サービスAにて番組A−1が放送され、サービスBにて番組B−1が放送されているとき、受信装置12において、番組A−1から番組B−1に切り替えた状況が示されている。
すなわち、受信装置12では、番組A−1の表示中にAutostartが実行され、インターネット連動型アプリApp-Aが起動され、ディスプレイには、番組A−1の映像にインターネット連動型アプリApp-Aの映像P71が重畳された映像が表示される。そして、番組A−1から番組B−1に切り替えられると、番組B−1では、インターネット連動型アプリApp-AがPresent、インターネット連動型アプリApp-BがAutostartとなるので、インターネット連動型アプリApp-Aの実行を継続し、その映像P71が番組B−1の映像に対しても表示され続ける。
その後、インターネット連動型アプリApp-AのKillが実行されると、インターネット連動型アプリApp-Aが終了し、その映像P71も消されることになる。
以上、バインドタイプが指定された場合の具体的な運用例について説明した。
以上のように、本技術によれば、ハイブリッド型放送において、番組やCMなどのAVコンテンツに連動して実行されるインターネット連動型アプリを提供することができる。また、前述したように、ハイブリッド型放送を運用する場合には、ユーザがデータ放送を含めて使い分けられるが、本技術によれば、ハイブリッド型放送とデータ放送を使い分けることができる。
さらに、放送局などの事業者側からすれば、新しい送出装置の導入によるコスト負担、及び運用リスクをできるだけ軽減した方式が望まれるが、本技術の方式を採用すれば、PMTの記述子にアプリケーションプログラムの制御情報を配置することで、インターネット連動型アプリの動作を制御することが可能となるので、コスト負担や運用リスクを軽減することが可能となる。
[本技術を適用したコンピュータの説明]
前述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図18は、前述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記録部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記録部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、前述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線又は無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記録部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記録部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記録部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
ここで、本明細書において、コンピュータ200に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、前述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られるPMT(Program Map Table)に記述されたアプリケーション情報記述子を取得するアプリケーション情報記述子取得部と、
前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部と
を備える受信装置。
(2)
前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示すURL(Uniform Resource Locator)は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られるEIT(Event Information Table)に記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
前記アプリケーション取得部は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記EITに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記URLに応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する
(1)に記載の受信装置。
(3)
前記第1のアプリケーションプログラムの動作範囲を示すバウンダリ情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記EITに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
前記第1のアプリケーション制御部は、前記バウンダリ情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを、所定の動作範囲で動作させる
(2)に記載の受信装置。
(4)
前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの連動動作範囲を示すバインドタイプとして、所定のサービス内が連動動作範囲となるサービスバウンド、同一事業者内が連動動作範囲となる事業者バウンド、又は前記連動動作範囲の制限がないアンバウンドのいずれかが指定されており、
前記第1のアプリケーション制御部は、前記AVコンテンツが切り替えられた場合、前記連動動作範囲に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作の継続又は終了を制御する
(1)乃至(3)のいずれかに記載の受信装置。
(5)
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御部をさらに備え、
前記アプリケーション情報記述子には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、
前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、
前記第2のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する
(1)乃至(4)のいずれかに記載の受信装置。
(6)
前記第1のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第1のアプリケーションプログラムを起動する
(5)に記載の受信装置。
(7)
前記第2のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第2のアプリケーションプログラムを起動する
(5)又は(6)に記載の受信装置。
(8)
前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの取得のタイミングを分散させるための取得分散情報が指定されており、
前記アプリケーション取得部は、前記取得分散情報の示すタイミングに応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを配信するサーバにアクセスして、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する
(1)乃至(7)のいずれかに記載の受信装置。
(9)
前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーション制御情報に含まれるコマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの起動を示す場合、取得した前記第1のアプリケーションプログラムを起動し、前記コマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの終了を示す場合、動作中の前記第1のアプリケーションプログラムを終了させる
(1)乃至(8)に記載の受信装置。
(10)
受信装置の受信方法において、
前記受信装置が、
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信し、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られるPMT(Program Map Table)に記述されたアプリケーション情報記述子を取得し、
前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得し、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する
ステップを含む受信方法。
(11)
コンピュータを、
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られるPMT(Program Map Table)に記述されたアプリケーション情報記述子を取得するアプリケーション情報記述子取得部と、
前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部と
して機能させるためのプログラム。
(12)
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報を取得するアプリケーション制御情報取得部と、
取得した前記アプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部と、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御部と
を備え、
前記アプリケーション制御情報には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、
前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、
前記第2のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する
受信装置。
(13)
前記第1のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第1のアプリケーションプログラムを起動する
(12)に記載の受信装置。
(14)
前記第2のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第2のアプリケーションプログラムを起動する
(12)又は(13)に記載の受信装置。
(15)
受信装置の受信方法において、
前記受信装置が、
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信ステップと、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報を取得するアプリケーション制御情報取得ステップと、
取得した前記アプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得ステップと、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御ステップと、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御ステップと
を含み、
前記アプリケーション制御情報には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、
前記第1のアプリケーション制御ステップの処理によって、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、
前記第2のアプリケーション制御ステップの処理によって、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する
受信方法。
(16)
受信装置のコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信ステップと、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報を取得するアプリケーション制御情報取得ステップと、
取得した前記アプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得ステップと、
取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御ステップと、
前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御ステップと
を含み、
前記アプリケーション制御情報には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、
前記第1のアプリケーション制御ステップの処理によって、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、
前記第2のアプリケーション制御ステップの処理によって、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する
プログラム。
1 放送システム, 11 放送装置, 12 受信装置, 13 アプリサーバ, 20 インターネット, 31 制御部, 33 チューナ, 34 多重分離部, 37 ディスプレイ, 40 データ放送制御部, 41 テーブル取得解析部, 42 アプリ制御部, 43 通信I/F, 200 コンピュータ, 201 CPU

Claims (11)

  1. デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、
    前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第1のテーブルに記述されたアプリケーション情報記述子を取得するアプリケーション情報記述子取得部と、
    前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、
    取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部と
    を備え
    前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示す取得先情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られる前記第1のテーブルと異なる第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
    前記アプリケーション取得部は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記取得先情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する
    受信装置。
  2. 前記第1のアプリケーションプログラムの動作範囲を示すバウンダリ情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
    前記第1のアプリケーション制御部は、前記バウンダリ情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを、所定の動作範囲で動作させる
    請求項に記載の受信装置。
  3. 前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの連動動作範囲を示すバインドタイプとして、所定のサービス内が連動動作範囲となるサービスバウンド、同一事業者内が連動動作範囲となる事業者バウンド、又は前記連動動作範囲の制限がないアンバウンドのいずれかが指定されており、
    前記第1のアプリケーション制御部は、前記AVコンテンツが切り替えられた場合、前記連動動作範囲に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作の継続又は終了を制御する
    請求項に記載の受信装置。
  4. 前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する第2のアプリケーション制御部をさらに備え、
    前記アプリケーション情報記述子には、1又は複数の前記第1のアプリケーションプログラム及び1又は複数の前記第2のアプリケーションプログラムのうちいずれか一方又は双方を動作させる場合における、アプリケーションプログラムのタイプごとの動作の優先度を示すアプリケーションタイプ優先度が指定されており、
    前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御し、
    前記第2のアプリケーション制御部は、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、前記第2のアプリケーションプログラムの動作を制御する
    請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記第1のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第1のアプリケーションプログラムを起動する
    請求項に記載の受信装置。
  6. 前記第2のアプリケーション制御部は、動作中のアプリケーションプログラムが他のアプリケーションプログラムに切り替えられる場合、前記アプリケーションタイプ優先度に応じて、切り替え元のアプリケーションプログラムのタイプを除いたアプリケーションプログラムのタイプのうち最も高い優先度となるタイプの前記第2のアプリケーションプログラムを起動する
    請求項に記載の受信装置。
  7. 前記アプリケーション情報記述子には、前記第1のアプリケーションプログラムの取得のタイミングを分散させるための取得分散情報が指定されており、
    前記アプリケーション取得部は、前記取得分散情報の示すタイミングに応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを配信するサーバにアクセスして、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する
    請求項1に記載の受信装置。
  8. 前記第1のアプリケーション制御部は、前記アプリケーション制御情報に含まれるコマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの起動を示す場合、取得した前記第1のアプリケーションプログラムを起動し、前記コマンドが前記第1のアプリケーションプログラムの終了を示す場合、動作中の前記第1のアプリケーションプログラムを終了させる
    請求項1に記載の受信装置。
  9. 前記第1のテーブルは、PMT(Program Map Table)であり、
    前記第2のテーブルは、EIT(Event Information Table)であり、
    前記取得先情報は、URL(Uniform Resource Locator)である
    請求項1に記載の受信装置。
  10. 受信装置の受信方法において、
    前記受信装置が、
    デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信し、
    前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第1のテーブルに記述されたアプリケーション情報記述子を取得し、
    前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得し、
    取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する
    ステップを含み、
    前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示す取得先情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られる前記第1のテーブルと異なる第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
    前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記取得先情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを取得するステップをさらに含む
    受信方法。
  11. コンピュータを、
    デジタルテレビジョン放送により放送されるAVコンテンツを受信する受信部と、
    前記AVコンテンツとともに、前記デジタルテレビジョン放送にて送られる第1のテーブルに記述されたアプリケーション情報記述子を取得するアプリケーション情報記述子取得部と、
    前記アプリケーション情報記述子に記述された、前記AVコンテンツに連動して実行される第1のアプリケーションプログラムの動作を制御するためのアプリケーション制御情報に応じて、ネットワークを介して配信される前記第1のアプリケーションプログラムを取得するアプリケーション取得部と、
    取得した前記第1のアプリケーションプログラムの動作を制御する第1のアプリケーション制御部と
    を備え、
    前記第1のアプリケーションプログラムの取得先を示す取得先情報は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記デジタルテレビジョン放送にて送られる前記第1のテーブルと異なる第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定され、
    前記アプリケーション取得部は、前記アプリケーション情報記述子、又は前記アプリケーション情報記述子により指定される前記第2のテーブルに記述されたアプリケーションロケーション記述子により指定された前記取得先情報に応じて、前記第1のアプリケーションプログラムを取得する
    受信装置として機能させるためのプログラム。
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