JP2002232374A - 放送装置 - Google Patents

放送装置

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JP2002232374A
JP2002232374A JP2001024466A JP2001024466A JP2002232374A JP 2002232374 A JP2002232374 A JP 2002232374A JP 2001024466 A JP2001024466 A JP 2001024466A JP 2001024466 A JP2001024466 A JP 2001024466A JP 2002232374 A JP2002232374 A JP 2002232374A
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JP2001024466A
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Takeshi Sakata
毅 坂田
Kai Itou
快 伊藤
Takashi Matsuura
俊 松浦
Yuichi Kobayakawa
雄一 小早川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバと、各家庭のテレビなどの放送を受信す
る受信装置との通信を集中などの問題を回避しつつ確実
に行う。 【解決手段】放送装置からサーバに対する発呼情報を放
送で送信し、発呼情報に含まれるパラメータを用いてサ
ーバに対する発呼を分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】テレビなどの放送受信装置か
ら情報を収集する技術に関する。特に、テレビなどの放
送受信装置などから送られる情報を集中的かつ効率よく
収集する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビなどの放送受信装置から外
部に対して情報を送信するための発呼手法として二つの
方法が提案されている。一つは、テレビなどの放送受信
装置が保持している固有な情報に基づいて発呼をおこな
うものである。他の一つは、発呼して、通信を開始でき
ない場合には所定時間経過するまで発呼を停止し、所定
時間経過後に再び発呼するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は十分に発呼時間や、発呼先を分散できないので、これ
を受信するサーバに一時に負荷が集中するという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、放送を利用して
各家庭のテレビに対し発信をさせる信号を送る構成を提
案する。
【0005】放送を利用すると各家庭の電話を利用しな
いで各テレビに対して発呼情報を送信することができる
からである。
【0006】一方、放送は受信装置が各家庭に置かれて
いるテレビなどの膨大な数の場合には、その膨大な数の
テレビに対して同時に発呼情報の送信が行われる。そう
すると、各テレビからの発信がいっせいに行われ、受信
するサーバなどに負荷がかかりすぎて処理ができなくな
る。
【0007】本発明においては、かかるケースにおいて
は、各テレビなどの発信が分散するように、発呼情報に
分散のための情報を含ませ、受信装置でこれを処理でき
る仕組みを提案する。
【0008】
【発明の実施の形態】<1−1 実施形態1 概念>前
述のように、発呼情報は放送装置を通じて放送で送信す
るのが効率的である。 そこで、本発明においては、図
1に示すように、放送装置から受信装置に対して発呼情
報を放送する。受信装置は、これを受信し、放送会社や
コンテンツ配信会社などの管理者のサーバなどに対して
情報を送信する。
【0009】ここで、受信装置から送られる「情報」
は、有料テレビを視聴した結果コンテンツの配信会社な
どに支払う視聴料金や、番組名などの課金情報や、テレ
ビ受信機である受信装置内部で利用されるアプリケーシ
ョンソフトウエアの組み込み状況に関する管理情報や、
受信装置自体のオペレーティングシステムのエラー情報
などの保守情報や、コンテンツの視聴状況である視聴状
況情報、その他の情報を含むものである。視聴状況情報
とは、例えば視聴率調査のための情報のことで、視聴し
た番組名や、視聴した時間帯などに関する情報である。
【0010】<1−2 実施形態1 構成>つぎに、本
実施形態の構成について説明する。
【0011】図2は、本実施形態の放送装置と受信装置
の要点のみを抜き出して示した機能ブロック図である。
この図にあるように、この実施形態の放送装置0200
は、発呼情報送信部0201を有する。「放送装置」
は、放送を受信する受信装置0203に対して放送を送
信する放送装置である。また、「発呼情報」とは、受信
装置0203が情報を外部に送信するための情報であ
る。情報の送信は、受信装置0203の送信部0204
からなされる。送信部は、電話回線などを利用して情報
を送信する。さらに具体的にいうと、発呼情報とは、発
呼時刻を決定する情報や、通信先を決定するための情報
を含む情報をいう。通信先の決定は、必ずしも一ヶ所に
限定されるものでなく、複数の通信先を決定するものも
含む。「発呼時刻を決定する情報」とは、発呼する時間
帯を指定する情報、発呼時刻決定関数に与えるパラメー
タ、発呼時刻を決定するための関数などをいう。「発呼
時刻」とは、発呼する日、発呼する時間、分、秒などを
適当に組み合わせた時刻をいう。年月日のみでも、これ
に時間、分、秒の情報を含むものでも良い。「発呼時刻
決定関数」とは、発呼時刻を何らかの変数に基づいて決
定するための数式などである。例えば、7月の何日に発
呼をさせるかを定める関数は、7月の日数は31日であ
るから「31」で所定の数値を除した場合の剰余で求め
られる。所定の数値が所定の変数によって、例えば「1
00」と求められると(具体的にどのようにして「10
0」を求めるかはここでは言及しない)、剰余は、
「7」となる。これで、その月の7日に発呼をさせると
いうことを決定できる。
【0012】「受信装置」とは、放送を受信するすべて
の電子機器を言う。すでに述べているように例えばテレ
ビ、特にデジタル放送を受信可能なデジタルテレビのよ
うなものである。その他、デジタルテレビのセットトッ
プボックス、インターネット放送を受信する計算機、放
送を受信できる携帯端末(例えば携帯電話、PDA)、
ケーブルテレビ放送の受信端末、放送を受信できるカー
ナビゲーションシステムなどである。「放送」とは、
「公衆によって直接受信されることを目的とする無線通
信の送信」(放送法2条1項)であり、広義に無線放送
に加えて、有線放送をも含むものである。そして、その
受信装置は外部に対して情報を発信可能なものである。
「外部」とは、受信装置から外にという意味であり、必
ずしも放送局に限定されるようなものではない。「情
報」とは、受信装置から外部に送られる情報であり、前
述のように課金情報、保守・管理情報、視聴状況情報、
その他の情報などである。情報が例えば課金情報であれ
ば、前述の外部とは、その課金情報の処理を行うもので
ある。例えば、有料のデジタルテレビコンテンツを配信
するコンテンツプロバイダーや、そのコンテンツプロバ
イダーに代わって課金処理を行う銀行、放送事業者など
の処理センターである。
【0013】本件発明の一つの構成上の特徴点は、この
ような処理センターから個別に通信手段を用いてそれぞ
れの受信装置に対して発呼を促すという手段を採用しな
い点である。それによって、各受信装置がつながれてい
る電話回線による各家庭内での呼び出しを回避すること
ができるからである。従って、この受信装置が各家庭内
などで呼び出しを行う電話回線を利用して通信を行うも
のである場合にさらに本件発明の効果が顕著となる。も
ちろん、電話回線のような公衆回線でなく、専用回線を
利用して受信装置が通信を行うものであっても発呼を促
す動作が放送局から一括して行えるという点で効果があ
ることはいうまでもない。
【0014】<2−1 実施形態2 概念>次に、実施
形態2について説明する。実施形態2の概念は図3と図
4とを比較することで明確となる。図4は、放送によっ
て発呼を促された受信装置がそれに応じて無秩序に処理
センターなどに対して発呼をする様子を示す。この処理
センターなどではサーバなどの計算機によって各受信装
置から送られてくる情報の処理を行うが、この図にある
ようにいっせいに多数の受信装置から発呼されると、情
報の受信をするとサーバの処理能力を超過して障害をお
こすおそれが高くなる。
【0015】一方、本実施形態では、図3にあるように
受信装置に対して、一定の秩序をもった発呼を促す仕組
みを採用する。処理センターのサーバなどへの混雑を緩
和することを狙ったものである。
【0016】<2−2 実施形態2 構成>次に、本実
施形態の構成について説明する。
【0017】図5は、この実施形態の放送装置0500
の構成を示す図である。この図にあるように、この実施
形態の放送装置0500は、発呼情報を送信するための
発呼情報送信部0501を具備するとともに、この発呼
情報送信部から送信される発呼情報に発呼時刻を決定す
るための情報である発呼時刻決定情報を含む。この図に
示す例では、「ID」が「2」であることを示してい
る。この放送装置に対応する受信装置を示すのが、図6
である。この図に示すように、前記放送装置から放送さ
れた発呼情報は受信装置0600に受信される。特にテ
レビなどが受信装置である場合には、その数は何十万
台、何百万台若しくは、これ以上の膨大な数にのぼる。
この受信装置には、受信部と、発呼時間データベース
と、発呼時刻決定部と、送信部とが具備されている。
【0018】受信部0601は前記発呼時刻決定情報を
含む発呼情報を受信する。発呼時間データベース060
2は、発呼時刻決定情報に基づいて発呼時刻を決定する
ためのデータを蓄積してある。例えば、前述の例であれ
ば、「ID」としての「1〜4」に関連付けて発呼時間
帯が蓄積されている。
【0019】発呼時刻決定部0603は、前記受信部0
601で受信した発呼情報に含まれる発呼時刻決定情報
(「ID=2」)と、前記発呼時間データベースのID
=2と関連付けられた発呼時間帯に関する情報とから発
呼時刻を決定する。このように、発呼情報に、発呼時刻
を直接的に含ませるのでなく、受信装置0600におけ
る内部処理を通じて発呼時刻を決定するようにすると、
発呼情報のデータ量を少なくできるので便利である。
【0020】発呼時刻決定部0603では、さらに例え
ばタイミング決定手段などを具備していても良い。この
「タイミング決定手段」とは、例えば発呼時刻決定情報
で決定された発呼時刻時間帯の中でさらに何分、何秒に
発呼をするかのタイミングを定める部分である。例え
ば、乱数発生器などで60分×60秒である3600秒
のなかで「1から3600」までのの自然数を自動的に
発生させて発呼タイミングを定めても良い。送信部06
04は、前述のとおり課金情報などの情報を処理センタ
ーなどに送信する。
【0021】<3−1 実施形態3 概念>次に、実施
形態3について説明する。まず、実施形態3の概念であ
る。受信装置から送信される情報を受信してこれを処理
する処理センターなどのサーバに対する発信の集中を回
避することを目的とする。この点で実施形態2と同じ目
的を有する。発信の集中を回避するための手段として
は、実施形態2のように、時間的に分散させて集中を回
避する手段と、時間でなく、場所的に分散さて集中を回
避する手段とがある。後者が本実施形態の特徴で、受信
装置からの情報を受信する処理センターを1ヶ所とする
のでなく、複数設ける。そして、受信装置からの情報の
送信はそれぞれに分散させて集中を回避するというもの
である。この実施形態では、どのようにして発信する
先、即ち受信装置からの情報の送信先を分散させるかに
関する実施形態を提案する。
【0022】<3−2 実施形態3 構成>次に、この
実施形態の構成について説明する。
【0023】図7に示すのは、この放送装置0700の
機能ブロックの要部を抜き出したものである。この図に
あるように、放送装置0700の発呼情報送信部070
1から送信される発呼情報は、送信先決定情報を含んで
いる。送信先決定情報は、例えば図にあるように、複数
の送信先と、その複数の送信先のそれぞれを送信先とし
て選択すべき受信装置が利用している電話回線の市外局
番とが関連付けられた情報である。
【0024】図8に示すのは、この放送装置0700に
対応する受信装置0800の機能ブロックの要部を抜き
出したものである。前記放送装置0700から放送され
た発呼情報は、受信部0801で受信される。「送信先
決定情報」とは、受信装置から情報を送信する送信先を
決定するための情報である。送信先が複数ある場合に
は、この送信先決定情報に基づいて複数ある送信先のな
かから特定の送信先が決定される。この図の例では、処
理センターのサーバとの接続のためのアクセスポイント
の電話番号が送信先として示されており、この送信先に
関連付けて、どの市外番号の電話がその送信先に送信す
べきかを表す自局市外番号が示される。この受信装置の
送信先決定部0802では、自局市外番号取得手段があ
り、この自局市外番号取得手段によって取得された自局
市外番号が前記送信先決定情報のどの送信先に関連付け
られているか、関連付けられている送信先の電話番号を
取得する。自局市外局番は、例えばその受信装置に具備
されている自局市外局番保持部などから取得できる。送
信部0803は、前記送信先決定部で決定された送信先
の電話番号に対してアクセスすることで情報管理部08
04から情報を取得して情報を送信する。
【0025】また、図23にあるように放送装置から放
送される発呼情報の送信先決定情報には、自局市外局番
に関連付けられた複数の送信先が含まれている場合も考
えられる。
【0026】この場合には、図24にあるように、受信
装置は自局市外局番に基づいて、複数の送信先を決定
し、複数の送信先に対して情報の送信を行う。なお、基
本的に構成は図7、図8に示した放送装置、受信装置と
同じであるので詳細の説明は省略する。
【0027】以上のようにして、その受信装置が設置さ
れている地域に最も近い送信先をその電話番号などで選
択することで処理センターなどへの送信の分散を図るこ
とが可能となりさらに、通信料金を低額に押さえること
もできる。
【0028】図11に示すのは、この実施形態の受信装
置の処理の流れを示す図である。この図にあるように、
まず送信先決定情報を受信し(ステップS1101)、
ついで、受信した送信先決定情報に基づいて情報の送信
先を決定し(ステップS1102)、さらに送信する情
報を取得して(ステップS1103)、取得した情報を
決定された送信先に送信する(ステップS1104)。
【0029】また、情報の内容によって送信先を変える
必要がある場合もある。例えば、受信装置の保守情報の
送信先と、受信装置の課金情報の送信先が異なるような
場合である。そのような場合には情報の内容ごとに送信
先を決定することが必要となる。例えば、放送装置から
の発呼情報に送信先決定情報とともに、その送信先に送
信すべき情報を特定する識別符号を含ませることが便利
である。また、これに対応して、受信装置にも情報とそ
の情報を識別する識別符号とを関連付けて蓄積しておく
と良い。そして、受信した発呼情報に含まれている情報
を識別する識別符号で識別される情報を取得し、送信先
決定情報で決定される送信先にその取得した情報を送信
する。
【0030】なお、以上で説明した発呼情報送信部、受
信部などは、実体的な回路により構成されていても良い
し、プログラムにより構成されているものであっても良
い。また両者が一体となって構成されているものであっ
ても良い。これは、この明細書の全体を通じて特にこと
わらない限り同様である。
【0031】上記の実施形態では、実施形態2におい
て、発呼時刻決定情報を利用して受信装置からの情報の
送信先である処理センターのサーバなどに対する発呼、
即ち送信の分散を時間的な観点から図る構成を説明し
た。また、実施形態3において送信先決定情報を利用し
て場所的な観点から情報の送信先である処理センターな
どのサーバに対する発呼、即ち送信の分散を図る構成を
開示した。
【0032】この時間的に分散を図る解決手法と、場所
的に分散を図る解決手法とは相反するものでなく、両者
を組み合わせて発呼、即ち送信の分散を図ることももち
ろん可能である。その場合には、送信装置から放送され
る発呼情報には、発呼時刻決定情報と送信先決定情報の
両者が含まれる。もちろんこれらに、加えて送信先、な
いしは送信時刻に送信すべき情報を関連付けて複数の情
報の中から選択して受信装置からの情報の送信を行うこ
とが考えられる。
【0033】<4−1 実施形態4 概念>次に、実施
形態4について説明する。実施形態4の概念であるが、
実施形態4では放送装置から受信した発呼情報の発呼時
刻決定情報に加えて受信装置が有する固有な情報を利用
して発呼時刻を決定するというものである。放送装置か
ら放送される発呼時刻決定情報には、発呼時刻を決定す
るためのいわゆる種となるものだけを含ませておいて、
実際の発呼時刻は、受信装置においてその種を用いて生
成し、決定するのである。この際に放送装置から得られ
た種を用いて複数の受信装置から情報を発信する時間が
分散する工夫を加える。逆にいえば、その種は、と受信
装置の固有情報を用いて複数の受信装置において決定さ
れる発呼時刻が分散するようにすることが必要となる。
以下に具体的な構成について説明する。
【0034】<4−2 実施形態4 構成>
【0035】図9に示すのは、本実施形態の受信装置0
900の機能ブロックの一例を示すものである。この図
にあるように、この受信装置0900は、情報管理部0
902と、固有情報管理部0904と、受信部0901
と、発呼時刻決定部0903と、送信部0905とを具
備する。情報管理部0902は、外部に送信する情報を
管理する。外部に送信する情報とは、前述のとおりであ
る。また外部についても前述のとおりである。固有情報
管理部0904は、当該受信装置の固有な情報である固
有情報を管理する。当該受信装置0900の固有な情報
とは、当該受信装置を他の受信装置と区別することがで
きる情報である。これは、他の受信装置に対して完全に
ユニークなものであっても良いし、他の受信装置と部分
的に重複するものであっても良い。例えば、グループ毎
にそのグループに属する受信装置に固有のものであって
も良い。分散という目的が達成できる範囲でどのような
固有情報であっても良い。受信部0901は、発呼時刻
決定情報を受信する。これは、放送装置から送信される
ものである。発呼時刻決定部0903は、前記受信部0
901で受信した発呼時刻決定情報と前記固有情報管理
部0904で管理する固有情報に基づいて発呼時刻を決
定する。発呼時刻の決定は複数ある受信装置からの処理
センターなどのサーバへの送信が分散されるようにす
る。送信部0905は前記発呼時刻決定部0903で決
定した発呼時刻に前記情報管理部0902で管理する情
報を外部に送信する。
【0036】図10に示すのは、この受信装置での発呼
時刻決定の概念を示すものである。まず、放送装置から
発呼時刻決定情報を取得する。ついで、受信装置がみず
からがもつ固有情報を取得する。そして、発呼時刻決定
情報と、固有情報とを利用して発呼時刻を決定する。こ
の発呼時刻は複数ある受信装置で分散されたものであ
る。では、分散させる一例を説明する。発呼時刻を分散
させる一例としては、例えば、発呼時刻決定情報を放送
装置から乱数を用いて発生させたものを利用する。ま
た、固有情報としては、その受信装置の設置されている
住所を二進数でコード化したものを利用する。そして、
両者の積をその月の日数で除したものの剰余を発呼時刻
であるその月の発呼日として求める。
【0037】図22に示すのはこの受信装置での処理の
流れを示す図である。この図にあるように、まず、当該
受信装置の固有な情報である固有情報を取得する(ステ
ップS2201)。ついで、発呼時刻決定情報を取得す
る(ステップS2202)。さらにこれら当該装置の固
有な情報である固有情報と発呼時刻決定情報とに基づい
て発呼時刻を決定する(ステップS2203)。そし
て、外部に送信する情報を取得して(ステップS220
4)、決定された発呼時刻にこの情報を外部に送信する
(ステップS2205)。
【0038】図12は、受信装置の固有情報を用いて発
呼時刻を決定し、さらに送信先決定情報を用いて送信先
を決定して分散を図る受信装置である。この図に示すよ
うに、この受信装置1200は、情報管理部1202
と、固有情報管理部1204と、受信部1201と、発
呼時刻決定部1203と、送信先決定部1205と、送
信部1206とを具備する。情報管理部1202は、外
部に送信する情報を管理する。固有情報管理部1204
は、当該受信装置1200の固有な情報である固有情報
を管理する。受信部1201は、発呼時刻決定情報およ
び送信先決定情報を受信する。発呼時刻決定部1203
は、前記受信部で受信した発呼時刻決定情報と前記固有
情報管理部1204で管理する固有情報に基づいて発呼
時刻を決定する。送信先決定部1205は、前記受信部
1201で受信した送信先決定情報に基づいて情報の送
信先を決定する。送信部1206は、前記発呼時刻決定
部1203で決定した発呼時刻に前記送信先決定部12
05で決定した送信先に対して前記情報管理部1202
で管理する情報を送信する。以上のように、固有情報と
発呼時刻決定情報に基づいて発呼時刻を決定しながら送
信先決定情報に基づいて送信先を決定するので、時間的
にも、場所的にも分散をはかることができ、かつ、放送
装置から送信する発呼情報の量を少なくできるという利
点がある。
【0039】この処理の流れを示すのが図13である。
この図にあるように、この実施形態の処理は、まず、発
呼時刻決定情報を取得し(ステップS1301)、送信
先決定情報を取得し(ステップS1302)、固有情報
を取得し(ステップS1303)、発呼時刻決定情報と
固有情報に基づいて発呼時刻を決定する(ステップS1
304)。また、送信先決定情報に基づいて情報の送信
先を決定する(ステップS1305)。受信装置から外
部に送信すべき情報を取得し(ステップS1306)、
この情報を前記決定された送信先に、決定された発呼時
刻に送信する(ステップS1307)。
【0040】図21は、これまでの実施形態に示す放送
装置と受信装置の具体的な機器構成を示すものである。
放送装置は、映像や音楽などのソース情報を例えばデジ
タル符号を用いて符合化し、最終的に送信波に変調して
送信する。一方、発呼時刻決定情報や、発呼先決定情報
が含まれる発呼情報は、やはり所定の規則に基づいて符
号化される。そして、映像、音声などのソースを符号化
したものと多重化され、誤り訂正符号処理をへて、変調
され放送される。つまり、発呼情報と映像、音声などの
情報とは同時に送信することが可能である。
【0041】放送とは、一般的に地上波ないしは、衛星
波の放送をいうが、その他にもインタ−ネットを利用し
たインターネット放送、ケーブルテレビを利用したケー
ブルテレビ放送などにも応用できる。以上述べた構成に
ついて、前述の発呼情報送信部は、放送装置の符号化を
行う部分、多重化を行う部分、誤り訂正を行う部分、変
調を行う部分、変調波を送信する部分などが該当する。
【0042】つぎに、受信装置の具体的な構成について
説明する。同じく、図21にあるように、放送装置から
放送された発呼情報は、音声や映像とともに送られてく
る。まず、変調されている変調波を復調し、誤り訂正を
行って、発呼情報を構成する部分を他の情報の部分から
分離する。分離された発呼情報を復号し、元の発呼情報
のかたちに復元する。復元された発呼情報はそれぞれ、
発呼時刻決定部や、発呼先決定部にて利用され、発呼時
刻や、発呼先の決定に用いられる。この際、受信装置の
固有情報その他の情報を必要とする場合には、受信装置
が利用可能な蓄積装置からこれらの情報を引き出して利
用する。また、送信すべき情報も蓄積装置から取得する
ことができる。取得された情報は、前記決定に従って所
定の処理センターのサーバなどに送信される。これは、
例えば電話回線を用いる。
【0043】この受信装置では、前述の発呼情報受信部
に該当するのは、変調波の復調をする部分、誤り訂正を
行う部分、発呼情報の分離を行う部分、発呼情報の復号
を行う部分などである。また、情報管理部や、固有情報
管理部などは、例えば蓄積装置と、その蓄積装置をコン
トロールする入出力装置(図示せず)、中央演算処理装
置(図示せず)等が該当する。発呼時刻決定部や、発呼
先決定部は、例えば、蓄積部に蓄積されている処理プロ
グラムと蓄積装置、中央演算処理装置などによって構成
可能である。送信部は、同じく蓄積装置、中央演算処理
装置、モデム(図示せず)、ターミナルアダプター(図
示せず)等によって構成可能である。
【0044】なお、前記発呼時刻決定情報は、放送のみ
ならず、予め受信装置自身に格納され、若しくは、読み
込まれる記録媒体などに記録されているものであっても
良い。さらに、通信で取得しても良い。
【0045】<5−1 実施形態5 概念>次に発呼時
刻の分散をシミュレーションするシミュレーション装置
について説明する。まず、このシミュレーション装置の
概念である。この実施形態のシミュレーション装置は、
複数の受信装置の固有情報をもっていて、特定の発呼時
刻決定情報により発呼の分散がどうなるかについて計算
をする。一方、目標となる分散具合と、この計算結果の
分散具合とを比較して計算結果が目標となるものに合致
するか、あるいは完全に合致しなくてもある一定の偏差
内に入っているかを判断する。判断の結果合致、ないし
は許容できる範囲である場合にはそのシミュレーション
に用いた発呼時刻決定情報を実際に発呼情報の一部とし
て放送して利用する。判断の結果が合致せず、許容でき
る範囲のものでない場合には別の発呼時刻決定情報を用
いて再度このシミュレーションを行う。そして、これを
繰り返すことで、目標となる分散具合に合致し、ないし
は、許容できる範囲である発呼時刻決定情報を求める。
【0046】<5−2 実施形態5 構成>次に、この
実施形態の構成について説明する。
【0047】図14にあるように、このシミュレーショ
ン装置1400は、受信固有情報格納部1401と、発
呼時刻決定情報格納部1402と、分散具合格納部14
03と、発呼時刻決定情報決定部1404とを具備す
る。
【0048】受信固有情報格納部1401は、複数の受
信装置の固有情報を格納している。受信装置はその受信
装置の固有情報と、放送装置から放送される発呼時刻決
定情報とを所定のルールに基づいて処理して発呼時刻を
決定することを前提としている。即ち、受信装置の固有
情報を持つのは、各受信装置が特定の発呼時刻決定情報
に基づいていつを発呼時刻として決定するかを知るため
である。発呼時刻決定情報格納部は、複数の発呼時刻決
定情報を格納している。複数とするのは、シミュレーシ
ョンして最適な発呼時刻決定情報を決定するためであ
る。この格納は、予め複数の発呼時刻決定情報が蓄積さ
れている場合の他、予め格納はされていないが所定の演
算により複数の発呼時刻決定情報を生成することができ
るものである場合も含む趣旨である。もちろん、通信回
線などを通じて発呼時刻決定情報を取得する場合も含ま
れる。その際には、通信回線により発呼時刻決定情報を
送信する装置も含めて本件実施形態のシミュレーション
装置であるということができる。これは、前述の実施形
態の放送装置と一部重複することがあっても何ら問題な
い。分散具合格納部1403は、複数受信装置の発呼時
刻の目標とする分散具合を格納している。「分散具合」
とは、発呼時刻とその発呼時刻に同時に発呼する受信装
置の台数との関係がどの程度のばらつきになっているか
の様子を示す指標である。一般に分散が一様であるほど
受信装置の情報の送信がバラバラになるのでこの情報を
受信する処理センターなどのサーバの負荷を分散するこ
とができる。
【0049】また分散することには他に大きなメリット
がある。分散することの他の大きなメリットとは、受信
装置から得られる情報の質が均一化する点である。質の
均一化とは、例えば受信装置が複数の種類存在するとき
には、特定の種類の受信装置に偏らず、複数の種類の受
信装置から平等に情報を受信できることをいう。受信装
置から情報を取得するのには一定の時間がかかるので、
取得する情報をすべての受信装置からではなく、所定の
数の受信装置をサンプリングして情報を得、その情報に
基づいて全体の傾向を推定する場合に特に有効である。
例えば、受信装置から得られる保守、管理情報などは機
種依存性があるので、特定の機種に限定された保守、管
理情報だと結果に偏りがでる。また、視聴状況情報で
も、地域により良く見る番組、見ない番組に偏りがある
場合もある。このような場合には、本件実施形態を利用
することでサンプリングする受信装置の分散を図ること
が可能となる。サンプリングの分散が図れるので統計的
手法を用いて、サンプリング部分から全体の推定をする
際に、推定の確からしさが向上する。
【0050】発呼時刻決定情報決定部1404は、前記
受信固有情報格納部に格納している2以上の固有情報お
よび前記発呼時刻決定情報格納部1402に格納されて
いる複数の発呼時刻決定情報に基づいて複数受信装置の
発呼時刻の分散具合をシミュレーションし、前記分散具
合格納部1403で格納されている分散具合に近似また
は合致する発呼時刻決定情報を決定する。決定のための
もっとも単純な方法は、固有情報を持っている受信装置
がその固有情報と与えられた発呼時刻決定情報に基づい
て行う計算と全く同じ計算をこのシミュレーション装置
で行うという方法である。この計算を受信装置の数だけ
行い、結果として選られる発呼時刻と、その時刻に発呼
する受信装置の台数を求めれば分散具合を知ることがで
きる。
【0051】発呼時刻情報の決定は目標となる分散具合
との比較によって行われる。図15は、このプロセスを
示すものである。同図a)は、受信装置の固有情報と、
特定の発呼時刻決定情報に基づいて発呼のシミュレーシ
ョンを行い月の発呼台数を日ごとに表したものである。
同図b)は、その月の発呼時刻の目標とする分散具合を
示すものである。この例では毎日20万台を目標として
いる。同図c)は、上記a)で示す毎日の発呼台数の計
算結果と、c)で示す目標値との差である偏差の台数を
日ごとに表したものである。かりに、このシミュレーシ
ョンの偏差目標値が一日あたり最大で5万台とすると、
その偏差内に収まっているのでこの計算に用いられた発
呼時刻決定情報は利用することができるということが判
明する。目標となる分散具合は、図15のものではフラ
ットなものであった。
【0052】図16に示すのは、目標となる分散具合の
パターン例である。目標とする分散具合のパターンは、
必ずしも平坦なものである必要はなく、場合に応じて各
種のパターンに分散させることが可能となる。もちろ
ん、分散のために用いる計算式は各種のものを利用する
ことができる。発呼時刻決定情報は、この演算に用いる
計算式も含めた概念とすることもできる。予め受信装置
内に複数の演算式を用意しておき、発呼時刻決定情報な
いしは、発呼情報にどの演算式を利用するかの情報をも
含ませておくと良い。そうすれば、演算式自体を放送で
送らなくても演算式の識別符号を放送するだけで済み便
利である。
【0053】<5−3 実施形態5 固有情報生成部を
含む構成>次に、この実施形態5のシミュレーション装
置であって、さらに固有情報生成部を備えるシミュレー
ション装置について説明する。個有情報は、例えば受信
装置それぞれ唯一ユニークに定められているものである
ので、正確にシミュレーションしようとすればすべての
受信装置の固有情報を用いてシミュレーションするのが
望ましい。しかし、固有情報を常に正確に第三者が保持
しておくというのは困難である。例えば、生産時に製造
番号などとして与えられるものを受信装置の個有情報と
することができるが、製造された製品の全てが実際に稼
動している訳でないのでこれを利用するとしても完全に
正確なシミュレーションをすることができない。また、
受信装置を購入したものに対してアンケートなどを実施
してそのアンケートに基づいて固有情報を決めることも
できるが、必ずしも完全にアンケートの回収ができる訳
ではない。そこで当初から完全な固有情報を獲得しよう
とするのではなく、ある程度のたしからしさを確保でき
る固有情報をシミュレーション装置によって生成するこ
とができると便利である。そこで本実施形態では、上記
のシミュレーション装置にさらに固有情報生成部を具備
するシミュレーション装置を提案する。生成の方法は例
えば現在稼動している受信装置のおおよその数を予測
し、それぞれに唯一の識別符号を与えることなどを想定
してなされる。例えば、稼動台数として予測した台数が
500万台であれば、各受信装置の識別符号として1番
から500万番までを採用することができる。そして、
これらの識別符号を受信装置それぞれに固有の固有情報
として発呼時刻決定情報とともに演算に用いて発呼時刻
を求めるのである。
【0054】図17は、この実施形態のシミュレーショ
ン装置の機能ブロックの一例を示す。この図にあるよう
に、このシミュレーション装置1700は、受信固有情
報格納部1702と、発呼時刻決定情報格納部1703
と、分散具合格納部1704と、発呼時刻決定情報決定
部1705とさらに、固有情報生成部1701を有す
る。特徴点は固有情報生成部1701を有する点で他の
点については前述のシミュレーション装置と同じなので
説明を省略する。固有情報生成部1701は、前記受信
固有情報格納部1702に格納されている複数の受信装
置の固有情報を予め決められた方法で生成する。予め定
められた方法とは、受信装置の台数をきめてその台数分
の自然数をそれぞれ固有情報としても良いし、乱数など
を利用して決め手も良い。
【0055】このシミュレーション装置の処理は、図1
8にあるようなもので、例えば、静岡県を全国の標準的
な県に選び、静岡県での分散に用いる発呼時刻決定情報
を全国に敷延するとすれば、下記のようになる。
【0056】まず、静岡県で実動している受信装置の台
数を取得する(ステップS1801)。これは、例えば
静岡県での受信装置の販売台数などから得られた情報を
入力する。全国としないのは、全国で実動している受信
装置の台数を把握するのは大変な作業となるからであ
る。そして、静岡県を基準とした人口比率に応じて各県
で実動している受信装置の台数を予測する(ステップS
1802)。求められた予測稼動台数の数だけシミュレ
ーション用の固有情報を生成する(ステップS180
3)。複数の発呼時刻決定情報から任意のもの(すでに
今回のシミュレーションで不適当と判断されていないも
の)を選択し(ステップS1804)、求められた固有
情報と発呼情報に基づいて発呼時刻の分散具合をシミュ
レーションする(ステップS1805)。シミュレーシ
ョンから得られた分散具合の結果を目標とする分散具合
と比較して偏差が所定の範囲内か調べ判断する(ステッ
プS1806)。所定の範囲内にあるかの判断とは、
「近似または合致」しているかを判断することである。
所定の範囲内である場合にはシミュレーションで用いた
発呼時刻決定情報を実際に放送で発呼情報に含ませて利
用するように決定する(ステップS1807)。所定の
範囲内でないときには再度別の発呼時刻決定情報を利用
してシミュレーションを繰り返す。
【0057】<5−4 実施形態5 発呼時刻決定情報
の生成>前述のものは、固有情報を生成して発呼時刻の
シミュレーションを行い最適な発呼時刻決定情報を複数
の発呼時刻決定情報の中から選択して決定する構成につ
いて説明した。ここでは、さらに、その発呼時刻決定情
報を生成することでかかるシミュレーションを進めるこ
とについて説明する。前述の場合には発呼時刻決定情報
は予め準備されているものを利用したが、必ずしも予め
準備されている必要はなく、シミュレーション装置にお
いて生成しても良い。
【0058】図19は、このシミュレーション装置の機
能ブロックの一例を示す図である。
【0059】この図にあるように、このシミュレーショ
ン装置1900は、固有情報生成部1901、受信固有
情報格納部1903と、発呼時刻決定情報格納部190
4と、分散具合格納部1905と、発呼時刻決定情報決
定部1906とさらに発呼時刻決定情報生成部1902
とからなる。この実施形態の特徴点は、発呼時刻決定情
報生成部1902にあり他の部分については前述のとお
りであるので説明を省略する。
【0060】この発呼時刻決定情報生成部1902は、
発呼時刻決定情報を予め定められた方法で生成する。
【0061】図20は、その一例を示すものである。こ
こで用いられるプログラムの意義は、「g(1,10
0)」は、1から100の間で乱数を発生する関数であ
る。従って、「t」は発生する乱数を示す。「for
(i=0;i=9;i++)」は、乱数発生の処理を10
回繰り返す指示である。この例では、発呼時刻決定情報
として1から100までの数字任意のものを乱数発生器
により10個生成する概念を示す。
【0062】発呼時刻決定情報は、固有情報とともに発
呼時刻を決定する演算式に応じて各種のものをすること
ができる。必ずしも1から100までの自然数にかぎら
れるものである必要はない。演算式に応じて各種のもの
が利用できる。
【0063】なお、以上の本明細書で説明した処理の流
れなどは、記録媒体に記録してコンピュータで処理可能
な形態として頒布することももちろん可能である。ま
た、伝送を通じてこれらを頒布して利用することももち
ろん可能である。ここでコンピュータとは、放送装置、
受信装置、ないしは、シミュレーション装置に含まれて
いる中央演算処理装置と、その付属構成部分などをい
う。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、放送を受信する受信装置からの情報を受信する処理
センターなどへの発呼のタイミングを、放送で放送され
る共通情報と各受信装置が保持している固有情報とを利
用して、時間的に、また場所的に分散することができる
ので、この情報を受信し処理するサーバの負荷を分散す
ることができる。
【0065】さらに、共通情報と、固有情報に加えて、
シミュレーションを用いて分散のための発呼時刻決定情
報の決定を行うので自由に分散具合を計画することがで
き、情報を受信してこれを処理するサーバの負荷をさら
に分散させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の概念図
【図2】実施形態1の放送装置と受信装置の機能ブロッ
ク図
【図3】実施形態2の概念図
【図4】実施形態2の概念を説明するための図
【図5】実施形態2の放送装置の機能ブロック図
【図6】実施形態2の放送装置に対応する受信装置の機
能ブロック図
【図7】実施形態3の放送装置の機能ブロック図
【図8】実施形態3の放送装置に対応する受信装置の機
能ブロック図
【図9】実施形態4の受信装置の機能ブロック図
【図10】実施形態4の受信装置での発呼時刻の決定の
概念図
【図11】実施形態3の処理の流れを示す図
【図12】実施形態4の受信装置の機能ブロック図
【図13】実施形態4の受信装置の処理の流れを示す図
【図14】実施形態5のシミュレーション装置の機能ブ
ロック図
【図15】実施形態5のシミュレーション装置の過程を
説明するための図
【図16】実施形態5のシミュレーション装置の目標と
なる分散具合の概念図
【図17】実施形態5のシミュレーション装置の機能ブ
ロック図
【図18】実施形態5のシミュレーション装置の処理の
流れの一例を示す図
【図19】実施形態5のシミュレーション装置の機能ブ
ロック図
【図20】実施形態5のシミュレーション装置で発呼時
刻決定情報を生成する様子を示す図
【図21】本件発明の放送装置と受信装置の具体的構成
を示す図
【図22】実施形態4の受信装置の処理の流れを示す図
【図23】実施形態3の放送装置の機能ブロック図
【図24】実施形態3の受信装置の機能ブロック図
【符号の説明】
0200 放送装置 0201 発呼情報送信部 0203 受信装置 0204 送信部 0600 受信装置 0601 受信部 0603 発呼時刻決定部 0604 送信部 0700 放送装置 0701 発呼情報送信部 0800 受信装置 0801 受信部 0802 送信先決定部 0803 送信部 0804 情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小早川 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BC01 BD02 BD07 5K101 KK18 LL01 LL03 LL06 LL11 MM07 NN18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送を受信する受信装置に対して放送を送
    信する放送装置であって、受信装置が情報を外部に送信
    するための情報である発呼情報を放送する発呼情報送信
    部を具備する放送装置。
  2. 【請求項2】前記発呼情報が発呼時刻を決定するための
    発呼時刻決定情報を含むことを特徴とする請求項1記載
    の放送装置。
  3. 【請求項3】前記発呼情報が情報を送信する送信先を決
    定するための送信先決定情報を含むことを特徴とする請
    求項1記載の放送装置。
  4. 【請求項4】放送を受信する受信装置であって、外部に
    送信する情報を管理する情報管理部と、当該受信装置の
    固有な情報である固有情報を管理する固有情報管理部
    と、発呼時刻決定情報を受信する受信部と、前記受信部
    で受信した発呼時刻決定情報と前記固有情報管理部で管
    理する固有情報に基づいて発呼時刻を決定する発呼時刻
    決定部と、前記発呼時刻決定部で決定した発呼時刻に前
    記情報管理部で管理する情報を外部に送信する送信部と
    を具備する受信装置。
  5. 【請求項5】放送を受信する受信装置であって、外部に
    送信する情報を管理する情報管理部と、送信先決定情報
    を受信する受信部と、前記受信部で受信した送信先決定
    情報に基づいて情報の送信先を決定する送信先決定部
    と、前記送信先決定部で決定した送信先に前記情報管理
    部で管理する情報を送信する送信部とを具備する受信装
    置。
  6. 【請求項6】放送を受信する受信装置であって、外部に
    送信する情報を管理する情報管理部と、当該受信装置の
    固有な情報である固有情報を管理する固有情報管理部
    と、発呼時刻決定情報および送信先決定情報を受信する
    受信部と、前記受信部で受信した発呼時刻決定情報と前
    記固有情報管理部で管理する固有情報に基づいて発呼時
    刻を決定する発呼時刻決定部と、前記受信部で受信した
    送信先決定情報に基づいて情報の送信先を決定する送信
    先決定部と、前記発呼時刻決定部で決定した発呼時刻に
    前記送信先決定部で決定した送信先に対して前記情報管
    理部で管理する情報を送信する送信部とを具備する受信
    装置。
  7. 【請求項7】複数の受信装置の固有情報を格納している
    受信固有情報格納部と、複数の発呼時刻決定情報を格納
    している発呼時刻決定情報格納部と、複数受信装置の発
    呼時刻の目標とする分散具合を格納している分散具合格
    納部と、前記受信固有情報格納部に格納している2以上
    の固有情報および前記発呼時刻決定情報格納部に格納さ
    れている複数の発呼時刻決定情報に基づいて複数受信装
    置の発呼時刻の分散具合をシミュレーションし、前記分
    散具合格納部で格納されている分散具合に近似または合
    致する発呼時刻決定情報を決定する発呼時刻決定情報決
    定部とを具備するシミュレーション装置。
  8. 【請求項8】前記受信固有情報格納部に格納されている
    複数の受信装置の固有情報を予め決められた方法で生成
    する固有情報生成部をさらに具備する請求項7記載のシ
    ミュレーション装置。
  9. 【請求項9】前記発呼時刻決定情報格納部に格納されて
    いる複数の発呼時刻決定情報を予め決められた方法で生
    成する発呼時刻決定情報生成部をさらに具備する請求項
    7または請求項8いずれか記載のシミュレーション装
    置。
  10. 【請求項10】放送を受信する受信装置に対して、受信
    装置が情報を外部に送信するための情報である発呼情報
    を放送するステップを含む放送方法。
  11. 【請求項11】放送を受信する受信装置から外部に情報
    を送信する方法であって、放送により発呼時刻決定情報
    を受信するステップと、前記受信した発呼時刻決定情報
    と当該受信装置の固有な情報である固有情報に基づいて
    発呼時刻を決定するステップと、前記決定した発呼時刻
    に情報を外部に送信するステップと、からなる放送を受
    信する受信装置から外部に情報を送信する方法。
  12. 【請求項12】格納されている発呼時刻決定情報を取得
    する発呼時刻決定情報取得ステップと、格納されている
    固有情報を取得する固有情報取得ステップと、格納され
    ている情報を取得する情報取得ステップと、前記発呼時
    刻決定情報取得ステップで取得した発呼時刻決定情報と
    固有情報取得ステップで取得した固有情報に基づいて発
    呼時刻を決定する発呼時刻決定ステップと、前記情報取
    得ステップで取得した情報を前記発呼時刻決定ステップ
    で決定した発呼時刻に送信する送信ステップを具備する
    送信方法。
  13. 【請求項13】放送を受信する受信装置から外部に情報
    を送信するためのプログラムであって、放送により発呼
    時刻決定情報を受信するステップと、前記受信した発呼
    時刻決定情報と当該受信装置の固有な情報である固有情
    報に基づいて発呼時刻を決定するステップと、前記決定
    した発呼時刻に情報を外部に送信するステップと、を実
    行するためのコンピュータ読取可能なプログラム。
  14. 【請求項14】放送を受信する受信装置から外部に情報
    を送信する方法であって、放送により送信先決定情報を
    受信するステップと、前記受信した送信先決定情報に基
    づいて情報の送信先を決定するステップと、前記決定し
    た送信先に前記情報を送信するステップと、からなる放
    送を受信する受信装置から外部に情報を送信する方法。
  15. 【請求項15】放送を受信する受信装置から外部に情報
    を送信するためのプログラムであって、放送により送信
    先決定情報を受信するステップと、前記受信した送信先
    決定情報に基づいて情報の送信先を決定するステップ
    と、決定した送信先に前記情報を送信するステップと、
    を実行するためのコンピュータ読取可能なプログラム。
  16. 【請求項16】格納されている2以上の固有情報および
    格納されている複数の発呼時刻決定情報に基づいて複数
    受信装置の発呼時刻の分散具合をシミュレーションする
    ステップと、前記シミュレーション結果が格納されてい
    る比較対照となる分散具合に近似または合致する発呼時
    刻決定情報を決定するステップとを具備する複数の受信
    装置からの発呼時刻のシミュレーション方法。
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