JP2004274394A - 携帯端末受信向け放送の視聴情報収集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末受信向け放送を対象とした携帯受信端末の特徴を生かした視聴率調査方法を提供することを課題とする。
【解決手段】デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、この視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して蓄積記録する視聴率調査方法により上記課題を解決する。
【選択図】 図2
【解決手段】デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、この視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して蓄積記録する視聴率調査方法により上記課題を解決する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯受信端末向けの地上デジタル放送番組の視聴情報収集方法に関する。
【0002】
【従来技術】
地上波テレビ放送をデジタル化して放送するサービスは2003年12月から予定されている。地上波デジタルテレビ放送は6MHzの帯域を13個のセグメントに分割して放送するが、このうち1セグメントは携帯受信端末向けの放送に割当てられている(例えば、日経BP社「日経エレクトロニクス」2002年6月3日号 p.136 図6 参照)。地上デジタル放送は現在の地上アナログ放送と同様、民放局は無料放送であるので、広告効果を図るための視聴率調査システムが求められている。デジタル放送サービス用の視聴率調査システムまたはその方法としては、データ放送を利用することにより特別な視聴率調査機器を必要としない特許文献1に記載のシステム及び方法が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−271286号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
地上デジタル放送は現在の地上アナログ放送と同様、民放局は無料放送であるので、携帯受信端末向けの放送(以下「携帯端末受信向け放送」)においても視聴率調査システムが求められている。特許文献1では、データ放送を利用したデジタル放送の視聴率調査の方法が記載されているが、自宅に据え置き型の通常のTV受信機を想定しているので、メモリサイズその他のハードウエア仕様に制約のある携帯受信端末に必ずしも向いている方式とはいえない。また、携帯受信端末による視聴者は、所在が一定でないため、視聴している絶対数や比率だけでなく、どこで番組を視聴しているかという情報も広告主にとっては重要な情報となる可能性がある。本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、携帯端末受信向け放送を対象とした携帯受信端末の特徴を生かした視聴率調査システムおよび方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための第1の発明は、デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法であって、その第1の態様は、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、前記視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法である。
【0006】
第1の発明の第2の態様は、デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、前記携帯端末と前記サーバー装置との間の番組視聴データ転送の中継を行う中継装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法であって、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、この番組視聴データを前記視聴情報収集機関のサーバー装置に中継する中継装置が前記番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して変換済の番組視聴データとし、視聴情報収集機関のサーバー装置は、この変換済の番組視聴データを蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法である。ここで中継装置とは、携帯電話事業者が、サービス契約者にインターネットを通じた情報サービスを提供するために設ける、通常ゲートウエイと呼ばれる装置のことである。ゲートウエイは、携帯電話網とインターネットを物理的に接続し、両者の間を流れる通信データをプロトコル変換を行うことにより中継する。
【0007】
第1の発明の第3の態様は、第1の態様に係る携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法において、前記携帯端末はグローバルポジショニングシステム(以下「GPS」)の衛星信号受信機能を備えたものを用いることとし、この携帯端末が前記デジタル放送局から一定時間間隔で繰返し送出されるトリガ信号を受信した時に前記サーバー装置に送信する番組視聴データに含める視聴者の現在位置情報として、モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報の代わりに前記GPS衛星信号受信機により得られる緯度経度情報を用いるものとした視聴情報収集方法である。この場合、サーバー装置は必要に応じて緯度経度情報を住所情報に変換して蓄積記録する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明の視聴情報収集方法を具現化した視聴率調査システム1(以下「システム1」)を説明してゆく。図1はシステム1の全体構成図である。2は放送局である。21は6MHzの帯域のデジタル放送波を送出する放送アンテナである。22は放送波を中継する中継器である。30は携帯電話またはパーソナルデジタルアシスタンス(以下「PDA」)などの地上デジタル放送受信機能を備えた携帯受信端末である。放送波のうちの携帯受信端末向けの放送として割当てられた1セグメントを用いて、動画音声情報は所定の形式で圧縮され、定められた符号化方式で符号化され変調された信号は放送アンテナ21から送出され、中継器22を経て、携帯受信端末30の受信部により受信される。
【0009】
3は、携帯電話事業者が構築して運営する携帯通信網である。31は、携帯電話事業者が一定間隔で各所に設置する携帯電話用外部アンテナである。9はインターネットである。33は、携帯通信網3とインターネット9を中継するゲートウエイである。32は、携帯用外部アンテナの管理情報を記録したデータベースを管理するサーバー装置である。4は視聴率収集機関のWebサイト(以下「センター」と記す)である。携帯端末30から、センター4をはじめとするインターネット上のリソースにアクセスする時は、携帯端末30の発信するIP(Internet Protocol)パケットは、IPパケット全体をデータ部分として含む携帯通信網のデータ通信パケットとして携帯端末30から発信され、ゲートウエイ33に一旦中継され、ここで携帯通信網のデータ通信パケットから所望のURLへの宛先を持ったIPパケットに変換されて、中継されることにより所望のURLへHTTP(HyperText Transfer Protocol)や、FTP(File Transfer Protocol)のリクエストが送信されてデータや情報のやり取りが行われている。
【0010】
携帯端末30に備えられた地上デジタル放送受信機能は、データ放送番組のデータを内蔵メモリに保持し、データ放送の記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)を解釈して、データ放送画面も表示することができ、BMLのスクリプト(ECMAスクリプト、以下単に「スクリプト」とも記す)の解釈実行機能も備えているものとする。BMLでは、放送サービスに必要な割込み事象を扱うため、放送局が割込みをイベントメッセージ(以下「EM」)として発信した場合に対して、受信機側でそれに呼応する割り込み処理のプログラミングをスクリプトにより記述できるようになっている。
【0011】
図3は、本発明における視聴率調査方法の流れを概略的に説明するフロー図である。まず放送局2は、携帯端末受信向け放送の番組に、EMを受信した場合は、それに対応した処理を行うスクリプトを含んだデータ放送番組を多重化して同時に放送する(S10)。放送局は、定期的に、例えば5分毎に、EMを発信する(S12)。
【0012】
EMを受信した、モバイル端末30では、視聴中の番組情報(番組識別番号など)を内容として含んだデータパケット5をセンター4向けに発信するために、まず、視聴中の番組情報52と移動体通信のために現在認識しているアンテナの情報53(アンテナ識別番号など)を含んだデータ5を作成し(S20)、これをセンター4宛てに送信する(S22)。センター4では、データパケット5を受付け、アンテナ情報53を所定の方法により位置情報または住所情報に変換して、特定の番組がどれだけの携帯端末視聴者に視聴されているか、また、それらの視聴者はどこで視聴しているかの情報を蓄積する(S30)。
【0013】
以上が、本発明の方法の概要であるが、以下に重要なステップについてより詳細に説明する。図2は、ステップS20以降の携帯端末30の動作とセンター4の動作を説明する概念図である。まず、携帯端末30は、起動され使用可能な状態になると、周囲のアンテナの電界強度を調べ、どのアンテナからの電波が強いかを判定し、最大の電界強度を与えるアンテナの識別番号を記憶する。図2では、携帯端末30は、周囲にアンテナID「AAA」、「BBB」、「CCC」の3個のアンテナの存在を認識できるが、この中で最も電界強度の強い「BBB」を使用することとし、このアンテナの識別IDを装置内部に一時記憶する。以後状況が変わらない限りこのアンテナを通じて通信を行うことになる。
【0014】
携帯端末30は、ECMAスクリプトを解釈実行する機能が搭載されているため、EMを受信すると、それまで端末30の内蔵メモリに保持されていた、EMを受信した際に呼出されるスクリプトとしてデータ放送番組のBMLデータ中に記述されていた部分が実行される。このスクリプトは現在使用しているアンテナの識別番号を読み出し、また現在視聴中の放送番組の識別番号を読み出し、これらに必要なヘッダー情報を付けてインターネット上の通信プロトコルで送信可能なデータパケット5(例えばHTTPプロトコルのリクエストメッセージ)を構成し、さらにそれを携帯通信網で送信できるように携帯通信網のデータ通信プロトコルのデータパケットに変換してセンター4宛てに送信する。このデータパケットはゲートウエイ33にて、インターネット上の通信プロトコルで送信可能なデータパケット5(例えばHTTPプロトコルのリクエストメッセージ)に再構成されてインターネット9上のセンター4に送信される。
【0015】
センター4では、データパケット5を受取り、所定の方法でアンテナ情報部53の情報を位置情報または住所情報に変換して、特定の放送番組を携帯端末視聴者がどこで見たかの情報を記録蓄積する。アンテナ情報部53の情報を位置情報または住所情報に変換する方法としては、携帯電話事業者が管理するサーバー装置32にアンテナ情報部53から読み出したアンテナIDをキーとして検索の問合せをかける方法によっても良い。すなわち図2に示すように、センター4は、一旦視聴情報データ5を受付け、その中に記録されているアンテナIDをキーとして、ゲートウエイ33経由でサーバー装置32に問合せをかける方法である。あるいは、ゲートウエイ33が、視聴情報データ5を中継する際に、ゲートウエイ33において、アンテナIDから位置情報または住所情報への変換を実行するようにシステムを構成することも可能である。その場合には、センター4から再度、サーバー装置32にアンテナ情報部53から読み出したアンテナIDをキーとして検索の問合せをかける必要がなく通信トラフィックは軽減される。センター4では、携帯端末受信向け放送番組の視聴者数だけでなく視聴場所と掛け合わせた情報が得られるので、貴重な広告マーケティング情報を収集できる。
【0016】
次に、システム1に示した本発明に係る視聴情報収集方法の変形例を説明する。システム1として実現した方法では、視聴情報の一部としての視聴者の現在位置を示す情報としてアンテナIDを用いている。しかし、携帯端末30がGPSの衛星信号受信機能を備えている場合は、アンテナIDの代わりにこの衛星信号から得られる緯度経度情報を用いて視聴情報を構成してセンター4宛てに発信してもよい。センター4では、緯度経度情報を住所情報に変換するなどして、特定の放送番組を携帯端末視聴者がどこで見たのかの情報を蓄積することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の方法によれば、携帯端末受信向け放送番組の視聴者数だけでなく視聴場所と掛け合わせた情報が得られるので、貴重な広告マーケティング情報を収集できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視聴情報収集方法を具現化した視聴率調査システム
【図2】ステップS20以降の携帯端末30の動作とセンター4の動作を説明する概念図である。
【図3】本発明の視聴率調査方法の流れを概略的に説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 視聴率調査システム
2 放送局
3 携帯電話通信網
4 センターサーバー装置
9 インターネット
21 放送アンテナ
22 中継器
30 携帯情報端末
32 携帯電話事業者が管理するサーバー装置
33 ゲートウエイ
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯受信端末向けの地上デジタル放送番組の視聴情報収集方法に関する。
【0002】
【従来技術】
地上波テレビ放送をデジタル化して放送するサービスは2003年12月から予定されている。地上波デジタルテレビ放送は6MHzの帯域を13個のセグメントに分割して放送するが、このうち1セグメントは携帯受信端末向けの放送に割当てられている(例えば、日経BP社「日経エレクトロニクス」2002年6月3日号 p.136 図6 参照)。地上デジタル放送は現在の地上アナログ放送と同様、民放局は無料放送であるので、広告効果を図るための視聴率調査システムが求められている。デジタル放送サービス用の視聴率調査システムまたはその方法としては、データ放送を利用することにより特別な視聴率調査機器を必要としない特許文献1に記載のシステム及び方法が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−271286号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
地上デジタル放送は現在の地上アナログ放送と同様、民放局は無料放送であるので、携帯受信端末向けの放送(以下「携帯端末受信向け放送」)においても視聴率調査システムが求められている。特許文献1では、データ放送を利用したデジタル放送の視聴率調査の方法が記載されているが、自宅に据え置き型の通常のTV受信機を想定しているので、メモリサイズその他のハードウエア仕様に制約のある携帯受信端末に必ずしも向いている方式とはいえない。また、携帯受信端末による視聴者は、所在が一定でないため、視聴している絶対数や比率だけでなく、どこで番組を視聴しているかという情報も広告主にとっては重要な情報となる可能性がある。本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、携帯端末受信向け放送を対象とした携帯受信端末の特徴を生かした視聴率調査システムおよび方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための第1の発明は、デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法であって、その第1の態様は、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、前記視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法である。
【0006】
第1の発明の第2の態様は、デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、前記携帯端末と前記サーバー装置との間の番組視聴データ転送の中継を行う中継装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法であって、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、この番組視聴データを前記視聴情報収集機関のサーバー装置に中継する中継装置が前記番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して変換済の番組視聴データとし、視聴情報収集機関のサーバー装置は、この変換済の番組視聴データを蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法である。ここで中継装置とは、携帯電話事業者が、サービス契約者にインターネットを通じた情報サービスを提供するために設ける、通常ゲートウエイと呼ばれる装置のことである。ゲートウエイは、携帯電話網とインターネットを物理的に接続し、両者の間を流れる通信データをプロトコル変換を行うことにより中継する。
【0007】
第1の発明の第3の態様は、第1の態様に係る携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴データ収集方法において、前記携帯端末はグローバルポジショニングシステム(以下「GPS」)の衛星信号受信機能を備えたものを用いることとし、この携帯端末が前記デジタル放送局から一定時間間隔で繰返し送出されるトリガ信号を受信した時に前記サーバー装置に送信する番組視聴データに含める視聴者の現在位置情報として、モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報の代わりに前記GPS衛星信号受信機により得られる緯度経度情報を用いるものとした視聴情報収集方法である。この場合、サーバー装置は必要に応じて緯度経度情報を住所情報に変換して蓄積記録する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明の視聴情報収集方法を具現化した視聴率調査システム1(以下「システム1」)を説明してゆく。図1はシステム1の全体構成図である。2は放送局である。21は6MHzの帯域のデジタル放送波を送出する放送アンテナである。22は放送波を中継する中継器である。30は携帯電話またはパーソナルデジタルアシスタンス(以下「PDA」)などの地上デジタル放送受信機能を備えた携帯受信端末である。放送波のうちの携帯受信端末向けの放送として割当てられた1セグメントを用いて、動画音声情報は所定の形式で圧縮され、定められた符号化方式で符号化され変調された信号は放送アンテナ21から送出され、中継器22を経て、携帯受信端末30の受信部により受信される。
【0009】
3は、携帯電話事業者が構築して運営する携帯通信網である。31は、携帯電話事業者が一定間隔で各所に設置する携帯電話用外部アンテナである。9はインターネットである。33は、携帯通信網3とインターネット9を中継するゲートウエイである。32は、携帯用外部アンテナの管理情報を記録したデータベースを管理するサーバー装置である。4は視聴率収集機関のWebサイト(以下「センター」と記す)である。携帯端末30から、センター4をはじめとするインターネット上のリソースにアクセスする時は、携帯端末30の発信するIP(Internet Protocol)パケットは、IPパケット全体をデータ部分として含む携帯通信網のデータ通信パケットとして携帯端末30から発信され、ゲートウエイ33に一旦中継され、ここで携帯通信網のデータ通信パケットから所望のURLへの宛先を持ったIPパケットに変換されて、中継されることにより所望のURLへHTTP(HyperText Transfer Protocol)や、FTP(File Transfer Protocol)のリクエストが送信されてデータや情報のやり取りが行われている。
【0010】
携帯端末30に備えられた地上デジタル放送受信機能は、データ放送番組のデータを内蔵メモリに保持し、データ放送の記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)を解釈して、データ放送画面も表示することができ、BMLのスクリプト(ECMAスクリプト、以下単に「スクリプト」とも記す)の解釈実行機能も備えているものとする。BMLでは、放送サービスに必要な割込み事象を扱うため、放送局が割込みをイベントメッセージ(以下「EM」)として発信した場合に対して、受信機側でそれに呼応する割り込み処理のプログラミングをスクリプトにより記述できるようになっている。
【0011】
図3は、本発明における視聴率調査方法の流れを概略的に説明するフロー図である。まず放送局2は、携帯端末受信向け放送の番組に、EMを受信した場合は、それに対応した処理を行うスクリプトを含んだデータ放送番組を多重化して同時に放送する(S10)。放送局は、定期的に、例えば5分毎に、EMを発信する(S12)。
【0012】
EMを受信した、モバイル端末30では、視聴中の番組情報(番組識別番号など)を内容として含んだデータパケット5をセンター4向けに発信するために、まず、視聴中の番組情報52と移動体通信のために現在認識しているアンテナの情報53(アンテナ識別番号など)を含んだデータ5を作成し(S20)、これをセンター4宛てに送信する(S22)。センター4では、データパケット5を受付け、アンテナ情報53を所定の方法により位置情報または住所情報に変換して、特定の番組がどれだけの携帯端末視聴者に視聴されているか、また、それらの視聴者はどこで視聴しているかの情報を蓄積する(S30)。
【0013】
以上が、本発明の方法の概要であるが、以下に重要なステップについてより詳細に説明する。図2は、ステップS20以降の携帯端末30の動作とセンター4の動作を説明する概念図である。まず、携帯端末30は、起動され使用可能な状態になると、周囲のアンテナの電界強度を調べ、どのアンテナからの電波が強いかを判定し、最大の電界強度を与えるアンテナの識別番号を記憶する。図2では、携帯端末30は、周囲にアンテナID「AAA」、「BBB」、「CCC」の3個のアンテナの存在を認識できるが、この中で最も電界強度の強い「BBB」を使用することとし、このアンテナの識別IDを装置内部に一時記憶する。以後状況が変わらない限りこのアンテナを通じて通信を行うことになる。
【0014】
携帯端末30は、ECMAスクリプトを解釈実行する機能が搭載されているため、EMを受信すると、それまで端末30の内蔵メモリに保持されていた、EMを受信した際に呼出されるスクリプトとしてデータ放送番組のBMLデータ中に記述されていた部分が実行される。このスクリプトは現在使用しているアンテナの識別番号を読み出し、また現在視聴中の放送番組の識別番号を読み出し、これらに必要なヘッダー情報を付けてインターネット上の通信プロトコルで送信可能なデータパケット5(例えばHTTPプロトコルのリクエストメッセージ)を構成し、さらにそれを携帯通信網で送信できるように携帯通信網のデータ通信プロトコルのデータパケットに変換してセンター4宛てに送信する。このデータパケットはゲートウエイ33にて、インターネット上の通信プロトコルで送信可能なデータパケット5(例えばHTTPプロトコルのリクエストメッセージ)に再構成されてインターネット9上のセンター4に送信される。
【0015】
センター4では、データパケット5を受取り、所定の方法でアンテナ情報部53の情報を位置情報または住所情報に変換して、特定の放送番組を携帯端末視聴者がどこで見たかの情報を記録蓄積する。アンテナ情報部53の情報を位置情報または住所情報に変換する方法としては、携帯電話事業者が管理するサーバー装置32にアンテナ情報部53から読み出したアンテナIDをキーとして検索の問合せをかける方法によっても良い。すなわち図2に示すように、センター4は、一旦視聴情報データ5を受付け、その中に記録されているアンテナIDをキーとして、ゲートウエイ33経由でサーバー装置32に問合せをかける方法である。あるいは、ゲートウエイ33が、視聴情報データ5を中継する際に、ゲートウエイ33において、アンテナIDから位置情報または住所情報への変換を実行するようにシステムを構成することも可能である。その場合には、センター4から再度、サーバー装置32にアンテナ情報部53から読み出したアンテナIDをキーとして検索の問合せをかける必要がなく通信トラフィックは軽減される。センター4では、携帯端末受信向け放送番組の視聴者数だけでなく視聴場所と掛け合わせた情報が得られるので、貴重な広告マーケティング情報を収集できる。
【0016】
次に、システム1に示した本発明に係る視聴情報収集方法の変形例を説明する。システム1として実現した方法では、視聴情報の一部としての視聴者の現在位置を示す情報としてアンテナIDを用いている。しかし、携帯端末30がGPSの衛星信号受信機能を備えている場合は、アンテナIDの代わりにこの衛星信号から得られる緯度経度情報を用いて視聴情報を構成してセンター4宛てに発信してもよい。センター4では、緯度経度情報を住所情報に変換するなどして、特定の放送番組を携帯端末視聴者がどこで見たのかの情報を蓄積することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の方法によれば、携帯端末受信向け放送番組の視聴者数だけでなく視聴場所と掛け合わせた情報が得られるので、貴重な広告マーケティング情報を収集できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視聴情報収集方法を具現化した視聴率調査システム
【図2】ステップS20以降の携帯端末30の動作とセンター4の動作を説明する概念図である。
【図3】本発明の視聴率調査方法の流れを概略的に説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 視聴率調査システム
2 放送局
3 携帯電話通信網
4 センターサーバー装置
9 インターネット
21 放送アンテナ
22 中継器
30 携帯情報端末
32 携帯電話事業者が管理するサーバー装置
33 ゲートウエイ
Claims (3)
- デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴情報収集方法であって、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、前記視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法。 - デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、前記携帯端末と前記サーバー装置との間の番組視聴データ転送の中継を行う中継装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴情報収集方法であって、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在モバイル通信に利用しているアンテナ識別情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、この番組視聴データを前記視聴情報収集機関のサーバー装置に中継する中継装置が前記番組視聴データに含まれるアンテナ識別情報を住所情報または位置情報に変換して変換済の番組視聴データとし、視聴情報収集機関のサーバー装置は、この変換済の番組視聴データを蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法。 - デジタル放送局と、デジタル放送を受信し、通常テレビ番組の映像音声の再生表示機能およびデータ放送番組の表示機能を有する携帯端末と、必要に応じて前記携帯端末から送信される番組視聴データをネットワークを介して受付け、番組視聴データを集計する視聴情報収集機関のサーバー装置と、を含んで構成される携帯端末受信向け放送サービスシステムの視聴情報収集方法であって、
前記携帯端末はグローバルポジショニングシステムの衛星信号受信機能を備えているものであって、
前記デジタル放送局が送出するトリガ信号に対応する動作を前記携帯端末上で実行する命令を記述したスクリプトを含めたデータ放送番組を通常放送とともに常に放送し、前記携帯端末上でこのデータ放送番組を常時選局している状態とし、前記デジタル放送局から前記携帯端末に向けて一定時間間隔で繰返しトリガ信号を送出し、このトリガ信号を受信した携帯端末が、現在位置の緯度経度情報と現在視聴中の番組識別情報を番組視聴データとして前記視聴情報収集機関のサーバー装置に送信し、前記視聴情報収集機関のサーバー装置は、受信した番組視聴データに含まれる緯度経度情報をそのまままたは住所情報に変換して蓄積記録することを特徴とする携帯端末受信向け放送サービスにおける視聴情報収集方法。
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