JP5902773B2 - 商品購入支援装置、商品購入支援システム、商品購入支援方法およびプログラム - Google Patents
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Description
この発明は、商品の購入を支援する商品購入支援装置、商品購入支援システム、商品購入支援方法およびプログラムに関する。
商品の購入を検討する際、購入検討者は商品に関する種々の情報を参照することができる。近年では情報技術の発展により、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)上に公開された商品に関する情報を、様々な方法を通じて参照することができる。このような商品に関する情報へのアクセスを提供する技術として、特許文献1は、店舗において購入検討者が商品に付与された商品コードを、バーコードリーダでスキャンすることにより、商品の広告情報などにアクセスすることができる技術が提案されている。
また、特許文献2には、ちらしに掲載された商品を携帯端末の撮像部で撮像し、画像マッチングの結果得られた商品についての在庫情報や販売店舗情報にアクセスすることができる技術が開示されている。
このような技術を利用することで、商品購入の意思決定をする際に、購入希望者は種々の方法によって、種々の情報にアクセスすることができる。
一品制作商品や限定販売商品など、売り切れリスクの高い商品の購入を検討する場合、購入検討対象の商品が高額であれば、その商品の購入の検討に時間を要することが一般的である。購入検討対象商品に関心を持つ競合他者が多い状況では、購入検討期間が長引くほど、購入検討対象商品が売り切れるリスクが高まる。
この点、特許文献1における従来技術では、購入検討対象商品の購買喚起情報にアクセスすることができる。特許文献2における従来技術では、購入検討対象商品の在庫情報や販売店舗情報にアクセスすることができる。
しかしながら、特許文献1および特許文献2における従来技術では、購入検討対象商品に関心を持つ競合他者の動向を把握するための情報にアクセスすることができない。そのため、購入検討対象商品を購入するために、適切なタイミングでの意思決定を行うことができないという課題が生じていた。
本発明に係る商品購入支援装置は、商品に付された商品コードと、前記商品の商品情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースと、商品コードとユーザ識別子とを含む参照要求を受信することに応じて、前記商品コードに対応する商品情報を前記商品情報データベースから取得する商品情報取得手段と、前記商品情報取得手段により取得した前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを含むリスト登録要求を受信することに応じて、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを関連付けて商品購入検討リストに登録するリスト登録手段と、前記リスト登録要求のうちの第1のリスト登録要求を受信することに応じて前記商品購入検討リストに登録された、前記商品コードと、前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とを含む、前記リスト登録要求のうちの第2のリスト登録要求を受信した場合に、他者から前記商品購入検討リストへの登録要求があったことを示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知する商品購入支援情報通知手段と、前記商品情報表示手段により表示された前記商品情報に対応する商品を予約するか否かの選択入力を受け付ける予約指示受付手段とを備え、前記第2のリスト登録要求は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子に加えて、前記予約指示受付手段により受け付けた予約情報を含み、前記リスト登録手段は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とに加えて、前記予約情報とをさらに関連付けて前記商品購入検討リストに登録し、前記商品購入支援情報通知手段は、他者から予約を受け付けたことを示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする。
本発明によれば、購入検討対象の商品について、競合他者の動向を商品購入支援情報として購入検討者に通知する構成を備える。これにより、売切れリスクが高い状況においても、商品を購入するための購入検討者の迅速な意思決定を支援することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1における商品購入支援装置を含む、商品購入支援システムのシステム構成図である。
図1は、実施形態1における商品購入支援装置を含む、商品購入支援システムのシステム構成図である。
商品購入支援システム1は、サーバ100、ネットワーク150、携帯端末200、端末300とを含んで構成される。サーバ100と、携帯端末200と、端末300とは、ネットワーク150を介して通信可能に接続されている。
サーバ100は、例えばコンピュータ装置によって実現され、後述の会員情報データベース110と、商品情報データベース120と、参照履歴データベース130とを備える。
サーバ100は、ネットワーク150を介して携帯端末200または端末300と相互に通信し、商品情報、商品購入支援情報などのデータを送受信する。商品情報は、商品情報データベース120に格納され、商品情報取得部143によって取得された商品情報は、ネットワーク150を介して携帯端末200または端末300に送信される。商品購入支援情報は、商品購入支援情報通知部147によって生成され、ネットワーク150を介して携帯端末200または端末300に送信される。
携帯端末200は、ユーザが携帯端末200を操作することにより、商品情報、商品購入支援情報などを示すデータを、ネットワーク150を介してサーバ100と送受信する。
端末300は、携帯端末200と同様に、ユーザが端末300を操作することにより、商品情報、商品購入支援情報などを示すデータを、ネットワーク150を介してサーバ100と送受信する。なお、本実施形態においては、明示の記載が無い限り携帯端末200は端末300の機能を包含するものとし、以下の実施形態においては携帯端末200がサーバ100と相互に通信する処理を例に説明する。
図2は、本実施形態における、携帯端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2の携帯端末200は、プロセッサ201、表示部202、通信部203、音声入出力部204、記憶部205、操作ボタン206、撮像部207、ネットワークI/F208とを含んで構成される。さらに、各構成部はプロセッサ201を介して通信可能に接続されている。
プロセッサ201は演算回路からなり、携帯端末200を統括制御する。プロセッサ201は記憶部205に記憶されたプログラムを読み出し、種々の処理を実行する。
表示部202は、サーバ100から送信される商品情報などを表示するとともに、ユーザによるタップなどの操作を通じて種々の入力を受付けることができる。ここで、タップとは主に表示部202に対する操作のことをいい、ユーザがタップすることで表示部202の所定領域の選択等を行うことができる。なお、タッチスクリーンディスプレイへのタップ動作は、マウスカーソルやスタイラスペン等を用いて行う選択動作であってもよい。
通信部203は通話機能を担い、音声入出力部204から入力された音声を信号に変換し、および入力された信号を音声に変換してユーザに通話機能を提供する。
記憶部205は例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により構成され、記憶領域としての機能を有し、種々のプログラムが記憶される。
また、記憶部205にはユーザ識別子が記憶される。本実施形態において、ユーザ識別子は携帯端末200を一意に識別するために用いられる。あるいはまた、記憶部205に記憶されるプログラムのユーザを一意に識別するために用いられる。後述の商品購入支援情報通知部147は、ユーザ識別子によって携帯端末200またはユーザを一意に特定することにより、商品情報の参照要求を送信した送信元である、携帯端末200宛てに商品購入支援情報を通知することができる。
ユーザ識別子は、携帯端末200を特定する識別子として、例えばMACアドレス、IMEI(国際移動体装置識別番号)、IPアドレスなどとすることができる。また、ユーザを特定する識別子として、携帯端末200の特定のプログラム内で生成されるUUIDとすることもできる。この場合、携帯端末200の記憶部205に、UUIDと携帯端末200との対応を予め規定したマッピングテーブルを用いて、UUIDから携帯端末200を特定する態様であってもよい。
操作ボタン206は、ユーザの操作に応じてスマートフォンに種々の処理を実行させるためのものである。例えば携帯端末200上で実行中のアプリケーションソフトウェアを終了させ、表示部202に表示される画面の切替処理等をスマートフォンに実行させることができる。
撮像部207は、例えばカメラから構成され、商品に付された商品コードをスキャンして読み取る、バーコードリーダとして機能する。
ネットワークI/F208は、プロセッサ201の制御に基づいてネットワーク150とスマートフォンとのデータの入出力を制御する。尚、ネットワークI/F208とネットワーク150との接続においては、有線による接続および無線による接続のいずれの形態であってもよい。
図3は、本実施形態における、コンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3のコンピュータ装置は、サーバ100と、Webサーバ140と、端末300とを実現する。
図3のコンピュータ装置は、CPU301、RAM302、ROM303、記憶部304、外部接続I/F305、ネットワークI/F306とを含んで構成される。さらに、各構成部はバス307を介して通信可能に接続されている。
CPU301は演算回路からなり、コンピュータ装置を統括制御する。CPU301はROM303または記憶部304に記憶されたプログラムをRAM302に読み出し、種々の処理を実行する。ROM303は記憶領域としての機能を有し、種々のプログラムが記憶される。記憶部304は例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、記憶領域としての機能を有し、種々のプログラムが記憶される。
外部接続I/F305は、コンピュータ装置に種々の機器を接続するためのものである。例えば、外部接続I/F305を介して、ディスプレイ、キーボード、マウス、外部記憶装置等を接続することができる。
ネットワークI/F306は、CPU301の制御に基づいてネットワーク150とコンピュータ装置とのデータの入出力を制御する。尚、ネットワークI/F306とネットワーク150との接続においては、有線による接続および無線による接続のいずれの形態であってもよい。
図4は、本実施形態における、購入検討対象の商品400の一例を示す外観図である。本例では、購入検討対象の商品400として「ソファ」を例として説明する。また、商品400であるソファは、本実施形態においては店舗において展示・陳列されているものとする。
図4に示される通り、商品400には商品タグ410が付与されており、商品タグ410には商品コード420が含まれている。このように構成することにより、商品コード420は商品400に付されることができる。
商品コード420は、商品400を一意に特定し、商品情報データベース120に記憶される商品情報と対応付けるために用いられる。本実施形態における商品購入支援システムのユーザである購入検討者は、携帯端末200の撮像部207を用いて商品コード420を読み取り、商品コード420と対応付けられた商品400の商品情報を携帯端末200に呼び出すことができる。
図4に示される実施形態においては、商品コード420として二次元バーコードを用いる例を示したが、実施形態はこれに限られない。商品400を一意に特定し、商品情報データベース120に記憶される商品情報と対応付けることができれば、バーコードやその他のコードを用いることができる。
あるいはまた、携帯端末200にリーダ装置を備え、ICタグ、ICチップなどの近距離無線通信技術を用いて、ICタグ、ICチップなどに記憶された商品コード420を受信する態様であってもよい。
図5は、本実施形態における商品購入支援システム1のソフトウェア機能ブロック構成図である。図5に示した各ソフトウェアモジュールは、プログラムとして記憶部205、304、ROM303に格納され、プロセッサ201、CPU301によって実行される。以下、図5を参照して商品購入支援システムのソフトウェア機能の概略について説明する。
サーバ100の受信部142は、携帯端末200から送信される参照要求、リスト登録要求、予約指示、購入指示などを受信する。
商品情報取得部143は、受信した参照要求に含まれる商品コードに対応する商品情報を商品情報データベース120から取得する。
参照履歴記録部144は、受信した参照要求に含まれるユーザ識別子と、参照要求を受信した受信日時とを商品コードに対応づけて参照履歴データベース130に記録する。
リスト登録部145は、受信したリスト登録要求に含まれるユーザ識別子と、リスト登録要求を受信した受信日時とを商品コードに対応づけて商品購入検討リストテーブル125に記録する。また、リスト登録部145は、受信した予約指示に基づいて、予約情報を商品購入検討リストテーブル125に記録する。
予約管理部146は登録要求の受信時間から予約有効期限を算出して、商品購入検討リストテーブル125の予約有効期限フィールドに記憶する。
商品購入支援情報通知部147は、商品購入支援情報を生成し、参照要求を送信した送信元である、携帯端末200またはユーザ宛てに商品購入支援情報を通知する。
決済部148は購入指示に含まれるクレジットカード番号とセキュリティコードとを会員情報データベース110に参照し、決済の承認処理を行う。さらに、クレジットカード番号とセキュリティコードの承認がなされると、決済部148は決済処理を実行する。
Webサーバ140の画面生成部149は、商品情報または商品購入支援情報に基づいて、携帯端末200の表示部202に表示させるための表示画面を生成する。
商品情報参照要求受付部211は、商品情報参照要求を受け付けることに応じて、商品コードと、ユーザ識別子とを含む参照要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する。
リスト登録要求受付部212は、リスト登録要求を受け付けることに応じて、商品コードとユーザ識別子とを含むリスト登録要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する。
予約指示受付部213は、商品を予約するか否かの選択入力を受け付けることに応じて、商品コードとユーザ識別子とに加えて、受け付けた予約情報をネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する。
購入指示受付部214は、購入検討対象商品の購入指示を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する。
読取部215は、撮像部207を介して商品コード420を読み取り、読み取った撮像イメージから商品コード特定処理(S201)を実行する。
商品コード選択受付部216は、商品情報参照要求を受け付けることに応じて、商品コードと、ユーザ識別子とを含む参照要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する。
図6は、本実施形態における、会員情報データベース110に格納される内容の一例を示す説明図である。会員情報データベース110は、会員情報をクレジットカード番号に対応付けて記憶する。
図6において、会員情報データベース110は、クレジットカード番号、カード有効期限、セキュリティコード、氏名、性別、住所などの会員情報をテーブル形式で記憶する。なお、会員情報データベース110は、サーバ100の記憶部304または外部接続I/F305を介して接続される外部記憶装置に記憶される。
本実施形態における会員情報データベース110は、携帯端末200と連携することにより、商品購入支援システム1のユーザに、購入検討対象商品の購入意思決定を促進する。具体的には、携帯端末200の記憶部204に記憶されるプログラムは、ユーザのクレジットカード番号を予め記憶することができる。携帯端末200の表示部202に購入指示受付画面580(図12)が表示されるとき、購入指示受付部214は記憶部204に記憶されたクレジットカード番号を呼び出し、購入ボタン582を選択することで、ユーザを対象商品の購入に誘導することができる。
図7(a)は、本実施形態における、商品情報データベース120に格納される内容の一例を示す説明図である。商品情報データベース120は、商品情報を商品コードに対応付けて記憶する。本実施形態において、商品情報には、商品名、価格、商品説明を特定する情報が含まれるが、これに限られず、例えば在庫、発売開始日などを特定する情報が含まれていてもよい。
商品情報データベース120は、商品コード、商品名、価格、商品説明などの商品情報をテーブル形式のデータで記憶する。なお、商品情報データベース120は、サーバ100の記憶部304または外部接続I/F305を介して接続される外部記憶装置に記憶される。
本実施形態における商品情報データベース120は、携帯端末200から受信した参照要求を受信することに応じて、サーバ100の商品情報取得部143により商品情報が参照される。
図7(b)は、本実施形態における、参照履歴データベース130に格納される内容の一例を示す説明図である。参照履歴データベース130は、参照履歴を商品コードに対応付けて、ユーザ識別子毎に記憶する。本実施形態において、参照履歴には、商品情報を参照したユーザのユーザ識別子、参照日時(参照した日付および時間)を特定する情報が含まれるが、これに限られず、例えば参照元の携帯端末200の機種タイプなどを特定する情報が含まれていてもよい。
参照履歴データベース130は、ユーザ識別子、参照日時などの参照履歴をテーブル形式のデータで記憶する。なお、参照履歴データベース130は、サーバ100の記憶部304または外部接続I/F305を介して接続される外部記憶装置に記憶される。
本実施形態における参照履歴データベース130には、携帯端末200から受信した参照要求を受信することに応じて、サーバ100の参照履歴記録部144により、参照要求された商品コードと、ユーザ識別子と、参照日時とが関連付けて記録される。
図7(c)は、本実施形態における、商品購入検討リストテーブル125の内容の一例を示す説明図である。商品購入検討リストテーブル125は、登録情報と、予約情報とを商品コードに対応付けて記憶する。本実施形態において、登録情報には、ユーザ識別子、リスト登録日時を特定する情報が含まれる。予約情報には、予約フラグ、予約有効期限を特定する情報が含まれる。
商品購入検討リストテーブル125は、上述の通りユーザ識別子、リスト登録日時、予約フラグ、予約有効期限などの情報をテーブル形式のデータで記憶する。なお、商品購入検討リストテーブル125は、商品情報データベース120の一部としてテーブル形式のデータとしてサーバ100の記憶部304、または外部接続I/F305を介して接続される外部記憶装置に記憶される。
ここで、商品購入検討リストとは、ユーザが購入検討対象商品を登録するためのリストである。図7(c)で示される商品購入検討リストテーブル125には、ユーザが登録した購入検討対象商品に対応する商品コードと、当該ユーザを特定するユーザ識別子とが関連付けて記憶される。
本実施形態では、ユーザが購入検討対象商品を商品購入検討リストに登録しておくことにより、他者が購入検討対象商品の商品情報を参照した場合に、商品購入支援情報としてその旨がサーバ100からユーザの携帯端末200に対して通知される。
さらに、別実施形態では、ユーザが購入検討対象商品に対して予約指示を行うことで、購入検討対象商品に対応する商品コードと、予約情報とを対応付けて記憶することができる。このとき、ユーザが購入検討対象商品を商品購入検討リストに登録しておくことにより、他者が登録した購入検討対象商品の予約有効期限が経過した場合に、商品購入支援情報としてその旨がサーバ100からユーザの携帯端末200に対して通知される。
次に、本実施形態における要部である商品購入支援システム1の処理内容について、フローチャートおよび画面遷移図を参照して説明する。
図8は、本実施形態における商品購入支援システム1の処理内容を示すフローチャートである。図9から図14は、本実施形態における携帯端末200または端末300に接続されるディスプレイの画面遷移の一例を示す図である。
S201において、携帯端末200の読取部215は、商品コード特定処理を実行する。以下、図9の読取画面500を参照して説明する。
読取画面500は、携帯端末200の撮像部207を介して商品タグ410の近接イメージを表示部202に表示させた画面を表している。読取画面500に示される通り、表示部202上で表示される商品コード420とカーソル501とを重畳させ、読取ボタン502を選択すると、読取部215は商品コード特定処理を実行する(S201)。
さらに、本実施形態では、商品情報参照要求受付部211は、特定された商品コードと、記憶部205に記憶されるユーザ識別子とを含む参照要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する(S202)。商品情報参照要求受付部211の機能は携帯端末200の記憶部205に記憶されるプログラムによって実行され、読取画面500の読取ボタン502は、商品情報参照要求受付部211を構成する。
再び図8に戻り、S101において、サーバ100の受信部142は、ネットワークI/F141を介して参照要求を受信する。
S102において、商品情報取得部143は、受信した参照要求に含まれる商品コードに対応する商品情報を商品情報データベース120から取得する。
S103において、参照履歴記録部144は、受信した参照要求に含まれるユーザ識別子と、参照要求を受信した時間(日付および時刻)とを商品コードに対応づけて参照履歴データベース130に記録する。
S104において、Webサーバ140の画面生成部149は、商品情報取得部143が取得した商品コードに対応する商品情報に基づいて、携帯端末200の表示部202に表示させるための商品情報表示画面510を生成する。次いで、画面生成部149は、生成した商品情報表示画面510を、ネットワークI/F141を介して携帯端末200に送信する(S104)。
S203において、携帯端末200は、商品情報表示画面510を受信する。
S204において、携帯端末200のプロセッサ201および表示部202は、商品情報表示手段を構成し、商品情報表示画面510を表示部202に表示させる。以下、図9の商品情報表示画面510を参照して説明する。
商品情報表示画面510は、商品イメージ、商品名、在庫、金額、商品説明などの商品情報を含んで構成される。本実施形態における商品情報表示画面510には、さらにリスト登録ボタン511が表示される。
商品情報表示画面510の表示時に、リスト登録ボタン511を選択すると、リスト登録要求受付部212は、商品コードと、ユーザ識別子とを含むリスト登録要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する(S205:Yes)。リスト登録要求受付部212の機能は携帯端末200の記憶部205に記憶されるプログラムによって実行され、商品情報表示画面510のリスト登録ボタン511は、リスト登録要求受付部212を構成する。一方、リスト登録ボタン511が選択されない場合、リスト登録要求受付部212は、リスト登録要求を送信しない(S205:No)。
リスト登録要求受付部212によってリスト登録要求が受け付けられ、その後サーバ100のリスト登録部145によってリスト登録要求が商品購入検討リストテーブル125に登録されると、表示部202にはリスト登録確認画面520が表示される。リスト登録確認画面520には、商品情報表示画面510で参照した商品について、商品購入検討リストに登録した旨を通知するポップアップ521が表示される。
S105において、サーバ100の受信部142は、ネットワークI/F141を介してリスト登録要求を受信する。
S106において、リスト登録部145は、受信したリスト登録要求に含まれるユーザ識別子と、リスト登録要求を受信した時間(日付および時刻)とを商品コードに対応づけて商品購入検討リストテーブル125に記録する。
別実施形態においては、商品情報表示画面510の表示時に、商品の予約を受け付ける予約登録ボタン512が表示されてもよい。予約登録ボタン512は、予約指示受付部213を構成する。この場合、リスト登録要求には商品の予約情報が含まれ、サーバ100のリスト登録部145は、リスト登録要求の受信に応じて予約情報を商品購入検討リストテーブル125に登録する。商品情報表示画面510の表示時に、予約登録ボタン512を選択すると、プロセッサ201は、予約指示受付画面530を表示部202に表示させる。以下、図10を参照して説明する。
図10は別実施形態における携帯端末200の表示部202に表示される画面遷移の一例を示す図である。図10に示される予約指示受付画面530は、商品イメージ、商品名、在庫、金額などの商品情報の他、予約手付金の決済を支援するクレジットカード情報と入力フォーム531とを含んで構成される。本実施形態においては、商品について予約登録を受け付ける際、予約登録を有効にするために予約手付金の支払いをユーザに要求する処理を実行する。これにより、ユーザは、商品の購入意思がある程度固まった段階で当該商品を購入するための具体的な予約登録処理を行うことができ、商品販売事業者は、当該商品を販売するめの具体的な見込みを予測することができる。
本実施形態における商品購入支援システム1においては、記憶部204に記憶されるプログラムは、予めユーザからのクレジットカード番号情報の入力を受け付け、記憶部204に記憶させておく処理を実行させることができる。このため、予約登録ボタン512が選択され、予約指示受付画面530が表示されときに、ユーザがクレジットカード番号を都度入力することなく決済へと円滑に誘導することができる。
予約指示受付画面530の表示時に、入力フォーム531にセキュリティコードを入力し、予約指示ボタン532を選択すると、予約指示受付部213は、購入検討対象商品の予約指示を、サーバ100に送信する。
予約指示受付部213によって予約指示が受け付けられると、その後サーバ100のリスト登録部145は、商品購入検討リストテーブル125に予約情報を登録する処理を実行する。このとき、例えば図7(c)を例に説明すると、リスト登録部145は、予約があったことを示す予約フラグフィールドに「1」を記憶する。次いで、予約管理部146は、登録要求の受信時間から予約有効期限を算出して、商品購入検討リストテーブル125の予約有効期限フィールドに商品コードに対応付けて記憶する。
次いで、クレジットカード番号とセキュリティコードの承認がなされると、サーバ100の決済部148は決済処理を実行する。なお、本実施形態においてはサーバ100が決済機能を有する態様について説明したが、決済部148はネットワーク150を介して接続された決済機能を有するサーバと連携して決済処理を実行する態様であってもよい。
さらに、Webサーバ140の画面生成部149は、携帯端末200の表示部202に表示させるための予約確認画面540を生成する。次いで、画面生成部149は、生成した予約確認画面540を、ネットワークI/F141を介して携帯端末200に送信する。
携帯端末200が予約確認画面540を受信すると、携帯端末のプロセッサ201および表示部202は、予約確認画面540を表示部202に表示させる。予約確認画面540には、商品情報表示画面510で表示された商品について、予約を受け付けた旨を通知する確認画面が表示される。そして、戻りボタン541を選択することで不図示のトップページへと画面遷移する。
再び図8のフローチャートの説明に戻り、S106以降の処理内容について説明する。本実施形態における商品情報購入支援システム1においては、購入検討対象の商品について、競合する他者の携帯端末からの商品情報参照要求および商品購入検討リスト登録要求を、S202、S205と同様にそれぞれサーバ100に送信することができる。
サーバ100は、他者の携帯端末から送信された参照要求およびリスト登録要求を受信することに応じて、S102、S106と同様にそれぞれ商品情報取得処理および商品購入検討リスト登録処理を実行することができる。このとき、サーバ100は、どのユーザの携帯端末200からのデータ送信かを識別するために、必要に応じてユーザ識別子を参照する。
サーバ100は、他者の携帯端末から送信された参照要求およびリスト登録要求を受信することに応じて、S102、S106と同様にそれぞれ商品情報取得処理および商品購入検討リスト登録処理を実行することができる。このとき、サーバ100は、どのユーザの携帯端末200からのデータ送信かを識別するために、必要に応じてユーザ識別子を参照する。
このように、競合する他者の携帯端末からのデータ送信を識別して各データベースに記録することで、サーバ100は当該記録されたデータに基づき、競合する他者の動向を含む形態で商品購入支援情報をユーザに提供することができる。
図8に示される通り、他者の携帯端末においても、商品コード特定(S301)、商品情報参照要求送信(S302)、および商品購入検討リスト登録要求送信(S303)の各処理が実行される。これらの処理は、それぞれ同フローチャートにおけるS201、S202、およびS205の処理内容に相当するため、詳細な説明は割愛する。
同様に、サーバ100においても、商品情報参照・取得処理(S107、S108)、商品情報参照履歴記録(S109)、および商品購入検討リスト登録処理(S110、S111)の各処理が実行される。これらの処理は、それぞれ同フローチャートにおけるS101からS106の処理内容に相当するため、詳細な説明は割愛する。
次に、S112において、商品購入支援情報通知部147は、商品購入支援情報を通知するイベントが発生したかを判定する。
商品購入支援情報通知部147は、受信部142が参照情報を受信することに応じて、当該参照情報に含まれるユーザ識別子が、参照履歴データベース130に記録されたユーザ識別子と同じかを判定する。このとき、両ユーザ識別子が相異している場合、受信した参照情報は競合する他者の携帯端末から送信されたものであると判定し、商品購入支援情報通知部147は、他者から商品情報への参照要求があったことを示す商品購入支援情報を生成する。さらに、Webサーバ140の画面生成部149は、商品購入支援情報通知部147が生成した商品購入支援情報基づいて、携帯端末200の表示部202に表示させるための商品購入支援情報通知画面560を生成する。次いで、画面生成部149は、生成した商品購入支援情報通知画面560を、ネットワークI/F141を介して参照情報を送信した送信元の携帯端末200に送信する(S113)。
別実施形態において、商品購入支援情報通知部147は、上記と異なる判定方法を用いてもよい。具体的には、商品購入支援情報通知部147は、受信部142が参照情報を受信することに応じて、当該参照情報に含まれるユーザ識別子が、商品購入検討リストテーブル125に記録されたユーザ識別子と同じかを判定してもよい。このように構成することで、単に競合する他者の携帯端末からの商品情報参照があっただけではなく、具体的に商品の購入を検討しているという他者動向を商品購入支援情報とすることができる。
S206において、携帯端末200は、商品購入支援情報通知画面560を受信する。
S207において、携帯端末のプロセッサ201および表示部202は、商品購入支援情報通知画面560を表示させる前に、アラーム通知画面550を表示部202に表示させる。以下、図11を参照して説明する。
アラーム通知画面550は、他者からの商品情報参照要求があったことを示すポップアップ551を含んで構成される。本実施形態におけるアラーム通知画面550は、ユーザがサーバ100に働きかけを行うことなく自動的に情報が通知されるプッシュ通知技術に基づくが、これに限定されることはない。例えば、電子メールによるメッセージ配信技術に基づくものであってもよい。
ユーザは、ポップアップ551をタップすることにより、記憶部205に記憶されたプログラムを呼び出し、表示部202に商品購入支援情報通知画面560を表示させることができる。
商品購入支援情報通知画面560には、商品イメージ、商品名、在庫、金額、商品説明などの商品情報の他、詳細表示ボタン561と購入画面表示ボタン562とが表示される。
商品購入支援情報通知画面560の表示時に、詳細表示ボタン561を選択すると、プロセッサ201は、詳細画面570を表示部202に表示する。このとき、詳細画面570には、ポップアップ571が含まれる。
ポップアップ571には、サーバ100の受信部142が、他者の携帯端末からの参照要求があったことに加えて、当該参照要求を受信した時間がユーザ識別子と関連づけて表示される。同様に、他者の携帯端末からのリスト登録要求があったことに加えて、当該リスト登録要求を受信した時間がユーザ識別子と関連づけて表示される。
商品購入支援情報通知画面560の表示時に、購入画面表示ボタン562を選択すると、プロセッサ201は、購入指示受付画面580を表示部202に表示させる(S207)。以下、図12を参照して説明する。
図12に示される購入指示受付画面580は、商品イメージ、商品名、在庫、金額などの商品情報の他、商品購入の決済を支援するクレジットカード情報と入力フォーム581とを含んで構成される。
本実施形態における商品購入支援システム1においては、記憶部204に記憶されるプログラムは、予めユーザからのクレジットカード番号情報の入力を受け付け、記憶部204に記憶させておく処理を実行させることができる。このため、購入画面表示ボタン562が選択され、購入指示受付画面580が表示されときに、ユーザがクレジットカード番号を都度入力することなく決済へと円滑に誘導することができる。
購入指示受付画面580の表示時に、入力フォーム581にセキュリティコードを入力し、購入指示ボタン582を選択すると、購入指示受付部214は、購入検討対象商品の購入指示を、サーバ100に送信する(S208:Yes)。
再び図8に戻り、S114において、サーバ100の受信部142が購入指示を受信すると、決済部148は購入指示に含まれるクレジットカード番号とセキュリティコードとを会員情報データベース110に参照し、決済の承認処理を実行する。
S115において、クレジットカード番号とセキュリティコードの承認がなされると、決済部148は決済処理を実行する。なお、本実施形態においてはサーバ100が決済機能を有する態様について説明したが、決済部148はネットワーク150を介して接続された決済機能を有するサーバと連携して決済処理を実行する態様であってもよい。具体的には、決済部148は受信した購入指示に含まれる商品コードを、当該商品の発注データに変換して決済機能を有するサーバに送信することができる。
さらに、Webサーバ140の画面生成部149は、携帯端末200の表示部202に表示させるための決済確認画面590を生成する。次いで、S116において、画面生成部149は、生成した決済確認画面590を、ネットワークI/F141を介して携帯端末200に送信する。
S209において、携帯端末200は、決済確認画面590を受信する。
S210において、携帯端末のプロセッサ201および表示部202は、決済確認画面590を表示部202に表示させる。以下、図12を参照して説明する。
購入指示受付部214によって購入指示が受け付けられ、その後サーバ100の決済部148によって決済処理が実行されると、表示部202には決済確認画面590が表示される。決済確認画面590には、購入指示受付画面580で表示された商品について、注文を受け付けた旨を通知する確認画面が表示される。そして、戻りボタン591を選択することで不図示のトップページへと画面遷移する。
S210が終了すると、本実施形態における商品購入支援システム1の処理を終了する。
以上説明した通り、本実施形態における商品購入支援システム1によれば、購入検討対象の商品について、競合する他者の動向を商品購入支援情報として通知する構成を備える。これにより、売切れリスクが高い状況においても、購入検討対象の商品を購入するためのユーザの迅速な意思決定を支援することが可能となる。
[実施形態2]
本実施形態における商品購入支援システム1の画面遷移について、図13を参照して説明する。端末300のCPU301は、商品選択画面600を外部接続I/F305を介して接続されるディスプレイに表示させる。商品選択画面600は、例えばブラウザの機能を用いて表示することができる。
本実施形態における商品購入支援システム1の画面遷移について、図13を参照して説明する。端末300のCPU301は、商品選択画面600を外部接続I/F305を介して接続されるディスプレイに表示させる。商品選択画面600は、例えばブラウザの機能を用いて表示することができる。
商品選択画面600は、商品イメージ、商品名、金額などの商品情報を含み、さらに複数の商品情報のダイジェストがリスト形式で表示されるように構成される。本実施形態における商品選択画面600には、さらに商品情報参照ボタン601が表示される。ユーザは、商品選択画面600が表示されているときに、商品情報参照ボタン601を選択することで、リンク先の商品情報表示画面を参照することができる。
本実施形態においては、商品情報参照ボタン601は、商品情報参照要求受付部211および商品コード選択受付部216を構成する。商品情報参照ボタン601を選択すると、商品コード選択受付部216は商品コード特定処理を実行する(S201)。商品情報参照要求受付部211は、特定された商品コードと、記憶部304に記憶されるユーザ識別子とを含む参照要求を、ネットワークI/F210を介してサーバ100に送信する(S202)。商品情報参照要求受付部211および商品コード選択受付部216の機能は端末300の記憶部304に記憶されるプログラムによって実行される。
つまり、本実施形態においては、商品情報参照ボタン601の選択を、商品コード特定処理(S201)および商品情報参照要求送信処理(S202)のトリガとして構成することができる。このように構成することにより、購入検討対象の商品がオンランショップに出品されているような場合であっても、購入検討対象の商品について、競合する他者の動向を商品購入支援情報として通知を受けることができる。
[実施形態3]
本実施形態における商品購入支援システム1では、商品購入支援情報通知手段147は、商品購入検討リストテーブル125に記録された予約情報に基づいて、ユーザの携帯端末200に購入支援情報を通知することができる。
本実施形態における商品購入支援システム1では、商品購入支援情報通知手段147は、商品購入検討リストテーブル125に記録された予約情報に基づいて、ユーザの携帯端末200に購入支援情報を通知することができる。
サーバ100の受信部142がリスト登録要求を受信すると、予約管理部146は登録要求の受信時間から予約有効期限を算出して、商品購入検討リストテーブル125の予約有効期限フィールドに記憶する。
S112(図8)において、商品購入支援情報通知部147は、商品購入検討リストテーブル125の予約有効期限フィールドに記憶された予約有効期限が期限切れになったかを判定する。さらに、商品購入支援情報通知部147は、当該予約有効期限が期限切れを迎えた予約を行ったユーザのユーザ識別子が、商品購入検討リストテーブル125に記録されたユーザ識別子と同じかを判定する。
商品購入検討リストテーブル125に記録されたユーザ識別子と相異する場合、競合する他者の携帯端末から受け付けられた予約の有効期限が経過していると判定することができる。
この場合、商品購入支援情報通知部147は、他者が行った予約の有効期限が経過したことを示す商品購入支援情報を生成する。さらに、Webサーバ140の画面生成部149は、商品購入支援情報通知部147が生成した商品購入支援情報基づいて、携帯端末200の表示部202に表示させるための商品購入支援情報通知画面760を生成する。次いで、画面生成部149は、生成した商品購入支援情報通知画面760を、ネットワークI/F141を介して携帯端末200に送信する(S113)。
本実施形態における携帯端末200の表示部200の画面遷移例を図14に示す。本例では、実施形態1と同様に、アラーム通知画面750、商品購入支援情報通知画面760、詳細画面770およびポップアップ751、771が各処理タイミングに応じて表示される。
このとき、アラーム通知画面750は、他者の予約有効期限が経過していることを示すポップアップ751を含んで構成される。同様に、ポップアップ771には、予約有効期限の経過時間がユーザ識別子と関連づけて表示される。
このように構成することで、単に競合する他者の携帯端末からの商品情報参照があっただけではなく、予約の有効期限が経過したという他者動向を商品購入支援情報とすることができる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
Claims (10)
- 商品に付された商品コードと、前記商品の商品情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースと、
商品コードとユーザ識別子とを含む参照要求を受信することに応じて、前記商品コードに対応する商品情報を前記商品情報データベースから取得する商品情報取得手段と、
前記商品情報取得手段により取得した前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、
前記商品コードと前記ユーザ識別子とを含むリスト登録要求を受信することに応じて、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを関連付けて商品購入検討リストに登録するリスト登録手段と、
前記リスト登録要求のうちの第1のリスト登録要求を受信することに応じて前記商品購入検討リストに登録された、前記商品コードと、前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とを含む、前記リスト登録要求のうちの第2のリスト登録要求を受信した場合に、他者から前記商品購入検討リストへの登録要求があったことを示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知する商品購入支援情報通知手段と、
前記商品情報表示手段により表示された前記商品情報に対応する商品を予約するか否かの選択入力を受け付ける予約指示受付手段と
を備え、
前記第2のリスト登録要求は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子に加えて、前記予約指示受付手段により受け付けた予約情報を含み、
前記リスト登録手段は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とに加えて、前記予約情報とをさらに関連付けて前記商品購入検討リストに登録し、
前記商品購入支援情報通知手段は、他者から予約を受け付けたことを示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする商品購入支援装置。 - 前記商品購入検討リストに登録された前記予約情報の有効期限を管理する予約管理手段をさらに備え、
前記商品購入支援情報通知手段は、他者から受け付けた予約の有効期限を示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする請求項1に記載の商品購入支援装置。 - 前記商品購入支援情報通知手段は、他者から受け付けた予約の有効期限が経過した場合に、その旨を商品購入支援情報として、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品購入支援装置。
- 前記商品購入支援情報通知手段は、前記第2のリスト登録要求を受信した時間を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の商品購入支援装置。
- 前記商品購入支援情報通知手段は、前記商品情報を含む商品購入支援情報を通知し、
前記商品購入支援情報通知手段により通知された前記商品情報に対応する商品を購入するか否かの選択入力を受け付ける購入指示受付手段と、
前記購入指示受付手段により受け付けた購入指示を受信することに応じて、前記商品情報に対応する商品を購入するための決済処理を行う決済手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の商品購入支援装置。 - 前記商品に付された前記商品コードを読み取る読取手段を有し、前記読取手段により前記商品コードを読み取ることにより前記商品コードを特定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の商品購入支援装置。
- 前記商品に付された前記商品コードの選択入力を受け付ける商品コード選択受付手段を有し、前記商品コード選択受付手段により受け付けることにより前記商品コードを特定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の商品購入支援装置。
- 複数の端末と、サーバと、商品情報データベースとが通信可能に接続された商品購入支援システムであって、
前記商品情報データベースは、商品に付された商品コードと、前記商品の商品情報とを関連付けて記憶し、
複数の前記端末のうち第1の端末は、商品コードとユーザ識別子とを含む参照要求を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記参照要求を受信することに応じて、前記商品コードに対応する商品情報を前記商品情報データベースから取得する商品情報取得手段と、前記商品情報取得手段により取得した前記商品情報を表示する商品情報表示手段と、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを含むリスト登録要求を受信することに応じて、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを関連付けて商品購入検討リストに登録するリスト登録手段と、前記第1の端末からの前記リスト登録要求のうちの第1のリスト登録要求を受信することに応じて前記商品購入検討リストに登録された、前記商品コードと、前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とを含む、複数の前記端末のうち第2の端末からの前記リスト登録要求のうちの第2のリスト登録要求を受信した場合に、他者から前記商品購入検討リストへの登録要求があったことを示す商品購入支援情報を、前記ユーザ識別子により特定される前記第1の端末に対して通知する商品購入支援情報通知手段とを備え、
前記端末は、前記商品情報表示手段により表示された前記商品情報に対応する商品を予約するか否かの選択入力を受け付ける予約指示受付手段を備え、
前記第2のリスト登録要求は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子に加えて、前記予約指示受付手段により受け付けた予約情報を含み、
前記リスト登録手段は、前記商品コードと前記商品購入検討リストに登録された前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とに加えて、前記予約情報とをさらに関連付けて前記商品購入検討リストに登録し、
前記商品購入支援情報通知手段は、他者から予約を受け付けたことを示す商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知することを特徴とする商品購入支援システム。 - 商品に付された商品コードと、前記商品の商品情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースを備えた商品購入支援装置において実行される方法であって、
商品コードとユーザ識別子とを含む参照要求を受信することに応じて、前記商品コードに対応する商品情報を前記商品情報データベースから取得する商品情報取得ステップと、
前記商品情報取得ステップにより取得した前記商品情報を表示する商品情報表示ステップと、
前記商品コードと前記ユーザ識別子とを含む、第1の端末からの第1のリスト登録要求を受信することに応じて、前記商品コードと前記ユーザ識別子とを関連付けて商品購入検討リストに登録する第1のリスト登録ステップと、
前記第1のリスト登録要求を受信することに応じて前記商品購入検討リストに登録された、前記商品コードと、前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とを含む、第2の端末からの第2のリスト登録要求を受信することに応じて、前記商品コードと、前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とを関連付けて前記商品購入検討リストに登録する第2のリスト登録ステップと、
前記第2のリスト登録ステップにおいて、前記商品コードと前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とが前記商品購入検討リストに登録されると、他者から前記商品購入検討リストへの登録要求があったことを示す第1の商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知する第1の商品購入支援情報通知ステップと
前記商品情報表示ステップにおいて表示された前記商品情報に対応する商品の予約指示を前記第2の端末から受け付ける予約指示受付ステップと、
前記第2のリスト登録ステップにおいて前記商品購入検討リストに登録された前記商品コードと前記ユーザ識別子とは異なるユーザ識別子とに、前記予約指示受付ステップにおいて受け付けた予約情報を関連付けて登録する予約情報登録ステップと、
前記予約情報登録ステップにおいて予約情報が登録されると、他者から予約を受け付けたことを示す第2の商品購入支援情報を、前記第1のリスト登録要求を送信した送信元に対して通知する第2の商品購入支援情報通知ステップと
を含むことを特徴とする商品購入支援方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の商品購入支援装置として機能させるためのプログラム。
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