JP5901962B2 - コマンド処理システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コマンド処理システム及び方法に係り、特にコンピュータを用いて対象機器を監視してインシデントの管理を行う業務管理システムにおける、障害発生時に実行するコマンドのひな形となるコマンドテンプレートの修正及び修正されたコマンドテンプレートの実行に関するものである。
遠隔地にあるデータセンタ等で使用されるサーバやネットワーク機器等で発生するインシデントを、ネットワークを介してコンピュータで収集して監視し管理することが行われている。このインシデント管理業務では、サービスデスク(運用管理者)が、コンピュータに接続された運用端末を操作して、監視対象の機器から日々発生するインシデントに対し、業務への影響を最小限に抑える事を目的として、関係者への連絡や一次対応を行っている。サービスデスクが実施する一次対応は、サービス復旧を目的として、様々なコマンドを用いて実施されるケースが多く、この一次対応を迅速かつ正確に実施し、サービス復旧までの時間を短くすることが重要である。
このため、サービスデスクでは一連のコマンドをテンプレート化し、これをバッチ的に実行することで、極力人手によるコマンド発行を少なくして、必要なコマンドを漏れなく実行する施策をとっている。このような対応を効率的に行う技術として、例えば特許文献1には、障害時に入力されたコマンドとその出力情報との履歴を障害事例ごとにコマンド履歴記憶手段に記憶し、この履歴に含まれるコマンドを非障害時に実行して、その出力情報をコマンドごとに非障害時コマンド履歴記憶手段に記録しておき、任意の障害事例に係るコマンドについて、コマンド履歴記憶手段の出力情報と、非障害時コマンド履歴記憶手段の出力情報とを比較して一致する組を抽出する障害支援装置乃至方法が開示されている。
しかし、この従来技術では、発行したコマンドの履歴からコマンド列を生成するため、例えば、Webサーバのすべてに同じコマンドを発行する場合や、特定のソフトウエアを搭載しているサーバのみ対応を実施したい場合には、対象の機器全てにコマンドを発行して履歴を取得する必要があり、テンプレート作成のための作業工数が多くかかるという問題がある。さらに、顧客システムに構成変更が発生し、対象のサーバや通信機器が追加または削除された場合、その都度発行するコマンド列の変更を行う必要があるという問題がある。
特開2011−81527号公報
上記のように、インシデント管理業務の一次対応で発行する必要があるテンプレートを作成する場合、対象機器の台数により多くの作業工数を要し、また顧客システムに構成変更が発生した場合に、テンプレートの見直しにより多くの工数が掛かるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、コマンドテンプレートを効率的に作成して実行することにある。
本発明はまた、対象機器の構成情報とコマンドテンプレート作成システムを利用して、コマンドテンプレートを効率的に作成してそのコマンドを実行することができ、対象機器の構成変更が生じた場合でもコマンドテンプレートを修正する手間を省くことができる、コマンド処理システム及び方法を実現することにある。
本発明に係るコマンド処理システムは、好ましくは、対象機器のためのコマンドを生成して実行するコマンド処理システムであって、
過去の発行されたコマンド及び該対象機器に関する構成情報を用いて作成するコマンドテンプレートであって、該コマンドを発行する条件を規定して該コマンドテンプレートを作成するコマンドテンプレート作成システムと、
該対象機器のコマンド実行に際して、該コマンドテンプレート作成システムで作成された該コマンドテンプレートに規定された該条件を基に、該対象機器の最近の構成情報を参照して、動的に変更したコマンドを発行するコマンド発行システムを有する、ことを特徴とするコマンド処理システムとして構成される。
好ましい例では、前記コマンド処理システムは、前記コマンド発行システムによって発行されるコマンドを蓄積するコマンド履歴DBと、
該対象機器に関する情報を格納する構成情報DBと、
前記コマンドテンプレート作成システムにより作成されたコマンドテンプレートを格納するコマンドテンプレートDBと、
前記コマンドテンプレート作成システム及び前記コマンド発行システムに接続され、運用管理者によって操作される端末を有し、
該端末を操作することで、該端末に表示されるコマンドテンプレート編集画面の項目である、コマンド実行の対象となる対象機器名や対象機器のIPアドレスを動的に生成するための条件を指定する、コマンド処理システムとして構成される。
好ましい例では、前記コマンド履歴DBは、コマンドを発行した日時を示す「発行日時」、発行したコマンド名を示す「コマンド」、コマンドの「戻り値」およびコマンドの実行結果を示す「応答結果」、の各情報を格納する、コマンド処理システムとして構成される。
好ましい例では、前記構成情報DBは、対象機器の機器名、該対象機器のIPアドレス、該対象機器をグルーピングするエイリアス名、対象機器に関するハードウエア及び該対象機器で使用されるソフトウエア、の各情報を格納する、コマンド処理システムとして構成される。
好ましい例では、前記コマンドテンプレートDBは、発行するコマンドのひな形を示すコマンド、可変情報を変換する条件を示す可変情報変換条件、コマンドの変更することができる部分を示す可変情報、コマンドの発行条件、及びコマンド発行の成否を示す成否判定、の各情報を格納する、コマンド処理システムとして構成される。
好ましい例では、前記端末に表示される前記コマンドテンプレート編集画面には、
コマンドをテンプレートに含めるか否かを決定するチェックボックスと、可変情報を含むことがある文字列から成るコマンド列と、該可変情報として含ませることができる可変情報の指定を行う可変情報指定と、コマンドを発行する条件を示す発行条件と、コマンド実行の成否を示す情報を示す各項目が含まれる、コマンド処理システムとして構成される。
本発明に係るコマンド処理システムは、好ましくは、対象機器のためのコマンドを生成して実行するコマンド処理方法であって、
過去の発行されたコマンド及び該対象機器に関する構成情報を用いて作成するコマンドテンプレートであって、該コマンドを発行する条件を規定して該コマンドテンプレートを作成するコマンドテンプレート作成ステップと、
該対象機器のコマンド実行に際して、該コマンドテンプレート作成ステップで作成された該コマンドテンプレートに規定された該条件を基に、該対象機器の最近の構成情報を参照して、動的に変更したコマンドを発行するコマンド発行ステップを有する、ことを特徴とするコマンド処理方法として構成される。
好ましい例では、前記コマンド発行システムによって発行されるコマンドをコマンド履歴DBに蓄積するステップと、該対象機器に関する情報を構成情報DBに格納するステップと、前記コマンドテンプレート作成システムにより作成されたコマンドテンプレートをコマンドテンプレートDBに格納するステップと、前記コマンドテンプレート作成システム及び前記コマンド発行システムに接続され、運用管理者によって操作される端末の操作により、該端末に表示されるコマンドテンプレート編集画面の項目である、コマンド実行の対象となる対象機器名や対象機器のIPアドレスを動的に生成するための条件を指定するステップと、を有するコマンド処理方法として構成される。
本発明によれば、対象機器に対するコマンド発行履歴と、対象機器に関する構成情報と、コマンドの発行条件に基づいてコマンドテンプレートを作成し、かつコマンド実行時にこの構成情報を参照して、発行すべきコマンドを生成することが可能となる。これにより、従来に比べてインシデント管理業務の対応を自動化することができ、コマンド列の作成工数を大幅に削減することが可能となる。また、顧客システムの構成変更が発生した場合でもテンプレートのメンテナンス工数を低減することが可能となる。
一実施例による監視システムの全体構成を示す図。 一実施例によるコマンド発行システムにおけるGUI画面の例を示す図。 一実施例によるコマンド履歴DBの構成を示す図。 一実施例による構成情報DBの構成を示す図。 一実施例によるコマンドテンプレートの編集画面の例を示す図。 一実施例によるコマンドテンプレートの構成例を示す図。 一実施例によるコマンド発行システムにおけるコマンド発行乃至実行の処理動作を示すフローチャート。 一実施例によるコマンドテンプレート作成システムによるコマンドテンプレートの作成処理動作を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、一実施例における業務管理システムの全体構成を示す。
業務管理システムは、監視センタ1が、ネットワーク8を介して監視対象となるデータセンタ9に接続されて構成される。
データセンタ9において、障害監視装置92はサーバであり、監視対象機器93であるサーバや通信機器等の複数の機器を監視する。障害監視装置92は複数の監視対象機器93で発生する障害メッセージを含むインシデントを収集して、監視センタ1へ送信する。
監視センタ1は主に、コマンドテンプレート作成システム10、インシデント管理システム14、コマンド履歴DB16を有するコマンド発行システム15、及びこれらのシステムに接続される運用端末19を備えて構成される。ここで、コマンドテンプレート作成システム10、インシデント管理システム14、コマンド発行システム15はそれぞれ別のサーバで構成してもよいが、1つのサーバでそれぞれ固有のプログラムを実行することで実現してもよい。運用端末19は運用管理者(サービスデスク)によって操作される、入力器及び表示器を備え、コマンド発行システム15のGUI152及びコマンドテンプレート作成システム10のGUI102に接続される。
インシデント管理システム14は、障害監視装置92から収集されるインシデントを保持して管理する。
コマンド発行システム15は、インシデント管理システム14で収集されたインシデントに基いて、監視対象機器93で実行されるコマンドを発行する。とりわけ、コマンド作成システム10で作成されたコマンドテンプレート12を用いてコマンドを作成して発行する。発行されたコマンドはコマンド履歴DB16に格納される。なおコマンド履歴DB16の構成は、図3を参照して後述する。
コマンドテンプレート作成システム10は、監視対象機器の構成情報を格納する構成情報DB18、及び作成したコマンドテンプレートを格納するコマンドテンプレートDB17を有する。サーバでプログラムを実行することによってコマンド作成機能を実現し、このコマンド作成機能によって、コマンド履歴DB16及び構成情報DB18を参照してコマンドテンプレートを作成し、その作成したコマンドテンプレートをコマンドテンプレートDB17に格納する。なお、構成情報DB18の構成については、図4を参照して後述する。また、コマンドテンプレート作成システム10はGUI102を備え、コマンド作成に際して必要な情報を運用端末19に表示し、運用管理者による入力を許可する。
運用管理者が操作する運用端末19は、対応手順に従って、コマンド発行システム15と協働して必要なコマンドを実行する。この時、実行したコマンドは、コマンド履歴DB9に蓄積される。また、運用端末19は、コマンドテンプレート作成システム10のコマンドテンプレート編集画面を起動し、コマンド履歴DB16に蓄積されたコマンド列を基に、実行に必要な条件を付加して、コマンドテンプレート12を作成する。
コマンド発行システム15は、コマンドテンプレート作成システム10で作成されたテンプレートと構成情報DB18に格納された構成情報を基に、実行するコマンド列を動的に生成して、そのコマンドを順次実行する。また、コマンド発行システム15はGUI152を備え、コマンド作成に際して必要な情報を運用端末19に表示し、運用管理者による入力を許可する。
図3は、コマンド履歴DB16の構成例を示す。
コマンド履歴DB16は、コマンドを発行した日時を示す「発行日時」、実際に発行したコマンド名を示す「コマンド」、コマンドの「戻り値」およびコマンドの実行結果を示す「応答結果」、の各項目の情報を格納する。
図4は、構成情報DB18の構成例を示す。
構成情報DB18は、サーバや通信機器等の監視対象機器の種別を示す「区分」、対象機器の名称を示す「機器名」、対象機器のIPアドレスを示す「IPアドレス」、サーバや通信機器等の対象機器をグルーピングするための「エイリアス名」、対象機器であるハードウエアのベンダ名や機種名を示す「ハードウエア」、及び対象機器にインストールされたソフトウエア名を示す「ソフトウエア」の各項目の情報を格納する。監視対象機器が変更される度に、この構成情報DB18の内容は更新される。
図2は、コマンド発行システム15の画面例である。
この画面は、運用端末19の表示器に表示され、運用管理者によって参照、操作される。203はコマンドやテンプレートを実行するためのコマンドプロンプト表示エリア、202はテンプレート名をコマンドプロンプト表示エリア203のコマンドラインに表示させるためのボタン、204は本画面を終了するためのボタンである。
運用管理者は入力器を操作して、コマンドまたはコマンドテンプレートの何れかを指定することができる。コマンドプロンプト表示エリア203内にコマンド名又はテンプレート名を指定してリターンキーを押すことで、指定されたコマンド又はテンプレートが実行される。この場合、拡張子「.scp」を持つ文字列は、コマンド発行システム15でコマンドテンプレートとして判断される。また、拡張子のないもの(ping)は、コマンドとして判断される。
図5は、コマンドテンプレートの編集画面の例を示す。
この画面は、コマンド履歴DBから抽出したコマンドの一覧であり、運用端末19の表示器に表示される。
「有効/無効」チェックボックスは、コマンドをテンプレートに含めるか否かを決定する項目である。
「コマンド」列には、構成情報DB18の構成情報の各フィールドを検索して、各コマンドと完全一致した文字列が可変情報の候補として強調表示される。図示の例では、コマンド「ping nw001」の「nw001」が強調表示される。強調表示された文字をどのように変換するかは「可変情報指定」で設定する。運用管理者は運用端末19の入力器を操作して「可変情報指定」の項目をプルダウンして可変情報を選択して設定する。この例では、コマンド内の文字をそのまま実行する[指定値固定]と、インシデントの発生元を設定する[発生元固定]およびエイリアス名から正規表現で条件検索する[エイリアス]を例示している。
「発行条件」は、コマンドを発行する条件を示す。図示の例ではソフトウエアが指定されており、このソフトウエアがインストールされているサーバのみを対象とすることができる。
また、「成否判定」には、戻り値、及びコマンドの実行結果による成否の判定を含む。成否判定の「0」は、コマンドの戻り値であり、コマンドの結果が「0」であれば正常に実行したと判断する。また「Web Server」は、構成情報DBのソフトウエアに「Web Server」が含まれるかを表している。
図6は、コマンドテンプレートの構成例を示す。
このコマンドテンプレートは、実際に発行するコマンドのひな形を示す「コマンド」列、可変情報を変換する条件を示す「可変情報変換条件」、コマンドの変更することができる部分の情報を示す「可変情報」、コマンドの「発行条件」、及びコマンド発行の成否を示す「成否判定」、の各情報から構成される。
コマンドを複数発行する場合に有効となる発行条件を定義する。「発行条件」には、ハードウエアやソフトウエアの条件を定義することができ、この情報をもとに、構成情報DBから発行する対象機器のホストや通信機器を特定することができる。
このコマンドテンプレートは、コマンドテンプレート作成システムで作成されてコマンドテンプレートDB17に格納される。
次に、図8を参照して、コマンドテンプレート作成システム10によるコマンドテンプレートの作成処理動作について説明する。
まず、運用管理者が運用端末19を操作することにより図2の画面を端末19に表示する。そして、運用管理者が画面上のテンプレート参照202を選択すると、コマンドテンプレート編集画面(図5)が表示される。この表示は以下の動作の通りである。
コマンドテンプレート作成システム10は、コマンド履歴DB16に格納された情報を読み込み(S801)、発行したコマンドを抽出する。その後、コマンドを各トークンに分解し、オプション(-で始まる文字列)以外の文字列に対し、構成情報DB18の機器名(ホスト名)、IPアドレス、エイリアス名を検索する(S802)。検索結果を抽出できた場合、可変情報と認識して、コマンド文字列の可変情報の文字を強調表示して、コマンドテンプレート編集画面(図5)に表示する(S803、S804)。
運用管理者は、運用端末19を操作しながら、画面中の可変情報の指定、発行条件、成否判定を選択又は入力し、最後に「終了」ボタン204を操作する(S805)。このようにして、コマンド実行に際して、可変とすべき情報をコマンド中に指定し、かつそのコマンドの発行条件を規定したコマンドテンプレートが作成された。作成されたコマンドテンプレートはコマンドテンプレートDB17に保存される(S806)。
次に、図7を参照して、コマンド発行システム15におけるコマンドの発行処理動作について説明する。
コマンド発行システム15によるコマンド発行動作は、コマンドテンプレート12が作成されて、コマンドテンプレートDB17に格納されていることが前提である。
コマンド発行システム15が起動されると、コマンド履歴DB16に処理開始を示す情報を記録する(S701)。以後、実行するコマンドやコマンドテンプレートは全てコマンド履歴DB16に記録される。
次に、コマンド実行かを判断する(S702)。これは、コマンド発行システムの画面(図2)における、コマンド入力・実行およびテンプレート実行画面203にGUIを通して入力された文字列が、コマンドか又はコマンドテンプレートのファイルかを判断することにより行われる。この判断は、拡張子を用いて行うことができる。例えば、図2に示す画面例における、「sample Template.scp」の「.scp」が拡張子である。「.scp」を持つ文字列が入力された場合、コマンドテンプレートのファイルと認識する。
判断の結果、入力された文字列がコマンドの場合、そのコマンドを実行して(S703)、その実行結果をコマンド履歴DB16に記録する(S704)。実行結果は、コマンド履歴DBの「応答結果」の欄に記録される。
一方、上記コマンド実行の判断(S702)において、コマンドテンプレート名が入力された場合は、コマンドテンプレートDB17からコマンドテンプレートを読み込む(S705)。
次に、コマンドテンプレートによる処理S706〜S706´がコマンド定義数分繰り返す。
まず、入力されたコマンドの可変情報指定が固定かを判断する(S707)。判断の結果、「固定」の場合、コマンドテンプレートに定義されたコマンドを記載したコマンドリストを生成して、コマンドリストエリア(例えばコマンド発行システム15内のメモリ上にある)に格納する(S708)。なお、コマンドリストとは、コマンドテンプレートを元に発行条件を判断して、動的に生成されたコマンドの集まりをいう。
上記のコマンドの可変情報指定の判断の結果、固定でない場合(S707、No)、可変情報指定が発生元固定かを判断する(S709)。判断の結果、「発生元固定」の場合、コマンドテンプレートに定義された置換文字列($XXXX$)を、インシデント管理システム14から抽出した発生元の機器名(例えばホスト名(以下同様である))を元に変換してコマンドリストを生成し、そのコマンドリストをコマンドリストエリアに格納する(S710)。
上記の可変情報指定が発生元固定かの判断の結果、「発生元固定」でない場合(S709、No)、すなわちエイリアスが指定されている場合、コマンドテンプレート内のエイリアスをキーに構成情報DBから機器名を抽出する(S711)。そして、抽出した機器(例えばホスト)の台数分、コマンドテンプレートの当該コマンドを複写しかつ可変文字列を抽出した機器名に変換してコマンドリストを生成し、その生成したコマンドリストをコマンドリストエリアに格納する(S712)。
次に、発行条件指定が存在するかを確認する(S713)。この確認の結果、発行条件の指定がある場合、構成情報DB18を検索して全ての条件が一致する機器名を抽出する(S714)。そして、抽出した機器名とコマンドリストエリアに存在する機器名を比較して、コマンドリストエリアに存在するが、S714で抽出した機器名に存在しないコマンドを、コマンドリストエリアから削除する(S715)。
この時点で、発行するコマンドリストを確定して生成できる。その後、コマンドリストにあるコマンドを監視対象機器93に対して実行する(S716)。そして、コマンド発行システム15は、コマンドの実行結果を確認して、コマンドの実行結果をコマンド履歴DB16の当該コマンドの「応答結果」の欄に格納する(S717)。そして、コマンド履歴DB16に処理終了を示す情報を記録して、当該コマンドの処理を終わる(S718)。
以後、処理S706〜S706´の処理を順次繰り返して、コマンドテンプレートのコマンドを逐次実行する。
以上のように、本実施例によれば、監視対象機器から取得されるインシデントを管理する業務システムにおいて、過去に発行したコマンド発行履歴と対象機器の構成情報からコマンドテンプレートを作成し、かつ作成されたコマンドテンプレートにコマンド発行の条件を規定する。コマンドテンプレートの実行時に、監視対象機器の最近の構成情報と発行条件に基づいて動的にコマンドを生成して実行することが可能となる。これにより、データセンタの機器の構成変更に伴い、テンプレートを修正する作業を省力化することができる。
アウトソーシングサービスにおける障害監視運用サービスのインシデント管理運用業務に利用できる。
1:監視センタ 14:インシデント管理システム 15:コマンド発行システム
16:コマンド履歴DB 17:コマンドテンプレートDB 18:構成情報DB
10:コマンドテンプレート作成システム 12:コマンドテンプレート
19:運用端末
8:ネットワーク 9:データセンタ 92:障害監視装置 93:監視対象機器

Claims (8)

  1. 対象機器のためのコマンドを生成して実行するコマンド処理システムであって、
    過去の発行されたコマンド及び該対象機器に関する構成情報を用いて作成するコマンドテンプレートであって、該コマンドを発行する条件を規定して該コマンドテンプレートを作成するコマンドテンプレート作成システムと、
    該対象機器のコマンド実行に際して、該コマンドテンプレート作成システムで作成された該コマンドテンプレートに規定された該条件を基に、該対象機器の最近の構成情報を参照して、動的に変更したコマンドを発行するコマンド発行システムを有する、
    ことを特徴とするコマンド処理システム。
  2. 前記コマンド処理システムは、
    前記コマンド発行システムによって発行されるコマンドを蓄積するコマンド履歴DBと、
    該対象機器に関する情報を格納する構成情報DBと、
    前記コマンドテンプレート作成システムにより作成されたコマンドテンプレートを格納するコマンドテンプレートDBと、
    前記コマンドテンプレート作成システム及び前記コマンド発行システムに接続され、運用管理者によって操作される端末を有し、
    該端末を操作することで、該端末に表示されるコマンドテンプレート編集画面の項目である、コマンド実行の対象となる対象機器名や対象機器のIPアドレスを動的に生成するための条件を指定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコマンド処理システム。
  3. 前記コマンド履歴DBは、コマンドを発行した日時を示す「発行日時」、発行したコマンド名を示す「コマンド」、コマンドの「戻り値」およびコマンドの実行結果を示す「応答結果」、の各情報を格納する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコマンド処理システム。
  4. 前記構成情報DBは、対象機器の機器名、該対象機器のIPアドレス、該対象機器をグルーピングするエイリアス名、対象機器に関するハードウエア及び該対象機器で使用されるソフトウエア、の各情報を格納する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のコマンド処理システム。
  5. 前記コマンドテンプレートDBは、発行するコマンドのひな形を示すコマンド、可変情報を変換する条件を示す可変情報変換条件、コマンドの変更することができる部分を示す可変情報、コマンドの発行条件、及びコマンド発行の成否を示す成否判定、の各情報を格納する、
    ことを特徴とする請求項乃至4のいずれかの項記載のコマンド処理システム。
  6. 前記端末に表示される前記コマンドテンプレート編集画面には、
    コマンドをテンプレートに含めるか否かを決定するチェックボックスと、可変情報を含むことがある文字列から成るコマンド列と、該可変情報として含ませることができる可変情報の指定を行う可変情報指定と、コマンドを発行する条件を示す発行条件と、コマンド実行の成否を示す情報を示す各項目が含まれる、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかの項記載のコマンド処理システム。
  7. 対象機器のためのコマンドを生成して実行するコマンド処理方法であって、
    過去の発行されたコマンド及び該対象機器に関する構成情報を用いて作成するコマンドテンプレートであって、該コマンドを発行する条件を規定して該コマンドテンプレートを作成するコマンドテンプレート作成ステップと、
    該対象機器のコマンド実行に際して、該コマンドテンプレート作成ステップで作成された該コマンドテンプレートに規定された該条件を基に、該対象機器の最近の構成情報を参照して、動的に変更したコマンドを発行するコマンド発行ステップを有する、
    ことを特徴とするコマンド処理方法。
  8. 前記コマンドテンプレート作成ステップを実行するコマンド発行システムによって発行されるコマンドをコマンド履歴DBに蓄積するステップと、
    該対象機器に関する情報を構成情報DBに格納するステップと、
    前記コマンド発行ステップを実行するコマンドテンプレート作成システムにより作成されたコマンドテンプレートをコマンドテンプレートDBに格納するステップと、
    前記コマンドテンプレート作成システム及び前記コマンド発行システムに接続され、運用管理者によって操作される端末の操作により、該端末に表示されるコマンドテンプレート編集画面の項目である、コマンド実行の対象となる対象機器名や対象機器のIPアドレスを動的に生成するための条件を指定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項7のコマンド処理方法。
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