JP5901405B2 - 低圧蒸気タービン発電装置及び低圧蒸気タービン発電装置の設置方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る低圧蒸気タービン発電装置は、下面と前記下面の上方に設置される上面とを有する筐体と、前記下面に設置され、高圧側蒸気タービンから供給される低圧蒸気によって回転駆動する低圧蒸気タービンと、前記下面に設置され、前記低圧蒸気タービンの回転出力によって発電する発電機とを備え、前記上面は、前記低圧蒸気タービンから供給される蒸気を凝縮する復水器を支持可能な梁材を有し、前記上面の側面には、前記低圧蒸気タービンと前記復水器を結ぶ第1配管を支持する支持部材用の第1孔、及び前記低圧蒸気タービンから蒸気を外部に排出する第2配管に接続されるサイレンサを支持する支持部材用の第2孔が形成されている。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係る低圧蒸気タービン発電装置1,2の構成について説明する。
低圧蒸気タービン発電装置1,2は、例えば低圧蒸気ヘッダ(図示せず。)から0.2MPaから0.5MPa程度かつ120℃から150℃程度の低圧飽和蒸気が供給されて発電を行う。低圧蒸気ヘッダには、高圧側蒸気タービンから蒸気が供給される。
蒸気タービン5の入口部には、低圧蒸気導入管10が接続される。低圧蒸気導入管10は、低圧蒸気ヘッダから供給される低圧蒸気が流れる。低圧蒸気導入管10は、筐体4の内部にて筐体4の長手方向に対して直交する方向に配置される。
筐体4の内部にて、蒸気タービン5と発電機6の間には隔壁15が設けられる。隔壁15によって、蒸気タービン5が発生する熱による発電機6への影響を低減できる。
ドレンタンク8の出口部には、ユニット部3の据付け後に、ドレン排出管(図示せず。)が接続される。ドレン排出管は、プラント等に設けられた既設のドレン配管系統に接続される。
エジェクタ操作用床30は、上面4Bとほぼ同一面に、例えば筐体4の長手方向に対して平行に上面4Bに沿って設けられる。これにより、上面4Bのレベルで作業可能な領域が増えるため、作業員によるエジェクタ17の操作、例えば開閉弁25の開閉動作などが容易になる。
まず、組立工場にて、所定のサイズ(例えば外寸長さ×外寸幅×内寸高さが、5,700mm×2,200mm×3,000mm)で筐体4が形成される。筐体4として、ISO規格に則ったドライコンテナが使用されてもよい。そして、筐体4の内部であって、下面4A上に蒸気タービン5、発電機6、機側盤7、ドレンタンク8及び隔壁15などが設置される。このとき、筐体4内部の範囲において、蒸気タービン5及びドレンタンク8の入口や出口に配管が接続されたり、機側盤7と蒸気タービン5又は発電機6との間の配線が行われたりする。このように各機器や配管及び配線が設けられて、ユニット部3が構成される。これにより、据付け場所における設置作業の手間や時間を低減できる。ユニット部3が所定場所に据え付けられる前に組立工場にて設置可能なユニット部3内部の配管は、例えば低圧蒸気導入管10、ドレン導入管38,39がある。
そして、蒸気排出管35が蒸気タービン5の出口部に設置される。また、サイレンサ34に設けられたトラニオン37をサポータ36上に載置して、サイレンサ34をサポータ36に支持させる。その後、サイレンサ34が、蒸気排出管35と接続される。
まず、高圧側蒸気タービンにおいて仕事を終えた0.2MPaから0.5MPa程度の低圧蒸気が低圧蒸気ヘッダへと排出され、この低圧蒸気ヘッダから低圧蒸気が蒸気タービン5へと供給される。低圧蒸気は、低圧蒸気導入管10から導入され、制御弁12にて蒸気流量が調整された後、ガバナ13へと導かれる。ガバナ13では、蒸気タービン5の回転数が所望回転数に調速されるように蒸気流量が調整される。
高圧側蒸気タービンから排出された低圧蒸気が、蒸気タービン5によって回収されて発電機6によって発電が行われることにより、従来では利用されずに廃棄されていた低圧蒸気のエネルギーが有効に利用される。
2 低圧蒸気タービン発電装置、背圧タービン発電装置
3 ユニット部
4 筐体
4A 下面
4B 上面
4C 柱材
4D,4E,4F,4G 側面
4H 梁材
5 蒸気タービン(低圧蒸気タービン)
6 発電機
7 機側盤
8 ドレンタンク
9 リフティングラグ
10 低圧蒸気導入管
11 蒸気排出管(第1配管)
12,21,22 制御弁
13 ガバナ
14 減速ギヤ
15 隔壁
16 復水器
17 エジェクタ
18 復水ポンプ
19,26 冷却水導入管
20,27 冷却水排出管
23 空気排出管
24 起動用蒸気導入管
25 開閉弁
28 復水排出管
29 復水供給管
30 エジェクタ操作用床
31 はしご
32,36 サポータ(支持部材)
33,37 トラニオン
34 サイレンサ
35 蒸気排出管(第2配管)
38,39 ドレン導入管
40 ボルト用孔(第1孔)
41 ボルト用孔(第2孔)
Claims (3)
- 下面と前記下面の上方に設置される上面とを有する筐体と、
前記下面に設置され、高圧側蒸気タービンから供給される低圧蒸気によって回転駆動する低圧蒸気タービンと、
前記下面に設置され、前記低圧蒸気タービンの回転出力によって発電する発電機とを備え、
前記上面は、前記低圧蒸気タービンから供給される蒸気を凝縮する復水器を支持可能な梁材を有し、
前記上面の側面には、前記低圧蒸気タービンと前記復水器を結ぶ第1配管を支持する支持部材用の第1孔、及び前記低圧蒸気タービンから蒸気を外部に排出する第2配管に接続されるサイレンサを支持する支持部材用の第2孔が形成されている低圧蒸気タービン発電装置。 - 下面と前記下面の上方に設置される上面とを有する筐体と、前記下面に設置され、高圧側蒸気タービンから供給される低圧蒸気によって回転駆動する低圧蒸気タービンと、前記下面に設置され、前記低圧蒸気タービンの回転出力によって発電する発電機とを備え、前記上面は、前記低圧蒸気タービンから供給される蒸気を凝縮する復水器を支持可能な梁材を有し、前記上面の側面には、前記低圧蒸気タービンと前記復水器を結ぶ第1配管を支持する支持部材用の第1孔、及び前記低圧蒸気タービンから蒸気を外部に排出する第2配管に接続されるサイレンサを支持する支持部材用の第2孔が形成されている低圧蒸気タービン発電装置の設置方法であって、
前記上面上に前記復水器を設置するステップと、
前記低圧蒸気タービンと前記復水器を結ぶ第1配管を設置するステップと、
前記第1孔に前記支持部材を設置するステップと、
前記第1孔に設置された前記支持部材に前記第1配管を支持させるステップと、
を含む低圧蒸気タービン発電装置の設置方法。 - 下面と前記下面の上方に設置される上面とを有する筐体と、前記下面に設置され、高圧側蒸気タービンから供給される低圧蒸気によって回転駆動する低圧蒸気タービンと、前記下面に設置され、前記低圧蒸気タービンの回転出力によって発電する発電機とを備え、前記上面は、前記低圧蒸気タービンから供給される蒸気を凝縮する復水器を支持可能な梁材を有し、前記上面の側面には、前記低圧蒸気タービンと前記復水器を結ぶ第1配管を支持する支持部材用の第1孔、及び前記低圧蒸気タービンから蒸気を外部に排出する第2配管に接続されるサイレンサを支持する支持部材用の第2孔が形成されている低圧蒸気タービン発電装置の設置方法であって、
前記低圧蒸気タービンから蒸気を外部に排出する第2配管と前記第2配管に接続されるサイレンサを設置するステップと、
前記第2孔に前記支持部材を設置するステップと、
前記第2孔に設置された前記支持部材に前記サイレンサを支持させるステップと、
を含む低圧蒸気タービン発電装置の設置方法。
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JP2012096902A JP5901405B2 (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | 低圧蒸気タービン発電装置及び低圧蒸気タービン発電装置の設置方法 |
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