JP2015014261A - 蒸気タービンプラントおよびその運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】余剰蒸気のエネルギーを仕事に変換して有効利用することを可能とする。
【解決手段】一の実施形態によれば、蒸気タービンプラントは、蒸気を発生する蒸気発生装置11と、蒸気発生装置11からの蒸気により駆動される第1のタービン14とを備える。さらに、前記プラントは、第1のタービン14に接続された第1の発電機15と、第1のタービン14からの蒸気を水に戻す第1の復水器16とを備える。さらに、前記プラントは、蒸気発生装置11からの蒸気により駆動される第2のタービン23と、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14に流入させる第1の配管1aとを備える。さらに、前記プラントは、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14をバイパスして第1の復水器16に流入させる第2の配管1bと、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14をバイパスして第2のタービン23に流入させる第3の配管1cとを備える。
【選択図】図1
【解決手段】一の実施形態によれば、蒸気タービンプラントは、蒸気を発生する蒸気発生装置11と、蒸気発生装置11からの蒸気により駆動される第1のタービン14とを備える。さらに、前記プラントは、第1のタービン14に接続された第1の発電機15と、第1のタービン14からの蒸気を水に戻す第1の復水器16とを備える。さらに、前記プラントは、蒸気発生装置11からの蒸気により駆動される第2のタービン23と、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14に流入させる第1の配管1aとを備える。さらに、前記プラントは、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14をバイパスして第1の復水器16に流入させる第2の配管1bと、蒸気発生装置11からの蒸気を第1のタービン14をバイパスして第2のタービン23に流入させる第3の配管1cとを備える。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、蒸気タービンプラントおよびその運転方法に関する。
一般に、蒸気タービンプラントは、タービンをバイパスして蒸気を復水器に流入させるタービンバイパス設備を有している。以下、従来のタービンバイパス設備について、図5を参照して説明する。
図5は、従来の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
このプラントは、蒸気発生装置11と、蒸気止め弁12と、蒸気加減弁13と、タービン14と、発電機15と、復水器16と、タービンバイパス弁17とを備えている。このプラントはさらに、蒸気発生装置11に接続され、第1の配管1aと第2の配管1bとに分岐した蒸気配管1を備えている。第1の配管1aは、タービン14に接続され、第2の配管1bは、復水器16に接続されている。
蒸気発生装置11から発生した蒸気は、第1の配管1aに設けられた蒸気止め弁12と蒸気加減弁13とを通過し、発電機15に接続されたタービン14内に供給される。その結果、この蒸気によりタービン14が駆動され、タービン14により発電機15が回転され、発電機15による発電が行われる。タービン14から排出された蒸気は、復水器16内に流入し、そこで凝縮されて水に戻る。
蒸気発生装置11が起動して蒸気が発生し始めたとき、この蒸気をまだタービン14へ通気できないタイミングでは、第2の配管1bに設けられたタービンバイパス弁17を開いて蒸気を復水器16へ流している。この場合、このバイパス蒸気のエネルギーは、復水器16での凝縮過程で冷却源を通じて系外へ排出されるため、仕事には変換されない。
現在、バイパス蒸気のエネルギーを有効利用することが考えられている。例えば、バイパス蒸気の熱エネルギーを給水加熱器や脱気器で回収することが考えられている。しかしながら、この場合には、給水加熱器や脱気器の準備が整うまでは熱回収が開始できないことが問題となる。
また、バイパス蒸気が復水器16内に直接導入されると、バイパス蒸気が持つエネルギーにより復水器16内の構造物が浸食されるため、これを回避するための設計上の配慮や蒸気導入位置の制約などが問題となる。
また、タービンバイパス系が長期間連続して運用される「長期間バイパス運転」が問題となる。長期間バイパス運転の一例は、プラントの起動時や停止時におけるタービンバイパス運転であり、このときのバイパス蒸気の流量は、プラントの定格蒸気流量の数割程度となる。
長期間バイパス運転の期間は、例えば、運転プラントの1回の起動時で半日〜1日程度であり、運転プラントの1回の停止時で半日程度である。また、建設プラントにおける長期間バイパス運転は、プラント試運転期間の大半に断続的に実行され、最低でも延べ200〜300時間におよぶ。
このようにバイパス蒸気を長期間利用せずに捨てていることは、バイパス蒸気のエネルギーを仕事に変換する設備がないことに起因している。従来のタービンバイパス系は、蒸気発生装置11の異常昇圧の防止など、蒸気発生装置11の保護を優先した系統であり、余剰蒸気であるバイパス蒸気を積極的に利用するという発想では設計されていない。
そこで、本発明は、余剰蒸気のエネルギーを仕事に変換して有効利用することが可能な蒸気タービンプラントおよびその運転方法を提供する。
一の実施形態によれば、蒸気タービンプラントは、蒸気を発生する蒸気発生装置と、前記蒸気発生装置からの蒸気により駆動される第1のタービンとを備える。さらに、前記プラントは、前記第1のタービンに接続された第1の発電機と、前記第1のタービンからの蒸気を水に戻す第1の復水器とを備える。さらに、前記プラントは、前記蒸気発生装置からの蒸気により駆動される第2のタービンと、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンに流入させる第1の配管とを備える。さらに、前記プラントは、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第1の復水器に流入させる第2の配管と、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第2のタービンに流入させる第3の配管とを備える。
本発明によれば、第1のタービンをバイパスするバイパス蒸気により第2のタービンを仕事させるため、パイパス蒸気が仕事により発電等に活用でき、有効利用を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図4では、図5と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図5の蒸気タービンプラントは、蒸気発生装置11から発生した蒸気流量のうち、設計上定められた割合の蒸気流量を、タービンバイパス弁17を介して復水器16内に流入させる。一般的な蒸気タービンプラントは、1台のタービン14と1台の発電機15に対し復水器16とタービンバイパス弁17を複数セット備えているが、本明細書では説明の便宜上これらを1セットのみ備える場合について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
図1は、第1実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
このプラントは、蒸気発生装置11と、主蒸気止め弁12と、主蒸気加減弁13と、第1のタービンの例である主タービン14と、第1の発電機の例である主発電機15と、第1の復水器の例である主復水器16と、タービンバイパス弁17とを備えている。このプラントはさらに、副タービン止め弁21と、副タービン加減弁22と、第2のタービンの例である副タービン23と、第2の発電機の例である副発電機24とを備えている。
本実施形態の蒸気タービンプラントは、例えば原子力プラントであり、蒸気発生装置11の例は、BWR(沸騰水型原子炉)の原子炉や、PWR(加圧水型原子炉)の蒸気発生器である。
このプラントはさらに、蒸気発生装置11に接続され、第1、第2の配管1a、1bに分岐した蒸気配管1を備えている。第1の配管1aは、主タービン14に接続され、第2の配管1bは、主復水器16に接続されている。蒸気配管1はさらに、第2の配管1bから分岐した第3の配管1cを含んでいる。第3の配管1cは、副タービン23に接続されている。
主蒸気止め弁12と主蒸気加減弁13は、第1の配管1aに設けられている。本プラントでは、主蒸気止め弁12と主蒸気加減弁13を開くことにより、蒸気発生装置11からの蒸気を主タービン14に流入させ、主タービン14を駆動させることができる。その結果、主タービン14に接続された主発電機15が回転され、主発電機15による発電が行われる。主蒸気止め弁12は開閉弁であり、主蒸気加減弁13は流量調整弁である。
タービンバイパス弁17は、第2の配管1bに設けられている。本プラントは、タービンバイパス弁17を開くことにより、蒸気発生装置11からの蒸気を主タービン14をバイパスして主復水器16に流入させることができる。タービンバイパス弁17は、例えば流量調整弁である。
副タービン止め弁21と副タービン加減弁22は、第3の配管1cに設けられている。本プラントは、副タービン止め弁21と副タービン加減弁22を開くことにより、蒸気発生装置11からの蒸気を主タービン14をバイパスして副タービン23に流入させ、副タービン23を駆動させることができる。その結果、副タービン23に接続された副発電機24が回転され、副発電機24による発電が行われる。副タービン止め弁21は開閉弁であり、副タービン加減弁22は流量調整弁である。
主タービン14から排出された蒸気は、主復水器16内に流入し、そこで凝縮されて水に戻る。同様に、副タービン23から排出された蒸気は、蒸気配管2を介して主復水器16内に流入し、そこで凝縮されて水に戻る。
副タービン23の容量は、主タービン14の容量よりも小さく設計されている。本実施形態の主タービン14は、プラント内の原子炉の定格出力に対し100%の容量を有している。また、本実施形態の副タービン23は、プラント内の原子炉の定格出力に対し100%未満(例えば33%)の容量を有している。
本実施形態のプラントは、副タービン23を1台備えているが、副タービン23を複数備えていてもよい。本プラントは、例えば、プラント内の原子炉の定格出力に対し11%の容量を有する副タービン23を3台備えていてもよい。この場合、これら3台の副タービン23は、すべてを同時に動作または停止させるだけでなく、一部の副タービン23を動作させ、残りの副タービン23を停止させるように使用してもよい。
(第1実施形態の作用効果)
以上のように、本実施形態のプラントは、余剰蒸気であるバイパス蒸気のエネルギーを仕事に変換する副タービン23を備えている。よって、本実施形態によれば、余剰蒸気のエネルギーを仕事に変換して有効利用することが可能となる。
以上のように、本実施形態のプラントは、余剰蒸気であるバイパス蒸気のエネルギーを仕事に変換する副タービン23を備えている。よって、本実施形態によれば、余剰蒸気のエネルギーを仕事に変換して有効利用することが可能となる。
また、本実施形態のプラントは、副タービン23に接続された副発電機24を備えている。よって、本実施形態によれば、余剰蒸気のエネルギーを電力に変換して有効利用することが可能となる。
また、本実施形態のプラントは、副タービン23内で仕事を行ったバイパス蒸気を主復水器16内に排気する。よって、本実施形態によれば、バイパス蒸気が仕事により減温および減圧されることにより、バイパス蒸気による主復水器16へのダメージを軽減することが可能となる。
本実施形態の副タービン23は、運転プラントの起動時および停止時や、建設プラントの試運転期間など、プラントの長期間バイパス運転時に使用可能である。本実施形態によれば、長期間バイパス運転時に、バイパス蒸気を長期間利用せずに捨てることを回避することが可能となる。
なお、本実施形態の長期間バイパス運転時には、長期間バイパス運転の開始直後の短い間、スタンバイ状態の副タービン23が使用できないため、バイパス蒸気をタービンバイパス弁17を介して主復水器16内に捨てる。その後、副タービン23が使用可能となったら、副タービン23へのバイパス蒸気の供給を開始する。
また、本実施形態の副タービン23および副発電機24は、主タービン14および主発電機15の電源喪失時などの非常時のバックアップ電源としても使用可能である。本実施形態の副タービン23および副発電機24は、主タービン14および主発電機15よりも小型であるため、主タービン14および主発電機15に比べて、非常時用の構造を安価に実現しやすいという利点がある。
本実施形態の蒸気タービンプラントは、例えば原子力プラントである。一般に、原子力プラントには、原子炉を停止するのに長い時間が掛かるという課題がある。本実施形態によれば、原子炉を停止するまでに発生する蒸気を、副タービン23により有効利用することが可能となる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
図2は、第2実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
このプラントは、図1に示す構成要素に加えて、副タービン23からの蒸気が供給される熱交換器25を備えている。熱交換器25は、この蒸気の熱エネルギーを熱交換により回収する。この熱交換の過程において、供給された蒸気が凝縮されて水に戻り、配管3を介して主復水器16に排出される。
以上のように、本実施形態のプラントは、バイパス蒸気のエネルギーを仕事に変換する副タービン23に加えて、バイパス蒸気の熱エネルギーを回収する熱交換器25を備えている。よって、本実施形態によれば、余剰蒸気のエネルギーを熱源としても有効利用することが可能となる。
また、本実施形態のプラントは、副タービン23内で仕事を行ったバイパス蒸気を、熱交換器25により水に戻して主復水器16に流入させる。よって、本実施形態によれば、バイパス蒸気による主復水器16へのダメージを回避することが可能となる。
なお、本実施形態の熱交換器25により回収された熱は、プラント内で水や蒸気の加熱用などに使用してもよいし、プラント外で温水設備の水や室内の空気の加熱用などに使用してもよい。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
図3は、第3実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
このプラントは、図1に示す構成要素に加えて、副タービン23からの蒸気を水に戻す副復水器26を備えている。副復水器26は、第2の復水器の例である。副復水器26の容量は、主復水器16の容量よりも小さく設計されている。理由は、バイパス蒸気の流量は、一般に、主蒸気の流量よりも小さいからである。
以上のように、本実施形態のプラントは、主タービン14用の主復水器16とは別に、副タービン23用の副復水器26を備えている。よって、本実施形態によれば、副発電機24による電力を、主復水器16の真空上昇と連動せずに得ることが可能となる。
例えば、主タービン14に振動大の不適合が発生し、主タービン14のタービンバランス処置を要する場合には、主復水器16の真空を解き、主復水器16内の圧力を大気圧まで落とさざるを得ない。その結果、蒸気発生装置11の出力が低下して、プラントは待機状態となる。この場合、プラントに副復水器26がない場合には、主復水器16の真空が解かれていることが原因で副タービン23を使用できず、余剰蒸気のエネルギーは利用されず捨てられることになる。しかしながら、本実施形態によれば、プラントに副復水器26があるため、主復水器16の真空が解かれている場合にも副タービン23を使用でき、余剰蒸気のエネルギーを有効利用することが可能となる。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
図4は、第4実施形態の蒸気タービンプラントの構成を示す概略図である。
このプラントは、図1のプラントの副発電機24をポンプ27に置き換えた構成を有している。このプラントでは、バイパス蒸気により副タービン23が駆動されると、副タービン23に接続されたポンプ27が駆動され、ポンプ27による送液や揚水が行われる。
以上のように、本実施形態のプラントは、副タービン23に接続されたポンプ27を備えている。よって、本実施形態によれば、余剰蒸気のエネルギーをポンプ駆動力に変換して有効利用することが可能となる。
なお、本実施形態のポンプ27は、プラント内での送液や揚水用などに使用してもよいし、プラント外での送液や揚水用などに使用してもよい。
なお、第1〜第4実施形態では、第1、第2、第3の配管1a、1b、1cに設けられた弁の例として、主蒸気止め弁12、主蒸気加減弁13、タービンバイパス弁17、副タービン止め弁21、副タービン加減弁22を挙げたが、これらの配管1a〜1cに設けられる弁の構成は、第1〜第4実施形態で説明した構成に限定されるものではない。また、第1〜第4実施形態で示された構成は、適宜選択して組み合わせることができる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例としてのみ提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図したものではない。本明細書で説明した新規なプラントおよび方法は、その他の様々な形態で実施することができる。また、本明細書で説明したプラントおよび方法の形態に対し、発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。添付の特許請求の範囲およびこれに均等な範囲は、発明の範囲や要旨に含まれるこのような形態や変形例を含むように意図されている。
1:蒸気配管、1a:第1の配管、1b:第2の配管、1c:第3の配管、
2:蒸気配管、3:配管、11:蒸気発生装置、
12:主蒸気止め弁(蒸気止め弁)、13:主蒸気加減弁(蒸気加減弁)、
14:主タービン(タービン)、15:主発電機(発電機)、
16:主復水器(復水器)、17:タービンバイパス弁、
21:副タービン止め弁、22:副タービン加減弁、23:副タービン、
24:副発電機、25:熱交換器、26:副復水器、27:ポンプ
2:蒸気配管、3:配管、11:蒸気発生装置、
12:主蒸気止め弁(蒸気止め弁)、13:主蒸気加減弁(蒸気加減弁)、
14:主タービン(タービン)、15:主発電機(発電機)、
16:主復水器(復水器)、17:タービンバイパス弁、
21:副タービン止め弁、22:副タービン加減弁、23:副タービン、
24:副発電機、25:熱交換器、26:副復水器、27:ポンプ
Claims (10)
- 蒸気を発生する蒸気発生装置と、
前記蒸気発生装置からの蒸気により駆動される第1のタービンと、
前記第1のタービンに接続された第1の発電機と、
前記第1のタービンからの蒸気を水に戻す第1の復水器と、
前記蒸気発生装置からの蒸気により駆動される第2のタービンと、
前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンに流入させる第1の配管と、
前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第1の復水器に流入させる第2の配管と、
前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第2のタービンに流入させる第3の配管と、
を備える蒸気タービンプラント。 - さらに、前記第2のタービンに接続された第2の発電機を備える、請求項1に記載の蒸気タービンプラント。
- 前記第2のタービンからの蒸気は、前記第1の復水器に供給される、請求項2に記載の蒸気タービンプラント。
- さらに、前記第2のタービンからの蒸気が供給される熱交換器を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の蒸気タービンプラント。
- 前記第2のタービンから前記熱交換器に供給された蒸気は、前記熱交換器において水に戻され、前記第1の復水器に排出される、請求項4に記載の蒸気タービンプラント。
- さらに、前記第2のタービンからの蒸気を水に戻す第2の復水器を備える、請求項1または2に記載の蒸気タービンプラント。
- さらに、前記第2のタービンに接続されたポンプを備える、請求項1に記載の蒸気タービンプラント。
- 前記第2のタービンの容量は、前記第1のタービンの容量よりも小さい、請求項1から7に記載の蒸気タービンプラント。
- 前記第2の復水器の容量は、前記第1の復水器の容量よりも小さい、請求項6に記載の蒸気タービンプラント。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の蒸気タービンプラントの運転方法であって、
前記第1の配管に設けられた弁を開くことにより、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンに流入させ、前記第1のタービンを駆動させることと、
前記第2の配管に設けられた弁を開くことにより、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第1の復水器に流入させることと、
前記第3の配管に設けられた弁を開くことにより、前記蒸気発生装置からの蒸気を前記第1のタービンをバイパスして前記第2のタービンに流入させ、前記第2のタービンを駆動させることと、
を含む蒸気タービンプラントの運転方法。
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Cited By (2)
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JP2016148304A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タクマ | 発電システム及び発電方法 |
CN109405239A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-03-01 | 大连范特西西科技有限公司 | 一种热量回收利用装置及方法 |
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