JP5900958B2 - 冗長システムにおけるatm接続装置およびその障害検出方法 - Google Patents

冗長システムにおけるatm接続装置およびその障害検出方法 Download PDF

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Description

本発明は冗長システムにおけるATM接続装置に係り、特にその障害を検出する方法に関する。
SDH/SONETシステムでは、フレーム内のオーバヘッドK1、K2バイトを用いて対向装置との間で制御情報を交換することで自動切替えを実施しており、そのK1、K2バイトの導通ルートが正常であればK1/K2の制御論理シーケンスに従った切替えが発動される。両方向モード、1+1双方向切替え方式では、予備系の受信側装置に選択回路が存在し、どちらか一方の回線(運用系)を選択し、他方(予備系)のペイロード回線データは廃棄される。
APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)機能を備えた通信システムの回線切り替え方法は例えば特許文献1に開示されており、運用系と予備系のATMセルを一致させる同期化方法は特許文献2に開示されている。
特開平9−116555号公報 特開平9−055752号公報
しかしながら、予備系回路にて、K1、K2バイトの導通ルート以外に故障が内在していた場合に問題が生じる。すなわち、切替え(予備系から運用系に切替え)を実施しない限り、予備系の故障が検出できないという問題点である。K1、K2バイトにより対向装置との連携を図り、系の切替を実施するが、予備系に運用系と同様なデータを流さなければ判明できないような故障個所が内在していた場合、その故障を系切り替え以前に検出することが非常に困難である。この状態で運用系故障が発生し、系切り替えを実施した場合、すなわち故障が内在している予備系が運用系となり動作を開始した場合、系切り替えと同時に導通故障が発生する事になり、結果として両系障害となる。
また、回線正常性を確認するOAM(保守運用)セルも存在するが、運用系ルートによる試験のみであり、予備系ルートによる試験ができない。更には、上位レイヤを含めた試験もできない為、予備系回線上で上位レイヤを制御しているデバイス故障が発生していても事前に検出できない。
そこで、本発明の目的は、予備系に内在する障害をAPS切替え前に検出することができるATM接続装置およびその障害検出方法を提供することにある。
本発明によるATM接続装置は、APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置であって、相手側ATM接続装置から受信した運用系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する第一AAL組立手段と、相手側ATM接続装置から受信した予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する第二AAL組立手段と、前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合する比較照合手段と、を有することを特徴とする。
本発明による障害検出方法は、APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置における障害検出方法であって、第一AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した運用系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生し、第二AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生し、比較照合手段が、前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合することで障害を検出する、ことを特徴とする。
本発明によれば、予備系に内在する障害をAPS切替え前に検出することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態によるATM接続装置を用いた冗長化システムの一例を示すブロック図である。 図2はCPCS−PDUのフォーマット図である。 図3は通常のAPS運用時のセル選択論理と本実施形態におけるセル選択論理との相違を説明するための模式図である。 図4は本実施形態におけるAAL部の組み立て制御部の動作を説明するための模式図である。 図5は本実施形態によるATM接続装置において下りAAL運用系33に故障が発生した状態を示すシステム構成図である。 図6は本実施形態によるATM接続装置において下り運用系から予備系へ切替を実施した状態を示すシステム構成図である。 図7は本実施形態における比較照合回路の一例を示すブロック図である。 図8は本実施形態における試験データ照合方法の具体例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態によれば、APSとして規定されている運用系と予備系に流れている同一ATMセルデータを上位レベルであるAAL(ATMアダプテーションレイヤ)まで組み立てた後、比較照合を行う。これにより、予備系側のデバイス故障や障害を即座に検出することができ、予備系に切り替わったときの障害を未然に防止することが可能となる。以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
1.システム構成
図1を参照すると、本実施形態によるATM接続装置を有する制御装置1と対向装置3との間において、上りデータおよび下りデータがそれぞれ冗長化されて伝送される。ここでは制御装置1が上位装置であり、対向装置3がその下位装置である。それぞれの装置内では、下りデータおよび上りデータの導通ルートは完全冗長を取る様に構成されている。なお、図1では、説明を複雑化しないために系交絡が生じていないものとする。
下りAAL運用系11、及び、下りAAL予備系14は、AALレイヤよりも上位のユーザプレーンデータを4つのサービスクラス(クラスA、B、C、D)に基づき、SARヘッダやSARトレイラを挿入し、PDUフレームを生成する部位である。生成したPDUフレームは、次段の下りSW運用系12、及び、下りSW予備系15に送信される。
下りSW運用系12、及び、下りSW予備系15では、運転形式に従った選択制御を実施し、次段の下りATM運用系13や下りATM予備系16に選択送信を行う。図1では、系交絡を生じていない例を示しており、下りSW運用系12から下りATM運用系13へ信号が伝達され、また、下りSW予備系15から下りATM予備系16へ信号が伝達される。
下りSW運用系12と下りSW予備系15の間の信号路にはデータは送受信されない。
下りATM運用系13、及び、下りATM予備系16は、ATMレイヤの制御を実施し、回線側に信号を送信する。ATMレイヤでは、受信したAAL−PDUフレームを48バイトのセルに分割し、ATMヘッダ5バイトを付与して回線へ送信される。
下りATM運用系31、及び、下りATM予備系34は、回線側からATMセルを受信し、セル同期を実施した後、ATMヘッダ内に挿入されているHEC(ヘッダ誤り制御)のチェック、VPI/VCI翻訳制御等を実施する。受信したATMセルは、次段である下り選択回路運用系32や下り選択回路予備系35に送信される。APSでは、運用系の回線と予備系の回線には、同一のデータを流し、受信側にて運用系側のデータを有効とするよう規定している。図1の下り選択回路32では、受信データを有効とし次段の下りAAL運用系33にデータを引き渡す。従来のAPSでは、運用系のデータが有効であり、もう片方の下り選択回路予備系35では、受信データを選択廃棄する。
下りAAL運用系33は、ATMセル組立を実施すると共にフロー制御やSARヘッダ、SARトレイラの誤り訂正を実施する。またSARヘッダやSARトレイラを除去し、ユーザプレーンデータを再生する。
本実施形態では、下り選択回路予備系35では、ATMセルを選択廃棄することなく、次段の下りAAL予備系36へAALデータを送信する。運用系と同様、下りAALM予備系36では、ATMセル組立を実施する。APSの特性上、下りAAL運用系33で再生されたユーザデータと、下りAAL予備系36で再生されたユーザデータとは、同一データが流れる規定となっている。試験データ照合回路37では、運用系で通信されているデータと予備系で再生されたデータとの比較照合を行い、予備系側で故障が発生しているのかどうかを確認する。
上り側の制御データについて下り側と同様である。すなわち、上りAAL運用系40、及び、上りAAL予備系43は、AALレイヤよりも上位のユーザプレーンデータを4つのサービスクラス(クラスA、B、C、D)に基づき、SARヘッダやSARトレイラを挿入し、PDUフレームを生成する部位である。生成したPDUフレームは、次段の上りSW運用系39、及び、上りSW予備系42に送信される。
上りSW運用系39、及び、上りSW予備系42では、運転形式に従った選択制御を実施し、次段の上りATM運用系38や上りATM予備系41に選択送信を行う。図1では、系交絡を生じていない例を示しており、上りSW運用系39から上りATM運用系38へ信号が伝達され、又、上りSW予備系42から上りATM予備系41へ信号が伝達される。
上りSW運用系39と上りSW予備系42の間の信号路にはデータは送受信されない。
上りATM運用系19、及び、上りATM予備系22は、ATMレイヤの制御を実施し、回線側に信号を送信する。ATMレイヤでは、受信したAAL−PDUフレームを48バイトのセルに分割し、ATMヘッダ5バイトを付与して回線へ送信される。
上りATM運用系19、及び、上りATM予備系22は、回線側からATMセルを受信し、セル同期を実施した後、ATMヘッダ内に挿入されているHEC(ヘッダ誤り制御)のチェック、VPI/VCI翻訳制御等を実施する。受信したATMセルは、次段である上り選択回路運用系18や上り選択回路予備系21に送信される。APSでは、運用系の回線と予備系の回線には、同一のデータを流し、受信側にて運用系側のデータを有効とするよう規定している。図1の上り選択回路18では、受信データを有効とし次段の上りAAL運用系17にデータを引き渡す。従来のAPSでは、運用系のデータが有効であり、もう片方の上り選択回路予備系21では、受信データを選択廃棄する。
上りAAL運用系17は、ATMセル組立を実施すると共にフロー制御やSARヘッダ、SARトレイラの誤り訂正を実施する。又、SARヘッダやSARトレイラを除去し、ユーザプレーンデータを再生する。
本発明の実施例では、上り選択回路予備系21では、ATMセルを選択廃棄することなく、次段の上りAAL予備系20へAALデータを送信する。運用系と同様、上りAAL予備系20では、ATMセル組立を実施する。APSの特性上、上りAAL運用系17で再生されたユーザデータと、上りAAL予備系20で再生されたユーザデータとは、同一データが流れる規定となっている。試験データ照合回路23では、運用系で通信されているデータと予備系で再生されたデータとの比較照合を行い、予備系側で故障が発生しているのかどうかを確認する。
2.動作
まず、図2を参照して、AAL受信部(図1の33、36、17、20に該当)におけるATMセル組立制御を、AAL5方式の例を用いて説明する。AAL受信部では、ATMセルは53バイトのデータで構成され、先頭5バイトは、VPI、VCIなどの仮想コネクションにより分割された、SAR−PDUデータの送受信のために使用される。AAL受信部では、VPI、VCIの複数コネクションに対応してSAR−PDUを蓄積し、組立処理を実施する。組み立てられたCPCS−PDUは、AAL5フレームデータとして上位アプリケーションで用いられることになる。CPCS−PDUは、CPCS−PDUペイロード、PAD、CPCS-UU、CPI、LI、CRCにより構成される。
・CPCS−PDU:上位アプリケーションで用いられる有効データ
・PAD:CPCS−PDUペイロードと合わせて4バイトの整数倍になるような挿入バイト
・CPCS-UU:ユーザ情報表示
・CPI:共通部表示
・LI:CPCS−PDUペイロードのレングス
・CRC:巡回冗長検査(CRC-32)
図3(A)に示すように、通常の選択回路予備系のセル選択論理では、予備系側は受信したATMセルを廃棄し、次段のAAL部へATMセルの転送を行わない。
これに対して、本実施形態によれば、図3(B)に示すように、運用系、予備系に関わらず、受信したATMセルを次段のAAL部へデータ転送を行う。すなわち、AAL予備系では、本来、休止されているAAL部へのコネクション単位毎の動作を運用系と同様に実施する。そして、両系の受信データを比較照合することにより、AAL部メモリ等の故障を早期に検出することが可能となり、その結果として、系切替後の両系障害を未然に防止することができる。
さらに、図4を用いて、AAL部の組み立て制御部の動作について説明する。AAL部2では、外部に受信ATMデータのPDUを蓄積するためのデータメモリ部101、CPCS-PDUデータの組み立てを実現するための制御メモリ部103を有する。データ組立は、ATMセル104としてAAL部102に受信され、各コネクション毎にセル組立を行った後、CPS−PDU105として上位アプリケーション部へ転送される。
次にATMセルの組み立て原理を説明する。ATMセル104内部にはATMヘッダが付与されており、ATMヘッダ内にあるVPI/VCIに仮想コネクション値が格納されている。図4の最初に受信されているATMセルではVPI=0、VCI=2の値のATMセルが受信された様子を示している。AAL部102では、受信されたATMセルヘッダから制御メモリ103内にあらかじめ設定されている値を参照する。制御メモリでは、VPI=0、VCI=2ではConnection 2のデータメモリの格納場所、及び、何番目までセルが受信されており次にセルを格納すべきデータメモリ上の位置を示している。従がって、AAL部102では受信したATMセルヘッダ内の値を元に、制御メモリに問い合わせを行い、結果、データメモリ上の該当コネクションの場所へデータを一時格納する。図4では最初のATMセル受信ヘッダ内のVPI、VCIの値を元に制御メモリに問い合わせを行い、connection2の3番目の位置へ受信データを格納している様子を示している。同様に2番目に受信されたATMセル(VPI=l、VCI=m)は、制御メモリの問い合わせを実施した結果としてConnection Nの2番目へデータを格納している様子を示している。
3.具体例
図5は、下りAAL運用系33に故障が発生し、下りAAL予備系36に故障が内在している状態を示す。故障が内在している状態とは、図4のAAL部のデータ格納メモリ部101、AAL部102、制御メモリ部103のいずれかに、通常動作を実施しなければ検出できない故障状態が存在している状態をいう。
図6において、図5に示すように予備系に故障が内在している状態で、実際に故障が運用系(下りAAL運用系)に発生すると、APS動作に従って上位制御装置1と対向装置3の運転系および予備系の全てが切替を実施する。しかしながら、切替が実施されたものの、新たに運転系となった下りAAL運転系には故障が内在している。切替により下りAAL33は予備系となり、その故障部が交換される。しかしながら、新たに運用系となった下りAAL運用系36には故障が内在しているので、故障交換を実施している間に、運用動作を行うことで、再度故障検出され、全体システムとしては冗長回線共々障害に陥り、最悪の場合、両系障害に陥る。本実施形態は、このような事態になる前に、予備系に内在する故障を検出することを可能にする。
4.障害検出
本実施形態において、両系障害を未然に防ぐために試験データ照合回路(図1の23、37)が配備されている。
図7に示すように、バッファライト回路202およびバッファライト回路203は、運用系および予備系から受信するCPCS−PDUをそれぞれのデータバッファメモリ(運用系データバッファ201および予備系データバッファ204)に書き込む回路である。
マクロ的視点では、ATMの両系回線に同一のデータが流れているとはいえ、ミクロ的視点では、各デバイス特性による遅延などにより、同一タイミングで受信されるわけではない。そこで比較実施のために遅延要因をなくすためにそれぞれの系のデータバッファにCPCS−PDUを格納する。
次に比較回路206は、受信完了を持ってそれぞれの系からデータを同時に読み出すように、運用系バッファリード回路205、及び、予備系バッファリード回路207に読み出し起動を行う。比較回路206は、同時に読み出されたデータの運用系を元データとして予備系側のデータを順次比較していく。比較した結果、不一致が発生した場合、エラー通知を行う。但し、この状態では運用系AAL部か予備系AAL部のどちらに故障があるのか判別できない。運用系アプリケーションにて障害が頻発し、比較回路206にて運用系側不一致が発生している場合は運用系側障害と判断できる。また、運用系アプリケーションにて障害が発生せずに、比較回路206にて予備系側不一致が発生している場合は、予備系側に障害が内在している事が判別可能である。なお、このような試験データ照合回路は、ATM接続装置のコンピュータ上でプログラムを実行することにより同等の機能を実現することもできる。
次に、図8を参照して、試験データ照合回路の動作シーケンスを説明する。運用系、予備系とも同一のデータは流れているが、上述したように、実際の回路実現においては若干の時間的な遅延誤差を含む。したがって、比較照合を行う場合、運用系、予備系のデータ受信完了を監視した上で時間的な誤差を吸収するためにメモリを用いる。図8では、運用系のバッファライトをまって予備系側のバッファライト完了を監視し、完了とともに予備系からの完了通知、すなわち到達確認を受信する。両系においてバッファライトが完了したら両系のバッファリードを開始し、データを順次比較する。ATM回線では、一定のセルロスやビットエラーを許容していることから、データ比較チェックの後に保護段数回路を配置し、一定期間や回数による障害通知保護を実施した後、予備系故障と判定する。
5.効果
以上説明したように、本実施形態によれば、APS(自動切替え保護)機能を有した予備系の制御装置および対向装置が運用系に流れているATMセル、AALパケットを廃棄することなく照合することで、APS切替え前に予備系回線の故障を検出することが可能となる。実際に運用系に導通しているATMセルを予備系でも流すことにより、予備系のATM制御回路、AAL制御回路およびそれらに付随するデータメモリ、制御メモリを実際に動作させ、試験網羅率(箇所)を上げることが可能となる
上記の説明および添付図面の記載に基づいて、当業者は本発明の多くの変形例および他の実施形態に想到し得るであろう。したがって、本発明は、開示した具体的実施形態に限定されるものではなく、変形例および他の実施形態も、添付の特許請求の範囲内に含まれるものと解すべきである。本明細書では特定の用語を用いているが、それらは総称的・説明的意味でのみ用いられており、限定を目的としたものではない。
本発明はAPS機能を有するATM通信システムの各通信装置に適用可能である。
1 制御装置
3 対向装置
17 上りAAL運用系
20 上りAAL予備系
23 試験データ照合回路
33 下りAAL運用系
36 下りAAL予備系
37 試験データ照合回路
201 運用系データバッファ
202 バッファライト回路
203 バッファライト回路
204 予備系データバッファ
205 バッファリード回路
206 バッファリード回路
207 比較回路

Claims (10)

  1. APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置であって、
    相手側ATM接続装置から受信した運用系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する第一AAL組立手段と、
    相手側ATM接続装置から受信した予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する第二AAL組立手段と、
    前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合する比較照合手段と、
    を有することを特徴とするATM接続装置。
  2. 前記比較照合手段は、
    運用系および予備系のユーザデータをそれぞれ格納する運用系および予備系データバッファと、
    前記運用系および予備系データバッファから同時に読み出されたユーザデータを比較する比較手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のATM接続装置。
  3. 上記比較手段は、前記運用系および予備系データバッファから同時に読み出されたユーザデータを順次比較し、不一致を検出した時にエラー通知を行うことを特徴とする請求項2に記載のATM接続装置。
  4. APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置における障害検出方法であって、
    第一AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した運用系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生し、
    第二AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生し、
    比較照合手段が、前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合することで障害を検出する、
    ことを特徴とする障害検出方法。
  5. 前記運用系および予備系のユーザデータをそれぞれ格納した後、同時に読み出されたそれぞれのユーザデータを順次比較し、不一致を検出した時にエラー通知を行うことを特徴とする請求項4に記載の障害検出方法。
  6. 前記運用系で障害あるいは故障が生じていないときに前記不一致が検出されることで、前記予備系の障害を検出することを特徴とする請求項5に記載の障害検出方法。
  7. APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置が複数の通信装置にそれぞれ設けられた冗長化通信システムであって、
    第1通信装置が、通信相手の第2通信装置から受信した運用系のATMセルデータおよび予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)の運用系ユーザデータおよび予備系ユーザデータをそれぞれ再生する第一AAL組立手段および第二AAL組立手段と、前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合する比較照合手段と、を有する、
    ことを特徴とする冗長化通信システム。
  8. 前記比較照合手段は、
    運用系および予備系のユーザデータをそれぞれ格納する運用系および予備系データバッファと、
    前記運用系および予備系データバッファから同時に読み出されたユーザデータを比較する比較手段と、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の冗長化通信システム。
  9. 上記比較手段は、前記運用系および予備系データバッファから同時に読み出されたユーザデータを順次比較し、前記運用系で障害あるいは故障が生じていないときに前記不一致が検出されることで、前記予備系の障害を検出することを特徴とする請求項8に記載の冗長化通信システム。
  10. APS(Automatic Protection Switching; 自動切替保護)として規定された運用系と予備系とを有するATM接続装置のコンピュータに障害検出機能を実現させるプログラムであって、
    第一AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した運用系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する機能と、
    第二AAL組立手段が、相手側ATM接続装置から受信した予備系のATMセルデータからAAL(ATMアダプテーションレイヤ)のユーザデータを再生する機能と、
    比較照合手段が、前記第一AAL組立手段により再生された運用系のユーザデータと前記第二AAL組立手段により再生された予備系のユーザデータとを比較照合することで障害を検出する機能と、
    を前記コンピュータで実現させることを特徴とするプログラム。
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