JP5898611B2 - タッチセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、物体の接触を検知するために用いられるタッチセンサに関する。
一般に、車両に設けられる自動開閉装置は、開口部を開閉する開閉体と、開閉体を動作させる動力を発生する電動モータと、開閉体の開閉動作を制御する操作スイッチとを有している。そして、自動開閉装置は、操作スイッチが人為的に操作されると、電動モータが駆動されて、開閉体の開動作または閉動作を行うようになっている。さらに、自動開閉装置は、操作スイッチの操作以外の条件に基づいて、開閉体を動作させることができるように構成されている。例えば、自動開閉装置は、開口部を構成する壁と開閉体との間に物体が挟まれたことを検知する物体検知装置を備えていることがある。この物体検知装置は、物体がタッチセンサに接触すると、これを検知できるように構成されている。そして、自動開閉装置は、物体がタッチセンサに接触したことが検知されると、操作スイッチの操作が行われていなくても、閉動作している開閉体を開動作させる、または、閉動作している開閉体を停止させる等の制御を行うことができる。上記タッチセンサの一例が、特許文献1に記載されている。
この特許文献1に記載されたタッチセンサは、2本の導電材と、絶縁体により形成された管状体とを有する。また、2本の導電材は、長手方向に螺旋状に配置されており、管状体は、2本の導電材同士を電気的に接触しない状態で保持している。具体的には、2本の導電材の一部は管状体の内面に埋め込まれている。さらに、管状体は、外力により容易に変形し、外力がなくなれば直ちに復元する特性を有する。
一方、2本の導電材の一方の端部には、電源及び電流計が接続され、2本の導電材の他方の端部には、電流調整用の抵抗が接続されることにより、電気回路が形成されている。さらに、電気回路には通電されており、物体がタッチセンサに接触して管状体が変形すると、2本の導電材同士が接触して短絡電流が流れ、この電流増加に基づいて異常を検知することができる。
特許第3707796号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたタッチセンサにおいて、管状体の中心は空間であるため、管状体の外面に物体が接触して変形量が大きくなると、少なくとも2本の導電材同士の接触圧力が高くなり、導電材が損傷する虞れがあった。
本発明の目的は、物体が管状体に接触したときに、管状体の変形量をなるべく少なくすることのできるタッチセンサを提供することにある。
本発明のタッチセンサは、絶縁材により形成され、かつ、弾性変形することが可能な管状体と、この管状体の内部に設けられ、かつ、前記管状体に外力が加えられて前記管状体が変形することにともない相互に接触する複数の導電材とを有するタッチセンサであって、前記管状体の内部における前記複数の導電材同士の間に設けられており、かつ、前記管状体が変形していないときに前記複数の導電材同士を非接触状態に保持するスペーサ部材を有し、前記複数の導電材は、前記スペーサ部材の外面に螺旋状に巻かれていることを特徴とする。
本発明のタッチセンサは、前記複数の導電材は、前記スペーサ部材の外面に固定されていることを特徴とする。
本発明(請求項1)によれば、管状体が変形していないとき、複数の導電材同士は相互に非接触状態にある。一方、管状体に外力が加わり管状体が変形すると、複数の導電材同士が接触する。また、複数の導電材同士の間にスペーサ部材が設けられているため、管状体が変形して導電材がスペーサ部材に接触すると、管状体はそれ以上は変形せず、管状体の変形量をなるべく少なくすることができる。したがって、導電材同士の接触圧力が増加することを抑制でき、導電材の変形を抑制できる。
本発明によれば、管状体の円周方向におけるどの位置に外力が加わって、導電材同士が接触することができる。
本発明(請求項)によれば、管状体に外力が加わって管状体が変形し、かつ、導電材同士が接触した後、管状体に加えられていた外力がなくなり、管状体が元の形状に戻ると、接触していた導電材同士が非接触の状態に戻る。
本発明のタッチセンサを用いた車両の側面図である。 本発明のタッチセンサを用いた車両の制御系等を示す模式図である。 本発明のタッチセンサを取付けた車両のサイドドアを前方から見た模式図である。 本発明のタッチセンサの構成を示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明のタッチセンサは、例えば、車両に設けることができ、その車両の概略構成を図1、図2により説明する。車両10はワンボックスタイプのものであり、車両10の側部には開口部12が形成されている。また、車両10は、開口部12を開閉する自動開閉装置を有する。この自動開閉装置は、スライドドア13及び電動モータ14を有する。スライドドア13は、例えば、図示のように側面形状が略四角形を有する。スライドドア13は、開口部12を開閉するように、前方または後方に向けて動作することが可能である。
このため、車両10の車体10aには、スライドドア13の動作を案内するレール10bが設けられている。電動モータ14は、スライドドア13を動作させる動力を発生する動力源である。電動モータ14は、車体10aに取付けられており、電動モータ14の動力は、ドラム、ケーブルを経由してスライドドア13に伝達されるように構成されている。便宜上、ドラム、ケーブルは図面に示されていない。
また、自動開閉装置は、電動モータ14の回転及び停止、回転方向、回転数等を御する制御装置15を有する。さらに、自動開閉装置は、人為的に操作される操作スイッチ16を有する。この操作スイッチ16は、車両10の運転席に設けられていてもよいし、ドアハンドルの操作と連動するように構成されていてもよい。制御装置15は、操作スイッチ16の信号が入力されると、電動モータ14を正回転、逆回転、停止させる制御を行うことができる。
一方、制御装置15は、操作スイッチ16が操作されているか否かに関わりなく、スライドドア13の動作方向を反転させる制御、または動作しているスライドドア13を停止させる制御を行うことができる。このような制御を行うために、自動開閉装置は、物体の接触を検知する物体検知装置17を有する。物体検知装置17は、スライドドア13と、開口部12を形成する車体10aの一部との間に物体が挟まれたこと、または、動作中のスライドドア13に物体が接触されたこと等を検知するために設けられている。物体は、人体の一部、人が着用している衣服、人が持っている荷物等を含む。そのために物体検知装置17はタッチセンサ18を有する。
タッチセンサ18は、車両10の前後方向でスライドドア13の前端部分に取り付けられている。タッチセンサ18は、スライドドア13の形状に沿って上下方向に配置された長尺形状を有する。また、図3のようにスライドドア13は、ガラス13aが取付けられた上側部分13bと、上側部分13bよりも下に位置する下側部分13cとを有する。そして、上側部分13bよりも下側部分13cの方が車両10の幅方向における寸法、つまり厚さが異なっている。具体的には、上側部分13bよりも下側部分13cの方が厚く構成されており、スライドドア13の厚さ方向における外面形状が湾曲している。タッチセンサ18は、スライドドア13の厚さ方向の外面形状に沿って湾曲もしくは屈曲されて、スライドドア13の前端部分に取付けられている。
タッチセンサ18は、図4のように中空の被覆材19と、被覆材19の内部に設けられた複数の電極20と、被覆材19の内部に設けられたスペーサ部材21とを有する。被覆材19は、複数の電極20及びスペーサ部材21を保持する要素である。被覆材19は、半径方向に沿った平面内の断面形状が円形である管状体である。断面形状が円形とは、被覆材19に半径方向の外力が加えられていない状態での形状である。被覆材19は、半径方向の中心線がスライドドア13の厚さ方向の外面形状に沿うように配置されている。被覆材19の中心線は、便宜上、図示されていない。被覆材19の半径方向の厚さは、円周方向の全ての位置で同一となっている。
また、被覆材19は可撓性を有する材料により構成されている。具体的に説明すると、被覆材19は、半径方向の外力が加えられると弾性変形する一方、外力がなくなると元の形状に戻る復元性を有する。また、被覆材19は、電流を通さない絶縁体である。このような特性の被覆材19を構成する材料としては、復元性ゴム、復元性プラスチック等を用いることができる。復元性ゴムには、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム等が含まれる。復元性プラスチックには、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重合体、エチレンメチルメタクリレート共重合体、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、オレフィン系あるいはスチレン系の熱可塑性エラストマー等が含まれる。
複数の電極20は、図示の例では4本設けられている。電極20は導電性及び可撓性を有し、電極20は、金属製の導線20aと、導線20aの外周側を被覆した外側層20bとにより構成されている。導線20aを構成する金属材料には、銅、銅合金等が含まれる。導線20aは単体でもよいし、複数の導線20aをより合わせて構成してもよい。外側層20bは、導電性ゴム、導電性プラスチック等により構成されている。また、外側層20bは、被覆材19と同様に復元性、可撓性を備えている。このため、外側層20bを構成するゴム、プラスチックとしては、被覆材19を構成する復元性ゴム、復元性プラスチックを用いることができる。この復元性ゴム、復元性プラスチックに、カーボンブラック等の導電性充填剤を配合することにより、導電性ゴム、導電性プラスチックが構成されている。そして、4本の電極20は、全て半径方向の断面形状が円形であり、4本の電極20は外径が同一である。
スペーサ部材21は、被覆材19が弾性変形していない状態において、電極20同士を非接触に維持するための要素である。スペーサ部材21は、被覆材19の半径方向における中心に設けられており、かつ、被覆材19の長手方向に沿って配置された長尺形状を有する。スペーサ部材21は、電極20同士の接触を防止するための要素であるとともに、外力が加えられると弾性変形し、外力が除かれると元の形状に戻る復元性を有する。スペーサ部材21は、金属材料により構成された芯材21aと、芯材21aの周囲を被覆した被覆層21bとを有する。被覆層21bは、外力が加えられると弾性変形し、外力が除かれると元の形状に戻る復元性を有する、復元性を備えた絶縁材料により構成されている。被覆層21bの材料としては、被覆材19と同様の材料を用いることができる。
スペーサ部材21は、被覆材19の半径方向における平面内の断面形状が円形である。そして、4本の電極20は、スペーサ部材21の外周面に螺旋状に巻き付けられている。4本の電極20は、スペーサ部材21の外面に接着剤を用いて固定されており、4本の電極20は、被覆材19の外面に物体が接触していない状態において、相互に接触していない。つまり、スペーサ部材21の円周方向において、隣り合う電極20同士の間には、一定量の隙間が形成されている。この隙間量は、スペーサ部材21の円周方向におけるものである。さらに、4本の電極20の外面を結ぶ外接円の直径は、被覆材19の内周面の直径以下である。この外接円は、便宜上、図示されていない。
さらに、物体検知装置17は、図2に示す電気回路22を有し、4本の電極20は電気回路22に直列に配置されている。図2においては、4本の電極20を、便宜上、電極20A,20B,20C,20Dとして区別する。なお、図2においては、便宜上、被覆材19、スペーサ部材21は示されていない。スペーサ部材21の円周方向において、電極20Aの両側に電極20C,20Dが配置されており、電極20Aと電極20Bとの間に電極20Cが配置されている。そして、電極20Aの一端は電源23に接続され、電極20Aの他端は電極20Bの一端に接続されている。その電極20Bの他端は検出用抵抗24を介して電極20Cの一端に接続されている。また、電極20Cの他端は電極20Dの一端に接続され、電極20Dの他端は接地されている。したがって、検出用抵抗24よりも電源23側に直列に接続された電極20Aと電極20Bとにより構成される電源側電極群と、検出用抵抗24よりも接地側に直列に接続された電極20Cと電極20Dとにより構成される接地側電極群とが、検出用抵抗24を介して直列に接続されている。このように、4本の電極20A,20B,20C,20Dは直列に接続されている。また、電源側電極群の電極20Aと電極20B、および接地側電極群の電極20Cと電極20Dは、それぞれ同じ電極群に属する電極同士が180度反対側に配置され、隣り合う電極20がそれぞれ異なる電極群に属する電極になるように配置されている。さらに、物体検知装置17は、電気回路22の電圧を検知する電圧検知センサ25を有し、制御装置15は電圧検知センサ25の信号を処理する。電圧検知センサ25は、一端が電源23と電極20Aとの間に接続され、他端が制御装置15に接続されることで電源電圧の分圧を検出している。なお、電源23は、バッテリ、キャパシタのいずれでもよい。
タッチセンサ18に物体が接触していない場合、4本の電極20A,20B,20C,20Dのうち、隣り合う電極同士は接触(短絡)していない。一方、電源23から電気回路22に電流が流れており、隣り合う電極同士が接触していない状態では、検出用抵抗24を電流が通過するため、電圧降下が生じる。これに対して、タッチセンサ18は、被覆材19の外面に物体が接触する、すなわち、被覆材19に外力が加わると、被覆材19が半径方向に弾性変形する。すなわち、中心線と垂直な平面内において、被覆材19の外周形状は楕円形となる。すると、被覆材19の内面が電極に押し付けられて、スペーサ部材21及び電極が弾性変形する。そして、スペーサ部材21の外周側で隣り合う電極同士が接触し、検出用抵抗24の両端が短絡され、検出用抵抗24に電流が流れなくなり、電圧降下は生じなくなる。電圧検知センサ25は、検出用抵抗24が短絡されていない状態の電源電圧の分圧または、検出用抵抗24が短絡された状態の電源電圧の分圧のいずれかを制御装置15に出力する。制御装置15は、電圧検知センサ25の出力信号を処理して、物体がタッチセンサ18に接触したか否かを検知することができる。
すなわち、タッチセンサ18は、電気回路22の一部を構成する部品であり、タッチセンサ18の単独では、物体の接触を検知する機能を有しておらず、電気回路22を短絡させるスイッチとしての機能を有する。そして、制御装置15は、スライドドア13が前方へ向けて動作しているときに、タッチセンサ18に物体が接触すると、スライドドア13を停止させるか、またはスライドドア13を後方に向けて動作させるように、電動モータ14を制御することができる。なお、制御装置15は、スライドドア13が停止しているときに、タッチセンサ18に物体が接触すると、スライドドア13を後方に向けて動作させるように、電動モータ14を制御することもできる。なお、物体が被覆材19の外面から離れると、被覆材19は元の形状に復元し、かつ、接触していた電極同士は非接触状態に戻る。
本実施形態のタッチセンサ18は、被覆材19の半径方向で4本の電極20同士の間にスペーサ部材21が設けられているため、物体が被覆材19に接触して被覆材19が弾性変形しても、スペーサ部材21が所定量だけ弾性変形すると、被覆材19はそれ以上は変形しない。したがって、被覆材19の半径方向における変形量をなるべく少なくすることができる。また、電極20に過大な圧力が加わって、電極20が損傷、変形することを防止できる。言い換えれば、タッチセンサ18の耐久性を向上することができる。具体的に説明すると、本構造のタッチセンサ18は、被覆材19の厚さの2倍+スペーサ部材21の外径となるまで、半径方向に変形、つまり潰れる。
また、タッチセンサ18は、耐久性、耐屈曲性を向上させるために、被覆材19の半径方向の肉厚をなるべく厚くすることが可能である。このとき、被覆材19の外径を変えずに、被覆材19の内径を小さくしてなるべく肉厚を増す設計とする。これは、タッチセンサ18を取付けることのできるスペースには制約があり、被覆材19の外径を大きくすることは実用的ではないからである。本実施形態のタッチセンサ18は、被覆材19の半径方向で電極20同士の間にスペーサ部材21がある。このため、被覆材19の内径を小さくしても、物体が被覆材19に接触していない状態において、電極20同士の接触を防止できる。すなわち、タッチセンサ18は、スライドドア13の形状に沿って湾曲、または屈曲させて取り付けると、タッチセンサ18は、物体が接触していないときに、電極20同士が接触することを抑制できる。したがって、タッチセンサ18はスライドドア13の形状に対する形状追従性が高い。
さらに、4本の電極20同士の間にスペーサ部材21があるため、タッチセンサ18に物体が接触すると、隣り合う電極20同士が接触し、180度反対側にある電極20同士が接触することはない。すなわち、異なる電極群同士が接触することで、通常設けられている検出用抵抗24を通る経路と並列して電極20同士が接続された状態となる。このため、電極20同士が接触した際の電極全体の抵抗は、検出用抵抗24の抵抗値よりも低くなる。
また、複数の電極20は、スペーサ部材21の外面に螺旋状に巻き付けられているため、被覆材19の円周方向におけるどの位置に物体が接触しても、隣り合う電極20同士が接触できる。さらに、複数の電極20は、スペーサ部材21の外面に接着剤により固定されている。したがって、被覆材19の外面に物体が接触して物体が変形し、かつ、隣り合う電極20同士が接触した後、被覆材19から物体が離れると、隣り合う電極20同士が元の位置に復帰して相互に非接触の状態となる。
ここで、本実施形態で説明した構成と、本発明の構成との対応関係を説明すると、被覆材19は、本発明の管状体に相当し、電極20が、本発明の導電材に相当する。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、複数本の電極は4本未満でもよいし、4本を超えていてもよい。また、被覆材19の断面形状は円形となっているが、楕円形状でもよい。また、スペーサ部材21には芯材21aを入れなくてもよい。さらに、本実施形態のタッチセンサは、車両のルーフに形成した開口部を開閉するパネルに取り付けることもできる。本実施形態のタッチセンサは、車両の後部に形成した開口部を開閉するように、ヒンジ部を介して回動するドアに取り付けることもできる。さらに、本実施形態のタッチセンサは、建築物の出入り口を開閉するドア、出入り口を構成する壁等に取り付けることもできる。
10 車両
10a 車体
10b レール
12 開口部
13 スライドドア
13a ガラス
13b 上側部分
13c 下側部分
14 電動モータ
15 制御装置
16 操作スイッチ
17 物体検知装置
18 タッチセンサ
19 被覆材
20,20A,20B,20C,20D 電極
20a 導線
20b 外側層
21 スペーサ部材
21a 芯材
21b 被覆層
22 電気回路
23 電源
24 検出用抵抗
25 電圧検知センサ

Claims (2)

  1. 絶縁材により形成され、かつ、弾性変形することが可能な管状体と、この管状体の内部に設けられ、かつ、前記管状体に外力が加えられて前記管状体が変形することにともない相互に接触する複数の導電材とを有するタッチセンサであって、
    前記管状体の内部における前記複数の導電材同士の間に設けられており、かつ、前記管状体が変形していないときに前記複数の導電材同士を非接触状態に保持するスペーサ部材を有し、
    前記複数の導電材は、前記スペーサ部材の外面に螺旋状に巻かれていることを特徴とするタッチセンサ。
  2. 請求項1記載のタッチセンサにおいて、前記複数の導電材は、前記スペーサ部材の外面に固定されていることを特徴とするタッチセンサ。
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