JP5897995B2 - アルカリ性のアナタース形チタニアゾル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アルカリ性のアナタース形チタニアゾルとその製造方法に関する。このゾルは光触媒膜やレンズ等の光学部品に高屈折率のコーティング膜を形成するのに有用である。
よく知られているように、酸化チタンは酸素と水の存在下、光照射によって物質の酸化還元反応を触媒する強力な光触媒である。透明性を要する酸化チタン光触媒膜を形成するためにはナノサイズの粒子径を有するチタニアゾルが有用である。ところがよく知られた方法、すなわち、四塩化チタンまたは硫酸チタニルのような水溶性チタン化合物を加水分解して得られる酸化チタン水和物(チタン酸)を塩酸や硝酸のような強酸で解膠して得られるチタニアゾルは強酸性であるため、ガラスやセラミック等の耐酸性の基材の表面に光触媒膜を形成する場合に用途が限られる。
光触媒活性はアナタース形酸化チタンが最も強力であることが知られているので、液性がアルカリ性(pH9以上)のアナタース形チタニアゾルの提供が望まれる。液性がアルカリ性であれば、バインダー用のシリカゾルや有機ポリマーとの混和物の形で長いポットライフを有する組成物を提供することができる。
これまで知られているアルカリ性のアナタース形チタニアゾルの製造方法は、水溶性チタン化合物とアルカリ金属の水酸化物もしくは炭酸塩またはアンモニウム化合物とを反応させて得られるゲルへ、アルカリ金属の水酸化物、水酸化アンモニウム、またはメチルアミン、トリメチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミンのような有機アミンを添加し、100℃以上で水熱処理する方法(特許文献1)、及びチタン酸ゲルを水酸化四級アンモニウムの存在下で水熱処理する方法(特許文献2)である。両方法とも水熱処理が必要であり、後者のゾルは乾燥して光触媒として使用する時、ゾルに含まれる水酸化四級アンモニウムからガスが発生し、有害物質の分解反応が妨害される。また前者のゾルは透明性を有しないことが特許文献2に記載されている。
特公平2−62499号公報 特開2007−320839号公報
そこで、本発明の課題は、液性がアルカリ性、すなわちpH9以上であり、光触媒活性が高く、また透明度の高いアナタース形チタニアゾル及びその製造方法において、先行技術の欠点を解消し、改良することである。
本発明によれば、例えば硫酸チタニルの熱加水分解によって生成させた酸化チタン水和物(メタチタン酸)を、水の存在下で沸点が25℃〜90℃の範囲にあるモノ−,ジ−またはトリアルキルアミンで解膠することにより、上記課題を解決する。
この方法で製造されたチタニアゾル(本発明のチタニアゾル)は、TiO濃度1%において40%未満のヘイズ値を示し、pHは一般に9.0〜13.0の範囲内にある。このためシリカゾルまたは水系アクリル樹脂と混合し、室温で1週間放置しても凝集、増粘がなく、高い安定性を示す。
これに対し酸化チタン水和物を塩酸または硝酸で解膠して製造されたチタニアゾルは強酸性(pH約1.0)であり、ヘイズ値で表した透明度は高いが、シリカゾルまたはアクリル系水性バインダー樹脂と混和性がなく、混和すると直ちにまたは経時的に凝集、増粘する。
酸化チタン水和物(メタチタン酸)はアンモニア水やトリエタノールアミンの水溶液には解膠しないのでゾルを形成しない。また、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)のような水酸化アンモニウムの水溶液には解膠して均一に分散し、透明度の高いアルカリ性のチタニアゾルを生成するものの、乾燥しても四級アンモニウム塩基が残存し、これからガスを発生するので、除去しようとする物質の光化学反応による分解を妨害する。本発明で解膠に用いるアミンは、温度が100℃以上の乾燥温度へ上昇する前に気化し、乾燥した光触媒に残存しないのでそのような欠点はない。また、沸点が25℃以下のアミンは常温での揮発が激しく臭いがきつい上、ゾルとしての安定性が悪い。
本発明のアルカリ性のアナタース形チタニアゾルは、沸点が25℃〜90℃の範囲にあるモノ−、ジ−またはトリアルキルアミンを含有する。本発明の一つの実施形態のアナタース形チタニアゾルにおいて、沸点が上記範囲にあるアミンの具体例は、ジエチルアミン(bp55℃)、トリエチルアミン(bp89℃)、イソプロピルアミン(bp33℃)、ジイソプロピルアミン(bp84℃)、s−ブチルアミン(bp64℃)、t−ブチルアミン(bp45℃)などを含む。
これらアミンの添加量は、ゾルのpHを9.0以上、好ましくは10.0〜13.0の範囲とするに十分な量であり、例えばゾル中のTiO分に対して20〜100wt%が好ましく、より好ましくは30〜50wt%、さらに好ましくは例えば40wt%である。アミンの添加量が20wt%以下または100wt%以上になると、解膠不良や安定性の低下といった問題が発生する場合がある。アミン添加時のTiOとしての酸化チタン水和物ケーキの濃度は50wt%以下が好ましく、より好ましくは5〜30wt%、さらに好ましくは例えば10wt%に調節される。この濃度は製造したチタニアゾルのTiO濃度に等しい。酸化チタン水和物ケーキの濃度が50%以上になると解膠不良が起きる場合がある。
酸化チタン水和物(メタチタン酸)は硫酸チタニル、四塩化チタン、硝酸チタン等のチタン塩、あるいはチタンイソプロポキシド、チタンブトキシド等のチタンアルコキシドを加水分解したものが使用される。具体的な加水分解の方法は熱加水分解、アンモニア水、NaOH、KOH、アミン類等の一般的なアルカリでの加水分解、チタンアルコキシドの加水分解等が考えられ、いずれかに限定されるものではない。
チタンの加水分解物は余分な塩類を除去するために脱塩される。一般的にはろ過、限外ろ過等を行い脱水するが、脱塩の方法については限定しない。必要に応じてレパルプ、スラリー化を行い、ろ過、洗浄することで、酸化チタン水和物のウェットケーキを調製する。酸化チタンウェットケーキの固形分は15wt%〜70wt%が好ましく、より好ましくは30wt%〜60wt%である。酸化チタンウェットケーキの固形分が15wt%以下ではチタニアゾル中のTiO濃度が低くなりゾルにならない場合があり得、また、70wt%以上では解膠不良によりゾルにならない場合があり得る。
酸化チタン水和物のウェットケーキに上述のアミン及び濃度調整用の水を加えるが、その加える順序については、(1)アミンを加えたのち水を添加する、(2)水を加えたのちアミンを添加する、(3)アミンと水を同時に添加する、のいずれの方法でもよい。また、ゾルへの解膠を促進するために撹拌することが望ましい。解膠時の温度は5℃〜50℃であることが好ましく、より好ましくは10℃〜40℃である。5℃以下では温度が低すぎて解膠しづらい場合があり、50℃以上では粒子が凝集して解膠しづらい場合がある。
生成したアルカリ性のアナタース形チタニアゾルは、そのまま、または適当な濃度へ希釈後、シリカゾルやアクリル系水性バインダー樹脂のようなバインダーと混合して基材の表面に透明な光触媒膜を形成するために使用することができる。また高い透明度を利用してレンズやプリズムなどの光学部品の表面に反射防止や屈折率調節のための透明なコーティング層を形成するためにも使用することができる。これらの用途において、液性がアルカリ性のため基材の材質が耐酸性のものに限定されないこと、及びシリカゾルやバインダー樹脂と自由に混和することができ、混和後のポットライフが長いという有益な効果がある。
以下の実施により本発明を例証する。実施例中、特記しない限り%は重量基準による。
(実施例1)
1Lのガラスビーカーに、80℃に加熱した水600gを入れ、TiO濃度200g/Lの硫酸チタニル水溶液150mLを撹拌下に滴下し、滴下終了後30分間熟成する。その後10%希釈アンモニア水を加え、pH8に調節した後、反応液を濾過して生成した酸化チタン水和物を濾過ケーキとして回収し、水でよく洗浄した。ケーキを再びガラスビーカーに移し、ジエチルアミン12g(ケーキのTiO含量に対して40%)と純水を加え、トータル液量を300gとしたのち、25℃で1時間撹拌して解膠することにより、TiO濃度10%のチタニアゾルを得た。このゾルを110℃で乾燥した粉体のX線回折チャートにはアナタース形のピークが観察された。
(実施例2)
ジエチルアミンを当量のs−ブチルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(実施例3)
ジエチルアミンを当量のt−ブチルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(実施例4)
ジエチルアミンを当量のトリエチルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(実施例5)
ジエチルアミンを当量のイソプロピルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(実施例6)
ジエチルアミンを当量のイソプロピルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(比較例1)
TiO濃度200g/Lの硫酸チタニル水溶液150mLを、10%希釈アンモニア水を用いてpH7に調整し、反応液を濾過してケーキを洗浄した。そのケーキに60%硝酸17.5g(TiOに対してHNOとして35%)を加え、トータル液量を水にて300mLに調整した後、80℃で1時間熟成した。その後、反応液を耐圧容器に入れ、200℃で水熱処理を行った。反応液を、10%希釈アンモニア水を用いてpH8に調整した後、濾過してケーキを洗浄した。そのケーキにジエチルアミン12g(TiOに対して40%)を加え、トータル液量を水にて300mLに調整することで、TiO濃度10%のチタニアゾルを得た。本チタニアゾルを110℃で乾燥した粉体をX線回折測定したところ、アナタースのピークが観測された。
(比較例2)
ジエチルアミンを当量の20%濃塩酸に変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(比較例3)
ジエチルアミンを当量の25%アンモニア水に変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返した。しかし、酸化チタン水和物ケーキが凝集し、ゾルを形成しなかった。
(比較例4)
ジエチルアミンを当量のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)に変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(比較例5)
ジエチルアミンを当量のエチルアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返し、TiO濃度10%のアナタース形チタニアゾルを得た。
(比較例6)
ジエチルアミンを当量のトリエタノールアミンに変更することを除き、実施例1と同じ操作を繰り返した。しかし、酸化チタン水和物のケーキはゾルに解膠しなかった。
ゾル安定性
ゾル50mLを100mLのビーカーに入れ、気温25℃、湿度40%で静置したときの状態を目視評価した。
○・・・1週間放置しても凝集、増粘しない。
△・・・1週間放置すると増粘する。
×・・・1日放置すると増粘する。
チタニアゾルの評価
1.透明性(ヘイズ)
実施例及び比較例で得たチタニアゾルをそれぞれイオン交換水でTiO濃度1%に希釈し、光路長10mmの石英セルに入れ、ヘイズメーター(日本電色工業(株)ヘイズメーターNHD−2000)を用いてヘイズ値を測定した。ヘイズ値が低いほど透明性が高い。
2.pH
pHメーターにて直接測定する。
シリカゾルとの混和物の安定性
TiO濃度1%に希釈したチタニアゾルと、シリカゾル(日産化学工業(株)製スノーテックスOX5)とを1対1の比率で混合し、混合直後及び室温で1週間静置した時の状態を目視により、次の評価基準に従って評価した。
○・・・混合直後に凝集、増粘がなく、1週間室温で放置しても凝集、増粘しない。
△・・・混合直後に凝集、増粘はないが、1週間室温で放置すると増粘する。
×・・・混合直後に凝集、増粘する。
バインダー樹脂との混和物の安定性
TiO濃度5%のチタニアゾル30.0g(TiOとして1.5g)と、水系アクリル樹脂(DIC社製ボンコートEC889、不揮発分50%)6.0gとを撹拌下に混合し、混合直後及び室温で1週間静置した時の状態を目視により上記と同じ基準に従って評価した。
光触媒活性
チタニアゾルを100℃で60分間乾燥して得られた固形物0.5gをテスト試料として入れた匂い袋中にアセトアルデヒドガス2Lを注入し、12時放置して試料にアセトアルデヒドガスを吸着させる。その後匂い袋のアセトアルデヒド濃度を500ppmの一定値になるように調節し、におい袋全体に1mW/cmの強度の紫外線を8時間照射し、アセトアルデヒドガスが分解した量(ガス減少量、ppm)を光触媒活性として評価した。数値が大きいほど光触媒活性が高い。
これらの評価結果を次の表1に示す。
Figure 0005897995
※比較例4は残存TMAHによるガス発生のため、光触媒活性評価においてアセトアルデヒドが分解されなかった。
考察
表1の結果が示すように、本発明によって透明性の高いアルカリ性のアナタース形チタニアゾルを提供することが可能になった。これらのチタニアゾルの光触媒活性は塩酸で解膠した強酸性のチタニアゾルに匹敵するが、シリカゾルやバインダー樹脂と混合して室温で放置しても少なくとも1週間増粘や凝集が見られない効果において塩酸解膠チタニアゾルを上回っている。解膠剤としてテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドを使用するとチタニアゾルの光触媒活性を妨害し、アンモニア水やトリエタノールアミンではゾルへの解膠が不可能である。
以上に開示された実施の形態と実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変形を含むものである。

Claims (7)

  1. 沸点が25℃〜90℃の範囲内にあるモノ−,ジ−またはトリアルキルアミンを含有し、前記アミンはTiO に対して20〜100wt%の量で存在し、pHが9.0〜13.0の範囲内にあり、TiO濃度1%及び光路長10mmにおいて測定したヘイズ値が40%未満であるアルカリ性のアナタース形チタニアゾル。
  2. 前記アミンは、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、s−ブチルアミン、またはt−ブチルアミンから選ばれる請求項1のチタニアゾル。
  3. TiO濃度が1〜50wt%である請求項1または2のチタニアゾル。
  4. 水の存在下、酸化チタン水和物のゲルを沸点が25℃〜90℃の範囲にあるモノ−,ジ−またはトリアルキルアミンで解膠し、解膠に使用する前記アミンの量は、解膠したチタニアゾルに含まれるTiO に対して20〜100wt%であり、そしてpHが9.0〜13.0の範囲内にあって、TiO 濃度1%及び光路長10mmにおいて測定したヘイズ値が40%未満であるアルカリ性のアナタース形チタニアゾルの製造方法。
  5. 酸化チタン水和物のゲルは、硫酸チタニルの熱加水分解または他の水溶性チタン化合物の熱水溶液の中和加水分解によって生成した酸化チタン水和物の洗浄した濾過ケーキである請求項の方法。
  6. 沸点が25℃〜90℃の範囲内にあるモノ−,ジ−またはトリアルキルアミンは、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、s−ブチルアミン、またはt−ブチルアミンから選ばれる請求項またはの方法。
  7. 解膠したチタニアゾルのTiO濃度は1〜50wt%である請求項ないしのいずれかの記載の方法。
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