JP5896058B2 - 制御装置、制御方法及びロボット - Google Patents

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Description

本発明は制御装置及び制御方法に関し、特にロボットの衝突時における制御方法及び当該制御方法を用いる制御装置に関する。また、当該制御方法を利用するロボットに関する。
通常、ロボット制御やメカトロニクス制御の分野では、メカ振動が励起されることを防ぐためにローパスフィルタ(LPF)を介してモータアンプへのトルク指令が行われる。また、力やトルクの検出信号にもノイズ除去のためにLPFが用いられることがある。
特許文献1には、外乱負荷トルクの信号に対してローパスフィルタ演算を行うことで動作補償を行う技術が開示されている。特許文献1の制御装置は、ロボットマニピュレータを駆動するサーボモータの電流値とサーボモータの回転速度とを検出し、モータ電流値とモータ回転速度からロボットマニピュレータに係る外乱負荷トルクを検出する。そして、当該制御装置は、検出した外乱負荷トルクの信号のうち周波数の低い信号のみ透過するローパスフィルタ演算を行って動作補償を行い、動作補償演算結果からロボットマニピュレータの位置指令値を算出してコンプライアンス動作を行う。
当該構成とすることで、外乱負荷トルクの信号の中に周波数が高い雑音信号が入っても誤動作でコンプライアンス動作しないという効果を得ることができる。
特開平11−042576号公報
背景技術に関するLPFは、図7に示すように、トルク指令の方向について特性が変わらないため、衝突によって生じる押し付け力又は押し付けトルクを増やす方向にも減らす方向にも応答が同一となる。
このように、トルク指令に対する応答がトルク指令方向に依存しないため、衝突によって生じる押し付け力又は押し付けトルクを速やかに減らすことができなかった。
上記課題を鑑み、本発明は、未知の環境への衝突が生じるような場合において、衝突によって生じる押し付け力又は押し付けトルクを速やかに減らすことを可能とする制御装置及び制御方法並びにロボットを提供することを目的とする。
本発明の一態様である制御装置は、マニピュレータを駆動する駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された前記駆動指令信号の第1遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断する第1フィルタと、前記マニピュレータに生じる所定の物理量を検出する検出手段における検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断手段と、前記衝突の方向を判断する衝突方向判断手段と、前記衝突の方向に基づいて前記第1フィルタの前記第1遮断周波数を設定する設定手段と、を具備する。
また、本発明の一態様である制御方法は、マニピュレータに生じる所定の物理量を検出する検出手段における検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断ステップと、前記衝突が発生したと判断された場合に前記衝突の方向を判断する衝突方向判断ステップと、前記衝突の方向に基づいて第1遮断周波数を設定する設定ステップと、マニピュレータを駆動する駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成ステップと、前記生成ステップで生成された前記駆動指令信号の前記設定ステップで設定された前記第1遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断する第1フィルタステップと、を有する。
また、本発明の一態様であるロボットは、マニピュレータと、前記マニピュレータを駆動する駆動手段と、前記駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成手段と、前記生成手段で生成された前記駆動指令信号の第1遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断する第1フィルタと、前記マニピュレータに生じる所定の物理量を検出する検出手段と、前記検出手段における検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断手段と、前記衝突の方向を判断する衝突方向判断手段と、前記衝突の方向に基づいて前記第1フィルタの前記第1遮断周波数を設定する設定手段と、を具備する。
本発明によれば、未知の環境への衝突が生じるような場合において、衝突によって生じる押し付け力又は押し付けトルクを速やかに減らすことを可能とすることができる。
実施の形態1に係るロボットの(a)力センサによる衝突検出、(b)トルクセンサによる衝突検出、の場合を説明する図である。 実施の形態1に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャート図である。 実施の形態2に係るロボットの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャート図である。 実施の形態2に係るローパスフィルタのフィルタ特性の一例を示す図である。 従来のローパスフィルタのフィルタ特性の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について以下に図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態1に係るロボット10においてアーム12が障害物に衝突する様子を示した図である。
モータ11は、後述する制御装置20からの駆動指令信号に基づいてアーム12を駆動する。
アーム12は、モータ11に関節軸13を介して接続されている。なお、図1(a)は、アーム12に力センサ14が設置されている場合を示しており、図1(b)は、関節軸13にトルクセンサ15が設置されている場合を示している。
力センサ14は、アーム12に加わる外力を検出することで障害物に衝突したことを検出する。また、トルクセンサ15は、関節軸13に生じるトルクを検出することで障害物に衝突したことを検出する。
以下の説明では、アーム12に関節軸13を含めた全体部分をマニピュレータと称して説明する。また、本明細書で用いるマニピュレータには、ロボットのアーム部分の他、脚に該当するレッグ部分や、首に該当するヘッド部分など、モータ等の駆動装置に接続された様々な形態の可動部を含むものとする。
また、以下の説明では、力センサ14又はトルクセンサ15を纏めて、マニピュレータにかかる所定の物理量を検出する検出手段であるとして、センサ16と称して説明する。
また、以下の説明では、図1に示した反時計方向の回転を正方向と定義し、この方向に回転した時に障害物に衝突して発生する力/トルクの方向を正方向と定義して説明する。
また、本明細書で用いるロボットには、産業用ロボットのように、ある程度自律的に連続した自動作業を行う機械や、人型ロボットや動物型ロボットのように人間や動物に近い形および機能を持つ機械などを含むものとする。
次に、ロボット10の制御系について説明する。図2は、ロボット10を制御する制御装置20の構成を示すブロック図である。制御装置20は、マニピュレータであるアーム12を駆動する駆動手段であるモータ11に対して駆動指令を行うための駆動指令信号を出力し、センサ16より測定する物理量の測定値である検出信号を入力する。また、外部より動作指令信号を入力し、当該動作指令信号に基づいて対応する駆動指令信号を生成して出力する。ここでは、制御装置20は、具体的にセンサ16より力又はトルクの検出結果である検出信号を入力する。
制御装置20は、駆動指令信号生成部21と、第1フィルタ部22と、衝突判断部23と、衝突方向判断部24と、フィルタ設定部25と、を具備する。
駆動指令信号生成部21は、マニピュレータを駆動するモータ11に対して駆動を指令する駆動指令信号を生成する。具体的には、駆動指令信号生成部21は、トルクを発生させるトルク指令信号を出力する。モータ11は、トルク指令信号に基づいてトルクを発生する。
ここで、駆動指令信号生成部21は、制御モードに応じて駆動指令信号を生成する。制御モードには、通常動作時における通常モードに加えて、衝突発生時における衝突対処モードがある。当該制御モードは、衝突判断部114からの制御モード切り替え指示に基づいて、通常モードから衝突対処モードに切り替えられる。
第1フィルタ部22は、駆動指令信号生成部21で生成された駆動指令信号の第1遮断周波数(第1カットオフ周波数)より高い周波数帯域を減衰又は遮断し、当該カットオフ周波数より低い周波数帯域を透過する。第1フィルタ部22は、高周波成分を取り除いたフィルタ後の駆動指令信号を出力する。
衝突判断部23は、センサ16より入力する検出信号に基づいてアーム12に衝突が発生したかを判断する。例えば、アーム12が障害物に衝突することによって生じる力やトルクをセンサ16が検出し、衝突判断部23が、当該センサ16からの検出信号と通常動作時における力やトルクの値とを比較することで衝突の有無を判断する。
衝突判断部23は、衝突が発生したと判断した場合に、駆動指令信号生成部21における制御モードを通常モードから衝突対処モードに切り替える。衝突判断部23より制御モード切り替え指示信号を入力した駆動指令信号生成部21は、制御モードを通常モードから衝突対処モードに切り替える。
衝突方向判断部24は、センサ16からの検出信号に基づいて衝突の方向を判断する。ここで、衝突方向判断部24は、センサ16からの検出信号の正負の値に応じて衝突の方向の正負を判断する。
フィルタ設定部25は、衝突の方向に基づいて第1フィルタ部22の第1遮断周波数を設定する。衝突方向判断部24で衝突方向が正方向と判断された場合は、フィルタ設定部25は、第1フィルタ部22の正方向の遮断周波数を低く設定し、負方向の遮断周波数を高く設定する。一方、衝突方向判断部24で衝突方向が負方向と判断された場合は、フィルタ設定部25は、第1フィルタ部22の正方向の遮断周波数を高く設定し、負方向の遮断周波数を低く設定する。このようにフィルタを設定することで、迅速に衝突状態から離脱することができる。
次に、制御装置20の動作について説明する。図3は、制御装置20の動作の流れを示すフローチャート図である。
制御周期が開始されると、衝突判断部23は、センサ16より入力する検出信号に基づいてマニピュレータに衝突が発生したかを判断する(ステップS101)。
衝突が発生していないと判断した場合(ステップS101でNo)、衝突判断部23は、駆動指令信号生成部21の制御モードを通常モードに維持し、駆動指令信号生成部21は、通常モードでトルク制御等の各種制御を行うための駆動指令信号を生成する(ステップS102)。ステップS102で生成される駆動指令信号は、第1フィルタ22で第1遮断周波数より大きい周波数成帯域を減衰又は削減するフィルタ処理が行われた後に出力される(ステップS103)。
一方、衝突が発生したと判断した場合(ステップS101でYes)、衝突判断部23は、駆動指令信号生成部21の制御モードを衝突対処モードに切り替える(ステップS104)。
続いて、衝突方向判断部24は、上記検出信号で示される力又はトルクの検出値の正負より衝突方向を判断する(ステップS105)。
次に、フィルタ設定部25は、衝突方向判断部24で判断された衝突方向に基づいて第1フィルタ22の第1遮断周波数を設定する(ステップS106)。
次に、ステップS104で衝突対処モードに切り替えられた駆動指令信号生成部21は、衝突状態を離脱するための制御を行うための駆動指令信号を生成する(ステップS107)。図1の形態においては、モータ11によって駆動される関節軸13まわりの回転動作によってアーム12に衝突が発生する。従って、駆動指令信号生成部21は、具体的に衝突状態を離脱するためのトルク制御を行うために、トルク指令信号を生成する。
第1フィルタ22は、ステップS107で生成されたトルク指令信号に対して、ステップS106において設定された第1遮断周波数より大きい周波数帯域を減衰又は遮断する処理を行う(ステップS108)。
モータ11は、ステップS103又はステップS108で処理されたフィルタ後の駆動指令信号に基づいてアーム12を駆動する。
以上のように本実施の形態1に係る制御装置によれば、衝突が発生した場合に、衝突対象からマニピュレータが離れる方向に駆動させる指令信号の高周波成分が、通常モードにおける指令信号の高周波成分と比べて残るように第1フィルタの遮断周波数を高く設定する手段を備えることを特徴とする。当該構成とすることで、衝突が検知された場合に、障害対象より離れる方向への駆動指令が駆動手段に速やかに伝わるため、速やかに衝突状態から離脱することができる。
また、衝突判断部における衝突判断はフィルタ前の検出信号を用いて行い、駆動指令信号生成部における駆動指令信号の生成は、フィルタ後の検出信号に基づいて行われることで、適切な衝突状態からの離脱制御を実現することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る制御装置は、駆動指令信号に対する遮断周波数に加えて、センサより入力する検出信号に対する遮断周波数を衝突の方向に基づいて制御することを特徴とする。
本実施の形態2では、具体的に、駆動指令としてトルク指令を行い、検出手段において力又はトルクを検出するものとして説明する。また、駆動手段は、具体的にモータであり、マニピュレータはアームであるとして説明する。但し、本実施の形態2は、当該構成に限定されるものではない。以下、図面を参照して説明する。但し、実施の形態1で既に説明した部分については、発明明確化のため一部説明を省略する。
図4は、本実施の形態2に係るロボット100の構成を示すブロック図である。ロボット100は、制御装置(コントローラ)110と、モータアンプ120と、モータ130と、エンコーダ140と、アーム150と、センサ160と、を具備する。
制御装置110は、制御モードに応じて、位置制御、速度制御、トルク制御、力制御等の各種制御を行う。制御装置110は、少なくとも通常モードと衝突対処モードの2つの制御モードを有しており、制御モードに応じた制御を行う。
モータアンプ120は、制御装置110より出力されるフィルタ後のトルク指令信号に応じてモータ130の電流を制御することで指令に応じたトルクを発生させる。
モータ130は、モータアンプ120によって駆動され、トルクを発生する。
エンコーダ140は、モータ130の回転に基づいてアーム150の現在位置を求め、位置信号として制御装置110に出力する。
アーム150は、モータ130に関節軸を介して結合され、外部環境との力のやり取りを行う。
センサ160は、アーム150と外部環境との間で生じる力又はトルクを検出する。なお、センサ160は、当該力を検出する力センサ及びトルクを検出するトルクセンサの2つのセンサから構成されていても良い。センサ160で検出された力又はトルクに関する信号は、検出信号として制御装置110に出力される。
次に、制御装置110について詳しく説明する。制御装置110は、駆動指令信号生成部111と、第1フィルタ112と、第2フィルタ113と、衝突判断部114と、衝突方向判断部115と、フィルタ設定部116と、を具備する。第2フィルタ113以外は、それぞれ実施の形態1における駆動指令信号生成部21、第1フィルタ22、衝突判断部23、衝突方向判断部24、フィルタ設定部25、と略同一の機能を有しているため一部説明を省略する。
駆動指令信号生成部111は、外部より入力する動作指令信号、エンコーダ140より入力する位置信号、第2フィルタ部113より入力するフィルタ後検出信号等に基づいて、次の制御周期で行う各種制御を行うためのトルク指令信号を生成する。ここで、駆動指令信号生成部111は、衝突判断部114より制御モード切り替え指示信号を入力した場合は、制御モードを通常の各種制御を行う通常モードから衝突対処モードに変更する。
駆動指令信号生成部111は、衝突対処モードでは、衝突が発生した場合に衝突状態から離脱するための所定のアルゴリズムに従って、トルク指令信号を生成する。
第1フィルタ部112及び第2フィルタ部113は、それぞれフィルタ設定部116によって個別に設定される遮断周波数でフィルタ処理を行う。第1フィルタ部112は、フィルタ後のトルク指令信号をモータアンプ120へ出力する。第2フィルタ部113は、フィルタ後の検出信号を駆動指令信号生成部111に出力する。
第1フィルタ部112は、トルク指令信号に対して第1遮断周波数以下の周波数帯域を透過させるフィルタであるため、以下の説明ではトルク指令LPF(トルク指令ローパスフィルタ)と称することがある。また、第2フィルタ部113は、検出信号に対して第2遮断周波数以下の周波数帯域を透過させるフィルタであるため、以下の説明では検出信号LPF(検出信号ローパスフィルタ)と称することがある。
衝突判断部114は、センサ160からの検出信号に基づいてアーム150と外部環境との間の衝突の有無を判断して制御モードを通常モード又は衝突対処モードに切り替える。ここで、衝突判断部114は、第2フィルタ部113でフィルタ処理される前の検出信号で上記衝突判断を行う。従って、駆動指令信号生成部111は、フィルタ前検出信号に基づいて制御モードの切り替えが行われ、フィルタ後検出信号に基づいて、制御モードに応じたトルク指令信号を生成する。
衝突方向判断部115は、衝突判断部114で衝突が検知された場合に、フィルタ前検出信号の値の正負から衝突方向を判断し、判断結果をフィルタ設定部116に出力する。
フィルタ設定部116は、衝突方向判断部115における判断結果に基づいて第1フィルタ部112の第1遮断周波数と、第2フィルタ部113の第2遮断周波数をそれぞれ設定する。ここで、フィルタ設定部116は、第1遮断周波数と第2遮断周波数を同一の周波数に設定することが可能であるが、個別に最適な周波数をそれぞれ選択して設定することが好ましい。
続いて、ロボット100における制御動作について説明する。図5は、ロボット100の制御動作の流れを示すフローチャート図である。
制御周期が開始されると、衝突判断部114は、センサ160より入力する検出信号に基づいてマニピュレータに衝突が発生したかを判断する(ステップS201)。
ここで、衝突判断部114は、一例として、第2フィルタ部113を通さずにセンサ160より直接入力する検出信号(力/トルクの検出値)と、通常モードにおいて出すべき力/トルクの値(想定検出基準値)との比較を行うことで衝突が発生した否かの判断を行う。
上記検出信号が示す値と基準値との比較の結果、検出値が大きければ、衝突判断部114は、衝突が発生したものと判断し(ステップS201でYes)、衝突対処モード時の処理フローであるステップS204〜ステップS210の処理に進む。一方、上記検出信号が示す値と基準値との比較の結果、検出値が基準値と略同一の値であるか、又は、当該基準値以下である場合は、衝突判断部114は、衝突は発生していないと判断し(ステップS201でNo)、通常モード時の処理フローであるステップS202〜ステップS203の処理に進む。
ステップS201で衝突が発生していないと判断された場合、駆動指令信号生成部111は、通常モードで駆動指令信号を生成する(ステップS202)。ここでは、駆動指令信号生成部111は、外部より入力する動作指令信号で指示される動作内容を行うために現在発生させるべきトルク値を、エンコーダ140より入力する位置信号、第2フィルタ部113より入力するフィルタ後検出信号、などの信号(情報)に基づいて算出し、トルク指令信号を生成する。また、駆動指令信号生成部111は、トルク制御を行うために生成するトルク指令信号以外にも、速度制御、位置制御、力制御、等を行うための各種駆動指令信号を生成することができる。
第1フィルタ部112は、ステップS202で生成された駆動指令信号(トルク指令信号)に対して、低周波数領域を透過させるフィルタ処理を行い、フィルタ後のトルク指令信号をモータアンプ120へ出力する(ステップS203)。ここで、第1フィルタ部112は、フィルタ設定部116によって設定される遮断周波数に従ってフィルタ処理を行う。
一方、ステップS201で衝突が発生したと判断された場合、駆動指令信号生成部111は、制御モードを通常モードから衝突対処モードに切り替える(ステップS204)。
具体的には、衝突判断部114は、ステップS201で衝突が発生したと判断した場合、制御モードの切り替え指示信号を駆動指令信号生成部111に出力し、駆動指令信号生成部111は、当該制御モード切り替え指示信号に基づいて、制御モードを通常モードから衝突対処モードに切り替える。
次に、衝突方向判断部115は、衝突方向を判断する(ステップS205)。具体的には、入力した検出信号(力/トルクの検出値)の正負に基づいて衝突方向を判断する。衝突方向判断部115は、衝突判断部114における衝突発生判断後に、衝突方向を判断した後は、衝突対処モードを抜けるまで方向判断は不変として処理を省略することができる。すなわち、制御モードが衝突対処モードから通常モードに切り替えられるまでの間は、衝突判断部114において衝突が発生したと判断された後に衝突方向判断部115が行う衝突方向判断の判断結果を保持し、再度の判断を行わない構成とすることができる。
次に、フィルタ設定部116は、ステップS205における衝突方向判断の判断結果に基づいて、第1フィルタ部112及び第2フィルタ部113の遮断周波数を設定する(ステップS206〜ステップS209)。
ステップS205における衝突方向判断の結果、正方向の衝突であった場合(ステップS205でYes)、フィルタ設定部116は、第1フィルタ部112の正方向の駆動指令信号に対する遮断周波数を低く設定し、負方向の駆動指令信号に対する遮断周波数を高く設定する(ステップS206)。
続いて、フィルタ設定部116は、第2フィルタ部113の正方向の検出信号に対する遮断周波数を高く設定し、負方向の検出信号に対する遮断周波数を低く設定する(ステップS207)。
一方、ステップS205における衝突方向判断の結果、負方向の衝突であった場合(ステップS205でNo)、フィルタ設定部116は、第1フィルタ部112の正方向の駆動指令信号に対する遮断周波数を高く設定し、負方向の駆動指令信号に対する遮断周波数を低く設定する(ステップS208)。
続いて、フィルタ設定部116は、第2フィルタ部113の正方向の検出信号に対する遮断周波数を低く設定し、負方向の検出信号に対する遮断周波数を高く設定する(ステップS209)。
なお、ステップS206、ステップS207、及び、ステップS208、ステップS209は、それぞれ順序を入れ替えることが可能である。
次に、駆動指令信号生成部111は、衝突対処モードで駆動指令信号を生成する(ステップS210)。具体的に、駆動指令信号生成部111は、衝突状態から離脱するために必要となるトルク値を、エンコーダ140より入力する位置信号、第2フィルタ部113より入力するフィルタ後検出信号、などの信号(情報)に基づいて算出し、トルク指令信号を生成する。
この時、第2フィルタ部113より入力するフィルタ後検出信号は、ステップS207又はステップS208でフィルタ設定部116によって設定された遮断周波数でフィルタ処理が行われている。ステップS207及びステップS209では、押し付け力/押し付けトルクが減る方向、すなわち衝突対象から離れる方向の検出が遅くなるように設定されている。当該設定に基づいて検出信号に対するフィルタ処理を行った上で駆動指令信号生成部111がトルク指令信号を生成することで、望ましい動作を得ることができる。
この点について、詳細に説明する。衝突が発生した場合、押し付け力/トルクが過大になると対象物や自身の破壊に繋がるため、このような状況を避けることが最優先事項となる。ここで、押し付け力/トルクが減る方向の信号を早く検出してしまうと、押し付け力/トルクの減らしすぎを防ぐために、押し付け力/トルクが減る方向、すなわち、衝突対象から離れる方向のトルク指令が却って小さくなり、望ましい動作とならない。そこで、押し付け力/トルクが減る方向の検出が遅くなるように設定することで、押し付け力/トルクをより早く減らすために、押し付け力/トルクが減る方向のトルク指令が大きくなり、結果的に衝突対象から離れやすくなって望ましい動作が得られることになる。
ステップS210で生成されたトルク指令信号は、第1フィルタ部112においてフィルタ処理が行われた後、モータアンプ120へ出力される(ステップS211)。
ここで、第1フィルタ部112の遮断周波数は、ステップS206及びステップS208で、フィルタ設定部116によって押し付け力/トルクが減る方向、すなわち、衝突対象から離れる方向へのトルク指令が早く実行されるように設定されている。第1フィルタ部112が、当該設定に基づいてトルク指令信号にフィルタ処理を行った上でフィルタ後の信号をモータアンプ120に出力することで、衝突対象から離れやすくなって望ましい動作が得られることになる。
モータアンプ120は、フィルタ処理後のトルク指令信号に基づいてモータ130に対する電流制御を行ってモータ130を駆動し、モータ130は、モータ120からの電流制御に従ってアーム150を駆動する。
図6は、第1フィルタ部112のトルク指令信号に対するフィルタ特性を示している。図7に示す従来のトルク指令ローパスフィルタのフィルタ特性と比較して、衝突した物体から離れる方向の動作のためのトルク指令に対しては早い応答がなされ、衝突した物体に更に押し付ける方向の動作のためのトルク指令に対しては遅い応答となる。
以上各実施の形態で説明したように、本発明の衝突制御装置は、衝突の方向を判断する衝突方向判断部と、衝突の方向に基づいて駆動指令信号に対するローパスフィルタ(LPF)のカットオフ周波数を設定するフィルタ設定部と、を具備することを特徴としている。当該構成によれば、衝突発生の事実に加えて衝突方向まで判断し、当該衝突方向が反映されたフィルタ処理が行われて駆動指令が出されることで、衝突状態からの離脱を適切に早めることができる。
ここで、フィルタ設定部は、衝突の方向に対して逆方向にマニピュレータを駆動させる駆動指令信号に対する第1LPFのカットオフ周波数を、衝突の方向にマニピュレータを駆動させる駆動指令信号に対する第1LPFのカットオフ周波数と比較して高く設定するとなお良好である。当該設定により、衝突状態からの離脱を最優先としたフィルタ特性を実現できる。
なお、トルクセンサ等の検出部より出力される検出信号の第2カットオフ周波数より高い周波数帯域を減衰又はカットオフする第2LPFを更に具備し、マニピュレータを駆動する駆動部に対して駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成部は、当該第2LPFにおけるフィルタ処理後の検出信号に基づいて当該駆動指令信号を生成するとメカ振動を更に抑えることができるため良好である。ここで、第1LPFと同様、フィルタ設定部が、衝突の方向に基づいて前記第2LPFの第2カットオフ周波数を設定すると良い。
この時、フィルタ設定部は、衝突の方向の検出信号に対する第2LPFの第2カットオフ周波数を、衝突の方向に対して逆方向の検出信号に対する第2LPFの第2カットオフ周波数と比較して高く設定するとなお良好である。当該構成とすることで、衝突状態からの離脱を最優先としたフィルタ特性を実現できる。
また、上述のように、衝突判断部における衝突判断はフィルタ前の検出信号を用いて行い、駆動指令信号生成部における駆動指令信号の生成は、フィルタ後の検出信号に基づいて行われることで、適切な衝突状態からの離脱制御を実現することができる。
なお、上記説明では、主に、センサ等の検出部においてトルクを検出し、モータアンプ等の駆動部に出力する駆動指令としてトルク指令を行う場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、検出部は、アーム等のマニピュレータに生じる振動を検出し、衝突判断部は、検出された振動波形や振幅の大きさ等に基づいて衝突が発生しているかを判断することも可能である。
すなわち、上記説明では、衝突判断手段は、マニピュレータにかかる力又はトルクを検出する検出手段における検出結果に基づいてマニピュレータに衝突が発生したかを判断し、衝突方向判断手段は、マニピュレータにかかる力又はトルクを検出する検出手段における検出結果に基づいて衝突の方向を判断する場合について説明した。一方、本発明は、これに限定されず、様々な物理量を検出するセンサからの情報に基づいて衝突や衝突方向を判断することが可能である。
なお、上記説明では、通常モードから衝突対処モードに制御モードが切り替えられる場合について主に説明したが、衝突状態から離脱された場合には、制御装置は、衝突対処モードから通常モードに適宜切り替える。当該衝突状態から離脱したかどうかは、時間や力/トルクの検出値に所定の基準値を設けておき、衝突対処モードにおける各制御周期において、当該基準値と比較を行うことで判断することが可能である。当該比較の結果、衝突状態が解消している場合は、衝突判断部は、制御モードを衝突対処モードから通常モードに切り替える。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記説明では、各フィルタ部とフィルタ設定部とを別の機能構成として説明したが、各フィルタ部とフィルタ設定部が一体として形成されていても良い。
すなわち、本発明の制御装置には、マニピュレータに生じる所定の物理量を検出するセンサにおける検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断部と、前記衝突の方向を判断する衝突方向判断部と、前記マニピュレータを駆動する駆動部に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成部と、前記衝突の方向に対して逆方向に前記マニピュレータを駆動させる前記駆動指令信号に対して、前記衝突の方向に前記マニピュレータを駆動させる駆動指令信号よりも高い遮断周波数でフィルタ処理を行うフィルタ部と、を具備する構成が含まれる。より詳細には、前記フィルタ部は、前記生成部で生成される駆動指令信号が、前記衝突方向判断部で判断された前記衝突の方向に対して逆方向に前記マニピュレータを駆動させる駆動指令信号である場合、前記衝突の方向に前記マニピュレータを駆動させる駆動指令信号よりも高い遮断周波数でフィルタ処理を行うことで、より高周波帯域の成分を通過させる。当該構成とすることで、衝突状態からの離脱を早めることができる。
また、検出信号に関するフィルタ部についても同様である。すなわち、本発明の制御装置は、前記衝突の方向に対して逆方向の検出信号に対して、前記衝突の方向の検出信号よりも低い遮断周波数でフィルタ処理を行う検出信号ローパスフィルタ部を具備し、駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成部は、前記検出信号ローパスフィルタ部におけるフィルタ処理後の検出信号に基づいてマニピュレータを駆動する駆動部に対して前記駆動指令信号を生成する構成とすることが当然可能である。
また、上述した制御装置における各機能は、個々の装置や電子回路などのハードウェアで実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現されていても良い。また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。また、上述した各実施の形態同士を組み合わせることも可能である。
10 ロボット 11 モータ
12 アーム 13 関節軸
14 力センサ 15 トルクセンサ
16 センサ 20 制御装置
21 駆動指令信号生成部 22 フィルタ部
23 衝突判断部 24 衝突方向判断部
25 フィルタ設定部 25 設定部
100 ロボット 110 制御装置
111 駆動指令信号生成部 112 フィルタ部
113 フィルタ部 114 衝突判断部
115 衝突方向判断部 116 フィルタ設定部
120 モータアンプ 130 モータ
140 エンコーダ 150 アーム
160 センサ

Claims (8)

  1. マニピュレータに生じる所定の物理量を検出する検出手段より出力された検出信号の遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断するフィルタと、
    前記フィルタによって前記遮断周波数より高い周波数帯域が減衰又は遮断された検出信号に基づいて、前記マニピュレータを駆動する駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成手段と、
    前記検出手段から出力された検出信号が示す検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断手段と、
    前記衝突の方向を判断する衝突方向判断手段と、
    前記衝突の方向に応じて、前記フィルタの前記遮断周波数の値を決定する設定手段と、
    を具備する制御装置。
  2. 前記設定手段は、前記衝突の方向の前記検出信号に対する前記フィルタの前記遮断周波数を、前記衝突の方向に対して逆方向の前記検出信号に対する前記フィルタの前記遮断周波数と比較して高く設定することを特徴とする、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記生成手段は、前記衝突判断手段において前記衝突が発生したと判断された場合に、前記フィルタで前記遮断周波数より高い周波数帯域が減衰又は遮断された前記検出信号に基づいて前記駆動指令信号を生成することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記生成手段は、前記駆動手段に対するトルク指令であるトルク指令信号を前記駆動指令信号として生成する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記検出手段は、前記マニピュレータにかかる力又はトルクを検出する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. マニピュレータに生じる所定の物理量を検出する検出手段より出力された検出信号が示す検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断ステップと、
    前記衝突が発生したと判断された場合に前記衝突の方向を判断する衝突方向判断ステップと、
    前記衝突の方向に応じて、遮断周波数の値を決定する設定ステップと、
    前記検出手段より出力された検出信号の遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断するフィルタステップと、
    前記フィルタステップで前記遮断周波数より高い周波数帯域が減衰又は遮断された検出信号に基づいて、前記マニピュレータを駆動する駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成ステップと、
    を有する制御方法。
  7. マニピュレータと、
    前記マニピュレータを駆動する駆動手段と、
    前記マニピュレータに生じる所定の物理量を検出し、検出結果を示す検出信号を出力する検出手段と、
    前記検出手段より出力された検出信号の遮断周波数より高い周波数帯域を減衰又は遮断するフィルタと、
    前記フィルタによって前記遮断周波数より高い周波数帯域が減衰又は遮断された検出信号に基づいて、前記駆動手段に対して前記駆動を指令する駆動指令信号を生成する生成手段と、
    前記検出手段より出力された検出信号が示す検出結果に基づいて前記マニピュレータに衝突が発生したかを判断する衝突判断手段と、
    前記衝突の方向を判断する衝突方向判断手段と、
    前記衝突の方向に応じて、前記フィルタの前記遮断周波数の値を決定する設定手段と、
    を具備するロボット。
  8. 前記駆動手段は、前記マニピュレータを駆動するモータであり、
    前記マニピュレータは、
    アーム部と、
    前記アーム部と前記モータとを接続する関節軸と、
    を含み、
    前記検出手段は、前記アーム部にかかる力又は前記関節軸にかかるトルクのいずれかを検出する、
    請求項7に記載のロボット。
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