JP5892917B2 - 配電経路管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば配電設備管理システムなどで電力供給経路の管理に使用される配電経路管理装置に関するものである。
一般に電力会社配電部門が管理する配電設備は、変電所から一般家庭などの需要家に電力を供給するための電線やケーブルなどの線設備と、線設備が取り付けられた電柱および電柱などに設置された変圧器や開閉器などの機器設備等多数の設備があり、これらの設備により網目状に配電路が設けられ、配電路の途中にある開閉器を開閉することで、変電所から需要家への電力供給経路が決定されている。配電設備を維持管理するためには、点検する配電設備を停電させて実施する必要があるが、点検業務は、需要家に供給する電力を可能な限り停電させずに、または停電範囲を可能な限り局所化し、実施する必要がある。このため、電力供給経路がどのようになっているか検索して把握できるとともに、どの開閉器を開くまたは閉じることにより、変電所からの電力供給経路がどのように変化するかシミュレーションにより、停電範囲が最も狭くなる開閉器の開閉状態を見つけ出し、その結果を設備点検の計画として策定する必要があり、種々の装置(システム)が提案されている。例えば、従来、配電系統管理に必要な設備属性のみを管理する設備台帳内に電線と電柱や電線と開閉器の繋がりを属性付加して情報管理し、これらの設備属性データを使用して、変電所から需要家までの電力供給経路をメモリ内で動的に作り出すようにしたものが提案されている。(例えば特許文献1)
特開平9−70141号公報
従来、電力会社配電部門が使用している設備台帳は1000万レコードを超えるデータがあるため、電力供給経路を認識するために1000万レコード程度を保有する設備台帳を操作するため時間がかかっており、また、メモリ内で電力供給経路を管理するため、その情報は一時的であり再利用ができなかった。さらに、この方式を電力会社配電部門の設備管理システムに適用しようとすると、設備台帳は配電系統管理に必要な設備属性以外に設備保全に必要なデータも不可欠となり、膨大なデータ量となる設備台帳に設備の繋がり情報も持たせなければならず、処理性能が非常に悪くなることが懸念されていたため適用され難いものであった。また、設備台帳から生成した電力供給経路を一時的にメモリ内で管理しているため、繰り返し電力供給経路をシミュレーションするような場合には、適用が困難であるという課題があった。
この発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、少ないデータ量で配電系統における電力供給経路の検索やシミュレーションの処理性能を向上でき、電力供給経路を効率的に管理することができる配電経路管理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る配電経路管理装置は、配電系統を構成する電路の分岐部および末端部と開閉器と変電所とを抽出したノードが登録されるとともに上流側ノードおよび開閉器の開閉データを有しているノード台帳と、上記ノード間を接続する仮想電路としてのブランチが登録されるとともに上流側ノードおよび下流側ノードのデータを有しているブランチ台帳とを備え、上記ノード台帳と上記ブランチ台帳を使用して上記配電系統の電力供給経路を管理することを特徴とするものである。
この発明の配電経路管理装置によれば、配電系統を構成する電路の分岐部および末端部と開閉器と変電所とを抽出したノードが登録されるとともに上流側ノードおよび開閉器の開閉データを有しているノード台帳と、上記ノード間を接続する仮想電路としてのブランチが登録されるとともに上流側ノードおよび下流側ノードのデータを有しているブランチ台帳とを備えており、ノード台帳およびブランチ台帳は配電経路を管理するための必要最低限のデータで構成されているため、データ量が少なく電力供給経路の検索やシミュレーションなどに要する時間が短くなり、電力供給経路の管理作業を効率的に実施することが可能な配電経路管理装置を得ることができる効果がある。
この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の概略構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の適用される配電設備管理システムが保有の設備台帳を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の設備・ノードマッピング台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の設備・ブランチマッピング台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態1における配電経路管理装置の電力供給経路生成手段の動作を示すフロー図である。
以下、この発明の実施の形態について説明するが、各図において同一、または相当部分については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の概略構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図、図3はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図、図4はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の適用される配電設備管理システムが保有の設備台帳を示す説明図、図5はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図、図6はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図、図7はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の設備・ノードマッピング台帳のデータ構成を示す説明図、図8はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の設備・ブランチマッピング台帳のデータ構成を示す説明図、図17はこの発明の実施の形態1における配電経路管理装置の電力供給経路生成手段の動作を示すフロー図である。なお、実際の配電経路は多数の設備を要して非常に複雑なため、各説明図においては発明内容がよく分かるように模式的に簡単に図示している。
図1において、台帳データ入力手段1から後で詳しく説明するノード台帳2およびブランチ台帳3ならびに設備・ノードマッピング台帳6および設備・ブランチマッピング台帳7のデータが入力される。このノード台帳2およびブランチ台帳3を使用して、電力供給経路生成手段4にてツリー状の経路データ5が作成される。作成された経路データ5は既存の配電設備管理システム8で使用できるように、設備・ノードマッピング台帳6および設備・ブランチマッピング台帳7を使用して、既存の配電設備管理システム8が保有する設備台帳9の電路設備に対応させて、配電設備管理システム8へ送付する。配電設備管理システム8では、送付された経路データ5と、保有している設備台帳9および地図情報10を使用して、画面に表示した地図上に配電系統ごとに色を変えるなどして配電経路や開閉器などの設備を表示して、電力供給経路を管理する。
既存の配電設備管理システム8の設備台帳9で管理する設備の中から、「電気の流れ」に注目し、電線や電力ケーブルなどの線設備と、線設備で構成された電路の分岐部と、電路を開閉する開閉器と、線設備や開閉器の設置された電柱を抽出したものを図2に示す。なお、図2では需要家への引込み線については電路とみなさず省略している。図2の中で「電気の流れ」に関与する電路の分岐部および開閉器と、電力の供給源となる変電所および電路の末端部を抽出し、点設備としてノード台帳2に登録する。ただし、電路の分岐部や末端部については設置されている電柱を点設備とし、例えば図2の電柱Dのように分岐部と開閉器の両方が電柱に設置されている場合には開閉器が優先される。図2の電路設備が登録されている設備台帳9のデータ構成を図4に示す。設備台帳9では設備IDと設備名称および設備の点検周期などのデータに加え、設備の設置位置情報など設備を管理するうえで必要な種々の属性データを保有しており、1レコードのデータ量が大きくなっている。また、設備台帳9は「電気の流れ」に関係のない変圧器等の種々の設備も登録されており、実際には設備情報が1000万レコード程度にもなる。
図2の点設備が登録されているノード台帳2のデータ構成を図5に示す。ノード台帳2ではノードIDとそのノードIDの「電気の流れ」の上流にある上流ノードIDおよび開閉器の開閉データのみ保有しており、1レコードのデータ量が小さい。ノード台帳2には上述のとおり、開閉器と変電所および電路の分岐部または末端部が設置された電柱が点設備として格納されており、具体的には、図2に示す変電所AがノードID201に、開閉器AがノードID202に、電柱CがノードID203に、開閉器BがノードID204に、電柱GがノードID205に割り与えられている。このように「電気の流れ」に注目してノード台帳2を構成することで、「電気の流れ」に影響のない電路設備は全て省くことができ、ノード台帳が格納するノード数は実設備数に比べ格段に少なくできる。実際には1000万レコード程度あった設備台帳9の設備情報に対して、ノード台帳2のノード数は10万レコード程度に格段に減少させることができる。
設備台帳9では電線やケーブルなどの線設備は、電柱と電柱を繋ぐ線として管理されている。つまり、電柱で区切られた短い線分として設備台帳で管理されている。「電気の流れ」は電柱上に設置された分岐部および開閉器によってのみ変わるので、「電気の流れ」に変化のない複数の線設備は1本の仮想線設備(ブランチ)と見ることができる。すなわち上記点設備(ノード)間を繋ぐ1本の仮想線設備(ブランチ)として管理する。このブランチが格納されたブランチ台帳3のデータ構成を図6に示す。ブランチ台帳3ではブランチIDとそのブランチIDの「電気の流れ」の上流側にある上流ノードIDおよび下流側にある下流ノードIDのデータのみ保有しており、1レコードのデータ量が小さく、格納されたブランチID数もノード台帳2が保有するノードID数より若干少ないものとなる。ブランチ台帳3に上流ノードIDと下流ノードIDを持たせることで、ブランチに対する「電気の流れ」の方向が識別可能となる。
図2に示す配電経路をノード台帳2とブランチ台帳3を使用して求めた配電経路を図3に示す。以上説明のように、設備台帳9よりも格段にデータ量が小さく、かつレコード数の格段に少ないノード台帳2およびブランチ台帳3を使用して、電力供給経路の検索やシミュレーションなどを実施することで、処理時間を大幅に短縮できる。しかし、実際に配電設備管理システム8で使用するためには、配電設備管理システム8が保有する設備台帳9のどの設備が、ノード台帳2のどのノードIDに対応し、ブランチ台帳3のどのブランチIDに対応しているか、点設備とノードおよび線設備とブランチとの対応付けが必要である。この対応付けを行うのが設備・ノードマッピング台帳6と設備・ブランチマッピング台帳7である。
図7に設備・ノードマッピング台帳6のデータ構成を示す。設備・ノードマッピング台帳6はノードIDに対応させて設備台帳9の設備IDのデータが設定されている。具体的には、ノードID201に設備台帳9の設備ID000である変電所Aが、ノードID202に設備台帳9の設備ID003である開閉器Aが、ノードID203に設備台帳9の設備ID004である電柱Cが、ノードID204に設備台帳9の設備ID005である開閉器Bが、ノードID205に設備台帳9の設備ID009である電柱Gが、対応付けされている。
図8に設備・ブランチマッピング台帳7のデータ構成を示す。設備・ブランチマッピング台帳7は設備台帳9の線設備全てに対して、ブランチIDと上流設備IDおよび接続ノードIDのデータが設定されている。具体的には、図8に示すとおりであり、ブランチIDについての説明は省略するが、特に上流設備IDは同一のブランチに複数の線設備があるとき、下流側の設備IDに上流側にある設備IDを設定するものであり、同一ブランチ内の線設備の「電気の流れ」が明確となる。また、接続ノードIDの設定は線設備の上流または下流にノードがある場合に設定されるもので、電線Aである設備ID010には上流側の接続ノードID201が、電線Bである設備ID011には下流側の接続ノードID202が、電線Cである設備ID012には上流側にノードID204があり下流側にノードID203が存在するが、このような場合にはどちらのノードIDを設定してもよいが、図8では上流側の接続ノードID204が設定されている。以下同様に設定され、電線Fである設備ID015には上流側も下流側もノードに接続されていないため接続ノードID無し「−」である。
次に図17にもとづき電力供給経路生成手段4の動作について説明する。配電設備管理システム8では地図情報10を使用して画面(図示せず)に地図を表示させ、表示された地図上に点設備である電柱や開閉器および線設備である電線を表示させて管理している。この表示された設備の内で一例として図2に示す電線Fが選択され、その電線Fに対する電力供給経路を求める場合について説明する。図17のステップ101において、配電設備管理システム8で電線Fが選択されると、電線Fの設備ID015が配電設備管理システム8から電力供給経路生成手段4に送られ、電力供給経路生成手段4が設備ID015を取得する。ステップ102において、取得した設備ID015が線設備かどうかを設備・ノードマッピング台帳6および設備・ブランチマッピング台帳7を検索して探す。電線Fは線設備であるから、ステップ103において、図8に示す設備・ブランチマッピング台帳7を使用して設備ID015が含まれるブランチID304が得られる。ステップ104において、図6に示すブランチ台帳3を使用してブランチID304の上流ノードID204と下流ノードID205を得る。以上により得られたブランチID304とノードID204およびノードID205は経路データ5に保存される。以下においてもノードIDやブランチIDが得られた都度、順次「電気の流れ」順になるように経路データ5に保存される。ステップ105において、上流ノードID204をノードID204に置き換える。
ステップ107において、図5に示すノード台帳2を使用してノードID204の上流ノードID202を得る。ステップ108において、上流ノードIDは「−」ではないためステップ109に進む。ステップ109において、図6に示すブランチ台帳3を使用して上流ノードID202で下流ノードID204のブランチID302を得る。ステップ105に戻り、上流ノードID202をノードID202に置き換える。ステップ107において、図5に示すノード台帳2を使用してノードID202の上流ノードID201を得る。ステップ108において上流ノードIDは「−」ではないためステップ109に進む。ステップ109において、図6に示すブランチ台帳3を使用して上流ノードID201で下流ノードID202のブランチID301を得る。ステップ105に戻り上流ノードID201をノードID201に置き換える。ステップ107において、図5に示すノード台帳2を使用してノードID201の上流ノードID無し「−」を得る。ステップ108において、上流ノードIDは「−」のため検索処理は終了し、図3に示すノード201からブランチ301→ノード202→ブランチ302→ノード204→ブランチ304を経由してノード205に至る配電経路情報が経路データ5に生成される。
なお、ステップ101において、点設備である例えば開閉器Bの設備ID005を取得した場合には、ステップ102で線設備ではないためステップ106に進み、ステップ106において、図7に示す設備・ノードマッピング台帳6を使用して設備ID005のノードID204が取得され、ステップ107に進む。ステップ107以降は上記〔0018〕での説明と同様であるので省略する。
経路データ5に生成されたノード・ブランチによる配電経路情報はそのまま配電設備管理システム8に送付しても、配電設備管理システム8では使用できないため、ステップ110において、図7に示す設備・ノードマッピング台帳6および図8に示す設備・ブランチマッピング台帳7を使用して、ノード・ブランチによる配電経路情報を設備IDによる配電経路情報に変換する。具体的な変換動作説明は単純に置き換えるのみであり省略するが、変換済みの設備IDによる配電経路情報は、設備ID000から設備ID010→設備ID011→設備ID003→設備ID013→設備ID005→設備ID014→設備ID015→設備ID016を経由して設備ID009に至るものとなる。ステップ111において、設備IDによる配電経路情報を配電設備管理システム8へ送付する。配電設備管理システム8では送付された設備IDによる配電経路情報を使用して、例えば画面の地図上に表示された該当設備の表示色を変えるかまたは強調表示することで、どのような電力供給経路になっているか、明確に分かるよう画面表示する。
なお、データの受け渡し時に必要となる設備・ノードマッピング台帳6および設備・ブランチマッピング台帳7は配電設備管理システム8側に持つようにしてもよい。
以上のように、保有データ量が小さくレコード数も少ないノード台帳2およびブランチ台帳3を使用することで、電力供給経路の検索やシミュレーションなどの処理速度の速い配電経路管理装置が得られる効果がある。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図、図10はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図、図11はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図、図12はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図、図13はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置の適用される配電経路の一部を示す説明図、図14はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置で作成される配電経路情報を示す説明図、図15はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置のノード台帳のデータ構成を示す説明図、図16はこの発明の実施の形態2における配電経路管理装置のブランチ台帳のデータ構成を示す説明図である。上記実施の形態1では、開閉器Aおよび開閉器Bが何れも(閉)の状態について説明したが、実際の配電系統においては開閉器が(開)の状態もあり、かつ開閉器の開閉状態によって「電気の流れ」が大幅に変化する。また、設備管理システム8では、開閉器の開閉状態を切り替えながら設備点検のための停電範囲を検討し、停電範囲が最小となる設備の点検計画を立案する業務がある。実施の形態2ではこのような開閉器の開閉状態が変わる場合について説明する。
図9において、図2と異なる部分は開閉器Bが(開)であり、電線Cは電線Hを介して変電所Bに接続され、変電所Bの配電系統になっている点である。図9の開閉器Bのように開閉器が(開)の状態の場合には、1台の開閉器に対して連なった2個のノードIDが与えられる。具体的には図10に示すように開閉器B(開)に対してノード204とノード207が与えられている。2個連なっているノードは、その間に「電気の流れ」が無いことを示し、ノードが1個の場合は「電気の流れ」があることを表現している。なお、ノード206は変電所Bに与えられている。図10の場合のノード台帳2を図11に示し、ブランチ台帳3を図12に示す。このように図10に示す電力供給経路は、ブランチ301、ノード202、ブランチ302、ノード204、ブランチ304、およびノード205がノード201で示される変電所Aからの配電系統に属し、ブランチ303およびノード207がノード206で示される変電所Bからの配電系統に属していることが分かる。
図13は図9の状態から、開閉器Aが(閉)から(開)に変更され、開閉器Bが(開)から(閉)に変更された状態を示している。図13の場合には、図14に示すように、開閉器A(開)に対してノード202とノード203の連なった2個のノードが与えられ、開閉器B(閉)に対して1個のノード204が与えられている。また、ブランチ302も「電気の流れ」が変わり、上流ノードID204で下流ノードID203となる。図14の場合のノード台帳2を図15に示し、ブランチ台帳3を図16に示す。このように図14に示す電力供給経路は、ブランチ301およびノード202がノード201で示される変電所Aからの配電系統に属し、ブランチ303、ノード204、ブランチ304、ノード205、ブランチ302およびノード203がノード206で示される変電所Bからの配電系統に属していることが分かる。
以上説明のとおり、開閉器が(閉)のときは、1台の開閉器に対して1個のノードを与え、開閉器が(開)のときは、1台の開閉器に対して連なった2個のノードを与えて、開閉器の開閉状態によりノードを増減させ、増減したノードに連結するブランチも「電気の流れ」を示す上流ノードIDと下流ノードIDを変更することで、設備台帳9だけでは表現できない「電気の流れ」を簡易に表現することが可能となり、計画業務で使用されるシミュレーションなども容易に実施できるようになる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 台帳データ入力手段、2 ノード台帳、3 ブランチ台帳、4 電力供給経路生成手段、5 経路データ、6 設備・ノードマッピング台帳、7 設備・ブランチマッピング台帳、8 配電設備管理システム、9 設備台帳、10 地図情報。

Claims (6)

  1. 配電系統を構成する電路の分岐部および末端部と開閉器と変電所とを抽出したノードが登録されるとともに上流側ノードおよび開閉器の開閉データを有しているノード台帳と、上記ノード間を接続する仮想電路としてのブランチが登録されるとともに上流側ノードおよび下流側ノードのデータを有しているブランチ台帳とを備え、上記ノード台帳と上記ブランチ台帳を使用して上記配電系統の電力供給経路を管理することを特徴とする配電経路管理装置。
  2. 上記ノード台帳は開閉器が開いた状態の場合には、該開いた開閉器に対して2個のノードが登録されていることを特徴とする請求項1に記載の配電経路管理装置。
  3. 上記ノード台帳のノードと既存の配電設備管理システムが保有する設備台帳中の点設備との対応付けを行う設備・ノードマッピング台帳を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の配電経路管理装置。
  4. 上記設備・ノードマッピング台帳を使用して、上記既存の配電設備管理システムで点設備を指示することにより、該指示された設備に対する電力供給経路を求めることを特徴とする請求項3に記載の配電経路管理装置。
  5. 上記ブランチ台帳のブランチと既存の配電設備管理システムが保有する設備台帳中の線設備との対応付けを行う設備・ブランチマッピング台帳を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の配電経路管理装置。
  6. 上記設備・ブランチマッピング台帳を使用して、上記既存の配電設備管理システムで線設備を指示することにより、該指示された線設備に対する電力供給経路を求めることを特徴とする請求項5に記載の配電経路管理装置。
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