JP5892639B1 - 超音波発振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて簡便な装置構成およびユーザー操作で、対象を正確に加熱することを課題とする。【解決手段】超音波を用いて対象を加熱する超音波発振装置に、超音波を発振する複数の超音波発振素子と、複数の超音波発振素子を、加熱対象に対する凹面に沿って配置された状態で保持する保持部と、超音波発振素子を制御して超音波を発振させる制御部と、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を発振する装置に関する。
従来、配列された複数の第一の振動素子を含み、被検体に治療用超音波を射出する治療用振動子と、配列された複数の第二の振動素子を含み、前記被検体に診断用超音波を射出し、前記被検体で反射された前記診断用超音波を受信する診断用振動子とを備え、前記治療用振動子と前記診断用振動子とが積層されている超音波プローブが提案されている(特許文献1を参照)。
また、治療用超音波を発生する超音波発生源と、超音波発生源から発生される治療用超音波の周波数が経時的に変化するように超音波発生源を駆動する駆動手段とを具備する超音波治療装置が提案されている(特許文献2を参照)。
国際公開第2004/066856号 特開平8−131454号公報
従来、超音波を発振することで、対象を加熱する装置が提案されている。しかし、従来の装置では、超音波による加熱位置を正確に調整するために、超音波発振素子の位置を高精度で機械制御することが必要であり、このような装置を操作するためのユーザーの負担も大きいものであった。そして、このような加熱が治療のために用いられる場合には、加熱前の準備に時間が掛かることや、加熱中にも治療を受ける者が体を殆ど動かすことが出来ないこと等の理由により、治療を受ける者も、大きな負担を強いられていた。
本発明は、上記した問題に鑑み、従来に比べて簡便な装置構成およびユーザー操作で、対象を正確に加熱することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するために、以下の手段を採用した。即ち、本開示の一例は、超音波を用いて対象を加熱する超音波発振装置であって、超音波を発振する複数の超音波発振素子と、前記複数の超音波発振素子を、加熱対象に対する凹面に沿って配置された状態で保持する保持部と、前記超音波発振素子を制御して超音波を発振させる制御部と、を備える、超音波発振装置である。
本発明によれば、従来に比べて簡便な装置構成およびユーザー操作で、対象を正確に加熱することが可能となる。
実施形態に係る装置の概略を示す図である。 実施形態に係る超音波発振装置が備えるメンブレンの断面図である。 実施形態における加熱処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本開示に係る超音波発振の実施の形態を、図面に基づいて説明する。但し、以下に説明する実施の形態は、実施形態を例示するものであって、本開示に係る超音波発振装置を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。実施にあたっては、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用され、また、種々の改良や変形が行われてよい。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る超音波発振装置の概略を示す図である。本実施形態に係る超音波発振装置は、超音波を用いて生体内の対象を加熱することによる治療および治療の状況確認を効率化することによって、治療者(ユーザー)の負担を軽減し、また、従来に比べて精度の高い治療を可能とするものである。
本実施形態に係る超音波発振装置は、略半球の形状を有するメンブレン11と、メンブレン11に設置された複数の超音波発振素子12からなる超音波アレイ13と、メンブレン11外面に設置されたアクチュエーター14と、メンブレン11等が設置される筐体15と、筐体15上端に設けられてユーザーに把持されるハンドル16と、ユーザーがハンドル16を把持した状態で操作可能なレバー17と、超音波発振素子12およびアクチュエーター14等を制御する制御部10と、ハンドル16上端に設置されて制御部10から出力された画像データ等を表示する表示装置18と、外部装置と接続されるケーブル19と、を備える。ケーブル19には、通信ケーブル、電力ケーブル、超音波発振素子12の冷却のための水冷パイプ、等が内包されてよい。但し、超音波発振装置の具体的なハードウェア構成に関しては、実施の態様に応じて適宜省略や置換、追加が可能である。例えば、表示装置は、超音波発振装置の構成に含まれず、有線または無線で外部に接続された表示装置が用いられることとしてもよい。
ユーザーは、ハンドル16を把持して、超音波発振装置を、加熱対象9を含む生体8の表面において自在に移動させることが出来る。また、ユーザーは、ハンドル16を把持した状態で、表示装置18による表示内容を確認しながら、レバー17を操作することで、加熱対象9への加熱(超音波発振素子12からの発振)を、制御部10に対して指示することが出来る。
図2は、本実施形態に係る超音波発振装置が備えるメンブレン11の断面図である。メンブレン11は、超音波発振装置を加熱対象9に向けた状態で加熱対象9に対して凹面を形成する凹部111と、凹部111の開口を塞ぎ加熱対象9を含む生体8に接触する接触部112と、を有することで、全体として略半球の形状を有する部材である。但し、本実施形態において、凹部111は略半球の形状を有しているが、凹部111の形状にはその他の形状が採用されてもよい。凹部111の形状には、例えば、円錐、円錐台、半回転楕円体およびこれらに近似する形状等が採用されてもよい。
メンブレン11の外殻は弾性素材によって形成されており、内部にはゲルが満たされている。このため、メンブレン11の凹部111および接触部112は変形可能である。なお、内部を満たす物質はメンブレン11の凹部111の変形に追従可能な物質であればよく、例えば液体であってもよい。また、メンブレン11およびメンブレン11の内部を満たす物質は、超音波の伝搬のために、超音波の吸収が少なく、伝搬速度が生体と差が少なく、濃淡の生じにくい均一な媒質であることが好ましい。
また、メンブレン11の凹部111の内側面には、複数の超音波発振素子12が並べて保持されており、これによって、加熱対象9に対する凹面に沿って複数の超音波発振素子12が配置され、凹状の超音波アレイ13が構成される。即ち、本実施形態において、メンブレン11は、超音波発振素子12を保持する保持部としても機能する。但し、複数の超音波発振素子12は、メンブレン11の凹部111の外側面に保持されてもよい。
アクチュエーター14(駆動部)は、メンブレン11に接続されて駆動することで、メンブレン11の凹部111を変形させる。本実施形態では、複数のリニアアクチュエーター14が、メンブレン11を取り囲む筐体15とメンブレン11とを接続するように設置され、制御部10による指示に従って夫々のリニアアクチュエーター14が駆動することで、凹部111が変形する。但し、本実施形態において示された駆動部の構成は一例であり、駆動部を用いて凹部111を変形させる手段は、本実施形態における例に限定されない。例えば、傘を開閉するための機構と同様の機構をメンブレン11の凹部111を取り囲むように設置し、これを1のアクチュエーターによって開閉させることで、凹部111を変形させることとしてもよい。また、駆動部は、筐体15に接続されていなくても、凹部111を変形させることが出来る。
また、本実施形態において、複数の超音波素子は、他の超音波素子から発振された超音波の直接波または反射波を感知する感知手段としても用いられる。複数の超音波素子は、他の超音波素子から発振された超音波の直接波または反射波を感知すると、感知された超音波の振幅、周波数および位相等に応じた感知信号を、制御部10に対して出力する。制御部10は、感知信号を受信すると、受信された感知信号のうち、反射波に基づく感知信号を用いて、加熱対象9を含む反射対象に係る三次元画像データを生成する。但し、本実施形態では、超音波の発振用の素子を感知用のセンサーとしても用いたが、感知用のセンサーは発振素子とは別に設けられてもよい。また、治療のための発振および感知と、撮像のための発振および感知とは、同一の超音波アレイを用いて行われてもよいし、別々に設けられた治療用超音波アレイと撮像用超音波アレイとを用いて行われてもよい。治療用超音波アレイと撮像用超音波アレイとが別々に設けられる場合には、治療用超音波アレイと撮像用超音波アレイとは凹部111に積層されて設置されてもよいし、同一の層に分散配置されてもよい。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ストレージ(補助記憶装置)、通信インターフェース等(図示は省略する)を備えるコンピューターであり、ストレージから読み出されてRAMに展開されたプログラムやROMに格納されたプログラムをCPUが実行することで、後述する各種の制御を行う。但し、制御部10の具体的なハードウェア構成に関しては、実施の態様に応じて適宜省略や置換、追加が可能である。また、制御部10は、単一の装置に限定されない。制御部10は、所謂クラウドや分散コンピューティングの技術等を用いた、複数の装置によって実現されてよい。
制御部10は、超音波発振素子12を制御して、超音波を発振させる。より具体的には、制御部10は、複数の超音波発振素子12から発振させる超音波の焦点が加熱対象9の位置となる状態で、これらの素子の夫々を制御して超音波を発振させ、加熱対象9を加熱する。ここで、制御部10は、複数の超音波発振素子12の夫々を制御して超音波発振素子12の夫々から発振される超音波の位相を調整することで、超音波による加熱位置の制御や、加熱のキャンセル等を行う。なお、位相制御によって加熱位置(焦点位置)を変える具体的な方法としては、夫々の素子から出力される超音波の位相を異ならせることで、擬似的に発振点が異なるような状態とし、合成波の方向を制御する、超音波フェーズドアレイ技術を採用することが出来る。本実施形態において、制御部10は、夫々の素子から出力される超音波の位相を制御することで、合成波の方向を制御し、加熱位置を調整する。
また、制御部10は、アクチュエーター14を制御してアクチュエーター14に凹部111を押し/引きさせることによって凹部111を変形させ、複数の超音波発振素子12の夫々による超音波の発振方向を調整することで、複数の超音波発振素子12から発振される超音波による加熱位置(焦点位置)を制御する。上述の通り、超音波を発振する複数の超音波発振素子12は、メンブレン11の凹部111に設けられることで、超音波アレイ13を構成している。このため、アクチュエーター14によって凹部111が変形すると、これに応じて複数の超音波発振素子12は移動し、夫々の超音波発振素子12による超音波の発振方向は変化する。本実施形態に係る超音波発振装置では、このようにして凹部111を変形させることで、超音波の発振方向および加熱位置を調整可能としている。
<作業手順>
次に、本実施形態に係る超音波発振装置を用いた治療の手順を説明する。なお、本実施形態において説明される処理の具体的な内容および順序等は、実施する上での一例である。具体的な処理内容および順序等は、実施の態様に応じて適宜選択されてよい。
図3は、本実施形態における加熱処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、超音波発振装置の電源が投入されたことを契機として開始される。
ステップS101では、初期化が行われる。制御部10は、超音波発振装置の起動に伴い、初期化のために予め用意されている制御信号をアクチュエーター14に対して出力することで、メンブレン11の凹部111の曲率が所定の初期値となるようにアクチュエーター14を制御する。その後、処理はステップS102へ進む。
ステップS102では、キャリブレーションが行われる。制御部10は、超音波アレイ13において超音波発振素子12のうち所定数の超音波発振素子12(以下、「撮像用素子」と称する)に対して駆動電圧の印加を行い、超音波を発振させる。発振された超音波は、発振に用いられていないその他の超音波発振素子12によって、直接波および反射波として感知(受信)される。超音波を感知した素子は感知信号を出力し、感知信号を受信した制御部10は、感知信号から、感知された超音波の振幅、周波数および位相等を得ることで、感知された超音波が何れの超音波発振素子12から発振されたものであるかを把握することが出来る。更に、制御部10は、同一の超音波発振素子12から発振されて感知された超音波について、直接波が発振素子から感知素子に到達するまでにかかった時間(以下、「直接波伝搬時間」と称する)を算出し、また、反射波が発振素子から感知素子に到達するまでにかかった時間(以下、「反射波伝搬時間」と称する)を算出する。そして、制御部10は、複数の超音波発振素子12の夫々について算出された直接波伝搬時間および反射波伝搬時間に基づいて、反射面、並びに各超音波発振素子12の位置および発振方向(姿勢)を算出する。その後、処理はステップS103へ進む。
なお、本実施形態では、超音波発振装置の起動毎にキャリブレーションが行われる例について説明したが、ステップS102において実行されたキャリブレーションは省略されてもよい。キャリブレーションはが省略された場合、制御部10は、各超音波発振素子12の位置および発振方向(姿勢)として、予め設定されているパラメータを用いることが出来る。
ステップS103では、加熱位置の初期化が行われる。制御部10は、ステップS102で算出された各超音波発振素子12の位置および方向に基づいて、アクチュエーター14を稼働させメンブレン11の凹部111の曲率変更を行い、また、超音波発振素子12から発振される加熱用超音波の位相を設定することで、超音波アレイ13によって超音波が発振された場合の焦点(加熱位置)を、初期位置に調整する。具体的には、制御部10は、凹部111の曲率と、超音波発振素子12の位置および方向と、焦点(加熱位置)と、の対応関係を定義した数式やテーブルを予め保持しており、ステップS102で算出された各超音波発振素子12の位置および方向と、焦点に設定すべき位置(本実施形態では、加熱対象9を含む生体8の表面または内部)と、に基づいて、必要な曲率を取得する。更に、制御部10は、各アクチュエーター14の稼働量(押し/引きの量)と凹部111の曲率との関係を定義した数式やテーブルも予め保持しており、取得された曲率に基づいてアクチュエーター14の稼働量を取得し、アクチュエーター14を制御する。その後、処理はステップS104へ進む。
ステップS104では、撮像および画像データの生成が行われる。制御部10は、超音波アレイ13の撮像用素子に対して撮像用超音波の発振用電圧を印加し、生体8に向けた超音波発振と、これに伴う反射波の受信、反射波に基づく画像データ生成、および画像データの記憶処理を実行する。より具体的には、制御部10は、反射波を受信した素子から出力された感知信号を増幅およびデジタル化処理し、反射波に基づいて加熱対象9を含む生体8内の三次元画像データを生成する。反射波を用いた三次元画像データの生成には、エコー検査等に用いられている従来技術を採用することが出来る。また、制御部10は、現在のメンブレン11の曲率、加熱用超音波の位相の設定等から、加熱位置(焦点位置)の座標が、三次元画像データ中の何れの位置であるかを特定する。
ステップS105では、加熱対象9が特定され、表示される。制御部10は、画像中から加熱対象9を特定し、画像中における加熱対象9の位置情報を画像データと合わせて記憶する。また、制御部10は、ステップS104で得られた三次元画像データに基づいて二次元画像データを生成し、更に当該二次元画像データ上における加熱対象9の位置および加熱位置(焦点位置)を特定する。二次元画像データ上における加熱位置は、ステップS104で得られた三次元画像データ中の加熱位置を、二次元画像データに投影することで特定することが出来る。そして、制御部10は、生成された二次元画像データを、当該二次元画像データ中における加熱対象9の位置および焦点位置を示す表示と共に出力し、表示装置18に表示させる。その後、処理はステップS106へ進む。
ここで、二次元画像データ中における加熱対象9の特定は、本フローチャートに示された処理が開始されてから1回目にステップS105が実行された際には、ユーザーの入力に基づいて行われ、2回目以降にステップS105が実行された際には、以前にステップS105が実行された際の画像データと今回ステップS105が実行された際の画像データとの比較処理(マッチング処理)によって行われる。
より具体的には、1回目にステップS105が実行された際には、制御部10は、二次元画像データを表示装置18に表示させ、表示された画像を確認したユーザーによる指定操作を受け付けることで、画像データにおける加熱対象9の位置を特定する。ここで、ユーザーによる指定操作とは、例えば、表示装置18がタッチパネル式ディスプレイである場合には、ディスプレイ上の加熱対象9が表示されている位置をユーザーがタッチする操作である。制御部10は、ユーザーによって指定された、画像データ上の加熱対象9の位置および画像上の特徴を記憶する。但し、本実施形態では、ユーザー指定に基づいて加熱対象9が特定される仕様を採用した例について説明したが、加熱対象9の特定には、その他の技術が採用されてもよい。例えば、画像データ中の各画素の輝度や色調等に基づいて、加熱対象9が制御部10によって自動的に特定される仕様が採用されてもよい。
2回目以降にステップS105が実行された際には、制御部10は、ステップS104における撮像によって新たに生成された画像データと、以前の画像データとを比較(マッチング)することで、新たに生成された画像データ中の何れの箇所が、以前の画像データにおいて特定された加熱対象9に対応する箇所であるのかを判断し、新たに生成された画像データ中において、以前の画像データにおいて特定された加熱対象9に対応する箇所であると判断された箇所を、加熱対象9として特定する。
また、ステップS105において、制御部10は、画像データにおける加熱対象9の位置と加熱位置(焦点位置)とを照合し、加熱位置を加熱対象9の位置に誘導する指示情報を生成し、出力する。より具体的には、制御部10は、画像データ中の加熱対象9と加熱位置とを座標照合し、焦点位置と加熱対象9とのズレを算出する。そして、焦点位置と加熱対象9とのズレがある場合、制御部10は、画像データにおける焦点位置と加熱対象9の領域に含まれる所定の位置(例えば、加熱対象9領域の重心位置)とを結ぶ矢印等の指示情報を描画して出力し、表示装置18に、画像データに基づく画像に重ねて表示させる。ユーザーは、表示装置18に表示された指示情報を見て、例えば、矢印の向きや長さ等から超音波発振装置を動かすべき方向および移動量を把握し、ハンドル16を操作して、メンブレン11の凹面が、適切な位置および角度となるように移動させる。その後、処理はステップS106へ進む。
ステップS106では、加熱位置と加熱対象9とのズレが所定の基準以内であるか否かが判定される。制御部10は、画像データにおける加熱対象9の位置と加熱位置(焦点位置)とを照合し、加熱対象9の位置と加熱位置とのズレが所定の基準よりも大きいか否かを判定する。ここで、所定の基準とは、ステップS105で算出されたズレが、アクチュエーター14の制御によるメンブレン11の凹部111の曲率変更、および超音波発振素子12から発振される超音波の位相制御によって解消可能な範囲の上限を定めたものである。ズレが所定の基準よりも大きいと判定された場合、処理はステップS111へ進む。一方、ズレが所定の基準以内であると判定された場合、処理はステップS107へ進む。
ステップS107では、加熱位置が調整される。ステップS106において、加熱対象9の位置と加熱位置とのズレが所定の基準以内であると判定された場合、制御部10は、撮像によって取得された最新の情報(画像データ、診断結果、加熱対象9の位置)に従って、超音波アレイ13によって発振される超音波の焦点(加熱位置)が加熱対象9の手前または背後となるように、加熱位置(焦点位置)を調整する。ここで、加熱位置の調整は、アクチュエーター14の制御によるメンブレン11の凹部111の曲率変更、および/または超音波発振素子12から発振される超音波の位相制御によって行われる。調整の際の、アクチュエーター14の具体的な制御方法は、ステップS103において説明した方法と概略同様である。
また、ステップS107において、制御部10は、複数の超音波発振素子12の夫々を制御して、超音波発振素子の夫々から発振される超音波の位相を調整することで、後述するステップS109で発振される超音波の一部をキャンセルし、超音波によって加熱される領域を制限してもよい。より具体的には、ステップS105で特定された加熱対象のサイズが、焦点を中心とする加熱領域よりも小さい場合、制御部10は、一部の超音波発振素子に、他の超音波発振素子から発信される超音波と、加熱を行いたくない領域において逆位相となる超音波を発振させる。制御部10によってこのように位相が制御されることで、加熱を行いたくない領域において超音波が打ち消し合い、加熱がキャンセルされる。即ち、本実施形態に係る超音波発振装置によれば、加熱対象のサイズが、焦点を中心とした加熱領域よりも小さい場合であっても、一部の領域における加熱をキャンセルすることで、加熱対象を加熱しつつ、加熱対象以外の領域の加熱を行わないようにすることが出来る。その後、処理はステップS108へ進む。
ステップS108では、ユーザーによる加熱指示の有無が判定される。本フローチャートに示された処理が実行されている間、ユーザーは、表示装置18に表示された画像を確認し、加熱を行って良い状態であると判断した場合には、レバー17を操作することで、加熱対象9への加熱(超音波発振素子12からの発振)を、制御部10に対して指示する。ユーザーがレバー17を操作すると、制御部10には、加熱指示が入力される。制御部10は、ユーザーのレバー操作による加熱指示の入力があるか否かを判定する。加熱指示が入力されていないと判定された場合、処理はステップS104へ戻る。一方、加熱指示が入力されていると判定された場合、処理はステップS109へ進む。
ステップS109では、加熱用超音波の発振が行われる。加熱指示の入力を受けた制御部10は、加熱対象9の手前または背後から順に、加熱対象9の領域内で加熱位置(焦点位置)を移動させながら、超音波発振素子12に加熱用の超音波を発振させることで、加熱対象9に対する加熱を行う。なお、この際、制御部10は、加熱対象9のうち、加熱が行われた領域(加熱済領域)を蓄積する。その後、処理はステップS110へ進む。
ステップS110では、未加熱領域の有無が判定される。制御部10は、保持している画像データにおける加熱対象9全体の領域と、これまでのステップS109の処理において蓄積された加熱済領域とを比較することで、加熱対象9において未加熱の領域が有るか否かを判定する。未加熱の領域が残っていない(加熱対象9の全体が加熱済である)と判定された場合、本フローチャートに示された処理は終了する。一方、未加熱の領域が残っていると判定された場合、処理はステップS104へ進む。
なお、本フローチャートに示されたステップS104からステップS110までの処理は、2周目以降、定期的(例えば、0.1秒毎)に繰り返し実行される。このようにすることで、本実施形態に係る超音波発振装置は、加熱位置を適切な位置に容易に調整しながら、加熱対象9への加熱を行うことを可能としている。
ステップS111では、加熱が停止される。ステップS106において、加熱対象9の位置と加熱位置とのズレが所定の基準よりも大きいと判定された場合、制御部10は、表示装置18に警告を表示し、複数の超音波発振素子12による超音波の発振を停止する。なお、本実施形態において、発振の停止は、超音波発振素子12への電力供給の停止によって行われる。その後、処理はステップS104へ戻る。
即ち、本フローチャートに示された処理によれば、ユーザーがレバー操作を行った状態でハンドル16操作を行って、加熱位置が加熱対象9の領域内(または、ステップS107における自動調整可能な領域内)となるように調整すれば、加熱が自動的に再開される。但し、所定時間(例えば、数秒)が経過しても加熱位置が適切な位置に修正されない場合には、ユーザーによるレバー操作の有無に拘らず、本フローチャートに示された処理は自動的に終了されてよい。
本実施形態に係る超音波発振装置によれば、従来の装置のような、高精度での超音波発振素子12の移動制御手段を備える必要がなく、ユーザーの手で行う調整を、メンブレン11の曲率変更および位相制御で補助することで、加熱対象9を正確かつ容易に加熱することが出来る。
1 超音波発振装置
9 加熱対象
11 メンブレン
12 超音波発振素子
14 アクチュエーター
18 表示装置

Claims (15)

  1. 超音波を用いて対象を加熱する超音波発振装置であって、
    超音波を発振する複数の超音波発振素子と、
    加熱対象に対する凹面を形成する変形可能な凹部に、前記複数の超音波発振素子を保持する保持部と、
    前記超音波発振素子を制御して超音波を発振させる制御部と、を備え、
    前記凹部は、該凹部に保持されている前記複数の超音波発振素子の位置を決定し、該凹部が変形することによって、該複数の超音波発振素子を、該凹部が形成する前記凹面に沿って配置された状態で移動させる、
    超音波発振装置。
  2. 前記保持部に接続され、駆動することで前記凹部を変形させる駆動部を更に備え、
    前記制御部は、更に前記駆動部を制御して前記凹部を変形させ、前記複数の超音波発振素子の夫々による超音波の発振方向を調整することで、該複数の超音波発振素子から発振される超音波による加熱位置を制御する、
    請求項1に記載の超音波発振装置。
  3. 前記凹部は、略半球の形状を有する、
    請求項1または2に記載の超音波発振装置。
  4. 前記保持部は、一部に前記凹部を有する中空の部材である、
    請求項1から3の何れか一項に記載の超音波発振装置。
  5. 前記保持部の前記中空を満たす液体またはゲルを更に備える、
    請求項4に記載の超音波発振装置。
  6. 前記加熱対象は、生体に含まれる加熱対象であり、
    前記保持部は、前記生体に接触する接触部であって、前記凹部の開口を塞ぐ接触部を有する、
    請求項4または5に記載の超音波発振装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の超音波発振素子の夫々を制御して該複数の超音波発振素子の夫々による超音波の位相を調整することで、該複数の超音波発振素子から発振される超音波による加熱位置を制御する、
    請求項1から6の何れか一項に記載の超音波発振装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の超音波発振素子によって発振される超音波が一部の領域において打ち消し合うように、前記複数の超音波発振素子の夫々から発振される超音波の位相を制御することで、前記一部の領域における加熱をキャンセルする、
    請求項7に記載の超音波発振装置。
  9. 前記複数の超音波素子の何れかから発振された超音波を感知する感知手段を更に備え、
    前記制御部は、前記感知手段から出力された感知信号を受信する、
    請求項1から8の何れか一項に記載の超音波発振装置。
  10. 前記保持部は、前記感知手段を、前記加熱対象に対する凹面に沿って配置された状態で保持する、
    請求項9に記載の超音波発振装置。
  11. 前記感知手段は、超音波を感知して信号を出力する前記複数の超音波発振素子である、
    請求項10に記載の超音波発振装置。
  12. 前記制御部は、受信された感知信号のうち、反射波に基づく感知信号に基づいて、前記加熱対象を含む反射対象に係る画像データを生成し、出力する、
    請求項9から11の何れか一項に記載の超音波発振装置。
  13. 出力された前記画像データを表示する表示装置を更に備える、
    請求項12に記載の超音波発振装置。
  14. 前記制御部は、前記画像データにおける前記加熱対象の位置と前記加熱位置とを照合し、該加熱位置を該加熱対象の位置に誘導する指示情報を生成し、出力する、
    請求項12または13に記載の超音波発振装置。
  15. 前記制御部は、前記画像データにおける前記加熱対象の位置と前記加熱位置とを照合し、該加熱対象の位置と該加熱位置とのズレが所定の基準よりも大きい場合、前記複数の超音波発振素子による超音波の発振を停止する、
    請求項12から14の何れか一項に記載の超音波発振装置。
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