JP5888875B2 - メッシュコーナーの連結用金具 - Google Patents

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Description

本発明は、メッシュコーナーの連結用金具(分離されたメッシュ枠を連結し、例えば、無底・無蓋形状のメッシュケースを構成する連結用金具)に関する。
従来、この種のメッシュコーナー用の連結用金具、又は連結手段としては、例えば、メッシュ枠に設けた管体(筒体)と、隣接するメッシュ枠に設けた差込み杆とを利用した連結方法がある。しかし、この方法では、管体と差込み杆を、メッシュ枠の枠体(枠杆)に、それぞれ溶接する作業を要する改良点と、この枠体に、管体と差込み杆が一体となることから、収容時に邪魔となること、また、取扱が厄介であること等の改良点とが考えられる。その他として、例えば、特開平11−4735号公報にも開示されているが(図1参照)、メッシュ枠(小物のメッシュ枠が主体)の枠体同士(隣接する枠体同士)をプラスチック体と止め螺子とを介して、固定する方法もあるが、メッシュコーナーに材質の異なる部材があり、違和感があること、又は止め螺子で固定することから工具と手間を要する問題を抱えている。
前記の改良点を解消できるメッシュコーナーの連結用金具を、先行文献から検討する。
その文献1は、特開2000−8655号公報に記載の「フェンス用コーナー継手金具」であり、隣接する枠杆同士を、一方の固定金具と、他方の固定金具とを、連結金具で枢支した継手金具を介して連結する構造であり、この一方の固定金具と他方の固定金具が、可動自在であり、枠杆同士の角度を変更できることと、連結金具の長短調整を介して、隣接する枠体の間隔調整ができること、等の特徴がある。しかし、この継手金具は、連結金具を備えた構造であり、コーナーに空き(隙間)が生じ、体裁が悪いこと、危険であること、等の問題を抱えている。また、取付けには、常に工具を要するので、手間である。さらに、仮の使用例として、メッシュコーナー用継手金具として使用する一例で、例えば、このメッシュコーナーを、スーパー等の店内、店頭等において、その内部に、各種商品・玩具・日用品とか、バーゲン商品等の収容物を収容する際に、こぼれる恐れがあり、問題である。
文献(2)は、特開2003−10013号公報の「陳列装置」であり、四つの陳列部材(陳列棚材)を枠組みするに際し、そのコーナー部も陳列台として活用するために、コーナー陳列台を配置する構造であり、これにより、立方形状の陳列ケースを構成する。従って、四面とコーナー面を、全て活用することと、この四棚の陳列部材を枠組み可能とすることを特徴とする。しかし、この陳列装置は、止め具と溶接で、組立てかつ一体化する構造であり、工具と手間を要すること、面倒であること、等の問題を抱えている。また。多数の部材と作業を基本とする構成の陳列装置であり、コストの上昇と、作業の複雑化を招来すること、等の改良点がある。
さらに、実用新案登録第3161320号公報の「ハンガー」であり、この考案に開示されたハンガーは、ハンガー本体の上方に折曲片を介して、掛止部を垂下するとともに、この掛止部の鉛直方向に切り溝を開設し、また、その下方に掛止肩部を介して、垂下部を形成するとともに、この掛止肩部と掛止部の鉛直方向に切り溝を開設した構造であり、この各切り溝を縦棧に套嵌するとともに、この折曲片と掛止部に上方の横棧を、掛止肩部を下方の横棧に掛止する構造である。このハンガーは、縦横棧を利用して、メッシュ(ネット)のフラット箇所に取付ける構造であり、メッシュコーナーの連結用金具としては、利用できない構造である。
特開2000−8655号公報 特開2003−10013号公報 実用新案登録第3161320号公報

以上で説明した文献1−2は、それぞれ改良点と問題を抱えており、メッシュコーナーの連結用金具としては、適切でない。また、文献3は、縦横棧を利用して、メッシュ(ネット)のフラット箇所に取付ける構造であり、本発明の如く、メッシュコーナーの連結用金具としては、使用できない構造である。
上記に鑑み、本発明は、原則として、工具を要さず、かつ簡便に枠体同士を連結できるメッシュコーナーの連結用金具を提供すること、また、収容時に邪魔とならず、かつ取扱の容易なメッシュコーナーの連結用金具を提供すること、等を意図する。また、本発明は、コーナーに、自由に取付け、取外しができるメッシュコーナーの連結用金具とすることで、枠組み構成したメッシュ枠を、折畳み、又は分解可能とすることを意図する。
請求項1の発明は、工具を要さず、かつ簡便に枠体同士を連結できるメッシュコーナー用の連結用金具を提供すること、また、収容時に邪魔とならず、かつ取扱の容易なメッシュコーナー用の連結用金具を提供すること、等を意図する。また、請求項1の発明は、メッシュコーナーに、自由に取付け、取外しができるメッシュコーナーの連結用金具とすることで、枠組み構成したメッシュ枠を、折畳み、又は分解可能とすることを意図する。
請求項1は、メッシュコーナーを連結する金具であって、
この金具は、鉛直方向の折曲部位で繋がった平面視して鍵形の対の本体板部と、この本体板部の一方側に設けた折曲げ支持部と、この本体板部の他方側に設けた折曲げ載置部とで構成し、
この対の折曲げ支持部の支持は、前記メッシュコーナーの対のメッシュ枠の上方の横棧し、かつ、この折曲げ載置部の支持は、このメッシュコーナーの対のメッシュ枠の下方の横棧し、
前記本体板部の支持は、前記メッシュ枠の外側とし、この折曲げ支持部と、折曲げ載置部の支持は、このメッシュ枠の内側とする構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項2の発明は、請求項1の意図を達成するに最適な、本体部の構造を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
前記折曲げ支持部は、前記対の本体板部の上端に設けた折曲片と、この折曲片に繋がり、かつ垂下した第一の垂下係止片とで構成し、
前記折曲げ載置部は、前記対の本体板部の下端に設けた掛止段片と、この掛止段片に繋がり、かつ垂下した第二の垂下係止片とで構成し、
前記第一の垂下係止片、前記対の本体板部の上端から、この対の本体板部の中心部位に到る長さとし、
前記第二の垂下係止片、前記掛止段片より下向きに設け、かつ前記第一の垂下係止片の長さに対して、短い長さとする構成とし、
前記第一の垂下係止片と、前記第二の垂下係止片と同じ下向き方向の直列関係にる構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項3の発明は、請求項2の意図を達成することと、対の本体板部の確実な取付けが図れる構造を提供することを意図する。
請求項3は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
前記対の本体板部は、前記メッシュ枠の外側に、この対の本体板部の内側は、このメッシュ枠の横棧に、それぞれ添設する構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項4の発明は、請求項2の意図を達成することと、対の本体板部の枠体への確実な取付けが図れる構造を提供することを意図する。
請求項4は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
前記対の本体板部の折曲部位、前記対の折曲片、及び前記対の第一の垂下係止片と、並びに前記対の掛止段片、及び前記対の第二の垂下係止片との、それぞれの対峙内側間にあるそれぞれの隙間に前記メッシュ枠の枠体を設けた構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項5・6の発明は、請求項2の意図を達成することと、対の本体板部の確実な取付けを担持する構造を提供することを意図する。
請求項5は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
前記対の本体板部に一個、又は数個の螺孔を開設し、この螺孔に止め具を設ける構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項6は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
前記対の本体板部と、第一の垂下係止部との間に設けた下向きの隙間に、可撓性の締め具を装着する構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項1の発明は、メッシュコーナーを連結する金具であって、
金具は、鉛直方向の折曲部位で繋がった平面視して鍵形の対の本体板部と、本体板部の一方側に設けた折曲げ支持部と、本体板部の他方側に設けた折曲げ載置部とで構成し、
対の折曲げ支持部の支持は、メッシュコーナーの対のメッシュ枠の上方の横棧し、かつ、折曲げ載置部の支持は、メッシュコーナーの対のメッシュ枠の下方の横棧し、
本体板部の支持は、メッシュ枠の外側とし、折曲げ支持部と、折曲げ載置部の支持は、メッシュ枠の内側とする構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
従って、請求項1は、工具を要さず、かつ簡便に枠体同士を連結できるメッシュコーナーの連結用金具を提供すること、また、収容時に邪魔とならず、かつ取扱の容易なメッシュコーナーの連結用金具を提供できること、等の特徴がある。また、請求項1は、メッシュコーナーに、自由に取付け、取外しができるメッシュコーナーの連結用金具とすることで、枠組み構成したメッシュ枠を、折畳み、又は分解可能となる利点がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
折曲げ支持部は、対の本体板部の上端に設けた折曲片と、折曲片に繋がり、かつ垂下した第一の垂下係止片とで構成し、
折曲げ載置部は、対の本体板部の下端に設けた掛止段片と、掛止段片に繋がり、かつ垂下した第二の垂下係止片とで構成し、
第一の垂下係止片対の本体板部の上端から、対の本体板部の中心部位に到る長さとし、
第二の垂下係止片、掛止段片より下向きに設け、かつ第一の垂下係止片の長さに対して、短い長さとする構成とし、
第一の垂下係止片と、第二の垂下係止片と同じ下向き方向の直列関係にる構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
従って、請求項2は、請求項1の意図を達成するに最適な、本体部の構造を提供できる特徴がある。
請求項3の発明は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
対の本体板部は、メッシュ枠の外側に、対の本体板部の内側は、メッシュ枠の横棧に、それぞれ添設する構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
従って、請求項3は、請求項2の意図を達成できることと、対の本体板部の確実な取付けが図れる構造を提供できること、等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
対の本体板部の折曲部位対の折曲片、及び対の第一の垂下係止片と、並びに対の掛止段片、及び対の第二の垂下係止片との、それぞれの対峙内側間にあるそれぞれの隙間に、メッシュ枠の枠体を設けた構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
従って、請求項4は、請求項2の意図を達成できることと、対の本体板部の枠体への確実な取付けが図れる構造を提供できること、等の特徴がある。
請求項5の発明は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
対の本体板部に一個、又は数個の螺孔を開設し、螺孔に止め具を設ける構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。
請求項6の発明は、請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
対の本体板部と、第一の垂下係止部との間に設けた下向きの隙間に、可撓性の締め具を装着する構成としたメッシュコーナーの連結用金具である。


従って、請求項5・6は、請求項2の意図を達成できることと、対の本体板部の確実な取付けを担持する構造を提供できること、等の特徴がある。
第一実施例の使用状態を示した正面縮尺斜視図 他の第一実施例の使用状態を示した正面縮尺斜視図 第一実施例の連結用金具の使用状態を示したメッシュ枠の内部から見た斜視図 他の第一実施例の連結用金具の使用状態であり、メッシュ枠の内部から見た斜視図 第一実施例の連結用金具の使用状態であり、メッシュ枠の外部から見た斜視図 他の第一実施例の連結用金具の使用状態であり、メッシュ枠の外部から見た斜視図 第一実施例、又は他の第一実施例のメッシュ枠の枠体の下部を連結するリングの使用状態を示した斜視図 第一実施例の使用状態を示した平面図 他の第一実施例の使用状態を示した平面図 第一実施例の連結用金具を示した正面斜視図 他の第一実施例の連結用金具を示した正面斜視図 第一実施例のメッシュ枠を示した正面縮尺斜視図 他の第一実施例のメッシュ枠を示した正面縮尺斜視図 第一実施例の連結用金具を展開した状態の図 他の第一実施例の連結用金具を展開した状態の図 第二実施例の使用状態を示した正面縮尺斜視図 他の第二実施例の使用状態を示した正面縮尺斜視図 第二実施例の連結用金具の使用状態を示したメッシュ枠の内部から見た斜視図 他の第二実施例の連結用金具の使用状態を示したメッシュ枠の内部から見た斜視図 第二実施例の連結用金具の使用状態を示したメッシュ枠の外部から見た斜視図 他の第二実施例の連結用金具の使用状態を示したメッシュ枠の外部から見た斜視図 第二実施例の連結用金具を示した斜視図 他の第二実施例の連結用金具を示した斜視図 第二実施例の連結用金具の使用状態を示した平面図 他の第二実施例の連結用金具の使用状態を示した平面図 第二実施例の連結用金具を展開した状態の図 他の第二実施例の連結用金具を展開した状態の図 第二実施例(第一実施例も同じ)の連結用金具と止め具との他の一例を示した斜視図 第二実施例(第一実施例も同じ)の連結用金具と止め具との別の一例を示した斜視図 図15−2−1の分解斜視図 第二実施例(第一実施例も同じ)の連結用金具と止め具とのさらの他の一例を示した斜視図
図1−1〜図7−1(−1の枝番)に示したメッシュコーナーを連結する第一実施例の連結用金具Aと、同他の第一実施例の連結用金具A1とを説明する。先ず、連結用金具Aは、図8に示した方形状の板材1aの鉛直方向Bの中心に設けた折曲部位1bから折曲げた対の本体板部100、100(対の例では、一つの図番で表示する)と、この対の本体板部100の上端には、この上端より上方に突出100aするように延設し、かつこの突出100a箇所より、その内側100bに向って折曲げ形成した折曲片2と、この折曲片2より鉛直方向Bに垂下した第一の垂下係止片3とを、形成する(この折曲片2と、第一の垂下係止片3とで折曲げ支持部を形成する)。そして、この折曲片2と第一の垂下掛止片3は、対の本体板部100の自由端側100cから折曲部位1bに至る中心部位1cまで(本体板部100の自由端側100cから、この本体板部100の幅方向においての中心まで)形成する。また、この対の本体板部100の下端には、内側100bに向って折曲げ形成した掛止段片5と、この掛止段片5より鉛直方向Bに向って、垂下した第二の垂下係止片6とを、形成する(この掛止段片5と、第二の垂下係止片6とで折曲げ載置部を形成する)。そして、この掛止段片5と第二の垂下掛止片6は、対の本体板部100の自由端側100cから折曲部位1bに至る中心部位1cまで形成する。尚、前記第一の垂下係止片3と、第二の垂下係止片6とは、同じ内側100bで、かつ鉛直方向Bにおいて、同じ上下方向であり、その幅も同じとする。但し、垂下長さは、第一の垂下係止片3>第二の垂下係止片6となる長短とともに、この長短による重さの差を利用して、連結、取付の安定性と、並びに取付け、差込みの簡便化と容易化等が図れる特徴がある。
また、図1−2〜図7−2(−2の枝番)に示した他の第一実施例の連結用金具A1では、構造は、前述した第一実施例に準ずるが、この他の第一実施例では、抜止防止用の止め具7と、この止め具7の螺杆70が螺入される螺孔8を本体板部100に形成する。この止め具7は、原則として、工具を要さず、手先で螺入と螺戻ができる。そして、この図1−2〜図7−2に示した他の第二実施例の連結用金具A1において、その構造は、他の第一実施例の連結用金具Aと同じ構造である。
この第一実施例と、他の第一実施例の連結用金具AとA1を取付けるメッシュ枠10に関して説明すると、このメッシュ枠10は、規格の方形状のメッシュ11(ネット)と、このメッシュ11を構成する縦棧1100と、同横棧1101と、このメッシュ11を束ねる方形状の枠体12とで構成する。この枠体12はメッシュ11(縦横棧1100、1101)より太径とするとともに、このメッシュ11の各端部を、それぞれ溶接、差込みして固定する。
次に、この第一実施例と、他の第一実施例の連結用金具AとA1を利用し、四枚のメッシュ枠10(枚数は省略する。また、組付ける枚数は、限定されない)を組立てる一例を説明すると、このメッシュ枠10、10(対の場合には、一つの符号で、10とする)のそれぞれの枠体12の下部は、図4の如く、リング13を介して、連結されるとともに、この四枚のメッシュ枠10を内側に折畳み可能とする。この二枚の隣接するメッシュ枠10の隣接する対の枠体12に、本体板部100の折曲部位1bより横方向(鉛直方向Bと交差する方向)の部位、即ち、本体板部100の内側100bを添設するとともに、メッシュ枠10の上方の横棧1101の上から、第一の垂下係止片3を、それぞれ差し入れる。また、下方の横棧1101の上から、下方の第二の垂下係止片6を、それぞれ差し入れる。この差し入れが、略終了した時点で、折曲片2が上方の横棧1101に、それぞれ係止され、かつ第一の垂下係止片3が上方の横棧1101の内側に添設されるとともに、掛止段片5が、それぞれ下方の横棧1101に載架され、かつ第二の垂下係止片6が下方の横棧1101の内側に添設される。そして、この第一の垂下係止片3と第二の垂下係止片6が、横棧1101の内側にセットされる。また、本体板部100がメッシュ枠10の外側にセットされる。この状態で、隣接する枠体12に連結用金具Aが取付けられることで、隣接するメッシュ枠10の組付けが完了する。このセットが完了した状態が、図2−1と図3−1に示してある。そして、横棧1101(又は縦棧1100)より太径の枠体12を隣接した状態で、各折曲片2(対の折曲片2)を上下方の横棧1101にそれぞれ係止することと、この枠体12を各折曲片2、及び各第一の垂下係止片3で抱持するために(各折曲片2、及び各第一の垂下係止片3間に枠体12を挿嵌するために)、この各折曲片2、及び各第一の垂下係止片3は、本体板部100の折曲部位1bから、各隙間Cを介して設ける構造とする。この状態が、図9−1と図5−1等に示されている。また、各掛止段片5、及び各第二の垂下係止片6間に枠体12を挿嵌するために、前記と同様な各隙間Cが形成されている。また、横棧1101の上面を、本体板部100の上端が覆い、かつこの横棧1101を、折曲片2で抱持すること、及び/又は、連結用金具Aを、雰囲気よく取付けるために、この折曲片2が本体板部100の上端より上方に突出100aした構造とする。以上のような操作で、複数の連結用金具Aを、それぞれのコーナーに取付けることで、メッシュ枠10が組立てられる。この組立てた状態が、図7−1に示してある。
尚、他の第一実施例では、止め具7を螺入し、この止め具7の螺杆70を上方の横棧1101の下側に設ける。この組立てた状態が、図7−2に示してある。この他の一実施例では、連結用金具A1、又はメッシュ枠10を持上げ、又は引上げ等しても、このメッシュ枠10が分解せず、かつこの連結金具A1が外れない特徴がある。また、メッシュ枠10の何れを、持上げた際の、他のメッシュ枠10の抜止め、又は落下防止である。この組立てられた状態で、販売商品用の展示・販売・在庫等の棚、又は図1−1、図1−2に示す展示・販売・在庫等のカート15にセットされる。
また、連結用金具Aの取外は、本体板部100と第一の垂下係止片3を指先で把持し、
この本体板部100の下端を、メッシュ枠10の内側に振り、そのまま持上げることで、この本体板部100を、上下方の横棧1101、1101から、簡易に取外しできる。尚、連結用金具A1の場合には、止め具7を螺戻し、この本体板部100を、上方の横棧1101の係止から外し、前述と同じ操作をすることで、簡易に取外しできる。
続いて、図9−1〜図12−1(−1の枝番)に示したメッシュコーナーを連結する第二実施例の連結用金具Dと、同他の第二実施例の連結用金具D1とを説明する。先ず、連結用金具Dにおいて、その構造は、第一実施例の連結用金具Aと同じ構造である。その相違点は、メッシュ枠10の枠体12−1が細径(第一実地例と同様に、太径もあり得る。)で、縦横棧1100、1101と同じであることから、この各折曲片2、及び各第一の垂下係止片3は、本体板部100の折曲部位1bから、それぞれ隙間C1を介して設ける構造とし、また、各掛止段片5、及び各第二の垂下係止片6は、本体板部100の折曲部位1bから、それぞれ隙間C1を介して設ける構造である。この構造により、前記各隙間C1が形成されることで、この各隙間C1に、隣接する枠体12−1がそれぞれ挿嵌される。この状態が、図9−1と図10−1等に示されている。また、各掛止段片5、及び各第二の垂下係止片6間に枠体12−1を挿嵌するために、前記と同様な各隙間C1が形成されている。その他の構造と使用は、前述の第一実施例の連結用金具Aに準ずる。
また、図9−2〜図12−2(−2の枝番)に示した他の第二実施例の連結用金具D1において、その構造は、第二実施例の連結用金具Dと同じ構造である。その相違点は、メッシュ枠10の枠体12−1が細径で、縦横棧1100、1101と同じであることから、この各折曲片2、及び各第一の垂下係止片3は、本体板部100の折曲部位1bから、それぞれ隙間C1を介して設ける構造とし、また、各掛止段片5、及び各第二の垂下係止片6は、本体板部100の折曲部位1bから、それぞれ隙間C1を介して設ける構造である。この構造により、前記各隙間C1が形成されることで、この各隙間C1に、隣接する枠体12−1がそれぞれ挿嵌される。この状態が、図9−2と図10−2等に示されている。そして、この他の第二実施例では、止め具7を使用するが、その構造と使用例は前述の他の第一実施例に準ずる。尚、その他の構造と使用は、前述の第二実施例の連結用金具Dに準ずる。
又、図15−1〜図15−3の各例は、止め具7の他の実施例である。図15−1の一例は、止め具7と螺孔8付きのスペーサ21との組合せであり、スペーサ21を本体板部100と第一垂下係止片3との間に差込み支持する。また、図15−2−1と図15−2−2は、ベルト22の構造であり、対の本体板部100に引掛け、その折曲形成した両端部2200を、本体板部100の両端部に挾持し、この両端部2200で、上方の横棧1101を係止し、抜止め(メッシュ枠10の何れを、持上げた際の、他のメッシュ枠10の落下防止である)を図る構造である。また、図15−3は、バネ23の構造であり、本体板部100と第一垂下係止片3との間に差込み、上方の横棧1101を支持する。
そして、前述した各実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な効果と特徴を有する他のメッシュコーナーの連結用金具は、本発明の範疇である。
1a 板材
1b 折曲部位
1c 中心部位
100 本体板部
100a 突出
100b 内側
100c 自由端側
2 折曲片
3 第一の垂下係止片
5 掛止段片
6 第二の垂下係止片
7 止め具
70 螺杆
8 螺孔
10 メッシュ枠
11 メッシュ
1100 縦棧
1101 横棧
12 枠体
12−1 枠体
13 リング
15 カート
20 ケース
21 スペーサ
22 ベルト
2200 端部
23 バネ
A 連結用金具
A1 連結用金具
B 鉛直方向
C 隙間
C1 隙間
D 連結用金具
D1 連結用金具






Claims (6)

  1. メッシュコーナーを連結する金具であって、
    この金具は、鉛直方向の折曲部位で繋がった平面視して鍵形の対の本体板部と、この本体板部の一方側に設けた折曲げ支持部と、この本体板部の他方側に設けた折曲げ載置部とで構成し、
    この対の折曲げ支持部の支持は、前記メッシュコーナーの対のメッシュ枠の上方の横棧し、かつ、この折曲げ載置部の支持は、このメッシュコーナーの対のメッシュ枠の下方の横棧し、
    前記本体板部の支持は、前記メッシュ枠の外側とし、この折曲げ支持部と、折曲げ載置部の支持は、このメッシュ枠の内側とする構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
  2. 請求項1に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
    前記折曲げ支持部は、前記対の本体板部の上端に設けた折曲片と、この折曲片に繋がり、かつ垂下した第一の垂下係止片とで構成し、
    前記折曲げ載置部は、前記対の本体板部の下端に設けた掛止段片と、この掛止段片に繋がり、かつ垂下した第二の垂下係止片とで構成し、
    前記第一の垂下係止片、前記対の本体板部の上端から、この対の本体板部の中心部位に到る長さとし、
    前記第二の垂下係止片、前記掛止段片より下向きに設け、かつ前記第一の垂下係止片の長さに対して、短い長さとする構成とし、
    前記第一の垂下係止片と、前記第二の垂下係止片と同じ下向き方向の直列関係にる構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
  3. 請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
    前記対の本体板部は、前記メッシュ枠の外側に、この対の本体板部の内側は、このメッシュ枠の横棧に、それぞれ添設する構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
  4. 請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
    前記対の本体板部の折曲部位、前記対の折曲片、及び前記対の第一の垂下係止片と、並びに前記対の掛止段片、及び前記対の第二の垂下係止片との、それぞれの対峙内側間にあるそれぞれの隙間に前記メッシュ枠の枠体を設けた構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
  5. 請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
    前記対の本体板部に一個、又は数個の螺孔を開設し、この螺孔に止め具を設ける構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
  6. 請求項2に記載のメッシュコーナーの連結用金具であって、
    前記対の本体板部と、第一の垂下係止部との間に設けた下向きの隙間に、可撓性の締め具を装着する構成としたメッシュコーナーの連結用金具。
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