JP5888438B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、非触媒のアノード電極を有し、還元性燃料を使用する燃料電池に関する。
アノード側電極とカソード側電極がイオン伝導性を有する膜を介して対向した構造を有する燃料電池は、例えば、固体高分子型燃料電池などとして知られている。燃料電池は、一般に、イオン伝導性を有する膜(例えば、イオン交換樹脂からなる電解質膜)の一方の面にアノード側電極が、他方の面にカソード側電極が積層配置された構成を持つ。
アノード側電極に燃料(例えば、水素)が供給され、そこで触媒の作用によりプロトン(H)となり、2個の電子(e)はカソード側電極に向けて放出される。アノード側電極で生成されたプロトンは、イオン伝導性を有する膜を通ってカソード側電極に達し、そこで触媒の作用により、アノード側電極からの2個の電子(e)を受け取るとともに、外部から供給される酸素から生成される酸素イオンとともに、水が生成される。そして、この外部回路を通る電子の移動が、電流として取り出される。
すなわち、アノード側では、H→2H+2eの反応が、カソード側では、2H+1/2O+2e→HOの反応が起こり、全体反応としては、H+1/2O→HOの反応が起こることで、発電が行われる。化学反応を効率よく進めるために、電極には上記のように触媒が使用されており、例えば、固体高分子型燃料電池では、白金が多く使われている。
近年になり、酵素を触媒として用いて所望の反応のみを行う燃料電池(バイオ燃料電池)が提案されている。このバイオ燃料電池は、燃料を、触媒として機能する酵素により分解してプロトンと電子とに分離するもので、燃料としては、メタノールやエタノールのようなアルコール類あるいはグルコースのような単糖類あるいはデンプンのような多糖類を用いたものが開発されている。
非特許文献1及び特許文献1には、電子伝達メディエータ電極に固定したバイオ燃料電池が開示されている。非特許文献1及び特許文献1に開示されたバイオ燃料電池では、電子伝達メディエータを電極材料に固定化する際の固体化剤としてポリビニルイミダゾールを使用している。
また、特許文献2には、正極と負極とが緩衝物質を含む電解質を介して対向した構造を有し、正極及び負極の少なくとも一方が固定化酵素を利用しており、緩衝物質としてイミダゾール環を含む化合物を使用した燃料電池が開示されている。特許文献2に開示された燃料電池では、正極にビリルビンオキシダーゼを固定化してなり、イミダゾール緩衝液を含む電解質を使用したときに、カソード単極評価において高い電流密度が達成できたとある。
さらに、特許文献3には、酵素及び電子受容体を用いて血糖値を測定するセンサが開示されている。特許文献3に開示されたセンサは、酵素及び電子受容体に加えてイミダゾール等の複素環式化合物を含有することによって、酵素の保存安定性(保存期間の前後での電流値の変化の抑制)を改善している。
一方、燃料電池としては、上述のようにアノード電極に触媒の機能がなく、燃料自体の直接的な酸化によって発電できるタイプのものが知られている。具体的には、アスコルビン酸水溶液等の還元剤を燃料とし、触媒機能のないアノード電極を有する燃料電池では、還元剤の酸化によって常温常圧での発電が可能となることが知られている(非特許文献2)。
特開2008−71584号公報 特開2008−60067号公報 WO2012/042903
Electrochemistry 76, No. 8, (2008) p. 594-596 Electrochemistry Communications, Volume 8, Issue 5, May 2006, pages 720-724
しかしながら、上述したような、還元剤を燃料として使用する燃料電池においては、アノード側の反応性が低く、十分な出力が得られないといった問題があった。そこで、本発明は、このような実情に鑑み、非触媒のアノード電極を有し、還元剤を燃料として使用する燃料電池において優れた出力を達成した燃料電池を提供することを目的とする。
上述した目的を達成した本発明は以下を包含する。
(1)アノード側電極と、カソード側電極と、これらアノード側電極とカソード側電極との間に配されたイオン伝導性を有する膜とを備え、上記アノード側電極に存在する還元性燃料が、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物の存在下にて酸化されることを特徴とする燃料電池。
(2)上記アノード側電極は、貴金属触媒及び酵素のいずれも含まないことを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(3)上記還元性燃料は、アスコルビン酸、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオリン酸及び水素から選ばれる少なくとも1種以上の還元性燃料であることを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(4)上記化合物は、アノード側電極に接触する燃料に含有されていることを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(5)上記化合物は、アノード側電極における燃料と接触する表面に存在することを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(6)上記還元性燃料は、上記化合物を0.2〜5.0Mの濃度で含有することを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(7)上記アノード側電極は、炭素材料を含むことを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(8)上記複素環式化合物は、5員環の窒素を含む複素環式化合物であることを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(9)上記複素環式化合物は、イミダゾール環を有する化合物であることを特徴とする(1)記載の燃料電池。
(10)上記複素環式化合物は、ピラゾール、チアゾール、1−ビニルイミダゾール、ポリビニルイミダゾール及びヒスチジンからなる群から選ばれる少なくとも1以上の化合物であることを特徴とする(1)記載の燃料電池。
本明細書は本願の優先権の基礎である日本国特許出願2012−278610号の明細書及び/又は図面に記載される内容を包含する。
本発明によれば、非触媒のアノード電極を有し、還元剤を燃料として使用する燃料電池において出力を大幅に向上させることができる。
本発明を適用した燃料電池の一例を模式的に示す模式図である。 実施例で作製した燃料電池のテストピースの断面図である。 実施例1及び比較例1の燃料電池について電池特性を比較した結果を示す特性図である。 実施例2及び比較例1の燃料電池について電池特性を比較した結果を示す特性図である。 実施例3〜7の燃料電池(還元剤として2Mアスコルビン酸ナトリウムを使用)について電池特性を測定した結果を示す特性図である。 実施例3〜7の燃料電池(還元剤としてNADHを使用)について電池特性を測定した結果を示す特性図である。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
本発明において燃料電池とは、カソード電極とアノード電極とが電解質を介して対向してなる燃料電池であって、アノード電極に供給される還元性燃料が5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物の存在下にて酸化されるタイプの燃料電池を意味する。本発明に係る燃料電池では、特に、カソード電極及びアノード電極のうち少なくともアノード電極が触媒機能を有していないことが好ましい。
本発明を適用した燃料電池の一例を図1に模式的に示す。図1に示す燃料電池1は、アノード側電極11と、カソード側電極12と、アノード側電極11とカソード側電極12との間に配されたイオン伝導性を有する膜13(以下、電解質膜13)とを備えている。なお、燃料電池1において、アノード側電極11はアノード極室14内部に配設され、カソード側電極12はカソード極室15内部に配設されている。なお、アノード極室14には還元性燃料が充填又は供給される。なお、特に、本発明に係る燃料電池1においては、アノード極室14に充填又は供給された還元性燃料は、燃料となる還元剤と、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物とを含有していることが好ましい。
なお、本発明に係る燃料電池において、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物はアノード極室14に充填又は供給される還元性燃料に予め混合しても良いし、当該還元性燃料とは別にアノード極室14に供給されてもよい。また、本発明に係る燃料電池において、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物は、アノード側電極11における還元性燃料と接触する表面に存在させても良い。例えば、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物を含む溶液をアノード側電極11における燃料と接触する表面に塗布することで、当該表面に5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物を存在させることができる。或いは、アノード側電極11を構成する電極材を作製する際に5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物を混合しておいてもよい。
ここで還元性燃料とは、酸化還元反応において他の化学種を還元させる化合物(還元剤)のことを意味する。すなわち、還元性燃料は、酸化還元反応において酸化されることとなる。よって、還元性燃料は電子供与体である。燃料電池1において使用できる還元性燃料としては、アスコルビン酸、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(以下、NADH)、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオリン酸(以下、NADPH)及び水素等を挙げることができる。なかでも、還元性燃料としては、アスコルビン酸、NADH及びNADPHからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の還元性燃料を使用することが好ましく、特にアスコルビン酸を還元性燃料として使用することがより好ましい。
還元性燃料の濃度(換言すれば、還元剤の濃度)は、特に限定されないが、例えば0.2〜2.0Mとすることができる。還元性燃料の濃度がこの範囲を上回る場合、粘度上昇により基質拡散が不十分になるといった問題が生じる虞がある。また、還元性燃料の濃度がこの範囲を下回ると十分な出力が得られない虞がある。
ここで、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物とは、炭素のみから構成される5員環又は6員環化合物において1以上の炭素、好ましくは2個の炭素が窒素に置換された化合物である。なお、この複素環式化合物は脂肪族化合物でも良いし芳香族化合物でも良い。5又は6員環の窒素を有する脂肪族の複素環式化合物としては、特に限定されないが、2−イミダゾリジノン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、及びピロリジン並びにこれらの誘導体を挙げることができる。5又は6員環の窒素を有する芳香族の複素環式化合物としては、特に限定されないが、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、トリアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピラジン、1,2,3−トリアジン及びビピリジン並びにこれらの誘導体を挙げることができる。なかでも、5員環の窒素を含む複素環式化合物、特に5員環の窒素を含む芳香族複素環式化合物を使用することが好ましい。5員環の窒素を含む複素環式化合物、特に5員環の窒素を含む芳香族複素環式化合物を使用することで、燃料電池における出力を向上させることができる。なお、上記で列挙した複素環式化合物のうち、5員環の窒素を含む複素環式化合物は、ピロリジン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾールである。
また、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物としては、イミダゾール環を有する化合物(イミダゾール誘導体、イミダゾール系化合物)であることが好ましい。イミダゾール環を有する化合物を使用することで、燃料電池における出力を向上させることができる。
より具体的には、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物としては、特に、ピラゾール、チアゾール、1−ビニルイミダゾール、ポリビニルイミダゾール及びヒスチジンから選ばれる化合物(1種又は複数種)を使用することが好ましい。これらピラゾール、チアゾール、1−ビニルイミダゾール、ポリビニルイミダゾール及びヒスチジンを使用することによって、燃料電池における出力を大幅に向上させることができる。
ここで、イミダゾール環を有する化合物としては、特に限定されないが、イミダゾールの他に、イミダゾール誘導体、すなわちヒスチジン、1−ビニルイミダゾール、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、4−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、イミダゾール−2−カルボン酸エチル、イミダゾール−2−カルボキシアルデヒド、イミダゾール−4−カルボン酸、イミダゾール−4,5−ジカルボン酸、イミダゾール−1−イル−酢酸、2−アセチルベンズイミダゾール、1−アセチルイミダゾール、N−アセチルイミダゾール、2−アミノベンズイミダゾール、N−(3−アミノプロピル) イミダゾール、5−アミノ−2−(トリフルオロメチル) ベンズイミダゾール、4−アザベンズイミダゾール、4−アザ−2−メルカプトベンズイミダゾール、ベンズイミダゾール、1−ベンジルイミダゾール、1−ブチルイミダゾール)等を挙げることができる。特に、イミダゾール系化合物としては、イミダゾール、ヒスチジン及び/又は1−ビニルイミダゾールを使用することが好ましい。イミダゾール、ヒスチジン及び/又は1−ビニルイミダゾールを使用することで、固定化酵素の酵素活性を大幅に向上させることができるためである。
また、イミダゾール環を有する化合物としては、ポリビニルイミダゾール及びポリベンゾイミダゾール並びにその誘導体といったポリマーを使用することができる。特に、ポリビニルイミダゾールを使用することが好ましい。ポリビニルイミダゾールを使用することで、固定化酵素の酵素活性を大幅に向上させることができるためである。なお、このとき、ポリマーの分子量は5000〜1000000とすることが好ましく、5000〜200000とすることがより好ましく、100000〜200000とすることが最も好ましい。
また、還元性燃料に含まれるイミダゾール系化合物の濃度は、イミダゾール系化合物を溶液に混合して使用する場合、特に限定されないが、0.2〜5.0Mとすることが好ましく、0.5〜2.0Mとすることがより好ましい(濃度の値はイミダゾール基換算)。イミダゾール系化合物の濃度をこの範囲とすることで、還元性燃料の酸化反応における反応効率が優れ、より優れた出力を達成することができる。イミダゾール系の濃度がこの範囲を下回る場合には、還元性燃料の酸化反応の反応効率を向上させる効果が低くなる虞がある。また、イミダゾール系化合物の濃度がこの範囲を上回る場合には溶液の粘度が高くなって反応性が低下する虞がある。
さらに、イミダゾール系化合物を担体にアノード側電極11に塗布して使用する場合、イミダゾール系化合物を2.0〜50nmol/cm2とすることが好ましく、5.0〜20nmol/cm2とすることがより好ましい。イミダゾール系化合物の濃度をこの範囲とすることで、還元性燃料の酸化反応における反応効率が優れ、より優れた出力を達成することができる。イミダゾール系の濃度がこの範囲を下回る場合には、還元性燃料の酸化反応の反応効率を向上させる効果が低くなる虞がある。また、イミダゾール系化合物の濃度がこの範囲を上回る場合には溶液の粘度が高くなって反応性が低下する虞がある。
ここで、アノード側電極11は、導電性を有する電極材から構成されている。アノード側電極11は、還元性燃料の酸化反応を触媒する機能を有していないことが好ましい。ここで、触媒機能を有しないとは、バイオ燃料電池における酵素(固定化酵素を含む)や、固体高分子型燃料電池等における白金などの貴金属触媒を有していないこととほぼ同義である。すなわち、本発明に係る燃料電池では、バイオ燃料電池における酵素や、固体高分子型燃料電池等における白金などの貴金属触媒を有していない。なお、電極材としては、特に限定されず、例えば、カーボンブラック、カーボンフェルト、カーボンペーパ及び活性炭等の炭素材料を使用することができる。
次に、カソード側電極12について説明する。カソード側電極12は、電極材と還元反応関連剤とから構成される。カソード側電極12における還元反応関連剤としては、例えば、電極触媒として白金等の金属触媒が担持された炭素粉末、又は酸素還元酵素及びメディエータにより構成されているものを使用することができる。
還元反応関連剤として使用可能な酸素還元酵素としては、ビリルビンオキシターゼ、ラッカーゼ、ペルオキシダーゼ等を用いることができる。また、メディエータとしては、上記説明したものと同様のものを用いることができる。一方、還元反応関連剤が、金属触媒が担持された炭素粉末により構成されている場合、金属触媒として、例えば、白金、鉄、ニッケル、コバルト、ルテニウム等が用いられる。また、炭素粉末として、例えば、アセチレンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック等が用いられる。
カソード極室15内のカソード側電極12において、酸素とプロトンから水を生成する反応が進行する。よって、カソード側電極12には、反応に使用するための酸素が供給される必要がある。これには、例えば、カソード極室15内に酸素含有気体(例えば、空気)を導入することで、この反応に利用する酸素を供給しても良い。また、フェリシアン化カリウム等の犠牲試薬を添加した緩衝液(酸素が含まれている)等をカソード極室15内に供給しても良い。また、カソード側電極12を構成する還元反応関連剤が、白金等の金属触媒を担持した炭素粉末であれば、酸素ガスを用いることもできる。
酸素還元酵素及びメディエータを還元反応関連剤として用いる場合、カソード側電極12は、酸素還元酵素及びメディエータをポリマー及び架橋剤により電極材に固定化させた固定化酵素として作製できる。また例えば、酸素還元酵素及びメディエータを緩衝溶液に溶解させ、その溶解液を電極材に浸漬させることでカソード側電極12となる固定化酵素を作製することもできる。ここで使用可能なポリマー、架橋剤及び緩衝溶液は、上述したアノード側電極11と同様のものを使用することができる。一方、金属触媒が担持された炭素粉末を用いる場合、カソード側電極12は、金属触媒が担持された炭素粉末を、後述する電解質膜13と同様の電解質(例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸系の電解質)により電極材に固定化させて作製することができる。
また、電解質膜13は、電子伝導性を持たずプロトン伝導性を有するものであれば特に制限されるものではない。例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸系の樹脂膜、トリフルオロスチレン誘導体の共重合膜、リン酸を含浸させたポリベンズイミダゾール膜、芳香族ポリエーテルケトンスルホン酸膜等が挙げられる。具体的にはナフィオン(登録商標)が用いられる。
以上のように構成された本発明に係る燃料電池1は、例えば、アノード側電極11に供される燃料に還元性燃料としてアスコルビン酸を使用する場合、アノード側電極11及びカソード側電極12での酸化還元反応は、それぞれ下式(1)及び(2)によって表される。
アノード:アスコルビン酸 → デヒドロアスコルビン酸+2H++2e (1)
カソード:2H+1/2O+2e → HO (2)
すなわちアノード側電極11では、アスコルビン酸等の還元性燃料が酸化され、水素イオンと電子を生ずる反応が行われる。電子は、メディエータによって電極材に運ばれ、さらに外部回路を通じてカソード側電極12に運ばれる。水素イオンは、電解質膜13を介して、カソード側電極12に移動する。一方、カソード側電極12では、水素イオン、電子、酸素が反応して水を生成する反応が行われる。これらの反応によって、外部回路にエネルギーを放出する。
本発明に係る燃料電池1は、アノード側電極11における還元性燃料の酸化反応(一例として上記(1)の反応)が、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物の存在下で進行する。このため、本発明に係る燃料電池1は、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物の非存在下にて同酸化反応が進行する場合と比較して高い出力を達成することができる。
以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〜2〕
本実施例では、還元性燃料と、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物としてイミダゾール系化合物を含む燃料及び非触媒のアノード電極を備える燃料電池を作製し、その電池特性を評価した。
具体的に本実施例では、図2に模式的に示すようなテストセルを作製し、出力特性を評価した。図2に示すテストセルは、アノード側電極11とカソード側電極12とが電解質膜13を介して対向した構成である。また、図2に示すテストセルは、アノード側電極11に接するように配設されたアノード側集電体20及びカソード側電極12に接するように配設されたカソード側集電体21を備えている。さらに、図2に示すテストセルは、これらアノード側集電体20、アノード側電極11、電解質膜13、カソード側電極12及びカソード側集電体21からなる積層構造を、シリコン22で挟み込み、さらにシリコン22を一対のアクリル板23で挟み込むように構成されている。より具体的には以下のようにテストセルを作製した。
(1−1)アノード側電極11の作製
カーボンブラック、10%ポリビニルピリジン、N-メチルピロリドンを混和した分散溶液を1cm2に切り抜いたカーボンフェルト(東レ社製、商品名:トレカマット)に塗布し、乾燥させ、アノード側電極11とした。
(1−2)カソード側電極12の作製
カーボンブラック、10%ポリビニルピリジン、N-メチルピロリドンを混和した分散溶液を1cm2に切り抜いたカーボンフェルト(東レ社製、商品名:トレカマット)に塗布し、乾燥させたものをカソード側電極12とした。
(1−3)実施例1の燃料電池の作製
以上のように作製したアノード側電極11、カソード側電極12を使用し、アノード側集電体20、アノード側電極11、電解質膜13、カソード側電極12及びカソード側集電体21からなる積層構造を作製した。そして、アノード側電極11には、2Mアスコルビン酸ナトリウム、1Mイミダゾール-HCl(pH7.0)溶液、カソードに1Mフェリシアン化カリウム溶液を供給することで燃料電池(実施例1)を作製した。
(2−3)実施例2の燃料電池の作製
実施例2の燃料電池として、アノードに供給する燃料に含まれる還元剤を2Mアスコルビン酸ナトリウムに代えて1M還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドとした以外は実施例1の燃料電池と同様に作製した。
(3−3)比較例1の燃料電池の作製
比較例1の燃料電池として、アノードに供給する燃料を2Mアスコルビン酸ナトリウム溶液(1Mイミダゾール-HClを含まない溶液)とした以外は実施例1と同様に燃料電池を作製した。
<特性評価>
以上のように作製した実施例1、実施例2及び比較例1の燃料電池について以下のようにして電池特性を評価した。すなわち、電池出力を、電池両極間に直列に接続した外部負荷装置としてELECTRONIC Load PLZ164WA(KIKUSUI社製)及びWAVY FOR PLZ-4W ソフトウェア(KIKUSUI社製)を用いて計測した。測定は室温条件下(約25℃)にて実施した。
実施例1の燃料電池と比較例1の燃料電池について電池出力を比較した結果を図3に示す。図3に示すように、比較例1の燃料電池の出力は5.4mW/cm2であったのに対して、実施例1の燃料電池の出力は6.6mW/cm2であった。
また、実施例2の燃料電池と比較例1の燃料電池について電池出力を比較した結果を図4に示す。図4に示すように、比較例1の燃料電池の出力は4.28mW/cm2であったのに対して、実施例1の燃料電池の出力は6.51mW/cm2であった。
以上の結果から、アスコルビン酸やNADH等の還元剤を含む燃料が非触媒のアノード側電極11に供給され、還元剤が自己酸化することで電力を生じる燃料電池において、イミダゾール系化合物の存在下で還元剤の酸化反応を行うと、優れた電池特性を達成できることが示された。
〔実施例3〜7〕
本実施例では、5又は6員環の窒素及び炭素を含む複素環式化合物として種々の複素環式化合物を使用して実施例1と同様に燃料電池を作製し、その電池特性を評価した。すなわち、実施例3〜7では、1Mイミダゾール-HClに代えて表1に示す複素環式化合物を使用した以外は、実施例1及び2と同様に燃料電池(還元剤として2Mアスコルビン酸ナトリウムを使用した燃料電池と、還元剤としてNADHを使用した燃料電池)を作製した。なお、実施例6において使用したポリビニルイミダゾールの分子量は111500であった。
Figure 0005888438
そして、作製した燃料電池について、実施例1及び2と同様にして電池特性を評価した。すなわち、電池出力を、電池両極間に直列に接続した外部負荷装置としてELECTRONIC Load PLZ164WA(KIKUSUI社製)及びWAVY FOR PLZ-4W ソフトウェア(KIKUSUI社製)を用いて計測した。測定は室温条件下(約25℃)にて実施した。
2Mアスコルビン酸ナトリウムを使用した実施例3〜7の燃料電池について電池出力を測定した結果を表2及び図5に示した。なお、表2及び図5には、上述した複素環式化合物を含まない2Mアスコルビン酸ナトリウム溶液を使用した燃料電池(比較例)について電池出力を測定した結果も示した。
Figure 0005888438
また、NADHを使用した実施例3〜7の燃料電池について電池出力を測定した結果を表3及び図6に示した。なお、表2及び図5には、上述した複素環式化合物を含まないNADH溶液を使用した燃料電池(比較例)について電池出力を測定した結果も示した。
Figure 0005888438
表2及び3並びに図5及び6から分かるように、アスコルビン酸やNADH等の還元剤を含む燃料が非触媒のアノード側電極11に供給され、還元剤が自己酸化することで電力を生じる燃料電池において、表1に示した種々の複素環式化合物の存在下で還元剤の酸化反応を行うと、優れた電池特性を達成できることが示された。
特に、アスコルビン酸やNADH等の還元剤を利用した燃料電池においては、1−ビニルイミダゾール又はポリビニルイミダゾールの存在下で還元剤の酸化反応を行うと、顕著に優れた電池特性を達成できることが示された。
1…燃料電池、11…アノード側電極、12…カソード側電極、13…電解質膜
本明細書で引用した全ての刊行物、特許及び特許出願をそのまま参考として本明細書にとり入れるものとする。

Claims (9)

  1. アノード側電極と、カソード側電極と、これらアノード側電極とカソード側電極との間に配されたイオン伝導性を有する膜とを備え、上記アノード側電極に存在する、アスコルビン酸、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド及び還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオリン酸から選ばれる少なくとも1種以上の還元性燃料が、イミダゾール環を有する複素環式化合物の存在下にて酸化されることを特徴とする燃料電池。
  2. 上記アノード側電極は、貴金属触媒及び酵素のいずれも含まないことを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 上記還元性燃料は、アスコルビン酸ナトリウム又は還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドであることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池。
  4. 上記複素環式化合物は、アノード側電極に接触する還元性燃料に含有されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料電池。
  5. 上記複素環式化合物は、アノード側電極における還元性燃料と接触する表面に存在することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の燃料電池。
  6. 上記還元性燃料は、上記複素環式化合物を0.2〜5.0Mの濃度で含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の燃料電池。
  7. 上記アノード側電極は、炭素材料を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の燃料電池。
  8. 上記複素環式化合物は、イミダゾール-HCl、ピラゾール、チアゾール、1−ビニルイミダゾール、ポリビニルイミダゾール及びヒスチジンからなる群から選ばれる少なくとも1以上の化合物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の燃料電池。
  9. 上記複素環式化合物は、イミダゾール-HCl、ピラゾール、チアゾール、1−ビニルイミダゾール、ポリビニルイミダゾール又はヒスチジンであることを特徴とする請求項8記載の燃料電池。
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