JP5887699B2 - 画像形成装置、及び、画像形成方法 - Google Patents
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Description
このような画像形成装置によれば、メタルインクを用いたメタリック印刷を行う際に、良好な金属光沢を有する画像を形成しつつ、該画像において自由な階調表現を実現することができる。
このような画像形成装置によれば、所定の画素データを間引くことでメタルインクドットの間引き方を変更し、該画像において自由な階調表現をすることができる。
このような画像形成装置によれば、縞の線幅、または、縞の間隔を調整することで、間引きパターンを調整し、簡単に階調表現を行うことができる。
このような画像形成装置によれば、メタリック画像とカラー画像とを同時に形成することによって、メタリックカラーの印刷を行う場合でも、全体の印刷速度を向上させることができる。
このような画像形成装置によれば、メタリック画像で、光沢を維持しつつ、輪郭部分でジャギー等が生じにくい高画質なメタリック印刷を行うことができる。
このような画像形成装置によれば、見る角度に応じた良好な光沢感や質感を有するメタリック画像を形成することができる。
発明を実施するための画像形成装置の形態として、インクジェットプリンター(プリンター1)を例に挙げて説明する。
図1は、プリンター1の全体構成を示すブロック図である。図2Aは、本実施形態のプリンター1の構成を説明する図である。図2Bは、本実施形態のプリンター1の構成を説明する側面図である。
搬送ユニット20は、媒体(例えば紙Sなど)を所定の方向(以下、搬送方向という)に搬送させるためのものである。ここで、搬送方向はキャリッジの移動方向と交差する方向である。搬送ユニット20は、給紙ローラー21と、搬送モーター22と、搬送ローラー23と、プラテン24と、排紙ローラー25とを有する(図2A及び図2B)。
キャリッジユニット30は、ヘッドユニット40が取り付けられたキャリッジ31を所定の方向(以下、移動方向ともいう)に移動(「走査」とも呼ばれる)させるためのものである。キャリッジユニット30は、キャリッジ31と、キャリッジモーター32(CRモーターとも言う)とを有する(図2A及び図2B)。
ヘッドユニット40は、紙Sにインクを噴出するためのものである。ヘッドユニット40は、複数のノズルを有するヘッド41を備える。このヘッド41はキャリッジ31に設けられ、キャリッジ31が移動方向に移動すると、ヘッド41も移動方向に移動する。そして、ヘッド41が移動方向に移動中にインクを断続的に噴出することによって、移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が紙に形成される。
検出器群50は、プリンター1の状況を監視するためのものである。検出器群50には、リニア式エンコーダー51、ロータリー式エンコーダー52、紙検出センサ53、及び光学センサ54等が含まれる(図2A及び図2B)。
コントローラー60は、プリンターの制御を行うための制御ユニット(制御部)である。コントローラー60は、インターフェイス部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64とを有する(図1)。
プリンター1の印刷動作について簡単に説明する。コントローラー60は、コンピューター110からインターフェイス部61を介して印刷命令を受信し、各ユニットを制御することにより、給紙処理・ドット形成処理・搬送処理等を行う。
次の紙に印刷を行う場合は同処理を繰り返し、行わない場合は、印刷動作を終了する。
メタルインクは、金属粒子として銀粒子やアルミ粒子等を含有する。アルミ粒子を含むメタルインクでは、印刷面に明るい金属光沢を得ることができる。しかし、アルミ粒子は酸化しやすく、時間経過と共に印刷面が白化するおそれがある。一方、銀粒子を含有するメタルインクでは、アルミ粒子を含有するインクと比べて金属光沢の色が暗くなりやすく、コストが高いという問題があるが、酸化しにくく安定性に優れるという性質を有する。印刷時に使用するメタルインクは、印刷の用途に応じて選択することができるが、本明細書の各実施形態では銀粒子を含有するメタルインクを用いた印刷について説明する。なお、以下で説明する各実施形態の印刷方法によれば、上述の銀粒子を使用する際のコストや色の暗さ等の問題も解消することができる。
メタリック画像は、ヘッド41に設けられたメタルインクノズル列から前述のメタルインクを媒体に噴出させて、多数のメタルインクドットを形成することによって形成される。通常のメタリック印刷においては、メタリック画像を構成する全ての画素についてメタルインクドットが形成される。すなわち、メタリック画像はメタルインクによるベタ塗りによって形成される。しかし、本実施形態では一部の画素でメタルインクドットを間引くことにより、媒体上に存在する金属粒子の量(メタルインクの量)を調整することで、良好な金属光沢を有するメタリック画像の印刷を実現している。
図5A及び図5B〜図5Dに、メタリック画像のドット間引きの例について説明する図を示す。図5Aはドット間引き前のメタリック画像の原画像を表す図である。図5Bは、図5Aのメタリック画像について縞状になるようにドットを間引いた場合に印刷される画像パターンの例である。図5Cは、図5Aのメタリック画像について格子状になるようにドットを間引いた場合に印刷される画像パターンの例である。図5Dは、図5Aのメタリック画像について市松模様状になるようにドットを間引いた場合に印刷される画像パターンの例である。なお、図5B〜図5Dでは間引きパターンがわかりやすいように、ドットの間引き幅・間隔を実際よりも大きめにして、ドットの間引きパターンを認識しやすいように描いている。
第1実施形態では、メタリック画像を形成する際に、メタルインクドットを間引くことによって、金属光沢を有しつつ自由な階調表現を実現する。なお、メタリック印刷において、カラーインク(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色インク)によるカラー画像が同時に形成されてもよいが、本実施形態ではメタリック画像とカラー画像は重複部分を有さずに、それぞれ別個に形成されるものとする。
メタリック印刷を行う際の具体的な画像処理の方法について説明する。図6に、第1実施形態におけるメタリック画像の画像処理のフローを示す。本実施形態において、画像処理はS101〜S105の各工程を実行することによって行われる。各工程は、コンピューター110にインストールされたプリンタードライバーからの指令に基づいて実行される。
解像度変換処理(S104)とは、画像データを、実際に印刷を行う際の解像度(印刷解像度)に変換する処理である。本実施形態では、ビットマップ変換処理(S102)によって24×24dpi程度の解像度のメタリック画像データが生成されている。しかし、24×24dpiの解像度で印刷を行うと、非常に目の粗い画像となってしまう。特に、カラー画像が同時に印刷される場合には、カラー画像はもっと細かい解像度(例えば720×720dpi)で印刷される。そこで、24×24dpiの解像度のメタリック画像データを実際の印刷時の解像度に変換する必要がある。例えば、実際の印刷解像度が720×720dpiに指定されている場合、24×24dpiの解像度の画像データを720×720dpiのデータに変換する。
間引きデータ生成処理(S103)の詳細について説明する。上述のように、本実施形態では、メタリック画像を構成する仮画素について、当該仮画素単位でドットが間かれた状態のデータを生成し、そのデータを用いて印刷を行う。これにより、仮画素ごとに噴出されるメタルインクの量を調整し、良好な金属光沢を有しつつ、自由な階調表現を実現したメタリック画像を形成する。そのため、メタルインクドットが噴出される予定の仮画素のうち、所定の仮画素からメタルインクドットを間引くようなデータを生成する必要がある。そこで、プリンタードライバーは、印刷対象となるメタリック画像の仮画素データについて間引き対象となる画素の特定を行い、実際にドットが間かれた状態のデータを生成する。
まず、ユーザーによってメタルインクドットの間引きパターンが決定される。例えば、メモリー63に図5B〜図5Dのような間引きパターンがあらかじめ設定されていて、ユーザーは、ユーザーインターフェイス(不図示)を介して、所望の間引きパターンを選択できるようにしておく。ここでは、縞状パターン(図5B参照)が選択されるものとする。間引きパターンが選択されると、間引き後のメタリック画像部分の線の幅、及び、線と線との間隔が基準値として設定される。例えば、縞状パターンでは、縞部分の幅及び縞と縞との間隔が基準値として設定される。この基準値は次工程(S312)において、原画像データの階調値に応じて変更される。なお、間引き条件の設定(S311)は印刷開始直後の段階で行われてもよい。
続いて、プリンタードライバーは、メタリック画像の間引き対象となる部分(仮画素ごとの領域)を特定する(S312)。
間引き部分の特定は、S311で設定された間引きパターンを基準として、メタリック画像の原画像データで指示される各画素(仮画素)の階調値に基づいて行なわれる。図9〜図11に間引き部分を特定する方法を説明する図を示す。図9〜図11のそれぞれ左側の図は、印刷対象とするメタリック画像(長方形の画像)の原画像を表す。該原画像の列毎に書かれた右端の数字はその列における階調値を示している。一方、図9〜図11のそれぞれ右側の図は、間引き処理によって縞状にドットが間引かれた状態の画像データを示す。左側の図と同様に右端に列毎に書かれた数字はその列における階調値を示している。
なお、説明のため、当該メタリック画像は10階調からなるものとする。
同図では、原画像(左側の図)の階調値に応じてメタリック画像の線と線との間隔dの大きさを変更するようにドットが間引かれる。すなわち、階調値が大きいほどdが小さくく、階調値が小さいほどdが大きくなるようにドットが間引かれる。例えば、最大階調(階調値10)を示す最下方部分では間隔dが最も小さくなるようにするため、ドット間引きはほとんど行なわれない。一方、最小階調(階調値1)を示す最上方部分では間隔dが最も大きくなるようにするため、大きくドットが間引かれる。そして、中間階調(階調値5)を示す図の中央部付近では、図9で示したのと同様の間隔dとなるようにドットが間引かれる。
(S312)で間引き対象の部分として特定された仮画素についてMeの階調値がゼロに変更される。これにより、Meの階調値がゼロではない仮画素列(メタルインクが噴出される仮画素列)と、Meの階調値がゼロとなる仮画素列(間引き対象として特定された仮画素列)とからなるメタリック印刷データが得られる。
第1実施形態では、メタリック画像を構成する画素の階調値に基づいてメタルインクドットを間引くことによって、単位面積当たりに噴出されるメタルインクの量を変更させる。その際、メタルインクを噴出させる領域が所定の幅以上の大きさを有するようにドットが間引かれるようにする。
第2実施形態では、メタリック印刷において、メタルインク(Me)によるメタリック画像と、カラーインク(KCMY)によるカラー画像とを同時に形成する際に、メタリック画像とカラー画像とが重複部分を有するような印刷を行う。印刷に使用するプリンターの構成は第1実施形態と同様である。
図12に、第2実施形態で印刷対象となる画像の概念図を示す。本実施形態において印刷対象となる画像(原画像)は、図12の左側の図に示されるように、メタルインクによって印刷されるメタリック画像部分(円形の部分)と、カラーインクによって印刷されるカラー画像部分(長方形の部分)とを有する。そして、図の網掛け部で表される領域で両画像が重複するように構成される。なお、このカラー画像はRGB(RGBはそれぞれ、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色を表す)の3色で表現され、印刷時にはKCMY(KCMYはそれぞれ、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を表す)の4色のカラーインクによって印刷されるものとする。
メタリック画像の画像処理を行う際の基本的な流れは第1実施形態の図6で説明したものと同様である。ただし、本実施形態では、カラー画像とメタリック画像との重複部分(以下、重複領域とも呼ぶ)において、お互いのインクドット同士が重ならないようするために、間引きデータ生成処理(S103)の行程が異なる。以下、重複部分における間引きデータ生成処理(S103)について、前述の実施形態と異なる部分を中心に説明を行なう。
前述のように、本実施形態では、メタリック画像とカラー画像との重複領域で、メタルインク(Me)とカラーインク(KCMY)とが媒体上の同じ画素に噴出されないようにすることで、メタリック画像とカラー画像との同時印刷を実現している。そのため、メタルインクドットが噴出される予定の画素ではカラーインクドットの印刷データを間引き、逆にカラーインクドットが噴出される予定の画素ではメタルインクドットの印刷データを間引く必要がある。
ここで、参考として、カラーレイヤーにおけるカラー画像の画像処理について、簡単に説明しておく。
図15にカラー画像の画像処理のフローを示す。画像処理はS501〜S506の各工程を実行することによって行われる。各工程は、プリンタードライバーからの指令に基づいて実行される。
メタリック画像の画像処理(図6参照)と異なる点として、カラー画像の画像処理では、ビットマップ変換処理(S102)と印刷解像度変換処理(S105)とが、解像度変換処理(S502)として同時に行なわれ、また、色変換処理(S503)、ハーフトーン処理(S504)が行なわれる。以下、異なる点について説明する。
第2実施形態では、メタリック画像とカラー画像が重複する部分を有するような重ね打ち印刷を行う場合に、カラーインクドットとメタルインクドットとが同一の画素に噴出されないようにする。そして、メタリック印刷部では、最低幅を確保しつつ階調値に応じてドット間引き量を調整することで、メタリック画像の階調表現を行なう。
第3実施形態では、メタリック印刷においてメタリック画像を形成する際に、その輪郭部分の画像処理の方法を変更することで、より、高画質なメタリック画像を形成する。
そこで、本実施形態では、メタリック画像の輪郭部分からはみ出す分の画素データを間引くような画像処理を行なう。図18に、第3実施形態におけるメタリック画像の画像処理のフローを示す。
プリンタードライバーは、取得した原画像データをコピーし、該コピー画像を720×720dpiのデータに変換する。これにより、上述の図17で表されるような画素データが得られる。そして、その画素データをメモリー63に一時的に保存する。
図19にドット間引き調整処理(S136)で行なわれる処理のフローを示す。
プリンタードライバーは(S134)で720dpiに解像度変換されたデータ(図16の状態に相当する画素データ)と、(S135)で720dpiに解像度変換された原画像のデータ(図17の状態に相当する画素データ)とを比較して、はみ出し画素の検出を行なう(S611)。ここでは、2つの画素データで重複する部分以外の画素がメタルインクの「はみ出し画素」として検出される。具体的には、(S134)で得られた方のデータについてMeの階調値がゼロではなく、かつ、(S135)で得られた方のデータについてMeの階調値がゼロとなる画素が、「はみ出し画素」として検出される。
第3実施形態では、メタリック画像の輪郭部からはみ出して形成される分のメタルインクドットを間引くことによって、原画像データにより近い画像を印刷する。その際、メタリック画像が最低限の幅(1mm)を確保できるようにしながらドットを間引く。
これにより、良好な金属光沢を有しつつ、輪郭部分でジャギー等が生じにくい高画質なメタリック印刷を行うことができる。
第4実施形態では、印刷されたメタリック画像をユーザーが見る際の「画像を見る角度」を考慮して、メタルインクドットの間引き方を変更する。
ドットが間引かれた状態のメタリック画像をユーザーが見る際に、見る角度によって画像の見え方が変化する場合がある。例えば、前述の各実施形態で形成されるような横縞状にメタルインクドットが間引かれたメタリック画像を斜め下側から見ると、画像の上方部と下方部とで金属光沢が異なって見える。
画像処理の方法は第1実施形態とほぼ同様であるが、図6における間引きデータ生成処理(S103)が一部異なる。
続いて、「画像を見る角度」を表す情報として、ユーザーによって視点情報が設定される(S342)。本実施形態では、印刷後の画像を斜めの角度から見る場合でも、金属光沢や質感が原画像と同等に見えるようなメタリック画像を形成するために、該視点情報に応じて、ドット間引き量が変更される。なお、視点情報の設定(S342)は印刷開始直後の段階で行われてもよいし、間引き条件の設定(S341)より前に行われてもよい。
第4実施形態では、メタリック画像から所定のドットを間引くことで階調表現を行いつつ、画像を見る角度に応じてドットの間引き方を変更する。すなわち、画像を見る際のユーザーの視線と画像とのなす角度を表す情報に基づいて、単位面積当たりに噴出させる前記メタルインクの量を変更する。また、メタリック画像が最低限の幅(1mm)を確保できるようにしながらドットを間引く。
これにより、良好な金属光沢を有しつつ、斜めから見る場合でも金属光沢が均一に見えるような画像を印刷する。
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、メタルインクとして銀粒子やアルミ粒子を含有するインクの例が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、印刷時に金属光沢を再現できるものであれば、銅や金等の他の粒子を含有するインクを使用することも可能である。
前述の実施形態では、液体を噴出させるための動作を行う素子としてピエゾ素子PZTを例示したが、他の素子であってもよい。例えば、発熱素子や静電アクチュエーターを用いてもよい。
プリンタードライバーの処理は外部制御装置としてのコンピューター110(PC)で行ってもよいし、プリンター1で行ってもよい。なお、PCで処理を行なう場合は、プリンターとプリンタードライバーをインストールしたPCとで画像形成装置が構成される。
前述の実施形態では、ヘッド41をキャリッジとともに移動させるタイプのプリンター1を例に挙げて説明したが、プリンターはヘッドが固定された、いわゆるラインプリンターであってもよい。
20 搬送ユニット、21 給紙ローラー、22 搬送モーター、
23 搬送ローラー、24 プラテン、25 排紙ローラー、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、32 キャリッジモーター、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、411 ケース、412 流路ユニット、
412a 流路形成板、412b 弾性板、412c ノズルプレート、
412d 圧力室、412e ノズル連通口、412f 共通インク室、
412g インク供給路、412h アイランド部、412i 弾性膜、
50 検出器群、51 リニア式エンコーダー、52 ロータリー式エンコーダー、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、
60 コントローラー、61 インターフェイス部、62 CPU、
63 メモリー、64 ユニット制御回路、
110 コンピューター
Claims (6)
- (A)インクを噴出するヘッド部と、
(B)前記ヘッド部から金属粒子を含有するメタルインクを媒体に噴出させ、メタリック画像を形成させる制御部であって、
前記メタルインクが噴出される最小単位である仮画素を設定し、
前記メタリック画像を構成する画素の階調値に基づいて、複数の前記仮画素のうち前記メタルインクが噴出される前記仮画素と前記メタルインクが噴出されない前記仮画素とを示すデータを生成し、
前記データに従って、前記媒体の単位面積当たりに噴出させる前記メタルインクの量を変更し、
前記メタリック画像が縞状になるように一部の前記仮画素に噴出される前記メタルインクを間引く場合には、
前記メタリック画像の階調値が低い領域ほど、前記メタリック画像の縞部分の幅が狭くなるように、または、前記メタリック画像の縞と縞との間隔が広くなるように、前記メタルインクを間引くことで、前記縞部分の幅の最小値が前記仮画素の大きさ以上となる前記メタリック画像を形成させる、
制御部と、
を備える画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記メタリック画像を表すメタリック画像データから、前記メタリック画像を構成する画素のうち、所定の画素のデータを間引くことで、前記媒体の単位面積当たりに噴出される前記メタルインクの量を少なくし、
前記メタリック画像で階調値が低い領域ほど、前記画素のデータを間引く量を多くすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
カラー画像を表すカラー画像データにしたがって、前記ヘッド部からカラーインクを前記媒体に噴出させてカラー画像を形成し、
前記カラー画像と前記メタリック画像とが重複する部分を有する場合、
前記カラー画像データのうち前記カラーインクを噴出させる画素と、前記メタリック画像データのうち前記メタルインクを噴出させる画素と、が互いに重複しないようにすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記メタリック画像データから、前記メタリック画像を構成する画素のうち、前記メタリック画像の輪郭からはみ出す分の画素のデータを間引くことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
形成後の前記メタリック画像をユーザーが見る際の、ユーザーの視線と前記画像とのなす角度を表す情報に基づいて、
前記角度が小さいほど、前記媒体と前記視線との交差する領域において単位面積当たりに噴出される前記メタルインクの量を少なくすることを特徴とする画像形成装置。 - 金属粒子を含有するメタルインクをヘッド部から媒体に噴出して、メタリック画像を形成することと、
前記メタルインクが噴出される最小単位である仮画素を設定することと、
前記メタリック画像を構成する画素の階調値に基づいて、複数の前記仮画素のうち前記メタルインクが噴出される前記仮画素と前記メタルインクが噴出されない前記仮画素とを示すデータを生成することと、
前記データに従って、前記媒体の単位面積当たりに噴出させる前記メタルインクの量を変更することと、
前記メタリック画像が縞状になるように一部の前記仮画素に噴出される前記メタルインクを間引く場合には、前記メタリック画像の階調値が低い領域ほど、前記メタリック画像の縞部分の幅が狭くなるように、または、前記メタリック画像の縞と縞との間隔が広くなるように、前記メタルインクを間引くことで、前記縞部分の幅の最小値が前記仮画素の大きさ以上となる前記メタリック画像を形成させることと、
を有する画像形成方法。
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