JP5886714B2 - 携帯型機器保守支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型機器保守支援装置に関し、詳しくは、フィールド機器の設置現場におけるフィールド機器の点検や調整などの保守作業に好適な携帯型の装置に関する。
図8は、石油、化学、鉄鋼、紙パルプ、ガス、LNG、電力、水環境、医薬品などの制御プラントにおける計装システムの一例を示すシステム構成図である。
図8において、温度伝送器、流量計、圧力伝送器、バルブポジショナなどのフィールド機器1は、I/Oモジュール2を介して上位の制御システム(以下、上位システムともいう)3と接続されている。
各物理量を検出するフィールド機器1は、プロセス値の伝送にあたり、たとえば4−20mAのアナログ信号に機器情報などを含むデジタル信号が重畳された複合信号によるハイブリッド通信を行う。
ここで、ハイブリッド通信を行うフィールド機器1と制御システム3は、基本的に、1対1の関係で接続されている。制御システム3は、フィールド機器1から伝送入力されるプロセス値および機器情報に基づき、バルブなどの操作器を制御する。
上位システム3からフィールド機器1が有するパラメータにアクセスする場合や、フィールド機器1から上位システム3に機器情報などを伝送する場合には、4−20mAのアナログ信号に重畳させたデジタル信号を用いて、所定のハイブリッド通信の伝送方式に則って所望のデータの送受信を行う。
ハイブリッド通信のプロトコルとしてはFoundation(登録商標)Fieldbus、Profibus(登録商標)、HART(登録商標)、MODBUS (登録商標)などがあり、各々の通信規則に従ってデータの送受信が行われる。
このような計装システムを構成するフィールド機器1の設置現場で、フィールド機器1の点検や調整などの保守作業に用いる装置として、たとえば特許文献1に記載されている図9に示すような装置が提案されている。
図9において、装置22は、3つのネットワーク接続端子、2つの正極端子(24A、24C)、および1つの共通端子(24B)を備えている。正極端子24Aと共通端子24Bは装置22をHARTネットワークに接続するのに利用され、正極端子24Cと共通端子24Bは装置22をFoundation Fieldbus(以下FFと略すこともある)ネットワークに接続するのに利用される。
装置22がHART処理制御ループ接続で動作するのにあたり、直流を吸い込んだり、供給するのを防止しなければならない。そこで、HART物理層回路(HARTMAU)26は、図示しない処理制御ループへ電圧信号を供給できるように設計されている。
また、装置22は、FFに固有の安全要求を満足するため、処理制御ループへのエネルギ注入を防止しなければならない。その要求を満足するため、FF物理層回路(フィールドバスMAU)28は、例えばシャント電流調整器を使って約20mAの直流電流を吸い込み、メッセージ伝送中にその電流をおよそ±8mAで変調する。
これら2つのプロトコル通信方法は互いに基本的に異なり衝突することから、装置22の回路は、HART処理制御ループには電流の吸い込みが生じず、FFのネットワークにはエネルギ注入(電圧印加)が行われないように構成される。
装置22には、異なる処理制御ループのためのそれぞれ別々の接続回路と媒体アクセス回路(26、28)とが設けられているため、ユーザが、装置22を反対のネットワーク(HARTMAU26をFFネットワークへ接続、または、その逆の接続など)へ接続する恐れがある。そこで、ユーザの誤接続に対処するため、装置22では、接続開始時にはMAUの媒体アクセスユニットを受動状態に維持して、ネットワーク媒体を変調しないように構成されている。
装置22内の測定回路は、HARTMAU26用の1個と、フィールドバスMAU28用の3個の、総計で4つの測定信号調整回路で構成されている。さらに、HART測定回路30とフィールドバス測定回路32とは、ネットワークからの小振幅で短期間の電流を吸い込むことができる回路を形成している。FF測定信号調整回路32は、DC電圧値、通信信号の振幅値、ネットワークやループのノイズ量を計測するための、FFネットワーク端子(24B、24C)の電圧信号を調整できる3つの測定調整回路(統合してフィールドバス測定回路32)で構成されている。また、HART測定回路30は、ネットワーク上の直流電圧値を測定する回路からなる。それら4つの信号調整回路は、制御論理ブロック34に接続されている。制御論理ブロック34は、アナログ/デジタル変換器36に接続されたマルチプレクサを含んでいる。制御論理ブロック34は、マイクロプロセッサ38から16ビットパラレルバス40経由でアクセス可能である。
装置22に電源が投入されると、マイクロプロセッサ38からの指示により、アナログ/デジタル変換器36がHARTおよびFFネットワーク接続端子の両方の直流電圧のモニターを交互に行う。その状態のとき、装置22によるネットワーク(処理制御ループ)への妨害(電流の吸い込み/供給、電圧の印加など)はない。
ネットワークに接続されていない場合、両ループ接続端子における測定電圧値はほぼゼロである。片方のMAU端子が端子24Aと24Bまたは端子24Cと24Bを介してループに接続されると、そのMAU端子で直流電圧が測定され、他方のMAU端子では測定されない。HART処理制御ループ接続ではおよそ12〜50Vの直流電圧が測定され、FFループ接続ではおよそ9〜32Vの直流電圧が計測される。
ループ接続端子の機械的設計に関しては、HARTおよびFF媒体アクセスユニット(MAU)26、28の両方を処理ループへ同時に接続できないように設計する。これにより、片方の媒体アクセスユニットで直流電圧が測定されても、他方のユニットでは直流電圧が測定されない確実な構成になる。
直流電圧が測定された場合、ループ接続線が正確に接続されているかどうか確認するため、その直流電圧の極性を検知する。特に、共通端子24Bと、両接続端子24Aおよび24Cの一方との間で計測された直流電圧がマイナスの極性である場合には、処理ループ接続線が逆であることを意味する。それから、COM−1端子41を経由してマイクロプロセッサ38からホストプロセッサ(図示せず)へメッセージが送られ、ホストプロセッサはそのメッセージを表示して、ループ接続を逆に接続するようユーザに通知する。
HARTおよびFF処理通信ループの両方で使用される直流動作電圧の間にはオーバラップが存在する。それゆえ、装置22が接続されたループのタイプを高信頼で表示するのに、直流電圧だけを使用することはできない。そこでループのタイプを判断するため、実際には、処理制御ループの(相当の直流電圧値と正確な接続極性をもつ)直流インピーダンスを装置22により計測する。
装置22では、5ミリ秒程度のごく短期間で1mAの電流を吸い込むことによりネットワークの直流インピーダンスを測定できる。その妨害信号により、処理制御ループにその直流インピーダンスに比例した電圧パルスが発生する。HARTおよびFF処理通信ループの間には、明確なインピーダンス範囲が存在する。その妨害信号に応じて装置22で観測される信号には、処理制御ループ上にあるHARTかFF通信信号のいずれかが含まれている。その通信信号を適当なローパスフィルタを使ってフィルタ処理することにより、装置22で短期間パルスが観測できる。
A/D変換器36では、この妨害信号の電圧振幅を測定する。その電圧測定値から、ネットワークのインピーダンスを計算できる。FFネットワークの場合、インピーダンス算出値がおよそ50Ωであり、HARTネットワークにおけるインピダンス算出値は、ほぼ125Ωを超える。
検出された処理ループのタイプが装置22に接続された媒体アクセスユニット(MAU)と異なる場合には、COM−1端子41経由でマイクロプロセッサ38からホストプロセッサへエラーメッセージが送られて、ネットワーク接続を正しい媒体アクセスユニットへ変更するようユーザに伝達する。ただし、検出されたネットワークつまり処理制御ループのタイプが装置22の媒体アクセスユニットと同じである場合には、通常の通信動作を継続する。
装置22が通信のため処理制御ループに接続されている間も、装置22は必要に応じて複数の診断測定を行うことができる。例えば、マイプロプロセッサ38により、直流ループ電圧を定期的に計測して、それが正確で一定に維持されているかを確認することができる。直流ループ電圧に変動がある場合には、処理ループに不具合が発生、あるいは、不具合状態の発生が差し迫っていると判断する。
フィールドバス測定回路32に、追加の動作ネットワークや処理制御ループの測定診断を行わせるのが好ましい。通信信号の交流測定回路にはフィルタを設けて、フィールドバス処理制御ループ上のメッセージ信号の振幅を測定可能にするのがよい。ノイズ測定回路でも交流電圧を測定できるが、ローパスフィルタを備えれば、60〜120Hzのノイズの振幅値を計測できる。
このように構成される装置22では、1対のループ接続端子へのループ接続を自動的に検知できる。さらに、装置22は、ループ接続の不適当な状態を自動的に検知して、ユーザに極性を逆転するよう警告できる。さらにまた、装置22では、接続された処理制御ループのタイプを自動的に検知して、それに対応した通信を行うことができる。
また、装置22に接続された処理ループのいくつかの診断も行える。特に、装置22では、直流ネットワーク電圧値、FFメッセージ信号の信号振幅値、低周波ノイズの振幅値が測定可能である。さらに、FFの診断に関連して、装置22では、フィールドバス信号強度の振幅を測定して、それをネットワークに接続された所定の装置から切り離せる。それゆえ、ユーザは、FFネットワークまたはループに接続された装置の健全性を診断でき、あるいはネットワークの端末に問題があるかどうかを判断できる。さらにまた、装置22により、複数のFF診断も行える。装置22は、FFネットワーク上に設けられた複数の端末に関する情報も表示できる。
装置22には、不揮発性メモリ42や揮発性メモリ44なども装備されている。装置22内のメモリは、全部の再試行問い合わせの記録と共に、検知されたメッセージ信号エラーの全記録を保存するのにも利用できる。それらエラーは、処理制御ループ上の特定の処理装置や受信機ノード点と関連付けることもできる。そこで、全期間にわたり情報を収集して、接続されたノード点の状態と共に、前記ループの健全性の表示も効果的に行える。
別の実施形態として、不揮発性メモリ42をフラッシュメモリにし、より高度な診断機能を簡略化するプログラム指示を格納することも可能である。そのような高度な診断機能には、FF部分で動作するループの制御状態をモニターする機能、および/または、ネットワーク上のその他の装置の問題解決を支援するため、制御ループ内に特定機能ブロック部をシミュレートする機能が含まれる。
特表2005−522069号公報
しかし、特許文献1に記載されている従来の装置によれば、異なる2つの通信プロトコルが実装されるとともに、各通信プロトコルに基づく所定のネットワークを接続するための2組の端子を備えていることから、現場保守作業者などのユーザーが、所定のネットワークを所定の端子に正しく接続できるように、誤接続などを防止する対策を講じる必要がある。
端子とネットワークが誤接続されると、正しく接続された場合にはネットワークに接続されている通信可能なフィールド機器と通信接続できなくなり、最悪の場合には、これらフィールド機器を破壊してしまうこともある。
本発明は、このような従来の問題点に着目したものであり、その目的は、ネットワークの誤接続を確実に防止できる携帯型機器保守支援装置を提供することにある。
このような課題を達成する請求項1の発明は、
フィールド機器と上位システムとの間でアナログ信号に少なくとも機器情報を含むデジタル信号が重畳された複合信号によりそれぞれのプロトコルに基づいて行われるハイブリッド通信ネットワークの保守点検に用いられる携帯型機器保守支援装置において、
前記ネットワークに接続するための前記複数のプロトコルに共通した1組の端子と、
前記フィールド機器のネットワーク通信で使用される複数系統の通信モデムと、
前記複合信号を周波数解析し、その解析結果に基づき前記プロトコルの規格種別を判断する手段と、
前記1組の端子と複数系統の通信モデムとを切換接続するセレクタを設け、
前記セレクタは、前記規格種別を判断する手段の判別結果または手動スイッチの出力をORゲートを介して入力される制御信号に基づいて1組の端子と複数系統の通信モデムとを切換接続することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯型機器保守支援装置において、
前記複数のプロトコルは、少なくともFoundation Fieldbus、Profibus、HART、MODBUSのうちの2つを含むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯型機器保守支援装置において、
前記端子の後段には、入出力エネルギーを本質安全防爆規格に基づき点火エネルギーにより発火しないレベルに制限するバリアが設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯型機器保守支援装置において、
前記規格種別を判断する手段は、前記ネットワークのライン電圧およびライン電流のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器の変換出力信号に含まれる雑音成分を除去して波形整形するようにデジタルフィルタのパラメータを調整することを特徴とする。
これらにより、ネットワークの誤接続を生じることなく、複合信号のプロトコルを的確に判断できる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 図1におけるバリア5の具体的な回路例図である。 図1の動作の流れを説明するフローチャートである。 図3のステップS7の処理が終了した後の動作状態を示すブロック図である。 図3のステップS10の処理が終了した後の動作状態を示すブロック図である。 本発明の他の実施例を示すブロック図である。 図6における入出力ブロック15の具体的な回路例図である。 計装システムの一例を示すシステム構成図である。 従来の携帯式診断通信装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明について、図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。図1において、端子1は通信ネットワークに接続するためのものであり、正極端子P+と負極端子P−を備えている。この端子1は、複数の規格の通信ネットワークに共通して用いられる。
通信モデム2、3は、いずれもフィールド機器のネットワーク通信で使用されるものである。通信モデム2は、前述のFF、Profibus、HART、MODBUSなどの通信ネットワークのうちのたとえばHARTネットワークに対応し、通信モデム3は、たとえばFFネットワークに対応している。
なお、本実施例では2つの通信モデム2、3を設ける例を示しているが、3つまたはそれ以上の通信モデムを設けてもよい。これら通信モデム2、3の出力端子は、CPU4に接続されている。
CPU4は、通信モデム2、3を介して入力される情報と、信号処理部10から入力される情報に基づき、通信ネットワークの規格種別の自動判別を行い、その判別結果をオアゲート12を介してセレクタ6、7の制御信号としてフィードバックする。なお、CPU4は、主にアプリケーション層の処理を行うが、必要に応じてデータリンク層の処理も行う。
バリア5は、エネルギー(電圧・電流・電力)の入出力を制限するものであって、本質安全防爆適用を考慮した場合に、端子1の次段に接続される。このバリア5は、対応するすべてのネットワーク通信規格において、最大定格の入力が与えられても部品損傷が無いように設計される。
図2はバリア5の具体的な回路例図であり、8個の接続端子S1〜S8が設けられた例を示している。
接続端子S1、S2間には点火エネルギーにより発火しないような程度まで電流を低減する電流制限素子として用いられる抵抗5aと5bが直列接続され、接続端子S3、S4間には電流制限素子として用いられる抵抗5cと5dが直列接続されている。
抵抗5aと5bの接続点と抵抗5cと5dの接続点間には、互いに逆極性になるように並列接続された点火エネルギーにより発火しないような程度まで電圧を低減する電圧制限素子として用いられる2個のダイオード5e、5fよりなる並列回路が接続されている。
接続端子S1、S5間には抵抗5gが接続され、抵抗5gと接続端子S5の接続点にはダイオード5hのカソードが接続され、ダイオード5hのアノードは共通電位点に接続されている。
接続端子S3、S6間には抵抗5iが接続され、抵抗5iと接続端子S6の接続点にはダイオード5jのカソードが接続され、ダイオード5jのアノードは共通電位点に接続されている。
抵抗5cと5dの接続点と接続端子S7間には抵抗5kが接続され、抵抗5kと接続端子S7の接続点にはダイオード5mのカソードが接続され、ダイオード5mのアノードは共通電位点に接続されている。
接続端子S3、S8間には抵抗5nが接続され、抵抗5nと接続端子S8の接続点にはダイオード5pのカソードが接続され、ダイオード5pのアノードは共通電位点に接続されている。
このような構成のバリア5において、接続端子S5、S6はライン電圧測定端子として機能し、接続端子S7、S8はライン電流測定端子として機能するが、ライン電圧やライン電流を測定するポイントはこれらに限るものではなく、別に複数設けてもよい。
再び図1において、セレクタ6、7は、可動接点aと固定接点b、cとで構成され端子1と各通信モデム2、3とを選択的に接続するものであり、バリア5と各通信モデム2、3との間に設けられている。
セレクタ6の可動接点aは接続端子S2に接続され、固定接点bは通信モデム2の一方の入力端子に接続され、固定接点cは通信モデム3の一方の入力端子に接続されている。
セレクタ7の可動接点aは接続端子S4に接続され、固定接点bは通信モデム2の他方の入力端子に接続され、固定接点cは通信モデム3の他方の入力端子に接続されている。
これらセレクタ6、7は、初期状態において通信モデム2、3のいずれか一方のみと通信可能となるように、通信プロトコルの物理層とCPU4を接続し、周波数解析によりプロトコルの規格種別自動診断および通信確立を行う。なお、最初に接続される一方の通信プロトコルは、残りの他方の通信プロトコルより入出力が小さい範囲(たとえば電流では4−20mA)で動作させる。
測定回路8は、バリア5の接続端子S5〜S8を介して通信プロトコルの物理層に接続されたものであり、その出力端子はA/D変換器9に接続されている。
A/D変換器9は、たとえば通信帯域よりも10倍程度の高速なサンプリング速度を有するものであり、バリア5の後段のアナログ出力信号をデジタル信号に変換して信号処理部10に出力する。このA/D変換器9の出力信号は、端子1に接続される通信ネットワークの規格種別を判定するための元情報となる。
A/D変換器9には、測定回路8を介してバリア5の接続端子S5およびS6が接続され、端子1に関連付けられる電圧を検出する。なお、バスに流れる電流の検出にあたっては、バスに流れる電流を電圧に変換するための端子1のP+とP−の各ラインに直列に接続される抵抗5k、5nと、抵抗間の電圧(接続端子S7、S8間の電位差)を求めるための図示しない差動増幅器が用いられる。
信号処理部10は、DSPやCPUなどで構成されるものであり、A/D変換器9から変換出力される信号に対して、たとえばFFT演算による周波数解析や、デジタルフィルタによる波形整形処理などを行う。
信号処理部10は、具体的には、以下のような処理判断を行う。
1)ある一定期間(想定される各通信ネットワークフレームの数分の1)の周波数解析を行い、スペクトラム密度の高い通信周波数を算出し、その算出結果に基づき通信ネットワークの規格種別を判断する。すなわち、たとえば30kHz近傍であればFFと判断し、1〜2kHzであればHARTと判断する。
2)また、A/D変換器9のバス電流に関わる電圧入力の最大値・最小値から、通信振幅を算出する。1)の周波数解析に基づいて得られた通信ネットワークにおける規格上の通信振幅と比較し、規格範囲であれば通信を確定させるようにCPU4に通知する。CPU4は、セレクタ6、7に対して、該当する通信モデム2または3と端子1を接続するための指示信号を与える。振幅が規格範囲から乖離がある場合には、通信異常であることをCPU4に通知する。
3)2)の処理と同時に信号のばらつきを確認し、ばらつきが大きければバスラインの雑音が大きくて状態が悪いことをCPU4に通知する。
4)さらに、3)でバスラインの雑音が大きくて状態が悪いと判断した場合には、A/D変換器9の変換出力信号に含まれる雑音成分を除去して波形整形するようにデジタルフィルタのパラメータを調整し、波形整形処理された雑音成分の少ない信号をCPU4に出力する。これにより、CPU4は、バスラインを介して伝送される本来の通信情報を認識できる。
なお、信号処理部10は、これら1)から4)の信号処理を行うものであるが、CPU4の演算処理能力に余裕があればこれらの信号処理の一部をCPU4で行うようにしてもよい。
手動スイッチ11は、CPU4による自動判別モードを必要に応じて手動モードに設定するために設けられている。すなわち、端子1に接続される通信ネットワークの規格種別の判別は、信号処理部10の処理結果に基づきCPU4により自動判別されるが、確定的に通信を選択することも考慮し、手動でも切り替えられるようにしている。
手動スイッチ11は、たとえば差し込み型のディップスイッチでもよいし、あらかじめ使用する通信プロトコルが判明している場合は短絡用スイッチで端子1に接続される通信プロトコルを固定してもよい。手動スイッチ11のステータスも、オアゲート12を介してセレクタ6、7の制御信号として入力される。
表示部13はCPU4に接続されたものであり、CPU4の各種情報を表示する。操作部14もCPU4に接続されたものであり、たとえば表示部13の表示画面を見ながらCPU4を設定操作する。
クロック出力部15は、CPU4をはじめとする各ブロックに、それぞれに必要な周波数のクロックを出力する。
電源部16は、CPU4をはじめとする各ブロックに、それぞれに必要な所定電圧の電源を出力する。
図3は、図1の動作の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップS1において、初期状態に設定する。初期状態では、クロック出力部15の出力クロックの周波数を、通信速度の遅い通信モデム2(HART)と通信速度の速い通信モデム3(FF)にそれぞれ対応するように設定する。そして、電源部16からの電源供給先として、通信モデム2、3、CPU4、測定回路8、A/D変換器9および信号処理部10を設定する。
ステップS2において、測定回路8、A/D変換器9および信号処理部10は、端子1に接続される通信ネットワークにおける通信の有無を検出するとともに、信号周波数解析を開始する。
ステップS3において、フレームの所定の監視時間を定める監視タイマをスタートさせる。フレームの監視時間は、FF通信の特性を考慮して設定される。一般的にFF通信は双方向のデジタル通信であり、数ミリ秒間隔で常時フレームが送信される。したがって、無音状態がたとえば1秒間継続すればFF通信は行われていないと判断できるので、フレームの監視時間を1秒間とすれば充分な時間といえる。監視タイマがタイムアップするのを待って、ステップS4へ進む。
ステップS4において、所定の監視時間内にフレームが検出されたか否か判断する。フレームが検出された場合はステップS5へ進み、フレームが検出されなかった場合はステップS9へ進む。
ステップS5において、測定回路8、A/D変換器9および信号処理部10の系統を介して行われた周波数解析の結果が、低速か高速かを判断する。高速であると判断されればステップS6へ進み、低速であると判断されればステップS9へ進む。
ステップS6において、セレクタ6、7を切替制御し、高速であるFF用の通信モデム3に対応した状態とする。
ステップS7において、電源部16からのHART通信系統に関するブロックへの電源供給を停止し、FF通信系統に関するブロック、すなわち、通信モデム3、CPU4、測定回路8、A/D変換器9、信号処理部10に電源を供給する。
ステップS8において、クロック出力部15の出力クロックの周波数を、高速の通信モデム3に対応するように設定する。
ステップS12において、FF通信機器としての定常状態に移行し、起動時の処理を終了する。
ステップS9において、セレクタ6、7を切替制御し、低速であるHART用の通信モデム2に対応した状態とする。
ステップS10において、電源部16からのFF通信系統に関するブロックへの電源供給を停止し、HART通信系統に関するブロック、すなわち、通信モデム2、CPU4、測定回路8、A/D変換器9、信号処理部10に電源を供給する。
ステップS11において、クロック出力部15の出力クロックの周波数を、低速の通信モデム2に対応するように設定する。
図4は、ステップS7の処理が終了した後の動作状態を示すブロック図である。図4において、FF通信系統の通信モデム3が機能する状態になっている。
これに対し、図5は、ステップS10の処理が終了した後の動作状態を示すブロック図である。図5において、HART通信系統の通信モデム2が機能する状態になっている。
以上の説明から明らかなように、図1の実施例では、端子1に接続される通信ネットワークにおける通信フレームの有無および信号処理部10の分析結果に基づいて、FF通信とHART通信とを自動的に認識し、その認識結果に応じて自らをFF通信機器またはHART通信機器として機能させている。
これにより、各フィールド機器の種類に応じた通信ネットワークの規格種別毎の開発が不要となるとともに、在庫管理などの煩雑な作業も不要となる。
また、周波数解析後は、FF通信機器として機能させるかHART機器として機能させるかに応じて、いずれか一方の必要な部位のみに対してクロックおよび電源の供給を行えばよく、機器全体の消費電力を抑制できるとともに、システムへの悪影響を回避できる。
なお、図1の実施例では、本質安全防爆適用を考慮し、端子1の次段にバリア5が接続された例について説明したが、非本質安全防爆適用を考慮した場合には、たとえば図6に示すように、バリア5に代えて入出力ブロック15を接続すればよい。
図6において、入出力ブロック15にもバリア5と同様に8個の接続端子S1〜S8が設けられていて、これら接続端子S1〜S8と各部との接続関係は図1と同様である。
図7は、入出力ブロック15の具体的な回路例図である。バリア5のようなエネルギー(電圧・電流・電力)の入出力を制限するための素子は設けられていない。
すなわち、接続端子S1、S2間は直接接続されている。
接続端子S3、S4間には、抵抗15aが接続されている。
接続端子S1、S5間には抵抗15bが接続され、抵抗15bと接続端子S5の接続点にはダイオード15cのカソードが接続され、ダイオード15cのアノードは共通電位点に接続されている。
接続端子S3、S6間には抵抗15dが接続され、抵抗15dと接続端子S6の接続点にはダイオード15eのカソードが接続され、ダイオード15eのアノードは共通電位点に接続されている。
抵抗15aと接続端子S4の接続点と接続端子S7間には抵抗15fが接続され、抵抗15fと接続端子S7の接続点にはダイオード15gのカソードが接続され、ダイオード15gのアノードは共通電位点に接続されている。
接続端子S3、S8間には抵抗15hが接続され、抵抗15hと接続端子S8の接続点にはダイオード15iのカソードが接続され、ダイオード15iのアノードは共通電位点に接続されている。
このような構成の入出力ブロック15において、バリア5と同様に、接続端子S5、S6はライン電圧測定端子として機能し、接続端子S7、S8はライン電流測定端子として機能するが、ライン電圧やライン電流を測定するポイントはこれらに限るものではなく、別に複数設けてもよい。
なお、図7で入出力ブロック15と記載している理由は、本発明に係る携帯型機器保守支援装置も、たとえばHART通信のネットワークの保守点検時には、図示しない信号源からHART通信のネットワークに所定の信号を重畳する場合があることに基づく。
これらのように構成される本発明によれば、通信ネットワークを接続するための端子は1組であることから、現場保守点検作業などにおいて、通信ネットワークのプロトコルが未確認であってもその種類を考えることなく単純に接続すればよく、特許文献1に記載されている従来の装置のような誤接続問題を生じることはない。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、通信線を介して行われる通信機能を有するフィールド機器に対し、広く適用できる。
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークの誤接続を確実に防止できる携帯型機器保守支援装置を提供することができ、通信ネットワークのプロトコルが未確認であってもその種類を考えることなく単純に接続すればよく、作業効率を大幅に改善できる。
1 端子
2、3 通信モデム
4 CPU
5 バリア
6、7 セレクタ
8 測定回路
9 A/D変換器
10 信号処理部
11 手動スイッチ
12 オアゲート
13 表示部
14 操作部
15 クロック出力部
16 電源部

Claims (4)

  1. フィールド機器と上位システムとの間でアナログ信号に少なくとも機器情報を含むデジタル信号が重畳された複合信号によりそれぞれのプロトコルに基づいて行われるハイブリッド通信ネットワークの保守点検に用いられる携帯型機器保守支援装置において、
    前記ネットワークに接続するための前記複数のプロトコルに共通した1組の端子と、
    前記フィールド機器のネットワーク通信で使用される複数系統の通信モデムと、
    前記複合信号を周波数解析し、その解析結果に基づき前記プロトコルの規格種別を判断する手段と、
    前記1組の端子と複数系統の通信モデムとを切換接続するセレクタを設け、
    前記セレクタは、前記規格種別を判断する手段の判別結果または手動スイッチの出力をORゲートを介して入力される制御信号に基づいて1組の端子と複数系統の通信モデムとを切換接続することを特徴とする携帯型機器保守支援装置。
  2. 前記複数のプロトコルは、少なくともFoundation Fieldbus、Profibus、HART、MODBUSのうちの2つを含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯型機器保守支援装置。
  3. 前記端子の後段には、入出力エネルギーを本質安全防爆規格に基づき点火エネルギーにより発火しないレベルに制限するバリアが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯型機器保守支援装置。
  4. 前記規格種別を判断する手段は、前記ネットワークのライン電圧およびライン電流のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器の変換出力信号に含まれる雑音成分を除去して波形整形するようにデジタルフィルタのパラメータを調整することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯型機器保守支援装置。
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