JP5886152B2 - 無線基地局の配置決定方法及び装置 - Google Patents

無線基地局の配置決定方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話等の無線基地局の配置決定方法及び装置に関する。
近年、スマートフォン等の急激な増加により、携帯電話ネットワークにおけるトラフィックが増大し、ネットワークにおけるデータ通信容量の拡大が急務である。屋外の基地局設置は、ほぼ完了されつつあるが、屋内は電波伝搬環境の改善が必要である。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。ここには、無線LANのアクセスポイント設置に関して記載されている。「クライアントにおけるレスポンスと電波の干渉の問題を考慮して最適なアクセスポイントとクライアントの配置を容易に決定する無線LAN設計装置を提供する。」ことを課題としており、「無線LANの設置場所の建物配置図をコンピューター画面上で入力させる手段と、電波伝播障害物の電波透過率あるいは電波反射率を入力させる手段と、アクセスポイントとクライアントを配置させる手段と、前記建物配置図を必要に応じてエリア分割させ、通信性能条件を入力させる手段と、アクセスポイントとクライアントの配置から、各アクセスポイントからの電波の強度を建物配置図上の複数の点で計算し、各アクセスポイントからの最小電波強度の電波が届く範囲を表示させ、電波強度が最小電波強度に達しない領域と電波が干渉する領域を表示する手段と、各クライアントのレスポンスタイムを計算し最小通信可能速度に達しないクライアントを強調表示する手段とを備える」ことが解決手段として記載されている。
特開2004−304255号公報
特許文献1には、アクセスポイントからの電波が届く範囲と届かない範囲、干渉する領域、通信速度に達しないクライアントを表示する手段を提供することが記載されている。そして、これらの表示により、アクセスポイントの配置を変更し、干渉に打ち勝って通信速度が得られるようにする。
特許文献1で対象とする無線LANの場合は、他の電波発信源は干渉源としかならないため、これらの干渉を回避するには、周波数を変更するか、干渉源の電波よりも強い電波とする必要がある。
しかし、本発明で対象とする携帯電話の場合には、外から入ってくる電波は、同じ周波数チャンネルの干渉源となりうるが、同時に通信に利用可能な電波でもある。この点に関し、特許文献1の技術では、電波の干渉のみが問題となるため、これらの電波を利用することはできない。
そこで、本発明では、外から到来する電波を積極的に活用できるための屋内配置を決定する無線基地局の配置決定方法及び装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明では例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「構造物内の空間を外来波による通信が行える領域と行えない領域に区分し、行えない領域について要求された通信品質を確保することができる無線基地局の設置位置を定めることを特徴とする無線基地局の配置決定方法。」である。
また、「無線基地局を設置しようとする建物内の要求通信性能を指定する要求条件入力手段と、基地局の配置位置を決定する基地局配置決定手段とを供える無線基地局の配置決定装置において、
建物内の外来波により要求通信性能を満たす領域と、要求通信性能を満たさない領域に区分する外来波利用条件判定手段を供え、基地局の配置位置を決定する基地局配置決定手段は、要求通信性能を満たさないとされた領域に無線基地局の配置を検討することを特徴とする無線基地局の配置決定装置。」である。
本発明によれば、外から到来する外来波を干渉源として抑圧して屋内の電波を利用するだけでなく、屋内で利用可能な信号としても活用しつつ、屋内の必要な通信容量を確保することができる効果がある。
実施例1の無線基地局の配置決定装置の構成を示す図。 無線基地局を配置しようとする建物の3次元構造物の例を示す図。 座標で表現された3次元構造情報を保持するテーブルの例を示す図。 無線基地局配置予定建物内で要求条件を設定するエリアの例を示す図。 要求条件を設定するテーブルの例を示す図。 外来波データテーブルの例を示す図。 要求条件を設定するエリア内の評価点の例を示す図。 外来波利用条件判定手段の処理フローの例を示す図。 外来波により要求条件を満たすことを判定する処理フローの例を示す図。 基地局配置決定手段の処理を説明するフローチャート。 無線基地局の候補位置の例を示す図。 構造物のエリアをエリア分割した例を示す図。 外来波条件とエリア条件変更の関係を説明する具体的な事例を示した図。 最終的に決定された無線基地局の配置位置の例を示した図。 無線基地局配置後の通信品質を示した図。 実施例2の無線基地局の配置決定装置の構成を示す図。 構造物と外来波の到来方向、距離を指定した例を示す図。 測定点決定手段の処理フローを示す図。
以下、実施例について図面を用いて説明する。
本実施例では、無線基地局の配置決定装置10の例を説明する。図1は、本実施例の無線基地局の配置決定装置の構成図の例である。
無線基地局の配置決定装置10は、構造条件入力手段11、要求条件入力手段12、外来波利用条件判定手段13と、基地局配置決定手段14と、データ保持部15から構成される。以下、順を追って図1の構成を詳細に説明する。
まず構造条件入力手段11は、無線基地局を配置しようとする建物の3次元構造物の情報を入力する。図2に、建物の3次元構造物2の一例を示す。以下の説明ではこの構造物2に無線基地局を配置する事例で説明を行う。
本事例での3次元構造物2は例えばビルなどの一フロア構造であり、このフロアに無線基地局を配置しようとしている。この建物は、壁面W、床F、天井、窓、柱Pなどで構成され、さらにこのフロアにはこれらで仕切られた室内に設置される装置M、什器などの構造物も存在する。
無線ネットワークを構築しようとしているフロアの3次元構造は、あらかじめ定義する3次元座標系(X,Y,Z)によって、その配置された位置などが記述される。例えば左下角を3次元座標系(X,Y,Z)の基点とし、壁面W、床F、天井、窓、柱P、室内に設置される装置M、什器などの構造物の位置が予め定義されている。
図3は、座標で表現された3次元構造情報を保持するテーブルTB1の一例であり、図1の構造条件入力手段11からデータ入力され、データ保持部15に記憶される。ここには構造物の種類100、名称101、3次元座標系(X,Y,Z)102、形状種別103および材料特性104の情報として記憶される。
なお、ここでは壁、柱などの形状種別103が立方体の構造物について、対角の2点の座標位置を特定する形での3次元座標系(X,Y,Z)102により、3次元構造情報が表現されている。例えば、図2の壁W1は、図3の3次元座標系(X,Y,Z)102を参照すると、始点の座標が(0,0,0)にあり、終点を(6.5,3)とする長さ16(m)、厚さ0.5(m)、高さ3(m)の立方体構造である。
また、材料特性104は、壁W1を構成する材料の特性値として、比誘電率、比透磁率、導電率[S/m]といった値で示されている。材料特性値104は、電波の反射率・透過率・損失等を表す特性値が明らかとなる情報であれば、これらのパラメータに限らない。
同様に図3によれば、図2の柱P1は、始点の座標が(0,0,0)にあり、終点を(1,1,3)とする長さ1(m)、厚さ1(m)、高さ3(m)の立方体構造である。また柱P1に隣接する柱P2は、始点の座標が(3,0,0)にあり、終点を(4,1,3)とする長さ1(m)、厚さ1(m)、高さ3(m)の立方体構造である。
なお、以上の座標で表現された3次元構造情報を入力する構造条件入力手段101は、キーボードなどから作業員が手入力するものであっても良く、その他の装置に接続されてこれらの情報を自動的に得られるものであってもよい。例えばCAD(Computer Aided Design)に接続して、CAD図面を3次元構造情報として利用してもよい。また、レーザーレンジスキャナ、3次元認識カメラなどに接続して、空間情報の入力装置として利用することも可能である。
これに対し図1の要求条件入力手段12からは、要求条件テーブルTB2の入力と、評価点E位置の定義、外来波データテーブルTB3の入力を行う。以下これらのテーブルTB2,TB3の内容について説明するが、その前提として、無線基地局を配置しようとする建物内で要求条件を設定するエリアの例を図4で説明する。
図4は、図2の構造物2の平面的な配置図を表しており、ここでエリアAとは部屋などの空間領域を意味している。
ユーザは、要求条件入力手段12により、無線基地局を配置しようとする建物に対して、A1〜A7に示すようなエリアを定義する。図4の例ではオフィスの大部屋A7や、小会議室A6、役員室A1、廊下A2、エレベータホールA4等の仕切られていない空間領域をエリアに指定している。ユーザは、各エリアAに対して要求条件を設定する。
図5は、要求条件を保持するテーブル(要求条件テーブルTB2)の例である。要求条件テーブルTB2は、エリアを意味するID110ごとに、設定するエリアの場所111(3次元座標)と大きさ112とカバー率113と要求条件Cのデータを備えている。図5の要求条件テーブルTB2では、設定するエリアの場所111を、エリアAの端点のx、y、z座標値により表し、設定するエリアの大きさ112を、x、y、z座標軸方向の各長さによって表す例を示している。
例えばID110が「1」として登録されたエリアの場所111と大きさ112は、座標原点からX方向に1.2m、Y方向に1.5m、Z方向(高さ)に1.3mの位置を端点(場所)とし、この点を基準にしたときにX方向に9.9m、Y方向に9.8m、Z方向(高さ)に1.7mの空間領域(大きさ)として定義されている。
このID110が「1」のエリアは、例えば図4の構造物2のエリアA5を定義したものであり、この設定は他のすべてのエリアに対しても同様に異なるID110を用いて設定されている。なお、エリアを表現するにはこれ以外にも、3次元空間内の領域を規定するために、複数の3次元座標値のリストや、球体等で表すことが可能である。
また、要求条件テーブルTB2には、エリアごとにエリアのカバー率113と、要求条件Cとして要求電力、Ec/Io等を指定する。ここでカバー率は、エリア内で、要求条件を満たす範囲の割合を示す値である。例えばID1のエリアでは、指定体積のうち、0.95すなわち95%以上の割合の空間領域において、要求条件(要求電力、Ec/Io等)を満たす必要があることを示す。
図5の例に示したテーブルTB2では、要求条件Cとして、例えば要求電力およびEc/Ioを採用している。これらの値は、利用する無線システムによって異なるため、一例として示しているが、本発明では、必要な電力値と、外来波との関係を示す指標を前提としている。これらの要求条件Cは、要するに通信品質に関するファクターであり、他の要因をするすることも可能である。
ここで要求電力Ecは、指定したエリア内に存在する端末において、通信を行うために最低限必要となる、無線基地局から受信し、通信に利用可能な無線電波の電力値を表す。
Ec/Ioは、通信を所望する基地局からの無線電波と、それ以外の基地局からの無線電波または、異なる無線システムからの電波等を含み、受信した全電力値Ioと、通信に利用可能な電力値Ecとの比を表す。すなわち、受信したい無線基地局からの信号に対するそれ以外の電波による干渉度合いを示す指標である。
また、要求条件Cには、上限電力を考える。図5には具体的な値を記載していないが、これから設置しようとする基地局から、当該エリアに届く電力の上限値を示すものである。
要求条件入力手段12から入力されたデータにより構成された要求条件テーブルTB2は、図1のデータ保持部15に記録される。また要求条件入力手段12からは、外来波データが入力されて外来波データテーブルTB3が形成され、データ保持部15に保持されている。
図6に外来波データを纏めた外来波データテーブルTB3の一例を示す。外来波データは、基地局を配置しようとする建物構造物2内において、これから設置する基地局と同じ無線システムの、既設の基地局から送信される電波の受信電力もしくは、別の無線システムやランダムノイズの同じ周波数チャンネルにおける電波の受信電力を示すものである。
外来波データテーブルTB3は、エリアA内の点の座標(x、y、z)120における全受信電力RSSI(Received Signal Strength Indication)121および、他の基地局BS1、BS2、BS3からの、無線電波の受信電力値122から構成される。なお図6の例では、他の基地局を3局のみ記載しているが、実際には、3局以上存在する場合や、座標によって存在する局数が異なる場合もある。各基地局の受信電力を合計した値と、全受信電力RSSIとの差があれば、別の無線システムやランダムノイズによる受信電力とする。
外来波データテーブルTB3は、構造物2内の事前計測により、主要点の外来波による無線電波の受信電力値が得られているものとする。これは外来波により得られる構造物各点の通信品質を事前に得たものである。
また図1の要求条件入力手段12からは、各エリアAの評価点Eが入力され、データ保持部110に保持されている。図7に、各エリアAの評価点Eを示す。評価点Eは、要求条件入力手段12により定義したエリアA内に分布した点列を示す。外来波データテーブルTB3は、各評価点Eに対して定義するものとする。このため、図6のエリアA内の点の座標(x、y、z)120が、各評価点Eの位置を表している。
各評価点Eは、分割された小体積のエリアとして扱うことが可能である。すなわち、図5の要求条件設定テーブルTB2において、各エリアAは、位置111と各軸方向のサイズ112と、要求条件Cにより表されるが、図6の外来波データテーブルTB3において、評価点Eは、小さなサイズで、要求カバー率113が100%として、元のエリアと同じ要求条件Cのエリアであるとみなすことができる。元のエリアは、親エリアとすることで、小エリアである評価点Eのカバー率を親エリアのカバー率とすることが可能である。このとき、同一の親エリア内で、各評価点の占める体積に重複はないものとする。
図1の外来波利用条件判定手段13は、外来波データテーブルTB3および要求条件テーブルTB2を用いて、要求条件テーブルTB2におけるエリア内の評価点Eを生成し、各評価点Eにおける外来波データテーブルTB3のデータと要求条件テーブルTB2のデータを比較することにより、各エリアA内の評価点Eにおいて、通信品質に関する要求条件Cを満たすか否かを判定する。
さらに、エリアA毎に要求条件Cを満たす評価点Eの占める領域サイズが、所定のサイズを越える場合には、エリアを分割し、要求条件を満たすエリアとして新たに追加する処理を行う。
図8に、外来波利用条件判定手段13の処理フローを示す。処理フローは、ステップS11からステップS23までのステップで構成される。ステップS11は、処理の開始を示す。ステップS12は、図5の要求条件テーブルTB2に含まれる各エリアAi(エリアを意味するID110)についてループして処理することを示し、ステップS22までの処理をエリアAiごとに繰り返し処理する。
ステップS13は、図5の要求条件テーブルTB2を参照してエリアAiに対応する要求条件Ciを取得するステップである。要求条件Ciは、前述のように、当該エリアAiにおける要求受信電力値や、Ec/Io値等から構成される。
ステップS14は条件確保リストLを初期化する処理を示す。条件確保リストLは、評価点Eと、上限電力の組み合わせを、複数記憶しておくことが可能なリストデータである。
ステップS15は、エリアAi内の各評価点Eijについて、ステップS19までの処理を繰り返し処理することを示す。ステップS16は、評価点Eijにおける外来波データRijのエントリーを、外来波データテーブルTB3の欄122(他の基地局BS1、BS2、BS3からの、無線電波の受信電力値)から読みだす処理を示す。なお、同一座標点における外来波データテーブルTB3のエントリーが存在しなければ、座標間の距離が近い外来波データを一つもしくは複数を検索して、距離に応じて補間を行うことも可能である。
ステップS17は、外来波データRijにより、要求条件Ciを満たすか否かを判定する処理を表す。これは、例えば後述する図9に示す処理フローなどで判定することが可能である。条件を満たす場合(Yes)は、ステップS18の処理を行い、その後にステップS19の処理に進む。条件を満たさない場合(No)は、そのままステップS19の処理に進む。
ステップS18は、判定により、条件を満たす場合の処理を示す。条件を満たす場合、評価点Eijと、上限電力Ukを、条件確保リストLに登録する処理を行う。
ステップS19は、ステップS15におけるループ処理の終端を示す。次の評価点Eijの処理を行うため、ステップS15に戻ることを示す。もし、すべての評価点Eijに関するループが終了していれば、ステップS20の処理に進む。
ステップS20は、条件確保リストLに登録された評価点Eijによって占有される領域が閾値以上であるかを判定する処理である。もし、条件を満たす場合は、ステップS21の処理を行った後、ステップS22の処理に進み、条件を満たさない場合は、そのままステップS22の処理に進む。占有領域は、条件確保リストLに登録された評価点の合計サイズが利用可能である。
ステップS21は、条件確保リストLに登録された評価点による占有領域を、エリアAiから分割し、新たにエリアとして登録する処理を示す。新規に要求条件テーブルにエリアを追加し、当該エリアに含まれる評価点として、条件確保リストLに登録された評価点と、上限電力のペアを追加する。
ステップS22は、ステップS12におけるループ処理の終端を示し、次のエリアの処理へ進むため、ステップS12に戻ることを示す。もし、すべてのエリアに関するループが終了していれば、ステップS23の処理に進む。
ステップS23は、処理の終了を示す。
以上のようにして、外来波利用条件判定手段13は、外来波データRijに基づき、エリアを分割し、外来波によって要求条件を満たすエリアと、そうでないエリアとを分割する手段を提供する。
図9に、図8のステップS17における判定処理の具体的なフローを示す。
図9において、ステップS31は、処理の開始を示す。ステップS32は、当該評価点に到来する外来波における、各既設の基地局Bkに関してステップS34以下の処理を、繰り返し行うことを示す。
ステップS33は、外来波データテーブルTB3から、既設基地局Bkより受信可能な受信電力Pkを得る。例えば図6のX=3,Y=11,Z=1の点で表された評価点について、既設基地局BS1より受信可能な受信電力Pkとして「−56.7dBm」を得る。また同様に既設基地局BS2より受信可能な受信電力Pkとして「−75.3dBm」を得る。
ステップS34は、既設基地局Bkからの電波を所望波として受信したときのEc/Ioの値Ekを算出する。
ステップS35は、受信電力Pkが、要求電力Pijを満たすか否かを判定する処理である。満たしていれば、ステップS36の処理を行い、そうでなければ、ステップS38の処理に進む。
ステップS36は、Ekが要求条件Ec/Ioを満たすか否かを判定する処理である。もし満たしていれば、ステップS37の処理に進み、ステップS32〜ステップS38の繰り返し処理を終了すする。
ステップS38は、ステップS32より開始したループ処理の終端を示し、基地局が無ければステップS39の処理に進み、そうでなければステップS32に戻り、次の基地局の繰り返し処理を行う。
ステップS37は、受信電力Pkに対し、さらに干渉となる電力Pを与えた場合に、要求Ec/Ioを満たすためのPの上限電力Ukを算出する。
ステップS39は、要求条件を満たす既設基地局が存在しなかった場合の最後の処理を示す。この場合は、上限電力としては、システムの最大値を返す。
ステップS40は、要求条件を満たす既設基地局が存在する場合の最後の処理を示し、算出した上限電力Ukを返す。
基地局配置決定手段14は、以上のようなエリア毎の要求条件に従い、要求条件を満たす基地局配置を決定する手段を示す。評価点において上限電力が設定されている場合は、新規の基地局からの電力が上限電力を越えないように配置を決定し、そうでない場合は、要求電力およびEc/Ioを満たすように配置を決定する処理を行う。
例えば、特開2000−333239号公報に開示されるように、GA(Genetic Argorithm=遺伝的アルゴリズム)を用いて多数の基地局位置の候補から最適な組み合わせを探索する方法等が利用可能である。
以上の図8、図9に示した一連の処理により、外来波利用条件判定手段13は、外来波データRijに基づき、エリアを分割し、外来波によって要求条件を満たすエリアと、そうでないエリアとを分割している。
図10は、基地局配置決定手段14における処理フローを示す。
ステップS51は、処理の開始を示す。
ステップS52では、基地局候補位置を生成する処理を示す。例えば図11のように、各エリア内に、均等に基地局候補位置Bxを設定していく方法や、ランダムに生成する方法などが利用可能である。
ステップS53では、遺伝的アルゴリズムGAにおける個体定義を初期化する処理を示す。個体とは、基地局候補位置の組み合わせを示し、さらに、各基地局位置における送信電力や、使用するアンテナの種別、アンテナの向き等が探索パラメータとして定義される。個体は複数生成し、個体定義リストに保存する。
ステップS54は、設定した世代数だけ繰り返し処理を行うことを示す。
ステップS55は、個体定義リストに保存された個体を一つずつ取り出し、個体に含まれる基地局位置、送信電力、アンテナ設定に基づき、電波伝搬シミュレーションを実施することにより評価点に届く受信電力を推定する処理を示す。電波伝搬シミュレーションとしては、各種の手法が利用可能であるが、本発明では、例として、レイトレース法を利用するものとする。
ステップS56では、個体評価処理を行う。これは、個体定義リストに含まれる各個体が、エリアに対する要求条件を満たすか否かを評価する処理を示す。各評価点に届く受信電力に基づき、評価点に上限電力が定義されている場合には、それ以下であるか否かを評価する。また要求電力が上限電力以下の場合は、図9の処理のうち、ステップS34〜ステップS37の処理を個体の基地局に対して実施し、ステップS37の処理の代わりに、条件を満たすものとしてエリアのカバー率に寄与するものとする。
これを繰り返し、エリアのカバー率に応じて個体の評価値を上げる、また、基地局の数が多いほど評価値を下げる、送信電力が高いほど評価値を下げることにより、個体の評価値を決定することができる。
ステップS57では、個体評価結果に従い、個体評価値の高い個体に対して、交叉、突然変異といった遺伝的操作を加える。その結果生成された新しい個体のセットを個体定義リストとする。
さらにステップS58において、最終世代となるまで、新たな個体定義リストに含まれる個体に対して、ステップS55〜ステップS57の処理を繰り返し実行する。
ステップS59は、処理の終了を示す。
このような処理を行うことにより、多数の個体に対して評価を行い、最も評価の高い個体を出力する。最も評価の高い個体は、当該エリアに設置する無線基地局の候補としてもっとも適した位置であることを示している。
図12は、構造物2のエリアA5について上記の外来波データRijに基づき、エリアA5をA5aとA5bに分割した例を示している。
また図13は、外来波条件とエリア条件変更の関係を説明する具体的な事例を示した図である。
図12と図13を用いて、エリア分割に至る事情を説明する。まず図13のグラフにおいて、横軸は図12の構造物2のエリアA5における評価点位置を示している。縦軸は、各評価点における通信品質である。横軸は結果として2つの領域に分かれており、右側がA5b内の評価点、左側がA5a内の評価点を表している。
各評価点の外来波による通信品質は場所によって相違し、計測の結果L1のように表される。これと比較される要求通信品質レベルは一定値のL0であり、右側のA5b内の評価点ではL1≧L0となり、左側のA5a内の評価点ではL1<L0となった。
この場合に、A5aとA5bは、エリアA5内の評価点を分割した評価点の集合を示している。分割条件は、外来波による通信品質レベルL1が、要求品質レベルL0を超えており、かつこの超過領域が一定の面積を越えていることである。超過面積は利用者が適宜指定する。
なお要求条件は、元のエリアA5と同じ条件が定義される。ただし、エリアA5bにおける評価点は、既設の基地局による外来波により要求条件を満たしているため、上限電力の値が設定されている。一方、エリアA5aは、外来波は要求条件を満たさないため、上限電力は設定されない。
図14は、最終的に決定された基地局アンテナ配置の例を示す図である。この基地局アンテナ配置位置B1,B2は、大部屋A7の中央部(B2)と役員室A1の端部(B1)であり、生成された要求条件を満たす個体から定められた。
また図15は、無線基地局配置後の通信品質を示した図である。この図も図13と同様に、横軸に構造物2内の評価点位置、縦軸に各評価点における通信品質を表示している。ただし、横軸の評価点位置は、エリアA5以外の全てのエリアを含んでいる。エリアA5の右側にエリアA6,A7を示し、エリアA5の左側にエリアA1,A2、A3,A4を示している。
図15の解析課結果によれば、エリアA5b以外の全てのエリアの評価点ではL1<L0となった。つまり、エリアA5bのみ外来波による通信品質レベルL1が、要求品質レベルL0を超えており、かつこの超過領域が一定の面積を越えている。このため、エリアA5bに対しては無線基地局配置による通信品質向上が不要であり、それ以外のエリアでは無線基地局配置による通信品質向上が不可欠である。
この図15で、無線基地局B1,B2は、図10の基地局は位置決定手段での処理により多数の個体に対して評価を行い、最も評価の高い個体として出力された個体位置に設置されたものである。最も評価の高い個体は、当該エリアに設置する無線基地局の候補としてもっとも適した位置であり、この無線基地局設置後の改善された通信品質レベルをL2で示している。改善された通信品質レベルL2は、エリアA5b以外の全てのエリアの評価点は、L2≧L0となっている。
なお、エリアA5bの改善された通信品質レベルL2は、L2<L0となっており、基地局設置による恩恵を受けていない(寧ろ低下した)ことにはなる。しかし、外来波による通信品質が当初から確保されているので、個体評価にあたってはエリアA5bの通信品質事情を考慮する必要はない。
以上説明した本発明において、各手段の結果は適宜表示装置に表示されるのが良い。これにより、データ保持部15内の各テーブルの状況、処理の過程におけるエリア内の通信の状況、品質比較の状況、改善具合などを目視可能とすることで、配置位置決定作業者の利便性を高めることができる。
配置位置決定作業者の利便性を高める具体的な表示として、例えば図7の構造物内評価点Eにおける評価結果を色分け表示することで外来波での通信が可能な領域と無線基地局によらなければならない領域とを明示するのが良い。
さらには、図14において無線基地局設置後の評価点Eにおける評価結果を、無線基地局設置位置とともに色分け表示するのがよい。この場合に、外来波での通信が可能な領域については、領域区分したうえで外来波での評価結果を標示するのが良い。
実施例2では、外来波データの測定を少ないポイントで実施可能とする基地局配置決定装置の例を説明する。
図16は、実施例2における基地局配置決定装置10を示す構成図の例である。図1の基地局配置決定装置10のうち、既に説明した図1に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
本実施例の基地局配置決定装置10は、図1の基地局配置決定装置10に、さらに測定点決定手段16と、外来波推定手段17を備えている。
以下、これらの手段について、以下に説明する。
測定点決定手段16は、構造条件入力手段11により入力される3次元構造データを入力の一つとする。また、基地局配置を決定する対象となる構造物2の外部に存在する建物の3次元構造データについても、必要に応じて、合わせて入力する。
また、要求条件入力手段12により入力または生成される各エリア内に分布する評価点データを入力の一つとする。外来波の到来方向、距離の範囲を指定することも可能である。
図17は、構造物と外来波の到来方向、距離を指定した例である。2は構造物を示し、S1からS8は外来波の送信元を示す。Xは、構造物内部に定義する受信点であり、外来波が構造物内部に伝搬する強さを求める点である。
図18に、測定点決定手段16の処理フローを示す。
ステップS61は処理の開始を示す。
ステップS62は、指定された外来波の到来角度、または指定された範囲の到来角度(ランダムに生成したθi)に対して、ステップ63からステップS67までの処理を繰り返し実施することを示す。
ステップS63は、指定された各距離または、指定された範囲の距離Djについて、ステップS64からステップS66までの処理を繰り返すことを示す。
ステップS64は、構造物に対してθi方向、距離Djに対して送信アンテナAkを定義する。
ステップS65は、Akを送信アンテナとして、電波を放射したとき、Pk[x,y,z]への電波伝搬を推定する処理である。推定には、図10に示したシミュレーション処理を利用可能である。ステップS66およびステップS67は、それぞれステップS62,ステップS63による繰り返し処理の終端を示す。
ステップS68は、各AkにおけるθiおよびDjを目的変数、Pk[x,y,z]の各値を説明変数Xkとした主成分分析を行う処理を示す。
主成分分析により、寄与率の高い主成分が抽出できる。
さらに、高寄与率の主成分に対する因子負荷量の大きいPk[x,y,z]を抽出する。
さらに、新たなPk[x,y,z]に絞り込み、再度主成分分析を行い、Pk[x,y,z]の数が指定の数以下となるまで主成分分析を繰り返す。
このようにして、指定した数のPk[x,y,z]のセットが得られる。
測定点決定手段176は、これらのPk[x,y,z]を出力する。
測定者は、実際の構造物内で、抽出されたPk[x,y,z]の位置において外来波の測定を行い、外来波のアンテナIDと電波強度の値を得、外来波推定手段17に入力する。
外来波推定手段17は、得られた値から、主成分を用いて、各アンテナID毎の到来角θおよび距離Dを推定する。
これらの値から、各アンテナIDの外来波が、測定点以外の点に対して到来する電波の強さを推定することが可能となる。
以上により、少ない測定点により、構造物内全体の外来波を推定することが可能となる。
2:構造物
10:無線基地局の配置決定装置
11:構造条件入力手段
12:要求条件入力手段
13:外来波利用条件判定手段
14:基地局配置決定手段
15:データ保持部
16:測定点決定表示手段
17:外来波推定手段
TB11:3次元構造情報テーブル
R1〜R7:要求条件の定義エリア
TB2:要求条件テーブル

Claims (6)

  1. 構造物内の構造条件と、前記構造物内に設定したエリアと当該エリアにおける要求条件と、前記エリア内における外来波受信電力とを情報として記憶しておき、
    前記構造物内の構造条件を用いて、外来波を測定するための外来波測定点を、前記構造物内に定めたエリア内の複数の評価点の中から選択し、
    前記外来波測定点における外来波を実測した外来波データから、前記外来波測定点以外の前記複数の評価点における外来波データを推定し、前記記憶した外来波受信電力に反映し、
    前記記憶した情報を参照して、前記構造物内の空間を外来波による通信が行える領域と行えない領域に区分し、行えない領域について要求された通信品質を確保することができる無線基地局の設置位置を定めることを特徴とする無線基地局の配置決定方法。
  2. 請求項1に記載の無線基地局の配置決定方法において、
    前記無線基地局は、携帯電話等の無線基地局であることを特徴とする無線基地局の配置決定方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線基地局の配置決定方法において、
    前記領域の区分は、前記構造物内の空間に複数の評価点を想定し、設定された通信品質の要求と、予め計測されまたは推定した当該評価点位置の外来波による通信品質とから定めることを特徴とする無線基地局の配置決定方法。
  4. 無線基地局を設置しようとする構造物内の要求通信性能を指定する要求条件入力手段と、前記基地局の配置位置を決定する基地局配置決定手段とを供える無線基地局の配置決定装置において、
    前記構造物内の構造条件と、前記構造物内に設定したエリアと当該エリアにおける要求条件と、前記エリア内における外来波受信電力とを情報として記憶するデータ保持部と、
    前記構造物内の構造条件を用いて、外来波を測定するための外来波測定点を、前記構造物内に定めたエリア内の複数の評価点の中から選択する測定点決定手段と、
    前記外来波測定点における外来波を実測した外来波データから、前記外来波測定点以外の前記複数の評価点における外来波データを推定し、前記データ保持部に前記外来波受信電力として保持する外来波推定手段と、
    前記データ保持部に記憶された情報を参照して、前記構造物内の外来波により前記要求通信性能を満たす領域と、前記要求通信性能を満たさない領域に区分する外来波利用条件判定手段を供え、
    前記無線基地局の配置位置を決定する基地局配置決定手段は、前記要求通信性能を満たさないとされた領域に無線基地局の配置を検討することを特徴とする無線基地局の配置決定装置。
  5. 請求項4に記載の無線基地局の配置決定装置において、
    表示装置を備えるとともに、表示装置には前記構造物内評価点における評価結果を色分け表示することで外来波での通信が可能な領域と無線基地局によらなければならない領域とを明示することを特徴とする無線基地局の配置決定装置。
  6. 請求項4に記載の無線基地局の配置決定装置において、
    表示装置を備えるとともに、表示装置には無線基地局設置後の評価点における評価結果を、無線基地局設置位置とともに色分け表示することを特徴とする無線基地局の配置決定装置。
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