JP5885036B2 - 電池 - Google Patents
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Description
本発明は、上述したような従来の問題を解決すべく創出されたものであり、その目的とするところは、外部接続端子に上向きの力が繰り返し加わっても、外部接続端子の上下方向の移動を抑制し、端子接続部材の破損が抑制されている耐久性と信頼性とが高められた電池を提供することである。
かかる電池において、上記外部絶縁部材は、電池外装体の外面上に配置される外部絶縁部材本体と、該外部絶縁部材本体から上方に立ち上がり上記端子接続部材の上記カバー部を上方より押さえる押さえ部とを備えていることを特徴としている。
かかる構成によると、端子接続部材は、リベット留めされている一端に対して最も離れた位置において押さえ部により押さえらえる。すなわち、てこの原理により、端子接続部材の他端の上方向への移動をより効果的に抑制することができる。
かかる構成によると、外部接続端子の移動をより効果的に抑制し得る押さえ部を構成することができ、電池の耐久性と信頼性をより一層高めることができる。
かかる構成によると、外部接続端子の移動をより効果的に抑制し得る押さえ部を構成することができる。
かかる構成によると、外部絶縁部材上に端子接続部材を設置するに際し、端子接続部材の端部が上方から固定部を押さえることで、押さえ部材が水平方向に湾曲されるとともに、端子接続部材の端部が外部絶縁部材上に設置された時点で端子接続部材と固定部との接触が解消されて、固定部による両部材の嵌め合わせが実現される。したがって、外部端子構造を簡便に組み立てることができる。
図1および2に示すように、本実施形態に係る電池1は、例えば従来の一般的なリチウム二次電池にみられるように、典型的には所定の電池構成材料(例えば、正負それぞれの集電体に活物質が保持された正極および負極ならびにセパレータ等)を具備する発電要素70が適切な電解液(図示せず)とともに外装体60に収容された構成を有する。そして、この発電要素70と、外装体60の表面に設けられた外部接続端子40とが、電気的に接続されていることで、発電要素70において発生される電力を外部接続端子40から取り出すことが可能とされている。なお、この実施形態において、電池1は扁平な角型電池であるが、かかる電池1の形状は角型に限定されず、円柱形状、ラミネートバッグ形状等の任意の形状であってよい。また、発電要素70は、例えば、正極と負極とが対向されてなる電極体が積層されて配置されている積層型の発電要素70であっても良いし、かかる電極体が捲回されてなる捲回型の発電要素70であってもよいし、その他の任意の構成等であっても良い。
例えば、発電要素70は、正極集電箔上に正極活物質層を備える正極シートと、負極集電箔上に負極活物質層を備える負極シートとが、2枚のセパレータにより互いに絶縁された状態で積層され、捲回された発電要素70とすることができる。ここで、正極シート、負極シートおよびセパレータは、正極活物質層が備えられず正極集電箔が露出した露出部が一方の端部にはみ出し、負極活物質層が備えられず負極集電箔が露出した露出部が他方の端部にはみ出した状態で重ね合わせることで積層体とすることができる。そしてさらに、この積層体を捲回することで、一方の端部に正極集電箔を、他方の端部に負極集電箔を渦巻き状に突出させた発電要素70とすることができる。かかる発電要素70は、外装体60の形状に対応させて扁平に拉げさせるようにしてもよい。このように形成した発電要素70の一方の端部に突出している正極集電箔に正極集電体(図示せず)を、他方の端部に突出している負極集電箔に負極集電体(図示せず)を溶接等により接合することで、発電要素70において発生される電力を低損失で外部接続端子40に送ることができるとともに、外装体60内での発電要素70の位置決めを行うことができる。
外装体60の蓋体62には、外装体60の内部と外部とを連絡する端子孔62aが設けられている。外部接続端子40は、この端子孔62aから水平方向に少し離れた位置、典型的には蓋体62の長手方向の端部側に離れた位置に設置されている。そして、外部接続端子40から端子孔62aを通じて発電要素70にまで連通する導電経路が、蓋体62(外装体60)の外表面に外部端子構造10を構築することにより、蓋体62との絶縁を図りつつ形成されている。
蓋体62の端子孔62aの周辺には、蓋体62の当該端子孔62a部分を含む外表面に外部絶縁部材20が、内表面に内部絶縁部材80がそれぞれ設置されている。内部絶縁部材80は、典型的には、端子孔62aの孔内(内表面)に沿うように突出する円筒形状の突起部を備えている。かかる外部絶縁部材20と内部絶縁部材80とにより、外装体60は導電経路から絶縁されることとなる。これらの絶縁部材20,80は、典型的には、絶縁性樹脂やゴム材等から構成することができ、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等を用いて好適に構成することができる。
すなわち、図2および5に例示したように、長方形状の端子接続部材30の短径の長さをaとする。また、固定部26の厚みをT1とする。そして、固定部26の、上記端子接続部材30の長辺方向の長さを押さえ幅T2とする。また、固定部26の、上記端子接続部材30の短辺方向の長さを押さえ長さT3とする。
すると、この時、固定部26の押さえ長さT3と端子接続部材30の短径の長さaとが、T3≧0.3×aの関係にあることで、端子接続部材30の上下方向の動きを効果的に抑制することができる。さらには、T3≧0.4×aであることで、その効果を飛躍的に高めることができる。なお、押さえ部24が複数設けられるなどして固定部26が複数形成される場合には、かかる固定部26の長さを全て合計した長さを、固定部26の押さえ長さT3とすることができる。
[実施形態1]
外部接続端子、端子接続部材、外部絶縁部材およびリベット部材を用いて電池ケースの蓋に外部端子構造を構築した。
外部接続端子としては、金属製の端子ボルトを用いた。端子接続部材としては、略長方形の金属プレートを階段状に曲げ加工して形成された、平面形状が長方形(短辺の長さa)で、断面形状が略Z型のものを用いた。この端子接続部材には、段部にそれぞれリベット留め用の孔部と、外部接続端子の突起を通す貫通孔が設けられている。
なお、表1において、押さえ長さT3は、端子接続部材の幅aに対する相対的な長さとして示してある。また、外部絶縁部材の本体には、端子接続部材をリベット留めするための孔が形成されており、かかる孔と押さえ部との相対位置を変化させることで、固定部が端子接続部材を押さえる固定部位置を決定することができる。本実施形態では、固定部の厚みT1を1.0mmで共通させ、押さえ長さT3方向の中心が端子接続部材の幅の中心(1/2×a)に一致するように、押さえ部(固定部)の位置を調整した。
なお、サンプル5〜9の比較から、サンプル5および6については固定部の押さえ長さT3が比較的狭かったために耐久性を高める効果がさほど大きくならなかったが、例えば、T3が端子接続部材の幅aを基準として0.3a以上となるサンプル7については耐久性が有意に高められ、特に0.4a以上となるサンプル8および9については顕著に高められることが確認できた。
さらに、サンプル10〜13の比較から、固定部の押さえ長さT3が0.3aに満たない場合であって、T2/T1が2以上の範囲となると、耐久性の向上の効果が確実に得られることが確認できた。
T1〜T3を下記の表3に示した構成とし、その他の条件は上記の実施形態1と同様にして、サンプル14〜16の外部端子構造を構築した。ただし、本実施形態においては、それぞれのサンプルに固定部を2箇所設けるようにし、各固定部の寸法T1〜T3は共通とし、固定部の位置を表3に示したように変化させた。なお、表3中の固定部位置の欄の「0」は平面視で略長方形の端子接続部材の短辺方向で一方の端部の角に固定部の角が一致するように配置した状態を示し、「a」は該短辺方向で他方の端部の角に固定部の角が一致するように配置した状態を示している。
これらのサンプル14〜16の外部端子構造について、実施形態1と同様の条件で、繰り返し引っ張り応力に対する耐久性を評価した。引っ張り方向の外力に対する耐久性試験の結果を、参考のためにサンプル4の結果とともに、表3に示した。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
10 外部端子構造
20 外部絶縁部材
22 外部絶縁部材本体
22a 孔
24 押さえ部
26 固定部
30 端子接続部材
32 基底部
32a 孔部
34 カバー部(カバー部本体)
34a 貫通孔
36 バスバー
38 固定部材
40 外部接続端子
42 基部
44 突出部
50 リベット部
60 外装体
62 蓋体
62a 端子孔
64 ケース本体
66 注液口栓
68 安全弁
70 発電要素
80内部絶縁部材
Claims (7)
- 電池外装体の外面上に配置され、該電池外装体の内部に連通する孔が備えられた外部絶縁部材と、
前記外部絶縁部材上に配置される基部と前記基部から上方に突出する突出部とが備えられた外部接続端子と、
前記外部絶縁部材上に配置されるとともに前記孔に対応する孔部を有する基底部と、前記基底部から上方に立ち上がり、前記外部接続端子の前記突出部が貫通する貫通孔を備えるとともに前記基部の上面を覆うカバー部とが備えられた端子接続部材と、
前記端子接続部材の前記孔部と前記外部絶縁部材の前記孔とを連通するとともに、前記端子接続部材と前記外部絶縁部材とを前記電池外装体に固定するリベット部材とを具備する電池であって、
前記外部絶縁部材は、電池外装体の外面上に配置される外部絶縁部材本体と、該外部絶縁部材本体から上方に立ち上がり前記端子接続部材の前記カバー部を上方より押さえる押さえ部とを備えている、電池。 - 前記押さえ部は、平面視で前記端子接続部材の前記基底部の前記孔部の中心と前記カバー部の前記貫通孔の中心とを結ぶ方向を第一の方向としたとき、前記第一の方向に直交する第二の方向であって、前記貫通孔の中心を通る線を基準として、前記基底部とは反対側の領域の端部において前記カバー部を押さえるよう形成されている、請求項1に記載の電池。
- 前記端子接続部材は平面視で略長方形であって、長辺方向の一方の側に基底部が、他方の側にカバー部が設けられ、
前記外部絶縁部材の前記押さえ部は前記カバー部を短辺部分において押さえており、
前記端子接続部材の短辺の長さをa、前記押さえ部において前記カバー部の上方に位置する固定部の厚みをT1、前記固定部の前記長辺方向の長さである押さえ幅をT2としたとき、T2/T1≧1である、請求項1または2に記載の電池。 - 前記端子接続部材は平面視で略長方形であって、長辺方向の一方の側に基底部が、他方の側にカバー部が設けられ、
前記外部絶縁部材の前記押さえ部は前記カバー部を短辺部分において押さえており、
前記端子接続部材の短辺の長さをa、前記押さえ部において前記カバー部の上方に位置する固定部の前記短辺方向の長さである押さえ長さをT3としたとき、T3≧0.4×aである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池。 - 前記固定部は、前記外部接続端子の中心に向かうにつれて上方の表面が下方に傾斜されている、請求項3または4に記載の電池。
- 前記外部絶縁部材の前記押さえ部は複数備えられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電池。
- 前記端子接続部材の前記カバー部は、カバー部本体と、該カバー部本体の上方側に設けられたバスバーとを備え、
該バスバーは、前記外部接続端子の前記突出部に装着された固定部材によって上方より前記カバー部本体に固定されており、
前記押さえ部は、前記端子接続部材の前記カバー部本体に固定された前記バスバーを上方より押さえる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池。
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