JP5882935B2 - 集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置及び集魚灯光源設備 - Google Patents

集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置及び集魚灯光源設備 Download PDF

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Description

本発明は、集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置及び集魚灯光源設備に係り、より詳しくは、発光ダイオード(以下では、「LED」ともいう)からなる集魚灯光源に用いられるに適した集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置及び及び集魚灯光源設備に係る。
この明細書において、集魚灯光源装置とは、集魚灯光源が竿に取付可能に構成されたものをいい、集魚灯光源設備とは、集魚灯光源を竿に取付けてなるものの全体をいう。
サンマ漁等において、漁船の側部に立てた竿の先端側部分に集魚灯光源装置ないし集魚灯具を取付けてなる集魚灯光源設備は古くから知られている。
この種の集魚灯光源設備においては、従来は、集魚灯光源としてメタルハライドランプ等が用いられていたところ、エネルギコストの低減等を考慮して、近年、集魚灯光源として従来のランプの代わりにLEDが提案され用いられるようになってきている(例えば、特許文献1)。LEDを集魚灯光源として用いるためには、一本の竿に多数のLEDを取付ける必要があり、基板に多数のLEDを実装してなるLED集魚灯光源ないしLED光源本体は全体として例えば20kg程度の重さになり得る。
具体的には、従来は、図10に示したように、多数のLEDが基板に実装されてなるLED光源本体ないしLED集魚灯具110の背面111に集魚灯光源取付機構120の一部を構成する光源側装着具130を取付けておき、更に、図11に示したように、補助取付具140を竿150の背後に配置して、光源側装着具130と補助取付具140とを大きなボルト161及びナット162によって締着することにより、LED集魚灯具110を竿150の先端側の所望の部位151に取付けている。
ここで、光源側装着具130は、板状基部131と、U字状脚部132と、U字状保持部133及びその両端の側方突出板状部134,134からなる竿装着部135とを備える。U字状脚部132は「U」の底部132aで板状基部131の対向表面部に溶接等により固着され、U字状保持部133はその底部の両縁133a,133aでU字状脚部132の先端部132b,132bに溶接等により固着されている。光源側装着具130は、更に、板状基部131の両端部近傍において、複数のボルト136により、LED集魚灯具110の背面111側に強固に螺着されている。
LED集魚灯具110は、図11に示したように、その背面111側に取付けられた上述のような光源側装着具130のU字状保持部133の凹部133bにグラスファイバー(ガラス繊維)等からなる竿150を受容する状態で補助取付具140が竿150の背後から竿装着部135に取付けられることにより、LED集魚灯具110の竿150への固定が行われている。
すなわち、補助取付具140は、竿装着部135のU字状保持部133と同様なU字状保持部141及び竿装着部135の側方突出板状部134,134と同様な側方突出板状部142,142を備え、U字状保持部141の凹部143に竿150の反対側領域を受容する状態で配置され、補助取付具140の両側の側方突出板状部142,142が竿装着部135の側方突出板状部134,134に対面する状態で、各板状部142,134の孔に挿通された太いボルト161及びナット162により、相互に強固に螺着固定されている。
例えば、サンマ漁用の漁船の場合、サンマの漁期が終ると、従来は、翌年の漁期まで、夫々の船小屋や倉庫に保管していた。ところが、倉庫等は一般に海岸近くにあって湿気や塩分の多い環境ないし雰囲気である。このような雰囲気下では、LEDを含む集魚灯具がこれにより劣化したり損傷を受ける虞れがあることから、サンマ漁の如き漁の漁期以外には、LEDを含む集魚灯具を海岸近くから遠く離れたところに移動させておくことが望まれる。
その場合、LED集魚灯具110を竿150から取外すために、太いボルト161及びナット162による螺着を解除して補助取付具140を取外す必要がある。補助取付具140と光源側装着具130との結合は、ボルト・ナットの螺合であるから容易に解除されると期待されるところ、実際には、ボルト161及びナット162はボルト161の軸の外径が10数mm以上あって、該ボルト161及びナット162の締付トルク自体がLED集魚灯具110の竿150への取付力になる構造であることから、該ボルト161及びナット162の締付トルクを相当大きくしておく必要があり、その螺合解除は容易でない。しかも、一つのLED集魚灯具110を竿150から取外すのに、数組のボルト161及びナット162を外す必要があるだけでなく、通常、一つの竿150に複数のLED集魚灯具110が取付けられているので、一つの竿150からLED集魚灯具110を取外すのにかなりの時間を要する。加えて、一つの漁船には通常10本以上、典型的には数10本の竿150が取付けられているので、一つの漁船の全ての竿からLED集魚灯具110を取外すには、無視し難い時間、例えば、丸一日程度又はそれ以上の時間がかかる。
特開2003−134967号公報
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、竿に対する集魚灯光源の着脱を容易にする集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置及び集魚灯光源設備を提供することにある。
本発明の集魚灯光源取付機構は、前記目的を達成すべく、多数の発光ダイオードを基板に実装してなる集魚灯光源本体を竿に取付けるための集魚灯光源取付機構であって、
竿に取付けられる竿側支持構造体と、集魚灯光源本体の背面側に取付けられる光源側支持構造体とを有し、
竿側支持構造体が、竿の延在方向に対して交差する方向に延び、補助取付具と協働して竿を挟み取囲んで竿に固定される部分円筒状保持部及びその両端の側方突出板状部からなる竿取付部を備えると共に、部分円筒状保持部の外面側において竿の延在方向に関して部分円筒状保持部の下側の端部を越えて竿の延在方向に下方に延びる竿側係合構造部を備え、竿側支持構造体が竿に装着された状態で竿の外表面によって実際上支えられるように竿側係合構造部の表面が竿の外表面に対面するように構成され、
光源側支持構造体が竿側係合構造部に係合されるべく竿の延在方向に延びる光源側係合構造部と、該光源側係合構造部の両側において竿の延在方向と交差する方向に延びる光源取付部とを備え、
源側係合構造部が竿の延在方向に延びる嵌合凹部を備え、
竿側係合構造部が光源側係合構造部の嵌合凹部に対して該嵌合凹部の延在方向に変位されて嵌合・嵌合解除される胴状部を備え、
前記胴状部と前記嵌合凹部とが所定嵌合位置にある状態において前記胴状部の前記嵌合凹部に対する更なる嵌入及びその解除を禁止する係止手段が設けられており、
該係止手段が、
前記胴状部と前記嵌合凹部とが所定嵌合位置にある状態において、前記嵌合凹部の延在方向に交差する向きに前記嵌合凹部の形成部及び前記胴状部を貫通する交差貫通孔が形成されるように、前記嵌合凹部の形成部及び前記胴状部に形成され前記交差貫通孔を構成する第一及び第二貫通孔部、並びに該交差貫通孔に差し込まれる係止ピンと、
光源側係合構造部の上端において前記嵌合凹部の上端を塞ぐ係止板と
からなり、
前記竿側係合構造体及び前記光源側係合構造体が、前記嵌合凹部の上端に近接した領域に竿への取付部たる前記竿取付部及び前記集魚灯光源本体の背面側への取付部たる前記光源取付部を備え、前記胴状部及び前記嵌合凹部の下端に近接した領域に前記交差貫通孔を備え、
光源側係合構造部の前記嵌合凹部は、該嵌合凹部が竿側係合構造部の前記胴状部に対して竿の延在方向に変位されるのを許容すべく、竿の延在方向に延びる開口部を竿に対面する側に備え、該嵌合凹部の横断面の最大径部が該開口部のある縁以外の奥の部分になっている
本発明の集魚灯光源取付機構では、「竿側係合構造部及び光源側係合構造部のうちの一方の係合構造部たる光源側係合構造部が竿の延在方向に延びる嵌合凹部を備え、竿側係合構造部及び光源側係合構造部のうちの他方の構造部たる竿側係合構造部が前記一方の係合構造部の嵌合凹部に対して該嵌合凹部の延在方向に変位されて嵌合・嵌合解除される胴状部を備える」ので、竿側係合構造部と光源側係合構造部とが、嵌合凹部及び胴状部において嵌合・嵌合解除され得る。また、本発明の集魚灯光源取付機構では、「竿に取付けられる竿側支持構造体が竿側係合構造部を備え、光源側支持構造体が集魚灯光源本体に取付けられる光源側係合構造部を備え、竿側係合構造部に係合される」ので、竿及び集魚灯光源本体(集魚灯具)が竿側係合構造部及び光源側係合構造部を介して相互に嵌合により固定され該嵌合解除により短時間で容易に分離され得る。また、本発明の集魚灯光源取付機構では、「前記胴状部と前記嵌合凹部とが所定嵌合位置にある状態において前記胴状部の前記嵌合凹部に対する更なる嵌入及びその解除を禁止する係止手段が設けられている」ので、所定嵌合状態が安定に保持され易い。
本発明の集魚灯光源取付機構では、前記胴状部と前記嵌合凹部とが所定嵌合位置にある状態において、前記嵌合凹部の延在方向に交差する向き{横向き)に前記嵌合凹部の形成部及び前記胴状部を貫通する交差貫通孔が形成されるように、前記嵌合凹部の形成部及び前記胴状部が前記交差貫通孔を構成する第一及び第二貫通孔部を備え、該交差貫通孔に係止ピンが差し込まれるので、係止手段による嵌合状態の保持が安定に行われ易い
本発明の集魚灯光源取付機構では、前記一方の係合構造部が前記光源側係合構造部からなり、前記他方の構造部が竿側係合構造部からなるので、安定な構造体を製造し易い。
本発明の集魚灯光源取付機構では、前記竿側係合構造部及び前記光源側係合構造部が、前記嵌合凹部の一端(上端)に近接した領域に竿への取付部及び前記集魚灯光源本体への取付部を備え、前記嵌合凹部の他端(下端)に近接した領域に前記交差貫通孔を備えるので、係止ピンの挿入や固定等の係止ピンの取扱いが容易に且つ迅速に行われ易い

本発明の集魚灯光源取付機構では、前記一方の係合構造部たる光源側係合構造部の前記一端に前記嵌合凹部の端部を塞いで前記係止手段を構成する係止板が固定されているので、係止機能を果たす構造物が製造され易い。
本発明の集魚灯光源取付機構は、典型的には、前記嵌合凹部の横断面が概ね台形状であって、該台形の短い方の辺の部分が開口されている。
その場合、胴状部が嵌合凹部から凹部の開口側に外れる虞れがなく、胴状部が嵌合凹部内に保持され得る。また、全周が閉じた穴ではなく一側が開口した凹部なので、異物が内部に入って嵌合やその解除が妨げられる虞れが低い。なお、嵌合凹部の横断面の最大径部が凹部の開口端以外の奥の部分になっていて凹部の延在方向と交差する方向に嵌合が外れる虞れがない限り、横断面形状は、台形状の代わりに、他の多角形状でも、楕円形状でも、円形状でもよい。また、そのような横断面形状の凹部の内表面に胴状部が内接し得る限り、胴状部の横断面形状が凹部の横断面形状とは異なっていてもよい。
本発明の集魚灯光源取付機構では、典型的には、前記一方の係合構造部たる光源側係合構造部が一体物からなる。
その場合、比較的小型であっても大きな負荷ないし荷重に耐え得るように形成され易い。なお、一体物で形成する場合、その成形を容易にすべく、細部を除く大まかな形状物が引抜加工によって形成されるようにしておくことが好ましい。
本発明の集魚灯光源装置は、前記目的を達成すべく、上述のような集魚灯光源取付機構を備え、該集魚灯光源取付機構のうち光源側支持構造体が集魚灯光源本体に取付けられてなる。
本発明の集魚灯光源設備は、前記目的を達成すべく、上述のような集魚灯光源取付機構を備え、該集魚灯光源取付機構のうち光源側支持構造体が集魚灯光源に取付けられ、該集魚灯光源取付機構のうち竿側支持構造体が竿に取付けられてなる。
本発明の集魚灯光源取付機構、集魚灯光源装置又は集魚灯光源設備では、典型的には、集魚灯光源が発光ダイオードからなる。
本発明の好ましい一実施例の集魚灯光源取付機構を備えた本発明の好ましい一実施例の集魚灯光源装置を有する本発明の好ましい一実施例の集魚灯光源設備を示したもので、(a)は(c)のIA−IA線断面説明図。(b)は集魚灯光源取付機構の竿側支持構造体の光源係合部に対する光源側支持構造体の竿係合部の嵌装途中の状態を示した側面説明図、(c)はは集魚灯光源取付機構の竿側支持構造体の光源係合部に対して光源側支持構造体の竿係合部が嵌装された状態を示した(b)と同様な側面説明図。 図1の竿側支持構造体の本体の斜視説明図。 図2の竿側支持構造体を示したもので、(a)は平面説明図、(b)は(a)の矢印IIIA方向に見た側面(正面又は上面)説明図、(c)は(b)のIIIC−IIIC線断面説明図、(d)は(b)のIIID−IIID線断面説明図、(e)は(b)のIIIE−IIIE線断面説明図 図3の竿側支持構造体を補助取付具と共に竿に取り付けた状態を示したもので、(a)は正面説明図、(b)は(a)のIVB−VIB線断面説明図(但し係止板を取外した状態)(c)は一つの竿に二つの竿側支持構造体を取り付けた状態を側面から示した説明図。 図1の光源側支持構造体の斜視説明図。 図5の光源側支持構造体を示したもので、(a)は正面説明図、(b)は底面説明図、(c)は右側面説明図。 集魚灯光源本体に図5の光源側支持構造体を取り付けた状態を示したもので、(b)は(a)の矢印VIIB方向から見た側面説明図、(c)は(a)のVIIC−VIIC線断面説明図、(d)は(a)の矢印VIID方向から見た側面(上側面)説明図。 図5の光源側支持構造体が取り付けられる集魚灯光源本体を示したもので、(a)は背面説明図、(b)は(a)の矢印VIIIB方向から見た側面説明図、(c)は(a)のVIIIC−VIIIC線断面説明図、(d)は(a)の矢印VIIID方向から見た側面(上側面)説明図。 図1の集魚灯光源設備を多数装備した漁船の斜視説明図。 従来のLED集魚灯光源本体について竿への装着部を取り付けた状態で示した背面側斜視説明図。 従来のLED集魚灯光源本体を竿に取り付けた状態において該取付部の状態を示した斜視説明図。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明する。
本発明の好ましい一実施例の集魚灯光源取付機構1は、図2〜図4に示した竿側支持構造体2と、図5から図7に示した光源側支持構造体3とを有する。竿側支持構造体2及び光源側支持構造体3は、例えば、アルミニウム合金からなる。放熱性が高く、海水や潮風その他の環境に耐え得、且つ重量(軽さ)の観点からの要求を満たし得る限り他の材料でもよい。
竿側支持構造体2は、図4に示したように、竿側支持構造体本体4と補助取付具5とからなり、竿側支持構造体本体4は、図2及び図3の(a)〜(e)に示したように、竿取付部10と竿側係合構造部としての光源係合部20とを一体的に有する。ここで、竿取付部10及び光源係合部20の大まかな形状部分は例えば引抜加工によって一気に形成され、細部は後で加工成形される。但し、他の手段で製造されてもよい。
竿取付部10は、部分円筒状の保持部11と、該部分円筒状保持部11の両端12A,12B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号12で表す)から外向きに連続的に延在した側方突出板状部13A,13B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号13で表す)とを有する。側方突出板状部13A,13Bには、ボルト挿通孔14A,14B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号14で表す)が形成されている。竿取付部10の部分円筒状保持部11の母線の延在方向Xは竿8(図4等)の延在方向に一致する。
竿側係合構造部としての光源係合部20は、横断面が台形状の細長い胴状体21からなる。胴状体21は、一端21a側において、台形Bの短辺側側面21bで部分円筒状保持部11の中央部15に一体的につながり、胴状体21のうち保持部11の中央部15と一体化された部位21eから端部21aとは反対側の端部21fまで保持部11の母線の延在方向Xと平行な方向に延在した延在部22を有する。胴状体21には、台形状の貫通孔23が形成され、胴状体21は横断面が台形状の筒状体24になっている。胴状体21ないし筒状体24の延在部22には、台形の斜辺ないし斜面21c,21dを横向きに直線状に貫通する係止ピン挿通孔25が形成されている。胴状体21ないし筒状体24には、端部21a側において、横断面サイズが小さくなるように、テーパ26が付けられている。
図4の(a)〜(c)に示したように、補助取付具5は、竿側支持構造体2の竿取付部10と概ね同様に構成されている。より詳しくは、補助取付具5は、部分円筒状保持部31と、該部分円筒状保持部31の両端32A,32B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号32で表す)から外向きに連続的に延在した側方突出板状部33A,33B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号33で表す)とを有する。補助取付具5の部分円筒状保持部31は、竿取付部10の部分円筒状保持部11と概ね同じ形状を有する。側方突出板状部33A,33Bには、ボルト挿通孔34A,34B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号34で表す)が形成されている。補助取付具5の部分円筒状保持部31の母線の延在方向Xは竿8の延在方向に一致する。また、補助取付具5の側方突出板状部33A,33Bは、竿取付部10の側方突出板状部13A,13Bと同じ形状を有する。
竿側支持構造体本体4及び補助取付具5からなる竿側支持構造体2の竿8への取付けないし装着は、次のようにして行う。なお、竿8は、曲げ等に対する機械的強度及び重量(軽さ)等を考慮して、繊維強化プラスチックからなり、繊維は典型的にはガラス繊維からる。但し炭素繊維の如き他の繊維であってもよい。また、場合によっては、繊維強化プラスチック以外の材料からなっていてもよい。竿8は、例えば、6m程度〜10m程度の長さである。但し、重量(好ましくは3〜5kg程度、但し、より重くても軽くてもよい)や曲げその他に対する機械的強度等が確保され得る限り、より長くてもより短くてもよい。
竿側支持構造体本体4及び補助取付具5の部分円筒状保持部11及び31により竿8の先端近傍の所望部位8aを挟むように竿側支持構造体本体4及び補助取付具5を対向配置し、竿側支持構造体本体4及び補助取付具5の側方突出板状部13,33のボルト孔14,34にボルトを挿通し、ボルトの突出端にナットを螺合して、ボルト・ナットを締め付けることにより行われる。
装着状態において、竿8の外周面8bと竿側支持構造体本体4の胴状体21のうち台形の辺ないし辺形成面21gとは僅かな間隙を介して対面しており、竿8の外表面8b自体が竿側支持構造体本体4の胴状体21を実際上支え得る。
装着状態において、竿8の外周面8bと竿側支持構造体本体4の胴状体21のうち台形の斜辺形成面21c,21dとの間には、楔状の空間が形成されている。
光源側支持構造体3は、該光源側支持構造体本体6と係止板7(係止手段の一部をなす)とを有し、光源側支持構造体本体6は、光源側係合構造部としての竿係合部40と光源取付部50とを一体的に有する。ここで、竿係合部40及び光源取付部50の大まかな形状部分は例えば引抜加工によって一気に形成され、細部は後で加工成形される。但し、他の手段で製造されてもよい。


光源側係合構造部としての竿係合部40は、底板部41と、該底板部41の両縁42A,42B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号42で表す)から立ち上がった両側の側壁部43A,43B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号43で表す)とを有する。底板部41及び両側の側壁部43,43は、全体としてX方向に延在する凹部44を形成している。より詳しくは、側縁部43A,43Bの内面45A,45B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号45で表す)及び底板部41の内面46によって規定される凹部44の横断面は台形状で、光源係合部20の胴状体21ないし筒状体24の台形状断面の外表面と概ね一致し(厳密には、筒状体24の外表面により形成される台形よりも僅かに大きく)、該凹部44に光源係合部20の胴状体21ないし筒状体24がX1,X2方向に摺動可能に丁度嵌合される。竿係合部40の一端40a(竿係合部40を構成する底板部41及び側壁部43,43の一端41a,43a)には、概ね長方形状の係止板7が固定されている。この例では、固定は、ボルト61によってなされている。
側壁部43A,43Bの他端43bの近傍には、一直線にピン係合孔47A,47B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号47で表す)が形成されている。なお、側壁43A,43Bの外側面48A,48Bはこの例では、底板部41に対して直角に立ち上がっている。但し、開口側より底板側の方が大きい断面台形状の凹部44をなすべく内面45が底板部41に近接する程幅方向外側に位置するように内面45,45が傾斜していることに伴い側壁部43A,43Bのうち底板部41との接続部に応力が集中するのを避け得るように、外側面48A,48Bのうち底板部41との接続部には、底板部41に近接する程肉厚が大きくなるように、外側に拡がった傾斜面48aA,48aB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号48aで表す)が形成されている。
光源取付部50は、一対の板状部51A,51B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号51で表す)からなる。板状部51A,51Bは、底板部41の両縁42A,42Bないし側壁部43A,43Bの外表面(外側面)48A,48BからX方向とは直交する方向Yに延在している。各板状部51は、一方の側縁51aが竿係合部40の一端40a(底板部41や側壁部43の一端41a,43a)と面一である。板状部51のX方向の長さ(幅)Wは、竿係合部40のX方向の長さよりも短く、底板部41及び側壁部43,43のうち端部43b側の部分41f及び43f,43fは、板状部51,51の他方の側縁51bよりもX2方向に突出している。この部分41f,43f,43fを以下では、突出部41f,43f,43fともいう。なお、前述のピン係合孔47,47が形成されているのは、竿係合部40の側壁部43,43のうち、この突出部43f,43fである。
両側板状部51,51の外表面51aは底板部41の外表面41cと面一であって全体として光源側支持構造体本体6の平面状の外表面6aをなす。ここでは、被取付部の包絡面が平面であることを想定しているけれども、被取付部の包絡面が単純な平面とは異なる場合には、被取付部の包絡面に対して相補的な包絡面になるように、板状部51,51の外表面51a及び底板部41の外表面41cが形成されていればよい。板状部51の厚さは底板部41の厚さと実際上同程度である。板状部51,51には、ボルト挿通孔53,53が形成されている。板状部51の幅(X方向の長さ)は、竿取付部10の部分円筒状の保持部11や側方突出板状部13の幅(X方向長さ)と概ね同じであり、板状部51A,51Bの延在端54A,54B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号54で表す)間の長さは、竿取付部10の部分円筒状の保持部11や側方突出板状部13の長さ(X方向に対して直角な方向の長さ)と概ね同じである。
光源側支持構造体3が取り付けられるべき集魚灯光源本体ないし集魚灯具9は、図8の(a)〜(d)に示したように、例えば9W程度のLED(図8では図示せず(図9の符号78参照))を多数個(例えば60個程度)実装した基板70を備えると共に、該LED実装基板70の背面71側にX方向に平行に延びた多数の放熱フィン72を備える。これにより、X方向の空気の流れによる放熱を可能にしている。また、放熱フィン72には高さの低い低フィン部73があり、該低フィン部73はY方向に一列に並んでおり、Y方向の空気の流れをある程度許容することにより、Y方向の空気の流れに伴う放熱も行われ得る。光源本体9のうち放熱フィン72を含むフレーム部分77は、例えば、アルミニウム合金からなる。放熱性が高く、海水や潮風その他の環境に耐え得、且つ重量(軽さ)の観点からの要求を満たし得る限り他の材料でもよい。なお、集魚灯光源本体9は、竿8への着脱のための人が容易に持ち上げ得るように軽いことが好ましく、例えば、20kg程度以下であることが好ましく、より好ましくは10kg程度以下(例えば、5〜10kg程度)になるように、サイズやフレーム等の材質が選択されることが望ましい。前面側の枠79(例えば大きな格子状の枠)は持ち上げその他のために用いられる。
背面71には、更に、フィン72よりも多少高く突出した二組の基台部ないしランド部74uA,74uB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号74uで表す)及び74dA,74dB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号74dで表す)が形成され、ランド部74u,74dにはボルト取付穴75u,75dが形成されている。両側のランド部74u,74uの穴75u,75uの位置は、光源側支持構造体3の本体6の光源取付部50,50のボルト挿通孔53,53の位置と一致している。
従って、図7の(a)〜(d)に示したように、ランド部74u,74uの表面76u,76uに光源取付部50,50の底面51c,51cが当接するように光源側支持構造体3を光源本体9の背面71上に載置し、ボルト63をボルト挿通孔53及びボルト取付穴75u,75uに装着することにより、光源側支持構造体3が光源本体9に取付けられる。ここで、光源側支持構造体3は、係止板7が光源本体9の上端に位置し、突出部41f,43fが光源本体9の下部に位置する向きに、光源本体9に対して取付けられる。なお、同様にして、光源本体9の背面71のランド部74d,74dの表面76d,76d上にも、光源側支持構造体3の光源取付部50,50を載置し、想像線で示したようにボルト63をボルト挿通孔53及びボルト取付穴75d,75dに装着することにより、光源側支持構造体3が光源本体9の下側のランド部74d、74dのところに取付けられる。なお、ランド部74u,74dや表面76d,76uを総称するとき又は区別しないときには符号74や76で示す。
次に、以上の如く構成された竿側支持構造体2及び光源側支持構造体3からなる集魚灯光源取付機構1を介した集魚灯光源本体9の竿8への装着及び装着解除(取外し)について説明する。
まず、図4の(a)〜(c)に関連して既に説明した通り、竿側支持構造体2の本体4及び補助取付具5の部分円筒状保持部11,31で竿8の所望部位を挟み太いボルト65をボルト挿通孔14,34に通しナット67で締め付けることにより、竿側支持構造体2を竿8の先端側の所望部位に取り付ける。本件では、各種のボルト・ナット等による締付箇所の図示の簡明化のために、ワッシャ等は図示していないけれども所望に応じて設けられている。竿側支持構造体2の数及び配置は、装着しようとする集魚灯光源本体9の大きさ等により異なり得る。ここで図7等に示した例では、一つの集魚灯光源本体9が二つの竿側支持構造体2を介して竿8に装着される。また、一つの竿8に装着する集魚灯光源本体9の数や種類は、竿8の長さや太さや使用箇所その他で異なり得る。
また、図7の(a)〜(d)に関連して既に説明した通り、光源側支持構造体3を集魚灯光源本体9のランド部74,74に取付ける。図7に示した例では、一対のランド部74,74に一つの光源側支持構造体3を取付け、一つの集魚灯光源本体9には、二対のランド部74,74を介して二つの光源側支持構造体3が取付けられる。。
竿8に取付けられた竿側支持構造体2に対する集魚灯光源本体9に取付けられた光源側支持構造体3の装着は、図1の(a)〜(c)に示したように行われる。
まず、図1の(b)に示したように、集魚灯光源本体9に取付けられた光源側支持構造体3の竿係合部40の凹部44のうち下側に位置する突出部41f,43fのところにある凹部領域44f(各種部位については図5等参照)を竿8に取付けられた竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24に先端21a側からX2方向に嵌装する。先端21a側には先端21aの端に近付く程小径になるようにテーパ部26が形成されているので、該テーパ部26により嵌装が案内されるから、嵌装は容易に行われ得る。
なお、図1の(a)に示したように、この嵌装においては、竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24の台形状横断面部分に、光源側支持構造体3の竿係合部40の凹部44の台形状横断面部分が丁度嵌る。すなわち、筒状体24の底面24aが凹部44の底面44aに摺接し、筒状体24の斜面24b,24cが凹部44の斜面44b,44cに摺接するので、竿側支持構造体2に対する光源側支持構造体3のX2方向の変位が該嵌合により案内され、且つ光源側支持構造体3の凹部44を備えた竿係合部40が竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24から外れるのが実際上禁止される。
竿側支持構造体2の光源係合部20に対する光源側支持構造体3の竿係合部40のX2方向の嵌装は、図1の(c)に示したように、係止板7が竿側支持構造体2の光源係合部20の端面21aに当接する所定位置(完全嵌合位置)P1に達すると、完了する。この完全嵌装位置P1に達すると、図1の(c)に示したように、光源側支持構造体3の竿係合部40のピン係合部47が、竿側支持構造体2の光源係合部208の係止ピン挿通孔25と一直線状に整列される。従って、該孔47,25,47に係止ピン82を挿通し、該ピン82をナット84等で抜け止めすることにより、竿側支持構造体2の光源係合部20に対する光源側支持構造体3の竿係合部40への嵌着が完了する。このような嵌着処理を、全ての集魚灯光源本体9に対して行う。
ここで、集魚灯光源装置91は、集魚灯光源本体9と二つの集魚灯光源取付機構1とからなる。一つの集魚灯光源装置91を構成する集魚灯光源取付機構1の数は、集魚灯光源本体9の大きさや重さ等により異なり得る。また、集魚灯光源設備90は、竿8と該竿8に取付けられる一つ又は複数の集魚灯光源装置91からなる。一本の竿8に取付けられる集魚灯光源装置91の数は、竿8の長さや太さや材質や、集魚灯光源装置91を構成する集魚灯光源本体9の大きさや重さ等により異なり得る。
一方、竿8から集魚灯光源本体9を取外す場合、竿8を漁船の側部に沿って斜めに倒すか、概ね又は完全に横に倒した状態において、係止ピンと該係止ピン抜け止めナットとの螺合を解除して係止ピン82を係止ピン挿通孔84ないし係合孔47,25,47から抜けばよい。これにより、光源側支持構造体3の竿係合部40が竿側支持構造体2の光源係合部20からX1方向に外され得る。従って、取り外しが容易且つ迅速に行われ得る。
なお、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との結合を機械的に支えるのは、台形状凹部44を備えた竿係合部40と台形状横断面の筒状体24を備えた光源係合部20との嵌合構造、係止板7による係止構造、及び係止ピン挿通孔25,47への係止ピン82に挿通構造である。すなわち、竿側支持構造体2の本体4と補助取付部5とを結合するボルト65及びナット67の螺着力、並びに光源側支持構造体3の本体6と係止板7とを結合するボルト61の螺着力は、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との結合を機械的支持に直接的に関与することから、強固に締め付けられる。一方、係止ピン82と該係止ピン抜け止めナット84との螺合は、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との嵌装による結合を確実にするための安全付与構造であって、係止ピン82が挿通孔25,47に挿通されている限り、機械的支持に直接的には関与していないので、比較的緩くてもよく、その螺合解除も極めて簡単に且つ迅速に行われ得る。
多数のLED78を基板に実装した集魚灯光源本体9を集魚灯光源取付機構1により竿8に取付けてなる集魚灯光源設備90は、図9に示したように、漁船92に多数個設けられる。
なお、仮に、光源側支持構造体3の竿係合部40を竿側支持構造体2の光源係合部20に結合した状態のまま光源側支持構造体3を集魚灯光源本体9に取付けているボルト63を緩めたり締めたりする必要が生じた場合であっても、この集魚灯光源設備90では、図1の(a)からわかるように、ボルト63はY方向にみて、竿側支持構造体2よりも外側に突出したところに位置し、ボルト63の延在方向に直接該ボルト63のところ(従ってランド部74の孔75のところ)にアクセス可能であるから、ボルト63の更なる締付けや緩めも必要に応じて容易に行われ得る。但し、この集魚灯光源設備90では、ボルト63は竿側支持構造体2のY方向の延在範囲内にあってもよい。
以上においては、筒状部24が竿側支持構造体2の光源係合部20に設けられ、凹部44が光源側支持構造体3の竿係合部40に設けられた例について説明したけれども、その代わりに、筒状部24が光源側支持構造体3の竿係合部40に設けられ、凹部44が竿側支持構造体2の光源係合部20に設けられてもよい。
また、係止板7は上端面にある代わりに他のところに、例えば、竿側支持構造体2の光源係合部20等の下端面に、あってもよい。
1 集魚灯光源取付機構
2 竿側支持構造体
3 光源側支持構造体
4 竿側支持構造体本体
5 補助取付具
6 光源側支持構造体本体
6a 外表面
7 係止板
8 竿
8a 所望部位
8b 外表面
9 集魚灯光源本体(集魚灯具)
10 竿取付部
11 部分円筒状保持部
12,12A,12B 端
13,33 側方突出板状部
13,13A,13B 側方突出板状部
14,14A,14B ボルト挿通孔
15 中央部
20 光源係合部(竿側係合構造部)
21 胴状体
21a 端
21b 短辺側側面
21c,21d 斜面(斜辺形成面)
21f 端部
21g 底辺形成面
22 延在部
23 貫通孔
24 筒状体
24a 底面
24b,24c 斜面
25 係止ピン挿通孔
26 テーパ
31 部分円筒状保持部
32,32A,32B 端
33,33A,33B 側方突出板状部
34,34A,34B ボルト挿通孔
40 竿係合部(光源側係合構造部)
40a 端
41 底板部
41a 一端
41c 外表面
41f 突出部
42,42A,42B 縁
43,43A,43B 側壁部
43A,43B 側縁部(側壁部)
43a,43b 端
43f 突出部
44 凹部
44a 底面
44b,44c 斜面
44f 突出部の凹部領域
45,45A,45B 内面
46 内面
47,47A,47B ピン係合孔
48,48A,48B 外側面
48a,48aA,48aB 傾斜面
50 光源取付部
51 板状部
51a,51b 側縁(外表面)
51c 底面
53 ボルト挿通孔
54,54A,54B 延在端
61 ボルト
63 ボルト
65 ボルト
67 ナット
70 LED実装基板
71 背面
72 放熱フィン
73 低フィン部
74,74d,,74dA,74dB,74u,74uA,74uB ランド部
75d,75u ボルト取付穴
76,76d,76u 表面
77 フレーム部分
78 LED
79 枠
82 係止ピン
84 係止ピン抜け止めナット
90 集魚灯光源設備
91 集魚灯光源装置
P1 所定位置(完全嵌合位置)
X,Y 方向

Claims (6)

  1. 多数の発光ダイオードを基板に実装してなる集魚灯光源本体(9)を竿(8)に取付けるための集魚灯光源取付機構(1)であって、
    竿(8)に取付けられる竿側支持構造体(2)と、集魚灯光源本体(9)の背面側に取付けられる光源側支持構造体(3)とを有し、
    竿側支持構造体(2)が、竿の延在方向(X)に対して交差する方向(Y)に延び、補助取付具(5)と協働して竿(8)を挟み取囲んで竿(8)に固定される部分円筒状保持部(11)及びその両端の側方突出板状部(13)からなる竿取付部(10)を備えると共に、部分円筒状保持部(11)の外面側において竿(8)の延在方向(X)に関して部分円筒状保持部(11)の下側の端部を越えて竿(8)の延在方向に下方(X2)に延びる竿側係合構造部(20)を備え、竿側支持構造体(2)が竿(8)に装着された状態で竿(8)の外表面によって実際上支えられるように竿側係合構造部(20)の表面(21g)が竿(8)の外表面(8b)に対面するように構成され、
    光源側支持構造体(3)が竿側係合構造部(20)に係合されるべく竿の延在方向(X)に延びる光源側係合構造部(40)と、該光源側係合構造部(40)の両側において竿(8)の延在方向(X)と交差する方向(Y)に延びる光源取付部(50)とを備え、
    源側係合構造部(40)が竿(8)の延在方向(X)に延びる嵌合凹部(44)を備え、
    竿側係合構造部(20)が光源側係合構造部(40)の嵌合凹部(44)に対して該嵌合凹部(44)の延在方向(X)に変位されて嵌合・嵌合解除される胴状部(21)を備え、
    前記胴状部(21)と前記嵌合凹部(44)とが所定嵌合位置(P1)にある状態において前記胴状部(21)の前記嵌合凹部(44)に対する更なる嵌入及びその解除を禁止する係止手段(7,25,47,82)が設けられており、
    該係止手段(7,25,47,82)が、
    前記胴状部(21)と前記嵌合凹部(44)とが所定嵌合位置(P1)にある状態において、前記嵌合凹部(44)の延在方向(X)に交差する向き(Y)に前記嵌合凹部(44)の形成部(43,43)及び前記胴状部(21)を貫通する交差貫通孔(47,25,47)が形成されるように、前記嵌合凹部(44)の形成部(43,43)及び前記胴状部(21)に形成され前記交差貫通孔(47,25,47)を構成する第一及び第二貫通孔部(47,25)、並びに該交差貫通孔(47,25,47)に差し込まれる係止ピン(82)と、
    光源側係合構造部(40)の上端(40a)において前記嵌合凹部(44)の上端を塞ぐ係止板(7)と
    からなり、
    前記竿側係合構造体(2)及び前記光源側係合構造体(3)が、前記嵌合凹部(44)の上端に近接した領域に竿(8)への取付部たる前記竿取付部(10)及び前記集魚灯光源本体(9)の背面側への取付部たる前記光源取付部(50)を備え、前記胴状部(21)及び前記嵌合凹部(44)の下端に近接した領域に前記交差貫通孔(47,25,47)を備え、
    光源側係合構造部(40)の前記嵌合凹部(44)は、該嵌合凹部(44)が竿側係合構造部(20)の前記胴状部(21)に対して竿(8)の延在方向(X)に変位されるのを許容すべく、竿(8)の延在方向(X)に延びる開口部を竿(8)に対面する側に備え、該嵌合凹部(44)の横断面の最大径部が該開口部のある縁以外の奥の部分になっている
    集魚灯光源取付機構。
  2. 前記嵌合凹部(44)の横断面が概ね台形状であって、該台形の短い方の辺の部分が開口されている請求項1に記載の集魚灯光源取付機構。
  3. 前記光源側係合構造部(40)が一体物からなる請求項1又は2に記載の集魚灯光源取付機構。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つの項に記載の集魚灯光源取付機構(1)を備え、該集魚灯光源取付機構(1)のうち光源側支持構造体(3)が集魚灯光源本体(9)に取付けられてなる集魚灯光源装置(91)。
  5. 請求項1から3までのいずれか一つの項に記載の集魚灯光源取付機構(1)を備え、該集魚灯光源取付機構(1)のうち光源側支持構造体(3)が集魚灯光源本体(9)に取付けられ、該集魚灯光源取付機構(1)のうち竿側支持構造体(2)が竿(8)に取付けられてなる集魚灯光源設備(90)。
  6. 請求項1から3までのいずれか一つの項に記載の集魚灯光源取付機構(1)、請求項4に記載の集魚灯光源装置(91)又は請求項5に記載の集魚灯光源設備(90)において、集魚灯光源が発光ダイオード(78)からなる。
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