JP5882365B2 - サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア通信のための装置および方法 - Google Patents

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Description

関連出願に対する相互参照
本特許出願は、本特許出願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によってその全体が明確に組み込まれている2011年2月22日出願の「サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア通信のためのシステムおよび方法」(SYSTEM AND METHOD FOR THIRD-PARTY ASSISTED PEER-TO-PEER COMMUNICATION)と題された仮出願61/445,405に対する優先権を主張する。
本願は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線デバイスのピア・トゥ・ピア通信のためのネットワーク符号化に関する。
第3世代パートナシップ計画ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、セルラ技術における主要な進歩を呈しており、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))およびユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の自然発展形として、セルラ3Gサービスにおいて先行する次のステップである。LTE物理レイヤ(PHY)は、イボルブド・ノードB(eNB)と、例えばアクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)のようなモバイル・エンティティとの間で、データと制御情報との両方を伝送する非常に効率的な手段である。LTE PHYは、セルラ・アプリケーションに対して新しいいくつかの先進技術を適用する。これらは、直交周波数分割多重(OFDM)および複数入力複数出力(MIMO)データ送信を含んでいる。さらに、LTE PHYは、ダウンリンク(DL)において直交周波数分割多元接続(OFDMA)を用い、アップリンク(UL)においてシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)を用いる。OFDMAによって、データは、指定された数のシンボル期間にわたって、サブキャリア毎ベースで、複数のユーザとの間で送られるようになる。
例えば音声およびデータのようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された旧式の無線通信システムの例は、CDMA2000および広帯域CDMAを含む符号分割多元接続(CDMA)システムと、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))と、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)とを含む。これらの無線通信システムおよびLTEシステムは一般に、異なるラジオ・アクセス技術(RAT)および通信プロトコルを使用し、異なる周波数帯域で動作し、異なるサービス品質(QoS)を与え、異なるタイプのサービスおよびアプリケーションをシステム・ユーザへ提供する。
ダイレクトな無線接続では、第1のモバイル・エンティティが、第2のモバイル・エンティティへと無線信号をダイレクトに送信する。第2のモバイル・エンティティは、この無線信号を受信して処理する。ダイレクトな無線接続の例は、LTE通信プロトコルまたはその他の無線通信プロトコルでのモバイル・エンティティからeNB(単数または複数)への接続、または、例えばWiFiダイレクトまたはブルートゥースのような非セルラ・プロトコルで使用されるようなモバイル・エンティティ間のピア・トゥ・ピア(P2P)接続を含む。セルラ無線通信システムは、一般に、モバイル・エンティティ間のダイレクトな接続を含まない。むしろ、モバイル・エンティティは一般に、1または複数のノードBおよび関連付けられたネットワーク・インフラストラクチャを介して互いに非ダイレクトに通信する。このコンテキストでは、サード・パーティによって支援されているP2P通信を管理するために、ネットワーク符号化を効率的に実施するためのニーズがある。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、そのような実施形態の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたはすべての実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後述されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、(例えば、イボルブド・ノードB(eNB)等のようなネットワーク・エンティティのような)サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)のための方法が提供される。この方法は、第1のモバイル・エンティティから第1の情報を受信することを含みうる。第1の情報は、第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。この方法はさらに、第2のモバイル・エンティティから第2の情報を受信することを含みうる。第2の情報は、第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える。この方法はさらに、第1の情報と第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化することと、第3の情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ送信することと、を含みうる。方法はさらに、符号化された第3の情報を復号して第1のメッセージまたは第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信することを含みうる。関連する態様では、電子デバイス(例えば、eNBまたはその構成要素(単数または複数))が、前述した方法を実行するように構成されうる。関連するさらなる態様では、サード・パーティ・エンティティは、ネットワーク・エンティティではなく、第3のモバイル・エンティティでありうる。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、(例えば、ユーザ機器(UE)等のような)モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための方法が提供される。この方法は、第1の情報をサード・パーティ・エンティティへ送信することを含みうる。第1の情報は、サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。この方法はさらに、符号化された情報を、サード・パーティ・エンティティから受信することを含みうる。符号化された情報は、メッセージ部分を備える。この方法はさらに、サード・パーティ・エンティティから制御シグナリングを受信することを含みうる。制御シグナリングは、符号化された情報を復号するための処理情報を含む。この方法はさらに、符号化された情報のメッセージ部分から、第1の情報および処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出すること、を含みうる。関連する態様では、電子デバイス(例えば、UEまたはその構成要素(単数または複数))が、前述された方法を実行するように構成されうる。
前述した目標および関連する目標の達成のために、1または複数の実施形態は、後に十分に説明され、特許請求の範囲で特に指摘される特徴を含む。次の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳細に記載する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、このような全ての局面およびそれらの均等物を示すことが意図されている。
図1は、多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、通信システムのブロック図を例示する。 図3は、多くのユーザをサポートするように構成された無線通信システムを例示する。 図4は、ラジオ・アクセス・ネットワークを介して、および、ダイレクトな無線接続を介して通信しているモバイル・エンティティを例示する。 図5は、WAN通信とP2P通信との両方をサポートする無線通信ネットワークを示す。 図6は、サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための方法を示す。 図7は、図6の方法のさらなる態様を示す。 図8Aは、モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための方法を示す。 図8Bは、図8Aの方法のさらなる態様を示す。 図9は、図6−7の方法にしたがう、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための装置を示す。 図10は、図8A−Bの方法にしたがう、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための装置を示す。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。次の記載では、説明の目的のために、多数の特定の詳細が、1または複数の実施形態についての完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、このような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明からである。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMAネットワーク等のようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された団体からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された団体からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。以下の記載では、簡潔化および明確化の理由のために、国際電気通信連合(ITU)によって、3GPP規格の下で公布されたように、W−CDMA規格およびLTE規格に関連付けられた専門用語が使用される。本明細書で記載された技術は、例えば前述した技術および規格のようなその他の技術に適用可能であることが強調されねばならない。
単一キャリア変調および周波数領域等値化を利用するシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、OFDMAシステムのものと同等のパフォーマンスと、実質的に同じ全体的な複雑さとを持つ技術である。SC−FDMA信号は、その固有の単一キャリア構造のために、より低い平均ピーク対電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めている。SC−FDMAは、3GPP LTE、または、イボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続のために使用される。
図1に示すように、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)(例えば、基地局、イボルブド・ノードB(eNB)等)は、複数のアンテナ・グループを含んでいる。1つは104,106を含み、他のものは108,110を含み、さらに他のものは112,114を含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。モバイル・エンティティ116はアンテナ112,114と通信している。ここで、アンテナ112,114は、順方向リンク120でモバイル・エンティティ116に情報を送信し、逆方向リンク118でモバイル・エンティティ116から情報を受信する。モバイル・エンティティ122はアンテナ104,106と通信している。ここで、アンテナ104,106は、順方向リンク126でモバイル・エンティティ122に情報を送信し、逆方向リンク124でモバイル・エンティティ122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、通信リンク118,120,124,126は、通信のために異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。ある実施形態では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のモバイル・エンティティと通信するように設計される。
順方向リンク120,126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、他のモバイル・エンティティ116,122の順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用しうる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するモバイル・エンティティへ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、そのすべてのモバイル・エンティティへと単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のモバイル・エンティティに対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、eNB、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。モバイル・エンティティは、アクセス端末(AT)、ユーザ機器(UE)、移動局、無線通信デバイス、端末等とも称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(モバイル・エンティティとしても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、符号化されたデータを提供するために、データ・ストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データ・ストリームのためのトラフィック・データをフォーマットし、符号化し、インタリーブする。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BSPK)、mアレイ・フェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、または、マルチ・レベル直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、メモリ232と動作可能に通信しうるプロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルはその後、TX MIMOプロセッサ220へ提供される。TX MIMOプロセッサ220はさらに、(例えばOFDMのため)変調シンボルを処理する。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信したN個のシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の検出済みシンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260によるこの処理は、基地局210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものに相補的である。
プロセッサ270は、前述したように、どのプリコーディング行列を使用するのかを定期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができ、メモリ272と動作可能に通信しうる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号がアンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されることによって、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、その後、この抽出されたメッセージを処理する。
図3は、多くのユーザをサポートするように構成され、本明細書に記載された教示が実施される無線通信システム300を例示する。このシステム300は、例えばマクロ・セル302a−302gのような複数のセル302のための通信を提供する。ここで、各セルは、対応するアクセス・ノード304(例えば、アクセス・ノード304a−304g)によってサービス提供される。図3に示すように、モバイル・エンティティ306(例えば、モバイル・エンティティ306a−306l)は、経時的にシステム内のさまざまな位置に分布しうる。おのおののモバイル・エンティティ306は、モバイル・エンティティ306がアクティブであるか、および、(適用可能であれば)ソフト・ハンドオフにあるかに依存して、所与の瞬間において、順方向リンク(“FL”)および/または逆方向リンク(“RL”)によって、1または複数のアクセス・ノード304と通信しうる。無線通信システム300は、大規模な地理的領域にわたってサービスを提供しうる。例えば、マクロ・セル302a−302gは、都市または都市郊外の近隣の数ブロック、あるいは地方環境における数平方マイルをカバーしうる。
本開示の主題の態様にしたがって、ピア・トゥ・ピア(P2P)通信のためにスペクトル・プロバイダ(例えば、LTEネットワーク・プロバイダ)を用いるための機能を有する無線ネットワーク(例えば、3GPPネットワーク)が提供される。このコンテキストでは、P2P通信は、アクセス・ノードまたはコア・ネットワーク・ノードを介して通信されたデータを転送する必要のない、2つのモバイル・エンティティ間のダイレクトな通信である。
図4は、ラジオ・アクセス・ネットワーク(RAN)のeNB402,404を介して、または、ダイレクトな無線接続を介して通信するモバイル・エンティティ406,408,410を備える通信システム400の実施形態を示す。図示されている例は、(1)同じeNB404におけるセルにキャンプしたUE408,410と、(2)異なるそれぞれのeNB402,404のセルにキャンプしたUE406,410とのピア発見を例示する。ピア発見は、ラジオ周波数(RF)近傍内のUEにおいて通知された他のサービスの利用可能性をUEが検出する手順であり、一般に、ピア通知およびピア検出を含みうる。
ピア・モバイル・エンティティは、検出を実行し、許可されたモバイル・エンティティが、検出を実行可能にするための情報(例えば、セキュリティ・キー等)を受信しうる。さらに、ピア・モバイル・エンティティは、通知を実行し、許可されたモバイル・エンティティが、発見識別子を通知可能にするための情報(例えば、セキュリティ・キー)を受信しうる。モバイル・エンティティはそれぞれ、許可されていない発見識別子を通知することを控える。さらに、ピア・モバイル・エンティティは、ダイレクトな通信を実行しうる。ここで、各モバイル・エンティティは、許可されていない発見識別子を通知するピアとのダイレクトな通信を確立することを控える。
ネットワーク・プロバイダまたはスペクトル・プロバイダは、前述したP2P通信手順を実行するためにネットワークのスペクトルをモバイル・ネットワークが使用することを許可しうることが注目される。さらには、モバイル・エンティティは、P2Pパラメータをプロビジョンされず、各手順または手順のセットのための許可を要求することが期待されることが注目される。例えば、モバイル・エンティティは、検出、検出および通知、および/またはダイレクトな通信のための許可を求めうる。本明細書に記載された技術に基づく許可は、(a)トラッキング・エリア更新(TAU:tracking area update)手順のためのトラッキング・エリア毎であるか、(b)接続手順のために接続されている間であるか、および/または、(c)イボルブド・パケット・システム(EPS)セッション・マネジメント(ESM)手順のために確保されたベアラの寿命に基づいている。
図5は、LTEネットワークまたはその他いくつかのタイプのWANでありうる広域ネットワーク(WAN)500を示す。WAN500は、多くの基地局と、その他のネットワーク・エンティティを含みうる。簡略のために、3つの基地局510a,510b,510cと、1つのネットワーク・コントローラ530のみが図5に図示されている。基地局は、UEと通信するエンティティでありうる。そして、ノードB、eNB、アクセス・ポイント等とも称されうる。おのおのの基地局は、特定の地理的領域のための有効通信範囲を提供し、有効通信範囲エリア内に位置するUEのための通信をサポートしうる。3GPPでは、用語「セル」は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、この有効通信範囲エリアにサービス提供している基地局および/または基地局サブシステムからなる有効通信範囲エリアを称しうる。3GPP2では、用語「セクタ」または「セル・セクタ」は、この有効通信範囲エリアにサービス提供している基地局および/または基地局サブシステムのうちの有効通信範囲エリアを称しうる。明瞭化のために、本明細書では、「セル」の3GPP概念が使用される。
基地局は、マクロ・セル、ピコ・セル、フェムト・セル、および/または、その他のタイプのセルのための通信有効範囲を提供しうる。マクロ・セルは、比較的大きな地理的エリア(例えば、半径数キロメータ)をカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。ピコ・セルは、比較的小さな地理的エリアをカバーし、サービス加入を持つUEによる無制限のアクセスを許可しうる。フェムト・セルは、比較的小さな地理的領域(例えば、住宅)をカバーし、フェムト・セルとの関連性を有するUE(例えば、クローズされた加入者グループ内のUE)による制限されたアクセスを可能にしうる。図5に示す例では、WAN500は、マクロ・セルのためのマクロ基地局510a,510b,510cを含む。WAN500はさらに、ピコ・セルのためのピコ基地局、および/または、フェムト・セルのためのフェムト/ホーム基地局(図5に図示せず)をも含みうる。
ネットワーク・コントローラ530は、基地局のセットに接続しており、これら基地局のために調整および制御を提供しうる。ネットワーク・コントローラ530は、バックホールを介して基地局と通信しうる。基地局もまた、バックホールを介して互いに通信しうる。地理位置情報データベース・サーバ540が、ネットワーク・コントローラ530および/またはその他のネットワーク・エンティティに接続しうる。サーバ540は、以下に記載されるように、無許可のスペクトルの使用をサポートしうる。
本明細書の記載では、WAN通信は、例えば、他のUEのような遠隔局とのコールのための、UEと基地局との間の通信を称しうる。アクセス・リンクは、UEと基地局との間の通信リンクを称しうる。P2P通信は、基地局を介さない、複数のUE間のダイレクトな通信を称しうる。また、P2P通信は、複数のUE間の、サード・パーティ・エンティティによって支援された通信を称しうる。ここで、サード・パーティ・エンティティは、基地局、他のUE等でありうる。P2Pリンクは、P2P通信に参加している複数のUE間の通信リンクを称しうる。P2Pグループは、P2P通信に参加している複数のUEからなるグループを称しうる。1つの設計では、P2Pグループにおける1つのUEが、P2Pサーバとして指定されうる。そして、P2Pグループにおける残りの各UEが、P2Pクライアントとして指定されうる。P2Pサーバは、例えば、WANとのシグナリングの交換、P2PサーバとP2Pクライアント(単数または複数)との間のデータ送信の調整等のようなある管理機能を実行しうる。
図5に図示される例において、UE520a,520bは、基地局510aの有効通信範囲下にあり、P2P通信に参加している。UE520c,520dは、基地局510bの有効通信範囲下にあり、P2P通信に参加している。UE520e,520fは、異なる基地局510b,510cの有効通信範囲下にあり、P2P通信に参加している。UE520g,520h,520iは、同じ基地局510cの有効通信範囲下にあり、P2P通信に参加している。図5におけるその他のUE120は、WAN通信に参加している。
WAN500は、ネットワーク・オペレータに許可された1または複数の周波数チャネルにおいて動作しうる。WAN500は、許可された周波数チャネル(単数または複数)におけるWAN通信とP2P通信との両方をサポートしうる。この場合、許可された周波数チャネル(単数または複数)におけるいくつかのリソースが、P2P通信のために確保され、残りのリソースが、WAN通信に使用されうる。用語「スペクトル」は、一般に、例えば周波数帯域または周波数チャネルのような周波数の範囲を称する。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、ネットワーク符号化およびP2P通信へのアプリケーションのための技術が提供されている。P2P通信システムでは、モバイル・エンティティのユーザは、互いにダイレクトに通信しうる。それに加えて、あるいは、その代案として、例えば、モバイル・エンティティのユーザは、基地局(例えばeNB)または別のモバイル・エンティティのようなサード・パーティ・エンティティを介して互いに通知しうる。例えば、第1のユーザは、第1の情報Aを、サード・パーティに送信し、サード・パーティは、その後、第1の情報Aを、第2のユーザへ送信しうる。同様に、第2のユーザは、第2の情報Bを、サード・パーティに送信し、サード・パーティは、その後、第2の情報Bを、第1のユーザへ送信しうる。
ノミナルな通信システムでは、第1の情報Aが(例えば、ターボ符号化、畳み込み符号化、および/または、その他の符号化スキームを用いて)符号化され、変調され、送信されうる。このような符号化プロセスは、第2の情報Bの符号化プロセスに依存しない。例えば、第1の情報A+巡回冗長検査(CRC)→ターボ符号化→スクランブリング→変調→RF送信。
サード・パーティ(例えば、第3のユーザ)は、第1の情報Aおよび第2の情報Bを第3の/符号化された情報Cとして結合し、この第3の情報Cを第1のユーザと第2のユーザとに同時に送信しうる。第1のユーザおよび第2のユーザは、パケットを復号するために、既存の情報(例えば、第1の情報Aまたは第2の情報B)を、第3の/符号化された/結合された情報Cとともに利用しうる。例えば、第1のユーザは、第1の情報A(すなわち、第1のユーザが第2のユーザに送信したい情報)を使用しうる一方、第2のユーザは、第2の情報B(すなわち、第2のユーザが第1のユーザに送信したい情報)を使用しうる。
第1の情報Aと第2の情報Bとを、第3の情報Cとして結合するための多くのアプローチが存在する。1つのアプローチでは、符号化前に、第1の情報Aおよび/または第2の情報Bの情報ビットに対してXOR演算等が実行されうる。別のアプローチでは、XOR演算等が、変調前に、第1の情報Aおよび/または第2の情報Bの符号化されたビットに対して実行されうる。また別のアプローチでは、第3の/符号化された情報Cを生成するために、第1の情報Aおよび/または第2の情報Bに対して線形タイプの演算が実行されうる。
関連する態様では、第3のエンティティは、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティが、第3の/符号化された情報Cをどのようにして復号/利用するかのみならず、サード・パーティ・エンティティがこの追加の処理をどのパケット(単数または複数)に適用したのか、に関する情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティにシグナルまたは提供しなければならない。このようにして、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティは、第2の情報Bおよび第1の情報Aを復元するために、それぞれどの追加処理を実施するのかを知るだろう。
P2P通信システムの1つの実施形態では、2つのピアが、2つのピアの間でデータまたはシグナリングを転送するためにサード・パーティ・エンティティを使用しうる。例えば、第1のユーザおよび第2のユーザまたはモバイル・エンティティは、ノミナルLTE UEでありうる。第3のユーザすなわちサード・パーティ・エンティティは、eNBまたはその他のネットワーク・エンティティでありうる。第1のユーザおよび第2のユーザは、データ/情報を交換するために、サード・パーティ・エンティティと通信しうる。例えば、eNBは、以下の処理のうちの1または複数によって実行されたパケットを送信する場合に、さらなる情報を伝送するために、ダウンリンク制御信号(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))またはレイヤ3シグナリングを利用しうる。(a)符号化前に第1のユーザおよび第2のユーザに向けられた情報ビットのXOR(情報ビットの数が第1のユーザおよび第2のユーザのために同じである場合、各ビットについて、XOR演算が実行されうる。情報ビットの数が異なる場合、これらビットのサブセットについてXOR演算等が実行されうる)。(b)変調前に第1のユーザおよび第2のユーザのためのビットを符号化するXOR演算。または、(c)結果として得られるパケットが、第1のユーザおよび第2のユーザの情報ビットの関数となるその他の処理。
関連する態様では、結果として得られる第3の/符号化された情報Cは、第3の/符号化された情報Cから第1の情報Aおよび/または第2の情報Bを抽出するためのキーを含みうる。レイヤ3シグナリング(ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングまたはブロードキャスト)のために、第1のユーザおよび第2のユーザは、どのパケット(単数または複数)がeNBによる前述した処理/符号化によるのかを判定するために、既知のシステム情報に関連するキーを使用しうる。例えば、このキーは、第3の情報Cのヘッダを備えうる。
PDCCHによるレイヤ1シグナリングのために、PDCCHペイロード部分、CRCマスク、および/または、PDCCHにおいて与えられた/定義されたビット・パターンは、PDCCH許可に関するPDSCHが、eNBによる前述した処理/符号化が行われているか否かを含むかまたは示しうる。このキーはまた、例えば、情報のそれぞれのサイズが異なりうる場合、第1の情報Aおよび第2の情報Bのサイズに関する情報を含みうる。例えば、情報Aおよび/または情報Bのサイズは、LTEにおける伝送ブロック・サイズ(TBS)を備えうる。
UEの観点から、UEは、PDSCHが前述した処理/符号化のうちの1または複数によって実行されたとのシグナリングを受信すると、他のUEがeNBを介してUEへ送信しようと思っている情報を復元するために、以前に送信した情報、および、現在受信しているPDSCHを利用しうる。例えば、第1のユーザの第1のモバイル・エンティティは、第2のモバイル・エンティティによってeNBを介して送信された第2の情報Bを復元するために、(a)以前に送信した第1の情報Aと、(b)現在受信しているPDSCHまたは第3の/符号化された情報Cを利用しうる。
さらなる関連する態様では、PDSCHにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)制御ユニットにおいてシグナリングも実行されうる。送信機はまた、現在のダウンリンクMAC PDUを復号するためにどのアップリンクMAC PDUが使用されねばならないかをシグナルしうる。このシグナリングは、ダウンリンクMAC PDUヘッダ等のペイロードに組み込まれうる。前述した処理/コーディングは、MAC PDUヘッダに適合しない。送信機は、処理/符号化(例えば、XOR演算等)を実行する場合、これらのユーザからのTBSが一致するように、ユーザをペアリングしうる。代替案では、TBSが異なっている場合、第1の情報Aと第2の情報Bとの両方のそれぞれのTBSを一致させるために、短い伝送ブロックがパディングされうる。
本明細書に記載および図示された典型的なシステムを考慮すると、開示された主題にしたがって実現される方法は、さまざまなフローチャートを参照してより良く認識されるだろう。説明の単純化の目的のために、これら方法は一連の動作/ブロックとして図示および説明されているが、権利主張される主題は、いくつかのブロックが、本明細書に図示および記載されたものとは異なる順序で実行されたり、および/または、他のブロックと実質的に同時に実行されうるので、ブロックの数または順序によって限定されないことが理解および認識されるべきである。さらに、本明細書に記載された方法を実施するために、必ずしも例示されたすべてのブロックが必要とされる訳ではない。これらブロックに関連付けられた機能は、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、あるいは、その他任意の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、構成要素)によって実現されうることが認識されるべきである。それに加えて、本明細書全体にわたり開示される方法は、これら方法をさまざまなデバイスへ伝送および転送することを容易にするために、製造物品に格納されることが可能であることが認識されるべきである。当業者であれば、方法は、代わりに、例えば状態図のような一連の関連する状態またはイベントとして表現されうることを理解および認識するだろう。
本開示の主題のうちの1または複数の態様によれば、サード・パーティによって支援されるP2P通信のための方法が提供される。図6を参照して、例えばネットワーク・エンティティ(例えば、基地局)またはモバイル・エンティティ(例えば、UE)のようなサード・パーティ・エンティティにおいて実行されうる方法600が例示される。方法600は、610において、第1のモバイル・エンティティから第1の情報を受信することを含みうる。第1の情報は、第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。方法600は、620において、第2のモバイル・エンティティから第2の情報を受信することを含みうる。第2の情報は、第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える。方法600は、630において、第1の情報および第2の情報に少なくとも部分的に基づいて、第3の情報を符号化することを含みうる。方法600は、640において、第3の情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ送信することを含みうる。方法600は、650において、符号化された第3の情報を復号して第1のメッセージまたは第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信することを含みうる。関連する態様では、制御信号は、ダウンリンク制御信号、ラジオ・リソース制御(RRC)信号等でありうる。
図7に示すように、符号化は、660において、符号化前に、第1のメッセージおよび第2のメッセージの情報ビットにXOR演算等を実行することを含みうる。代案では、符号化は、665において、変調前に、第1のメッセージおよび第2のメッセージの符号化されたビットに対してXOR演算等を実行することを含みうる。
関連する態様では、第3の情報は、第1のメッセージまたは第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを含みうる(ブロック670)。このキーは、第1のメッセージおよび第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を含みうる。それぞれのサイズは、第1のメッセージおよび第2のメッセージのそれぞれのTBSでありうる。第1のメッセージと第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、方法600は、680において、第1のメッセージと第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、685において、第1のメッセージおよび第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、識別された所与のメッセージの所与の伝送ブロックをパディングすることとを含みうる。
さらなる態様では、キーは、第1のメッセージおよび第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関する情報を含みうる(ブロック690)。例えば、このキーは、RRCシグナリングのコンテキストに、第3の情報のヘッダを含めうる。このヘッダは、MAC PDUヘッダでありうる。別の例において、このキーは、PDCCHシグナリングのコンテキストに、PDCCHペイロード部分、CRCマスク、および、定義されたビット・パターンを含めうる。
本開示の主題の1または複数の態様によれば、図8Aは、モバイル・エンティティ(例えば、UE)によって実行されうる、サード・パーティによって支援されたP2P通信のための方法800を例示する。方法800は、810において、サード・パーティ・エンティティ(例えば、ネットワーク・エンティティまたはその他のモバイル・エンティティ)へ第1の情報を送信することを含みうる。第1の情報は、サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。方法800は、820において、サード・パーティ・エンティティから、符号化された情報を受信することを含みうる。符号化された情報は、メッセージ部分を備える。方法800は、830において、サード・パーティ・エンティティから、制御シグナリングを受信することを含みうる。制御シグナリングは、符号化された情報を復号するための処理情報を含む。方法800は、840において、符号化された情報のメッセージ部分から、第1の情報および処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出することを含みうる。
図8Bに示すように、制御シグナリングは、ダウンリンク制御信号またはRRC信号を含みうる(ブロック850)。符号化された情報は、第1のメッセージまたは第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを含みうる(ブロック860)。このキーは、RRCシグナリングのコンテキスト内に、符号化された情報のヘッダを含めうる(ブロック870)。例えば、ヘッダは、MAC PDUヘッダでありうる(ブロック880)。このキーは、PDCCHシグナリングのコンテキスト内に、PDCCHペイロード部分、CRCマスク、および/または、定義されたビット・パターンを含めうる(ブロック890)。
本明細書に記載された実施形態のうちの1または複数の態様によれば、図6−7を参照して上述したような、サード・パーティによって支援されたP2P通信のためのデバイスおよび装置が提供される。図9に示すように、例えば、無線ネットワークにおけるネットワーク・エンティティ(例えば、eNB)またはその他のモバイル・エンティティ(例えば、UE)、または、ネットワークまたはモバイル・エンティティ内で使用されるプロセッサまたは類似のデバイスのようなサード・パーティ・エンティティとして構成されうる典型的なモバイル装置900が提供される。装置900は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表しうる機能ブロックを含みうる。
例えば、図9の装置900は、第1のモバイル・エンティティから第1の情報を受信する電子構成要素またはモジュール902を備えうる。第1の情報は、第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。例えば、電子構成要素902は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの受信機を含みうる。電子構成要素902は、第1のモバイル・エンティティから第1の情報を受信する手段でありうるか、含みうる。第1の情報は、第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。前述した手段は、少なくとも1つの受信機(例えば、図2の受信機222a−t、復調器240、および/または、RXデータ・プロセッサ、または図9のトランシーバ914)でありうるか、含みうる。
装置900は、第2のモバイル・エンティティから第2の情報を受信する第2の構成要素904を備えうる。第2の情報は、第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える。例えば、電子構成要素904は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの受信機を含みうる。電子構成要素904は、第2のモバイル・エンティティから第2の情報を受信する手段を含みうる。第2の情報は、第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える。前述した手段は、少なくとも1つの受信機(例えば、図2の受信機222a−t、復調器240、および/または、RXデータ・プロセッサ242、または図9のトランシーバ914)でありうるか、含みうる。
装置900は、第1の情報および第2の情報に少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化するための電子構成要素906を備えうる。例えば、電子構成要素906は、受信機、送信機、および/または、メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。電子構成要素906は、第1の情報と第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化する手段でありうるか、含みうる。前述した手段は、少なくとも1つの制御プロセッサ(例えば、図2のプロセッサ230または図9のプロセッサ910)であるか、含みうる。
装置900は、第3の情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ送信するための電子構成要素908を備えうる。例えば、電子構成要素908は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの送信機を含みうる。電子構成要素908は、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ第3の情報を送信する手段であるか、含みうる。前述した手段は、少なくとも1つの送信機(例えば、図2の送信機222a−t、TX MIMOプロセッサ220、および/またはTXデータ・プロセッサ214、または図9のトランシーバ914)でありうるか、含みうる。
装置900は、符号化された第3の情報を復号して第1のメッセージまたは第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信するための電子構成要素909を備えうる。例えば、電子構成要素909は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの送信機を含みうる。電子構成要素908は、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ第3の情報を送信するための手段でありうるか、含みうる。前述した手段は、少なくとも1つの送信機(例えば、図2の送信機222a−t、TM MIMOプロセッサ220、および/または、TXデータ・プロセッサ214、または図9のトランシーバ914)でありうるか、含みうる。
関連する態様では、装置900は、オプションとして、プロセッサではなくネットワーク・エンティティとして構成された装置900の場合、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ構成要素910を含みうる。この場合、プロセッサ910は、バス912または類似の通信カップリングによって、構成要素902−909と動作可能に通信しうる。プロセッサ910は、電子構成要素902−909によって実行される処理または機能の開始およびスケジューリングを有効にしうる。
さらに関連する態様では、装置900は、ラジオ・トランシーバ構成要素914を含みうる。スタンド・アロンの受信機、および/または、スタンド・アロンの送信機が、トランシーバ914の代わりに、あるいは、トランシーバ914と連携して使用されうる。装置900は、オプションとして、例えばメモリ・デバイス/構成要素916のように、情報を格納するための構成要素を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体またはメモリ構成要素916が、バス912等によって、装置900のその他の構成要素に動作可能に接続されうる。メモリ構成要素916は、構成要素902−909、これらのサブ構成要素、またはプロセッサ910、あるいは、本明細書で開示された方法の処理および挙動を有効にするためのコンピュータ読取可能命令およびデータを格納するように適応されうる。メモリ構成要素916は、電子構成要素902−909に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持しうる。これら構成要素902−909は、メモリ916の外側にあるとして示されているが、メモリ916内に存在しうることが理解されるべきである。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、図8A−Bを参照して前述したように、サード・パーティによって支援されたP2P通信のためのデバイスおよび装置(例えば、モバイル・エンティティ)が提供される。図10に示すように、装置1000は、第1の情報をサード・パーティ・エンティティへ送信するための電子構成要素またはモジュール1002を備えうる。この第1の情報は、サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。例えば、第1の構成要素1002は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの送信機を含みうる。電子構成要素1002は、第1の情報をサード・パーティ・エンティティへ送信するための手段でありうるか、含みうる。第1の情報は、サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える。前述した手段は、少なくとも1つの送信機(例えば、図2の送信機254a−r、変調器280、および/または、TXデータ・プロセッサ238、または、図10のトランシーバ1014)でありうるか、含みうる。
装置1000は、符号化された情報を、サード・パーティ・エンティティから受信するための電子構成要素1004を備えうる。符号化された情報は、メッセージ部分を備える。例えば、電子構成要素1004は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの受信機を含みうる。電子構成要素1004は、符号化された情報をサード・パーティ・エンティティから受信する手段でありうるか、含みうる。符号化された情報は、メッセージ部分を備える。前述した手段は、少なくとも1つの受信機(例えば、図2の受信機254a−rおよび/またはRXデータ・プロセッサ260、または図10のトランシーバ1014)でありうるか、含みうる。
装置1000は、制御シグナリングを、サード・パーティ・エンティティから受信するための電子構成要素1006を備えうる。制御シグナリングは、符号化された情報を復号するための処理情報を含む。例えば、電子構成要素1006は、プロセッサおよび/またはメモリに接続された少なくとも1つの受信機を含みうる。電子構成要素1006は、制御シグナリングを、サード・パーティ・エンティティから受信する手段でありうるか、含みうる。制御シグナリングは、符号化された情報を復号するための処理情報を含む。前述した手段は、少なくとも1つの受信機(例えば、図2の受信機254a−rおよび/またはRXデータ・プロセッサ260、または、図10のトランシーバ1014)でありうるか、含みうる。
装置1000は、符号化された情報のメッセージ部分から、第1の情報および処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出するための電子構成要素1008を備えうる。例えば、電子構成要素1008は、受信機、送信機、および/またはメモリに接続された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。電子構成要素1008は、符号化された情報のメッセージ部分から、第1の情報および処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出するための手段でありうるか、含みうる。前述した手段は、少なくとも1つの制御プロセッサ(例えば、図2のプロセッサ270または図10のプロセッサ1010)でありうるか、含みうる。
簡潔のために、装置1000に関する詳細の残りは、これ以上詳しく述べない。しかしながら、装置1000の残りの特徴および態様は、図9の装置900に関して前述したものに実質的に類似していることが理解されるべきである。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、前述した説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書の開示に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定の用途のおのおのに応じて変化する方式で、前述した機能を実現しうる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または前述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、またはステート・マシンでありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書の開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこの2つの組合せで実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、また記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の典型的な設計では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく、一例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置、あるいは、命令群またはデータ構造の形式で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または非一時的な無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいは他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、または非一時的な無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルー・レイ・ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。本開示に対するさまざまな変形は、当業者に容易に明らかであって、本明細書で定義された一般原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例および設計に限定されることは意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するとされている。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための方法であって、
第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信することと、
前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信することと、
前記第1の情報と前記第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化することと、
前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信することと、
前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信することと、を備える方法。
[発明2]
前記第3の情報を符号化することは、符号化前に、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの情報ビットに対してXOR演算を実行することを備える、発明1に記載の方法。
[発明3]
前記第3の情報を符号化することは、変調前に、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの符号化されたビットに対してXOR演算を実行することを備える、発明1に記載の方法。
[発明4]
前記制御信号は、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、発明1に記載の方法。
[発明5]
前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを備える、発明1に記載の方法。
[発明6]
前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関する情報を備える、発明5に記載の方法。
[発明7]
前記キーは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングのコンテキストに、前記第3の情報のヘッダを備える、発明5に記載の方法。
[発明8]
前記ヘッダは、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)ヘッダを備える、発明7に記載の方法。
[発明9]
前記キーは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングのコンテキストに、PDCCHペイロード部分、巡回冗長検査(CRC)マスク、および、定義されたビット・パターンのうちの1つを備える、発明5に記載の方法。
[発明10]
前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える、発明5に記載の方法。
[発明11]
前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、発明10に記載の方法。
[発明12]
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージの所与の伝送ブロックをパディングすることと、をさらに備える発明11に記載の方法。
[発明13]
前記サード・パーティ・エンティティは、ネットワーク・エンティティまたは第3のモバイル・エンティティを備える、発明1に記載の方法。
[発明14]
前記ネットワーク・エンティティはeNBを備える、発明13に記載の方法。
[発明15]
サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための装置であって、
第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信し、
前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信し、
前記第1の情報と前記第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化し、
前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信し、
前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備える装置。
[発明16]
装置であって、
第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信する手段と、
前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信する手段と、
前記第1の情報と前記第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化する手段と、
前記第3の情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ送信する手段と、
前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信する手段と、を備える装置。
[発明17]
前記制御信号は、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、発明16に記載の装置。
[発明18]
前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを備える、発明16に記載の装置。
[発明19]
コンピュータ・プログラム製品であって、
第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信し、
前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信し、
前記第1の情報と前記第2の情報とに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化し、
前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信し、
前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信する、ことをコンピュータに対して実行させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[発明20]
モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための方法であって、
サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信することと、
メッセージ部分を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信することと、
前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信することと、
前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記第1の情報および前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出することと、を備える方法。
[発明21]
前記制御シグナリングは、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、発明20に記載の方法。
[発明22]
前記符号化された情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを備える、発明20に記載の方法。
[発明23]
前記キーは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングのコンテキストに、前記符号化された情報のヘッダを備える、発明22に記載の方法。
[発明24]
前記ヘッダは、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)ヘッダを備える、発明23に記載の方法。
[発明25]
前記キーは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングのコンテキストに、PDCCHペイロード部分、巡回冗長検査(CRC)マスク、および、定義されたビット・パターンのうちの1つを備える、発明22に記載の方法。
[発明26]
モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための装置であって、
サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信し、
メッセージ部分を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記第1の情報および前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出するように構成されたプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備える装置。
[発明27]
装置であって、
サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信する手段と、
メッセージ部分を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信する手段と、
前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信する手段と、
前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記第1の情報および前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出する手段と、を備える装置。
[発明28]
前記制御シグナリングは、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、発明27に記載の装置。
[発明29]
前記符号化された情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするためのキーを備える、発明27に記載の装置。
[発明30]
コンピュータ・プログラム製品であって、
サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信し、
メッセージ部分を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記第1の情報および前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、第2のメッセージを抽出する、ことをコンピュータに対して実行させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。

Claims (26)

  1. サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための方法であって、
    第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信することと、
    前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信することと、
    前記第1の情報と前記第2の情報との情報ビットのサブセットに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化することと、
    ここで、前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーを備える、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信することと、
    前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信することと、を備える方法。
  2. 前記第3の情報を符号化することは、符号化前に、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの情報ビットのサブセットに対してXOR演算を実行することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3の情報を符号化することは、変調前に、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージの符号化されたビットに対してXOR演算を実行することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記制御信号は、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするための前記キーを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記キーは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングのコンテキストに、前記第3の情報のヘッダを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ヘッダは、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)ヘッダを備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記キーは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングのコンテキストに、PDCCHペイロード部分、巡回冗長検査(CRC)マスク、および、定義されたビット・パターンのうちの1つを備える、請求項5に記載の方法。
  9. 前記サード・パーティ・エンティティは、ネットワーク・エンティティまたは第3のモバイル・エンティティを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ネットワーク・エンティティはeNBを備える、請求項に記載の方法。
  11. サード・パーティ・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための装置であって、
    第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信し、
    前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信し、
    前記第1の情報と前記第2の情報との情報ビットのサブセットに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化し、
    ここで、前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーを備える、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信し、
    前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備える装置。
  12. 装置であって、
    第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信する手段と、
    前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信する手段と、
    前記第1の情報と前記第2の情報との情報ビットのサブセットに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化する手段と、
    ここで、前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーを備える、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記第3の情報を、第1のモバイル・エンティティおよび第2のモバイル・エンティティへ送信する手段と、
    前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信する手段と、を備える装置。
  13. 前記制御信号は、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするための前記キーを備える、請求項12に記載の装置。
  15. コンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
    前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータによって実行される場合、
    第2のモバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、第1のモバイル・エンティティから受信し、
    前記第1のモバイル・エンティティのための第2のメッセージを備える第2の情報を、前記第2のモバイル・エンティティから受信し、
    前記第1の情報と前記第2の情報との情報ビットのサブセットに少なくとも部分的に基づいて第3の情報を符号化し、
    ここで、前記第3の情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーを備える、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記第3の情報を、前記第1のモバイル・エンティティおよび前記第2のモバイル・エンティティへ送信し、
    前記符号化された第3の情報を復号して前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出するための処理情報を含む制御信号を送信する、ことをコンピュータに対して実行させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  16. モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための方法であって、
    サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信することと、
    前記第1の情報及び他のモバイル・エンティティからの第2の情報の情報ビットのサブセットから符号化されたメッセージ部分と、前記第1のメッセージまたは前記他のモバイル・エンティティからの第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーと、を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信することと、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える、
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信することと、
    前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記キーおよび前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のメッセージを抽出することと、を備える方法。
  17. 前記制御シグナリングは、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記符号化された情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするための前記キーを備える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記キーは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングのコンテキストに、前記符号化された情報のヘッダを備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ヘッダは、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)ヘッダを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記キーは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)シグナリングのコンテキストに、PDCCHペイロード部分、巡回冗長検査(CRC)マスク、および、定義されたビット・パターンのうちの1つを備える、請求項18に記載の方法。
  22. モバイル・エンティティによる、サード・パーティによって支援されたピア・トゥ・ピア(P2P)通信のための装置であって、
    サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信し、
    前記第1の情報及び他のモバイル・エンティティからの第2の情報の情報ビットのサブセットから符号化されたメッセージ部分と、前記第1のメッセージまたは前記他のモバイル・エンティティからの第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーと、を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える、
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
    前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記キーおよび前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のメッセージを抽出するように構成されたプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備える装置。
  23. 装置であって、
    サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信する手段と、
    前記第1の情報及び他のモバイル・エンティティからの第2の情報の情報ビットのサブセットから符号化されたメッセージ部分と、前記第1のメッセージまたは前記他のモバイル・エンティティからの第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーと、を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信する手段と、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える、
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信する手段と、
    前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記キーおよび前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のメッセージを抽出する手段と、を備える装置。
  24. 前記制御シグナリングは、ダウンリンク制御信号またはラジオ・リソース制御(RRC)信号を備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記符号化された情報は、前記第1のメッセージまたは前記第2のメッセージを抽出することを容易にするための前記キーを備える、請求項23に記載の装置。
  26. コンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読取可能記憶媒体において、
    前記コンピュータ実行可能命令は、コンピュータによって実行される場合、
    サード・パーティ・エンティティと通信しているピア・モバイル・エンティティのための第1のメッセージを備える第1の情報を、前記サード・パーティ・エンティティへ送信し、
    前記第1の情報及び他のモバイル・エンティティからの第2の情報の情報ビットのサブセットから符号化されたメッセージ部分と、前記第1のメッセージまたは前記他のモバイル・エンティティからの第2のメッセージのビットに対して実行される少なくとも1つの演算に関するキーと、を備える符号化された情報を、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
    ここで、前記キーは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのサイズに関する情報を備える、
    ここで、前記それぞれのサイズは、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれの伝送ブロック・サイズ(TBS)を備える、
    ここで、前記第1のメッセージ及び前記第2のメッセージのそれぞれのTBSが異なっていると判定することに応じて、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのうち、より小さなTBSを持つ所与のメッセージを識別することと、
    前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージのそれぞれのTBSに一致させるために、前記識別された所与のメッセージのサイズにしたがって前記情報ビットのサブセットを定義することと、
    をさらに備える、
    前記符号化された情報を復号するための処理情報を含む制御シグナリングを、前記サード・パーティ・エンティティから受信し、
    前記符号化された情報のメッセージ部分から、前記キーおよび前記処理情報に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のメッセージを抽出する、ことをコンピュータに対して実行させるためのコードを備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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