JP5447119B2 - 無線通信システム、基地局および無線通信方法 - Google Patents
無線通信システム、基地局および無線通信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5447119B2 JP5447119B2 JP2010091383A JP2010091383A JP5447119B2 JP 5447119 B2 JP5447119 B2 JP 5447119B2 JP 2010091383 A JP2010091383 A JP 2010091383A JP 2010091383 A JP2010091383 A JP 2010091383A JP 5447119 B2 JP5447119 B2 JP 5447119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- terminal
- call connection
- station
- overlay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 77
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 69
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 32
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 24
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 241000269799 Perca fluviatilis Species 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/08—Reselecting an access point
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
・無線通信システムの説明
図1は、実施例1にかかる無線通信システムを示すブロック図である。図1に示すように、無線通信システムは、第1の基地局1、第2の基地局3、端末5および管理装置としてのMME6を備えている。第1の基地局1と第2の基地局3とは、同一のアンテナから同一の指向性で同一の出力で電波を送信する。第2の基地局3の通信可能領域は、第1の基地局1の通信可能領域と重なっている。ここでは、物理的には別々のアンテナであっても、地理的には同一箇所に設置されており、一本のアンテナと見なすことができるアンテナ群を含めて同一のアンテナと呼んでいる。また、通信可能領域が完全に一致していなくても、基地局の設置者(通信事業者)が意図的に通信可能領域をずらすような設定をしていない場合に、通信可能領域が重なるとしている。一方の基地局の通信可能領域が他方の基地局の通信可能領域を包含するような構成も通信可能領域が重なる場合の一例として含んでいてもよい。第1の基地局1および第2の基地局3は、オーバーレイ方式で運用されている。第1の基地局1は、呼接続用の報知情報(止まり木チャネル)を送信している。第1の基地局1は、端末5から呼接続要求を受信したときに次の動作を行う。第1の基地局1は、端末5と自局または第2の基地局3との間の呼接続が確立していないときに、端末の呼接続先を第2の基地局3に移すことをハンドオーバーの手順を使用してMME6へ通知する。また、第1の基地局1は、第2の基地局3の周波数を端末5に通知する。第2の基地局3は、端末5の呼接続先を自局に移すことをハンドオーバーの手順を使用してMME6から通知されたときに、端末5との呼接続を行う。端末5は、第1の基地局1から通知された第2の基地局3の周波数に基づいて第2の基地局3と呼接続を行う。
図2は、実施例1にかかる基地局を示すブロック図である。図2に示すように、第1の基地局1は、第1のインタフェース部11、第2のインタフェース部12および制御部13を備える。第1のインタフェース部11は、端末5と無線信号の送受信を行う。第2のインタフェース部12は、MME6と接続する。制御部13は、第1のインタフェース部11を介して自局が送信した呼接続用の報知情報を受信した端末5からの呼接続要求に基づいて、この端末5の呼接続先を自局の通信可能領域2と重なる通信可能領域4を有する第2の基地局3に移すことをハンドオーバーの手順を使用して第2のインタフェース部12を介してMME6へ通知する。制御部13は、第2の基地局3の周波数を第1のインタフェース部11を介して端末5に通知する。第2の基地局3は、第1のインタフェース部16、第2のインタフェース部17および制御部18を備える。第1のインタフェース部17は、端末5と無線信号の送受信を行う。第2のインタフェース部17は、MME6と接続する。制御部18は、第1の基地局1が送信した呼接続用の報知情報を受信した端末5からの呼接続要求に基づいて、この端末5の呼接続先を自局に移すことをハンドオーバーの手順を使用して第2のインタフェース部17を介してMME6から通知されたときに端末5との呼接続を行う。
図3は、実施例1にかかる無線通信方法を説明するシーケンス図である。図3に示すように、第1の基地局1は、端末5から呼接続要求を受信すると(ステップS1)、端末5の呼接続先を第2の基地局3に移すことをハンドオーバーの手順を使用してMME6へ通知する(ステップS2)。第2の基地局3は、端末5の呼接続先を自局に移すことをハンドオーバーの手順を使用してMME6から通知される(ステップS3)。また、第1の基地局1は、ステップS1の後、第2の基地局3の周波数を端末5に通知する(ステップS4)。端末5は、第1の基地局1から通知された周波数に基づいて第2の基地局3と呼接続を行い、端末5と第2の基地局3との呼接続が確立する(ステップS5)。それによって、端末5とMME6との間で第2の基地局3を介して上りリンクおよび下りリンクのデータの送受信が開始される(ステップS6)。
実施例1にかかる無線通信システム、基地局および無線通信方法は、複数の基地局の通信可能領域が重なる無線通信システムに適用することができる。また、通信可能領域が重なる複数の基地局を制御する上位の装置がない無線通信システムに適用することができる。実施例2では、LTEシステムに適用した例について説明する。
図4は、実施例2にかかる無線通信システムを示すブロック図である。図4に示すように、マスター基地局21の例えばセル22とオーバーレイ基地局23の例えばセル24とが重なっている。端末25は、マスター基地局21のセル22に在圏する場合、マスター基地局21と接続する。または、オーバーレイ基地局23の運転状況によっては、端末25は、マスター基地局21に呼接続要求を送信した後、マスター基地局21およびオーバーレイ基地局23との呼接続が確立する前に、ハンドオーバーの手順に従って、オーバーレイ基地局23に接続することがある。マスター基地局21およびオーバーレイ基地局23は、ネットワーク26に接続されている。このネットワーク26には、MME27が接続されている。
図5は、実施例2にかかる基地局を示すブロック図である。基地局30は、ハイウェイ部31、ベースバンド信号処理部32、無線部33および制御部34を備えている。ハイウェイ部31は、例えばハードウェアを含む物理的なインタフェースである。ハイウェイ部31は、MME27や図示しないServing Gateway(サービングゲートウェイ)との間でパケットの送受信を行う。ハイウェイ部31は、自局とともにオーバーレイ方式で運用されている基地局との間でパケットの送受信を行う。ハイウェイ部31は、自局に対してオーバーレイ方式で運用されていない基地局との間でパケットの送受信を行う。ベースバンド信号処理部32は、ベースバンド信号の処理を行う。ベースバンド信号処理部32は、1枚以上の呼処理用カード(BB(Base Band)カード)35を備えている。ベースバンド信号処理部32は、無線部33を介して1台以上の端末25と通信する。無線部33は、図示省略した増幅器やアンテナを備えている。無線部33は、ベースバンド信号を無線信号に変換し、増幅器により増幅して、アンテナから送信する。無線部33は、アンテナから受信した無線信号をベースバンド信号に変換する。例えばセルに複数のセクタが含まれている場合、無線部33はセクタごとに設けられる。制御部34は、基地局30における呼制御を実施する。制御部34は、ハイウェイ部31、ベースバンド信号処理部32および無線部33を制御し、1台以上の端末25との接続や、MME27などの上位コアノードとの接続を行う。制御部34は、無線区間の品質測定を行う。制御部34は、呼接続の確立前に、自局とともにオーバーレイ方式で運用されている基地局との間のハンドオーバーの手順を制御する。制御部34は、呼接続の確立後に、自局に対してオーバーレイ方式で運用されていない基地局との間のハンドオーバーを制御する。マスター基地局21の構成は、図5に示す基地局30の構成と同様である。オーバーレイ基地局23の構成は、図5に示す基地局30の構成と同様であってもよい。
図6は、実施例2にかかる基地局の制御部を示すブロック図である。基地局30の制御部34は、基地局間インタフェース部41、呼制御部42、端末インタフェース部43、MMEインタフェース部44、インタフェース管理部45、局データ展開部46、報知情報送信部47、オーバーレイ基地局管理データ48および局データ49を備えている。呼制御部42は、端末25やMME27などの上位コアノードとの接続のシーケンスや、自局に対してオーバーレイ方式で運用されていない基地局との間のハンドオーバーのシーケンスを制御する。呼制御部42は、ベースバンド信号処理部32や無線部33の制御を実施する。呼制御部42は、自局とともにオーバーレイ方式で運用されている基地局との間で、接続のシーケンスやハンドオーバーのシーケンスを制御する。端末インタフェース部43は、端末25との間で信号、例えばRRC(Radio Resource Control、ラジオリソースコントロール)信号の送受信を行う。基地局間インタフェース部41は、自局とともにオーバーレイ方式で運用されている基地局や自局に対してオーバーレイ方式で運用されていない基地局との間で信号、例えばX2AP信号の送受信を行う。MMEインタフェース部44は、MME27との間で信号、例えばS1AP信号の送受信を行う。端末インタフェース部43、基地局間インタフェース部41およびMMEインタフェース部44は、例えばソフトウェアにより信号の送受信を行う。インタフェース管理部45は、呼処理リソースや無線リソースの管理を行う。基地局30がマスター基地局である場合には、インタフェース管理部45は、オーバーレイ基地局のリソース管理も行う。局データ49は、オーバーレイ基地局の有無や、自局がオーバーレイ基地局であるか否かなどの情報を有する。局データ49は、例えばメモリに格納されている。局データ49の一例を図7に示す。局データ展開部46は、運転開始時や運転の再開時に局データ49を利用可能な状態に展開し、オーバーレイ基地局の有無や、自局がオーバーレイ基地局であるか否かの判断を行う。オーバーレイ基地局管理データ48は、オーバーレイ基地局の運転状況に関する情報を有する。オーバーレイ基地局管理データ48は、例えばメモリに格納される。オーバーレイ基地局管理データ48の一例を図8に示す。報知情報送信部47は、呼接続用の報知情報の送信を行う。基地局30がマスター基地局である場合、報知情報送信部47は、呼接続用の報知情報を送信する。基地局30がオーバーレイ基地局である場合、報知情報送信部47は、呼接続用の報知情報を送信しなくてもよい。
図7は、実施例2にかかる基地局の局データの一例を説明する図である。図7に示すように、局データ49は、例えばオーバーレイ基地局の有無を示す情報と、オーバーレイ基地局がある場合のオーバーレイ基地局のアドレスや周波数オフセットやセクタの有無や収容可能な呼数などの情報を有する。局データ49は、例えば自局がオーバーレイ基地局であるか否かを示す情報(例えば、図中「オーバーレイ基地局指示」)と、自局がオーバーレイ基地局である場合のマスター基地局のアドレスの情報を有する。なお、局データ49は、これらの情報の一部を有していてもよいし、これらの情報以外の情報を有していてもよい。
図8は、実施例2にかかる基地局のオーバーレイ基地局管理データの一例を説明する図である。図8に示すように、オーバーレイ基地局管理データ48は、例えばオーバーレイ基地局の運転状況を示す情報、各セクタの運転状況を示す情報、オーバーレイ基地局において収容可能な呼数の情報および使用中の呼数の情報を有する。オーバーレイ基地局の運転状況を示す情報は、自局とオーバーレイ基地局との通信状態が正常であるか、または切断された状態にあるかを示す情報である。各セクタの運転状況を示す情報は、例えば各セクタの増幅器やアンテナが正常であるか否かを示す情報である。なお、オーバーレイ基地局管理データ48は、これらの情報の一部を有していてもよいし、これらの情報以外の情報を有していてもよい。
図9は、実施例2にかかる端末を示すブロック図である。図9に示すように、端末25は、表示操作部51、ベースバンド信号処理部52、無線部53および制御部54を備えている。表示操作部51は、図示しない画面への表示やキー入力の検出を行う。ベースバンド信号処理部52は、ベースバンド信号の処理を行う。ベースバンド信号処理部52は、無線部53を介して、基地局30から送信された信号からRRC信号やパケット信号を抜き出す。ベースバンド信号処理部52は、制御部54にRRC信号やパケット信号を渡す。ベースバンド信号処理部52は、制御部54から渡された信号に対して秘匿処理やベースバンド信号処理を行う。無線部53は、増幅器やアンテナを備えている。無線部53は、ベースバンド信号を無線信号に変換し、増幅器により増幅して、アンテナから送信する。無線部53は、アンテナから受信した無線信号をベースバンド信号に変換する。制御部54は、アイドル状態や通信状態において、ベースバンド信号処理部52や無線部53を制御し、基地局30との通信処理やパケット処理を行う。
図10は、実施例2にかかるMMEを示すブロック図である。図10に示すように、MME27は、ハイウェイ部61および制御部62を備えている。ハイウェイ部61は、基地局30との間、およびサービングゲートウェイやIMS(Internet Protocol Multimedia Subsystem)網等の公衆通信網などの他ノードとの間で、パケット信号の送受信を行うインタフェースである。制御部62は、ハイウェイ部61を介して基地局30や他のノードとの間の信号処理を実施する。制御部62は、端末25の移動管理を行う。
図11は、実施例2にかかる無線通信方法において基地局の運転開始時の手順の一例を説明するシーケンス図である。図11に示すように、マスター基地局21の運転が開始されると、マスター基地局21は、局データ49を読み込み、局データ展開部46により局データ49を利用可能な状態に展開する(ステップS11)。そして、マスター基地局21は、展開した局データ49に基づいてオーバーレイ基地局23の有無を認識する(ステップS12)。オーバーレイ基地局23がない場合には、マスター基地局21は、通常の基地局として動作する。ここでは、オーバーレイ基地局23があるとする。オーバーレイ基地局23がある場合、マスター基地局21は、オーバーレイ基地局23の情報を利用可能な状態に展開する(ステップS13)。次いで、マスター基地局21は、局データ49およびオーバーレイ基地局管理データ48を初期化する(ステップS14)。
図12は、実施例2にかかる無線通信方法において基地局間の運転状況監視手順の一例を説明するシーケンス図である。図12に示すように、マスター基地局21において、上述したステップS21で起動されたタイマによって周期的にイベントが起動されると、マスター基地局21は、オーバーレイ基地局23にオーバーレイ基地局23の運転状況を要求する(ステップS31)。オーバーレイ基地局23は、マスター基地局21から運転状況の要求を受け取ると、上述したステップS18と同様にして報告信号を作成する(ステップS32)。そして、オーバーレイ基地局23は、作成した報告信号をマスター基地局21へ送信することによりマスター基地局21に自局の運転状況を報告する(ステップS33)。マスター基地局21は、オーバーレイ基地局23から運転状況の報告を受け取ると、受け取ったオーバーレイ基地局23の運転状況に基づいてオーバーレイ基地局管理データ48を更新する(ステップS34)。
図13および図14は、実施例2にかかる無線通信方法において端末からの発呼手順の一例を説明するシーケンス図である。図13に示すように、端末からの発呼時には、端末25は、呼接続用の報知情報を送信しているマスター基地局21に対してRRCコネクションを要求する(RRC CONN Req:RRC Connection Request、ステップS41)。マスター基地局21は、端末25にRRCコネクションの設定を要求する(RRC CONN SETUP:RRC Connection Setup、ステップS42)。端末25は、RRCコネクションを設定し、マスター基地局21にRRCコネクションの設定を完了したことを通知する(RRC CONN SETUP Comp:RRC Connection Setup Complete、ステップS43)。次いで、端末25は、マスター基地局21にサービスへの接続を要求する(Service Request、ステップS44)。
図15および図16は、実施例2にかかる無線通信方法において他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)からのハンドオーバー手順の一例を説明するシーケンス図である。図15に示すように、他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)からのハンドオーバー時には、端末25は、通信品質を測定し、この他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)に通信品質の測定結果を通知する(Measurement Report、ステップS71)。当該他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)は、自局と端末25との通信の品質が悪い場合、MME27に通信品質の良い例えばマスター基地局21へのハンドオーバーが必要であることを通知する(Handover Required、ステップS72)。このときのハンドオーバー先は、呼接続用の報知情報を送信しているマスター基地局21となる。MME27は、マスター基地局21にハンドオーバーの要求を通知する(Handover Request、ステップS73)。
図17は、実施例2にかかる無線通信方法において呼解放手順の一例を説明するシーケンス図である。図17に示すように、端末25は、オーバーレイ基地局23に接続されており、端末25とMME27との間で、上りリンクおよび下りリンクのデータ(Uplink/Downlink Data)が送受信されている(ステップS91)。この状況において、端末25は、オーバーレイ基地局23に呼の解放を通知する(RRC Connection Release、ステップS92)。オーバーレイ基地局23は、MME27に端末のコンテキストの解放を要求する(UE Context Release Request:User Equipment Context Release Request、ステップS93)。MME27は、オーバーレイ基地局23に端末のコンテキストの解放を指示する(UE Context Release Command、ステップS94)。オーバーレイ基地局23は、端末25の呼を解放し、端末25にRRCコネクションの再設定を通知する(RRC Connection Reconf、ステップS95)。オーバーレイ基地局23は、マスター基地局21に例えばX2AP信号によって端末25の呼の解放を通知する(UE Context Release、ステップS96)。呼の解放によってオーバーレイ基地局23の運転状況が変わったので、マスター基地局21は、オーバーレイ基地局管理データ48(例えば「使用中呼数」)を、呼の解放後のオーバーレイ基地局23の運転状況を反映させた内容に更新する(ステップS97)。
図18は、実施例2にかかる無線通信方法において他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)へのハンドオーバー手順の一例を説明するシーケンス図である。図18に示すように、端末25がオーバーレイ基地局23に接続されている状況において、端末25は、通信品質を測定し、オーバーレイ基地局23に通信品質の測定結果を通知する(Measurement Report、ステップS101)。オーバーレイ基地局23は、自局と端末25との通信の品質が悪い場合、MME27に通信品質の良い他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)へのハンドオーバーが必要であることを通知する(Handover Required、ステップS102)。MME27は、他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)にハンドオーバーの要求を通知する(Handover Request、ステップS103)。当該他の基地局(例えばマスター基地局、オーバーレイ基地局に隣接するセルの基地局)は、MME27にハンドオーバーの承諾を通知する(Handover Request Ack、ステップS104)。
2 第1の基地局の通信可能領域
3 第2の基地局
4 第2の基地局の通信可能領域
5 端末
6 管理装置
11,16 第1のインタフェース部
12,17 第2のインタフェース部
13,18 制御部
Claims (7)
- 呼接続用の報知情報を送信する第1の基地局と、前記第1の基地局の通信可能領域と重なる通信可能領域を有する、呼接続用の報知情報を送信しない第2の基地局と、前記第1の基地局または第2の基地局に呼接続される端末と、前記端末の位置および移動を管理する管理装置を備える無線通信システムにおいて、
前記第1の基地局は、
前記端末から呼接続要求を受信し、自局または前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とし、前記端末との間で無線ベアラが確立される前に前記自局および/または前記第2の基地局の運転状況に基づいて、前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とする場合、前記呼接続要求を受信した端末の呼接続先を前記第2の基地局に移すことをハンドオーバーの手順を使用して該管理装置へ通知すると共に、前記第2の基地局の周波数を前記端末に通知し、
前記端末は、
前記通知された周波数に基づいて前記第2の基地局と呼接続を行う
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の基地局は、
前記第2の基地局の収容可能呼数のうちの空いている呼数に基づいて、自局が前記端末と呼接続するか、前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とするかを判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 端末と無線信号の送受信を行う第1のインタフェース部と、
端末の位置および移動を管理する管理装置と接続する第2のインタフェース部と、
前記第1のインタフェース部を介して自局が送信した呼接続用の報知情報を受信した端末からの呼接続要求に基づいて、前記自局または前記自局の通信可能領域と重なる通信可能領域を有する、呼接続用の報知情報を送信しない他の基地局を前記端末の呼接続先とし、前記端末との間で無線ベアラが確立される前に前記自局および/または前記他の基地局の運転状況に基づいて、前記他の基地局を前記端末の呼接続先とする場合、前記端末の呼接続先を前記他の基地局に移すことをハンドオーバーの手順を使用して前記第2のインタフェース部を介して該管理装置へ通知すると共に前記他の基地局の周波数を前記第1のインタフェース部を介して前記端末に通知する制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする基地局。 - 前記制御部は、
自局の通信可能領域と重なる通信可能領域を有する前記他の基地局から取得した該他の基地局の収容可能呼数のうちの空いている呼数の情報に基づいて、自局が前記端末と呼接続するか、前記他の基地局を前記端末の呼接続先とするかを判断する
ことを特徴とする請求項3に記載の基地局。 - 端末と無線信号の送受信を行う第1のインタフェース部と、
端末の位置および移動を管理する管理装置と接続する第2のインタフェース部と、
前記第1のインタフェース部を介して前記端末との呼接続を行うための制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、自局の通信可能領域と重なる通信可能領域を有する他の基地局が送信した呼接続用の報知情報を受信した端末からの呼接続要求に基づいて、前記自局または前記他の基地局を前記端末の呼接続先とし、前記端末との間で無線ベアラが確立される前に前記自局および/または前記他の基地局の運転状況に基づいて、前記自局を前記端末の呼接続先とする場合、前記端末の呼接続先を自局に移すことをハンドオーバーの手順を使用して前記第2のインタフェース部を介して該管理装置から通知されたときに前記呼接続を行う
ことを特徴とする呼接続用の報知情報を送信しない基地局。 - 呼接続用の報知情報を送信する第1の基地局と、前記第1の基地局の通信可能領域と重なる通信可能領域を有する、呼接続用の報知情報を送信しない第2の基地局と、前記第1の基地局または第2の基地局に呼接続される端末と、前記端末の位置および移動を管理する管理装置を備える無線通信システムにおける通信方法において、
前記第1の基地局が、前記端末から呼接続要求を受信したとき、自局または前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とし、前記端末との間で無線ベアラが確立される前に前記自局および/または前記第2の基地局の運転状況に基づいて、前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とする場合、前記呼接続要求を受信した端末の呼接続先を前記第2の基地局に移すことをハンドオーバーの手順を使用して該管理装置へ通知すると共に、前記第2の基地局の周波数を前記端末に通知する第1のステップと、
前記端末が、前記通知された周波数に基づいて前記第2の基地局と呼接続を行う第2のステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。 - 前記第1のステップでは、
前記第1の基地局は、前記第2の基地局の収容可能呼数のうちの空いている呼数に基づいて、自局が前記端末と呼接続するか、前記第2の基地局を前記端末の呼接続先とするかを判断することを特徴とする請求項6に記載の無線通信方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010091383A JP5447119B2 (ja) | 2010-04-12 | 2010-04-12 | 無線通信システム、基地局および無線通信方法 |
US13/084,018 US8406771B2 (en) | 2010-04-12 | 2011-04-11 | Wireless communication system, base station, and wireless communication method |
EP11162023A EP2385724A1 (en) | 2010-04-12 | 2011-04-12 | Wireless communication system, base station, and wireless communication method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010091383A JP5447119B2 (ja) | 2010-04-12 | 2010-04-12 | 無線通信システム、基地局および無線通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011223384A JP2011223384A (ja) | 2011-11-04 |
JP5447119B2 true JP5447119B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=44461831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010091383A Expired - Fee Related JP5447119B2 (ja) | 2010-04-12 | 2010-04-12 | 無線通信システム、基地局および無線通信方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8406771B2 (ja) |
EP (1) | EP2385724A1 (ja) |
JP (1) | JP5447119B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8817728B2 (en) * | 2011-02-22 | 2014-08-26 | Qualcomm Incorporated | System and method for third-party assisted peer-to-peer communication |
EP2768270A1 (en) * | 2013-02-14 | 2014-08-20 | Alcatel Lucent | A method for establishing a network assisted device-to-device direct communication, and base stations, a gateway and a device therefor |
KR102206431B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2021-01-22 | 삼성전자 주식회사 | 다수의 E-NodeB들과 사용자 단말 간에 동시 접속을 제공하기 위한 방법 및 시스템 |
WO2014190469A1 (zh) * | 2013-05-27 | 2014-12-04 | 华为技术有限公司 | 一种传输上行信号的方法和装置 |
KR102287928B1 (ko) | 2013-09-27 | 2021-08-10 | 삼성전자 주식회사 | 이동 통신 시스템에서 복수의 캐리어를 이용하는 데이터 송수신 방법 및 장치 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2921782B2 (ja) * | 1994-04-28 | 1999-07-19 | エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 | 移動無線通信システムおよび移動無線通信方法 |
JP3343848B2 (ja) * | 1996-11-07 | 2002-11-11 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動無線通信システムのチャネル割り当て方法 |
JP2004180056A (ja) | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線基地局 |
JP4592358B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-12-01 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信システム及び移動通信方法 |
US20060166677A1 (en) | 2005-01-27 | 2006-07-27 | Lucent Technologies, Inc. | Balancing load of cells in inter-frequency handover of wireless communications |
EP2056610A4 (en) * | 2006-08-22 | 2016-08-17 | Ntt Docomo Inc | BASE STATION, MOBILE STATION AND CELL SELECTION PROCEDURE |
JP4965958B2 (ja) | 2006-10-03 | 2012-07-04 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | Rrc接続時のセル/キャリア切り換えおよび切り戻し制御 |
JP2008259046A (ja) | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線制御装置、無線基地局、通信端末装置及び強制ハンドオーバー方法 |
EP1983789A1 (en) * | 2007-04-17 | 2008-10-22 | Nokia Siemens Networks Oy | Service redirection in evolved communication systems |
PL2138003T3 (pl) * | 2007-04-26 | 2017-07-31 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Przetwarzanie informacji historii stacji ruchomej w systemie komunikacji bezprzewodowej |
JP4843008B2 (ja) * | 2007-11-21 | 2011-12-21 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動局及び移動通信方法 |
JP5083411B2 (ja) * | 2008-10-02 | 2012-11-28 | 日本電気株式会社 | 無線基地局、スケジューリングシステム、割り当て制御方法および記録媒体 |
JP2010091383A (ja) | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Olympus Corp | サンプルラック供給装置 |
-
2010
- 2010-04-12 JP JP2010091383A patent/JP5447119B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-04-11 US US13/084,018 patent/US8406771B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-04-12 EP EP11162023A patent/EP2385724A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110250894A1 (en) | 2011-10-13 |
US8406771B2 (en) | 2013-03-26 |
JP2011223384A (ja) | 2011-11-04 |
EP2385724A1 (en) | 2011-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220159533A1 (en) | Communication system | |
EP3035735B1 (en) | Handover method, master base station and slave base station | |
KR20210022707A (ko) | Iab 네트워크 중의 iab 노드 정보의 처리 방법 및 장치 | |
CN110463262B (zh) | 早期切换准备和早期切换命令 | |
EP2462776B1 (en) | Operation in case of radio link failure | |
KR101421287B1 (ko) | 네트워크 선택 | |
JP4711760B2 (ja) | ハンドオーバ制御装置および移動通信システム並びにハンドオーバ方法 | |
JP4939529B2 (ja) | 専用及び高速共有チャネルのハードハンドオフ手順 | |
EP2237606B1 (en) | Interface establishing method in a radio communication system, management apparatus and radio node apparatus in a radio communication system | |
CN105704769A (zh) | 基站内小区间切换的方法及系统 | |
CN105453643B (zh) | 用于数据流的设置或修改的方法和系统、主节点、辅节点、ue以及计算机程序产品 | |
JP5151804B2 (ja) | 基地局制御装置、基地局、通信方法 | |
JP2008270919A (ja) | 無線制御装置、無線基地局、移動局及び強制ハンドオーバー方法 | |
CN102577509A (zh) | 用于微型接入点间切换的系统和方法 | |
JP5447119B2 (ja) | 無線通信システム、基地局および無線通信方法 | |
WO2008132946A1 (en) | Location routing area update procedures for mobile communication systems | |
US7940701B2 (en) | Network selection | |
KR101308864B1 (ko) | 게이트웨이 장치, 통신 제어 방법, 및 통신 제어 프로그램을 저장하는 비일시적인 컴퓨터 판독가능 매체 | |
WO2011136104A1 (ja) | 移動局及び無線制御装置 | |
CN108307458A (zh) | 一种业务会话处理方法及核心网 | |
KR101653078B1 (ko) | 통신 시스템 | |
CN102067667A (zh) | 在无线电接入网络之间的切换过程 | |
WO2012152130A1 (zh) | 承载处理方法及装置 | |
KR101353275B1 (ko) | 사용자 장비와 무선 네트워크 제어기 간의 통신 처리 방법과 그 무선 네트워크 제어기를 제어하는 프로그램 | |
EP2249603B1 (en) | Obtaining information of a neighbouring base station |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |