JP5881441B2 - 多重ホログラム記録再生装置およびその方法 - Google Patents
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すなわち、情報記録時には、図8(a)に示すように、図7に示す一般従来装置における角度多重と同様の多重記録を行う。
一方、情報再生時には、図8(b)に示すように、情報記録時とは逆となる方向から参照光を記録媒体211へ入射する。再生光は情報記録時とは逆方向に進み、撮像素子213で撮像される。
信号光の軸と参照光の主軸とにより形成される平面に対し、扁平状の記録媒体が直交するように配し、情報記録時には前記参照光が前記記録媒体の一方の面の側から前記記録媒体に照射され、情報再生時には前記参照光が前記記録媒体の他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにして位相共役型の情報記録および情報再生を行なう多重ホログラム記録再生装置において、
情報記録時には、前記記録媒体を前記平面に対して直交させた状態で、前記信号光の軸からθ(ただし、−90度<θ<0度,0度<θ<90度)だけ回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記一方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにし、かつ情報再生時には、前記記録媒体を、前記情報記録時の配置から前記信号光の軸を回転中心として180度だけ軸対称に回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにする記録媒体姿勢設定手段を備えたことを特徴とするものである。
信号光の軸と参照光の主軸とにより形成される平面に対し、扁平状の記録媒体が直交するように配し、情報記録時には前記参照光が前記記録媒体の一方の面の側から前記記録媒体に照射され、情報再生時には前記参照光が前記記録媒体の他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにして位相共役型の情報記録および情報再生をこの順に行なう多重ホログラム記録再生方法において、
情報記録時には、前記記録媒体を前記平面に対して直交させた状態で、前記信号光の軸からθ(ただし、−90度<θ<0度,0度<θ<90度)だけ回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記一方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにし、
情報再生時には、前記記録媒体を、前記情報記録時の配置から前記信号光の軸を回転中心として180度だけ軸対称に回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにすることを特徴とする。
まず、図1を用いて本発明の一実施形態に係るホログラム記録再生装置について説明する。このホログラム記録再生装置は、ホログラムの記録機能および再生機能を備えた記録再生装置として構成されており、また、ホログラム記録媒体11はフォトポリマーで構成され、位相共役型の角度多重記録方式が採用されている。以下、その構成(記録再生処理の流れ)について説明する。
まず図4(a)は円板(ディスク)形状記録媒体11Aに対し適用し得るローディング機構の一例を示すものである。
次に、矩形状記録媒体11Bに対して適用しうるローディング機構の一例を図4(b)を用いて説明する。
次に、円板(ディスク)形状の記録媒体11Cに対して、図4(a)のものとは異なるローディング機構の別例を図5を用いて説明する。
図2に示すように、例えば信号光の軸に対し、参照光の角度範囲を、例えば、100度≦α≦120度としたとき、信号光の軸に対し、記録時の参照光の主軸の角度は(100+120)/2=110度となるが、この場合の、信号光の軸に対する再生時の参照光の角度範囲は、60度≦α≦80度とする必要がある。したがって、情報記録および情報再生の両者に対応可能な、信号光の軸に対する参照光の主軸の角度は(120+60)/2=90度となる。すなわち、本発明の実施形態においては信号光の軸と参照光の主軸とがなす角度αを90度とすることが望ましい。ただし、角度αを他の値とすることは勿論可能である。
角度多重方式における記録密度は、信号光用レンズの開口数NA(あるいは焦点距離fの逆数)の2乗に比例する。また、角度多重数に比例する。NAを高める(あるいはレンズ焦点距離fを短くする)と、レンズから記録媒体へ進入する信号光の収束角が広くなる。また、角度多重数を高めるには、参照光のとりうる角度範囲を広くする必要がある。高記録密度化の観点から、信号光の収束角と参照光角度範囲の両者を広く設定することが要求される。
図6(a)、(b)は、本実施形態に係る多重型ホログラム装置及び方法を反射型ホログラムに適用した場合における情報記録時と情報再生時の参照光の入射経路を説明する概略図である。
記録媒体11の点A−Cを含む面側で点C寄りの方向から参照光を入射せしめる。すなわち、情報記録時の記録媒体配置から、信号光の軸を回転中心として180度だけ軸対称に回転させた状態の記録媒体配置とすればよい。このように回転させた記録媒体11に参照光を照射すると、点A−Cを含む面側で点A寄りの方向から、再生光が出射され、レンズ10に入射し、PBS7を通過して撮像素子13へ到達する。
2 発散レンズ
3 コリメートレンズ
4 半波長板
6、7、207 偏光ビームスプリッタ(PBS)
8、208 SLM(空間光変調器)
10、110、112,210 レンズ
13、113、213 撮像素子
11、11A、11B、11C、111、211 ホログラム記録媒体
5、17、17a、17b、19、117、217,221 ミラー(ガルバノメータミラー)
18(18a,18b) リレーレンズ
51 スライダ
52、62 回転ステージ
53、73 支持具
54、74 回転スピンドル
61 2次元スライダ
Claims (6)
- 信号光の軸と参照光の主軸とにより形成される平面に対し、扁平状の記録媒体が直交するように配し、情報記録時には前記参照光が前記記録媒体の一方の面の側から前記記録媒体に照射され、情報再生時には前記参照光が前記記録媒体の他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにして位相共役型の情報記録および情報再生を行なう多重ホログラム記録再生装置において、
情報記録時には、前記記録媒体を前記平面に対して直交させた状態で、前記信号光の軸からθ(ただし、−90度<θ<0度,0度<θ<90度)だけ回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記一方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにし、かつ情報再生時には、前記記録媒体を、前記情報記録時の配置から前記信号光の軸を回転中心として180度だけ軸対称に回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにする記録媒体姿勢設定手段を備えたことを特徴とする特徴とする多重ホログラム記録再生装置。 - 前記記録媒体をローディングするローディング機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の多重ホログラム記録再生装置。
- 前記信号光の軸と参照光の主軸とがなす角度αが90度であることを特徴とする請求項1または2記載の多重ホログラム記録再生装置。
- 前記記録媒体を前記信号光の軸に対して傾ける角度θが45度であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の多重ホログラム記録再生装置。
- 記録系と再生系の参照光入射経路を共通化するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の多重ホログラム記録再生装置。
- 信号光の軸と参照光の主軸とにより形成される平面に対し、扁平状の記録媒体が直交するように配し、情報記録時には前記参照光が前記記録媒体の一方の面の側から前記記録媒体に照射され、情報再生時には前記参照光が前記記録媒体の他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにして位相共役型の情報記録および情報再生をこの順に行なう多重ホログラム記録再生方法において、
情報記録時には、前記記録媒体を前記平面に対して直交させた状態で、前記信号光の軸からθ(ただし、−90度<θ<0度,0度<θ<90度)だけ回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記一方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにし、
情報再生時には、前記記録媒体を、前記情報記録時の配置から前記信号光の軸を回転中心として180度だけ軸対称に回転させた配置とすることにより、前記参照光が前記他方の面の側から前記記録媒体に照射されるようにすることを特徴とする多重ホログラム記録再生方法。
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