JP5881067B2 - 電力ケーブルの接続方法 - Google Patents

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本発明は、電力ケーブルの端部に露出する導体を、導体接続管を用いて接続する電力ケーブルの接続方法に関する。
電力ケーブルの導体を接続する方法には、導体接続管であるスリーブを用いた圧縮接続方法が主に用いられている。従来、圧縮後の電力ケーブルの引き抜き抵抗を大きくするために、スリーブの外形を長手方向中央部で小径に形成するとともに、この小径部の両側を、小径部よりも外径が大きい大径部に形成し、小径部の外径を、導体接続のために大径部をダイスにより圧縮したときに、当該ダイスにより圧縮されない大きさに設定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−27058号公報
しかし、従来のものでは、スリーブの小径部の部分では、電力ケーブルの導体との接触を十分に確保することができず、その分、十分な電気伝導パスを形成する接触面積を確保するためには、接続長が長くなってしまう。
特に、電力ケーブルにアルミニウム導体を用いた場合には、アルミニウム導体が銅導体と比べて酸化し易いため、また、クリープし易いため、接続長をより長くしなければならない。
即ち、酸化によりアルミニウム導体の表面に形成される酸化被膜で接触抵抗が増大するため、接続長をより長くしなければならない。
また、スリーブと導体とを強く圧接すると接続抵抗を下げることができるが、単位面積当たりの接触圧が高すぎると、後に導体がクリープを起こし接触圧が低下し、これに伴いスリーブと導体との接触抵抗が増大してしまう。アルミニウムはクリープし易く(低い圧力でもクリープを生じる)、単位面積当たりの接触圧を高くすることができないので、接続長を長くする必要が生じる。
これらのことから、アルミニウム導体の電力ケーブルに、従来の引き抜き抵抗を大きくする圧縮接続方法を用いると、接続長がより長くなってしまう。
接続長が長くなると、当該接続箇所(導体接続部)の外側に装着する絶縁体、保護管等の他部品も長くする必要が生じ、電力ケーブル接続部全体のコストアップにつながってしまう。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、引き抜き抵抗と接触面積とを確保するとともに、電力ケーブルの接続に要する接続長を短縮可能な電力ケーブルの接続方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、電力ケーブルの端部に露出する導体を、円筒部材からなる導体接続管の両端から挿入し、前記導体接続管を圧縮してケーブル同士を接続させる電力ケーブルの接続方法において、両端から前記導体が挿入された前記導体接続管を略全長に亘って一定の圧縮率で圧縮して前記導体接続管の内周面全体を前記導体の外周面に接触させる第1圧縮工程と、前記導体接続管の長手方向中央部に対して前記導体接続管の軸線方向に離れた両側部位を更に圧縮して、前記導体のそれぞれに、前記導体接続管に食い込むテーパ面の段差を互いに離間させて形成する第2圧縮工程とを備えたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記第1圧縮工程では、前記導体接続管の外形状を角形状に圧縮し、前記第2圧縮工程では、前記導体接続管の外形状を円弧形状に圧縮することを特徴とする。また、上記構成において、前記電力ケーブルの導体がアルミニウム導体であることを特徴とする
本発明によれば、引き抜き抵抗と接触面積とを確保するとともに、電力ケーブルの接続に要する接続長を短縮可能になる。
本発明の実施形態に係る電力ケーブル接続部を示した図である。 (A)は、第1圧縮行程直前の電力ケーブルの導体の接続部を示した図であり、(B)は、図2(A)をケーブル軸線に直交する面から見た断面図である。 (A)は、第1圧縮行程後の電力ケーブルの導体の接続部を示した図であり、(B)は、図3(A)をケーブル軸線に直交する面から見た断面図である。 (A)は、第2圧縮行程直前の電力ケーブルの導体の接続部を示した図であり、(B)は、図4(A)をケーブル軸線に直交する面から見た断面図である。 (A)は、第2圧縮行程後の電力ケーブルの導体の接続部を示した図であり、(B)は、図5(A)をケーブル軸線に直交する面から見た断面図である。 変形例の説明に供する図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力ケーブル接続部を示した図である。
図1に示す電力ケーブル接続部10は、一対の電力ケーブル11を、スリーブ(導体接続管)21を介して接続した構造である。このスリーブ21には、一対の電力ケーブル11の導体12が両端から各々挿入され、このスリーブ21が径方向外側から圧縮されることによって導体12同士が機械的および電気的に接続される。
この電力ケーブル接続部10は、地中送電線用の電力ケーブルの中間接続部に適用され、この電力ケーブル接続部10の周囲には、周辺の電界分布を制御する補強絶縁層や遮蔽層および遮水層、更にこれらを保護する保護管などの周囲部品が配置される。このため、電力ケーブル接続部10が軸方向に長くなると、周囲部品も長くなってしまう構造となっている。
電力ケーブル11には、アルミニウム電線が用いられており、導体12は、アルミニウムまたはアルミニウム合金性の素線を撚って束ねた撚り線で構成されている。なお、電力ケーブル11には、アルミニウム電線に限らず、銅又は銅合金などを用いた電線を適用することも可能である。導体12の周囲には、内部半導電層、絶縁層、外部半導電層、遮蔽層などの被覆が施されている。
各電力ケーブル11端部は、前記被覆を剥ぎ取って導体12を露出させる端末処理が行われ、露出した各導体12がスリーブ21の両端から各々挿入される。なお、スリーブ21内には導体12だけが挿入される。
スリーブ21は、銅などの導電性を有する金属製の筒部材であり、一対の電力ケーブル11を接続する導体接続管として機能する。このスリーブ21は、圧縮前は、内径および外径が一定の円筒部材が用いられる。
なお、図1では、圧縮行程後のスリーブ21を示しているため、スリーブ21の内径および外径が一定ではない。また、図1に示すように、圧縮によって内径および外径を縮径させるため、図1の形状に圧縮可能な範囲で、スリープ21の圧縮前の形状は、内径および外径が一定の円筒形状に限らず、他の筒形状であっても良い。
図1に示すように、本実施形態では、圧縮行程後のスリーブ21には、スリーブ21の軸線方向中央部21Aを圧縮した第1圧縮部22Aと、この第1圧縮部22Aに対してスリーブ21の軸線方向側部21Bを圧縮した第2圧縮部22Bとが形成される。この第1圧縮部22Aと第2圧縮部22Bとは、いずれも各部位22A、22Bにおいてスリーブ21の内周面が導体12の外周面に接触し、かつ、各部位22A、22Bのスリーブ21内周面の境界部(導体12の外周面の境界部にも相当)に段差24が形成される。
本実施形態の圧縮工程では、第1圧縮行程と第2圧縮行程とが実行される。
図2(A)は、第1圧縮行程直前の電力ケーブル11の導体12の接続部を示した図であり、図2(B)は、図2(A)をケーブル軸線(電力ケーブル11の長手方向に一致)に直交する面から見た断面図である。
図2(A)(B)に示すように、電力ケーブル11は、導体12が真円断面を有し、スリーブ21は、この導体12が挿入可能な貫通孔25を有している。
図2(A)に示すように、電力ケーブル11の各導体12は、スリーブ21の軸線方向中央部21A内で略突き当たるまで挿入された後、スリーブ21を一対のダイス31、32によって一定の圧縮率で角形状に圧縮することによって、各導体12とスリーブ21とがスリーブ全長に亘って圧縮接続される。
一対のダイス31、32は、スリーブ21よりも軸線方向に長い角形圧縮ダイスであり、内面は正六角形を半割した形状の圧縮凹部31A、32Aを形成している。この一対のダイス31、32によって、スリーブ21の全体が、ほぼ正六角形の外形状に圧縮される。なお、このダイス31、32は、公知の角形圧縮ダイスを適用可能である。
前記第1圧縮行程後の導体12、12の接続部は、図3に示すように、スリーブ21の外形が六角形になっている。
図3(A)および図3(B)に示すように、第1圧縮行程では、金属製のスリーブ21の全体を同断面に圧縮するため、スリーブ21の軸線方向で圧縮率が一定である。このように第1圧縮行程で、スリーブ21の全体を圧縮変形させて元の径よりも縮径させ、スリーブ21の内周面全体を導体12の外周面に略均等に接触させる。言い換えれば、第1圧縮行程では、スリーブ21の内周面全体が導体12の外周面に略均等に接触するように圧縮される。
この第1圧縮行程によって、スリーブ21の両端から離れた軸線方向中央部21Aに、導体12と接触した第1圧縮部22Aが形成される。
また、本構成では、図3(A)に示すように、金属製のスリーブ21と電力ケーブル11の導体12との両方を元の径よりも縮径させることによって、スリーブ21と導体12とを広く接触させる。このように、接触面積を広く確保して電気伝導パスを確保し易くできる。
なお、第1圧縮行程では、スリーブ21と導体12との両方を元の径よりも縮径させて密着させる場合を説明したが、これに限らず、スリーブ21と導体12とが密着するように圧縮させれば良く、導体12の縮径は必須ではない。
次に、第1圧縮行程の後に実施される第2圧縮行程を説明する。
図4は、第2圧縮行程直前の図である。
図4(A)に示すように、第2圧縮行程では、スリーブ21に対し、第1圧縮行程で圧縮された軸線方向中央部21Aを避けた軸線方向側部21Bを、第1圧縮行程での一定の圧縮率よりも高い圧縮率を持って、ダイス35、36で圧縮する。なお、この場合における高い圧縮率は、第1圧縮行程で圧縮する前のスリーブ21の径を基準として規定される。ダイス35、36の組は2組準備されており、軸線方向中央部21Aの両側に夫々1組ずつ配置されている。
ダイス35、36は、スリーブ21よりも軸線方向に短い丸形圧縮ダイスであり、内面は半円形状の圧縮凹部35A、36Aを形成している。ダイス35、36は、第1圧縮行程で圧縮された軸線方向側部21Bを更に圧縮するものであり、軸線方向側部21Bを、ほぼ真円の円弧に沿った丸形状の外形状に圧縮する。
また、2組のダイス35、35、ダイス36、36は一体に構成しても良いし、別体に構成しても良い。また、一組のダイス35、36を移動させて、両側の軸線方向側部21Bを別々に圧縮するように構成しても良い。
図5は、第2圧縮行程後の電力ケーブル11の導体12の接続部を示す。
図5(A)および図5(B)に示すように、第2圧縮行程では、金属製のスリーブ21の軸線方向側部21Bを各々圧縮するため、スリーブ21の内周面の一部を更に圧縮変形させて縮径させる。この縮径によって、軸線方向側部21Bの内周面と軸線方向中央部21Aの内周面との間の境界部に、導体12の中央部側が両端部側よりも高くなる(外周側に張り出す)段差24が形成される。
なお、この境界部は、軸線方向側部21Bと軸線方向中央部21Aとに対応する導体12の外周面の境界部とも言うことができ、この導体12の外周面に段差24を形成することと同義である。
このように、第2圧縮行程によって、軸線方向側部21Bに、導体12に接触するとともに、軸線方向中央部21Aの内周面との境界部に段差24を有する第2圧縮部22Bが形成される。
この場合、上記段差24によって、軸線方向中央部21Aでは導体12がスリーブ21に食い込み、軸線方向側部21Bではスリーブ21が導体12に食い込む形態となっている。軸線方向中央部21Aでは、導体12の中央部側が両端部側よりも外周側に張り出す段差24が形成されているため、この段差24のテーパ面にくさび効果を発生する。このくさび効果により、電力ケーブル11の導体12が、スリーブ21から抜け難くなり、引き抜き抵抗を向上させることができる。
以上により、一対の電力ケーブル11を、スリーブ21を介して接続した電力ケーブル接続部10が構成される。
上記したように、この電力ケーブル接続部10によれば、図5(A)に示すように、第1圧縮部22Aと第2圧縮部22Bとの間の段差24ができるので、この段差24によって、電力ケーブル11の引き抜き抵抗を向上させることができる。また、第1圧縮部22Aおよび第2圧縮部22Bが導体12に接触するので、スリーブ21の内周面全体を導体12に接触させることができ、接触面積を広く確保して電気伝導パスも確保することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、図1および図5に示したように、両端から導体12が挿入されたスリーブ(導体接続管)21に対し、スリーブ21の少なくとも両端から離れた所定部位である軸線方向中央部21Aと、軸線方向中央部21Aに対してスリーブ21の軸線方向の両側部位である軸線方向側部21Bとを、各部位21A、21Bの内周面が導体12に接触し、かつ、圧縮後に各部位21A、21Bの内周面の境界部に段差24が形成されるように圧縮することにより、電力ケーブル11の引き抜き抵抗を向上させるとともに、スリーブ21と導体12との接触面積を広く確保した。
このように接触面積を広く確保したので、電気伝導パスを確保することができるとともに、アルミニウム導体12とスリーブ21との単位面積当たり接触圧を低くしても、全体として強い圧接状態を達成でき、両者間の接続抵抗を下げることができる。
また、引き抜き抵抗と接触面積とを確保するために必要な電力ケーブル11の接続長を短くすることができ、これを実現できる電力ケーブル11の接続方法および電力ケーブル接続部10を提供することが可能になる。
しかも、圧縮以外の特別な方法や構造が不要なため、電力ケーブル11の接続方法は簡易であり、電力ケーブル接続部10の構造の複雑化も回避することができる。
このように、電力ケーブル11の接続長を短縮化することができるため、スリーブ21を短縮化することができ、電力ケーブル接続部10の周辺部品も短縮化することが可能である。これによって、電力ケーブル接続部10およびその周辺構造の小型化が容易である。
さらに、本構成では、スリーブ21の軸線方向中央部21Aよりもスリーブ21の両側部位である軸線方向側部21Bを圧縮させるので、図1および図5(A)に示すように、導体12Aがスリーブ21の軸線方向中央部21Aに対応する位置で最も大径となり、これによっても、電力ケーブル11がスリーブ21から抜け難くなる。これによって、効率よく引き抜き抵抗を向上させることができる。
また、本構成では、軸線方向中央部21Aおよび軸線方向側部21Bを含む領域を圧縮する第1圧縮工程と、軸線方向中央部21Aを更に圧縮する第2圧縮行程とを行うので、スリーブ21の全長に渡って接触面積を確保し易くなる。また、各工程に用いる圧縮ダイスに既存の圧縮ダイスを適用可能である。
また、この第1および第2圧縮行程によれば、軸線方向側部21Bについては二回に分けて圧縮されることになり、一回で圧縮するよりも圧縮量を大きく確保し易く、かつ、圧縮も容易である。
また、第1圧縮工程では、スリーブ21の外形状を角形状に圧縮し、第2圧縮工程では、スリーブ21の外形状を円弧形状に圧縮したので、同形状で2回圧縮する場合よりも容易に圧縮変形させることができる。
さらに、軸線方向中央部21Aの圧縮により、一対の電力ケーブル11の導体12の各先端とスリーブ21とをまとめて接触させることができ、導体12の各先端とスリーブ21とを別々に圧縮することが不要である。また、軸線方向中央部21Aよりも大きく圧縮させる軸線方向側部21Bについては、第1圧縮行程よりも圧縮面積が狭くなり、小型の圧縮機を利用可能である。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態とは逆に、スリーブ21の軸線方向側部21Bよりもスリーブ21の軸線方向中央部21Aを圧縮させる構成にしても良い。この場合でも、スリーブ21と導体12との接触面積を広く確保できる。
また、上述の実施形態では、圧縮行程を第1圧縮工程と第2圧縮工程とに分けて行う場合を説明したが、これに限らず、1回の圧縮行程又は3回以上の圧縮行程で行うようにしても良い。要は、スリーブ21の軸線方向中央部21Aと軸線方向側部21Bとを、各部位21A、21Bの内周面が導体12に接触し、かつ、圧縮後に各部位21A、21Bの内周面の境界部に段差24が形成されるように圧縮する範囲で、任意に圧縮を行えば良い。
また、スリーブ21の軸線方向中央部21Aと軸線方向側部21Bとを圧縮する場合を説明したが、これに限らない。例えば、図6に例示するように、軸線方向中央部21Aを中央の圧縮しない領域と、その両側の圧縮する部分21A1、21A1として、当該部分21A1、21A1を第1圧縮行程により圧縮し、この部分21A1、21A1を挟むように軸線方向側部21B、21Bを第2圧縮行程により圧縮するようにしても良い。これにより、スリーブ21の少なくとも両端から離れた所定部位(部分21A1、21A1)と、前記所定部位に対してスリーブ21の軸線方向の両側部位(軸線方向側部21B、21B)の各内周面が、アルミニウム導体12に接触した接続部を形成できる。
また、上述の実施形態では、地中ケーブル用の電力ケーブル11を接続する電力ケーブル接続部10に本発明を適用する場合を説明したが、地中ケーブル以外の電力ケーブルを接続する電力ケーブル接続部に本発明を適用しても良い。
10 電力ケーブル接続部
11 電力ケーブル
12 導体
21 スリーブ(導体接続管)
21A 軸線方向中央部
21B 軸線方向側部
22A 第1圧縮部
22B 第2圧縮部

Claims (3)

  1. 電力ケーブルの端部に露出する導体を、円筒部材からなる導体接続管の両端から挿入し、前記導体接続管を圧縮してケーブル同士を接続させる電力ケーブルの接続方法において、
    両端から前記導体が挿入された前記導体接続管を略全長に亘って一定の圧縮率で圧縮して前記導体接続管の内周面全体を前記導体の外周面に接触させる第1圧縮工程と、
    前記導体接続管の長手方向中央部に対して前記導体接続管の軸線方向に離れた両側部位を更に圧縮して、前記導体のそれぞれに、前記導体接続管に食い込むテーパ面の段差を互いに離間させて形成する第2圧縮工程とを備えたことを特徴とする電力ケーブルの接続方法。
  2. 前記第1圧縮行程では、前記導体接続管の外形状を角形状に圧縮し、
    前記第2圧縮行程では、前記導体接続管の外形状を円弧形状に圧縮することを特徴とする請求項1に記載の電力ケーブルの接続方法。
  3. 前記電力ケーブルの導体がアルミニウム導体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力ケーブルの接続方法。
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