JP5878201B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
本実施例のスロットマシン1では、リール9を回転させて図柄を変動表示させた後に、リール9を停止させて図柄を入賞ライン上に停止表示させるゲームが繰り返し実行される。具体的には、1ゲームは、以下の(1)〜(4)の順序で実行される。
(1)メダル投入
遊技者が、一遊技に必要なメダル数を直接投入するか、ベットスイッチ5a,5bを操作してクレジットされたメダルを投入する。
(2)スタートスイッチ操作
遊技者がスタートスイッチ6を操作する。このスタートスイッチ6の操作を契機としてメイン制御手段20は、リール9を始動させるとともに、役抽選を実行する。役抽選では、メイン制御手段20が乱数値を抽出して、抽出した乱数値と役抽選テーブルとに基づいて、ハズレを含む複数種類の役のいずれに当選したかを決定する。
(3)ストップスイッチ操作
リール9が一定回転速度に達した後に、遊技者がストップスイッチ7を操作すると、メイン制御手段20が、操作されたストップスイッチ7に対応するリール9の回転を停止させる。この時、メイン制御手段20は、ストップスイッチ7の操作タイミングや役抽選の結果等に基づいてリール9の停止角度を決定し、当該角度でリール9を停止させる。
(4)入賞判定
メイン制御手段20が、全てのリール9が停止した段階で、入賞ラインの上に停止した図柄の組合せが、役に対応する図柄の組合せと一致しているか否かを判定し、一致している場合には当該役に入賞したと判定して、入賞した役に応じた処理を実行する。例えば、メダルの払出しを伴う役(小役)に入賞した場合は、入賞小役に応じた枚数のメダルを払い出し、再遊技役(リプレイ)に入賞した場合は、メダルを投入せずに次ゲームを開始可能とする。
通常遊技状態は、ゲームでメダルを獲得できる見込みが低い、遊技者に不利な遊技状態であり、電源投入時や設定変更時は、この通常遊技状態に制御される。特定遊技状態は、一般的にART遊技状態と呼ばれる遊技状態である。特定遊技状態では、当選した役に入賞させるためのストップスイッチ7の操作順序が報知され、これにより、通常遊技状態に比べてゲームでメダルを獲得できる見込みが高い、遊技者に有利な遊技状態となる。
本前兆演出期間の開始条件である規定ゲーム数と、フェイク前兆演出期間の開始条件であるフェイク規定ゲーム数は、通常遊技状態の開始時に、サブ制御手段21で抽選により決定される。そして、サブ制御手段21は通常遊技状態中のゲーム数をカウントし、該ゲーム数が規定ゲーム数やフェイク規定ゲーム数に到達した段階で、本前兆演出期間やフェイク前兆演出期間の開始を決定する。また、サブ制御手段21は、ART抽選に当選した場合は、本前兆演出期間の開始を決定し、フェイク前兆抽選に当選した場合は、フェイク前兆演出期間の開始を決定する。
メイン側演出は、サブ制御手段21を介さずに、メイン制御手段20が直接制御する演出であり、リール9を通常とは異なる態様で動かす演出と、ストップスイッチ7などの操作スイッチの操作を一定時間無効とする演出が含まれる。本実施例では、メイン側演出は、バウンドストップ演出、リール起動演出、及びフリーズ演出の3種類に大別される。
・左バウンドストップ演出(左リールが振動する)
・中バウンドストップ演出(中リールが振動する)
・右バウンドストップ演出(右リールが振動する)
・左リール起動演出(左リールから始動する)
・中リール起動演出(中リールから始動する)
・右リール起動演出(右リールから始動する)
・リール起動フリーズ演出(リール始動直後にフリーズする)
・リール停止フリーズ演出(全てのリール停止後にフリーズする)
・逆回転フリーズ演出(スタートスイッチ6の操作直後にフリーズするとともに、リール9が逆回転する。)
メイン側演出前兆期間では、ハズレ当選時に所定の特別操作順序でストップスイッチ7が操作されることで、メイン制御手段20が、一部の種類のメイン側演出を実行可能なメイン側演出可能状態となる。そして、当該メイン側演出可能状態にあって、実行可能なメイン側演出の実行をメイン制御手段20が決定した時に、メイン側演出が実行される。後述するように、本実施例にあっては、実行可能なメイン側演出の種類が相違する複数のメイン側演出可能状態が設けられており、メイン制御手段20がいずれのメイン側演出可能状態に設定されるかは、ハズレ当選時にサブ制御手段21が選択する特別操作順序によって決定される。
メイン側演出可能状態の設定は、メイン側演出前兆期間中に、役抽選でハズレに当選した時に、図11の(1)〜(10)の手順で実行される。
なお、以下に説明する制御処理内容にあって、本発明に係る役抽選手段は、図14のステップS103によって主に実現される。また、本発明に係るメイン側演出選択手段は、図24のステップS1208によって主に実現される。また、本発明に係る開始操作決定手段及びメイン側演出期間決定手段は、図14のステップS105によって主に実現される。また、本発明に係る開始操作報知手段は、図23のステップS1102,S1103によって主に実現される。
S101:一遊技に必要なメダル数が投入若しくはクレジットからのベット操作が行われたか否かを検知し、いずれかが操作されるまで待機する。
S102:スタートスイッチ6が操作されるまで待機する。
S103:役抽選を行う。具体的には、スタートスイッチ6の操作タイミングで乱数値を抽出し、抽出した乱数値に基づいて、ハズレを含むいずれの役に当選したかを決定する。そして、役抽選の結果をRAMに記憶するとともに、サブ制御手段21に送信する。
S104:役抽選の結果がハズレであるか否かを判定し、ハズレであると判定した場合はステップS105へ移行し、ハズレでないと判定した場合は、ステップS106へ移行する。
S105:メイン側演出前兆期間条件抽選を行う。具体的には、乱数値を抽出し、抽出した乱数値に基づいて、メイン側演出前兆期間の開始契機となるストップスイッチ7の操作順序と、当該メイン側演出前兆期間の実行期間とを決定する。そして、決定した操作順序と実行期間をRAMに記憶するとともに、サブ制御手段21に送信する。
S106:メイン側演出前兆期間の実行期間を計数するための、メイン側演出前兆期間計数処理を実行する。メイン側演出前兆期間計数処理の詳細は後述する。
S107:メイン側演出の実行制御に係るメイン側演出実行処理を実行する。
S108:リール9の回転を開始させる。
S109:ストップスイッチ7が操作されるまで待機する。
S110:ストップスイッチ7の操作タイミングや役抽選の結果等に基づいてリール9の停止角度を決定し、対応するリール9を停止させる。
S111:全てのリール9の回転が停止するまで待機する。
S112:メイン側演出前兆期間の開始制御に係るメイン側演出前兆期間開始処理を実行する。メイン側演出前兆期間開始処理の詳細は後述する。
S113:メイン側演出可能状態の設定制御に係るメイン側演出可能状態設定処理を実行する。メイン側演出可能状態設定処理の詳細は後述する。
S114:入賞ラインの上に停止した図柄の組合せが、役に対応する図柄の組合せと一致しているか否かを判定し、一致している場合には当該役に入賞が発生したと判定する。
S115:役に入賞した場合は、入賞した役に対応する処理を行う。具体的には、役に入賞したと判定された場合には、入賞した役に応じた払出枚数をクレジットに加算し、クレジットが所定数(50枚)を超えた場合には、超過分のメダルを払い出す。
まず、メイン制御手段20は、メイン前兆フラグがONであるか否かを判定し(S201)、メイン前兆フラグがONであると判定した場合はステップS202へ移行し、メイン前兆フラグがONでないと判定した場合はメイン側演出前兆期間計数処理を終了する。ここで、メイン前兆フラグは、メイン側演出前兆期間中に「ON」になるものである。ステップS202では、前兆ゲーム数カウンタを1減算し、ステップS203へ移行する。前兆ゲーム数カウンタは、メイン側演出前兆期間の実行期間を計数するためのものであり、メイン側演出前兆期間の開始時に実行ゲーム数がセットされるものである。ステップS203では、前兆ゲーム数カウンタが「0」か否かを判定する。そして、「0」でないと判定した場合は、そのままメイン側演出前兆期間計数処理を終了し、「0」であると判定した場合は、メイン側演出前兆期間を終了するためメイン前兆フラグを「OFF」にしてから(S204)、メイン側演出前兆期間計数処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、メイン前兆フラグがONであるか否かを判定する(S301)。そして、メイン前兆フラグがONでないと判定した場合は、そのままメイン側演出実行処理を終了する。一方、メイン前兆フラグがONであると判定した場合は、フリーズ演出可能状態であるか否か、及び、前兆ゲーム数カウンタが「1」であるか否かを判定する(S302,S303)。そして、フリーズ演出可能状態であり、かつ、前兆ゲーム数カウンタが「1」であると判定した場合は、フリーズ演出の実行時であるため、フリーズ演出決定抽選を実行し(S304)、当該抽選で決定したフリーズ演出の実行をセットして(S305)、メイン側演出実行処理を終了する。一方、ステップS302,S303で、フリーズ演出可能状態でないか、または、前兆ゲーム数カウンタが「1」でないと判定した場合は、その他のメイン側演出の実行制御に係るメイン側演出抽選処理を実行し(S306)、メイン側演出実行処理を終了する。メイン側演出抽選処理については後述する。
まず、メイン制御手段20は、いずれかのメイン側演出可能状態であるか否かを判定する(S401)。そして、メイン側演出可能状態でないと判定した場合は、そのままメイン側演出抽選処理を終了する。ステップS401でメイン側演出可能状態であると判定した場合は、確定バウンドストップ演出可能状態であるか、または、通常バウンドストップ演出可能状態であるか否かを判定する(ステップS402,S403)。そして、通常バウンドストップ演出可能状態であると判定した場合は、当選役に応じて第一〜第四バウンドストップ抽選テーブル(図8参照)をセットして(S404)、確定バウンドストップ演出可能状態であると判定した場合は、当選役に基づいて第五〜第八バウンドストップ抽選テーブル(図8参照)をセットして(S405)、ステップS406へ移行する。ステップS406では、バウンドストップ演出決定抽選を実行し、当該抽選でメイン側演出(バウンドストップ演出)が選択されたか否かを判定する(S407)。そして、メイン側演出が選択されたと判定した場合は、抽選したバウンドストップ演出の実行をセットして(S408)、メイン側演出抽選処理を終了し、メイン側演出が選択されなかったと判定した場合は、そのままメイン側演出抽選処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、メイン前兆フラグがONであるか否か(S501)、ハズレ当選時であるか否か(S502)、メイン側演出前兆期間条件抽選で抽選した特別操作順序でストップスイッチ7が操作されたか否か(S503)を判定する。そして、メイン前兆フラグがONである場合、ハズレ当選時でない場合、そして、抽選した特別操作順序以外の操作順序であった場合は、メイン側演出前兆期間の開始条件を満たしていないため、そのままメイン側演出前兆期間開始処理を終了する。一方、ステップS501〜S503で、メイン前兆フラグがOFFであり、ハズレ当選時であり、さらに、抽選した特別操作順序でストップスイッチ7が操作されたと判定した場合は、メイン側演出前兆期間を開始することとして、前兆ゲーム数カウンタにメイン側演出前兆期間条件抽選で抽選したゲーム数をセットし(S504)、メイン前兆フラグをONにして(S505)、サブ制御手段21へメイン前兆フラグONのコマンドを送信し(S506)、メイン側演出前兆期間開始処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、メイン前兆フラグがONであるか否か(S601)、ハズレ当選時であるか否か(S602)、ストップスイッチ7が特別操作順序で操作されたか否か(S603)を判定する。そして、メイン前兆フラグがONでない場合、ハズレ当選時でない場合、または、操作順序が特別操作順序でない場合は、メイン側演出可能条件を設定する条件を満たしていないため、そのままメイン側演出可能状態設定処理を終了する。一方、ステップS601〜S603で、メイン前兆フラグがONであり、ハズレ当選時であり、さらに、特別操作順序でストップスイッチ7が操作されたと判定した場合は、ステップS604〜S606で、いずれの特別操作順序でストップスイッチ7が操作されたかを判定する。そして、中→左→右の操作順序であると判定した場合は、設定状態を維持する場合であるため、そのままメイン側演出可能状態設定処理を終了する。また、右→中→左の操作順序であると判定した場合は、フリーズ演出可能状態に設定して(S607)、メイン側演出可能状態設定処理を終了する。また、中→右→左の操作順序であると判定した場合は、前兆ゲーム数が10ゲーム以上であるか否かを判定し(S608)、10ゲーム以上であると判定した場合は、通常バウンドストップ演出可能状態に設定し(S609)、10ゲーム未満であると判定した場合は、確定バウンドストップ演出可能状態に設定して(S610)、メイン側演出可能状態設定処理を終了する。そして、右→左→中の操作順序であると判定した場合は、前兆ゲーム数が10ゲーム以上であるか否かを判定し(S611)、10ゲーム以上であると判定した場合は、通常リール起動演出可能状態に設定し(S612)、10ゲーム未満であると判定した場合は、確定リール起動演出可能状態に設定して(S613)、メイン側演出可能状態設定処理を終了する。
サブ側主制御処理では、まず、サブ制御手段21は、メイン制御手段20が送信した役抽選結果の情報を含む当選役コマンドを受信し(S701)、続いて、遊技数カウンタを更新する(S702)。遊技数カウンタは、通常遊技状態や特定遊技状態において実行されたゲーム数を計数するものである。ステップS702の後は、特定遊技状態であるか否かを判定し(S703)、特定遊技状態であると判定した場合は、特定遊技状態に係る一連の処理(特定遊技状態処理)を実行し(S707)、ステップS710へ移行する。一方、特定遊技状態でないと判定した場合は、メイン側演出前兆期間開始許容状態であるか否かを判定する(S704)。そして、メイン側演出前兆期間開始許容状態であると判定した場合は、メイン側演出前兆期間開始処理を実行して(S708)、ステップS710へ移行する。メイン側演出前兆期間開始処理については後述する。一方、ステップS704で、メイン側演出前兆期間許容状態でないと判定した場合は、前兆演出期間中であるか否かを判定する(S705)。そして、前兆演出期間中であると判定した場合は、前兆演出期間中の制御に係る前兆演出期間中処理を実行して(S709)、ステップS710へ移行する。一方、前兆演出期間中でないと判定した場合は、前兆演出期間の開始制御にかかる前兆演出期間開始処理を実行してから(S706)、ステップS710へ移行する。前兆演出期間中処理および前兆演出期間開始処理については後述する。そして、ステップS710では、画像表示器10やスピーカ11、演出用ランプ12の演出制御に係る処理(演出制御処理)を実行し、サブ側主制御処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、本前兆演出期間の開始契機となる規定ゲーム数に到達したか否か、及び、ART抽選に当選したか否かを判定する(S801,S802)。そして、規定ゲーム数に到達した、又は、ART抽選に当選したと判定した場合は、本前兆演出期間の種別を決定するための本前兆演出期間種別抽選処理を実行して(S803)、前兆演出期間開始処理を終了する。一方、ステップS801,S802で、規定ゲーム数に未到達であり、かつ、ART抽選に当選していないと判定した場合は、フェイク前兆演出期間の開始契機となるフェイク用規定ゲーム数に到達したか否か、及び、フェイク前兆抽選に当選したか否かを判定する(S804,S805)。そして、フェイク用規定ゲーム数に到達したか、又は、フェイク前兆抽選に当選したと判定した場合は、フェイク前兆演出期間の種別を決定するためのフェイク前兆演出期間種別抽選処理を実行して(S806)、前兆演出期間開始処理を終了する。一方、ステップS804,S805で、フェイク用規定ゲーム数に未到達であり、かつ、フェイク前兆抽選に当選していないと判定した場合は、そのまま前兆演出期間開始処理を終了する。
本前兆演出期間種別抽選処理、サブ制御手段21は、本前兆演出期間を、メイン側演出前兆期間とするか否かを決定する抽選を実行し(S901)、メイン側演出前兆期間と決定した場合は、メイン制御手段20と本前兆演出期間の開始タイミングを合わせるため、メイン側演出前兆期間開始許容状態に移行して(S902)、本前兆演出期間種別抽選処理を終了する。一方、メイン側演出前兆期間にしないと決定した場合は、メイン側演出なしの本前兆演出期間を次ゲームから開始することとして(S903)、本前兆演出期間種別抽選処理を終了する。
フェイク前兆演出期間種別抽選処理、サブ制御手段21は、フェイク前兆演出期間を、メイン側演出前兆期間とするか否かを決定する抽選を実行し(S1001)、メイン側演出前兆期間と決定した場合は、メイン制御手段20とフェイク前兆演出期間の開始タイミングを合わせるため、メイン側演出前兆期間開始許容状態に移行して(S1002)、フェイク前兆演出期間種別抽選処理を終了する。一方、メイン側演出前兆期間にしないと決定した場合は、メイン側演出なしのフェイク前兆演出期間を次ゲームから開始することとして(S1003)、フェイク前兆演出期間種別抽選処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、役抽選の結果がハズレ当選であるか否かを判定する(S1101)、そして、ハズレ当選であると判定した場合は、メイン制御手段20が送信した前兆ゲーム数と操作順序の情報を受信して(S1102)、受信した操作順序を画像表示器10に表示させ(S1103)、表示した操作順序どおりにストップスイッチ7が操作されたか否かを判定する(S1104)。そして、ストップスイッチ7が、表示した操作順序どおりに操作されたと判定した場合は、メイン制御手段20が送信したメイン前兆フラグオンのコマンドを受信し(S1105)、次ゲームからメイン側演出前兆期間を開始することとして(S1106)、メイン側演出前兆期間開始処理を終了する。一方、ステップS1104で、ストップスイッチ7が、表示した操作順序と異なる順序で操作されたと判定した場合は、次ゲームからメイン側演出なしの前兆演出期間(本前兆演出期間またはフェイク前兆演出期間)を開始することとして(S1109)、メイン側演出前兆期間開始処理を終了する。一方、ステップS1101で、役抽選の結果がハズレ当選でないと判定した場合は、メイン側演出前兆期間許容状態が6ゲーム目(最終ゲーム)であるか否かを判定する(S1107)。そして、6ゲーム目でないと判定した場合は、そのままメイン側演出前兆期間開始処理を終了し、6ゲーム目であると判定した場合は、前兆ゲーム数を抽選する前兆ゲーム数切替抽選を実行し(S1108)、次ゲームからメイン側演出なしの前兆演出期間(本前兆演出期間またはフェイク前兆演出期間)を開始することとして(S1109)、メイン側演出前兆期間開始処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、前兆ゲーム数カウンタを1減算する(S1201)。サブ制御手段21の前兆ゲーム数カウンタは、前兆演出期間の実行期間を計数するためのものであり、前兆演出期間の開始時に実行ゲーム数がセットされるものである。続くステップS1202では、前兆ゲーム数カウンタが「0」であるか否かを判定する。そして、前兆ゲーム数カウンタが「0」であると判定した場合は、実行中の前兆演出期間が本前兆演出期間であるか否かを判定し(S1203)、本前兆演出期間であると判定した場合は、本前兆演出期間を終了し、次ゲームから特定遊技状態に移行することとして(S1204)、前兆演出期間中処理を終了する。また、ステップS1203で本前兆演出期間でないと判定した場合は、フェイク前兆演出期間を終了し、次ゲームから前兆演出期間でない通常遊技状態に移行することとして、前兆演出期間中処理を終了する。また、ステップS1202で前兆ゲーム数カウンタが「0」でないと判定した場合は、メイン前兆フラグオンのコマンドを受信済みであるか否かを判定し(S1206)、受信していないと判定した場合は、メイン側演出なしの前兆演出期間であるため、そのまま前兆演出期間中処理を終了する。一方、メイン前兆フラグオンのコマンドを受信済みであると判定した場合は、役抽選の結果がハズレ当選であるか否かを判定する(S1207)。そして、ハズレ当選でないと判定した場合は、そのまま前兆演出期間中処理を終了し、ハズレ当選であると判定した場合は、メイン側演出可能状態の設定等を行うためのメイン側演出可能状態更新処理を実行してから(S1208)、前兆演出期間中処理を終了する。メイン側演出可能状態更新処理については後述する。
まず、サブ制御手段21は、ストップスイッチ7の操作順序を画像表示器10で報知可能な演出状態であるか否かを判定する(S1301)。例えば、画像表示器10で他の演出を優先して実行すべき場合には、操作順序を報知可能でないと判定する。そして、報知可能でないと判定した場合は、メイン側演出可能状態更新処理を終了し、報知可能であると判定した場合は、メイン側演出可能状態設定抽選で用いる操作順序決定用乱数値を抽出して(S1302)、ステップS1303へ移行する。ステップS1303〜S1307では、実行中のメイン側演出前兆期間が本前兆演出期間であるか否か、前兆ゲーム数カウンタが10ゲーム以上であるか否か、そしてメイン制御手段20がフリーズ演出可能状態であるか否かを判定する。そして、ステップS1303〜S1307の判定結果に従って、抽選(メイン側演出可能状態設定抽選)に用いる抽選テーブルを選択する(S1306〜S1313)。そして、選択した抽選テーブルと、抽出した操作順序決定用乱数値とに基づいて、メイン側演出可能状態の設定・維持を決定し(S1314)、当該決定内容に対応するストップスイッチ7の操作順序を報知するためのコマンドをセットして(S1315)、メイン側演出可能状態更新処理を終了する。なお、メイン側演出可能状態設定抽選に用いる各抽選テーブルの内容は、上述した通りである(図13(a)参照)。
(1)特定遊技状態(演出状態A〜C)から演出選択状態への移行
(2)演出状態A〜Cの抽選と、経由状態への移行
(3)経由状態から特定遊技状態(演出状態A〜C)への移行
これらの各段階は、全て再遊技役(リプレイ)に当選した時に、サブ制御手段21がストップスイッチ7の特別操作順序を遊技者に報知することにより実現される。
なお、以下に説明する制御処理内容にあって、本発明に係る役抽選手段は、図31のステップS103によって主に実現される。また、本発明に係るメイン側演出選択手段は、図33のステップS1610,S1611,S1612によって主に実現される。
まず、メイン制御手段20は、特定遊技状態であるか否かを判定する(S1501)。そして、特定遊技状態でないと判定した場合は、そのままメイン側演出実行処理を終了し、特定遊技状態であると判定した場合はステップS1502に移行する。ステップS1502では、メイン側演出非実行状態であるか否かを判定し、メイン側演出非実行状態であると判定した場合は、当該ゲームではメイン側演出を実行しないこととして(S1503)、メイン側演出実行処理を終了する。S1502でメイン側演出非実行状態でないと判定した場合は、ミニフリーズ演出可能状態であるか否かを判定する(S1504)。そして、ミニフリーズ演出可能状態であると判定した場合は、ミニフリーズ演出決定抽選の結果を判定して(S1505)、結果が「実行」である場合は、ミニフリーズ演出の実行を決定し(S1506)、結果が「実行しない」である場合は、メイン側演出なしと決定して(S1503)、メイン側演出実行処理を終了する。また、ステップS1504で、ミニフリーズ演出可能状態でないと判定した場合は、バウンドストップ演出可能状態であるため、バウンドストップ演出決定抽選の結果を判定する(S1507,S1508)。そして、バウンドストップ演出決定抽選の結果に応じて、メイン側演出なし(S1503)、左バウンドストップ演出実行(S1509)、右バウンドストップ演出実行(S1510)のいずれかに決定し、メイン側演出実行処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、役抽選の結果が、状態変更契機である再遊技役の当選であるか否かを判定し(S1601)、再遊技役に当選していないと判定した場合は、状態変更処理を終了する。ステップS1601で、再遊技役に当選したと判定した場合は、通常遊技状態中であるか否かを判定し(S1602)、通常遊技状態中であると判定した場合は、ストップスイッチ7が、特定遊技状態に移行する契機となる特定の操作順序で操作されたか否かを判定する(S1603)。そして、特定の操作順序で操作されていないと判定した場合は、そのまま状態変更処理を終了し、特定の操作順序で操作されたと判定した場合は、通常遊技状態中を示す通常遊技状態フラグをOFFに変更するとともに、特定遊技状態の演出選択状態中を示す演出選択状態フラグをONにして(S1604)、状態変更処理を終了する。一方、ステップS1602で、通常遊技状態でないと判定した場合は、特定遊技状態のいずれの状態であるかを判定する(S1605〜S1609)。そして、演出選択状態であると判定した場合はメイン側演出選択状態中処理(S1610)を実行し、第一経由状態であると判定した場合はメイン側第一経由状態中処理(S1611)を実行し、第二経由状態であると判定した場合はメイン側第二経由状態中処理(S1612)を実行し、ミニフリーズ演出可能状態であると判定した場合はミニフリーズ演出可能状態中処理(S1613)を実行し、バウンドストップ演出可能状態であると判定した場合はバウンドストップ演出可能状態中処理(S1614)を実行し、上記いずれの状態でもないと判定した場合はメイン側演出非実行状態中処理(S1615)を実行して、状態変更処理を終了する。ステップS1610〜S1615の詳細は後述する。
まず、メイン制御手段20は、図30(b)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S1701,S1702)。そして、第一経由状態に移行する操作順序であると判定した場合は、演出選択状態フラグをOFFに変更するとともに、第一経由状態中を示す第一経由状態フラグをONにして(S1703)、メイン側演出選択状態中処理を終了する。また、第二経由状態に移行する操作順序であると判定した場合は、演出選択状態フラグをOFFに変更するとともに、第二経由状態中を示す第二経由状態フラグをONにして(S1704)、メイン側演出選択状態中処理を終了する。また、第一経由状態及び第二経由状態に移行する操作順序でないと判定した場合は、演出選択状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S1705)、メイン側演出選択状態中処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、図30(c)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S1801,S1802)。そして、ミニフリーズ演出可能状態に移行する操作順序であると判定した場合は、メイン側第一経由状態フラグをOFFに変更するとともに、ミニフリーズ演出可能状態中を示すミニフリーズ演出可能状態フラグをONにして(S1803)、メイン側第一経由状態中処理を終了する。また、メイン側演出非実行状態に移行する操作順序であると判定した場合は、第一経由状態フラグをOFFに変更するとともに、メイン側演出非実行状態中を示すメイン側演出非実行状態フラグをONにして(S1804)、メイン側第一経由状態中処理を終了する。また、ミニフリーズ演出可能状態及びメイン側演出非実行状態に移行する操作順序でないと判定した場合は、第一経由状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S1805)、メイン側第一経由状態中処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、図30(d)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S1901,S1902)。そして、バウンドストップ演出可能状態に移行する操作順序であると判定した場合は、第二経由状態フラグをOFFに変更するとともに、バウンドストップ演出可能状態中を示すバウンドストップ演出可能状態フラグをONにして(S1903)、メイン側第二経由状態中処理を終了する。また、メイン側演出非実行状態に移行する操作順序であると判定した場合は、第二経由状態フラグをOFFに変更するとともに、メイン側演出非実行状態中を示すメイン側演出非実行状態フラグをONにして(S1904)、メイン側第二経由状態中処理を終了する。また、バウンドストップ演出可能状態及びメイン側演出非実行状態に移行する操作順序でないと判定した場合は、第二経由状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S1905)、メイン側第二経由状態中処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、図30(a)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S2001,S2002)。そして、演出選択状態に移行する操作順序であると判定した場合は、ミニフリーズ演出可能状態フラグをOFFに変更するとともに、演出選択状態フラグをONにして(S2003)、ミニフリーズ演出可能状態中処理を終了する。また、状態を維持する操作順序であると判定した場合は、ミニフリーズ演出可能状態を維持することとして(S2004)、ミニフリーズ演出可能状態中処理を終了する。また、演出選択状態に移行する操作順序や、状態維持の操作順序でないと判定した場合は、ミニフリーズ演出可能状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S2005)、ミニフリーズ演出可能状態中処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、図30(a)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S2101,S2102)。そして、演出選択状態に移行する操作順序であると判定した場合は、バウンドストップ演出可能状態フラグをOFFに変更するとともに、演出選択状態フラグをONにして(S2103)、バウンドストップ演出可能状態中処理を終了する。また、状態を維持する操作順序であると判定した場合は、バウンドストップ演出可能状態を維持することとして(S2104)、バウンドストップ演出可能状態中処理を終了する。また、演出選択状態に移行する操作順序や、状態維持の操作順序でないと判定した場合は、バウンドストップ演出可能状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S2105)、バウンドストップ演出可能状態中処理を終了する。
まず、メイン制御手段20は、図30(a)に示すテーブルを参照して、ストップスイッチ7が操作された順序が、どの状態に移行するものであるかを判定する(S2201,S2202)。そして、演出選択状態に移行する操作順序であると判定した場合は、メイン側演出非実行状態フラグをOFFに変更するとともに、演出選択状態フラグをONにして(S2203)、メイン側演出非実行状態中処理を終了する。また、状態を維持する操作順序であると判定した場合は、メイン側演出非実行状態を維持することとして(S2204)、メイン側演出非実行状態中処理を終了する。また、演出選択状態に移行する操作順序や、状態維持の操作順序でないと判定した場合は、メイン側演出非実行状態フラグをOFFに変更するとともに、通常遊技状態フラグをONにして(S2205)、メイン側演出非実行状態中処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、特定遊技状態ゲーム数カウンタの値を減算する(S2301)。この特定遊技状態ゲーム数カウンタは、特定遊技状態の残りゲーム数をカウントするためのものである。続いて、特定遊技状態ゲーム数カウンタが「0」であるか否かを判定し(S2302)、特定遊技状態ゲーム数カウンタが「0」であると判定した場合は、特定遊技状態中を示す特定遊技状態フラグをOFFにして(S2303)、特定遊技状態中処理を終了する。一方、ステップS2302で、特定遊技状態ゲーム数カウンタが「0」でないと判定した場合は、特定遊技状態のいずれの状態であるかを判定する(S2304〜S2306)。そして、演出選択状態であると判定した場合はサブ側演出選択状態中処理(S2307)を実行し、第一経由状態であると判定した場合はサブ側第一経由状態中処理(S2308)を実行し、第二経由状態であると判定した場合はサブ側第二経由状態中処理(S2309)を実行し、上記のいずれの状態でもないと判定した場合は特定遊技演出状態中処理(S2310)を実行して、特定遊技状態中処理を終了する。ステップS2307〜S2310の詳細は後述する。
まず、サブ制御手段21は、役抽選の結果が再遊技役の当選であるか否かを判定し(S2401)、再遊技役に当選していないと判定した場合は、サブ側演出選択状態中処理を終了する。ステップS2401で、再遊技役に当選したと判定した場合は、図28(c)に示す抽選確率で演出状態選択抽選を実行し(S2402)、抽選結果が演出状態A〜Cのいずれであるかを判定する(S2403,S2408)。そして、抽選結果が演出状態Aであると判定した場合は、図29(b)に示すテーブルに基づいて、メイン制御手段20を第一経由状態又は第二経由状態に移行させるための操作順序を決定し、決定した操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力する(S2404)。そして、ステップS2404で決定した操作順序が、第一経由状態に移行させる操作順序であるか否かを判定し(S2405)、第一経由状態に移行させる操作順序であると判定した場合は、演出選択状態中を示す演出選択状態フラグをOFFに変更するとともに、第一経由状態中を示す第一経由状態フラグをONにして(S2406)、サブ側演出選択状態中処理を終了する。また、第一経由状態に移行させる操作順序でないと判定した場合は、演出選択状態フラグをOFFに変更するとともに、第二経由状態中を示す第二経由状態フラグをONにして(S2407)、サブ側演出選択状態中処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、役抽選の結果が再遊技役の当選であるか否かを判定し(S2501)、再遊技役に当選していないと判定した場合は、サブ側第一経由状態中処理を終了する。ステップS2501で、再遊技役に当選したと判定した場合は、先の演出状態選択抽選(S2401)の抽選結果が演出状態Bであるか否かを判定する(S2502)。そして、抽選結果が演出状態Bでないと判定した場合は、図29(c)のテーブルに基づいて、メイン制御手段20をメイン側演出非実行状態に移行させるための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力する(S2503)。そして、第一経由状態フラグをOFFに変更するとともに、キャラクタA演出状態(演出状態A)を示すキャラクタA演出フラグをONにして(S2504)、サブ側第一経由状態中処理を終了する。一方、ステップS2502で、抽選結果が演出状態Bであると判定した場合は、メイン制御手段20をミニフリーズ演出可能状態に移行させるための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力する(S2505)。そして、第一経由状態フラグをOFFに変更するとともに、キャラクタB演出状態(演出状態B)を示すキャラクタB演出フラグをONにして(S2506)、サブ側第一経由状態中処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、役抽選の結果が再遊技役の当選であるか否かを判定し(S2601)、再遊技役に当選していないと判定した場合は、サブ側第二経由状態中処理を終了する。ステップS2601で、再遊技役に当選したと判定した場合は、先の演出状態選択抽選(S2401)の抽選結果が演出状態Cであるか否かを判定する(S2602)。そして、抽選結果が演出状態Cでないと判定した場合は、図29(d)のテーブルに基づいて、メイン制御手段20をメイン側演出非実行状態に移行させるための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力する(S2603)。そして、第二経由状態フラグをOFFに変更するとともに、キャラクタA演出フラグをONにして(S2604)、サブ側第二経由状態中処理を終了する。一方、ステップS2602で、抽選結果が演出状態Cであると判定した場合は、メイン制御手段20をバウンドストップ演出可能状態に移行させるための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力する(S2605)。そして、第二経由状態フラグをOFFに変更するとともに、キャラクタC演出状態(演出状態C)を示すキャラクタC演出フラグをONにして(S2606)、サブ側第二経由状態中処理を終了する。
まず、サブ制御手段21は、役抽選の結果が再遊技役の当選であるか否かを判定し(S2701)、再遊技役に当選していないと判定した場合は、特定遊技演出状態中処理を終了する。ステップS2701で再遊技役に当選したと判定した場合は、演出変更抽選を実行して、現在の演出状態A〜Cを維持するか否かを決定する(S2702)。そして、演出変更抽選の結果が「状態変更」である場合は、図29(a)に示すテーブルに基づいて、メイン制御手段20を演出移行状態(演出選択状態)に移行させるための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力して(S2703)、特定遊技演出状態中処理を終了する。一方、ステップS2702で、演出変更抽選の結果が「状態維持」である場合は、図29(a)に示すテーブルに基づいて、メイン制御手段20の状態を維持するための操作順序を決定し、当該操作順序を画像表示器10に報知させるためのコマンドを画像制御手段22に出力して(S2704)、特定遊技演出状態中処理を終了する。
6 スタートスイッチ
7 ストップスイッチ
9 リール
10 画像表示器(操作順序報知手段)
20 メイン制御手段
21 サブ制御手段
22 画像制御手段
Claims (4)
- 複数種類の図柄が付されたリールと、
前記リールの回転を開始させる操作に用いるスタートスイッチと、
前記リールの回転を停止させる操作に用いるストップスイッチと、
複数の役について当選したか否かを決定する役抽選を行う役抽選手段を具備してなり、前記スタートスイッチの操作に基づいて前記リールの回転を開始させ、前記役抽選の結果と前記ストップスイッチの操作に基づいて前記リールの回転を停止させるゲームを制御するメイン制御手段と、
該メイン制御手段から一方向に送信される信号に基づいて制御処理を行うサブ制御手段と、
前記ストップスイッチの操作態様を遊技者に報知可能な操作態様報知手段と
を備えるスロットマシンにおいて、
前記メイン制御手段は、
前記サブ制御手段を介さずに制御する複数のメイン側演出を備えるとともに、
実行可能な前記メイン側演出が相違する複数種類のメイン側演出可能状態を有し、
前記サブ制御手段は、
所定のメイン側演出選択条件の下で、実行を許容する前記メイン側演出可能状態の種類を選択し、選択した前記メイン側演出可能状態の種類に対応付けられた前記ストップスイッチの操作態様を、前記操作態様報知手段に報知させるメイン側演出選択手段を備え、
前記メイン制御手段は、
前記メイン側演出選択条件の下で、前記操作態様報知手段が報知した操作態様で前記ストップスイッチが操作された場合に、当該操作態様に対応付けられた種類の前記メイン側演出可能状態になることを特徴とするスロットマシン。 - 前記メイン制御手段は、少なくとも1種類の前記メイン側演出可能状態では、1ゲーム毎に実行する抽選の結果に基づいて、当該メイン側演出可能状態で実行可能な前記メイン側演出を実行するか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
- 前記メイン制御手段は、少なくとも1種類の前記メイン側演出可能状態では、1ゲーム毎に実行する抽選の結果に基づいて、当該メイン側演出可能状態で実行可能な複数の前記メイン側演出のうち、いずれを実行するかを決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
- 前記メイン制御手段は、前記メイン側演出可能状態に制御可能となるメイン側演出期間を備え、
前記メイン側演出選択条件は、少なくとも前記メイン側演出期間中であることを含み、
前記メイン制御手段は、
所定の開始契機条件の下で、所定のメイン側演出期間の開始に必要な前記ストップスイッチの操作態様を決定する開始操作決定手段と、
前記メイン側演出期間の実行期間を決定するメイン側演出期間決定手段と
を備え、
前記開始操作決定手段が決定した前記操作態様で前記ストップスイッチが操作された場合に、前記メイン側演出期間決定手段が決定した実行期間の前記メイン側演出期間を開始するものであり、
前記サブ制御手段は、
前記メイン側演出期間の開始を許容するメイン側演出開始許容状態を備えるとともに、
該メイン側演出開始許容状態で、前記開始操作決定手段が決定した前記操作態様を、前記操作態様報知手段に報知させる開始操作報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
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