JP5876715B2 - 床材施工法及び該工法で使用する下地調整剤 - Google Patents

床材施工法及び該工法で使用する下地調整剤 Download PDF

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本発明は、店舗や一般家庭でのリフォーム等で既存の床材を撤去することなく、既存の床材の表面上に新たに床材を張り付ける際に重ね張りが可能な床材施工法及びこの工法で使用する下地調整剤に関するものである。
多くの歩行者に踏みつけられる床に求められる性能の第1は耐久性である。それに加えて、店舗や一般家庭にふさわしい内装意匠が重要である。このため、多くの店舗では、床材を敷くことにより、耐久性と共に店舗にふさわしい意匠を用いることにより耐久性と意匠との両者を満足させている。
この床材の施工においては、例えば、モルタル下地基材面や合板面に、クッションフロア、コンポジションタイル、長尺シート、ホモジニアスタイル、ノンスリップシートを敷いて施工されているものが店舗のリフォーム等で主流となっている。
図2は従来の床材施工の一実施例の作業工程を示す工程図である。図に示す通り、リフォーム等の内装工事の場合には、既存の床の処理として、既存床材の撤去と、撤去に伴って床材の凹凸を解消するために補修工程が必要となる。その後、補修等を行った場合には、乾燥養生が必要となり、新規床材を設置することとなる。
このような既存床材を撤去する場合には、接着剤等で貼着された床材を剥離するには剥離作業に大きな労力が必要であり、無理やり剥離すると下地のモルタル面や合板面が傷つき、再度、下地調整剤にて不陸調整(例えば、特許文献1参照)を行う必要があり、結果的に、工期が長期化する問題があった。
特開2002−235444号公報
そのため、既存の床材を撤去せずに重ね張りを試みるも、これらの床材は多くの場合、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂で構成されているため、床材表面は吸水性能が殆ど無く、水性系接着剤で施工すると乾燥不能により接着強度が発揮できない問題があった。
そのため、エポキシ樹脂系接着剤やウレタン樹脂系接着剤を使用すると、接着強度は発揮するものの、溶剤の残存によりフクレが発生する危険性がある。加えて、通常の張り替え施工は施工期間が短く、場合によっては居住者が生活してる場合もあり、施工中、あるいは施工後に有機溶剤が残存していると、居住者の健康面、安全面にも問題があった。
一方、木製の表面を有しているフローリング床面も重ね張りを行う場合には、吸水性が乏しい性能は上述した合成樹脂製の床材と同様であり、しかもフローリング床面の表面には、コーティング層が施されており、これによって接着剤の濡れが悪くなるため、サンダー処理等で事前に目荒らしする必要があった。
更に、タイルカ−ペットの張替えの際、タイルカーペット用接着剤はアクリル系粘着剤のため、水性系はもちろん、溶剤系接着剤に関しても、投錨(アンカー)効果が発揮できず、事前に溶剤系剥離剤を使用し、完全に剥離する必要があった。
本発明は、既存の床材の表面上に新たに床材を張り付ける際に重ね張りが可能な床下地を作製することを可能とした床材施工法を得ることを目的とし、更に、この工法で使用する下地調整剤を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る床材施工法は、既存の床材面、タイルカーペット用粘着 既存の床材面、タイルカーペット用粘着残存床面、又は、フローリング床面の何れかの表面上に速硬性セメントと粉末状無機充填剤と粉末エマルジョンとを含む下地調整剤の水性懸濁液を展延塗布する床下地処理工程と、展延塗布した下地調整剤の水性懸濁液を所定時間放置して硬化させる下地硬化工程と、硬化した下地表面に新たな床材を施工する新規床材張り付け工程とを備えた床材施工法であって、
前記下地調整剤が、
速硬性セメント30〜40重量部と、
粉末状無機充填剤40〜50重量部、
粉末エマルジョン15〜25重量部、
水溶性高分子0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えず、
前記下地調整剤の水性懸濁液が、水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分から120分で硬化させる硬化速度制御成分を含んでいることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る床材施工法は、請求項1に記載の新規床材張り付け工程が、前記下地表面に水性系接着剤を塗布し、接着剤塗布面に床材を貼着する工程であることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る床材施工用下地調整剤は、請求項1又は2に記載の床材施工法で用いる水性下地調整剤であって、
速硬性セメント30〜40重量部と、
粉末状無機充填剤40〜50重量部、
粉末エマルジョン15〜25重量部、
水溶性高分子0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えず、
水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分から120分で硬化させる硬化速度制御成分を含んでおり、
前記水を添加して混練した懸濁液は、この下地調整剤100重量部に対して、清水が25〜40重量部配合されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る床材施工用下地調整剤は、請求項3に記載の下地調整剤に水を添加して混練した懸濁液を床面上に均一に薄塗り状態で展延塗布可能なことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係る床材施工用下地調整剤は、請求項3又は4に記載の粉末状無機充填剤の平均粒度が50μm以下であることを特徴とするものである。
本発明は、既存の床材の表面上に新たに床材を貼り付ける際に重ね張りが可能な床下地を作製することにより迅速な床材施工法を得ることができるという効果がある。更に、この工法で使用する下地調整剤を得ることができるという効果がある。
本発明の床材施工法の一実施例の作業工程を示す工程図である。 従来の床材施工の一実施例の作業工程を示す工程図である。
本発明においては、既存の床材面、タイルカーペット用粘着残存床面、又は、フローリング床面の何れかの表面上に速硬性セメントと粉末状無機充填剤と粉末エマルジョンとを含む下地調整剤の水性懸濁液を展延塗布する床下地処理工程と、展延塗布した下地調整剤の水性懸濁液を所定時間放置して硬化させる下地硬化工程と、硬化した下地表面に新たな床材を施工する新規床材張り付け工程とを備える。これにより、迅速な床材施工法を得ることができる。
本発明における床下地処理工程としては、既存の床材表面上に速硬性セメント、粉末状無機充填剤、粉末エマルジョン、水溶性高分子を含む下地調整剤において、セルフレベリング性に優れた水性懸濁液が得られ、刷毛やローラ等で容易に平滑面が得られ,展延塗布後は急速に硬化し、既存の床材表面に強力に接着することになる。
本発明における下地調整剤の水性懸濁液が展延塗布される既存の床面としては、下地調整剤の水性懸濁液を塗布して硬化した際に、良好に既存の床面上に設置されるものであればよい。具体的には、硬化時に下地調整剤の粉末エマルジョン等によって貼着されるのであれば、既存のクッションフロア、コンポジションタイル、長尺シート、ホモジニアスタイル、ノンスリップシート等の床材面、タイルカーペット用粘着残存床面、又は、フローリング床面の何れかであればよい。
本発明における下地硬化工程としては、速硬性セメントに添加された硬化促進成分やこれに更に加えられた別の硬化促進剤によって硬化させる工程であればよい。代表的な硬化促進成分又は硬化促進剤としては、アーウィン(3CaO・3Al23・CaSO4)等があげられる。下地硬化時間としては、水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分〜120分、好ましくは、30〜60分で硬化させるものが工期を大幅に短縮させることができる。
本発明における新規床材張り付け工程としては、可能であれば新たな床材施工方法を採用してもよいが、既に種々の内装工事で実施されて床材施工方法が、デザインの多様化への対応、作業者の熟練及び工期の短縮から好ましくは採用される。例えば、クッションフロア、コンポジションタイル、長尺シート、ホモジニアスタイル、ノンスリップシートを貼着することがあげられる。
この場合、貼着には水性接着剤を用いることにより、有機溶媒を含まないため、臭気の問題、工期の短縮等で利点がある。即ち、下地表面に水性系接着剤を塗布し、接着剤塗布面に床材を貼着すればよい。
本発明の床材施工法で用いる水性下地調整剤としては、速硬性セメントと粉末状無機充填剤と粉末エマルジョンと水溶性高分子剤とを含むものであればよく、より好ましくは、速硬性セメント30〜40重量部と、粉末状無機充填剤40〜50重量部、粉末エマルジョン15〜25重量部、水溶性高分子剤0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えず、水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分から120分で硬化させる硬化速度制御成分を含んでいるものがあげられる。
また、既存の床面に展延塗布する下地調整剤の水性懸濁液の粘性は、好ましくは、ペンキを塗布するように刷毛やスポンジローラ等により床面に展延することのできる粘性であって、床面に展延塗布された際に、セルフレベリング性が高い懸濁液となる程度の程度の粘性が用いられる。
この場合、展延塗布後に速硬性セメントと粉末状無機充填剤とにより、水平な表面が急速に硬化するものとなるものであればよい。詳しい水分量としては、例えば、前述の速硬性セメント30〜40重量部と、粉末状無機充填剤40〜50重量部と、粉末エマルジョン15〜25重量部と、水溶性高分子剤0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えない下地調整剤100重量部に対して、清水が25〜40重量部、より好ましくは28〜37重量部配合されればよい。尚、下地調整剤に清水を添加する際には、全量を1回で加えるのではなく、少量ずつを徐々に混ぜ合わせながら加えることにより、下地調整剤の粉末がダマにならない。
本発明の下地調整剤の速硬性セメントとしては、短い時間で硬化するセメントであればよく、好ましくは、混練された水分を水和することができる普通セメント(ポルトランドセメント)に加えて、硬化促進成分であるアーウィン(hauyne)(3CaO・3Al23・CaSO4)が配合された速硬性セメントを用いる。
本発明の下地調整剤の粉末状無機充填剤は、骨材及び増量剤として添加される。この充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、無水石膏、二水石膏、フライアッシュ、クレー、タルク、珪砂、ヒル石、蛇紋岩、中空バルーンの少なくとも1種類以上からなるものが選ばれる。尚、下地調整剤の他の成分である速硬セメント粉末、粉末エマルジョン、粉末水溶性高分子剤が、水と混練り時にダマを発生させやすいことから、骨材・増量剤としての性質に加えて、ダマの抑制のためにも下地調整剤の成分の一つとして添加される。この場合、粒の硬い粉末状無機充填剤を用いるとダマの良好な抑制につながり、特に珪砂が優れている。また、粒が硬い粉末状無機充填剤は、粒径が大きいと床材を施工した場合、粒跡が目立つので、小さな粒径がよく、平均粒径が20μm程度が好ましい。
本発明の下地調整剤の粉末状エマルジョンは、天然ゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン、ウレタン樹脂エマルジョン、エチレン−酢酸ビニル樹脂エマルジョン、エポキシ樹脂エマルジョン、酢酸ビニル樹脂エマルジョン、スチレン−ブタジエンゴム系ラテックス、タッキファイヤーエマルジョンの水分散系接着成分とから選ばれた1つ以上から選ばれる。
本発明の下地調整剤としては、速硬性セメントと粉末状無機充填剤と粉末エマルジョンと水溶性高分子剤とを含むものであればよいが、その他にも、必要に応じて消泡剤、減水剤等を添加してもよい。
本発明の下地調整剤の水溶性高分子剤は、床下地の調整のため、速硬セメント、粉末エマルジョンが多く含まれているので、粘性が高く,水溶性高分子剤は粘りの少ない、セルロース系が流動性に優れ、高いセルフレベリング性を得るために特にヒドロキシプロピルセルロース(HEC)の低重合度(100〜1000)が優れている。
一般的に、下地調整剤の水性懸濁液を水分を吸収しない非吸水性の床面に展延塗布した場合には、懸濁液の溶媒は、有機溶媒ではなく水であるため、乾燥に長時間が必要であることは明白であり、乾燥不十分だと造膜せず、且つ過乾燥になると濡れが悪く、接着不良をきたしてしまうので極めて困難な施工になる。本発明においては、接着成分である粉末状エマルジョンの水性懸濁液中の水分を水和して硬化する速硬性セメントを含んでいるため、非吸水性の床面に展延塗布した場合でも、塗布後に短い時間で硬化し、既存の床面にしっかり貼着した床下地が得られる。
本発明の床材施工法により、既存の床面に対して、重ね張りが可能となる。このため、既存の床材を剥離撤去する工程が不要となるため、撤去費、撤去労力が不要となり、工期を短く、工費を下げることが可能となる。また、硬化性セメント成分による水和反応で乾燥時間も短くなり、結果的に工期が短くすることが可能となる。更に、有機溶媒を使用しない水性系の下地調整剤であるため、水性系の接着剤を使用することにより、作業者、居住者の安全、健康面からも安心である。
また、本発明の下地調整剤粉末状は、持ち運びが楽であり、施工現場で水だけで調整できる。水溶性高分子剤及び粉末状エマルジョンの配合と細かい粉末状無機充填剤とにより、セルフレベリング性が高く、平滑に仕上がるので下地調整準備が容易である。ローラー塗りで容易に塗布でき、熟練を要せず、素人でも塗布できる利点がある。
実施例1(下地調整剤の検証)
次の表1に示す通り、実験例1〜10の組成(重量部)の下地調整剤を作製した。また、下地調整剤100重量部に対して、清水35重量部を加えた水性懸濁液を予め合板上に接着したクッションフロア面に塗布し、展延性と固化状態とを検証した。尚、表中、◎は非常に良好、○は良好、△は良くない、×は不良である。
Figure 0005876715
尚、使用した速硬性セメントは、CS(3CaO・SiO):C2S(2CaO・SiO):CA(3CaO・Al):C4AF(CaO・Al・Fe):CCaSO(3CaO・3Al・CaSO)=27:21:4:6:23の組成のものを使用した。
表1に示す通り、速硬性セメント30〜40重量部と、粉末状無機充填剤40〜50重量部、粉末エマルジョン15〜25重量部、水溶性高分子剤0.5〜2重量部のものが展延性、固化状態共に良好であることが検証された。
実施例2(床材施工法)
図1は本発明の床材施工法の一実施例の作業工程を示す工程図である。図に示す通り、既存の床材をそのままにして重ね張り施工を検証した。試験方法は次の通りである。
(試験方法)
合板面に市販長尺シート(サンゲツ製:エスリューム・プレーンPM・1531)を水性アクリル樹脂系接着剤(ヤヨイ化学工業製:NP5000エコロン)にて接着した。上記長尺シ−ト面に実施例1の実験例2の組成の下地処理剤100重量部に対して、清水30重量部を加えた水性懸濁液を塗布した。尚、塗布厚みは約0.3mm(クラフトテープ約2枚分)とした。
室温(23℃、65%RH)にて30分放置・硬化後、クシメゴテを使用し、上記水性系アクリル樹脂系接着剤を塗布した。塗布後、オープンタイムを15分、30分、45分取り、上記長尺シートを張り付けた。尚、ブランク試験として、合板面にも、水性系アクリル樹脂系接着剤にて長尺シートを施工した。張り付け後、3日間室温放置し、引張り試験機器にて各種付着強度を測定した。
(試験結果)
試験結果は表2に示す通り、長尺シート面に下地調整剤を塗布する事により、新規合板面と同じ下地状態が形成され、長尺シートが施工できた。
Figure 0005876715
以上の通り、速硬セメント効果により、塗布後30分から60分で硬化し、床材施工用接着剤が塗布できるスピード施工が可能である。吸水性の乏しい下地基材面に事前にセメント吸水層が形成されているため、下地に吸水性があり、水性系接着剤が使用できる。溶剤系接着剤で無いため、居住者が張替え現場で生活している場合や施工期間の短い店舗改装等にも十分に対応できる。

Claims (5)

  1. 既存の床材面、タイルカーペット用粘着残存床面、又は、フローリング床面の何れかの表面上に速硬性セメントと粉末状無機充填剤と粉末エマルジョンとを含む下地調整剤の水性懸濁液を展延塗布する床下地処理工程と、
    展延塗布した下地調整剤の水性懸濁液を所定時間放置して硬化させる下地硬化工程と、
    硬化した下地表面に新たな床材を施工する新規床材張り付け工程とを備えた床材施工法であって、
    前記下地調整剤が、
    速硬性セメント30〜40重量部と、
    粉末状無機充填剤40〜50重量部、
    粉末エマルジョン15〜25重量部、
    水溶性高分子0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えず、
    前記下地調整剤の水性懸濁液が、水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分から120分で硬化させる硬化速度制御成分を含んでいることを特徴とする床材施工法。
  2. 前記新規床材張り付け工程が、
    前記下地表面に水性系接着剤を塗布し、接着剤塗布面に床材を貼着する工程であることを特徴とする請求項1に記載の床材施工法。
  3. 請求項1又は2に記載の床材施工法で用いる水性下地調整剤であって、
    速硬性セメント30〜40重量部と、
    粉末状無機充填剤40〜50重量部、
    粉末エマルジョン15〜25重量部、
    水溶性高分子0.5〜2重量部との合計が100重量部を超えず、
    水を添加して混練した懸濁液を展延塗布した後に20分から120分で硬化させる硬化速度制御成分を含んでおり、
    前記水を添加して混練した懸濁液は、この下地調整剤100重量部に対して、清水が25〜40重量部配合されていることを特徴とする床材施工用下地調整剤。
  4. 前記下地調整剤に水を添加して混練した懸濁液を床面上に均一に薄塗り状態で展延塗布可能なものであることを特徴とする請求項3に記載の床材施工用下地調整剤。
  5. 前記粉末状無機充填剤の平均粒度が50μm以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載の床材施工用下地調整剤。
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