JP5876161B2 - オペレーティングシステムの初期化中にマルチメディアデータを表示する技術 - Google Patents

オペレーティングシステムの初期化中にマルチメディアデータを表示する技術 Download PDF

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Description

最新のコンピューティングシステム及びコンシューマ電子機器の性能は、近年急速に向上している。性能が進化した1つの具体的な領域が処理能力である。更に、最新のコンピューティングシステム及びコンシューマ電子機器のマルチメディア出力機能も進化してきている。最新のシステム及び機器は、多くの場合、豊富で高解像度な娯楽及びマルチメディアコンテンツを出力することができる。最新のシステム及び機器の機能が向上して、ユーザからの期待も大きくなっている。処理能力及び出力機能が向上し続けているので、マルチメディア娯楽体験を全ての可能な機会に提供することが、重要な設計留意点となっている。その結果、コンピューティングシステム及びコンシューマ電子機器が、可能な限り、マルチメディアデータ出力を最適化することが望ましい。従って、オペレーティングシステムの初期化中にマルチメディアデータを表示する技術に対する強い要求が存在する。
タイミング図の1つの実施形態を示している。
第1装置の1つの実施形態を示している。
第2装置の1つの実施形態を示している。
第1ロジック図の1つの実施形態を示している。
第2ロジック図の1つの実施形態を示している。
第1システムの1つの実施形態を示している。
第2システムの1つの実施形態を示している。
第3装置の1つの実施形態を示している。
種々の実施形態は概して、オペレーティングシステムの初期化中にマルチメディアデータを出力することができるように設計される技術に関するものである。種々の実施形態は、コンピューティングシステムを初期化すること、第1プロセッサ回路を使用してコンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化すること、第2プロセッサ回路を使用してコンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化すること、及びオペレーティングシステムの初期化中に、マルチメディア再生システムを使用して1又は1より多いマルチメディアストリームを出力することを含む技術を提供する。他の実施形態が記載され、特許請求される。
スマートTV、セットトップボックス、又はブルーレイディスクプレーヤのような計算機器及びコンシューマ電子(CE)機器の場合、システムが静止画像をシステムブート中に表示することが基本的なユーザ体験要求である。しかしながら、ユーザからの期待が、システム能力と一緒に大きくなり続けているので、ロゴのような静止画像を単に表示することは、利用可能な計算能力を十分に利用していることにはならず、かつユーザの関心を惹き、そして維持するために十分でもない。種々の実施形態では、ユーザ体験は、幾つかのプラットフォームにおいて行われてきた簡単なアニメーションをシステムブート中に取り入れることにより向上させることができる。しかしながら、幾つかの実施形態では、この解決手段は、システムブートを実行しながら、アニメーションをストレージから読み込み、必要な復元又は他の処理を実行する中央処理装置(CPU)の方に必要とされる負担が増えてしまう。これらの種類のアニメーションが伴うオーディオを現在の解決手段の下で取り込むことは、殆ど不可能であり、システムブート時間に大きな悪影響を与えてしまう。
本明細書において記載される種々の実施形態は、システムブート中にマルチメディアデータを出力することを可能にする技術を提供する。OSがブートするのを長時間待つのではなく、幾つかの実施形態は、ブート処理中で、かつ、OS使用の準備が整っているときに、色鮮やかな短い映像を提示することができるシステムを提供することができ、映像再生に割り込むことができ、システムを切り替えて元のOSデスクトップに戻すことができる。例えば、種々の実施形態は、多くの最新の計算機器及びCE機器に含まれるマルチメディアプロセッサのハードウェア機能を利用して、メディア再生システムを実現することができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態は、1又は1より多い構成要素を含むことができる。1つの構成要素は、特定の操作を実行するように構成される任意の構造を備えることができる。各構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせとして、設計パラメータ又は性能制約の所与の組み合わせによって要求されるように実装されることができる。種々の実施形態は、ある構成における特定の構成要素を用いて例を通して記載されるが、種々の実施形態は、別の構成における構成要素の組み合わせを含むことができる。
「1つの実施形態」又は「一実施形態」と表記される場合、当該表記は必ず、実施形態に関連して記載される特定の機能、構造、又は特徴が少なくとも1つの実施形態に含まれていることを意味していることに留意されたい。「1つの実施形態において」又は「一実施形態において」というフレーズが本明細書の種々の箇所に現われるが、これは必ずしも、これらのフレーズの全てが、同じ実施形態を指している訳ではない。
図1は、タイミングチャート100の1つの実施形態を示している。タイミングチャート100は、幾つかの実施形態では、システムスタートアップ101中に、オペレーティングシステム106の初期化又はブートと並行して、メディア再生108が生じる過程を例示することができる。種々の実施形態では、電源投入、リセット、又は他のリスタート動作(例えば、システムスタートアップ101)に続くコンピュータシステムの初期化は、ベーシック入力/出力システム(BIOS)ブートとも表記されるプラットフォームの初期化又はコンピューティングシステムの初期化102、及びそれに続くオペレーティングシステム(OS)106の初期化又はOSブートを含む。BIOSブート102は、約2〜3秒を要する可能性がある。種々の実施形態では、OSブート106は、非常に長い時間を要し、幾つかの実施形態では、約10秒、20秒、32秒、又はそれより長い時間を要する可能性がある。
幾つかの実施形態では、BIOSブート102中に提供されるサービスによって異なるが、OSブートロジックは、OSブート106中に、比較的簡単なグラフィックスをディスプレイに描画することができる。これらのグラフィックスはOSロジックに関連しているので、これらのグラフィックスは、通常、OSベンダーに関連している。タイミングチャート100に示すように、そして本明細書の他の箇所に更に詳細に説明されているように、幾つかの実施形態は、メディア再生システムを含むことができ、このメディア再生システムがシステムスタートアップ101の一部として初期化104されることで、メディア再生108をOSブート106と並行して生じさせることができる。種々の実施形態では、メディア再生108によって、プラットフォームグラフィックスを、OS106の初期化中に表示することができ、幾つかの実施形態では、プラットフォームグラフィックスを、BIOSブート中又はBIOSブートの一部が行われているときに表示することができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
タイミングチャート100に示されるように、OSの準備が整っているとき110に、メディア再生108は、割り込まれ又はさもなければ停止112されることができる。この時点では、幾つかの実施形態において、OSは、コンピューティング装置に対する制御を再開することができ、正常なシステム動作を進めることができる。種々の実施形態では、メディア再生108がOSブート106中に可能になると、ユーザ体験を向上させることができ、可能にならない場合のこの拘束的な、場合によっては苛立たしい待ち時間中に提示されるメディアの種類及び利用を広げることができる。
本明細書において使用されるように、「プラットフォームグラフィックス」という用語は、オペレーティングシステム初期化ロジックによって生成されるOS初期化グラフィックス以外のグラフィックスを指す。種々の実施形態では、プラットフォームグラフィックスは、オーディオ、ビデオ、静止画像、テキスト、壁紙、及びスキンのうちの1又は1より多くを含むことができる。「プラットフォームグラフィックス」、「プラットフォームビデオ」、「マルチメディアデータ」、及び「マルチメディアストリーム」という用語は、本明細書においては同じ意味に使用することができる。幾つかの実施形態では、プラットフォームグラフィックスとして、サードパーティ製品又はサービスに関連し、かつ広告グラフィックスを含むことができるグラフィックス、コンピュータプラットフォームベンダー又は製造業者が提供するグラフィックス、コンピュータシステムに対する制御を行うか、又は実行し、かつ管理対象ホストプロバイダを含むエンティティに関連するグラフィックス、及び個人グラフィックスを挙げることができるが、これに限定されない。プラットフォームグラフィックスは、OS初期化グラフィックスに代わって、種々の実施形態において表示することができる。別の構成として、OS初期化グラフィックスは、プラットフォームグラフィックスと、幾つかの実施形態において融合させることができる。幾つかの実施形態では、プラットフォームグラフィックスは、1又は1より多い高解像度(HD)ビデオストリーム、及び付随する、又は対応するオーディオストリームを含むことができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図2Aは、装置の1つの実施形態を示している。図2Aは、装置200のブロック図を示している。装置200は、コンピューティングシステム又はコンシューマ電子機器を幾つかの実施形態において備えることができ、これらの用語は以後、同じ意味に使用することができる。図2Aに示すように、装置200は、メモリ204、メディアプロセッサ206、プロセッサ208、オペレーティングシステム(OS)210、及びメディアシステムメモリ212のような複数の構成要素を備える。しかしながら、これらの実施形態は、この図に示す構成要素又は構成に限定されない。
種々の実施形態では、プロセッサ208は、1又は1より多いプロセッサコアを含む中央処理ユニットを備えることができる。プロセッサ208は、例えば、CPU、マルチプロセッシングユニット、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、パイプラインを有するプロセッサ、複雑命令セットコンピュータ(CISC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのような任意の種類の処理ユニットを含むことができる。
メモリ204は、任意の適切な種類のメモリユニット、メモリデバイス、メモリ製品、メモリ媒体、記憶装置、ストレージ製品、ストレージ媒体、レジスタ、及び/又はストレージユニット、例えば、メモリ、着脱可能媒体又は着脱不能媒体、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、又は揮発性媒体又は不揮発性媒体、消去可能媒体又は消去不能媒体、書込み可能媒体又は再書込み可能媒体、デジタル媒体又はアナログ媒体、ハードディスク、フロッピィディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、磁気光媒体、着脱可能メモリカード又は着脱可能メモリディスク、種々の種類のデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを備えることができる。
種々の実施形態では、OS210は、コンピューティング装置200のコンピュータハードウェアリソースを管理するように動作するプログラムセットを含むことができ、アプリケーションソフトウェアの共通サービスを提供することができる。幾つかの実施形態では、OS210は、アプリケーションプログラムとコンピューティング装置200との間の仲介手段として機能して、入力及び出力、及びメモリ割り当てのようなハードウェア機能を行うように動作することができる。OS210の例として、Microsoft Windows(登録商標)、Mac OS X(登録商標)、iOS(登録商標)、Linux(登録商標)、及びAndroid(登録商標)を挙げることができるが、これに限定されない。他の実施形態が記載され、特許請求される。
メディアシステムメモリ212は、幾つかの実施形態において、メモリ204の予約された部分を含むことができる。例えば、メディアシステムメモリ212は、OS210によって操作されない状態を保持することができるBIOSに予約されたメモリ204の一部を含むことができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
メディアプロセッサ206は、マイクロプロセッサを搭載したシステムオンチップ(SOC)装置又は回路を種々の実施形態において含むことができる。幾つかの実施形態では、メディアプロセッサ206は、マルチメディアデータ又はデジタルストリーミングデータをリアルタイムに処理するように動作することができる。例えば、メディアプロセッサ206は、非圧縮デジタルビデオ、圧縮デジタルビデオ(例えば、MPEG−1、MPEG−2、MPEG−4)又はデジタルオーディオのうちの1又は1より多くを処理するように動作することができる。種々の実施形態では、メディアプロセッサ206は、任意の数のメディアデータタイプを扱うように最適化されたマイクロプロセッサ、1又は1より多いメモリインターフェース、ストリーミングメディアインターフェース、及び図2Bを参照して詳細に説明される種々のデジタルメディアコーデックを扱うように動作する1又は1より多い特殊機能ユニットを備えることができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
メディアプロセッサ206のようなメディアプロセッサは、最新のコンピューティング装置及びコンシューマ電子機器に広く使用されている。例えば、スマートテレビ、セットトップボックス、高解像度メディアプレーヤ及びブルーレイメディアプレーヤ、及び他の機器は多くの場合、メディアプロセッサ206を含む。幾つかの実施形態では、メディアプロセッサ206は、SOC装置を備える。メディアプロセッサ206の内部構成要素は、製品と機器とで異なるが、ある一定の度合いで共通の構造を有している。例えば、多くのメディアプロセッサは、図2Bを参照して更に詳細に説明されるように、1又は1より多いメディア再生パイプライン又はメディア再生システムを含む。
種々の実施形態では、メディアプロセッサ206は、メディア再生システムを初期化するように動作することができる。例えば、メディアプロセッサ206は、1又は1より多い機能ユニットを含むことができ、これらの機能ユニットは、メディアシステムメモリ212とともに、メディアプロセッサ206によって制御されるメディア再生システムを形成する。幾つかの実施形態では、プロセッサ208は、オペレーティングシステム210を初期化するように動作するプロセッサ回路を備えることができる。例えば、プロセッサ208は、コンピューティング装置200のCPUを備えることができ、CPUは、従来のアプリケーションをOS210による制御下に実行する、又は実施する役割を担当することができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
メディア再生システムは、幾つかの実施形態では、メディアプロセッサ206による制御下で、1又は1より多いマルチメディアストリームをOS210の初期化中に出力するように動作することができる。例えば、図1に示すように、プロセッサ208がOS210を初期化する間に、メディアプロセッサ206は、1又は1より多い高解像度ビデオ及びオーディオストリームをデジタルディスプレイ(図示せず)に出力するように動作することができる。
種々の実施形態では、プロセッサ208は、OS210の初期化が完了していると判断し、メディアプロセッサ206に割り込みを送信してマルチメディアストリームの出力を停止し、OS210の1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するように動作することができる。例えば、OS210が初期化され、動作の準備が整ったときに、プロセッサ208は、メディア再生システムに割り込むことができる。このように、メディア再生システムは、OS210が初期化されている間に、マルチメディアデータを再生することができ、そして準備が整ったときに、プロセッサ208及びOS210が、コンピューティング装置200に対する制御を獲得して、通常の計算動作を行うようにすることができる。幾つかの実施形態では、OS210がブートしている間にマルチメディアデータが再生されることができるようにするために、BIOSは、偽フレームバッファアドレスを報告して、任意の所望のOS210のグラフィック出力をマスクするように動作することができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態では、マルチメディアデータの並列再生を及びOS210の初期化を可能とするメディアプロセッサ206のメディア再生パイプライン又はメディア再生システムが、図2Bを参照して更に詳細に説明されることができる。
図2Bは、装置の1つの実施形態を示している。図2Bは、装置250のブロック図を示している。装置250は、コンピューティングシステム又はコンシューマ電子機器を幾つかの実施形態において備えることができ、図2Aのコンピューティング装置200と同様又は類似のものとすることができ、図2Aでは、同類の構成要素には同様の参照番号が付されている。種々の実施形態では、装置250は、分解した状態又は拡大した状態で見えるメディアプロセッサ206、及びメディア/予約されたシステムメモリ212を備えることができる。これらの実施形態は、この図に示す構成要素の数、種類、又は配置に限定されない。
図2Bに示すように、メディアプロセッサ206は、複数の機能ブロックを含むことができ、これらの機能ブロックは、ともにメディア再生パイプライン又はメディア再生システムを形成する。例えば、メディアプロセッサ206は、デマルチプレクサ220、プリプロセッサ222、デコーダ224、及びポストプロセッサ226を含むが、これに限定されない。これらの機能ユニットのそれぞれは更に、関連するファームウェア230を幾つかの実施形態において含む。種々の実施形態では、複数のハードウェア機能ユニット220〜226及びファームウェア230が組み合わされて、OS210から独立して実行することができる自己管理パイプラインを形成することができる。
幾つかの実施形態では、メディア再生システムの各ノード又は機能ユニット220〜226は、ファームウェア230又はマイクロコード、及びハードウェア220〜226の2つの構成要素から構成される。ハードウェアのみによる処理ユニット、又はソフトウェアのみによる処理ユニットを用いるのではなく、本明細書において記載される種々の実施形態は、ハードウェア220〜226及びファームウェア230を組み合わせて、これまでのシステムよりも高い柔軟性及び安定性を備えることができるメディア再生システムを形成する。
種々の実施形態では、デマルチプレクサロジック220は、プログラムストリーム(PS)250をメディアソース214から受信し、ビデオ及びオーディオストリームをプログラムストリームから抽出してエレメンタリストリーム(ES)を形成し、エレメンタリストリーム252をシステムメモリ212の予約された部分の第1環状バッファ232に送信するように動作することができる。メディアソース214は、図2Bに示すように、トランスポートストリームバッファ又はプログラムストリームバッファ214のような、メモリ204内のローカルメディアソースを含むことができる。他の実施形態では、メディアソースは、外部メディアプレーヤ、ケーブル又は衛星プロバイダ、又はこの技術分野の当業者が理解できる任意の他の適切なメディアソースのような外部メディアソース又はコンテンツプロバイダを含むことができる。
プリプロセッサロジック222は、種々の実施形態では、エレメンタリストリーム254を第1環状バッファ232から取り出し、エラー補正をエレメンタリストリーム254に対して行い、エラー補正が行われると、圧縮ビットストリーム(BS)256をシステムメモリ212の予約された部分の第2環状バッファ234に送信するように動作することができる。幾つかの実施形態では、デコーダロジック224は、圧縮ビットストリーム258を第2環状バッファ234から取り出し、1又は1より多いデコードアルゴリズムを用いて圧縮ビットストリーム258をデコードすることにより、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリーム(FB)260を生成し、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリーム260をシステムメモリ212の予約された部分の第3環状バッファ236に送信するように動作することができる。種々の実施形態では、実際のビデオ及びオーディオデコードタスクはこの場合、デコーダロジック224で行われる。例えば、リアルタイムHD再生の要件を満たすために、デコーダロジック224は、システムが必要とする異なるデコードアルゴリズムに従って高度に最適化される専用シリコン又はDSPを備えることができる。
幾つかの実施形態では、ポストプロセッサロジック226は、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリーム262を第3環状バッファ236から取り出し、ノイズリダクション、画像スケーリング、又は他の適切な後処理動作のうちの1又は1より多くを、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリーム262に対して行って、1又は1より多いマルチメディアストリーム240を生成し、1又は1より多いマルチメディアストリーム240を出力するように動作することができる。例えば、1又は1より多いマルチメディアストリーム240は、メディアシステムによるデジタルディスプレイへの再生として出力されることができる。種々の実施形態では、ポストプロセッサロジック226は、デコード済みのビデオ及びオーディオの品質を向上させるように動作することができる。例えば、ノイズリダクション、スケーリング、及び他の補正は、ポストプロセッサロジック226により行うことができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態では、メディアプロセッサ206の機能ユニット220〜226は、多数の消費者−製造業者間の関係を形成して、メディア再生システムを形成することができる。例えば、自己管理パイプラインでは、第1処理ユニット220の出力は、後続のユニット222の入力に接続され、第2ユニット222の出力は、第3ユニット224の入力に接続され、第3ユニット224の出力は、第4ユニット226の入力に接続されるなど、他の処理ユニットの出力も同様に接続される。このように、2つの隣接する機能ユニットの間の関係は、実際には、一対の製造業者単位及び消費者単位である。この関係を利用することにより、種々の実施形態では、共有環状バッファ(例えば、それぞれ232、246、及び236)は、2つの処理ユニットの間の全てのアクセス競合を解消するように動作することができる。種々の実施形態では、環状バッファ232、234、及び236は、単一の固定サイズのバッファを、バッファがエンドツーエンドで接続されているかのように利用するデータ構造を備える任意の適切な環状バッファ、巡回バッファ、又はリングバッファを含むことができる。幾つかの実施形態では、環状バッファ232、234、及び236の構造は、データストリームを必要に応じて、記載のマルチメディア再生システムに一時的に格納するように容易に適合させることができる。
元のデコード機能の他に、幾つかの実施形態では、余分のブロックをファームウェア230のワークフローに追加することができる。例えば、各処理ユニット220〜226は、データを環状バッファ232、234、236から積極的にフェッチし、出力がある場合に、後段のユニットに入力することができる。図2Bにメディアプロセッサ206の一部であるとして図示されているが、ファームウェア230は、メモリ204、メモリ212、又は任意の他の適切なロケーションに格納することができ、この構成も記載の実施形態の範囲に含まれることを理解されたい。幾つかの実施形態では、ファームウェア230は、各機能ユニット220〜226に専用とすることができる。ファームウェア230のワークフローについて、図3を参照しながら更に詳細に説明する。
図3は、論理フロー300の1つの実施形態を示している。種々の実施形態では、論理フロー300は、種々のシステム、及び/又はデバイスによって実行することができ、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はこれらの任意の組み合わせとして、設計パラメータ又は性能制約の所与の組み合わせを満たすように実現することができる。例えば、論理フロー300の1又は1より多い操作は、論理デバイス(例えば、コンピュータ、プロセッサ)によって実行される実行可能プログラミング命令又はコンピュータ可読命令により実装されることができる。幾つかの実施形態では、論理又は命令は、コンピュータプロセッサによって実行される非一時的なコンピュータ可読記憶媒体で具体化することができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
論理フロー300は、幾つかの実施形態では、図2Bのファームウェア230のワークフローを例示することができる。302では、ファームウェアは、データを環状バッファから入手することができるかどうかを判断することができる。例えば、ファームウェア230は、データを環状バッファ232、234、236のいずれから入手することができるかどうかを判断するように動作することができる。304では、幾つかの実施形態において、ファームウェアは、データを環状バッファから入手することができる場合に、環状バッファのデータを隣の論理ユニットに送信することができる。例えば、ファームウェア230は、データを環状バッファ234から入手することができると判断する場合、データはデコーダ224に送信することができる。
種々の実施形態では、1又は1より多い処理ユニットのファームウェアは、1又は1より多い対応する環状バッファに継続的にポーリングし、一旦、入力を入手すると、ファームウェアは、データを専用ハードウェアに送信して更に処理することができる。種々の実施形態では、306において、ファームウェアは、出力があるかどうかを判断することができる。例えば、データ出力がある場合、ファームウェア230は、出力環状バッファを308において更新することにより、メディア再生パイプラインの隣の機能ユニットに通知するように動作することができる。種々の実施形態では、マルチメディア再生システムの各処理ユニット又は各機能ユニットは、同じポーリングロジックに従うパイプラインにファームウェアを含むことができる。ファームウェアは、その入力としてデータをフェッチする責任を負うので、制御プロセッサの関与が必要とされず、幾つかの実施形態では、自動的に実行されるパイプラインが構築されることができる。
種々の実施形態では、図1〜3で説明されたメディア再生システムは、マルチメディアデータを出力する既存の解決手段を改善できる。例えば、幾つかのこれまでの解決手段は、ソフトウェアのみによる方法に頼っていたが、この方法は、CPU時間の大きな割合を占めることにより、OSブート時間が長くなる問題を含む種々の問題を起こす虞がある。幾つかの実施形態では、HDコンテンツは、ソフトウェアのみで処理を行うデコーダに関する非常に困難な解決課題を含んでいる可能性がある。例えば、CE市場では、最新の機器に利用される制御プロセッサは、普通、PCのプロセッサほどには高性能ではないので、HDビデオをソフトウェアでデコードすることが殆ど不可能になり、HDオーディオを同時に追加することが更に困難な解決課題になっている。
上述した実施形態は、これらの以前のソフトウェアシステムを、別々にかつOSの外部で並行して動作することにより改善できる。種々の実施形態では、上述した実施形態は、メディアシステムが個別システムとして実現されるので、追加のCPU時間又はCPU電力を消費することがない。従って、メディア再生能力が向上し、システム/OSブート時間が影響を受けることがない。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図4は、論理フロー400の1つの実施形態を示している。種々の実施形態では、論理フロー400は、種々のシステム、及び/又はデバイスによって実行することができ、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はこれらの任意の組み合わせとして、設計パラメータ又は性能制約の所与の組み合わせを満たすように実装されることができる。例えば、論理フロー400の1又は1より多い操作は、論理デバイス(例えば、コンピュータ、プロセッサ)によって実行される実行可能プログラミング命令又はコンピュータ可読命令により実装されることができる。幾つかの実施形態では、論理又は命令は、コンピュータプロセッサによって実行される非一時的なコンピュータ可読記憶媒体で具体化されることができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
種々の実施形態では、コンピューティングシステムは402において初期化されることができる。例えば、図2A及び図2Bを参照して説明したコンピューティングシステムを電源投入される、リスタートされる、又はさもなければ動作開始させられる又はブートアップされることができる。404では、幾つかの実施形態において、コンピューティングシステムのメディア再生システムは、第1プロセッサ回路を使用して初期化することができる。例えば、コンピューティング装置200のメディア再生システムは、メディアプロセッサ回路206を使用して初期化されることができる。種々の実施形態では、コンピューティングシステムのオペレーティングシステムは、406において、第2プロセッサ回路を使用して初期化されることができる。例えば、コンピューティング装置200のOS210は、プロセッサ回路208によって初期化されることができる。種々の実施形態では、第1プロセッサ回路は、システムオンチップ(SOC)メディア処理回路を備えることができ、第2プロセッサ回路は、中央処理ユニット(CPU)を備えることができる。
408では、幾つかの実施形態において、1又は1より多いマルチメディアストリームは、オペレーティングシステムの初期化中に、メディア再生システムを使用して出力されることができる。例えば、プロセッサ208によるOS210の初期化中に、メディアプロセッサ206は、高解像度ビデオ及びオーディオストリームを含む1又は1より多いマルチメディアストリームを出力する能力があるメディア再生システムを実行又は制御するように動作することができる。図1を参照して説明したように、1又は1より多いマルチメディアストリームの出力は、プロセッサ208とは別体でかつ異なるシステムによって実行されることができるので、出力は、OSブートと並行して生じ、OSブート時間に悪影響を与えない。他の実施形態が記載され、特許請求される。
種々の実施形態では、オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断されると、マルチメディア出力は、第2プロセッサ回路を使用して割り込まれることができ、オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素は、第2プロセッサ回路を使用して出力されることができる。例えば、種々の実施形態では、プロセッサ208は、OS210が初期化されて使用の準備が整っていることを判断するように動作することができ、次に、メディア再生システムに割り込み又はさもなければ停止することにより、プロセッサ208及びOS210による制御下で通常の計算動作を行うことができる。
メディア再生システムは、幾つかの実施形態では、複数の機能ユニットを含むことができる。例えば、図2Bを参照して説明したように、メディアプロセッサ206又はメディア再生システムは、デマルチプレクサロジック220、プリプロセッサロジック222、デコーダロジック224、及びポストプロセッサロジック226を含むことができるが、これに限定されない。種々の実施形態では、プログラムストリームは、メディア再生システムのデマルチプレクサロジックで受信することができ、ビデオ及びオーディオストリームは、プログラムストリームから抽出してエレメンタリストリームを形成することができ、エレメンタリストリームは、システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに送信することができる。例えば、デマルチプレクサロジック220は、プログラムストリーム又はトランスポートストリームをTS/PSバッファ214から受信し、ビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、エレメンタリストリームを予約されたシステムメモリ212の環状バッファ232に送信するように動作することができる。
幾つかの実施形態では、エレメンタリストリームは、第1環状バッファから、メディア再生システムのプリプロセッサロジックで取り出すことができ、エラー補正は、エレメンタリストリームに対して行うことができ、圧縮ビットストリームは、エラー補正が行われると、システムメモリの予約された部分の第2環状バッファに送信することができる。例えば、プリプロセッサロジック222は、エレメンタリストリームを環状バッファ232から受信し又は取り出し、エラー補正をストリームに対して行って圧縮ビットストリームを形成し、圧縮ビットストリームを予約されたシステムメモリ212の環状バッファ232に送信するように動作することができる。
幾つかの実施形態では、圧縮ビットストリームは、第2環状バッファから、メディア再生システムのデコーダロジックで取り出されることができ、圧縮ビットストリームは、1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用してデコードされることにより、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成することができ、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームは、システムメモリの予約された部分の第3環状バッファに送信されることができる。例えば、デコーダ224は、圧縮ビットストリームを環状バッファ234から取り出し、圧縮ビットストリームをデコードして、生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、生のビデオ及びオーディオデータストリームを予約されたシステムメモリ212の環状バッファ236に送信するように動作することができる。
種々の実施形態では、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームは、第3環状バッファから、メディア再生システムのポストプロセッサロジックで取り出されることができ、ノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多い処理は、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対して行われることにより、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成することができ、1又は1より多いマルチメディアストリームが出力されることができる。例えば、ポストプロセッサロジック226は、生のビデオ及びデータストリームを環状バッファ236から取り出し、生のビデオ及びオーディオデータストリームに対して後処理動作を実行し、処理後のマルチメディアストリームを、240で再生として出力するように動作することができる。幾つかの実施形態では、再生は、例えば、ビデオ広告のようなHDビデオ及びオーディオストリームを含むことができる。他の実施形態が記載され、特許請求される。
図5は、例示的なシステム実施形態の図である。具体的には、図5は、種々の構成要素を含むことができるシステム500を示す図である。例えば、図5は、システム500が、プロセッサ502と、チップセット504と、入力/出力(I/O)デバイス506と、ランダムアクセスメモリ(RAM)(ダイナミックRAM(DRAM)のような)508と、リードオンリメモリ(ROM)510と、種々のプラットフォーム構成要素514(例えば、ファン、クロスフロー送風機、ヒートシンク、DTMシステム、冷却システム、ハウジング、ベントなど)とを含むことができることを示している。これらの構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせとして実現されることができる。しかしながら、これらの実施形態は、これらの構成要素に限定されない。
図5に示すように、I/Oデバイス506、RAM508、及びROM510は、チップセット504を介してプロセッサ502に結合される。チップセット504は、バス512を介してプロセッサ502に結合されることができる。従って、バス512は、複数の配線を含むことができる。
プロセッサ502は、1又は1より多いプロセッサコアを含む中央処理ユニットとすることができ、任意の数のプロセッサコアを有する任意の数のプロセッサを含むことができる。プロセッサ502は、例えば、CPU、マルチプロセッシングユニット、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、パイプラインを有するプロセッサ、複雑命令セットコンピュータ(CISC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)などのような任意の種類の処理ユニットを含むことができる。
図示されないが、システム500は、イーサネット(登録商標)インターフェース、及び/又はユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェース、及び/又は類似のインターフェースのような種々のインターフェース回路を含むことができる。幾つかの例示的な実施形態では、I/Oデバイス506は、インターフェース回路に接続されてデータ及びコマンドをシステム500に入力する1又は1より多い入力デバイスを含むことができる。例えば、これらの入力デバイスは、キーボード、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント、音声認識システム、及び/又は類似の入力デバイスを含むことができる。同様に、I/Oデバイス506は、これらインターフェース回路に接続されて情報をオペレータに出力する1又は1より多い出力デバイスを含むことができる。例えば、これらの出力デバイスは、1又は1より多いディスプレイ、プリンタ、スピーカ、及び/又は他の出力デバイスを必要に応じて含むことができる。例えば、これらの出力デバイスのうちの1つは、デジタルディスプレイとすることができる。ディスプレイは、陰極線管(CRT)、液晶表示装置(LCD)、又は任意の他の種類のディスプレイとすることができる。
システム500は更に、ネットワークに至る接続を介して、他のデバイスとデータを授受する有線又は無線ネットワークインターフェースを有することができる。ネットワーク接続は、イーサネット(登録商標)接続、デジタル加入者線(DSL)、電話回線、同軸ケーブルなどのような任意の種類のネットワーク接続とすることができる。ネットワークは、インターネット、電話網、ケーブルネットワーク、無線ネットワーク、パケット交換ネットワーク、回線交換ネットワーク、及び/又は類似のネットワークのような任意の種類のネットワークとすることができる。
図6は、システム600の一実施形態を示している。種々の実施形態では、システム600は、メディアシステムとすることができるが、システム600はこの点に関して限定されない。例えば、システム600は、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、ウルトララップトップコンピュータ、タブレット、タッチパッド、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、パームトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話機、複合携帯電話機/PDA、テレビ、スマートデバイス(例えば、スマートフォン、スマートタブレット、又はスマートテレビ)、モバイルインターネットデバイス(MID)、メッセージングデバイス、データ通信デバイスなどに組み込むことができる。
種々の実施形態では、システム600は、ディスプレイ620に結合されるプラットフォーム602を備える。プラットフォーム602は、コンテンツサービス装置630又はコンテンツ配信装置640、或いは他の同様のコンテンツソースのようなコンテンツデバイスからコンテンツを受信することができる。1又は1より多いナビゲーション機構を備えるナビゲーションコントローラ650を使用して、例えば、プラットフォーム602及び/又はディスプレイ620と対話することができる。これらの構成要素のそれぞれについて以下に更に詳細に説明する。
種々の実施形態では、プラットフォーム602は、チップセット605、プロセッサ610、メモリ612、ストレージ614、グラフィックスサブシステム615、アプリケーション616、及び/又は無線機618の任意の組み合わせを含むことができる。チップセット605は、プロセッサ610、メモリ612、ストレージ614、グラフィックスサブシステム615、アプリケーション616、及び/又は無線機618の間の相互通信を可能にする。例えば、チップセット605は、ストレージ614との間の相互通信を可能にするストレージアダプター(図示せず)を含むことができる。
プロセッサ610は、複雑命令セットコンピュータ(CISC)プロセッサ、又は縮小命令セットコンピュータ(RISC)プロセッサ、x86命令セット対応プロセッサ、マルチコア、又は任意の他のマイクロプロセッサ、又は中央処理ユニット(CPU)として実現されることができる。種々の実施形態では、プロセッサ610は、デュアルコアプロセッサ、デュアルコアモバイルプロセッサなどを含むことができる。
メモリ612は、揮発性メモリデバイスとして実現されることができ、揮発性メモリデバイスとしては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、又はスタティックRAM(SRAM)などが挙げられるが、これに限定されない。
ストレージ614は、不揮発性ストレージデバイスとして実現されることができ、不揮発性ストレージデバイスとしては、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、内部ストレージデバイス、外部接続ストレージデバイス、フラッシュメモリ、バッテリ支援SDRAM(シンクロナスDRAM)、及び/又はネットワーク接続ストレージデバイスなどが挙げられるが、これに限定されない。種々の実施形態では、ストレージ614は、例えば、複数のハードドライブを取り付ける場合に、記憶性能を高価なデジタル媒体の保護が強化されるように向上させる技術を含むことができる。
グラフィックスサブシステム615は、表示のために静止画像又はビデオのような画像の処理を実行することができる。グラフィックスサブシステム615は、例えば、グラフィックス処理ユニット(GPU)又は視覚情報処理ユニット(VPU)とすることができる。アナログ又はデジタルインターフェースが、グラフィックスサブシステム615及びディスプレイ620を通信可能に結合するために利用されることができる。例えば、インターフェースは、高解像度マルチメディアインターフェース、ディスプレイポート、ワイヤレスHDMI(登録商標)、及び/又はワイヤレスHD準拠技術のうちのいずれかとすることができる。グラフィックスサブシステム615は、プロセッサ610又はチップセット605に統合されることができる。グラフィックスサブシステム615は、チップセット605に通信可能に結合されるスタンドアロン型カードとすることができる。
本明細書において記載されるグラフィックス及び/又はビデオ処理技術は、種々のハードウェアアーキテキチャにより実現することができる。例えば、グラフィックス及び/又はビデオ機能は、チップセットに内蔵されることができる。別の構成として、離散グラフィックス及び/又はビデオプロセッサを用いられることができる。更に別の実施形態として、グラフィックス及び/又はビデオ機能は、マルチコアプロセッサを含む汎用プロセッサにより実現されることができる。更に別の実施形態では、これらの機能は、コンシューマ電子機器内で実現されることができる。
無線機618は、信号を種々の適切なワイヤレス通信技術を用いて送受信する能力を有する1又は1より多い無線機を含むことができる。このような技術では、1又は1より多いワイヤレスネットワークを介する通信を含むことができる。例示的なワイヤレスネットワークは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)、ワイヤレスメトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、携帯電話ネットワーク、及び衛星ネットワークを含む。(しかしこれに限定されない)このようなネットワークを介する通信において、無線機618は、いずれかのバージョンの1又は1より多い標準規格に準拠して動作することができる。
種々の実施形態では、ディスプレイ620は、任意のテレビ型モニタ又はディスプレイを備えることができる。ディスプレイ620は、例えば、コンピュータディスプレイスクリーン、タッチスクリーンディスプレイ、ビデオモニタ、テレビのようなデバイス、及び/又はテレビを含むことができる。ディスプレイ620は、デジタル及び/又はアナログとすることができる。種々の実施形態では、ディスプレイ620は、ホログラフィックディスプレイとすることができる。また、ディスプレイ620は、視覚的投影図を受け取ることができる透過表面とすることができる。このような投影図は、種々の形態の情報、画像、及び/又はオブジェクトを伝送することができる。例えば、このような投影図は、モバイル拡張現実(MAR)アプリケーションの視覚的オーバーレイとすることができる。1又は1より多いソフトウェアアプリケーション616による制御下で、プラットフォーム602はユーザインターフェース622をディスプレイ620に表示することができる。
種々の実施形態では、コンテンツサービス装置630は、任意の自国サービス、国際的サービス、及び/又は個別サービスによって受け入れられることができるので、例えば、インターネット経由でプラットフォーム602にアクセスすることができる。コンテンツサービス装置630は、プラットフォーム602及び/又はディスプレイ620に結合することができる。プラットフォーム602及び/又はコンテンツサービス装置630は、ネットワーク660に結合することにより、メディア情報をネットワーク660との間で授受する(例えば、送信及び/又は受信する)ことができる。コンテンツ配信装置640も、プラットフォーム602及び/又はディスプレイ620に結合することができる。
種々の実施形態では、コンテンツサービス装置630は、ケーブルテレビボックス、パーソナルコンピュータ、ネットワーク、電話機、インターネット利用可能機器、又はデジタル情報及び/又はコンテンツを配信する能力を有する家電製品、及びコンテンツプロバイダとプラットフォーム602及び/又はディスプレイ620との間でネットワーク660を介して又は直接的に単方向又は双方向にコンテンツを送受信する能力を有する任意の他の同様の機器を含むことができる。コンテンツは、システム600内の構成のいずれか1つ及びコンテンツプロバイダに、又は要素及びコンテンツプロバイダから、単方向及び/又は双方向にネットワーク660を介して送信することができることを理解できるであろう。コンテンツの例として、例えば、ビデオ、音楽、医療情報及びゲーム情報などを含む任意のメディア情報を挙げることができる。
コンテンツサービス装置630は、メディア情報、デジタル情報、及び/又は他のコンテンツを含むケーブルテレビプログラムのようなコンテンツを受信することができる。コンテンツプロバイダの例として、任意のケーブルプロバイダ又は衛星テレビプロバイダ又はラジオプロバイダ又はインターネットコンテンツプロバイダを挙げることができる。これらの例は、本発明の実施形態を限定するために提供されるのではない。
種々の実施形態では、プラットフォーム602は、制御信号を、1又は1より多いナビゲーション機構を有するナビゲーションコントローラ650から受信することができる。コントローラ650のこれらのナビゲーション機構を利用して、例えば、ユーザインターフェース622と対話することができる。種々の実施形態では、ナビゲーションコントローラ650は、コンピュータハードウェア構成(詳細には、ヒューマンインターフェース装置)とすることができるポインティングデバイスとすることができ、このコンピュータハードウェア構成によってユーザは、空間(例えば、連続及び多次元)データをコンピュータに入力することができる。グラフィカルユーザインターフェース(GUI)、及びテレビ及びモニタのような多くのシステムによって、ユーザはデータを制御し、コンピュータ又はテレビに、身振りを用いてデータを供給することができる。
コントローラ650のこれらのナビゲーション機構の移動は、ディスプレイ(例えば、ディスプレイ620)上に、ディスプレイに表示されるポインタ、カーソル、焦点リング、又は他の視覚インジケータの移動によってエコーされることができる。例えば、ソフトウェアアプリケーション616による制御下で、ナビゲーションコントローラ650に設けられるナビゲーション機構は、例えば、ユーザインターフェース622に表示される仮想ナビゲーション機構にマッピングされることができる。種々の実施形態では、コントローラ650は、別体の構成である必要はなく、プラットフォーム602及び/又はディスプレイ620に統合されていてもよい。しかしながら、種々の実施形態は、本明細書において図示又は記載される構成要素に限定されない。
種々の実施形態では、ドライバ(図示せず)は、初期起動後に、例えば、有効化されると、ユーザがテレビのようなプラットフォーム602の電源を、ボタンに触れて瞬時に入れ、切ることができる技術を備えることができる。プログラムロジックによって、プラットフォームの電源が「切られる」ときに、プラットフォーム602が、メディアアダプター又は他のコンテンツサービス装置630又はコンテンツ配信装置640に、コンテンツを流すことができる。更に、チップセット605は、例えば、5.1サラウンドサウンドオーディオ及び/又は高解像度6.1サラウンドサウンドオーディオのためのハードウェア及び/又はソフトウェアサポートを行うことができる。ドライバは、統合グラフィックスプラットフォーム用のグラフィックスドライバを含むことができる。種々の実施形態では、グラフィックスドライバは、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(PCI)エクスプレスグラフィックスカードを備えることができる。
種々の実施形態では、システム600内に図示される構成のうちの任意の1又は1より多くが、統合されることができる。例えば、プラットフォーム602及びコンテンツサービス装置630は、統合されることができる、又はプラットフォーム602及びコンテンツ配信装置640は、統合されることができる、或いはプラットフォーム602、コンテンツサービス装置630、及びコンテンツ配信装置640は、例えば、統合されることができる。種々の実施形態では、プラットフォーム602及びディスプレイ620は、統合ユニットとすることができる。ディスプレイ620及びコンテンツサービス装置630は、統合されることができ、又はディスプレイ620及びコンテンツ配信装置640は、例えば、統合されることができる。これらの例を挙げているのは、本発明を限定するためではない。
種々の実施形態では、システム600は、無線システム、有線システム、又は両方の組み合わせとして実現することができる。無線システムとして実現される場合、システム600は、無線共有媒体を介して通信するために適する1又は1より多いアンテナ、送信機、受信機、トランシーバ、アンプ、フィルタ、制御ロジックなどのような構成及びインターフェースを含むことができる。無線共有媒体の例として、RFスペクトルなどのような無線スペクトルの一部を挙げることができる。有線システムとして実現される場合、システム600は、入力/出力(I/O)アダプター、I/Oアダプターを対応する有線通信媒体に接続する物理コネクタ、ネットワークインターフェースカード(NIC)、ディスクコントローラ、ビデオコントローラ、オーディオコントローラなどのような有線通信媒体を介して通信するために適する構成要素及びインターフェースを含むことができる。有線通信媒体の例として、有線、ケーブル、金属配線、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン、スイッチファブリック、半導体材料、ツイストペア線、同軸ケーブル、光ファイバなどを挙げることができる。
プラットフォーム602は、1又は1より多い論理チャネル又は物理チャネルを構築して情報を送受信することができる。情報は、メディア情報及び制御情報を含むことができる。メディア情報とは、ユーザ宛のコンテンツを表す任意のデータを指す。コンテンツの例として、例えば、音声会話、テレビ会議、ストリーミングビデオ、電子メール(「email」)メッセージ、ボイスメールメッセージ、英数字記号、グラフィックス、画像、ビデオ、テキストなどからのデータを挙げることができる。音声会話からのデータは、例えば、音声情報、沈黙時間、背景雑音、快適雑音、発信音などとすることができる。制御情報とは、自動システム宛のコマンド、命令、又は制御ワードを表す任意のデータを指す。例えば、制御情報を利用して、メディア情報を、システムを介してルーティングする、又はノードに指示して、メディア情報を所定の方法で処理させることができる。しかしながら、これらの実施形態は、図6に図示又は記載される構成要素に限定されない。
上述したように、システム600は、種々の物理的形態で、又はフォームファクタで具体化することができる。図7は、システム600を具体化することができるスモールフォームファクタ装置700の種々の実施形態を示している。種々の実施形態では、例えば、装置700は、無線機能を有するモバイルコンピューティング装置として実現されることができる。モバイルコンピューティング装置とは、処理システムと、例えば、1又は1より多いバッテリのような携帯型電源又は携帯型電力供給装置とを有する任意のデバイスを指す。
上述したように、モバイルコンピューティング装置の例として、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、ウルトララップトップコンピュータ、タブレット、タッチパッド、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、パームトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話機、複合型携帯電話機/PDA、テレビ、スマートデバイス(例えば、スマートフォン、スマートタブレット、又はスマートテレビ)、モバイルインターネットデバイス(MID)、メッセージングデバイス、データ通信デバイスなどを挙げることができる。
モバイルコンピューティング装置の例として更に、人間が装着するように構成されるコンピュータを挙げることができ、例えば、腕時計型コンピュータ、指装着型コンピュータ、指輪型コンピュータ、眼鏡型コンピュータ、ベルト装着型コンピュータ、アームバンドコンピュータ、靴装着型コンピュータ、衣服装着型コンピュータ、及び他のウェアラブルコンピュータを挙げることができる。種々の実施形態では、例えば、モバイルコンピューティング装置は、コンピュータアプリケーションだけでなく、音声通信及び/又はデータ通信も実行する機能を有するスマートフォンとして実現することができる。幾つかの実施形態は、モバイルコンピューティング装置が、例えば、スマートフォンとして実現される構成について説明されているが、他の実施形態は、他の無線モバイルコンピューティング装置を用いて実現することもできることを理解されたい。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
図7に示すように、装置700は、ハウジング702と、ディスプレイ704と、入力/出力(I/O)デバイス706と、アンテナ707とを備えることができる。装置700は更に、ナビゲーション機構712を備えることができる。ディスプレイ704は、モバイルコンピューティング装置に適する情報を表示する任意の適切なディスプレイユニットを備えることができる。I/Oデバイス706は、情報をモバイルコンピューティング装置に入力する任意の適切なI/Oデバイスを備えることができる。I/Oデバイス706の例として、英数字キーボード、数字キーパッド、タッチパッド、入力キー、ボタン、スイッチ、ロッカースイッチ、マイクロホン、スピーカ、音声認識装置及び音声認識ソフトウェアなどを挙げることができる。情報は、装置700に、マイクロホンを介して入力することもできる。このような情報は、音声認識装置によってデジタル化することができる。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
種々の実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又は両方の組み合わせを用いて実現することができる。ハードウェア要素の例として、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体装置、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを挙げることができる。ソフトウェアの例として、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、命令セット、計算コード、計算機コード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、バリュー、シンボル、又はこれらの要素の任意の組み合わせを挙げることができる。一実施形態をハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を用いて実現するかどうかの判断は、所望の計算速度、処理能力、発熱許容量、予定の処理サイクル、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバス速度、及び他の設計制約又は性能制約のような任意の数の要因に応じて変わり得る。
少なくとも1つの実施形態の1又は1より多い態様は、機械可読媒体に格納される表示命令により実現することができ、この機械可読媒体は、プロセッサ内の種々の論理を表し、プロセッサは、論理を機械により読み出すと、機械に指示して、論理を組み立てさせることにより、本明細書において記載される技術を実行する。「IPコア」として知られるこのような表示手段は、有形の機械可読媒体に格納することができ、種々のカスタマー又は製造工場に供給して、ロジック又はプロセッサを実際に作製する工作機械に読み込むことができる。
多数の特定の詳細を本明細書において開示して、これらの実施形態を完全に理解することができるようにしてきた。しかしながら、この技術分野の当業者であれば、これらの実施形態は、これらの特定の詳細を用いることなく実施することができることを理解できるであろう。他の例では、公知の動作、コンポーネント、及び回路については、これらの実施形態が不明瞭になることがないように、詳細には説明していない。本明細書において開示される特定の構造的及び機能的詳細は、代表的なものであり、これらの実施形態の範囲を必ずしも限定するものではないことを理解できるであろう。
種々の実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又は両方の組み合わせを用いて実現することができる。ハードウェア要素の例として、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体装置、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを挙げることができる。ソフトウェアの例として、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、関数、メソッド、プロシージャ、ソフトウェアインターフェース、アプリケーションプログラムインターフェース(API)、命令セット、計算コード、計算機コード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、バリュー、シンボル、又はこれらの要素の任意の組み合わせを挙げることができる。一実施形態をハードウェア要素及び/又はソフトウェア要素を用いて実現するかどうかの判断は、所望の計算速度、処理能力、発熱許容量、予定の処理サイクル、入力データレート、出力データレート、メモリリソース、データバス速度、及び他の設計制約又は性能制約のような任意の数の要因に応じて変わり得る。
幾つかの実施形態は、「結合」及び「接続」という表現を、これらの表現の派生表現と一緒に用いて説明することができる。これらの用語は、互いに対する同義語として用いられてはならない。例えば、幾つかの実施形態は、「結合」及び/又は「接続」という用語を用いて説明することにより、2又は2より多い構成要素が互いに直接物理的又は電気的に接触していることを示すことができる。しかしながら、「結合」という用語はまた、2又は2より多い構成要素が互いに直接的に接触してはいないが、それでもなお、互いに協調動作する、又は互いに作用し合うことを意味することができる。
幾つかの実施形態は、例えば、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体、又は機械可読製品又はコンピュータ可読製品を用いて実現されることができ、これらの可読媒体又は可読製品は命令、命令セット、又はコンピュータ実行可能コードを格納することができ、命令、命令セット、又はコンピュータ実行可能コードが機械又はプロセッサによって実行されると、機械又はプロセッサが、これらの実施形態による方法及び/又は操作を実行するようになる。このような機械として、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、計算プラットフォーム、コンピューティング装置、処理装置、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどを挙げることができ、このような機械は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを用いて実現することができる。機械可読媒体又は機械可読製品として、例えば、任意の適切な種類のメモリユニット、メモリ装置、メモリ製品、メモリ媒体、記憶装置、記憶製品、記憶媒体、及び/又は記憶ユニット、例えば、メモリ、着脱可能媒体又は着脱不能媒体、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、又は揮発性媒体又は不揮発性媒体、消去可能媒体又は消去不能媒体、書込み可能媒体又は再書込み可能媒体、デジタル媒体又はアナログ媒体、ハードディスク、フロッピィディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、磁気光媒体、着脱可能メモリカード又は着脱可能メモリディスク、種々の種類のデジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを挙げることができる。これらの命令は、任意の適切なハイレベル、ローレベル、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル済み、及び/又は解釈済みプログラミング言語を用いて実現される、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード、暗号化コードなどのような任意の適切な種類のコードを含むことができる。
特に指示がない限り、「処理」、「計算」、「演算」、「判断」などのような用語は、コンピュータ又はコンピューティングシステム、或いは同様の電子コンピューティング装置の動作及び/又はプロセスを指し、コンピュータ又はコンピューティングシステム、或いは同様の電子コンピューティング装置は、コンピューティングシステムのレジスタ及び/又はメモリ内の物理量(例えば、電子量)として表現されるデータを操作及び/又は変換して、コンピューティングシステムのメモリ、レジスタ、又は他のこのような情報記憶装置、情報伝送装置、又は情報表示装置内の物理量として同様に表現される他のデータとする。これらの実施形態は、この点に関して限定されない。
本明細書において記載される方法は、記載の順序で実行される必要がない、又はいずれかの特定の順序で実行される必要がないことに留意されたい。更に、本明細書において特定される方法について説明される種々の動作は、直列又は並列に実行することができる。
特定の実施形態について、本明細書において例示し、記載してきたが、同じ目的を達成するために考案される任意の配置は、例示される特定の実施形態の代わりに用いることができることを理解されたい。本開示は、種々の実施形態の任意の及び全ての適応物又は変形物を含むものである。これまでの説明は、例示のために行われたのであり、本発明を限定するための説明ではないことを理解されたい。これまでの実施形態の組み合わせ、及び本明細書において詳細には説明されていない他の実施形態は、この技術分野の当業者であれば、これまでの説明を読み返すことにより想到することができるであろう。従って、種々の実施形態の範囲は、上に挙げた組成、構造、及び方法を用いる任意の他の応用形態を含む。
本開示の要約は、要約から読者が技術的開示の本質を直ぐに把握することができることを要求する米国特許法規則37C.F.R§1.72(b)を満たすために提供される。この要約は、要約が、特許請求の範囲又は意味を解釈又は限定するために使用されるのではないという理解の下に提出される。更に、これまでの詳細な説明において、種々の特徴は、単一の実施形態においてグループにまとめて、本開示を能率的に行うようにしていることが分かるであろう。本開示のこの手法は、特許請求される実施形態が、各請求項において明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を表していると解釈されてはならない。そうではなく、以下の特許請求の範囲が表しているように、本発明による主題は、開示される単一の実施形態の全ての特徴よりも少ない特徴に存在している。従って、以下の特許請求の範囲は、本明細書において詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、個別の好適な実施形態として独自に成立する。添付の特許請求の範囲では、「備える」及び「ここにおいて」という用語は、「含む」及び「ここで」というそれぞれの用語の平易な英語の同義語として使用される。更に、「第1」、「第2」、及び「第3」などの用語は、単に指標として使用され、数値的な要件を、これらの用語が指す対象物に課していると捉えられてはならない。
主題が、構造的特徴及び/又は方法論的作用に特有の言語で記述されているが、添付の特許請求の範囲において規定される主題は、上述した特定の特徴、又は作用に必ずしも限定されるものではないことを理解されたい。そうではなく、上述した特定の特徴及び作用は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態として開示される。
[項目1]
コンピューティングシステムを初期化するステップと、
第1プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化するステップと、
第2プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化するステップと、
前記オペレーティングシステムの初期化中に、前記メディア再生システムを使用して、1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するステップと
を含むコンピュータ実行方法。
[項目2]
前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断するステップと、
前記第2プロセッサ回路を使用して、前記マルチメディアストリームの出力に割り込むステップと、
前記第2プロセッサ回路を使用して、前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するステップと
を含む項目1に記載のコンピュータ実行方法。
[項目3]
前記1又は1より多いマルチメディアストリームは、高解像度ビデオ及びオーディオストリームを含む項目1に記載のコンピュータ実行方法。
[項目4]
前記第1プロセッサ回路は、システムオンチップ(SOC)メディア処理回路を備え、前記第2プロセッサ回路は、中央処理ユニット(CPU)を備える項目1に記載のコンピュータ実行方法。
[項目5]
前記メディア再生システムのデマルチプレクサロジックで、プログラムストリームを受信するステップと、
前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成するステップと、
システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するステップと
を含む項目1に記載のコンピュータ実行方法。
[項目6]
前記メディア再生システムのプリプロセッサロジックによって、前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出すステップと、
前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行するステップと、
前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するステップと
を含む項目5に記載のコンピュータ実行方法。
[項目7]
前記メディア再生システムのデコーダロジックによって、前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出すステップと、
1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成するステップと、
システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するステップと
を含む項目6に記載のコンピュータ実行方法。
[項目8]
前記メディア再生システムのポストプロセッサロジックによって、前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出すステップと、
前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成するステップと、
前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するステップと
を含む項目7に記載のコンピュータ実行方法。
[項目9]
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を備える製品であって、
前記命令が実行されると、前記命令によってシステムは、
コンピューティングシステムを初期化し、
第1プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化し、
第2プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化し、
前記オペレーティングシステムの初期化中に、前記メディア再生システムを使用して、1又は1より多いマルチメディアストリームを出力することができる製品。
[項目10]
命令を含み、前記命令が実行されると、前記命令によって前記システムは、
前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断し、
前記マルチメディアストリームの出力に割り込み、
前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力することができる項目9に記載の製品。
[項目11]
前記1又は1より多いマルチメディアストリームは、高解像度ビデオ及びオーディオストリームを含む項目9に記載の製品。
[項目12]
命令を含み、前記命令が実行されると、前記命令によって前記システムは、
前記メディア再生システムのデマルチプレクサロジックで、プログラムストリームを受信し、
前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、
システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信することができる項目9に記載の製品。
[項目13]
命令を含み、前記命令が実行されると、前記命令によって前記システムは、
前記メディア再生システムのプリプロセッサロジックによって、前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出し、
前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行し、
前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信することができる項目12に記載の製品。
[項目14]
命令を含み、前記命令が実行されると、前記命令によって前記システムは、
前記メディア再生システムのデコーダロジックによって、前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出し、
1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して、前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、
システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信することができる項目13に記載の製品。
[項目15]
命令を含み、前記命令が実行されると、前記命令によって前記システムは、
前記メディア再生システムのポストプロセッサロジックによって、前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出し、
前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成し、
前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力することができる項目14に記載の製品。
[項目16]
メディア再生システムを初期化するように動作する第1プロセッサ回路と、
オペレーティングシステムを初期化するように動作する第2プロセッサ回路と
を備え、
前記メディア再生システムは、前記オペレーティングシステムの初期化中に、1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作する装置。
[項目17]
前記第2プロセッサ回路は、前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断し、前記第1プロセッサ回路に割り込みを送信して前記マルチメディアストリームの出力を停止させ、前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するように動作する項目16に記載の装置。
[項目18]
前記第1プロセッサ回路は、システムオンチップメディア処理回路(SOCメディア処理回路)を備え、前記第2プロセッサ回路は、中央処理ユニット(CPU)を備える項目16に記載の装置。
[項目19]
前記SOCメディア処理回路は、
メディアソースからプログラムストリームを受信し、前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するように動作するデマルチプレクサロジック
を備える項目18に記載の装置。
[項目20]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出し、前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行し、前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するように動作するプリプロセッサロジック
を備える項目19に記載の装置。
[項目21]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出し、1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するように動作するデコーダロジック
を備える項目20に記載の装置。
[項目22]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出し、前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成し、前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するポストプロセッサロジック
を備える項目21に記載の装置。
[項目23]
デジタルディスプレイと、
メディア再生システムを初期化するように動作するシステムオンチップメディア処理回路(SOCメディア処理回路)と、
オペレーティングシステムを初期化するように動作するプロセッサ回路と
を備え、
前記メディア再生システムは、前記オペレーティングシステムの初期化中に、前記デジタルディスプレイに1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するシステム。
[項目24]
前記プロセッサ回路は、前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断し、前記SOCメディア処理回路に割り込みを送信して前記マルチメディアストリームの出力を停止し、前記デジタルディスプレイに前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するように動作する項目23に記載のシステム。
[項目25]
前記SOCメディア処理回路は、
メディアソースからプログラムストリームを受信し、前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するように動作するデマルチプレクサロジック
を備える項目24に記載のシステム。
[項目26]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出し、前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行し、前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するように動作するプリプロセッサロジック
を備える項目25に記載のシステム。
[項目27]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出し、1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するように動作するデコーダロジック
を備える項目26に記載のシステム。
[項目28]
前記SOCメディア処理回路は、
前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出し、前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成し、前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するポストプロセッサロジック
を備える項目27に記載のシステム。
[項目29]
前記1又は1より多いマルチメディアストリームは、高解像度ビデオ及びオーディオストリームを含む項目23に記載のシステム。
[項目30]
前記1又は1より多いマルチメディアストリームは、高解像度ビデオ広告を含む項目23に記載のシステム。

Claims (19)

  1. コンピューティングシステムを初期化するステップと、
    前記コンピューティングシステムの初期化を開始した後、第1プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化するステップと、
    前記メディア再生システムの初期化を開始した後、第2プロセッサ回路を使用して、前記コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化するステップと、
    前記オペレーティングシステムの初期化中に、前記メディア再生システムを使用して、1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するステップと
    を含むコンピュータ実行方法。
  2. 前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断するステップと、
    前記第2プロセッサ回路を使用して、前記マルチメディアストリームの出力に割り込むステップと、
    前記第2プロセッサ回路を使用して、前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するステップと
    を含む請求項1に記載のコンピュータ実行方法。
  3. 前記1又は1より多いマルチメディアストリームは、高解像度ビデオ及びオーディオストリームを含む請求項1又は2に記載のコンピュータ実行方法。
  4. 前記第1プロセッサ回路は、システムオンチップメディア処理回路(SOCメディア処理回路)を備え、前記第2プロセッサ回路は、中央処理ユニット(CPU)を備える請求項1から3のいずれか一項に記載のコンピュータ実行方法。
  5. 前記メディア再生システムのデマルチプレクサロジックで、プログラムストリームを受信するステップと、
    前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成するステップと、
    システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するステップと
    を含む請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータ実行方法。
  6. 前記メディア再生システムのプリプロセッサロジックによって、前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出すステップと、
    前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行するステップと、
    前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するステップと
    を含む請求項5に記載のコンピュータ実行方法。
  7. 前記メディア再生システムのデコーダロジックによって、前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出すステップと、
    1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成するステップと、
    システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するステップと
    を含む請求項6に記載のコンピュータ実行方法。
  8. 前記メディア再生システムのポストプロセッサロジックによって、前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出すステップと、
    前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成するステップと、
    前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するステップと
    を含む請求項7に記載のコンピュータ実行方法。
  9. コンピューティングシステムを備える装置であって、
    前記コンピューティングシステムの初期化が開始された後に、前記コンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化するように動作する第1プロセッサ回路と、
    前記メディア再生システムの初期化が開始された後に、前記コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化するように動作する第2プロセッサ回路と
    を備え、
    前記メディア再生システムは、前記オペレーティングシステムの初期化中に、1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作する装置。
  10. 前記第2プロセッサ回路は、前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断し、前記第1プロセッサ回路に割り込みを送信して前記マルチメディアストリームの出力を停止させ、前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するように動作する請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1プロセッサ回路は、システムオンチップメディア処理回路(SOCメディア処理回路)を備え、前記第2プロセッサ回路は、中央処理ユニット(CPU)を備える請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記SOCメディア処理回路は、
    メディアソースからプログラムストリームを受信し、前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するように動作するデマルチプレクサロジック
    を備える請求項11に記載の装置。
  13. 前記SOCメディア処理回路は、
    前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出し、前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行し、前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するように動作するプリプロセッサロジック
    を備える請求項12に記載の装置。
  14. 前記SOCメディア処理回路は、
    前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出し、1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するように動作するデコーダロジック
    を備える請求項13に記載の装置。
  15. 前記SOCメディア処理回路は、
    前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出し、前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成し、前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するポストプロセッサロジック
    を備える請求項14に記載の装置。
  16. デジタルディスプレイと、
    前記デジタルディスプレイに結合されるコンピューティングシステムと、
    前記コンピューティングシステムの初期化が開始された後に、前記コンピューティングシステムのメディア再生システムを初期化するように動作するシステムオンチップメディア処理回路(SOCメディア処理回路)と、
    前記メディア再生システムの初期化が開始された後に、前記コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを初期化するように動作するプロセッサ回路と
    を備え、
    前記メディア再生システムは、前記オペレーティングシステムの初期化中に、前記デジタルディスプレイに1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するシステム。
  17. 前記プロセッサ回路は、前記オペレーティングシステムの初期化が完了していると判断し、前記SOCメディア処理回路に割り込みを送信して前記マルチメディアストリームの出力を停止し、前記デジタルディスプレイに前記オペレーティングシステムの1又は1より多いグラフィカルユーザインターフェース要素を出力するように動作する請求項16に記載のシステム。
  18. 前記SOCメディア処理回路は、
    メディアソースからプログラムストリームを受信し、前記プログラムストリームからビデオ及びオーディオストリームを抽出してエレメンタリストリームを形成し、システムメモリの予約された部分の第1環状バッファに前記エレメンタリストリームを送信するように動作するデマルチプレクサロジックと、
    前記第1環状バッファから前記エレメンタリストリームを取り出し、前記エレメンタリストリームに対してエラー補正を実行し、前記エラー補正が行われると、システムメモリの前記予約された部分の第2環状バッファに圧縮ビットストリームを送信するように動作するプリプロセッサロジックと、
    前記第2環状バッファから前記圧縮ビットストリームを取り出し、1又は1より多いデコードアルゴリズムを使用して前記圧縮ビットストリームをデコードして、1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを生成し、システムメモリの前記予約された部分の第3環状バッファに前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを送信するように動作するデコーダロジックと、
    前記第3環状バッファから前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームを取り出し、前記1又は1より多い生のビデオ及びオーディオデータストリームに対してノイズリダクション又は画像スケーリングのうちの1又は1より多くを実行して、1又は1より多いマルチメディアストリームを生成し、前記1又は1より多いマルチメディアストリームを出力するように動作するポストプロセッサロジックと
    を備える請求項17に記載のシステム。
  19. 請求項1から8のいずれか一項に記載のコンピュータ実行方法を実行する手段を備える装置。
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