JP5874656B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
ネットワークを介してデバイスに広告コンテンツを配信することは、既に広く普及している。例えば、ユーザが閲覧しているWebページに、そのWebページの内容に関連する広告を表示することは一般的である。デバイスの高機能化やネットワークの高速化に伴い、動画像などを含んだよりリッチで訴求力のある広告コンテンツが多くみられるようになってきている。特許文献1には、そのような広告コンテンツを表示する技術の一例が記載されている。
特開2008−306407号公報
近年、デバイスの携帯性が向上し、また様々なデバイスにネットワーク通信機能が付加されるようになったため、広告コンテンツを配信する対象になるデバイスは増加している。また、例えば、自宅に複数のデバイスを保有している場合や、各々がデバイスを携帯している複数のユーザが集まった場合など、ユーザの周りにそうしたデバイスが複数存在する場面も多くなっている。しかしながら、このような状況をより訴求力のある広告コンテンツ配信の実現につなげる技術は、まだ十分に提案されているとはいえない。
そこで、本開示では、複数のデバイスを利用してより訴求力のある広告コンテンツの表現を実現することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する第1の広告管理部と、上記第1の装置とは異なる第2の装置における上記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する第2の広告管理部と、上記第1の広告管理部が上記第1の装置から取得した第1の情報と、該第1の情報に関連付けて上記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、上記第2の広告管理部を介して上記第2の装置における上記第2の広告コンテンツの出力を制御する連動出力制御部とを含む情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理することと、上記第1の装置とは異なる第2の装置における上記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理することと、上記第1の装置から取得された第1の情報と、該第1の情報に関連付けて上記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、上記第2の装置における上記第2の広告コンテンツの出力を制御することとを含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する機能と、上記第1の装置とは異なる第2の装置における上記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する機能と、上記第1の装置から取得された第1の情報と、該第1の情報に関連付けて上記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、上記第2の装置における上記第2の広告コンテンツの出力を制御する機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
第1の端末と第2の端末とにおける広告コンテンツの表示を、予め設定された連動出力設定情報に従って連動させることによって、単一のデバイスから出力される場合とは異なった、複数のデバイスで出力される場合ならではの広告コンテンツの表現が実現できる。
以上説明したように本開示によれば、複数のデバイスを利用してより訴求力のある広告コンテンツの表現を実現することができる
本開示の第1の実施形態における広告配信前の状態を示す図である。 本開示の第1の実施形態における広告配信時の状態を示す図である。 本開示の第1の実施形態における広告連動時の状態を示す図である。 本開示の第1の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。 本開示の第2の実施形態における広告配信時の状態を示す図である。 本開示の第2の実施形態における広告連動時の状態を示す図である。 本開示の第2の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。 本開示の第3の実施形態における広告配信時の状態を示す図である。 本開示の第3の実施形態における広告連動時の状態を示す図である。 本開示の第3の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。 本開示の第4の実施形態における広告配信時の状態を示す図である。 本開示の第4の実施形態における広告連動時の状態を示す図である。 本開示の第4の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。 本開示の第5の実施形態における広告連動時の状態を示す図である。 本開示の第5の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。 情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(タブレット端末とテレビの連動の例)
2.第2の実施形態(タブレット端末とテレビの連動の別の例)
3.第3の実施形態(端末同士の連動の例)
4.第4の実施形態(端末同士の連動の別の例)
5.第5の実施形態(タブレット端末と電子ビルボードの連動の例)
6.ハードウェア構成
7.補足
(1.第1の実施形態)
(1−1.概要)
図1A〜図1Cは、本開示の第1の実施形態を概略的に示す図である。図1Aは、本実施形態における広告配信前の状態を示す。ここでは、タブレット端末200とテレビ300とに、それぞれコンテンツサーバ90からコンテンツが配信されている。例えば、タブレット端末200は、テレビ300で視聴されている放送コンテンツの関連情報のコンテンツを閲覧するために用いられていてもよい。
図1Bは、本実施形態における広告配信時の状態を示す。広告コンテンツ(Ad)は、タブレット端末200およびテレビ300が、それぞれ広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信した場合に、タブレット端末200およびテレビ300にそれぞれ配信される。広告取得リクエストは、例えばタブレット端末200およびテレビ300で共通して実行されている広告アプリケーションによって送信される。
ここで、広告サーバ100は、コンテンツサーバ90と同じサーバであってもよいし、異なるサーバであってもよい。ただし、広告サーバ100は、タブレット端末200とテレビ300とが連携して利用されていることを認識しており、後述する連動した表示のための広告コンテンツを、タブレット端末200およびテレビ300にそれぞれ配信する。広告サーバ100とコンテンツサーバ90とが異なるサーバである場合、広告サーバ100は、このようなタブレット端末200およびテレビ300の利用状態を、コンテンツサーバ90から通知されている。
タブレット端末200およびテレビ300にそれぞれ配信された広告コンテンツ(Ad)は、それぞれのディスプレイにおいて表示される。図示された例では、タブレット端末200では広告コンテンツがディスプレイの右上に、テレビ300では広告コンテンツがディスプレイの左下に、それぞれ表示されている。なお、広告コンテンツの表示は、必ずしも配信と同時にされなくてもよい。つまり、広告コンテンツの配信は、放送コンテンツ視聴のバックグラウンドで実行されうる。
ここで、タブレット端末200およびテレビ300にそれぞれ配信される広告コンテンツ(Ad)は、例えば同じ広告対象についての広告コンテンツなど、互いに関連する広告コンテンツである。それぞれの広告コンテンツの内容は、共通していてもよいし、また異なってもよい。例えば、広告コンテンツである画像が分割されてタブレット端末200とテレビ300とにそれぞれ配信されてもよい。この場合、タブレット端末200とテレビ300とで広告コンテンツが連動して表示されることによって、一続きの画像がタブレット端末200とテレビ300とにまたがって表示されることで、広告がユーザの注意を惹きやすくなる。
図1Cは、本実施形態における広告連動時の状態を示す。本実施形態では、タブレット端末200およびテレビ300で広告コンテンツ(Ad)が表示されているときに、タブレット端末200で広告コンテンツに対するユーザ操作(Click!)が与えられると、テレビ300における広告コンテンツの表示が変化する。図示された例では、このときに、広告主のWebページ(Ad_Web)が表示されたり、ディスプレイの広告コンテンツ表示領域が拡張されたり(Ad_Expand)、広告コンテンツとして動画(Ad_Video)が表示されたりする。
このようなテレビ300における広告コンテンツの表示の変化は、ユーザ操作を受け付けたタブレット端末200が広告サーバ100に対して広告制御リクエスト(Request)を送信し、これに応じて広告サーバ100がテレビ300における広告コンテンツの表示を制御する(Control)ことによって実現される。なお、広告制御リクエストは、必ずしも明示的なリクエストでなくてよく、例えばユーザ操作の内容がそのまま送信されるものであってもよい。テレビ300における変化後の表示は、例えば、異なるサイズの表示領域での表示内容や、Webサイトのアドレス、動画コンテンツに基づいてされるが、これらの情報またはデータは、広告配信時に配信された広告コンテンツに含まれていてもよいし、広告サーバ100から制御信号とともに追加で配信されてもよい。
(1−2.機能構成)
図2は、本開示の第1の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。図2を参照すると、本実施形態に係るシステム10は、広告サーバ100と、タブレット端末200と、テレビ300とを含む。
(広告サーバ)
広告サーバ100は、ネットワーク上の1または複数のサーバ装置によって実現される機能の集合体である。個々のサーバ装置は、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。広告サーバ100は、第1の広告管理部110と、第2の広告管理部120と、連動表示制御部130と、記憶部140とを含む。なお、サーバ装置を実現する情報処理装置において、記憶部140はストレージ装置によって実現され、他の各部はCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現されうる。
第1の広告管理部110は、第1の装置であるタブレット端末200における広告コンテンツの表示を管理する。より具体的には、第1の広告管理部110は、記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、タブレット端末200のための広告コンテンツ(第1の広告コンテンツ)を取得して、これをタブレット端末200に配信する。配信された第1の広告コンテンツは、タブレット端末200において表示される。このとき、第1の広告管理部110は、連動表示制御部130の制御に従って、テレビ300に表示される広告コンテンツとの連動表示に適したコンテンツを広告コンテンツ142から抽出し、第1の広告コンテンツとしてタブレット端末200に配信してもよい。第1の広告管理部110は、タブレット端末200からの広告取得要求(GetAd)に応じて第1の広告コンテンツを配信してもよい。
また、第1の広告管理部110は、タブレット端末200から広告コンテンツの表示に関する情報(第1の情報)を取得し、この情報を連動表示制御部130に提供する。第1の情報は、例えば、タブレット端末200において広告コンテンツの表示が開始されたことを通知する情報であってもよい。また、第1の情報は、タブレット端末200において、例えば所定のユーザ操作など、第1の広告コンテンツの表示の開始、または第1の広告コンテンツの表示の変化のトリガが発生したことを示す情報であってもよい。
第2の広告管理部120は、第2の装置であるテレビ300における広告コンテンツの表示を管理する。より具体的には、第2の広告管理部120は、記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、テレビ300のための広告コンテンツ(第2の広告コンテンツ)を取得して、これをテレビ300に配信する。配信された第2の広告コンテンツは、テレビ300において表示される。このとき、第2の広告管理部120は、テレビ300での表示に適したコンテンツを広告コンテンツ142から抽出してもよい。また、第2の広告管理部120は、連動表示制御部130の制御に従って、タブレット端末200との連動表示に適したコンテンツを広告コンテンツ142から抽出し、抽出されたコンテンツをテレビ300に配信してもよい。
また、第2の広告管理部120は、連動表示制御部130の制御に従って、テレビ300における広告コンテンツの表示を制御する。連動表示制御部130による制御は、例えば、第1の広告管理部110がタブレット端末200から取得した情報に基づくものでありうる。第2の広告管理部120は、この制御に従って、例えばテレビ300において広告コンテンツの表示を開始させたり、テレビ300における広告コンテンツの表示を変化させたりする。ここで、広告コンテンツの表示の変化には、例えばWebページへの移動や、表示領域の変更、動画の表示の開始などが含まれる。
ここで、タブレット端末200で表示される第1の広告コンテンツと、テレビ300で表示される第2の広告コンテンツとは、同じ広告コンテンツ142から抽出されたものであり、互いに関連している。上述のように、これらの広告コンテンツは、例えば同じ広告対象についての広告コンテンツでありうる。それぞれの広告コンテンツは、共通する部分を含んでいてもよいし、また対応する異なる部分を含んでいてもよい。例えば、一続きの画像が分割されてタブレット端末200とテレビ300とにそれぞれ配信されてもよい。
連動表示制御部130は、第1の広告管理部110がタブレット端末200から取得した第1の情報と、第1の情報に関連付けてテレビ300に表示される第2の広告コンテンツの動作を定義した連動表示設定情報144とに基づいて、第2の広告管理部120を介してテレビ300における第2の広告コンテンツの表示を制御する。連動表示設定情報144は、例えば広告コンテンツ142に対応付けて予め設定された情報であり、記憶部140に格納されうる。
本実施形態において、連動表示設定情報144には、例えば以下のような定義のうちの1または複数が含まれうる。
・タブレット端末200で広告コンテンツの表示が開始された場合に、テレビ300でも広告コンテンツの表示が開始される。
・タブレット端末200で表示されている広告コンテンツに対してユーザ操作が与えられた場合に、テレビ300での広告コンテンツの表示が広告主のWebページに変更される(テレビ300のブラウザを起動して広告主のWebページにアクセスさせる)。
・タブレット端末200で表示されている広告コンテンツに対してユーザ操作が与えられた場合に、テレビ300での広告コンテンツの表示領域が拡張される。
・タブレット端末200で表示されている広告コンテンツに対してユーザ操作が与えられた場合に、テレビ300での広告コンテンツの表示が静止画から動画に変更される。
また、連動表示制御部130は、連動表示設定情報144に基づいて、テレビ300に表示される第2の広告コンテンツとの連動表示に適したコンテンツを第1の広告コンテンツとして抽出するよう第1の広告管理部110を制御してもよい。これによって、例えば、タブレット端末200に表示された広告コンテンツに対するユーザ操作によってテレビ300に表示される広告コンテンツが広告主のWebページに変更されるように設定されている場合、“Webにアクセスする”ことを表示する操作アイコンが含まれる広告コンテンツがタブレット端末200に配信されうる。
なお、本実施形態において記憶部140は広告サーバ100に含まれているが、他の実施形態では広告サーバとは別のストレージサーバにあってもよい。また、記憶部140は、必ずしも単一のストレージ装置によって実現されなくてもよく、ネットワーク上の複数のストレージ装置に分散して実現されてもよい。
(タブレット端末)
タブレット端末200は、広告サーバ100とネットワークを介して通信する第1の装置である。タブレット端末200は、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。タブレット端末200は、表示制御部210と、表示部220と、操作部230とを含む。なお、タブレット端末200を実現する情報処理装置において、表示制御部210はCPUなどのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現され、表示部220は出力装置であるディスプレイによって実現され、操作部230は入力装置であるタッチパネルなどによって実現されうる。
なお、本実施形態でタブレット端末200として例示されている第1の装置は、他の実施形態では、広告コンテンツを表示するとともに、ユーザが広告コンテンツに対して与えた操作を取得する機能を有する装置であれば、どのようなものであってもよい。このような装置の例として、例えば携帯電話(スマートフォン)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、メディアプレーヤなどがある。
表示制御部210は、広告サーバ100から配信された広告コンテンツ(第1の広告コンテンツ)を取得して、表示部220に表示させる。広告サーバ100から広告コンテンツを取得するために、表示制御部210は広告取得リクエスト(GetAd)を送信してもよい。表示制御部210は、配信された広告コンテンツを図示しない記憶部に一時的にキャッシュしてもよい。また、表示制御部210は、操作部230が取得したユーザ操作に従って、表示部220への広告コンテンツの表示を開始したり、表示部220における広告コンテンツの表示を変化させたりしてもよい。操作部230が取得したユーザ操作の情報は、上記の第1の情報として広告サーバ100にも送信されうる。
(テレビ)
テレビ300は、広告サーバ100とネットワークを介して通信する第2の装置である。テレビ300は、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。テレビ300は、表示制御部310と、表示部320とを含む。なお、テレビ300を実現する情報処理装置において、表示制御部310はCPUなどのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現され、表示部320は出力装置であるディスプレイによって実現されうる。
なお、本実施形態でテレビ300として例示されている第2の装置は、他の実施形態では、第1の装置(この例ではタブレット端末200)における表示に連動して広告コンテンツを表示する機能を有する装置であれば、どのようなものであってもよい。このような装置の例として、例えばパーソナルコンピュータ、ゲーム機、レコーダなどがある。ゲーム機やレコーダの場合、表示部320は外部機器(テレビなど)として接続されうる。
表示制御部310は、広告サーバ100から配信された広告コンテンツ(第2の広告コンテンツ)を取得して、表示部320に表示させる。広告サーバ100から広告コンテンツを取得するために、表示制御部310は広告取得リクエスト(GetAd)を送信してもよい。表示制御部310は、配信された広告コンテンツを図示しない記憶部に一時的にキャッシュしてもよい。また、表示制御部310は、広告サーバ100から送信される制御信号に従って、表示部320での広告コンテンツの表示を開始したり、表示部320での広告コンテンツの表示を変化させたりしてもよい。広告サーバ100から送信される制御信号は、第1の広告コンテンツを表示するタブレット端末200から取得された第1の情報に基づくものでありうる。この制御信号によって表示部320における第2の広告コンテンツの表示が制御されることで、タブレット端末200とテレビ300とにおける広告コンテンツの表示が連動する。
(1−3.まとめ)
以上で説明したような本開示の第1の実施形態によれば、例えばユーザが自宅でテレビを視聴している場合に、セカンドスクリーンとして利用しているタブレット端末とテレビとで連動して広告コンテンツが表示される。例えば、タブレット端末で表示された広告コンテンツに興味をもったユーザがその広告コンテンツを選択するなどした場合、さらに詳細な情報がテレビに表示される。このような構成によって、ユーザが使用している複数のデバイスの間で、それぞれの特性(タブレット端末は手元に置かれているが表示可能な情報量が少ない、テレビは離れて置かれているが表示可能な情報量が多い、など)に応じた組み合わせで広告コンテンツを表示することができ、デバイスの特性を利用したより訴求力のある広告コンテンツの配信が実現されうる。
(2.第2の実施形態)
(2−1.概要)
図3Aおよび図3Bは、本開示の第2の実施形態を概略的に示す図である。なお、広告配信前の状態については、上記の第1の実施形態と同様であるため図示を省略している。図3Aは、本実施形態における広告配信時の状態を示す。広告コンテンツ(Ad)は、テレビ300が広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信した場合に、テレビ300に配信される。広告取得リクエストは、例えばテレビ300で実行されている広告アプリケーションによって送信される。
ここで、本実施形態において、テレビ300は、タブレット端末200とテレビ300自身とが連携して利用されていることを認識しており、後述する連動した表示のために、タブレット端末200のための広告コンテンツとテレビ300のための広告コンテンツとの両方を広告サーバ100から取得する。テレビ300は、広告サーバ100から取得された広告コンテンツのうち、タブレット端末200のための広告コンテンツを、タブレット端末200に転送する。上記の第1の実施形態と同様に、テレビ300に配信された広告コンテンツと、タブレット端末200に転送された広告コンテンツとは、それぞれのディスプレイにおいて表示される。
図3Bは、本実施形態における広告連動時の状態を示す。本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、タブレット端末200およびテレビ300で広告コンテンツ(Ad)が表示されているときに、タブレット端末200で広告コンテンツに対するユーザ操作(Click!)が与えられると、テレビ300における広告コンテンツの表示が変化する。第1の実施形態との相違として、本実施形態では、タブレット端末200が直接的にテレビ300における広告コンテンツの表示を制御する(Control)。テレビ300における変化後の表示は、例えば、異なるサイズの表示領域での表示内容や、Webサイトのアドレス、動画コンテンツに基づいてされるが、これらの情報またはデータは、広告配信時に配信された広告コンテンツに含まれていてもよいし、テレビ300がタブレット端末200からの制御信号を受信したときに広告サーバ100から追加で取得されてもよい。
(2−2.機能構成)
図4は、本開示の第2の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。図4を参照すると、本実施形態に係るシステム20は、広告サーバ100と、タブレット端末200と、テレビ300とを含む。上記の第1の実施形態との相違として、本実施形態では、第1の広告管理部330と、第2の広告管理部340と、連動表示制御部350とが、テレビ300に含まれる。各部の機能、およびプロセッサによってソフトウェア的に実現されうる点は第1の実施形態と同様である。それゆえ、以下では、第1の実施形態との相違点について主に説明し、共通点については説明を省略する。
第1の広告管理部330は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、ネットワークを介して、タブレット端末200のための広告コンテンツ(第1の広告コンテンツ)を取得して、これをタブレット端末200に転送する。また、第1の広告管理部330は、タブレット端末200から広告コンテンツの表示に関する情報(第1の情報)を取得し、この情報を連動表示制御部350に提供する。
第2の広告管理部340は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、ネットワークを介して、テレビ300のための広告コンテンツ(第2の広告コンテンツ)を取得して、これを表示制御部310に内部的に提供する。さらに、第2の広告管理部340は、表示制御部310を制御することによって、テレビ300における広告コンテンツの表示を内部的に制御する。
連動表示制御部350は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された連動表示設定情報144を、ネットワークを介して取得する。連動表示制御部350は、第1の広告管理部330が取得した第1の情報に応じてリアルタイムで連動表示設定情報144を参照してもよいし、予め連動表示設定情報144を取得して図示しない記憶部にキャッシュしてもよい。
ここで、例えば、第1の広告管理部330、第2の広告管理部340、および連動表示制御部350は、協働して広告取得リクエスト(GetAd)をサーバ100に送信し、第1の広告管理部330はタブレット端末200のための第1の広告コンテンツを、第2の広告管理部340はテレビ300のための第2の広告コンテンツを、連動表示制御部350は連動表示設定情報144を、それぞれ広告サーバ100から取得してもよい。
なお、本明細書において、“連動表示設定情報および各広告コンテンツを広告サーバから取得すること”は、必ずしも連動表示設定情報と各広告コンテンツとを同一のサーバ装置から取得することを意味しない。上述のように、本開示のいくつかの実施形態における広告サーバ100は、ネットワーク上の1または複数のサーバ装置によって実現される機能の集合体でありうる。それゆえ、“サーバ”という用語は必ずしも特定のサーバ装置を意味するものではない。従って、“連動表示設定情報および各広告コンテンツをサーバから取得する”という記載があったとしても、連動表示設定情報を提供する機能を実現するサーバ装置と、それぞれの広告コンテンツを提供する機能を実現するサーバ装置とは、別個のサーバ装置でありうる。
一方、タブレット端末200では、表示制御部210が、テレビ300から転送された第1の広告コンテンツを取得して、表示部220に表示させる。本実施形態では、テレビ300に含まれる第1の広告管理部330が、タブレット端末200のための第1の広告コンテンツをも取得するための広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信しうる。表示制御部210は、広告取得リクエストを送信すること、または第1の広告コンテンツを転送することを第1の広告管理部330に依頼することが可能であってもよい。一方、操作部230が取得したユーザ操作などの情報は、表示制御部210に提供されるとともに、第1の情報としてテレビ300の第1の広告管理部330にも送信され、さらに広告サーバ100に転送されうる。
なお、本実施形態において、タブレット端末200は、テレビ300とは通信可能であるが、広告サーバ100とは通信可能でなくてもよい。例えば、タブレット端末200は、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)などによってテレビ300と通信可能であるが、広告サーバ100と通信するためのインターネットなどのネットワークには接続されていない装置であってもよい。従って、タブレット端末200は、第1の実施形態で例示された各種の情報端末でありうる他、リモートコントローラなどもっぱら家庭内で使用される装置であってもよい。
(2−3.まとめ)
以上で説明したような本開示の第2の実施形態によれば、タブレット端末200が広告サーバ100とは通信せず、専らテレビ300と通信するような場合であっても、上記の第1の実施形態と同様の機能を実現することが可能である。これによって、タブレット端末200を、ネットワーク通信機能を有する情報端末だけではなく、家庭内など限られた範囲での通信の機能を有するリモートコントローラなどの装置としても実現することが可能になる。
(3.第3の実施形態)
(3−1.概要)
図5Aおよび図5Bは、本開示の第3の実施形態を概略的に示す図である。図5Aは、本実施形態における広告配信時の状態を示す。ここでは、マスタ端末400およびスレーブ端末500が、それぞれ広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信した場合に、それぞれの端末に広告コンテンツ(Ad)が配信される。広告取得リクエストは、例えばマスタ端末400およびスレーブ端末500で共通して実行されている広告アプリケーションによって送信される。
ここで、マスタ端末400およびスレーブ端末500にそれぞれ配信される広告コンテンツ(Ad)は、例えば、同じ広告対象についての広告コンテンツでありうる。それぞれの広告コンテンツの内容は、共通していてもよいし、また異なってもよい。例えば、広告コンテンツである画像が分割されてマスタ端末400とスレーブ端末500とにそれぞれ配信されてもよい。この場合、一続きの画像が複数の端末にまたがって表示されることで、広告がユーザの注意を惹きやすくなる。
なお、図では1つのマスタ端末400と2つのスレーブ端末500が示されているが、端末の数はこれには限られない。例えば、マスタ端末400が複数あってもよく、スレーブ端末500が1または3以上あってもよい。例えば、マスタ端末400およびスレーブ端末500に分割された広告コンテンツを配信する場合、広告サーバ100(の連動表示制御部130)は、配信対象の端末の数を認識し、その数に応じて広告コンテンツをいくつに分割するかを決定してもよい。
図5Bは、本実施形態における広告連動時の状態を示す。本実施形態では、マスタ端末400で広告コンテンツ(Ad)の表示が開始されたのに同期して、スレーブ端末500でも広告コンテンツ(Ad)の表示が開始されうる。また、マスタ端末400で広告コンテンツ(Ad)の表示が変化したのに同期して、スレーブ端末500でも広告コンテンツ(Ad)の表示が変化してもよい。ここで、マスタ端末400における広告コンテンツの表示の開始や表示の変化は、マスタ端末400に与えられたユーザ操作によって発生してもよいし、マスタ端末400の位置情報などのセンシング結果や時刻などによって発生してもよい。
このようなスレーブ端末500における広告コンテンツの表示の変化は、マスタ端末400が広告サーバ100に対して広告制御リクエスト(Request)を送信し、これに応じて広告サーバ100がスレーブ端末500における広告コンテンツの表示を制御する(Control)ことによって実現される。なお、広告表示リクエストは、必ずしも明示的なリクエストでなくてよく、例えばマスタ端末におけるユーザ操作の内容、センシング結果、または時刻がそのまま送信されるものであってもよい。
なお、本実施形態における広告配信と広告連動(表示)とは、時間的に連続していてもよいし、離隔していてもよい。つまり、広告配信は、広告の表示時にリアルタイムで実行されてもよいし、広告を表示する前にバックグラウンドで実行されてもよい。広告配信がリアルタイムで実行される場合、マスタ端末400への広告配信が実行されたことが、スレーブ端末500への広告配信のトリガになってもよい。広告配信がバックグラウンドで実行される場合、マスタ端末400への広告配信とスレーブ端末500への広告配信が時間差をもって実行されてもよい。
また、本実施形態において、マスタ端末400とスレーブ端末500との役割は、互換的である。つまり、複数の端末があって、そのそれぞれに広告コンテンツが配信された場合に、最初に広告コンテンツの表示を開始した端末がマスタ端末400になり、その他の端末がスレーブ端末500になりうる。このような役割の互換は、それぞれの端末で広告コンテンツの表示が開始された後にも発生しうる。
つまり、マスタ端末400での広告コンテンツの表示の開始に連動してスレーブ端末500での広告コンテンツの表示が開始された場合に、スレーブ端末500のうちのいずれかでユーザ操作によって広告コンテンツの表示が変化した場合、今度はこのスレーブ端末500がマスタ端末400になり、元のマスタ端末を含むスレーブ端末500における広告コンテンツの表示が連動して変化してもよい。このような連動は、第1の装置と第2の装置との間での広告コンテンツ表示の双方向的な連動ともいえる。
(3−2.機能構成)
図6は、本開示の第3の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。図6を参照すると、本実施形態に係るシステム30は、広告サーバ100と、マスタ端末400と、スレーブ端末500とを含む。広告サーバ100については、第1の装置がマスタ端末400、第2の装置がスレーブ端末500である点を除いては上記の第1の実施形態と同様であるため、後述する連動表示設定情報144を除いて詳細な説明は省略する。
(マスタ端末)
マスタ端末400は、広告サーバ100とネットワークを介して通信する第1の装置である。マスタ端末400は、例えば第1の実施形態におけるタブレット端末200と同様の装置であり、後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。マスタ端末400は、表示制御部410と、表示部420と、操作部430とを含む。なお、マスタ端末400を実現する情報処理装置において、表示制御部410はCPUなどのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現され、表示部420は出力装置であるディスプレイによって実現され、操作部430は入力装置であるタッチパネルなどによって実現されうる。
表示制御部410は、広告サーバ100から配信された第1の広告コンテンツを取得して、表示部420に表示させる。広告サーバ100から広告コンテンツを取得するために、表示制御部410は広告取得リクエスト(GetAd)を送信してもよい。表示制御部410は、配信された広告コンテンツを図示しない記憶部に一時的にキャッシュしてもよい。また、表示制御部410は、操作部430が取得したユーザ操作に従って、表示部420への広告コンテンツの表示を開始したり、表示部420における広告コンテンツの表示を変化させたりしてもよい。操作部430が取得したユーザ操作の情報は、上記の第1の情報として広告サーバ100にも送信されうる。
(スレーブ端末)
スレーブ端末500は、広告サーバ100とネットワークを介して通信する第2の装置である。スレーブ端末500は、例えば第1の実施形態におけるタブレット端末200と同様の装置であり、後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される。スレーブ端末500は、表示制御部510と、表示部520とを含む。なお、スレーブ端末500を実現する情報処理装置において、表示制御部510はCPUなどのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現され、表示部520は出力装置であるディスプレイによって実現されうる。
なお、上述のように、本実施形態においてマスタ端末400とスレーブ端末500との役割は互換的であるため、マスタ端末400の構成とスレーブ端末500の構成は同様であってもよい。つまり、スレーブ端末500も、マスタ端末400と同様に操作部を含みうる。しかし、図では、簡単のために、少なくとも一時的に決定されたマスタ端末400およびスレーブ端末500としての役割に関係しない構成要素を省略している。
本実施形態は、上記の第1および第2の実施形態とは異なる装置間での広告コンテンツの連動表示に関するものであるため、広告サーバ100において記憶部140に格納される連動表示設定情報には、例えば第1の実施形態とは異なる以下のような定義のうちの1または複数が含まれうる。なお、位置情報や音、加速度、撮像画像などのセンシング結果を第1の情報として利用する連動表示設定は、マスタ端末400を実現する情報処理装置がGPS(Global Positioning System)センサやマイクロフォン、加速度センサ、撮像装置などを有する場合に利用可能である。
・マスタ端末400で広告コンテンツの表示が開始された場合に、スレーブ端末500でも同じ広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400でユーザ操作によって広告コンテンツの表示が変化した場合に、スレーブ端末500に表示されている広告コンテンツにもそれに対応する変化が生じる。
・マスタ端末400で所定の時刻の到来が検出された場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400の位置情報が特定の場所を示している場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400の位置情報が特定の場所を示している場合に、マスタ端末400と、その場所の近傍に位置するスレーブ端末500とで広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400で特定のアプリケーションや機能が起動された場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400が特定の音を感知した場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400の加速度が所定の値を超えた場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
・マスタ端末400で取得された撮像画像に所定の文字、絵柄、または人の表情が含まれる場合に、マスタ端末400およびスレーブ端末500の両方で広告コンテンツの表示が開始される。
(3−3.まとめ)
以上で説明したような本開示の第3の実施形態によれば、例えば友人同士などが所持している複数の情報端末をマスタ端末およびスレーブ端末として機能させて、同じ広告コンテンツを共有することができる。また、ユーザ操作に限らない様々な条件をトリガにして広告コンテンツの表示を開始することによって、例えば意外性のあるタイミングで広告コンテンツの共有を開始することができる。本実施形態では、友人などとの共有や、状況の意外性などといった要素によって、より訴求力のある広告コンテンツの配信が実現されうる。
(4.第4の実施形態)
(4−1.概要)
図7Aおよび図7Bは、本開示の第4の実施形態を概略的に示す図である。図7Aは、本実施形態における広告配信時の状態を示す。広告コンテンツ(Ad)は、マスタ端末400が広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信した場合に、マスタ端末400に配信される。広告取得リクエストは、例えば、マスタ端末400で実行されている広告アプリケーションによって送信される。
ここで、本実施形態において、マスタ端末400は、連動の対象になるスレーブ端末500を認識しており、後述する連動した表示のために、マスタ端末400のための広告コンテンツとスレーブ端末500のための広告コンテンツとの両方を広告サーバから取得する。マスタ端末400は、広告サーバ100から取得された広告コンテンツのうち、スレーブ端末500のための広告コンテンツを、スレーブ端末500に転送する。なお、例えばマスタ端末400とスレーブ端末500とが同じ種類の端末であるような場合、マスタ端末400は、広告サーバ100から取得された広告コンテンツのコピーをスレーブ端末500に提供してもよい。
図7Bは、本実施形態における広告連動時の状態を示す。本実施形態でも、第3の実施形態と同様に、マスタ端末400で広告コンテンツ(Ad)の表示が開始されたのに同期して、スレーブ端末500でも広告コンテンツ(Ad)の表示が開始されうる。また、マスタ端末400で広告コンテンツ(Ad)の表示が変化したのに同期して、スレーブ端末500でも広告コンテンツ(Ad)の表示が変化してもよい。第3の実施形態との相違として、本実施形態では、マスタ端末400が直接的にスレーブ端末500における広告コンテンツの表示を制御する(Control)。マスタ端末400における広告コンテンツの表示の開始や表示の変化は、マスタ端末400に与えられたユーザ操作によって発生してもよいし、マスタ端末400の位置情報などのセンシング結果や時刻などによって発生してもよい。例えば、マスタ端末400は、こうしたトリガを検出すると、同様の動作をするようスレーブ端末500に制御信号を送信する。
なお、本実施形態においても、広告配信と広告連動(表示)とは、時間的に連続していてもよいし、離隔していてもよい。つまり、広告配信は、広告の表示時にリアルタイムで実行されてもよいし、広告を表示する前にバックグラウンドで実行されてもよい。広告配信がリアルタイムで実行される場合、マスタ端末400への広告配信に引き続いて、スレーブ端末500への転送が実行されうる。広告配信がバックグラウンドで実行される場合、マスタ端末400への広告配信とスレーブ端末500への転送とが時間差をもって実行されてもよい。
(4−2.機能構成)
図8は、本開示の第4の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。図8を参照すると、本実施形態に係るシステム40は、広告サーバ100と、マスタ端末400と、スレーブ端末500とを含む。上記の第3の実施形態との相違として、本実施形態では、第1の広告管理部440と、第2の広告管理部450と、連動表示制御部460とが、マスタ端末400に含まれる。各部の機能、およびプロセッサによってソフトウェア的に実現されうる点は第3の実施形態と同様である。それゆえ、以下では、第3の実施形態との相違点について主に説明し、共通点については説明を省略する。
第1の広告管理部440は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、ネットワークを介して、マスタ端末400のための広告コンテンツ(第1の広告コンテンツ)を取得して、これを表示制御部410に内部的に提供する。また、第1の広告管理部440は、操作部430などによって取得される、第1の広告コンテンツの表示に関する情報(第1の情報)を内部的に取得し、この情報を連動表示制御部460に提供する。
第2の広告管理部450は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された広告コンテンツ142から、ネットワークを介して、スレーブ端末500のための広告コンテンツ(第2の広告コンテンツ)を取得して、これをスレーブ端末500に転送する。さらに、第2の広告管理部450は、連動表示制御部460の制御に従ってスレーブ端末500に制御信号を送信することによって、スレーブ端末500における第2の広告コンテンツの表示を制御する。
連動表示制御部460は、広告サーバ100にある記憶部140に格納された連動表示設定情報144を、ネットワークを介して取得する。連動表示制御部460は、操作部430などから提供された第1の情報に応じてリアルタイムで連動表示設定情報144を参照してもよいし、予め連動表示設定情報144を取得して図示しない記憶部にキャッシュしてもよい。
ここで、例えば、第1の広告管理部440、第2の広告管理部450、および連動表示制御部460は、協働して広告取得リクエスト(GetAd)をサーバ100に送信し、第1の広告管理部440はマスタ端末400のための第1の広告コンテンツを、第2の広告管理部450はスレーブ端末500のための第2の広告コンテンツを、連動表示制御部460は連動表示設定情報144を、それぞれ広告サーバ100から取得してもよい。
一方、スレーブ端末500では、表示制御部510が、マスタ端末400から転送された第2の広告コンテンツを取得して、表示部520に表示させる。本実施形態では、マスタ端末400に含まれる第2の広告管理部450が、スレーブ端末500のための広告コンテンツをも取得するための広告取得リクエスト(GetAd)を広告サーバ100に送信しうる。表示制御部510は、広告取得リクエストを送信すること、または第2の広告コンテンツを転送することを第2の広告管理部450に依頼することが可能であってもよい。
なお、本実施形態において、スレーブ端末500は、マスタ端末400とは通信可能であるが、広告サーバ100とは通信可能でなくてもよい。例えば、スレーブ端末500は、無線LANやBluetooth(登録商標)などによってマスタ端末400と通信可能であるが、広告サーバ100と通信するためのインターネットなどのネットワークには接続されていない装置であってもよい。このような状態は、定常的なものであってもよいし、一時的なものであってもよい。例えば、マスタ端末400が、図7Aに示した広告コンテンツの配信の時点ではネットワークに接続されていたがその後オフラインになり、同じくオフラインであるスレーブ端末500と近接したときにスレーブ端末500への広告コンテンツの転送が実行されてもよい。この場合、さらに連動表示制御部460が広告配信時に連動表示設定情報144を取得して図示しない記憶部にキャッシュしていれば、マスタ端末400とスレーブ端末500とがいずれもオフラインであり、互いの間でのみ通信可能であるような状態でも、連動した広告コンテンツの表示が可能になる。
なお、本実施形態においても、第3の実施形態と同様にマスタ端末400とスレーブ端末500との役割は互換的であるため、スレーブ端末500も、マスタ端末400と同様に、第1の広告管理部、第2の広告管理部、連動表示制御部、および操作部を含みうる。しかし、図では、簡単のために、少なくとも一時的に決定されたマスタ端末400およびスレーブ端末500としての役割に関係しない構成要素を省略している。
(4−3.まとめ)
以上で説明したような本開示の第4の実施形態によれば、スレーブ端末500が広告サーバ100とは通信せず、専らマスタ端末400と通信するような場合であっても、上記の第3の実施形態と同様の機能を実現することが可能である。マスタ端末400も、広告配信時を除いては広告サーバ100と通信をしなくてもよい。従って、広告サーバ100との通信が困難な状況でも、端末間の通信が可能であれば、端末間で連動した広告コンテンツの表示を実現することができる。
(5.第5の実施形態)
図9は、本開示の第5の実施形態を概略的に示す図である。図9は、本実施形態における広告連動時の状態を示す。本実施形態では、広告サーバ100が、電子ビルボード600に表示されている広告コンテンツ(Ad)に対応する広告コンテンツを、近傍に位置するタブレット端末200にも配信する。タブレット端末200が電子ビルボード600の近傍に位置することは、タブレット端末200が電子ビルボード600の近傍に設けられた無線局と通信可能になることや、タブレット端末200がGPSなどを用いて取得した位置情報などに基づいて判定されうる。広告サーバ100は、広告コンテンツを配信したタブレット端末200の数や、それぞれのタブレット端末200で広告コンテンツに対して与えられたユーザ操作などに基づいて、電子ビルボード600に表示されている広告コンテンツ(Ad)の表示を変化させる。
図10は、本開示の第5の実施形態の機能構成を概略的に示すブロック図である。図10を参照すると、本実施形態に係るシステム50は、広告サーバ100と、タブレット端末200と、電子ビルボード600とを含む。広告サーバ100およびタブレット端末200については、第2の装置が電子ビルボード600である点を除いては上記の第1の実施形態と同様であるため、後述する連動表示設定情報144を除いて詳細な説明は省略する。
電子ビルボード600は、例えば街頭に設置される大型のディスプレイ装置であり、専ら広告を表示するために用いられうる。電子ビルボード600は、広告サーバ100とネットワークを介して通信する第2の装置である。あるいは、電子ビルボード600は、広告サーバ100と一体化していてもよい。電子ビルボード600は、例えば後述する情報処理装置のハードウェア構成によって実現される(出力装置であるディスプレイが大型であるものの、制御部分にCPUなどのプロセッサが使われる場合には情報処理装置であるといえる)。電子ビルボード600は、表示制御部610と、表示部620とを含む。なお、電子ビルボード600を実現する情報処理装置において、表示制御部610はCPUなどのプロセッサがプログラムに従って動作することによってソフトウェア的に実現され、表示部620は出力装置であるディスプレイによって実現されうる。
本実施形態は、上記の第1〜第4の実施形態とは異なる装置間での広告コンテンツの連動表示に関するものであるため、広告サーバ100において記憶部140に格納される連動表示設定情報には、例えば第1〜第4の実施形態とは異なる以下のような定義のうちの1または複数が含まれうる。なお、位置情報を第1の情報として利用する連動表示設定は、タブレット端末200を実現する情報処理装置がGPSセンサなどを有する場合に利用可能である。
・タブレット端末200が電子ビルボード600に近接した場合に、タブレット端末200において電子ビルボード600に表示された広告コンテンツに関連する広告コンテンツの表示を開始する。
・所定の数以上のタブレット端末200が広告コンテンツを表示している場合に、電子ビルボード600における広告コンテンツの表示を変化させる。
・所定の数以上のタブレット端末200で、表示されている広告コンテンツに対して所定のユーザ操作が与えられた場合に、電子ビルボード600における広告コンテンツの表示を変化させる。
ここで、電子ビルボード600における広告コンテンツの表示の変化は、例えば、静止画が動画として動き出したり、表示された場面が転換したりといったものでありうる。例えば所定の数以上のユーザが集まってタブレット端末200で広告コンテンツを表示したり、さらに所定の数以上のユーザがタブレット端末200に表示された広告コンテンツに対して所定の操作をしたりすることを条件にして電子ビルボード600での広告コンテンツの表示を変化させることによって、集まったユーザが力を合わせて電子ビルボード600での広告コンテンツの表示を変化させているという実感が得られ、広告がユーザの印象に残りやすくなる。
(6.ハードウェア構成)
次に、図11を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図11は、情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態におけるサーバ装置、タブレット端末、テレビ、マスタ端末、スレーブ端末、および電子ビルボードを実現しうる。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置、ならびにプリンタ装置などでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストまたは画像などの映像として出力したり、音声または音響などの音声として出力したりする。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などである。
撮像装置933は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサなどの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
(7.補足)
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
また、上記の実施形態の説明において、機能構成のブロック図は本開示の実施形態に係る機能を実現するための機能構成を示すにすぎず、それぞれの装置は、その他の機能を実現するための他の機能構成をさらに含みうる。また、本開示の実施形態に係る機能を実現するための機能構成が、それぞれの装置のその他の機能を実現するために用いられてもよい。
また、上記の実施形態の説明において、広告コンテンツの出力方法として画像の表示を例示したが、本開示の実施形態がこのような例には限られない。例えば、広告コンテンツは音声として出力されてもよいし、バイブレーションのような装置の動きとして出力されてもよい。広告コンテンツの出力の連動は、同じ出力方法(例えば画像同士、音声同士、など)の間には限られず、異なる出力方法(例えば画像と音声、画像とバイブレーション、音声とバイブレーションなど)の間で実現されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する第1の広告管理部と、
前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する第2の広告管理部と、
前記第1の広告管理部が前記第1の装置から取得した第1の情報と、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の広告管理部を介して前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する連動出力制御部と
を備える情報処理装置。
(2)前記第1の情報は、前記第1の装置において前記第1の広告コンテンツの出力の開始または変化のトリガが発生したことを示す情報を含む、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記第1の情報は、前記第1の装置において取得されたユーザ操作を示す情報を含む、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記第1の情報は、前記第1の装置におけるセンシング結果を示す情報を含む、前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を開始させる、前記(2)〜(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、前記(2)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)前記第2の広告管理部は、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を管理し、
前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を静止画から動画に切り替える、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)前記第2の広告管理部は、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を管理し、
前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示領域を変化させる、前記(6)または(7)に記載の情報処理装置。
(9)前記連動出力制御部は、前記連動出力設定情報を外部装置から取得する、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記外部装置から取得し、
前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記外部装置から取得する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)前記情報処理装置は、前記第2の装置を含み、出力部における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する出力制御部をさらに備え、
前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記第1の装置に転送するとともに前記第1の情報を前記第1の装置から受信し、
前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記出力制御部に提供する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)前記情報処理装置は、前記第1の装置を含み、出力部における前記第1の広告コンテンツの出力を制御する出力制御部をさらに備え、
前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記出力制御部に提供するとともに前記第1の情報を内部的に取得し、
前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記第2の装置に転送するとともに、前記第2の広告コンテンツの出力を制御するための制御信号を前記第2の装置に送信する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(13)前記第1の情報は、携帯可能な前記第1の装置が前記第2の装置に近接したことを示す情報を含み、
前記第1の広告管理部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第1の装置における前記第1の広告コンテンツの出力を開始させる、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(14)前記連動出力制御部は、前記第1の情報によって所定の数以上の前記第1の装置が前記第2の装置に近接して前記第1の広告コンテンツを出力していることが示される場合に、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)前記第1の情報は、前記第1の広告コンテンツが出力されている前記第1の装置において取得された所定のユーザ操作を示す情報をさらに含み、
前記連動出力制御部は、前記第1の情報によって所定の数以上の前記第1の装置において前記所定のユーザ操作が取得されたことが示される場合に、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、前記(13)または(14)に記載の情報処理装置。
(16)前記第1の広告コンテンツと前記第2の広告コンテンツとは、一続きの広告コンテンツを分割することによって生成され、
前記連動出力制御部は、前記第1の装置および前記第2の装置の数に応じて、前記一続きの広告コンテンツをいくつに分割するかを決定する、前記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(17)第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理することと、
前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理することと、
前記第1の装置から取得された第1の情報と、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御することと
を含む情報処理方法。
(18)第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する機能と、
前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する機能と、
前記第1の装置から取得された第1の情報と、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
10,20,30,40,50 システム
100 広告サーバ
200 タブレット端末
300 テレビ
400 マスタ端末
500 スレーブ端末
600 電子ビルボード
110,330,440 第1の広告管理部
120,340,450 第2の広告管理部
130,350,460 連動表示制御部
140 記憶部
142 広告コンテンツ
144 連動表示設定情報

Claims (16)

  1. 第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する第1の広告管理部と、
    前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する第2の広告管理部と、
    前記第1の広告管理部が前記第1の装置から取得した第1の情報と、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の広告管理部を介して前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する連動出力制御部と
    を備え、
    前記第1の情報は、前記第1の装置において前記第1の広告コンテンツの出力の開始または変化のトリガが発生したことを示す情報を含み、
    前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、情報処理装置。
  2. 前記第1の情報は、前記第1の装置において取得されたユーザ操作を示す情報を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の情報は、前記第1の装置におけるセンシング結果を示す情報を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を開始させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の広告管理部は、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を管理し、
    前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を静止画から動画に切り替える、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の広告管理部は、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示を管理し、
    前記連動出力制御部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの表示領域を変化させる、請求項1または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記連動出力制御部は、前記連動出力設定情報を外部装置から取得する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記外部装置から取得し、
    前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記外部装置から取得する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、前記第2の装置を含み、出力部における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する出力制御部をさらに備え、
    前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記第1の装置に転送するとともに前記第1の情報を前記第1の装置から受信し、
    前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記出力制御部に提供する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、前記第1の装置を含み、出力部における前記第1の広告コンテンツの出力を制御する出力制御部をさらに備え、
    前記第1の広告管理部は、前記第1の広告コンテンツを前記出力制御部に提供するとともに前記第1の情報を内部的に取得し、
    前記第2の広告管理部は、前記第2の広告コンテンツを前記第2の装置に転送するとともに、前記第2の広告コンテンツの出力を制御するための制御信号を前記第2の装置に送信する、請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の情報は、携帯可能な前記第1の装置が前記第2の装置に近接したことを示す情報を含み、
    前記第1の広告管理部は、前記第1の情報が取得された場合に前記第1の装置における前記第1の広告コンテンツの出力を開始させる、請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記連動出力制御部は、前記第1の情報によって所定の数以上の前記第1の装置が前記第2の装置に近接して前記第1の広告コンテンツを出力していることが示される場合に、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の情報は、前記第1の広告コンテンツが出力されている前記第1の装置において取得された所定のユーザ操作を示す情報をさらに含み、
    前記連動出力制御部は、前記第1の情報によって所定の数以上の前記第1の装置において前記所定のユーザ操作が取得されたことが示される場合に、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の広告コンテンツと前記第2の広告コンテンツとは、一続きの広告コンテンツを分割することによって生成され、
    前記連動出力制御部は、前記第1の装置および前記第2の装置の数に応じて、前記一続きの広告コンテンツをいくつに分割するかを決定する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理することと、
    前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理することと、
    前記第1の装置から第1の情報が取得された場合に、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御することと
    を含み、
    前記第1の情報は、前記第1の装置において前記第1の広告コンテンツの出力の開始または変化のトリガが発生したことを示す情報を含み、
    前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、情報処理方法。
  16. 第1の装置における第1の広告コンテンツの出力を管理する機能と、
    前記第1の装置とは異なる第2の装置における前記第1の広告コンテンツに関連する第2の広告コンテンツの出力を管理する機能と、
    前記第1の装置から第1の情報が取得された場合に、該第1の情報に関連付けて前記第2の広告コンテンツの動作を定義した連動出力設定情報とに基づいて、前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を制御する機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    前記第1の情報は、前記第1の装置において前記第1の広告コンテンツの出力の開始または変化のトリガが発生したことを示す情報を含み、
    前記第1の情報が取得された場合に前記第2の装置における前記第2の広告コンテンツの出力を変化させる、プログラム。
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