JP5874523B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP5874523B2
JP5874523B2 JP2012107865A JP2012107865A JP5874523B2 JP 5874523 B2 JP5874523 B2 JP 5874523B2 JP 2012107865 A JP2012107865 A JP 2012107865A JP 2012107865 A JP2012107865 A JP 2012107865A JP 5874523 B2 JP5874523 B2 JP 5874523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel cell
flow path
unused
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012107865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013235735A (ja
Inventor
康俊 土肥
康俊 土肥
康弘 長田
康弘 長田
上原 昌徳
昌徳 上原
信也 坂口
信也 坂口
厚 早坂
厚 早坂
杉原 真一
真一 杉原
晴彦 加藤
晴彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012107865A priority Critical patent/JP5874523B2/ja
Publication of JP2013235735A publication Critical patent/JP2013235735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5874523B2 publication Critical patent/JP5874523B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに関するものである。
従来、燃料電池の高効率化の手法として燃料リサイクルが提案されている。一般的に、燃料電池に供給される燃料は、その供給量の全量を発電反応に利用することができず、一部は未利用燃料として燃料電池から放出される。
そこで、未利用燃料をエジェクタを用いて再循環させることで、燃料を搾り取ることができ、発電効率を向上するものがある。エジェクタは、ノズル部から噴射される原燃料ガス流によって吸引口から吸引される未利用燃料とノズル部から噴射される原燃料とを混合して燃料電池側に吐出するものである。また、未利用燃料には発電反応で生成される水蒸気が多く含まれ、混合燃料流路に改質器を設置することにより、水蒸気改質に必要な水蒸気の供給をリサイクルにより補うことができる。
しかし、未利用燃料は燃料電池の発熱により温度が上昇しており、リサイクル燃料の温度も高く体積が膨張しているため、エジェクタの吸引性能が低下し、燃料リサイクル量を多くすることができず、発電効率の向上に限界があった。また、燃料の水蒸気改質を行う場合、燃料リサイクル量に限界があるため、リサイクル燃料に含まれる水蒸気だけでは改質に必要な水蒸気の全量を供給できず、水蒸気供給システムが必要となり、システムのサイズアップおよびコストアップという問題があった。
そこで、例えば、特許文献1に記載では、冷却器によりリサイクル燃料の温度を低くすることにより、リサイクル燃料量を増加させて発電効率の向上を可能にする燃料電池システムが提案されている。このシステムでは、リサイクル量を増加させることで外部からの水供給量を減少あるいは無くすことができる。
特開2003−109628号公報
しかし、上記特許文献1では、冷却器によりリサイクル燃料の温度を低くすることにより、リサイクル燃料量を増加させることができるものの、原燃料に対するリサイクル燃料の質量流量比が大きい。このため、特に、原燃料供給圧が低い数kW程度の低出力のシステムでは、エジェクタのノズル口径を小さくしても必要なリサイクル燃料流量を得ることができない。そこで、エジェクタのノズル口径を非常に小さくし(例えば、0.3mm以下)かつ補機によって原燃料供給圧を大幅に高めればリサイクル燃料流量が得られるが、補機の動力が大きくなり、システムの総合効率低下に繋がる。
本発明は上記点に鑑みて、全負荷範囲に亘って高い効率で運転できるようにした燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、燃料ガスから改質ガスを生成する改質器(80)と、
前記改質器により生成される改質ガスと酸化剤との電気化学反応によって電気エネルギを発生させる燃料電池素子を少なくとも1つ以上備える燃料電池モジュール(90)と、
前記燃料ガスを前記燃料電池モジュール側に供給するための燃料ガス流路(10)と、
前記電気化学反応に利用されなく、かつ前記燃料電池モジュールから排出される未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮水を回収する凝縮器(100)と、
前記凝縮器により前記水蒸気が回収された未利用燃料を前記燃料ガス流路側に戻すためのリサイクル燃料流路(30)と、
前記燃料ガス流路中に設けられ、前記燃料ガスを噴射するノズル部(71)と、前記ノズル部から噴射される燃料ガス流によって前記リサイクル燃料流路側から前記未利用燃料を吸引する吸引口(72)とを備え、前記ノズル部から噴射される燃料ガスと前記吸引口から吸引される未利用燃料とを混合して前記燃料電池モジュールの入口側に吐出するエジェクタ(70)と、
前記燃料ガス流路のうち前記ノズル部に対して前記燃料ガスの流れ上流側に前記凝縮器で回収された凝縮水を供給する水経路(50)と、
前記水経路から前記燃料ガス流路に供給される水量を調整するポンプ(120)と、
前記燃料電池モジュールから排出される未利用燃料の質量流量を検出する第1検出手段(151)と、
前記リサイクル燃料流路を通過する未利用燃料の質量流量を検出する第2検出手段(152)と、
前記ポンプを制御して、前記第1検出手段の検出値に対する前記第2検出手段の検出値の比率である循環率を目標値に近づけるように前記水経路から前記燃料ガス流路側に供給される水量を調整する制御手段(S120〜S160)と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、リサイクル燃料に含まれる水蒸気を凝縮・回収し、この水蒸気を回収したリサイクル燃料をエジェクタの吸引口側に供給する。これに加えて、燃料ガス流路のうちノズル部に対して燃料ガスの流れ上流側にて、リサイクル燃料から回収した凝縮水の流れが燃料ガス流に合流される。このため、凝縮水の供給量を調整することにより、全負荷範囲に亘って高い循環率を維持することができる。したがって、全負荷範囲に亘って高い効率で運転できるようにした燃料電池システムを提供することができる。
ここで、負荷範囲とは、燃料電池モジュールの発電量の可変範囲である。燃料電池モジュールの発電量は、燃料ガス流路に供給される燃料ガスの供給量によって変化するものである。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態における燃料電池システムの構成を示す図である。 図1のエジェクタ単体を示す図である。 上記実施形態における燃料電池システムの電気的構成を示す図である。 図3の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図3の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。図1は本発明の設置型の燃料電池システム1の一実施形態の構成を示す図である。
本実施形態の燃料電池システム1は、図1に示すように、燃料ガス流路10、排出流路20、リサイクル燃料流路30、酸化剤流路40、水経路50、ブロア60、エジェクタ70、改質器80、燃料電池モジュール90、凝縮器100、ポンプ110、120、および燃焼室140から構成されている。
燃料ガス流路10は、主燃料としての燃料ガス(例えばメタン)の供給源から燃料ガスを改質器80を介して燃料電池モジュール90側に供給するための流路である。排出流路20は、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料を排出口41側に流すための流路である。リサイクル燃料流路30は、燃料電池モジュール90と排出口との間の分流部21から未利用燃料をエジェクタ70の吸入口72(図2参照)に戻すための流路である。未利用燃料は、改質器80から出力される改質ガスのうち電気化学反応に利用されなかった燃料である。
酸化剤流路40は、酸化剤を燃料電池モジュール90に供給するための流路である。本実施形態の酸化剤としては例えば空気が用いられている。水経路50は、凝縮器100から凝縮水を燃料ガス流路10のうち合流部22に供給するための流路である。合流部22は、燃料ガス流路10のうちブロア60とエジェクタ70との間に位置する。
ブロア60は、燃料ガス流路10中に配置されて、燃料電池モジュール90側に流れる燃料ガス流を発生させる。本実施形態のブロア60として、電動ファンが用いられる。
エジェクタ70は、図1に示すように、燃料ガス流路10のうちブロア60および改質器80の間に設けられ、リサイクル燃料流路30からの未利用燃料を燃料ガス流路10に戻すために用いられている。図2はエジェクタ70の単体を示す図である。エジェクタ70は、図2に示すように、ノズル部71、吸引口72、混合部73、およびディフューザ74から構成されている。ノズル部21は燃料ガスを噴射する。吸引口72はノズル部21から噴射される燃料ガス流によってリサイクル燃料流路30側から未利用燃料を吸引する。混合部73は、ノズル部71から噴射される燃料ガスと吸引口72から吸引される未利用燃料とを混合してガスの圧力を上昇させるものである。ディフューザ74は、通路断面積の拡大によってさらにガス流速を減速して圧力を回復させるものである。
図1の改質器80は、触媒の水蒸気改質反応により燃料ガスから水素を含有する改質ガスを生成する。本実施形態の触媒としては、例えば、ルテニウム、ニッケル等が用いられている。
燃料電池モジュール90は、複数の燃料電池素子が積層されて構成されている。本実施形態の複数の燃料電池素子は、それぞれ固体酸化物型燃料電池(SOFC)からなるものである。複数の燃料電池素子はそれぞれアノードとカソードとの間に配置されている電解質から構成されて、後述する電気化学反応によって電気エネルギを発生する。
凝縮器100は、リサイクル燃料流路30内を流通する未利用燃料に含まれる水蒸気を酸化剤流路40内の酸化剤により冷却して凝縮水を回収する。具体的には、凝縮器100は、凝縮水タンク101および熱交換器102とから構成されている。凝縮水タンク101は、リサイクル燃料流路30を流通する未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮水を蓄える原料水タンクである。熱交換器102は、酸化剤流路40中に設けられて、酸化剤により凝縮水タンク101内の未利用燃料を冷却凝縮する。
ポンプ110は、酸化剤流路40中に設けられ、燃料電池モジュール90側に流れる酸化剤の流れ発生させる。ポンプ120は、水経路50中に設けられ、凝縮水タンク101から燃料ガス流路10の合流部22側に流れる水流を発生させる。本実施形態のポンプ110、120としては、それぞれ電動ポンプが用いられる。
燃焼室140は、排出流路20の下流側に設けられ、排出流路20内の未利用燃料と、未利用酸化剤通路45からの未利用酸化剤とを燃焼させて排ガスを排出口41から排出する。未利用酸化剤通路45は、酸化剤流路40から供給される酸化剤のうち燃料電池モジュール90で電気化学反応に利用されなかった未利用酸化剤を燃焼室140に供給する。
次に、本実施形態の燃料電池システム1の電気的構成について図3を用いて説明する。図3に本実施形態の燃料電池システム1の電気的構成を示す。
本実施形態の燃料電池システム1は、電子制御装置150を備える。電子制御装置150は、マイクロコンピュータ、メモリおよび周辺回路等から構成され、発電制御処理を実行する。電子制御装置150は、発電制御処理の実行に伴って、流量センサ151、152の検出値および残水量センサ153の検出値に基づいてブロア60、ポンプ110、120、およびインバータ回路160をそれぞれ制御する。
流量センサ151は、排出流路20のうち燃料電池モジュール90と分流部21との間に配置されて、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料の質量流量を検出する。
流量センサ152は、リサイクル燃料流路30のうち分流部21と凝縮器100との間に配置されて、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料のうちリサイクル燃料流路30に流通する未利用燃料の質量流量を検出する。
残水量センサ153は、凝縮水タンク101内に蓄えられる凝縮水の残量を検出する。インバータ回路160は、燃料電池モジュール90に発生する直流電圧を交流電圧に変換して電気負荷170に出力する。電気負荷170としては、例えば、家庭用電気機器などがある。
次に、本実施形態の燃料電池システム1の作動について説明する。
まず、電子制御装置150は、ブロア60、およびポンプ110、120をそれぞれ稼働させる。
ブロア60は、燃料ガス流路10内にエジェクタ70側に向けて流れる燃料ガスの流れを発生させる。この燃料ガス流路10内を流れる燃料ガスは、合流部22にて水経路50から流れ込んだ水と混合されてエジェクタ70の入口71a側に流れる。これに伴い、ノズル部21は燃料ガス流を噴射する。そして、このノズル部21から噴射される燃料ガス流によって吸引口72はリサイクル燃料流路30側から未利用燃料を吸引する。混合部73では、ノズル部71から噴射される燃料ガスと吸引口72から吸引される未利用燃料とが混合され、この混合されたガスがディフューザ74から吹き出される。
その後、改質器80で触媒の水蒸気改質反応によりディフューザ74から吹き出される混合ガスから水素を含む改質ガスを生成する。この生成される改質ガスは、燃料電池モジュール90の複数の燃料電池素子のアノードに供給される一方、複数の燃料電池素子のカソードには、ポンプ110により送り込まれる酸化剤(空気)が酸化剤流路40から供給される。このことにより、以下の電気化学反応が起こり、電気エネルギが発生する。
(カソード)1/2O2+2e−→O2-
(アノード)H2+O2-→H2O++2e−
このような電気化学反応によりアノード側では、水蒸気が生成する。この水蒸気を含む未利用燃料が複数の燃料電池素子のアノードから排出流路20に流れ込む。この流れ込んだ未利用燃料のうち一部の未利用燃料は、リサイクル燃料流路30に流れ込む。
また、複数の燃料電池素子のアノードから排出流路20に流れ込んだ未利用燃料のうち、リサイクル燃料流路30に流れ込んだ未利用燃料以外の残りの未利用燃料と未利用酸化剤通路45を通過した未利用酸化剤とが燃焼室140で燃焼して排ガスが排出口41から排出される。
一方、排出流路20からリサイクル燃料流路30に流れ込んだ未利用燃料が凝縮水タンク101を通過する際に、熱交換器101を通過する酸化剤により、冷却される。このため、未利用燃料に含まれる水蒸気が凝縮されて凝縮水として凝縮水タンク101内に蓄えられる。すなわち、凝縮器100により未利用燃料から水蒸気が回収される。その後、この水蒸気が回収された未利用燃料がリサイクル燃料流路30からエジェクタ70の吸引口72に流れる。また、凝縮水タンク101内に蓄えられる凝縮水は、ポンプ120により水経路50を通して燃料ガス流路10の合流部22に送られる。
このとき、後述するように、凝縮水タンク101から水経路50を通して燃料ガス流路10の合流部22に流れる水量をポンプ120により制御することにより、循環率が目標値に近づくことになる。燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料の質量流量をFaとし、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料のうちリサイクル燃料流路30に流れる未利用燃料の質量流量をFbとしたとき、(Fb/Fa)×100を循環率「%」とする。
また、凝縮水タンク101内に蓄えられる凝縮水の水量が所定量未満になると、後述するように、インバータ回路160を制御して、燃料電池モジュール90の燃料利用率を高めて複数の燃料電池素子における水の生成量を増加させる。
このように作動する燃料電池システム1では、電子制御装置150がブロア60により燃料ガス流路10内に流れる燃料ガスの流量を制御することにより、燃料電池モジュール90内に流れ込む改質ガスの流量を制御することができる。このため、電子制御装置150がブロア60を制御して燃料ガス流路の流通量を制御することにより、発電停止状態から定格発電まで全負荷範囲に亘って燃料電池モジュール90の発電量を制御することができる。
ここで、電子制御装置150がブロア60を制御して燃料電池モジュール90が定格発電運転を行っているとき、循環率が60%以上になるように、燃料ガス流路10、排出流路20、リサイクル燃料流路30、およびエジェクタ70が設定されている。
次に、電子制御装置160において、燃料ガス流路10に供給する水量を制御するための水供給量制御処理、および燃料電池モジュール90で水生成量を増加させるためのインバータ制御処理について別々に説明する。電子制御装置160は、水供給量制御処理、およびインバータ制御処理を時分割で実行する。
(水供給量制御処理)
電子制御装置160は、図4のフローチャートにしたがって、水供給量制御処理を実行する。
まず、ステップS100において、流量センサ151によって、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料の質量流量(以下、排出量Faという)を検出する。これに加えて、流量センサ152によってリサイクル燃料流路30から排出される未利用燃料のうちリサイクル燃料流路30に流通する未利用燃料の質量流量(以下、循環量Fbという)を検出する。
次に、ステップS110において、排出量Faと循環量Fbとから循環率Rpv(=(Fb/Fa)×100%)を求める。
次に、ステップS120において、循環率RPVが目標循環率RSET未満であるか否かを判定する。このとき、循環率RPVが目標循環率RSET未満であるときには、YESと判定して、ステップS130において、ポンプ120を制御して、水経路50から燃料ガス流路10の合流部22に流れ込む単位時間あたりの水供給量を所定量SW分増量させる。このことにより、循環率RPVを上げることができる。
その後、ステップS100に戻り、流量センサ151によって排出量Faを検出し、流量センサ152によって循環量Fbを検出する。次のステップS110において、排出量Faと循環量Fbとから循環率Rpvを求める。
次のステップS120において、循環率RPVが目標循環率RSETよりも大きいときにはNOと判定して、次のステップS140でYESと判定する。
ここで、循環率RPVを下げるために改質器80および複数の燃料電池素子に供給される水量を減らし過ぎると、改質器80の触媒の水蒸気反応によってカーボン析出が生じたり、複数の燃料電池素子の反応によって複数の燃料電池素子のアノードにカーボン析出が生じたりする恐れがある。
そこで、次のステップS150において、現在の単位時間あたりの水供給量WPVから所定量SV分引いた、単位時間あたりの水量(WPV−SV)が閾値ST(=FPV×S/C)よりも大きいか否かを判定する。所定量SVは、後述するステップS160で用いる単位時間あたりの減水量である。閾値STは、改質器80および複数の燃料電池素子に供給される水量が不足して改質器80および複数の燃料電池素子にカーボン析出が生じる単位時間あたりの水供給量である。
ここで、ブロア60によって燃料ガスの供給源からエジェクタ70側に流す燃料ガスの時間あたりの質量流量をFPVとし、スチームカーボン比として設定された値をS/Cとしたときに、閾値STは、FPV×S/Cである。スチームカーボン比とは、改質器80および燃料電池モジュール90に供給される水蒸気と燃料ガス(或いは、改質ガス)に基づくカーボンとのモル流量比である。S/Cは、スチームカーボン比として改質器80の触媒および複数の燃料電池素子のアノードにカーボン析出が生じることを避けるように設定された値である。
このようなS/CおよびFPVから定める閾値STよりも単位時間あたりの水量(WPV−SV)が大きいときには、上記ステップS150においてYESと判定する。このことにより仮に、現在の水供給量WPVから所定量SV分減量した場合でも、改質器80および複数の燃料電池素子にカーボン析出が生じることはないと判定することになる。これに伴い、ステップS160において、ポンプ120を制御して、水経路50から燃料ガス流路10の合流部22に流れ込む単位時間あたりの水供給量を所定量SV分減量させる。このことにより、循環率RPVを下げることができる。
その後、ステップS100に戻り、流量センサ151によって排出量Faを検出する。流量センサ152によって循環量Fbを検出する。その後、ステップS110において、排出量Faと循環量Fbとから循環率Rpvを求める。循環率RPVが目標循環率RSETと同一であるときには、次のステップS120、S140において、それぞれNO判定する。この場合、水経路50から燃料ガス流路10の合流部22に流れ込む単位時間あたりの水供給量を現在の水供給量のまま維持する。このことにより、循環率RPVが目標循環率RSETと同一値を維持することになる。
なお、上記ステップS150において、閾値STよりも水量(WPV−SV)が小さいときには、NOと判定する。このことにより、改質器80や複数の燃料電池素子にカーボン析出が生じると判定することになる。
(インバータ制御処理)
電子制御装置160は、図5のフローチャートにしたがって、インバータ制御処理を実行する。
まず、ステップS200において、残水量センサ153によって、凝縮水タンク101内に蓄えられる凝縮水の残量を検出する。次のステップS210において、この検出される凝縮水残量が一定量以下であるか否かを判定する。上記検出される凝縮水残量が一定量以下であるときには、上記ステップS210において、YESと判定する。これに伴い、ステップS220において、インバータ回路160を制御して燃料電池モジュール90に発生する直流電圧を交流電圧に変換して電気負荷170に出力する。このことにより、燃料電池モジュール90にて改質ガスを用いた発電が促進されて燃料ガス(すなわち、改質ガス)の利用率を向上することができる。
これに伴い、燃料電池モジュール90の複数の燃料電池素子のアノードにおいて水の発生を増加させることができる。このため、燃料電池モジュール90から排出流路20に排出される未利用燃料に含まれる水蒸気の量を増やすことができる。
その後、ステップS200において、残水量センサ153によって、凝縮水タンク101内に蓄えられる凝縮水の残量を検出する。次のステップS220において、この検出される凝縮水残量が一定量よりも大きいときには、NOと判定する。これに伴い、ステップS230において、インバータ回路160を停止させる。このため、燃料電池モジュール90に発生する直流電圧を交流電圧に変換することを停止する。
以上説明した本実施形態によれば、リサイクル燃料流路30に流通する未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮水を凝縮水タンク101に蓄える。そして、凝縮水が回収されたリサイクル燃料をエジェクタの吸引口側に供給する。これに加えて、燃料ガス流路10のうちエジェクタ70に対して燃料ガスの流れ上流側の合流部22にて凝縮水タンク101からの凝縮水の流れが燃料ガス流に合流される。
ここで、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料の質量流量を検出する流量センサ151と、燃料電池モジュール90から排出される未利用燃料のうちリサイクル燃料流路30に流れる未利用燃料の質量流量を検出する流量センサ152とを備え、電子制御装置150は、ポンプ120を制御して、循環率Rpvを目標循環率RSETに近づけるように水経路50から燃料ガス流路10の合流部21側に供給される水量を調整することを特徴としている。
したがって、ブロア60によって燃料ガス流路の流通量を制御して燃料電池モジュール90の発電量を制御する際に、起動時および部分負荷運転時(低負荷運転時)でも、高い循環率を維持することができる。したがって、燃料電池モジュール90の全負荷範囲に亘って高い効率で運転できるようにした燃料電池システムを提供することができる。
本実施形態では、水蒸気を回収した未利用燃料をエジェクタ70の吸引口側に供給し、かつ未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮した凝縮水を燃料ガス流路10のうち合流部22に供給する。このため、エジェクタ70の吸引口72に供給される未利用燃料の質量流量(すなわち、循環流質量流量)を減少させる一方、エジェクタ70の入口71aに流入する燃料ガス流(すなわち、主流質量流量)の質量流量を増加させることができる。したがって、質量流量比(=(循環流質量流量/主流質量流量)×100%)を下げることができる。例えば、従来の質量流量比が6%〜8%であったものが、本実施形態の質量流量比が0.8%〜1.2%になる。これに伴い、エジェクタ70の吸引口に供給される未利用燃料(リサイクル燃料)の吸引性能に余裕ができ、特に、低負荷時(すなわち、ブロア60の燃料ガス送風量が少ないとき)でも、高い循環率を得ることができる。これに伴い、ブロア60の動力増加も最低限に抑えることができる。ポンプ110、120の動力はそもそも小さいので、補機効率も向上することができる。
本実施形態では、ステップS210において、凝縮水タンク101の凝縮水残量が一定量以下であるときには、YESとして、インバータ回路160を制御して燃料電池モジュール90に発生する直流電圧を交流電圧に変換して電気負荷170に出力する。このことにより、燃料電池モジュール90にて改質ガスを用いた発電が促進されて複数の燃料電池素子のアノードにおいて水の発生を増加させることができる。このため、燃料電池モジュール90から排出流路20に排出される未利用燃料に含まれる水蒸気の量を増やすことができる。このため、リサイクル燃料流路30に流通する未利用燃料に含まれる水蒸気の量を増やすことができる。これに伴い、凝縮器100で凝縮されて凝縮水タンク101に蓄えられる凝縮水の量を増量させることができる。
本実施形態では、循環率RPVが目標循環率RSETよりも大きいと判定したときに、仮に、現在の水供給量WPVから所定量SV分減量した場合でも、改質器80および複数の燃料電池素子にカーボン析出が生じることはないと判定したときに、水経路50から燃料ガス流路10の合流部22に流れ込む単位時間あたりの水供給量を所定量SV分減量させる。このことにより、改質器80および複数の燃料電池素子にカーボン析出が生じることを避けるように、水経路50から燃料ガス流路10の合流部22に流れ込む水供給量を制御することができる。このため、改質器80および複数の燃料電池素子が劣化することを避けることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、本発明の燃料電池システムとして設置型の燃料電池システム1について説明したが、これに代えて、本発明の燃料電池システムを車両搭載型の燃料電池システム1としてもよい。
上記実施形態では、凝縮器100において未利用燃料を酸化剤により冷却して水蒸気を凝縮する例について説明したが、これに代えて、凝縮器100において未利用燃料に含まれる水蒸気を水(例えば水道水)により冷却して未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮してもよい。この場合、凝縮器100において未利用燃料により水が熱されてお湯が生成されることになる。
上記実施形態では、燃料ガス流路10のうちブロア60および改質器80の間にエジェクタ70を配置した例について説明したが、これに代えて、燃料ガス流路10のうち改質器80および燃料電池モジュール90の間にエジェクタ70を配置してもよい。
上記実施形態では、凝縮器100をリサイクル燃料流路30に設けた例について説明したが、これに代えて、排出流路20に凝縮器100を設けてもよい。例えば、排出流路20のうち燃料電池モジュール90と分流部21との間に凝縮器100を設けてもよい。
上記実施形態では、燃料電池素子として固体酸化物型燃料電池を用いた例について説明したが、これに代えて、固体酸化物型燃料電池以外のタイプの燃料電池を燃料電池素子として用いてもよい。
1 燃料電池システム
10 燃料ガス流路
20 排出流路
30 リサイクル燃料流路
40 酸化剤流路
50 水経路
60 ブロア
70 エジェクタ
80 改質器
90 燃料電池モジュール
100 凝縮器
110 ポンプ
120 ポンプ
140 燃焼室
150 電子制御装置
151 流量センサ
152 流量センサ
153 残水量センサ

Claims (10)

  1. 燃料ガスから改質ガスを生成する改質器(80)と、
    前記改質器により生成される改質ガスと酸化剤との電気化学反応によって電気エネルギを発生させる燃料電池素子を少なくとも1つ以上備える燃料電池モジュール(90)と、
    前記燃料ガスを前記燃料電池モジュール側に供給するための燃料ガス流路(10)と、
    前記電気化学反応に利用されなく、かつ前記燃料電池モジュールから排出される未利用燃料に含まれる水蒸気を凝縮して凝縮水を回収する凝縮器(100)と、
    前記凝縮器により前記水蒸気が回収された未利用燃料を前記燃料ガス流路側に戻すためのリサイクル燃料流路(30)と、
    前記燃料ガス流路中に設けられ、前記燃料ガスを噴射するノズル部(71)と、前記ノズル部から噴射される燃料ガス流によって前記リサイクル燃料流路側から前記未利用燃料を吸引する吸引口(72)とを備え、前記ノズル部から噴射される燃料ガスと前記吸引口から吸引される未利用燃料とを混合して前記燃料電池モジュールの入口側に吐出するエジェクタ(70)と、
    前記燃料ガス流路のうち前記ノズル部に対して前記燃料ガスの流れ上流側に前記凝縮器で回収された凝縮水を供給する水経路(50)と、
    前記水経路から前記燃料ガス流路に供給される水量を調整するポンプ(120)と、
    前記燃料電池モジュールから排出される未利用燃料の質量流量を検出する第1検出手段(151)と、
    前記リサイクル燃料流路を通過する未利用燃料の質量流量を検出する第2検出手段(152)と、
    前記ポンプを制御して、前記第1検出手段の検出値に対する前記第2検出手段の検出値の比率である循環率を目標値に近づけるように前記水経路から前記燃料ガス流路側に供給される水量を調整する制御手段(S120〜S160)と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制御手段は、前記ポンプを制御して、前記改質器に供給される水蒸気と前記燃料ガスに基づくカーボンのモル流量比であるスチームカーボン比が予め設定された値以上になるように前記燃料ガス流路側に供給される水量を調整するものであり、
    前記予め設定された値は、前記改質器および前記燃料電池素子にてカーボン析出が生じることを避けるように設定された値であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池モジュールの排出口から排出される未利用燃料を排出口(41)側に流す排出流路(20)を備え、
    前記排出流路に流れる未利用燃料の一部が前記燃料ガス流路側に流れるように前記リサイクル燃料流路が前記排出流路に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記凝縮器は、前記リサイクル燃料流路に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記凝縮器は、前記排出流路のうち前記リサイクル燃料流路が接続される分岐箇所(21)と前記燃料電池モジュールとの間に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  6. 前記エジェクタのノズル部の入口側に流れる前記燃料ガスの流れを発生させるブロア(60)と、
    前記燃料電池モジュールで定格発電を実施するように前記ブロアによって前記エジェクタのノズル部の入口側に供給される前記燃料ガスの質量流量を制御する定格発電制御手段(150)と、を備え、
    前記定格発電制御手段が前記燃料電池モジュールで定格発電を実施するように前記ブロアを制御する際に、前記リサイクル燃料流路に流れるリサイクル燃料に含まれる水蒸気量が前記改質器の触媒の改質反応に必要な水蒸気量を越えるように前記循環率が設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  7. 前記循環率は、60%以上に設定されていることを特徴とする請求項6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記凝縮器は、前記未利用燃料に含まれる水蒸気を前記酸化剤によって冷却して凝縮することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  9. 前記凝縮器は、前記未利用燃料に含まれる水蒸気を水によって冷却して凝縮することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  10. 前記エジェクタは、前記燃料ガス流路のうち前記改質器に対して前記燃料ガスの流れの上流側に配置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
JP2012107865A 2012-05-09 2012-05-09 燃料電池システム Active JP5874523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107865A JP5874523B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107865A JP5874523B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013235735A JP2013235735A (ja) 2013-11-21
JP5874523B2 true JP5874523B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=49761704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107865A Active JP5874523B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5874523B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018212214A1 (ja) 2017-05-18 2018-11-22 株式会社デンソー 燃料電池システム
JP6879237B2 (ja) * 2018-03-13 2021-06-02 株式会社デンソー 燃料電池システム
JP7221641B2 (ja) * 2018-10-10 2023-02-14 大阪瓦斯株式会社 固体酸化物形燃料電池システム
CN117740391A (zh) * 2024-02-21 2024-03-22 中国航发四川燃气涡轮研究院 基于电动泵压式燃气发生器的尾喷管推力测试平台

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337965A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池のリサイクルガスの流量計測方法
JPH07230816A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Tokyo Gas Co Ltd 内部改質型固体電解質燃料電池システム
JP4672120B2 (ja) * 2000-08-24 2011-04-20 三菱重工業株式会社 燃料電池装置及び燃料電池装置の運転方法。
JP2003100326A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Sekisui Chem Co Ltd 燃料電池発電システム
JP5011673B2 (ja) * 2005-08-08 2012-08-29 株式会社日立製作所 燃料電池発電システム
JP5416347B2 (ja) * 2007-10-12 2014-02-12 株式会社日立製作所 固体酸化物形燃料電池発電システムおよびその起動方法
JP5327693B2 (ja) * 2008-03-19 2013-10-30 Toto株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013235735A (ja) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2403125C (en) Solid polymer fuel cell
EP2816647A1 (en) Fuel cell system
JP5874523B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007287633A (ja) 燃料電池発電装置及び制御プログラム並びに制御方法
KR101163464B1 (ko) 전기 전도도 관리 및 난방 성능이 개선된 연료전지 차량용 열 및 물 관리 시스템
JP2007179786A (ja) 燃料電池システム
EP1860716A1 (en) Fuel cell system
JP5502553B2 (ja) 燃料電池システム
JPWO2009113305A1 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP5436352B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
KR20220054835A (ko) 연료전지 시스템 및 운전 방법
JP5434283B2 (ja) 燃料電池システム
US10665878B2 (en) Fuel cell system
US20130029235A1 (en) Fuel cell system and method of controlling the fuel cell system
JP2020087623A (ja) 燃料電池システム
JP2003197233A (ja) 燃料電池発電システムおよびその運転方法
JP5707861B2 (ja) 発電システム
JP2006164541A (ja) 燃料電池システム
JP2011233378A (ja) 燃料電池給湯システム
JP6160757B1 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
US20180069250A1 (en) Fuel cell system and its operation method
KR101558355B1 (ko) 연료 전지의 응축수 및 불순물 배출 방법
JP2015170447A (ja) 燃料電池システム
US20230420711A1 (en) Fuel cell system
JP2006012656A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5874523

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250