JP5872089B1 - シャワープレート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板にガスを均一に吹き付け、且つ、吹き付けられたガスを効率的に回収できる、シャワープレート装置を提供する。【解決手段】基板11の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置10であって、シャワープレート装置10は、ガスを吹き付けるシャワープレート2を備えており、シャワープレート2は、複数のプレート3〜5を備えており、複数のプレート3〜5は、隣り合うプレート同士がシール部材8、9を介して互いに面接触するよう積層されており、最も基板側の第1プレート3には、複数のガス吹付孔31及び複数のガス回収孔32が形成されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置に関するものである。
従来、太陽電池、ディスプレイパネル、タッチパネル等の製造工程においては、ガラス基板の表面にSe等のガスを吹き付ける工程が存在し、特許文献1に示されるような、シャワープレート装置が用いられるようになっている。
国際公開第2010/082467号
ここで、特許文献1に示されるようなシャワープレート装置では、吹き付けられたガス(Se等)をチャンバー外に排出しながら、チャンバー内の真空度(圧力)を一定に制御している。しかし、Se等のガスは高価であり、ガスをチャンバー外に排出することによって、ガスの回収が十分に行われないと、ガスを効率的に使用できないという課題がある。
そこで、本発明は、基板にガスを均一に吹き付け、且つ、吹き付けられたガスを効率的に回収できる、シャワープレート装置を提供することを目的とする。
本発明は、
基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置であって、
前記シャワープレート装置は、ガスを吹き付けるシャワープレートを備えており、
前記シャワープレートは、複数のプレートを備えており、
前記複数のプレートは、隣り合うプレート同士がシール部材を介して互いに面接触するよう積層されており、
最も基板側の第1プレートには、複数のガス吹付孔及び複数のガス回収孔が形成されていることを特徴とする。
前記構成によれば、第1プレートにガス吹付孔及びガス回収孔の両方を設けることによって、ガス吹付後のガス回収を効率良く行うことができる。さらに、複数のプレートを、シール部材を介して面接触するよう積層することによって、複数のプレートを接続する配管等を不要とでき、また、プレート間のシール性を高めることができる。
本発明は、更に、次のような構成を備えるのが好ましい。
(1)前記シャワープレート装置は、移動する前記基板に対してガスを吹き付けるようになっており、
前記第1プレートには、前記ガス吹付孔が、前記基板の移動方向に対して直交する方向に沿って、第1所定間隔を有して配列されて、ガス吹付孔列を形成しており、また、前記ガス回収孔が、前記基板の移動方向に対して直交する方向に沿って、第2所定間隔を有して配列されて、ガス回収孔列を形成しており、
前記ガス吹付孔列と前記ガス回収孔列とが、前記基板の移動方向に沿って、第3所定間隔を有して交互に配置されている。
(2)前記構成(1)において、前記第1プレートには、前記各ガス吹付孔列を囲むように第1傾斜溝が形成されており、また、前記各ガス回収孔列を囲むように第2傾斜溝が形成されている。
(3)前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第2吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第2回収孔と、前記各第2回収孔と連通する1つの第2回収集合孔と、を備えており、
前記第3プレートは、前記各第2吹付孔と連通する第3吹付孔と、前記第2回収集合孔と連通する第3回収孔と、前記各第3吹付孔と連通する1つの第3吹付集合孔と、を備えており、
前記第3吹付集合孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第3回収孔と前記ガス回収部とが接続されている。
(4)前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第2吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第2回収孔と、前記各第2吹付孔と連通する1つの第2吹付集合孔と、を備えており、
前記第3プレートは、前記第2吹付集合孔と連通する第3吹付孔と、前記各第2回収孔と連通する第3回収孔と、前記各第3回収孔と連通する1つの第3回収集合孔と、を備えており、
前記第3吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第3回収集合孔と前記ガス回収部とが接続されている。
(5)前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
前記第1プレートは、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する1つの第11回収集合孔、を備えており、
前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第21吹付孔と、前記第11回収集合孔と連通する第22回収孔と、前記各第21吹付孔と連通する1つの第23吹付集合孔と、を備えており、
前記第3プレートは、前記第22回収孔と連通する第31回収孔と、前記第23吹付集合孔と連通する第32吹付孔と、を備えており、
前記第32吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第31回収孔と前記ガス回収部とが接続されている。
(6)前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
前記第1プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する1つの第12吹付集合孔、を備えており、
前記第2プレートは、前記第12吹付集合孔と連通する第24吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第25回収孔と、前記各第25回収孔と連通する1つの第26回収集合孔と、を備えており、
前記第3プレートは、前記第24吹付孔と連通する第33吹付孔と、前記第26回収集合孔と連通する第34回収孔と、を備えており、
前記第33吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第34回収孔と前記ガス回収部とが接続されている。
(7)前記構成(3)〜(6)のいずれか1つの構成において、前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートにおける、各吹付孔と吹付集合孔、及び、各回収孔と回収集合孔とは、プレートに加工された溝状の連絡通路によって連通しており、
前記連絡通路における、前記各吹付孔と前記吹付集合孔との距離は、それぞれ同じとなっており、また、前記各回収孔と前記回収集合孔との距離は、それぞれ同じとなっている。
(8)前記シャワープレート装置は、前記基板の側方及び下方を囲むボックスを備えており、
前記シャワープレートは、前記ボックスの上壁を構成している。
前記構成(1)によれば、ガス吹付孔とガス回収孔とを交互に配置することによって、移動する基板に対して、均一なガス吹付及びガス回収を行うことができる。
前記構成(2)によれば、第1傾斜溝によって、ガス吹付孔からの吹付範囲を規定することができ、その結果、ガス吹付をより均一とすることができる。また、第2傾斜溝によって、ガス回収孔からの回収範囲を規定することができ、その結果、ガス回収をより均一とすることができる。
前記構成(3)〜(6)によれば、複数のプレートに亘るガス供給ライン及びガス回収ラインを簡単な構成で形成することができる。
前記構成(7)によれば、ガス供給部から供給されたガスが各吹付孔から均等に吹き付けられ、また、各回収孔から回収されたガスがガス回収部へ均等に回収されるようにすることができる。
前記構成(8)によれば、基板をボックス及びシャワープレートによって囲むことによって、吹付孔から吹き付けられたガスが外部へ排出される量を減少させることができ、ガス回収の効率を向上させることができる。
要するに、本発明によると、基板にガスを均一に吹き付け、且つ、吹き付けられたガスを効率的に回収できる、シャワープレート装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るシャワープレート装置の概略断面図である。 図1において、基板移動方向の側面から見たシャワープレート装置の断面の一部を示す概略図である。 シャワープレートの分解斜視図である。 シャワープレートの断面を模式的に示した概略図である。 第1プレートの下面図である。 図5のVI-VI断面図である。 第2プレートの下面図である。 第3プレートの下面図である。 第2実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。 第3実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。 第4実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシャワープレート装置10の概略断面図である。図1は、基板の移動方向の正面から見たシャワープレート装置10を示している。図2は、図1において、基板移動方向の側面から見たシャワープレート装置の断面の一部を示す概略図である。図1及び図2に示されるように、シャワープレート装置10は、基板11の表面にガスを吹き付けるシャワープレート2と、ガスを供給するガス供給部6と、ガスを回収するガス回収部7と、シャワープレート2とガス供給部6とを接続するガス供給路61と、シャワープレート2とガス回収部7とを接続するガス回収路71と、ボックス12と、チャンバー13と、を備えている。チャンバー13内は、真空ポンプ(図示せず)によって、一定の低圧力に保たれるようになっている。ボックス12は、上壁がシャワープレート2となっており、側壁12aと床板12bとで基板11を囲むように構成され、支柱14によってチャンバー13内に設置されている。ボックス12は、内部が反応室15として機能するようになっており、基板11を移動させる搬送ローラ16を備えている。また、側壁12aには、搬送ローラ16の回転軸用の孔12cと、基板11を反応室11へ搬送、搬出するスリット12dが設けられている。孔12cと搬送ローラ16の回転軸との隙間及びスリット12dは、可能な範囲で小さくなるよう形成されている。その結果、シャワープレート2から基板11へ吹き付けたガスが、出来るだけ外部に(真空ポンプで)排出されず、シャワープレート2を介してガス回収部7で回収されるようになっている。すなわち、ガス供給部6からガス供給路61を介してシャワープレート2に供給され、シャワープレート2から基板11に向けて吹き付けられたガスは、シャワープレート2及びガス回収路71を介して、ガス回収部7に回収されるようになっている。なお、本シャワープレート装置は、上述したボックス12及び搬送ローラ16を有さない、バッチ式の装置にも採用できることは、言うまでもない。
図3は、シャワープレート2の分解斜視図であり、図4は、シャワープレート2の断面を模式的に示した概略図である。図1〜図3に示されるように、シャワープレート2は、複数のプレート3〜5(本実施形態では3つのプレート)を備えており、プレート3〜5は、隣り合うプレート同士がシール部材8、9を介して互いに面接触するよう積層されている。シール部材8、9は、プレート3〜5と外寸が同形の薄いシート形状を有しており、プレート3〜5の表面に形成された孔や溝と同じ形状の孔が形成されており、シール部材8によって、プレート3とプレート4との間が密封され、シール部材9によって、プレート4とプレート5との間が密封されている。密封のための密着力は、プレート間を締め付けるボルトやクランプ部材(図示せず)によって、適宜付与される。また、薄いシート状のシール部材ではなく、プレート3〜5の外縁にOリング溝を形成し、Oリング溝に嵌められたOリングによってプレート間を密封するようにしても良い。
図5は、第1プレート3の下面図であり、図6は、図5のVI-VI断面図である。図2〜図6に示されるように、最も基板側の第1プレート3には、複数のガス吹付孔31及び複数のガス回収孔32が形成されている。ガス吹付孔31は、基板の移動方向に対して直交する方向(X方向)に、第1所定間隔(L1)を有して配列されている。また、ガス回収孔32は、X方向に、第2所定間隔(L2)を有して配置されている。そして、ガス吹付孔31の配列とガス回収孔32の配列とが、基板11の移動方向(Y方向)に、第3所定間隔(L3)を有して交互に配置されている。
ガス吹付孔31の配列において、ガス吹付孔31の全体を囲むように、X方向に沿って、第1傾斜溝33が形成されている。また、ガス回収孔32の配列において、ガス回収孔32の全体を囲むように、X方向に沿って、第2傾斜溝34が形成されている。第1傾斜溝33及び第2傾斜溝34は、図6に示されるように、それぞれ、下方に向かって、傾斜溝間が拡がるように形成されている。
図7は、第2プレート4の下面図である。図3、図4及び図7に示されるように、第1プレート3の上方に位置し、第1プレート3と面接触する第2プレート4は、第1プレート3のガス吹付孔31と連通する第2吹付孔41(第2プレート4を貫通している)と、第1プレート3のガス回収孔32と連通する第2回収孔42(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、第2回収孔42と連通する1つの第2回収集合孔43と、を備えている。第2回収孔42と第2回収集合孔43とは、第2プレート4内に形成された溝状の第2連絡通路44によって連通しており、第2連絡通路44における、各第2回収孔42と第2回収集合孔43との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各第2回収孔42と第2回収集合孔43との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第2回収孔42と第2回収集合孔43との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第2回収孔42と第2回収集合孔43との間の流路における屈曲部の数を同じとし(図2及び図5に示されるように、本実施形態において、屈曲部の数は6個)、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。第2連絡通路44は、第2吹付孔41と干渉しないように付設されている。なお、シール部材8には、第2吹付孔41、第2回収孔42及び第2連絡通路44と同じ形状の孔が形成されている。
図8は、第3プレート5の下面図である。図3、図4及び図8に示されるように、第2プレート4の上方に位置し、第2プレート4と面接触する第3プレート5は、第2プレート4の第2吹付孔41と連通する第3吹付孔51(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、第2プレート4の第2回収集合孔43と連通する第3回収孔52と、第3吹付孔51と連通する1つの第3吹付集合孔53(第3プレート5を貫通している)と、を備えている。そして、第3回収孔52は、ガス回収路71を介してガス回収部7に接続され、第3吹付集合孔53は、ガス供給路61を介してガス供給部6に接続されている。第3吹付孔51と第3吹付集合孔53とは、第3プレート5内に形成された溝状の第3連絡通路54によって連通しており、第3連絡通路54における、各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53との間の流路における屈曲部の数を同じとし(図2及び図6に示されるように、本実施形態において、屈曲部の数は6個)、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。なお、シール部材9には、第3吹付孔51、第2回収集合孔43及び第3連絡通路54と同じ形状の孔が形成されている。
前記構成のシャワープレート装置10によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)第1プレート3にガス吹付孔31及びガス回収孔32の両方を設けることによって、ガス吹付後のガス回収を効率良く行うことができる。さらに、3つのプレート3〜5を、シール部材8、9を介して面接触するよう積層することによって、プレート3〜5を接続する配管等を不要とでき、また、プレート3〜5間のシール性を高めることができる。また、各連絡通路は、プレート表面に溝加工を施すことによって形成されるので、複雑に分岐した通路でも簡単に形成することができ、組立、分解、清掃も容易に行うことができる。
(2)第1プレート3には、ガス吹付孔31が、基板11の移動方向に対して直交する方向に沿って、第1所定間隔L1を有して配列されており、また、ガス回収孔32が、基板11の移動方向に対して直交する方向に沿って、第2所定間隔L2を有して配列されており、ガス吹付孔31の配列とガス回収孔32の配列とが、基板11の移動方向に沿って、第3所定間隔L3を有して交互に配置されているので、移動する基板11に対して、均一なガス吹付及びガス回収を行うことができる。
(3)ガス吹付孔31の配列において、ガス吹付孔31の全体を囲むように第1傾斜溝33が形成されており、ガス回収孔32の配列において、ガス回収孔32の全体を囲むように第2傾斜溝34が形成されているので、第1傾斜溝33によって、ガス吹付孔31からの吹付範囲を規定することができ、その結果、ガス吹付をより均一とすることができる。また、第2傾斜溝34によって、ガス回収孔32からの回収範囲を規定することができ、その結果、ガス回収をより均一とすることができる。
(4)第2プレート4は、第1プレート3の各ガス吹付孔31と連通する第2吹付孔41と、第1プレートの各ガス回収孔32と連通する第2回収孔42と、各第2回収孔42と連通する1つの第2回収集合孔43と、を備えており、第3プレート5は、各第2吹付孔41と連通する第3吹付孔51と、第2回収集合孔43と連通する第3回収孔52と、各第3吹付孔51と連通する1つの第3吹付集合孔53と、を備えており、第3回収孔52とガス回収部7とが接続され、第3吹付集合孔53とガス供給部6とが接続されているので、複数のプレートに亘るガス供給ライン及びガス回収ラインを簡単な構成で形成することができる。
(5)各第2回収孔42と第2回収集合孔43とは、第2プレート4内に形成された第2連絡通路44によって連通しており、第2連絡通路44における、各第2回収孔42と第2回収集合孔43との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第2連絡通路44において、第2回収孔42から第2回収集合孔43へのガス回収を、均一に行うことができる。
(6)各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53とは、第3プレート5内に形成された第3連絡通路54によって連通しており、第3連絡通路54における、各第3吹付孔51と第3吹付集合孔53との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第3連絡通路54において、第3吹付集合孔53から第3吹付孔51へのガス供給を、均一に行うことができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、第2プレート4にガス回収のための第2連絡通路44が設けられ、第3プレート5にガス吹付のための第3連絡通路54が設けられているが、第2プレート4にガス吹付のための連絡通路が設けられ、第3プレート5にガス回収のための連絡通路が設けられても良い。
図9は、第2実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。第2実施形態は、第2プレート4にガス回収のための第2連絡通路44が設けられ、第3プレート5にガス吹付のための第3連絡通路54が設けられた第1実施形態に対して、第2プレート4にガス吹付のための第4連絡通路が設けられ、第3プレート5にガス回収のための第5連絡通路が設けられている点で異なっており、その他の構成は第1実施形態と同じである。このため、第2実施形態の説明においては、第1実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
図9に示されるように、最も基板側の第1プレート3には、複数のガス吹付孔31及び複数のガス回収孔32が形成されている。第1プレート3の上方に位置し、第1プレート3と面接触する第2プレート4は、第1プレート3のガス吹付孔31と連通する第2吹付孔41(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、第1プレート3のガス回収孔32と連通する第2回収孔42(第2プレート4を貫通している)と、第2吹付孔41と連通する1つの第2吹付集合孔45と、を備えている。第2吹付孔41と第2吹付集合孔45とは、第2プレート4内に形成された溝状の第4連絡通路46によって連通しており、第4連絡通路46における、各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。第4連絡通路46は、第2回収孔42と干渉しないように付設されている。
第2プレート4の上方に位置し、第2プレート4と面接触する第3プレート5は、第2プレート4の第2吹付集合孔45と連通する第3吹付孔51(第3プレート5を貫通している)と、第2プレート4の第2回収孔42と連通する第3回収孔52(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、第3回収孔52と連通する1つの第3回収集合孔55と、を備えている。そして、第3回収集合孔55は、ガス回収路71を介してガス回収部7に接続され、第3吹付孔51は、ガス供給路61を介してガス供給部6に接続されている。第3回収孔52と第3回収集合孔55とは、第3プレート5内に形成された溝状の第5連絡通路56によって連通しており、第5連絡通路56における、各第3回収孔52と第3回収集合孔55との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各第3回収孔52と第3回収集合孔55との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第3回収孔52と第3回収集合孔55との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第3回収孔52と第3回収集合孔55との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。
前記構成のシャワープレート装置10によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)第2プレート4は、第1プレート3の各ガス吹付孔31と連通する第2吹付孔41と、第1プレートの各ガス回収孔32と連通する第2回収孔42と、各第2吹付孔41と連通する1つの第2吹付集合孔45と、を備えており、第3プレート5は、第2吹付集合孔45と連通する第3吹付孔51と、各第2回収孔42と連通する第3回収孔52と、各第3回収孔52と連通する1つの第3回収集合孔55と、を備えており、第3回収集合孔55とガス回収部7とが接続され、第3吹付孔51とガス供給部6とが接続されているので、複数のプレートに亘るガス供給ライン及びガス回収ラインを簡単な構成で形成することができる。
(2)各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45とは、第2プレート4内に形成された第4連絡通路46によって連通しており、第4連絡通路46における、各第2吹付孔41と第2吹付集合孔45との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第4連絡通路46において、第2吹付集合孔45から第2吹付孔41へのガス供給を、均一に行うことができる。
(3)各第3回収孔52と第3回収集合孔55とは、第3プレート5内に形成された第5連絡通路56によって連通しており、第5連絡通路56における、各第3回収孔52と第3回収集合孔55との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第5連絡通路56において、第3回収孔52から第3回収集合孔55へのガス回収を、均一に行うことができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、第2プレート4にガス回収のための第2連絡通路44が設けられ、第3プレート5にガス吹付のための第3連絡通路54が設けられているが、第1プレート3にガス回収のための連絡通路が設けられ、第2プレート4にガス吹付のための連絡通路が設けられても良い。
図10は、第3実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。第3実施形態は、第2プレート4にガス回収のための第2連絡通路44が設けられ、第3プレート5にガス吹付のための第3連絡通路54が設けられた第1実施形態に対して、第1プレート3にガス回収のための第11連絡通路36が設けられ、第2プレート4にガス吹付のための第21連絡通路474が設けられている点で異なっており、その他の構成は第1実施形態と同じである。このため、第3実施形態の説明においては、第1実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
図10に示されるように、最も基板側の第1プレート3には、第1プレート3を貫通している、複数のガス吹付孔31及び複数のガス回収孔32が形成されている。第1プレート3は、さらに、各ガス回収孔32と連通する1つの第11回収集合孔35(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)を備えている。ガス回収孔32と第11回収集合孔35とは、第1プレート3内に形成された溝状の第11連絡通路36によって連通しており、第11連絡通路36における、各ガス回収孔32と第11回収集合孔35との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各ガス回収孔32と第11回収集合孔35との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各ガス回収孔32と第11回収集合孔35との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各ガス回収孔32と第11回収集合孔35との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。
第1プレート3の上方に位置し、第1プレート3と面接触する第2プレート4は、第1プレート3の各ガス吹付孔31と連通する第21吹付孔471と、第11回収集合孔35と連通する第22回収孔472(第2プレート4を貫通している)と、各第21吹付孔471と連通する1つの第23吹付集合孔473(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、を備えている。各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473とは、第2プレート4内に形成された溝状の第21連絡通路474によって連通しており、第21連絡通路474における、各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473との距離は、それぞれ同じとなっている、また、各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。
第2プレート4の上方に位置し、第2プレート4と面接触する第3プレート5は、第22回収孔472と連通する第31回収孔571と、第23吹付集合孔473と連通する第32吹付孔572と、を備えている。そして、第31回収孔571は、ガス回収路71を介してガス回収部7に接続され、第32吹付孔572は、ガス供給路61を介してガス供給部6に接続されている。
前記構成のシャワープレート装置10によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)第1プレート3は、第1プレート3の各ガス回収孔32と連通する1つの第11回収集合孔35、を備えており、第2プレート4は、第1プレート3の各ガス吹付孔31と連通する第21吹付孔471と、第11回収集合孔35と連通する第22回収孔472と、各第21吹付孔471と連通する1つの第23吹付集合孔473と、を備えており、第3プレートは、第22回収孔472と連通する第31回収孔571と、第23吹付集合孔473と連通する第32吹付孔572と、を備えており、第32吹付孔572とガス供給部6とが接続され、第31回収孔571とガス回収部7とが接続されているので、複数のプレートに亘るガス供給ライン及びガス回収ラインを簡単な構成で形成することができる。
(2)第1プレート3の各ガス回収孔32と第11回収集合孔35とは、第1プレート3内に形成された第11連絡通路36によって連通しており、第11連絡通路36における、各ガス回収孔32と第11回収集合孔35との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第11連絡通路36において、ガス回収孔32から第11回収集合孔35へのガス回収を、均一に行うことができる。
(3)各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473とは、第2プレート4内に形成された第21連絡通路474によって連通しており、第21連絡通路474における、各第21吹付孔471と第23吹付集合孔473との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第21連絡通路474において、第23吹付集合孔473から第21吹付孔471へのガス供給を、均一に行うことができる。
(第4実施形態)
上記第2実施形態では、第2プレート4にガス吹付のための第4連絡通路46が設けられ、第3プレート5にガス回収のための第5連絡通路56が設けられているが、第1プレート3にガス吹付のための連絡通路が設けられ、第2プレート4にガス回収のための連絡通路が設けられても良い。
図11は、第4実施形態に係るシャワープレート装置の第1プレート、第2プレート及び第3プレートの断面を模式的に示した概略図である。第4実施形態は、第2プレート4にガス吹付のための第4連絡通路46が設けられ、第3プレート5にガス回収のための第5連絡通路56が設けられた第2実施形態に対して、第1プレート3にガス吹付のための第12連絡通路38が設けられ、第2プレート4にガス回収のための第22連絡通路484が設けられている点で異なっており、その他の構成は第2実施形態と同じである。このため、第4実施形態の説明においては、第2実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
図11に示されるように、最も基板側の第1プレート3には、第1プレート3を貫通している、複数のガス吹付孔31及び複数のガス回収孔32が形成されている。第1プレート3は、さらに、各ガス吹付孔31と連通する1つの第12吹付集合孔37(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)を備えている。ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37とは、第1プレート3内に形成された溝状の第12連絡通路38によって連通しており、第12連絡通路38における、各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。
第1プレート3の上方に位置し、第1プレート3と面接触する第2プレート4は、第12吹付集合孔37と連通する第24吹付孔481(第2プレート4を貫通している)と、第1プレート3の各ガス回収孔32と連通する第25回収孔482と、各第25回収孔482と連通する1つの第26回収集合孔483(孔は貫通せず溝の一部であるが便宜上“孔”という)と、を備えている。各第25回収孔482と第26回収集合孔483とは、第2プレート4内に形成された溝状の第22連絡通路484によって連通しており、第22連絡通路484における、各第25回収孔482と第26回収集合孔483との距離は、それぞれ同じとなっている。また、各第25回収孔482と第26回収集合孔483との流路抵抗は、それぞれ同じとなっている。なお、各第25回収孔482と第26回収集合孔483との流路抵抗をそれぞれ同じとするよう、具体的には、各第25回収孔482と第26回収集合孔483との間の流路における屈曲部の数を同じとし、且つ、屈曲部の屈曲角度はすべて90度となっている。
第2プレート4の上方に位置し、第2プレート4と面接触する第3プレート5は、第24吹付孔481と連通する第33吹付孔581と、第26回収集合孔483と連通する第34回収孔582と、を備えている。そして、第34回収孔582は、ガス回収路71を介してガス回収部7に接続され、第33吹付孔581は、ガス供給路61を介してガス供給部6に接続されている。
前記構成のシャワープレート装置10によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)第1プレート3は、第1プレート3の各ガス吹付孔31と連通する1つの第12吹付集合孔37と、を備えており、第2プレート4は、第12吹付集合孔37と連通する第24吹付孔481と、第1プレート3の各ガス回収孔32と連通する第25回収孔482と、各第25回収孔482と連通する1つの第26回収集合孔483と、を備えており、第3プレート5は、第24吹付孔481と連通する第33吹付孔581と、第26回収集合孔483と連通する第34回収孔582と、を備えており、第33吹付孔581とガス供給部6とが接続され、第34回収孔582とガス回収部7とが接続されているので、複数のプレートに亘るガス供給ライン及びガス回収ラインを簡単な構成で形成することができる。
(2)第1プレート3の各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37とは、第1プレート3内に形成された第12連絡通路38によって連通しており、第12連絡通路38における、各ガス吹付孔31と第12吹付集合孔37との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第12連絡通路38において、第12吹付集合孔37からガス吹付孔31へのガス供給を、均一に行うことができる。
(3)各第25回収孔482と第26回収集合孔483とは、第2プレート4内に形成された第22連絡通路484によって連通しており、第22連絡通路484における、各第25回収孔482と第26回収集合孔483との距離及び流路抵抗は、それぞれ同じとなっているので、第22連絡通路484において、第25回収孔482から第26回収集合孔483へのガス回収を、均一に行うことができる。
上記実施形態では、シャワープレート2は、3つのプレート3〜5を備えているが、シャワープレート2が備えるプレートの数は3に限定されず、シャワープレート2は2以上の複数のプレートを備えることができる。また、上記実施形態では、吹付のための連絡通路と回収のための連絡通路とが異なるプレートに形成されているが、同じプレートに形成されても良い。ただし、各プレートにおいて、吹付のための連絡通路と回収のための連絡通路とが交差しない方が好ましく、その場合、各プレートには、吹付のための連絡通路又は回収のための連絡通路のいずれか一方のみが形成される。その結果、シャワープレート2が備えるプレートの数は、3以上の奇数となることが好ましい。
第1所定間隔L1及び第2所定間隔L2は、ガス吹付孔31の径、ガス回収孔32の径、ガス吹付孔31からの吹付圧、吹付量、及び、ガス回収孔32への回収圧、回収量に基づき、適宜設定されるが、ガス吹付孔31の径とガス回収孔32の径とが等しく、ガス吹付孔31からの吹付圧及び量と、ガス回収孔32への回収圧及び量とが、それぞれ等しい場合、第1所定間隔L1と第2所定間隔L2とは等しくなるよう設定される。また、第3所定間隔L3は、ガス吹付孔31からの吹付圧、吹付量、ガス回収孔32への回収圧、回収量、及び、基板11の移動速度に基づき、適宜設定されるが、通常、第1所定間隔L1及び第2所定間隔L2より大きくなるよう設定される。
上記実施形態では、シャワープレート2は移動する基板11に対してガスを吹き付け、回収するようになっているが、基板11は移動しなくても良い。基板11が移動しない場合には、ガス吹付孔31とガス回収孔32とは、例えばX方向及びY方向に沿って、交互に配置されることが好ましい。
上記実施形態では、1つの連絡通路は、1つのプレート内に形成されているが、複数のプレートに亘って形成されても良い。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、上記実施形態に対して各種変形及び変更を行うことも可能である。
本発明では、基板にガスを均一に吹き付け、且つ、吹き付けられたガスを効率的に回収できる、シャワープレート装置を提供できるので、産業上の利用価値が大である。
2 シャワープレート
3 第1プレート
31 ガス吹付孔 32 ガス回収孔 33 第1傾斜溝 34 第2傾斜溝
35 第11回収集合孔 36 第11連絡通路
37 第12吹付集合孔 38 第12連絡通路
4 第2プレート
41 第2吹付孔 42 第2回収孔 43 第2回収集合孔 44 第2連絡通路
45 第2吹付集合孔 46 第4連絡通路
471 第21吹付孔 472 第22回収孔 473 第23吹付集合孔
474 第21連絡通路
481 第24吹付孔 482 第25回収孔 483 第26回収集合孔
484 第22連絡通路
5 第3プレート
51 第3吹付孔 52 第3回収孔 53 第3吹付集合孔 54 第3連絡通路
55 第3回収集合孔 56 第5連絡通路
571 第31回収孔 572 第32吹付孔
581 第33吹付孔 582 第34回収孔
6 ガス供給部
61 ガス供給路 611 形成壁
7 ガス回収部
71 ガス回収路 711 形成壁
8 シール部材 9 シール部材
10 シャワープレート装置
11 基板
12 ボックス
12a 側壁 12b 床板 12c 孔 12d スリット
13 チャンバー
14 支柱
15 反応室
16 搬送ローラ

Claims (8)

  1. 基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置であって、
    前記シャワープレート装置は、ガスを吹き付けるシャワープレートを備えており、
    前記シャワープレートは、複数のプレートを備えており、
    前記複数のプレートは、隣り合うプレート同士がシール部材を介して互いに面接触するよう積層されており、
    最も基板側の第1プレートには、複数のガス吹付孔及び複数のガス回収孔が形成されており、
    前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
    さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
    前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第2吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第2回収孔と、前記各第2回収孔と連通する1つの第2回収集合孔と、を備えており、
    前記第3プレートは、前記各第2吹付孔と連通する第3吹付孔と、前記第2回収集合孔と連通する第3回収孔と、前記各第3吹付孔と連通する1つの第3吹付集合孔と、を備えており、
    前記第3吹付集合孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第3回収孔と前記ガス回収部とが接続されており、
    前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートにおける、各吹付孔と吹付集合孔、及び、各回収孔と回収集合孔とは、プレートに加工された溝状の連絡通路によって連通しており、
    各吹付孔と吹付集合孔とを連通する連絡通路と、各回収孔と回収集合孔とを連通する連絡通路とは、異なるプレートに形成されていることを特徴とする、シャワープレート装置。
  2. 基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置であって、
    前記シャワープレート装置は、ガスを吹き付けるシャワープレートを備えており、
    前記シャワープレートは、複数のプレートを備えており、
    前記複数のプレートは、隣り合うプレート同士がシール部材を介して互いに面接触するよう積層されており、
    最も基板側の第1プレートには、複数のガス吹付孔及び複数のガス回収孔が形成されており、
    前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
    さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
    前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第2吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第2回収孔と、前記各第2吹付孔と連通する1つの第2吹付集合孔と、を備えており、
    前記第3プレートは、前記第2吹付集合孔と連通する第3吹付孔と、前記各第2回収孔と連通する第3回収孔と、前記各第3回収孔と連通する1つの第3回収集合孔と、を備えており、
    前記第3吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第3回収集合孔と前記ガス回収部とが接続されており、
    前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートにおける、各吹付孔と吹付集合孔、及び、各回収孔と回収集合孔とは、プレートに加工された溝状の連絡通路によって連通しており、
    各吹付孔と吹付集合孔とを連通する連絡通路と、各回収孔と回収集合孔とを連通する連絡通路とは、異なるプレートに形成されていることを特徴とする、シャワープレート装置。
  3. 基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置であって、
    前記シャワープレート装置は、ガスを吹き付けるシャワープレートを備えており、
    前記シャワープレートは、複数のプレートを備えており、
    前記複数のプレートは、隣り合うプレート同士がシール部材を介して互いに面接触するよう積層されており、
    最も基板側の第1プレートには、複数のガス吹付孔及び複数のガス回収孔が形成されており、
    前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
    さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
    前記第1プレートは、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する1つの第11回収集合孔、を備えており、
    前記第2プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する第21吹付孔と、前記第11回収集合孔と連通する第22回収孔と、前記各第21吹付孔と連通する1つの第23吹付集合孔と、を備えており、
    前記第3プレートは、前記第22回収孔と連通する第31回収孔と、前記第23吹付集合孔と連通する第32吹付孔と、を備えており、
    前記第32吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第31回収孔と前記ガス回収部とが接続されており、
    前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートにおける、各吹付孔と吹付集合孔、及び、各回収孔と回収集合孔とは、プレートに加工された溝状の連絡通路によって連通しており、
    各吹付孔と吹付集合孔とを連通する連絡通路と、各回収孔と回収集合孔とを連通する連絡通路とは、異なるプレートに形成されていることを特徴とする、シャワープレート装置。
  4. 基板の表面にガスを吹き付ける、シャワープレート装置であって、
    前記シャワープレート装置は、ガスを吹き付けるシャワープレートを備えており、
    前記シャワープレートは、複数のプレートを備えており、
    前記複数のプレートは、隣り合うプレート同士がシール部材を介して互いに面接触するよう積層されており、
    最も基板側の第1プレートには、複数のガス吹付孔及び複数のガス回収孔が形成されており、
    前記シャワープレート装置は、基板側から順に、前記第1プレート、第2プレート、第3プレートを備えており、
    さらに、ガスを供給するガス供給部と、ガスを回収するガス回収部と、を備えており、
    前記第1プレートは、前記第1プレートの前記各ガス吹付孔と連通する1つの第12吹付集合孔、を備えており、
    前記第2プレートは、前記第12吹付集合孔と連通する第24吹付孔と、前記第1プレートの前記各ガス回収孔と連通する第25回収孔と、前記各第25回収孔と連通する1つの第26回収集合孔と、を備えており、
    前記第3プレートは、前記第24吹付孔と連通する第33吹付孔と、前記第26回収集合孔と連通する第34回収孔と、を備えており、
    前記第33吹付孔と前記ガス供給部とが接続され、前記第34回収孔と前記ガス回収部とが接続されており、
    前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートにおける、各吹付孔と吹付集合孔、及び、各回収孔と回収集合孔とは、プレートに加工された溝状の連絡通路によって連通しており、
    各吹付孔と吹付集合孔とを連通する連絡通路と、各回収孔と回収集合孔とを連通する連絡通路とは、異なるプレートに形成されていることを特徴とする、シャワープレート装置。
  5. 前記シャワープレート装置は、移動する前記基板に対してガスを吹き付けるようになっており、
    前記第1プレートには、前記ガス吹付孔が、前記基板の移動方向に対して直交する方向に沿って、第1所定間隔を有して配列されて、ガス吹付孔列を形成しており、また、前記ガス回収孔が、前記基板の移動方向に対して直交する方向に沿って、第2所定間隔を有して配列されて、ガス回収孔列を形成しており、
    前記ガス吹付孔列と前記ガス回収孔列とが、前記基板の移動方向に沿って、第3所定間隔を有して交互に配置されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載のシャワープレート装置。
  6. 前記第1プレートには、前記各ガス吹付孔列を囲むように第1傾斜溝が形成されており、また、前記各ガス回収孔列を囲むように第2傾斜溝が形成されている、請求項5記載のシャワープレート装置。
  7. 前記連絡通路における、前記各吹付孔と前記吹付集合孔との距離は、それぞれ同じとなっており、また、前記各回収孔と前記回収集合孔との距離は、それぞれ同じとなっており、
    前記シール部材は、前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートと外寸が同形のシート形状を有しており、当接する前記第1プレート、前記第2プレート、前記第3プレートの表面に形成された孔や溝と同じ形状の孔が形成されている請求項1〜6のいずれか1つに記載のシャワープレート装置。
  8. 前記シャワープレート装置は、前記基板の側方及び下方を囲むボックスを備えており、
    前記シャワープレートは、前記ボックスの上壁を構成している、請求項1〜7のいずれか1つに記載のシャワープレート装置。
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