JP5871851B2 - インクジェットヘッドの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents
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電圧源31からLCR回路30に、図15に示すDRC波形のパルス信号51を印加する。因みに、DRC波形は、DRCRP波形から第2のパルスであるダンピングパルスDPを省略した波形である。パルス信号51は、吐出パルスSPのパルス幅Tsが2.3μsであり、サテライト除去パルスCPのパルス幅が1.85μsであり、吐出パルスSPとサテライト除去パルスCPとの間隔Tw1が3.25μsである。LCR回路32にパルス信号51を印加したときのインダクタLの両端電圧の変化、すなわち圧力変化を図15の波形52で示し、回路電流の変化、すなわち流速変化を図15の波形53で示す。
例えば前記実施形態は、図1〜図3に示す構造のインクジェットヘッド1に対する駆動装置及び駆動方法として説明したが、他の構造のインクジェットヘッドに対する駆動装置及び駆動方法としても同様に適用できるものである。例えば、本実施形態は、各ノズルを時分割で駆動するインクジェットヘッドに対しても適用可能である。
Claims (13)
- インクが収容される圧力室に対応して設けられるアクチュエータに、駆動パルスとして、前記圧力室の容積を拡張させた後に元に戻す第1のパルスを印加し、続いて、前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第2のパルスを印加して、前記アクチュエータで対応する前記圧力室に圧力振動を与え、前記圧力室に連通するノズルからインク液滴を吐出させるインクジェットヘッドの駆動方法において、
前記第2のパルスは、当該第2のパルスがオンしたことによって、前記第1のパルスがオンしたときに前記圧力室に生じる前記圧力振動の振幅と同じ振幅が第2の時点で引き起こされる第1の時点でオンし、
前記第2の時点は、前記第1の時点の後で前記圧力室内のノズル近傍のインクの流速がゼロとなる時点であり、前記第2のパルスは、前記第2の時点でオフすることを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。 - 前記駆動パルスとして、前記第1のパルスと前記第2のパルスとの間に、前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第3のパルスを印加することを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッドの駆動方法。
- 前記第3のパルスを、前記圧力室の圧力がゼロとなるタイミンクでオンし、その後の再びゼロとなるタイミングでオフすることを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッドの駆動方法。
- 前記第3のパルスを、インクの液柱がノズルから分離する直前のタイミングでオンし、その後インクの液柱がノズルから分離し終えたタイミングでオフすることを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッドの駆動方法。
- インクが収容される圧力室に対応して設けられるアクチュエータに、駆動パルスとして、前記圧力室の容積を拡張させた後に元に戻す第1のパルスを印加し、続いて、前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第2のパルスを印加して、前記アクチュエータで対応する前記圧力室に圧力振動を与え、前記圧力室に連通するノズルからインク液滴を吐出させるインクジェットヘッドの前記ノズルから吐出するインク液滴の数を前記駆動パルスの数で変化させることで階調印字を行うインクジェットヘッドの駆動方法において、
前記駆動パルスは、
前記第1のパルスと前記第2のパルスとを順に組み合わせたDRP波形と、前記第1のパルスと前記第2のパルスとの間に前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第3のパルスを印加することで前記第1のパルスと前記第3のパルスと前記第2のパルスとを順に組合せたDRCRP波形と、で構成され、
最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルスは、前記DRCRP波形であることを特徴とするインクジェットヘッドの駆動方法。 - 前記インクジェットヘッドが、複数の圧力室にそれぞれ対応して複数のアクチュエータを設けたマルチノズルインクジェットヘッドである場合、少なくとも前記最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルスのオン,オフのタイミングを前記アクチュエータ間で一致させることを特徴とする請求項5記載のインクジェットヘッドの駆動方法。
- 前記インクジェットヘッドが、複数の圧力室にそれぞれ対応して複数のアクチュエータを設けたマルチノズルインクジェットヘッドである場合、前記各アクチュエータにそれぞれ印加される前記駆動パルスのオン,オフのタイミングを前記アクチュエータ間で一致させることを特徴とする請求項5記載のインクジェットヘッドの駆動方法。
- インクが収容される圧力室に対応して設けられるアクチュエータに、駆動パルスとして、前記圧力室の容積を拡張させた後に元に戻す第1のパルスを印加し、続いて、前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第2のパルスを印加して、前記アクチュエータで対応する前記圧力室に圧力振動を与える駆動信号発生部を備え、前記圧力室に連通するノズルからインク液滴を吐出させるインクジェットヘッドの駆動装置において、
前記駆動信号発生部は、前記第2のパルスを、当該第2のパルスがオンしたことによって、前記第1のパルスがオンしたときに前記圧力室に生じる前記圧力振動の振幅と同じ振幅が第2の時点で引き起こされる第1の時点でオンし、前記第2の時点は、前記第1の時点の後で前記圧力室内のノズル近傍のインクの流速がゼロとなる時点であり、前記駆動信号発生部は、前記第2のパルスを、前記第2の時点でオフすることを特徴とするインクジェットヘッドの駆動装置。 - 前記駆動信号発生部は、
前記駆動パルスとして、前記第1のパルスと前記第2のパルスとの間に、前記圧力室の容積を収縮させた後に元に戻す第3のパルスを印加することを特徴とする請求項8記載のインクジェットヘッドの駆動装置。 - 前記駆動信号発生部は、
前記第3のパルスを、前記圧力室の圧力がゼロとなるタイミンクでオンし、その後の再びゼロとなるタイミングでオフすることを特徴とする請求項9記載のインクジェットヘッドの駆動装置。 - 前記駆動信号発生部は、
前記第3のパルスを、インクの液柱がノズルから分離する直前のタイミングでオンし、その後インクの液柱がノズルから分離し終えたタイミングでオフすることを特徴とする請求項9記載のインクジェットヘッドの駆動装置。 - 前記駆動信号発生部は、
前記ノズルから吐出するインク液滴の数を変化させることで階調印字を行う場合、最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルス以外は、前記第1のパルスと前記第2のパルスとを順に組み合わせた駆動パルスを印加し、前記最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルスは、前記第1のパルスと前記第3のパルスと前記第2のパルスとを順に組合せた駆動パルスを印加することを特徴とする請求項9乃至11のうちいずれか1記載のインクジェットヘッドの駆動装置。 - 前記駆動信号発生部は、
最大階調値の画素を形成するための駆動パルスとして、最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルス以外を前記第1のパルスと前記第2のパルスとを順に組み合わせた駆動パルスとし、前記最終のインク液滴を吐出させるための駆動パルスを前記第1のパルスと前記第3のパルスと前記第2のパルスとを順に組合せた駆動パルスとする基準駆動波形生成部と、
前記ノズルから吐出するインク液滴の数に応じて、前記基準駆動波形生成部で生成される駆動パルスの通過区間を選択する通過区間選択回路と、
を備えたことを特徴とする請求項12記載のインクジェットヘッドの駆動装置。
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